JP2001038710A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上下型の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、
押圧成型中に、上下型(32、33)の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部(20、41)の原料を、その他の成型空間に移動排除し、一部成型面の復帰後、上下型(32、33)を分離し、成形する様にしたことを特徴とする瓦の成形方法。
【請求項2】 中央部又は側方部に空間部(20、41)を有した突出部(16、42)を有する瓦の成形方法であって、
突出部(16、42)に形成する空間部(20、41)に対して、成型面の一部を構成する押圧成型部(37)を進行させて、原料を移動排除して成形する様にしたことを特徴とする請求項1記載の瓦の成形方法。
【請求項3】 突出部は、一側から差込自在な差込空間(20)を有する鉤状の係合凸部(16)であって、
差込空間(20)を含む係合凸部(16)を瓦本体(2)と一体成形し、押圧成型中に差込空間(20)に押圧成形部(37)を進行させて差込空間(20)の原料を排除し、鉤状の係合凸部(16)を形成する様にしたことを特徴とする請求項2記載の瓦の成形方法。
【請求項4】 突出部は、瓦本体から中央に空間部(41)を有して半円リング状に突出した係止体(42)であって、
中央空間(41)を含む係止体(42)を瓦本体(43)と一体成形し、押圧成型中に中央空間(41)に押圧成形部(37)を進行させて中央空間(41)の原料を排除し、半円リング状の係止体(42)を形成する様にしたことを特徴とする請求項2記載の瓦の成形方法。
【請求項5】 突出部(16、42)の全体を成型する金型(30)の凸部形成部(35)に対して、空間部(20、41)を成型する押圧成形部(37)を出没自在と成し、
凸部形成部(35)の奥方に押圧成形部(37)と略同形の凹部(38)を凹設し、押圧成形部(37)の進行時に、原料の一部を凹部(38)に移動排除する様にしたことを特徴とする請求項3又は4記載の瓦の成形方法。
【請求項6】 部分形成型(34)の押圧成形部(37)の最進行位置を、凹部(38)の前面側と略面一位置と成すことを特徴とする請求項5記載の瓦の成形方法。
【請求項1】 上下型の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、
押圧成型中に、上下型(32、33)の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部(20、41)の原料を、その他の成型空間に移動排除し、一部成型面の復帰後、上下型(32、33)を分離し、成形する様にしたことを特徴とする瓦の成形方法。
【請求項2】 中央部又は側方部に空間部(20、41)を有した突出部(16、42)を有する瓦の成形方法であって、
突出部(16、42)に形成する空間部(20、41)に対して、成型面の一部を構成する押圧成型部(37)を進行させて、原料を移動排除して成形する様にしたことを特徴とする請求項1記載の瓦の成形方法。
【請求項3】 突出部は、一側から差込自在な差込空間(20)を有する鉤状の係合凸部(16)であって、
差込空間(20)を含む係合凸部(16)を瓦本体(2)と一体成形し、押圧成型中に差込空間(20)に押圧成形部(37)を進行させて差込空間(20)の原料を排除し、鉤状の係合凸部(16)を形成する様にしたことを特徴とする請求項2記載の瓦の成形方法。
【請求項4】 突出部は、瓦本体から中央に空間部(41)を有して半円リング状に突出した係止体(42)であって、
中央空間(41)を含む係止体(42)を瓦本体(43)と一体成形し、押圧成型中に中央空間(41)に押圧成形部(37)を進行させて中央空間(41)の原料を排除し、半円リング状の係止体(42)を形成する様にしたことを特徴とする請求項2記載の瓦の成形方法。
【請求項5】 突出部(16、42)の全体を成型する金型(30)の凸部形成部(35)に対して、空間部(20、41)を成型する押圧成形部(37)を出没自在と成し、
凸部形成部(35)の奥方に押圧成形部(37)と略同形の凹部(38)を凹設し、押圧成形部(37)の進行時に、原料の一部を凹部(38)に移動排除する様にしたことを特徴とする請求項3又は4記載の瓦の成形方法。
【請求項6】 部分形成型(34)の押圧成形部(37)の最進行位置を、凹部(38)の前面側と略面一位置と成すことを特徴とする請求項5記載の瓦の成形方法。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、如何なる形状のものでも、1工程で成形可能にする様にした瓦の成形方法を提供する。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、如何なる形状のものでも、1工程で成形可能にする様にした瓦の成形方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術1の例A及び例Bに基づく、成形可能な形状が限定される課題に鑑み、上下型の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、押圧成型中に、上下型の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部の原料を、その他の成型空間に移動排除又は加圧し、一部成型面の復帰後、上下型を分離し、成形することによって、上下方向以外での成型を押圧成型中に別途行い、鉤状、半円リング状を成形する様にして、上記課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術1の例A及び例Bに基づく、成形可能な形状が限定される課題に鑑み、上下型の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、押圧成型中に、上下型の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部の原料を、その他の成型空間に移動排除又は加圧し、一部成型面の復帰後、上下型を分離し、成形することによって、上下方向以外での成型を押圧成型中に別途行い、鉤状、半円リング状を成形する様にして、上記課題を解決する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の瓦の成形方法で製造される瓦としては、図1〜7の耐風瓦、図12の雪止め瓦を説明するが、その他の瓦にも勿論適用可能である。
先ず、本発明を適用する耐風瓦(防災瓦)を図1〜7に基づいて詳細に説明する。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の瓦の成形方法で製造される瓦としては、図1〜7の耐風瓦、図12の雪止め瓦を説明するが、その他の瓦にも勿論適用可能である。
先ず、本発明を適用する耐風瓦(防災瓦)を図1〜7に基づいて詳細に説明する。
金型30は原料投入空間であるキャビティ31を形成する上下型32、33(側枠を含む)から成り、図示のものでは下型33は防災瓦1の裏面を成形し、上型32は防災瓦1の表面及び係合凸部16の差込空間20を含む全体を成形し、係合凸部16の形成個所において、差込空間20を成形する部分形成型34を配置している。
即ち、上型32の所定個所に差込空間20を含む係合凸部16を形成する略台形状の凸部形成部35を切欠形成し、該凸部形成部35の外側に上型32から延出した外部形成部36(側枠の一部)を設置している。
又、凸部形成部35の外部形成部36の外側に配置した部分形成型34に、差込空間20に相当する形状の押圧成形部37をシリンダー37aで、凸部形成部35方向に進退自在に配置している。
更に、上型32における凸部形成部35の形成面の一部であって、凸部形成部35に臨んだ差込空間20対応位置の奥方に凹部38を凹設し、該凹部38の下側をキャビティ31に臨む様に開口している。
即ち、部分形成型34の押圧成形部37が凸部形成部35内に進行した位置の前方に凹部38が形成されている。
尚、従って、金型30の成型面は、上下型32、33の上下成型面、側枠の内面、凸部形成部35及び凹部38の内面、外部形成部36の内面が相当すると共に、部分形成型34における押圧成形部37の先端も、金型30の成型面の一部を構成することになる。
即ち、上型32の所定個所に差込空間20を含む係合凸部16を形成する略台形状の凸部形成部35を切欠形成し、該凸部形成部35の外側に上型32から延出した外部形成部36(側枠の一部)を設置している。
又、凸部形成部35の外部形成部36の外側に配置した部分形成型34に、差込空間20に相当する形状の押圧成形部37をシリンダー37aで、凸部形成部35方向に進退自在に配置している。
更に、上型32における凸部形成部35の形成面の一部であって、凸部形成部35に臨んだ差込空間20対応位置の奥方に凹部38を凹設し、該凹部38の下側をキャビティ31に臨む様に開口している。
即ち、部分形成型34の押圧成形部37が凸部形成部35内に進行した位置の前方に凹部38が形成されている。
尚、従って、金型30の成型面は、上下型32、33の上下成型面、側枠の内面、凸部形成部35及び凹部38の内面、外部形成部36の内面が相当すると共に、部分形成型34における押圧成形部37の先端も、金型30の成型面の一部を構成することになる。
【0033】
【発明の効果】
要するに本発明は、上下型32、33の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、押圧成型中に、上下型32、33の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部(防災瓦1における差込空間20相当個所、雪止め瓦40における空間部41相当個所)の原料を、その他の成型空間に移動排除又は加圧する様にしたので、密度不均一度合が大きくても、原料移動で密度均一化を図ったり、形状的に強度が低い個所の原料密度上昇で強度向上を図ることが出来たり、鉤状等の特殊形状の成形も、密度均一化、部分密度上昇を伴って、効率、効果的に行うことが出来る。
【発明の効果】
要するに本発明は、上下型32、33の押圧成型で成形する瓦の成形方法であって、押圧成型中に、上下型32、33の成型面の一部が成形体側に移動して、成形体における空間部(防災瓦1における差込空間20相当個所、雪止め瓦40における空間部41相当個所)の原料を、その他の成型空間に移動排除又は加圧する様にしたので、密度不均一度合が大きくても、原料移動で密度均一化を図ったり、形状的に強度が低い個所の原料密度上昇で強度向上を図ることが出来たり、鉤状等の特殊形状の成形も、密度均一化、部分密度上昇を伴って、効率、効果的に行うことが出来る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214607A JP2001038710A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 瓦の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214607A JP2001038710A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 瓦の成形方法 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002019594A Division JP3490998B2 (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 瓦の成形方法 |
JP2003320702A Division JP3560603B2 (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 防災瓦の成形方法 |
JP2006044050A Division JP4351682B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 瓦の成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001038710A JP2001038710A (ja) | 2001-02-13 |
JP2001038710A5 true JP2001038710A5 (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=16658526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11214607A Pending JP2001038710A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 瓦の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001038710A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2002254418A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Miyazono Seisakusho:Kk | 瓦の製造方法 |
JP4594066B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2010-12-08 | 彰克 中尾 | 左右の面戸付き熨斗瓦等の瓦の製造方法 |
JP6517249B2 (ja) * | 2016-01-20 | 2019-05-22 | 株式会社石川時鐵工所 | 陶磁板及びその製造装置 |
-
1999
- 1999-07-29 JP JP11214607A patent/JP2001038710A/ja active Pending
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