JP2689681B2 - 回線自動切替方式 - Google Patents

回線自動切替方式

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JP2689681B2
JP2689681B2 JP2093847A JP9384790A JP2689681B2 JP 2689681 B2 JP2689681 B2 JP 2689681B2 JP 2093847 A JP2093847 A JP 2093847A JP 9384790 A JP9384790 A JP 9384790A JP 2689681 B2 JP2689681 B2 JP 2689681B2
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眞治 橋本
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NEC Corp
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、変復調装置が通信に用いる伝送回線を自動
的に切替る方式に関するものである。
〔従来の技術〕
変復調装置(以下、MODEM)がデータ通信等に用いる
伝送回線を現用から予備へ切替える場合には、対向する
MODEM各々の自動等化器から送出される複素信号をオシ
ロスコープにより2次元画面として表示し、これによる
アイパターンに基づき受信信号の品質を評価し、両MODE
M中のいずれか一方において品質の劣化が甚しくなれ
ば、手動操作により伝送速度を低い方へ切替え、最低の
伝送速度にも不適合となる状態へ受信信号の品質が劣化
した場合には、手動操作により現用伝送回線から予備伝
送回線への切替を行なうものとなつている。
また、伝送速度を自動的に切替る機能を各MODEMが有
する場合では、最低の伝送速度となつても受信信号の品
質が不充分となつてから、手動操作により同様の切替を
行なうものとなつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、手動操作により現用、予備の伝送回線切替を
行なうには、係員によるアイパターンの監視を前提と
し、かつ、対向するMODEM相互間の事前打合せ等を必要
とするため、人員配置上の所要経費が大になると共に、
予備伝送回線への切替が行なわれるまでの時間が大とな
り、この間はデータ通信が中断する等の欠点を生じてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するため、本発明はつぎの手段によ
り構成するものとなつている。
すなわち、複数の伝送速度を有しかつこの伝送速度の
切替機能を有するMODEMにおいて、現用伝送回線の受信
信号品質を常時測定する受信信号品質測定手段と、現用
伝送回線に切り替えられてから所定時間内に所定の通信
開始のコマンドを受信できないときまたは受信信号の品
質が所定値よりも低下したとき現用伝送回線のS/Nを測
定し、この結果に応じて各伝送速度中の適合する伝送速
度へ自動的に切替を行ない、測定結果が各伝送速度中の
いずれにも適合しないときには現用伝送回線から予備伝
送回線への切替を自動的に行なう制御手段とを備えてい
る。
〔作用〕
したがつて、伝送速度の切替が自動的にかつ最適とし
て行なわれると共に、予備伝送回線への切替も自動的に
行なわれる。
〔実施例〕
以下、実施例を示すブロツク図によつて本発明の詳細
を説明する。
同図においては、主局側のMODEM01と対向局側のMODEM
02とが現用伝送回線(以下、現用回線)03,04により接
続されていると共に、交換網05を介する公衆回線06〜09
により接続されるものとなつており、MODEM01は、送信
データSD1により搬送波を変調する変調部(以下、MOD)
1、スイツチ(以下、SW)2を介する正弦波発生部(以
下、SWG)3の出力をMOD1の出力と混合する結合器(以
下、CUP)4、各種コマンド信号により副搬送波の変調
を行なう副チヤネル変調部(以下、SCM)5の出力をCPU
4の出力と更に混合するCUP6、これの出力を現用回線03
へ選択して送出する切替器(以下、SEL)7を備えてお
り、これらと対応してMODEM02には、SEL8、音声周波帯
域を通過させるフイルタ(以下、FIL)9,MOD1からの主
チヤネル信号を通過させるFIL10、SCM5からの副チヤネ
ル信号を通過させるFIL11,FIL9の出力に基づき受信レベ
ルの測定を行なう受信レベル測定部(以下、RLM)12,FI
L10の出力を受信データRD1へ復調する復調部(以下、DE
M)13,FIL11の出力を各種コマンド信号へ復調する副チ
ヤネル復調部(以下、SCD)14、これの出力に応動する
制御部(以下、CNT)15が備えている。
また、MODEM02の送信データSD2等を送信するため、MO
DEM02にも、MODEM01のMOD1乃至SEL7と同じく、MOD16,CU
P17,SW18,SWG19,CUP20,SCM21,SEL22が備えてあると共
に、現用回線04を介するMODEM01では、MODEM02のSEL8乃
至CNT15と同じく、SEL23,FIL24〜25,RLM27,DEM28,SCD2
9,CNT30が備えてあり、CNT30の出力およびRLM27の出力
は、RAM等のメモリ(以下、MEM)31へ与えられ、これの
内容に応じてCNT32がSEL7,23の制御を行なうものとなつ
ている。
一方、DEM28の出力は受信データRD2として送出される
と共に、これの与えられる受信信号品質測定部(以下、
RQM)33、これの出力に応動するCNT34が設けてあり、こ
れが網制御部(以下、NCU)35,36の制御を行ない、予備
伝送回線として用いる公衆回線06,07への発呼等を行な
うものとなつている。
また、MODEM02にも、受信データRD1の与えられるRQM3
7が設けてあると共に、公衆回線08,09を介する着呼の検
出等を行なうNCU38,39が設けてあり、受信側のNCU38の
出力にはキヤリア検出部(以下、CRD)40が接続され、
これの出力によりCNT49が応動し、SEL8,22の制御を行な
うものとなつている。
ここにおいて、正常時には、送信データSD1,SD2のMO
D1,16を介する送信、これらのDEM13,28を介する受信デ
ータRD1,RD2の受信がなされ、これにより現用回線03,0
4を用いるデータ通信が所定の品質によつて行なわれて
いるが、S/Nの劣化等により受信信号の品質が低下する
と、MOD1,16がトレーニング信号の送信を行なう状態と
なる。
この受信信号の品質は、RQM33,37により測定されてお
り、品質が所定値よりも低下し、例えば受信データRD2
の誤りが許容できないものとなれば、これがRQM33によ
り検出され、これに応じてCNT34がMOD1に対し、トレー
ニング信号の送信停止を指令すると共に、SCM5へトレー
ニング信号の送信停止および受信レベルの測定を指示す
るコマンド信号の送出を行なう。
このコマンド信号は、MODEM02のSCD14を介して受信さ
れ、これに応じてCNT15がMOD16に対しトレーニング信号
の送信停止を指令すると共に、RLM12には受信レベルの
測定を指令する。
したがつて、無信号状態の雑音レベルがRLM12により
測定され、この測定L1はSCM21を介して送信されたう
え、SCD29により受信され、測定値L1がCNT30を介してME
M31へ格納される。
CNT30は、測定値L1の受信後、SW2をオンとしSWG3の出
力を送信させると共にSCM5へ更に受信レベルの測定を指
示するコマンド信号を送出する。
このコマンド信号は、前述と同様に受信され、RLM12
が今度は正弦波信号の受信レベルを測定し、この測定値
L3をSCM21へ再び送出するため、この測定値L3が前述と
同様の経路によりMEM31へ格納される。
また、CNT30は、SCM5へトレーニング信号の送信停止
を指示するコマンド信号の送出を行なつた後、RLM27に
対し受信レベルの測定を指令するため、無信号状態の雑
音レベルがRLM27により測定され、この測定値L2がMEM31
へ格納される。
更に、CNT30は、SW2をオンとしたとき、SCM5へ正弦波
信号の送信を指示するコマンド信号を送出するため、こ
れに応じてCNT15がSW18をオンとし、SWG19の出力を送信
するものとなり、かつ、CNT15がSCM21に対し正弦波信号
の送信開始を示すコマンド信号を送出することにより、
これの受信に応じてCNT30がRLM27へ再度受信レベルの測
定を指令するため、今度は正弦波信号の受信レベルが測
定され、この測定値L4がMEM31へ格納される。
したがつて、現用回線03の雑音レベル測定値L1と信号
レベル測定値L3、および、現用回線04の雑音レベル測定
値L1と信号レベル測定値L4とが各個に測定されたうえ、
これらがMEM31へ各個に格納される。
すると、CNT32はMEM31の内容に応じS/Nの演算を行な
い、伝送速度の切替または現用回線03,04から公衆回線0
6〜09への切替を判断する。
すなわち、現用回線03のS/NをSN1現用回線04のS/NをS
N2とすれば、各々次式により求められる。
SN1=L1−L3 ……(1) SN2=L2−L4 ……(2) ここにおいて、L1=L2=−50dBm、 L3=L4=−34dBm としたとき、 SN1=SN2=16dBmとなる。
また、MOD1,16の伝送速度を16.8Kbps,14.4Kbpa,12.0K
bpsの3段切替とし、最低伝送速度の12.0Kbpsにおいて
必要とするS/NをSN3=20dBとすれば、 SN3>SN1=SN2 の関係が成立し、最低伝送速度であつても現用回線03,0
4のS/Nが不適合となるため、CNT32がSEL7,23を制御して
NCU35,36を介する公衆回線06,07へ切替を行なう。
なお、NCU35,36は、RQM33の品質低下検出にCNT34が応
動したとき、CNT32の制御に応じてMODEM02への発呼を行
ない、CNT38,39の着呼に対する応答にしたがい回線保持
を行なつており、SEL7,23の切替に応じてMOD1から送出
される搬送波が公衆回線06,08およびNCU38を介してCRD4
8により検出され、これの出力に応じてCNT49がSEL8,22
を制御し、NCU38,39への切替を行なわせるため、交換網
05を介する予備伝送回線への切替が完了し、データ通信
の再開が行なわれる。
ただし、現用回線03,04の測定したS/Nが各伝送速度中
のいずれかに適合する場合は、CNT32がMOD1へ指令を与
え、適合する伝送速度への切替を行なわせると共に、NC
U35,36へ復旧指令を与え、公衆回線06〜09の保持を開放
する。
また、公衆回線06〜09への切替う行なつてから一定時
間を経過した後にも、MODEM02よりの通信開始を示すコ
マンド信号がSCD29により受信できない場合には、CNT30
がこれを判断し、SCM5へ受信レベルの測定を指示するコ
マンド信号の送出を行ない、上述のS/N測定を再開す
る。
なお、現用回線03,04のいずれかが断となつたときに
もS/Nが劣化するため、同様に予備伝送回線への切替が
行なわれる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、現
用伝送回線の受信信号品質を測定し、この品質が所定値
よりも低下したとき現用伝送回線のS/Nを測定し、この
測定結果が各伝送速度中のいずれにも適合しないときに
は現用伝送回線から予備伝送回線への切替を自動的に行
なうものとしたことにより、人為的な受信信号の品質監
視および切替操作が不要となり、予備伝送回線への切替
が最適にかつ高速によりなされるため、人員配置上の経
費が節減できると共に、データ通信の中断時間が短縮さ
れ、各種用途のデータ通信回線切替において顕著な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すブロツク図である。 01,02……変復調装置、03,04……現用伝送回線、06〜09
……公衆回線、1,16……変調部、2,18……スイツチ、3,
19……正弦波発生部、7,8,22,23……切替器、12,27……
受信レベル測定部、15,30,32,34,49……制御部、31……
メモリ、33,37……受信信号品質測定部、35,36,38,39…
…網制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の伝送速度を有しかつ該伝送速度の切
    替機能を備える変復調装置において、 現用伝送回線の受信信号品質を常時測定する受信信号品
    質測定手段と、 前記現用伝送回線に切り替えられてから所定時間内に所
    定の通信開始のコマンドを受信できないときまたは受信
    信号の品質が所定値よりも低下したとき前記現用伝送回
    線のS/Nを測定し、該測定結果に応じて前記各伝送速度
    中の適合する伝送速度へ自動的に切替を行ない、前記測
    定結果が前記各伝送速度中のいずれにも適合しないとき
    には前記現用伝送回線から予備伝送回線への切替を自動
    的に行なう制御手段と を備えたことを特徴とする回線自動切替方式。
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