JP2004348354A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣幅の異なる複数の紙幣の識別を安定して正確に行うことができる紙幣処理装置を提供する。
【解決手段】紙幣投入口2を、紙幣幅の異なる複数の紙幣X、Yの各紙幣幅に対応して複数形成するとともに、該複数の紙幣投入口(第一の紙幣投入口3及び第二の紙幣投入口4)に連通する複数の紙幣搬送路(第一の紙幣搬送路6及び第二の紙幣搬送路7)を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路8に合流させるとともに、該一本の紙幣搬送路8の各端部に各紙幣幅に対応したガイド溝(第一のガイド溝9及び第二のガイド溝10)を上下に重ねて形成するようにしている。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機、両替機、ゲーム機器等の内部に配設される紙幣処理装置に関し、特に、紙幣幅の異なる複数の紙幣をスタッカーへ収容する紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機、両替機、ゲーム機器等(以下、「自動販売機等」という。)の各機器本体内には、一般に、紙幣挿入口から挿入された紙幣を紙幣搬送路に沿って案内するとともに、該紙幣の案内途中で紙幣の真偽を識別し、真券と識別された紙幣をさらに紙幣搬送路の下流のスタッカーへ案内し該スタッカー内に収容する紙幣処理装置が装着されている。
【0003】
この従来の紙幣処理装置には、複数種類の紙幣を処理するタイプの紙幣処理装置、具体的には、紙幣幅の異なる複数の紙幣を処理するタイプの紙幣処理装置がある。
【0004】
このタイプの従来の紙幣処理装置は、通常、一つの紙幣投入口と、該紙幣投入口に連通して配設された一本の紙幣搬送路と、該紙幣搬送路の最下流に配設された一つのスタッカーとを具えている。
【0005】
このうちの紙幣投入口は、その入口幅が、通常、紙幣幅の異なる紙幣のうち最も紙幣幅の広い紙幣の紙幣幅より若干大きい値に設定されている。また、紙幣搬送路は、その幅が、通常、上記紙幣幅の異なる紙幣のうち最も紙幣幅の大きい種類の紙幣の紙幣幅より若干大きい値に設定されている。また、この紙幣搬送路の途中には紙幣の真偽を識別する識別センサが配設されている。
【0006】
このような構造の従来の紙幣処理装置では、ある紙幣幅を有する紙幣が紙幣投入口から投入され、該紙幣の先端が紙幣搬送路上流に案内されると、搬送ベルトからなる紙幣搬送手段を駆動して該紙幣を紙幣搬送路に沿ってその下流へ案内する。また、紙幣搬送路に沿って案内されている紙幣が識別センサに達すると、該識別センサによって該紙幣幅の紙幣が真券であるか否かの識別を行う。そして、この紙幣が真券であると識別した場合には、紙幣搬送手段の前記駆動を継続して、さらに紙幣搬送路の下流へ案内し、その後、紙幣押圧手段の動作によってスタッカー内に収容する。
一方、前記識別センサによって紙幣が偽券と識別された場合には、紙幣搬送手段を逆駆動して該紙幣を紙幣搬送路の上流へ案内し、紙幣投入口から返却する。
【0007】
また、このような動作を行う従来の紙幣処理装置では、紙幣幅が異なる複数種類の紙幣のうち、いずれの紙幣幅を有する紙幣が投入される場合であっても、これら各種紙幣を、上述した一つの紙幣投入口で受け入れ、該紙幣を同一の紙幣搬送路によって案内し、そして同一の識別センサによって各真偽を識別し、その後、真券と識別した各種紙幣を同一のスタッカー内に収容するようにしている。
【0008】
言い換えると、従来の紙幣処理装置では、紙幣幅の異なる複数の紙幣を、共通なる一つの紙幣投入口、共通なる一つの紙幣搬送路、及び共通なる一つの識別手段を用いるとともに、各種の真券を共通なる一つのスタッカー内に収容するようにしている。
【0009】
なお、この従来の紙幣処理装置では、上述したように前記紙幣投入口の入口幅は、紙幣幅が最も広い紙幣の該紙幣幅を基準として該紙幣幅より若干大きい値に形成されているから、紙幣幅が最も広い紙幣を投入された場合にも、該紙幣幅が最も広い紙幣は紙幣投入口に円滑に受入れられる。また、上述したように紙幣搬送路の幅は、紙幣幅が最も広い紙幣の紙幣幅を基準として該紙幣幅より若干大きい値に形成されているから、紙幣幅が最も広い紙幣は、紙幣搬送路内を該紙幣搬送路に沿って円滑に案内される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の紙幣処理装置では、その紙幣搬送路の幅を、紙幣処理装置が取り扱う複数種類のうちの最も紙幣幅の広い紙幣の紙幣幅を基準として、該最も広い紙幣幅より若干広い値に設定しているから、該最も広い紙幣幅以外の紙幣幅を有する各種紙幣が、それぞれ、紙幣搬送路内でその幅方向に移動しやすく、そのため該最も広い紙幣幅以外の紙幣幅を有する各種紙幣について、その識別ライン(識別対象となる各種紙幣上のライン)が安定せずに真偽の識別結果に誤りが生じることがあるという問題があった。
【0011】
上述した事情に鑑み、本願発明は、紙幣幅の異なる複数の紙幣の識別を安定して正確に行うことができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本願発明は、紙幣投入口を介し投入された紙幣幅の異なる複数の紙幣を紙幣搬送路に沿って搬送するとともに、搬送された紙幣の真偽を識別手段によって識別し、真券と判断した紙幣をスタッカー内に収容させるようにした紙幣処理装置において、前記紙幣投入口を、前記紙幣幅の異なる複数の紙幣の各紙幣幅に対応して複数形成するとともに、該複数の紙幣投入口に連通する複数の紙幣搬送路を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路に合流させるとともに、該一本の紙幣搬送路の幅方向各端部に前記各紙幣幅に対応したガイド溝を上下に重ねて形成するようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の紙幣処理装置について詳述する。
図1は、この発明の紙幣処理装置1の概念側面図である。
この発明の実施例の紙幣処理装置1は、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yを処理するタイプの紙幣処理装置である。この紙幣処理装置1は、該二種類の紙幣X、Yを受入れる紙幣投入口2と、該紙幣投入口2から投入された該二種類の紙幣X、Yを搬送するL字形状の紙幣搬送路5と、該紙幣搬送路5の下流に配設され、二種類の紙幣X、Yを収容する一つのスタッカー41とを具えている。
【0014】
このうち、紙幣投入口2は、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yの各紙幣幅W、U(図示しない)に対応して、第一の紙幣投入口3と、第二の紙幣投入口4を具えている。
このうちの第一の紙幣投入口3は、その入口幅が、二種類の紙幣X、Yのうち、狭い紙幣幅Wを有する紙幣Xの紙幣幅Wを基準とし、該紙幣幅Wより若干大きい値に設定されている。また、第二の紙幣投入口4は、その入口幅が、二種類の紙幣X、Yのうち広い紙幣幅Uを有する紙幣Yの紙幣幅Uを基準とし、該紙幣幅Uより若干大きい値に設定されている。
【0015】
また、紙幣搬送路5は、第一の紙幣投入口3に連通する第一の紙幣搬送路6と、第二の紙幣投入口4に連通する第二の紙幣搬送路7とを具えている。
【0016】
この第一の紙幣搬送路6と第二の紙幣搬送路7は、図1で示すように、それぞれ断面L字形状の紙幣搬送路である。また、この第一の紙幣搬送路6と第二の紙幣搬送路7は、図1のAA概念拡大図である図2で示すように、いずれも、その幅方向中央部が、共通なる一本の紙幣搬送路8に合流している。
また、その一本の紙幣搬送路8の幅方向各端部には、前記各紙幣幅W、Uにそれぞれ対応して第一ガイド溝9、第二ガイド溝10が上下に重ねて形成されている。
そして、第一の紙幣搬送路6は、一対の第一のガイド溝9と一本の紙幣搬送路8とによって形成されるとともに、一対の第一のガイド溝9間に形成されるその搬送路幅は、紙幣Xの紙幣幅Wに対応して該紙幣幅Wより若干大きい値に設定されている。
また、第二の紙幣搬送路7は、一対の第二のガイド溝10と一本の紙幣搬送路8とによって形成されるとともに、その搬送路幅は紙幣Yの紙幣幅Uに対応して該紙幣幅Uより若干大きい値に設定されている。
【0017】
また、各第一のガイド溝9と各第二のガイド溝10は一つのガイド部材60に形成されており、ガイド部材60は一対配設されている。また各第一のガイド溝9内には、それぞれ第一の回動レバー16(後述)の一端が突出しており、各第二のガイド溝10内には、それぞれ第二の回動レバー17(後述)の一端が突出している。なお、各第一の回動レバー16は、その中央部分によって装置本体50(図1)に対し回動自在に支承されている。また、各第二の回動レバー17は、その中央部分によって装置本体50(図1)に対し回動自在に支承されている。
【0018】
また、図1及び図2で示すように、紙幣投入口2直後の幣搬送路3には、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yの投入を検出する入口センサ18が配設されている。
【0019】
この入口センサ18は、一対の第一の入口センサ19と、一対の第二の入口センサ20とを具えている。
【0020】
このうち、各第一の入口センサ19は、第一の紙幣搬送路6の両端に形成されている。また各第一の入口センサ19は、発光素子と、該発光素子と一定の間隔を隔てて対向する受光素子とからなる断面コの字形状のセンサである。また各第二の入口センサ19は、発光素子と、該発光素子と一定の間隔を隔てて対向する受光素子とからなる断面コの字形状のセンサである。
【0021】
また、第一の回動レバー16及び第一の入口センサ19と、第二の回動レバー17と第二の入口センサ20とは、図2で示すように、各紙幣X、Yの紙幣幅W、Uにそれぞれ対応して配置されており、第一の回転レバー16の中心線L1と、第二の回転レバー17の中心線L2は、同一直線上に配置されてはいない。
【0022】
また、図1の紙幣搬送路6には、入口センサ18の下流に、無端の紙幣搬送ベルト22からなる紙幣搬送手段21が配設されている。この紙幣搬送手段21は、紙幣搬送路8に沿って張設されている前記紙幣搬送ベルト22と、該紙幣搬送ベルト22を回動させるプーリ23、24、25と、これらプーリ23、24、25に駆動力を与える図示せぬ搬送モータとから構成されている。
【0023】
また、図1のBB拡大断面図である図3に示すように紙幣搬送路8には紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yの各真偽を識別する識別手段31が配設されている。この識別手段31は複数のセンサ32から構成されている。
【0024】
また、図1の紙幣搬送路の最下流には、図1のCC拡大概念断面図である図4のように、紙幣搬送路5の上流から配設されている上記各ガイド部材60が延設されている。この各ガイド部材60には、前記第一のガイド溝9と前記第二のガイド溝10とがそれぞれ延設されており、これにより、一対の第一のガイド溝9間には、搬送路幅が紙幣Xの紙幣幅Wに対応して該紙幣幅Wより若干大きい値に設定された上記第一の紙幣搬送路6が形成されるとともに、一対の第二のガイド溝10間には、搬送路幅が紙幣Yの紙幣幅Uに対応して該紙幣幅Uより若干大きい値に設定された上記第二の紙幣搬送路7が形成されている。
【0025】
なお、第一の紙幣搬送路6と第二の紙幣搬送路7の各幅中央部において合流形成されていた一本の紙幣搬送路8は、該一本の紙幣搬送路8を構成しているシュート8a、8bが取り除かれ、これによりスタッカー41内部とスタッカー41正面にある紙幣押圧手段44とに向け開放されている。
【0026】
次に、上述した紙幣搬送装置1の動作を説明し、併せて構成をより詳細に説明する。
図2で示すように、この紙幣搬送装置1では初期状態において、第一の紙幣搬送路6に各第一の回転レバー16の一端が突出している。また各第一の回転レバー16の他端は、第一の入口センサ19内に配置されてその発光素子及び受光素子間を遮光しており、この遮光により第一の紙幣搬送路6に投入紙幣がないことを検知している。
【0027】
この初期状態において、図1の矢印Dで示すようにで示すように、紙幣幅の狭い紙幣Xを第一の紙幣投入口34から紙幣Xを投入する。すると、第一の紙幣投入口3はその入口幅が、紙幣Xの紙幣幅Wより若干広い値に設定されているから、紙幣Xは第一の紙幣投入口3から円滑に投入される。
【0028】
また紙幣Xが投入されると、紙幣Xの先端は、第一の紙幣搬送路6に案内される。そして、その紙幣Xの先端が第一の回転レバー16に達すると、図5で示すように、該第一の回転レバー16がその中央部分を中心に一方向に回転し、これにより第一の回転レバー16の前記一端が第一の紙幣搬送路6から一部退避するとともに、第一の回転レバー16の前記他端が第一の入口センサ19の前記遮光を解除する。また、第一の入口センサ19は、その遮光の解除により第一の紙幣搬送路6に投入紙幣があることを検知する。
なお、図5は、紙幣処理装置1の動作を示す拡大概念断面図であり、特に、紙幣Xが第一の紙幣搬送路の第一の回転レバーに達した様子を示す図である。
【0029】
また、第一の入口センサ19によって投入紙幣があると検知されると、図1の紙幣搬送手段21の前記駆動モータが駆動し、これにより紙幣搬送ベルト22がプーリ23、24、25を介して一方向に回転する。そのため、紙幣Xは紙幣搬送ベルト22によって第一の紙幣搬送路6の下流へ向け案内される。
なお、紙幣Xが第一の紙幣搬送路6を搬送される際、紙幣Xの幅方向両端部は、第一の一対のガイド溝9内を該第一の一対のガイド溝9に沿って案内され、また、紙幣Xの幅方向略中央部は、紙幣搬送路8内を該紙幣搬送路8に沿って案内される。また、第一の紙幣搬送路6の幅は、紙幣Xの紙幣幅Wを基準とし該紙幣幅Wより若干広い値に設定されているから、案内される紙幣Xが第一の紙幣搬送路6内で詰まることはない。なお、図5及び図1の符号26、27は、紙幣搬送ベルト22による紙幣の搬送力を補強する従動ローラである。
【0030】
また、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Xが識別手段に達した様子を示す図6で示すように、案内された紙幣Xが識別センサ32に達すると、紙幣Xの真偽が識別される。このとき、紙幣Xを案内している第一の紙幣搬送路6は、その幅が、紙幣Xの紙幣幅Wを基準とし、該紙幣幅Wより若干広い値に設定されているから、紙幣Xが第一の紙幣搬送路6内でその搬送路幅方向に動く虞は従来に比し可及的に防止される。
【0031】
したがって、識別センサ32によって紙幣Xを識別する際の各紙幣Xの識別ラインが可及的に安定した一定ラインになるので、従来の紙幣処理装置に比し、紙幣Xの識別結果に誤りが生じることは可及的に防止される。
【0032】
また、この識別センサ32による紙幣Xの真偽の識別において紙幣が紙幣Xの真券と判断された場合には、紙幣搬送手段の駆動を継続して、さらに紙幣Xを第一の紙幣搬送路6の下流に案内する。なお、紙幣Xの後端が第一の回転レバー16を通過すると、第一の回転レバー16はその中心部分を中心として他方向に回転して図2の初期位置に復帰する。
【0033】
一方、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Xが第一の紙幣搬送路の最下流に達した様子を示す図7のように、紙幣Xが第一の紙幣搬送路4の最下流に案内された場合には、紙幣Xの幅方向両端は一対の第一のガイド溝9内にそれぞれ配置され、また紙幣Xの幅方向中央部は紙幣搬送路8内に配置される。
また、この第一の紙幣搬送路6の最下流には、該第一の紙幣搬送路6を挟んでスタッカー41と対向する位置に、紙幣押圧手段44の押圧部44aが配置されており、紙幣Xが上記最下流の一定位置に達すると、紙幣搬送手段21の前記駆動モータの駆動が停止され、これにより搬送ベルト22による紙幣Xの搬送が停止する。そして次に、図1の紙幣押圧手段44が駆動されると、図8で示すように紙幣押圧手段44の押圧部44aが紙幣Xの紙幣幅方向略中央部をスタッカー41側に押圧するので、紙幣Xの紙幣幅方向中央部は紙幣搬送路8を脱出してスタッカー41側に移動し、また紙幣Xの搬送路幅方向両端も一対の第一のガイド溝9からそれぞれ徐々に脱出してスタッカー41側に移動する。
そして図9で示すように最終的には紙幣X全体がスタッカー41内に収容される。
なお、図9で示すように紙幣Xがスタッカー41に収容されると、紙幣押圧手段44の押圧部44aは図7に示す初期位置に復帰する。
なお、上記図7及び図9は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図である。また、図7乃至図9、及び後述する図12乃至図15等における符号42は、スタッカー41に収容した紙幣X、Yを紙幣搬送路8側へ付勢するコイルバネであり、符号43はコイルバネ42によって紙幣X、Yを直接押圧するプレートである。また、上記紙幣押圧手段44は、周知のパンタグラフ構造であるから、その詳細な構造や動作の説明は省略する。
【0034】
また、この紙幣処理装置1では、第一の紙幣搬送路6の最下流においても、第一の紙幣搬送路6の幅が、紙幣Xの紙幣幅Wを基準とし該紙幣幅Wより若干広い値に設定されているから、紙幣Xが第一の紙幣搬送路6の最下流に配置された場合にも、該紙幣Xが第一の紙幣搬送路6内でその幅方向に動く虞は可及的に防止される。
【0035】
したがって、紙幣Xは、確実にその紙幣幅方向中央部分が押圧されることとなって、紙幣Xはスタッカー41に確実に収容される。したがって、本願発明の紙幣処理装置1によると、複数紙幣X、Yを処理する従来の紙幣処理装置における紙幣収容処理の問題、すなわち、従来、紙幣搬送路5はその幅が紙幣Xより紙幣幅の広い各種紙幣(例えば紙幣Y)の紙幣幅(例えば紙幣幅U)を基準として該紙幣幅より若干大きく形成されていたため、上記最も広い紙幣幅以外の紙幣幅を有する紙幣(例えば紙幣X)が紙幣搬送路5内でその幅方向に移動し、これにより紙幣押圧手段44の押圧部44aによって押圧しても紙幣Xの幅方向中央部を押圧することができず、スタッカー41内に紙幣Xを確実に収容できないことがあるという問題があったが、この問題を可及的に解決することができる。
【0036】
なお、上記識別手段31による紙幣Xの真偽識別の結果、偽券と識別された場合には、紙幣搬送手段21の前記駆動モータを逆転駆動して、これによりプーリ23、24、25を介し紙幣搬送ベルト22を逆回転させて、紙幣を第一の紙幣投入口3へ返却する。
【0037】
次に、紙幣幅の広い紙幣Yを投入した場合について説明する。
図2に示す上記初期状態においては、第二の紙幣搬送路7には各第二の回転レバー17の一端が突出している。また各第二の回転レバー17の他端は、第二の入口センサ20内に配置されてその発光素子及び受光素子間を遮光しており、この遮光により第二の紙幣搬送路に投入紙幣がないことを検知している。
【0038】
この初期状態において、図1の矢印Eで示すように、紙幣幅の広い紙幣Yを第二の紙幣投入口4から紙幣Yを投入する。すると、第二の紙幣投入口4は、その入口幅が紙幣Yの紙幣幅Uより若干広い値に設定されているから、紙幣Yは第二の紙幣投入口4から円滑に投入される。
【0039】
また紙幣Yが投入されると、紙幣Yの先端は、第二の紙幣搬送路7に案内される。そして、その紙幣Yの先端が、第二の回転レバー17に達すると、図10で示すように、該第二の回転レバー17が軸をその中央部分を中心に一方向に回転し、これにより第二の回転レバー17の先端が第二の紙幣搬送路7から一部退避するとともに、第二の回転レバー17の他端が第二の入口センサ20の前記遮光を解除する。また、第二の入口センサ20は、その遮光の解除により第二の紙幣搬送路7に投入紙幣があることを検知する。
なお、図10は、紙幣処理装置1の動作を示す拡大概念断面図であり、特に、紙幣Yが第二の紙幣搬送路の第二の回転レバーに達した様子を示す図である。
【0040】
また、第二の入口センサ20によって投入紙幣があると検知されると、図1の紙幣搬送手段21の前記駆動モータが駆動し、これにより紙幣搬送ベルト22がプーリ23、24、25を介して一方向に回転するので、紙幣Xは紙幣搬送ベルト22によって第二の紙幣搬送路7の下流へ向け案内される。
なお、紙幣Yは第二の紙幣搬送路7を搬送される際、紙幣Yの幅方向両端部は、第一の一対のガイド溝10内を該第一の一対のガイド溝10に沿って案内され、また、紙幣Yの幅方向略中央部は、紙幣搬送路8内を該紙幣搬送路8に沿って案内される。また、第二の紙幣搬送路7の幅が、紙幣Yの紙幣幅Uを基準とし該紙幣幅Uより若干広い値に設定されているから、案内される紙幣Yが第二の紙幣搬送路7内で詰まることはない。
【0041】
また、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Yが識別手段に達した様子を示す図11のように、案内された紙幣Xが識別センサ32に達すると、紙幣Yの真偽が識別される。このとき、紙幣Yを案内している第二の紙幣搬送路7は、その幅が、紙幣Yの紙幣幅Uを基準とし、該紙幣幅Uより若干広い値に設定されているから、紙幣Yが第二の紙幣搬送路7内でその搬送路幅方向に動く虞は可及的に防止される。したがって、識別センサ32によって紙幣Yを識別する際の各紙幣Yの識別ラインが可及的に安定した一定ラインになるので、紙幣Yの識別結果に誤りが生じることは可及的に防止される。
【0042】
また、この識別センサ32による紙幣Yの真偽の識別において、紙幣が紙幣Yの真券と判断された場合には、紙幣搬送手段21の駆動を継続して、さらに紙幣Yを第二の紙幣搬送路7の下流に案内する。なお、紙幣の後端が第二の回転レバー17を通過すると、第二の回転レバー17はその中心部分を中心として他方向に回転して図2の初期位置に復帰する。
【0043】
また、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Yが第二の紙幣搬送路の最下流に達した様子を示す図12のように、紙幣Yが第二の紙幣搬送路7の最下流に案内された場合には、紙幣Yの幅方向両端は、一対の第二のガイド溝10内に配置され、また、紙幣Yの幅方向中央部は紙幣搬送路8内に配置される。
【0044】
また、この第二の紙幣搬送路7の最下流には、該第二の紙幣搬送路7を挟んでスタッカー41と対向する位置に、紙幣押圧手段44の押圧部44aが配置されており、この紙幣Yが第二の紙幣搬送路7の最下流の前記一定位置に達すると、紙幣搬送手段21の前記駆動モータの駆動が停止され、これにより搬送ベルト22による紙幣Yの搬送が停止する。そして次に、図1の紙幣押圧手段44が駆動されると、図13で示すように、紙幣押圧手段44の押圧部44aが、紙幣Yの紙幣幅方向略中央部をスタッカー41側に押圧するので、紙幣Yの紙幣幅方向中央部は紙幣搬送路8を脱出してスタッカー41側に移動し、また紙幣Yの搬送路幅方向両端も一対の第二のガイド溝10からそれぞれ徐々に脱出してスタッカー41側に移動する。
そして、図14で示すように最終的には紙幣Y全体がスタッカー41内に収容される。なお、図14で示すように紙幣Yがスタッカー41内に収容されると、紙幣押圧手段44の押圧部44aは図12の初期位置に復帰する。
【0045】
なお、この紙幣処理装置1では、第二の紙幣搬送路7の最下流においても、第二の紙幣搬送路7の幅が、紙幣Yの紙幣幅Uを基準とし該紙幣幅Uより若干広い値に設定されているから、紙幣Yが第二の紙幣搬送路7の最下流に配置された場合にも、該紙幣Yが第二の紙幣搬送路7内でその幅方向に動く虞は可及的に防止される。したがって、幅の広い紙幣Yについても確実にその紙幣幅方向中央部分が押圧されることとなって、紙幣Yはスタッカー41に確実に収容されることとなる。
【0046】
なお、上記識別手段31による紙幣Yの真偽識別の結果、偽券と識別された場合には、紙幣搬送手段21の前記駆動モータを逆転駆動して、これによりプーリ23、24、25を介し紙幣搬送ベルト22を逆回転させて、紙幣を第二の紙幣投入口4へ返却する。
【0047】
またこのように、この紙幣処理装置1では、真券と識別された紙幣Xと紙幣Yを、図15で示すように次々に同一のスタッカー41に収容することができる。なお、上記図13乃至図15は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図である。
【0048】
以上で説明したように、この紙幣処理装置1では、紙幣投入口2を、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yの各紙幣幅W、Uに対応して二つ形成するとともに、該二つの紙幣投入口である第一の紙幣投入口3と第二の紙幣投入口4にそれぞれ連通する第一の紙幣搬送路6と第二の紙幣搬送路7とを、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路8に合流させ、該一本の紙幣搬送路8の幅方向各端部に前記各紙幣幅W、Uに対応した第一のガイド溝9と第二のガイド溝10とを上下に重ねて形成するようにしたから、最も広い紙幣幅Uの紙幣Yと同様に、該紙幣幅U以外の紙幣幅Wを有する紙幣Xが紙幣搬送路5内でその幅方向に動くことを、従来の紙幣処理装置に比し可及的に防止でき、そのため、紙幣幅U以外の紙幣幅Wの紙幣Xにおける識別ライン(識別対象となる各種紙幣上のライン)が安定する。したがって、この実施例の紙幣処理装置によると、紙幣幅異なる二種類の紙幣X、Yの識別を安定して正確に行うことができる。
【0049】
なお、この実施例の紙幣処理装置では、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yを処理する紙幣処理装置1について説明したが、この発明の紙幣処理装置は、紙幣幅の異なる二種類以上の紙幣を処理する紙幣処理装置に適用可能である。その場合には、紙幣投入口を、前記紙幣幅の異なる複数の紙幣の各紙幣幅に対応して複数形成するとともに、該複数の紙幣投入口に連通する該複数の紙幣搬送路を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路に合流させ、該一本の紙幣搬送路の幅方向各端部に前記各紙幣幅に対応したガイド溝を上下に重ねて形成するようにすればよい。また、そのようにすると、最も広い紙幣幅を有する紙幣と同様に、最も広い紙幣幅を有する紙幣以外の各種の紙幣についても紙幣搬送路内でその幅方向に移動することを防止できるから、該最も広い紙幣幅を有する紙幣以外の各種の紙幣についても、識別センサ32により検知される識別ラインを安定させて真偽識別を安定して確実に行うことができるとともに、紙幣押圧部44aにより確実に押圧してスタッカー41に確実に収容できる。
【0050】
たとえば、紙幣幅の異なる三種類の紙幣を処理する紙幣処理装置では、紙幣投入口2を前記紙幣幅の異なる三種類の紙幣の各紙幣幅に対応して三つ形成するとともに、該三つの紙幣投入口に連通する三つの紙幣搬送路を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路8に合流させ、該一本の紙幣搬送路8の幅方向各端部に前記各紙幣幅に対応したガイド溝を三段上下に重ねて形成すればよく、そのようにすると、最も広い紙幣幅を有する紙幣と同様に、最も広い紙幣幅を有する紙幣以外の二種類の紙幣が紙幣搬送路5内でその幅方向に移動することを防止できるから、該二種類の紙幣についても識別センサ32による真偽の識別を確実に行うことができるとともにスタッカー41に確実に収容することができる。
【0051】
また、この紙幣処理装置1では、第一のガイド溝9と第二のガイド溝10を同じガイド部材60に形成しているから、この各ガイド部材60を取り外し可能にすると、上記ガイド部材を上下シュート8a、8bから取り外し、各紙幣幅に応じたガイド溝が複数上下に重ねて配設された別の新たな各ガイド部材60を上下シュート8a、8bに装着することができる。またそのようにすると、新たな複数種類の紙幣幅の異なる紙幣を処理できる紙幣処理装置を製造することができる。
【0052】
例えば、上記第一のガイド溝9と上記第二のガイド溝10が形成された各ガイド部材60に代えて、上記二つの紙幣XとYとは紙幣幅が異なる別の二種類の紙幣を処理すべく、その各紙幣幅に応じて前記第一のガイド溝9とは別の第一のガイド溝と、前記第二のガイド溝10とは別の第二のガイド溝とが上下に重ねて形成された別の新たな各ガイド部材を上下シュート8a、8bに対し装着するようにすると、この紙幣幅の異なる新たな二種類の紙幣を処理できる紙幣処理装置を製造することができる。
また、三種類の紙幣幅の異なる紙幣を処理すべく、上記各ガイド部材60に代えて、各紙幣幅に応じて第一のガイド溝乃至第三のガイド溝が上下に重ねて形成された別の新たな各ガイド部材60を上下シュート8a、8bに対し装着するようにすると、三種類の紙幣幅の異なる紙幣を処理できる紙幣処理装置を新たに製造することができる。
【0053】
また、この紙幣処理装置1では、紙幣幅の異なる複数種類(上記実施例では二種類)の紙幣(上記実施例では紙幣Xと紙幣Y)の各幅方向略中央部を一本の紙幣搬送路8に案内するようにしているから、この紙幣搬送路8に紙幣搬送手段21を配置することにより、複数種類の紙幣(上記実施例では紙幣Xと紙幣Yの二種類の紙幣)における紙幣搬送手段を共通化することができ、そのため、紙幣搬送手段を紙幣の種類の数毎に配設する場合に比し、部品点数を少なくでき、これにより製造コストを低くすることができるとともに、紙幣処理装置1の構造を簡単にすることができる。
【0054】
また、この紙幣処理装置では、紙幣幅の異なる複数種類(上記実施例では二種類)の紙幣(上記実施例では紙幣Xと紙幣Y)の各幅方向略中央部を一本の紙幣搬送路8により案内するようにしているから、この紙幣搬送路8に紙幣識別手段13を配置することにより、複数種類の紙幣(上記実施例では紙幣Xと紙幣Yの二種類の紙幣)における紙幣識別手段31を共通化することができ、そのため、紙幣識別手段31を複数種類の数毎に配設する場合に比し部品点数を少なくでき、これにより製造コストを低くすることができるとともに紙幣処理装置の構造を簡単にすることができる。
【0055】
なお、上記実施例の紙幣処理装置では、第一の入口センサ19及び第二の入口センサ20を、それぞれ第一の回転レバー16及び第二の回転レバー17を用いたレバー方式のセンサとしたが、この発明の紙幣処理装置に用いる第一入口センサ19及び第二の入口センサ20は、上記レバー方式のセンサに限らず、例えば、光センサ方式のセンサから構成してもよいことはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の紙幣処理装置では、紙幣投入口を、紙幣幅の異なる複数の紙幣の各紙幣幅に対応して複数形成するとともに、該複数の紙幣投入口に連通する複数の通路を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路に合流させるとともに、該一本の紙幣搬送路の各端部に前記各紙幣幅に対応したガイド溝を上下に重ねて形成するようにしたから、紙幣幅の狭い紙幣が前記紙幣搬送路内で紙幣幅方向に動くことを可及的に防止でき、そのため、紙幣幅の狭い紙幣における識別ライン(識別対象となる各種紙幣上のライン)が安定する。したがって、この発明の紙幣処理装置によると、紙幣幅の異なる複数の紙幣の識別を安定して正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の紙幣処理装置の概念側面図。
【図2】図2は、図1のAA拡大概念断面図。
【図3】図3は、図1のBB拡大概念断面図。
【図4】図4は、図1のCC拡大概念断面図。
【図5】図5は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Xが第一の紙幣搬送路に配設された第一の回転レバーに達した様子を示す図。
【図6】図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Xが識別手段に達した様子を示す図。
【図7】図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Xが第一の紙幣搬送路の最下流に達した様子を示す図。
【図8】図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Xがスタッカー41側へ移動している様子を示す図。
【図9】図9は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Xがスタッカー内に収容された様子を示す図。
【図10】図10は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Yが第二の紙幣搬送路に配設された第二の回転レバーに達した様子を示す図。
【図11】図11は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大概念断面図であって、特に、紙幣Yが識別手段に達した様子を示す図。
【図12】図12は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Yが第二の紙幣搬送路の最下流に達した様子を示す図。
【図13】図13は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Yがスタッカー側へ移動している様子を示す図。
【図14】図14は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に紙幣Yがスタッカー内に収容された様子を示す図。
【図15】図15は、図1の紙幣処理装置の動作を示す拡大断面図であって、特に、紙幣幅の異なる二種類の紙幣X、Yがそれぞれ、複数枚ずつスタッカー内に収容された様子を示す図。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置
2…紙幣投入口
3、4…複数の紙幣投入口
3…第一の紙幣投入口
4…第二の紙幣投入口
5…紙幣搬送路
6、7…複数の紙幣搬送路
6…第一の紙幣搬送路
7…第二の紙幣搬送路
8…一本の紙幣搬送路
9、10…ガイド溝
9…第一のガイド溝
10…第二のガイド溝
31…識別手段
41…スタッカー
X、Y…紙幣幅の異なる複数の紙幣

Claims (2)

  1. 紙幣投入口を介し投入された紙幣幅の異なる複数の紙幣を紙幣搬送路に沿って搬送するとともに、搬送された紙幣の真偽を識別手段によって識別し、真券と判断した紙幣をスタッカー内に収容させるようにした紙幣処理装置において、
    前記紙幣投入口を、前記紙幣幅の異なる複数の紙幣の各紙幣幅に対応して複数形成するとともに、
    該複数の紙幣投入口に連通する複数の紙幣搬送路を、その幅方向中央部を共通なる一本の紙幣搬送路に合流させるとともに、
    該一本の紙幣搬送路の幅方向各端部に前記各紙幣幅に対応したガイド溝を上下に重ねて形成するようにしたことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記識別手段は、前記一本の紙幣搬送路に配設され、前記紙幣幅の異なる複数の紙幣を識別する共通の識別手段であることを特徴とする請求項(1)記載の紙幣処理装置。
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