JP2688799B2 - 凹凸模様タイルの成形型構造 - Google Patents

凹凸模様タイルの成形型構造

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JP2688799B2
JP2688799B2 JP36206192A JP36206192A JP2688799B2 JP 2688799 B2 JP2688799 B2 JP 2688799B2 JP 36206192 A JP36206192 A JP 36206192A JP 36206192 A JP36206192 A JP 36206192A JP 2688799 B2 JP2688799 B2 JP 2688799B2
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博之 小路
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹凸模様タイルを圧縮
成形する際に用いられる成形型の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に凹凸模様を形成したタイル
1を製造するには、図3に示すように、下面に凹凸模様
の樹脂板1を設けた表型3の下部4を、枠型5で囲まれ
た成形空間6内に侵入させる、いわゆる差込式の圧縮成
形により製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような差
込式の成形方法では、表型3を成形空間6内へ侵入して
差し込むために、表型3の側面部7と枠型5の内側部8
との間に隙間9が必要とされるが(図4参照)、このた
め加圧成形時には樹脂板1の周縁部10が横方向からさ
らにこの隙間9へ向けて上方へ延びるために、タイル1
の周縁部が尖部11形状に変形するという問題があっ
た。このため、欠損による変形を防ぐ意味からも、この
尖部11をグラインダー加工等で削るという作業が別途
必要であった(図5参照)。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る凹凸模様タ
イルの成形型構造は、枠型で囲まれた成形空間よりも幅
広になされた表型の下面に、前記成形空間内に侵入する
凹凸模様の型材となる樹脂板が設けられた構造である。
【0005】
【作用】表型は、その下縁面と枠型の上縁面とが当接す
る位置まで下降し、この表型の下面に設けた樹脂板のみ
が成形空間内に侵入するので、加圧成形時には、この樹
脂板が横方向に膨張して、表型の下面及び枠型の側面部
を完全に閉塞するので、成形後のタイル周縁部に尖り部
分が生じない。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る凹凸模様タイルの成形型
構造の実施例について図面を参照して説明する。図1は
本発明に係る凹凸模様タイルの成形型構造を概略して示
す断面図、図2は図1に示す成形型の端部を拡大して示
す部分断面図である。成形型12は、表面に凹凸模様を
有するタイル13を製造するものであって、裏型14
は、枠型15で囲まれた成形空間16内に配されてい
る。
【0007】一方、タイル13の表面側の凹凸模様を成
形する表型18は、その下縁面19が枠型15の上縁面
20に当接する位置まで下降可能になされている。表型
18の下面には、成形空間16内に侵入する凹凸模様の
型材となる樹脂板21が設けられている。樹脂板21と
枠型15との間には、成形空間16に侵入する際の枠型
15との衝突をさけるために、若干の隙間部分22がで
きているが、加圧成形の際には横方向に弾性的に膨張し
て枠型15の側面部23に密着する(図2参照)。
【0008】上記構成からなる成形型を用いて、凹凸模
様タイルを成形するには、まず、裏型14を枠型15内
の所定位置まで上昇させ、裏型14の上面17と枠型1
5の側面部23とで囲まれた成形空間16を作り、この
成形空間内に原料である坏土を充填する。この坏土の充
填には、例えば枠型15の上面に原料充填用の粉枡(図
示省略)を通過させて充填する。
【0009】このようにして、坏土が充填された成形空
間16内に対して、表型18を例えばシリンダー機構等
の作用により下降させる。このときの樹脂板21の側面
は、図2に示す一点鎖線の位置にあって、前記隙間部分
22が形成されている。
【0010】しかして、加圧圧縮が行われると、樹脂板
21が圧縮されて横方向に延び、前記隙間部分22を表
型18の下面及び枠型15の側面部23で閉塞するの
で、タイル13の周縁部に従来のような尖部部分が生じ
ない。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、圧
縮成形後の凹凸模様タイルの周縁部に尖部部分が生じ
ず、綺麗な凹凸模様とすることができるので、これをグ
ラインダー加工するとういう従来工程が不要となり、生
産効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る凹凸模様タイルの成形型構造を概
略して示す断面図である。
【図2】図1に示す成形型の端部を拡大して示す部分断
面図である。
【図3】従来の成形型構造を概略して示す断面図であ
る。
【図4】図3に示す成形型の端部を拡大して示す部分断
面図である。
【図5】従来の成形型を用いた成形品を例示するタイル
の断面図である。
【符号の説明】
12…成形型 16…成形空間 13…タイル 18…表型 14…裏型 21…樹脂板 15…枠型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠型で囲まれた成形空間よりも幅広にな
    された表型の下面に、前記成形空間内に侵入する凹凸模
    様の型材となる樹脂板が設けられたことを特徴とする凹
    凸模様タイルの成形型構造。
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