JP2752811B2 - 伝送速度切替方式 - Google Patents

伝送速度切替方式

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JP2752811B2
JP2752811B2 JP21809491A JP21809491A JP2752811B2 JP 2752811 B2 JP2752811 B2 JP 2752811B2 JP 21809491 A JP21809491 A JP 21809491A JP 21809491 A JP21809491 A JP 21809491A JP 2752811 B2 JP2752811 B2 JP 2752811B2
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slave station
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眞治 橋本
寛 西川
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
NEC Shizuoca Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下り回線が常時変調信
号送出状態にあるマルチポイント構成の変復調装置にお
いて自動的に伝送速度を切り替える伝送速度切替方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変復調装置において伝送速度を切
り替える場合は、下り回線の信号を受信信号とする変復
調装置の自動等化器から出力される複素信号をオシロス
コープの2次元画面上へ表示し、アイパターンをモニタ
することにより、受信信号の品質を評価し、アイの劣化
が激しければ、手動により伝送速度を低下させ、また、
アイの劣化がなければ伝送速度を上げるようにしてい
る。また、ポイント・ツゥ・ポイント構成の場合は、セ
ンタ側及びリモート側の回線品質の少なくとも一方が劣
化した場合自動的に伝送速度を切り替える方式が特願昭
63−316468号において提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の伝送速
度切替方式は、手動によるものであり、図2に示すよう
な、変復調装置がマルチポイント構成されたようなシス
テムにおいて、下り回線11からの信号を受信する変復
調装置24,36は、常時アイパターンのモニタを行う
必要があり、莫大な時間と経費とを必要とする欠点があ
った。また、特願昭63−316468号において提案
されているものを、下り回線12が常時CD−ON状態
であるマルチポイント構成のシステムに適用した場合、
下り回線11の信号を受信信号とする複数の変復調装置
のうち少なくとも1つが劣化した場合、自動的に伝送速
度を低下させることができる。しかし、少なくとも1つ
の変復調装置の回線品質が劣化した場合でも自動的に最
低の伝送速度に切り替えてしまうために、最低の伝送速
度に切り替えられてもまだ安定した伝送が行えないよう
な場合は、回線品質の劣化の無い他の変復調装置の処理
が非常に遅くなりスループットが悪化するという欠点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、上り伝送路と下り伝送路の伝送速度が
異なると共に、下り伝送路は常時変調信号の送出状態に
あり、この変調信号の伝送速度がN(Nは自然数)段階
切り替え可能な変復調装置において、変復調装置をマル
チポイント状に複数配置し、マルチポイント親局変復調
装置においては複数のマルチポイント子局変復調装置の
うち少なくとも1つのマルチポイント子局変復調装置か
らの回線品質測定結果が予め設定した値を下回った場
合、またはトレーニング回数の測定を行いこの結果が予
め設定した値を上回った場合には、変調信号の送出を中
止して任意の回数特定信号を送出し、マルチポイント子
局変復調装置においてはS/Nの測定を行ってマルチポ
イント親局変復調装置へ通知し、マルチポイント親局変
復調装置においては複数のマルチポイント子局変復調装
置からのS/N測定結果のうち少なくとも1つのマルチ
ポイント子局変復調装置からのS/N測定結果が予め設
定された最低のS/Nを下回る場合は、最低のS/Nを
下回ったマルチポイント子局変復調装置の回線品質結果
によらずに下り伝送路の伝送速度を切り替えるようにし
たものである。
【0005】
【作用】複数のマルチポイント子局変復調装置からのS
/N測定結果のうち少なくとも1つのマルチポイント子
局変復調装置からのS/N測定結果が予め設定された最
低のS/Nを下回る場合は、複数のマルチポイント子局
変復調装置のうち少なくとも1つのマルチポイント子局
変復調装置の回線品質結果によらずに(即ち、最低のS
/Nを下回ったマルチポイント子局変復調装置の回線品
質結果によらずに)伝送速度が切り替えられる。この結
果、回線品質の劣化の無い変復調装置のスループットに
影響を与えることなく、安定したデータ伝送が可能とな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る伝送速度切替方式を適用したシ
ステムのブロック図である。同図において、伝送路1
1,12,41,42を介して変復調装置10,24,
36が接続されている。そして、副チャネルを有する変
復調装置10は、後述の制御部9により伝送速度をN
(Nは自然数)段階切り替える変調部1と、制御部9に
より切り替えられる切替器3と、変調部1と切替器3の
出力を結合する結合部2と、副チャネル信号を変調する
副チャネル変調部6と、切替器2と副チャネル変調部6
の出力を結合する結合部5と、受信信号からデータチャ
ネル成分を取り出すフィルタ7と、フィルタ7の出力を
入力して復調する復調部37と、受信信号から副チャネ
ル成分を取り出すフィルタ8と、フィルタ8の出力を入
力して復調する副チャネル復調部38と、正弦波発生部
4と、制御部9とから構成されている。
【0007】また、副チャネルを有する変復調装置24
は、受信信号から音声帯域成分を取り出すフィルタ13
と、フィルタ13の出力を入力して受信レベルを測定す
る受信信号レベル測定部16と、受信信号からデータチ
ャネル成分を取り出すフィルタ14と、フィルタ14の
出力を入力して復調する復調部17と、復調信号を入力
し回線品質を測定する回線品質測定部20と、受信信号
から副チャネル成分を取り出すフィルタ15と、フィル
タ15の出力を入力して復調する副チャネル復調部18
と、副チャネル復調部18の出力を入力とする制御部1
9と、送信信号を変調する変調部21と、受信信号レベ
ル測定部16の測定結果と回線品質測定部20の測定結
果を変調する副チャネル変調部22と、変調部21の出
力と副チャネル変調部22の出力を結合する結合部23
とから構成されている。
【0008】また、副チャネルを有する変復調装置36
は、受信信号から音声帯域成分を取り出すフィルタ25
と、フィルタ25の出力を入力とし受信レベルを測定す
る受信信号レベル測定部28と、受信信号からデータチ
ャネル成分を取り出すフィルタ26と、フィルタ26の
出力を入力して復調する復調部29と、復調信号を入力
し回線品質を測定する回線品質測定部32と、受信信号
から副チャネル成分を取り出すフィルタ27と、フィル
タ27の出力を入力して復調する副チャネル復調部30
と、副チャネル復調部30の出力を入力とする制御部3
1と、送信信号を変調する変調部33と、受信信号レベ
ル測定部28の測定結果と回線品質測定部32の測定結
果を変調する副チャネル変調部34と、変調部33の出
力と副チャネル変調部34の出力を結合する結合部35
とから構成されている。
【0009】なお、上記の構成において、変復調装置1
0の変調部1、変復調装置24の復調部17及び変復調
装置36の復調部29においては、伝送速度として、1
6.8kbps、14.4kbps、12.0kbps
の3段階の伝送速度が選択できるものとし、いま、変復
調装置10の変調部1、変復調装置24の復調部17及
び変復調装置36の復調部29のそれぞれには、伝送速
度として16.8kbpsが設定されているものとす
る。
【0010】このような状態において、伝送路11が劣
化してデータ伝送が確立しなくなり、回線品質測定部2
0の測定値が測定不可能かもしくは予め設定された値を
越えた場合、副チャネル変調部22は、回線品質測定部
20の測定結果が測定不可能かまたは予め設定された値
を越えたという通知情報を変調する。この変調された通
知情報は、変復調装置10の副チャネル復調部38で復
調され、さらに制御部9でデコードされて変調部1に対
しデータの送出中止を行うように指示する。
【0011】一方変復調装置24は、受信信号レベル測
定部16で受信レベルの測定を行う。この測定結果をL
1とすると、受信レベル測定結果の情報L1を副チャネ
ル変調部22で変調して変復調装置10へ送信する。ま
た、変復調装置36は、同様に、受信信号レベル測定部
28で受信レベルの測定を行う。この測定結果をL2と
すると、受信レベル測定結果の情報L2を副チャネル変
調部34で変調し変復調装置10へ送信する。
【0012】変復調装置10は、副チャネル復調部38
で復調された受信信号レベル測定結果の情報L1,L2
を制御部9において記憶させ、さらに切替器3をオンさ
せて正弦波発生部4からの正弦波を下り回線11へ送出
させるように制御させる。その後変復調装置24は、受
信信号レベル測定部16で受信レベルの測定を行う。こ
の測定結果をL3とすると、受信レベル測定結果の情報
L3を副チャネル変調部22で変調し変復調装置10へ
送信する。また、変復調装置36は、同様に、受信信号
レベル測定部28で受信レベルの測定を行う。この測定
結果をL4とすると、受信レベル測定結果の情報L4を
副チャネル変調部34で変調し変復調装置10へ送信す
る。
【0013】変復調装置10は、副チャネル復調部38
で復調された受信信号レベル測定結果の情報L3,L4
と制御部9において記憶されている情報L1,L2とか
らS/Nを計算する。即ち、伝送路11のS/NをSN
1とすると、
【0014】 SN1=L1−L3 (1)
【0015】と表すことができる。次に、伝送路41の
S/NをSN2とすると、
【0016】 SN2=L2−L4 (2)
【0017】と表すことができる。ここで、予め設定さ
れた最低の伝送速度におけるS/NをSN3とすると、
【0018】 SN1<SN3<SN2 (3)
【0019】となって、伝送路11のS/Nが最低の伝
送速度におけるS/Nを下回った場合には、制御部9は
切替器3をオフにすると共に、変調部1に対しデータの
送出中止の解除を行ってデータ伝送を開始させ、伝送速
度の切替動作は行わない。
【0020】このように、少なくとも1つの変復調装置
の回線品質が劣化し、最低の伝送速度を切り替えても安
定したデータ伝送が提供できない場合は、伝送速度の切
替を行わないようにしたものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
マルチポイント子局変復調装置からのS/N測定結果の
うち少なくとも1つのマルチポイント子局変復調装置か
らのS/N測定結果が予め設定された最低のS/Nを下
回る場合は、最低のS/Nを下回ったマルチポイント子
局変復調装置の回線品質結果によらず伝送速度を切り
替えるようにしたので、回線品質の劣化の無い変復調装
置のスループットに影響を与えることなく、安定したデ
ータ伝送が提供されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝送速度切替方式を適用したシス
テムのブロック図である。
【図2】マルチポイント接続構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,21,33 変調部 2,5,23,35 結合部 3 切替器 4 正弦波発生部 6,22,34 副チャネル変調部 7,8,13〜15,25〜27 フィルタ 9,19,31 制御部 10,24,36 変復調装置 11,12,41,42 伝送路 16,28 受信レベル測定部 17,29,37 復調部 18,30,38 副チャネル復調部 20,32 回線品質測定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り伝送路と下り伝送路の伝送速度が異
    なると共に、前記下り伝送路は常時変調信号の送出状態
    にあり、この変調信号の伝送速度がN(Nは自然数)段
    階切り替え可能な変復調装置において、 前記変復調装置をマルチポイント状に複数配置し、マル
    チポイント親局変復調装置においては複数のマルチポイ
    ント子局変復調装置のうち少なくとも1つのマルチポイ
    ント子局変復調装置からの回線品質測定結果が予め設定
    した値を下回った場合、またはトレーニング回数の測定
    を行いこの結果が予め設定した値を上回った場合には、
    前記変調信号の送出を中止すると共に任意の回数特定信
    号を送出し、前記マルチポイント子局変復調装置におい
    てはS/Nの測定を行って前記マルチポイント親局変復
    調装置へ通知し、該マルチポイント親局変復調装置にお
    いては前記複数のマルチポイント子局変復調装置からの
    S/N測定結果のうち少なくとも1つのマルチポイント
    子局変復調装置からのS/N測定結果が予め設定された
    最低のS/Nを下回る場合、前記最低のS/Nを下回
    ったマルチポイント子局変復調装置の回線品質結果によ
    らずに前記下り伝送路の伝送速度を切り替えることを特
    徴とする伝送速度切替方式。
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