JP2000317920A - 蟻溝付きタイル及びその製造方法 - Google Patents

蟻溝付きタイル及びその製造方法

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JP2000317920A
JP2000317920A JP11129823A JP12982399A JP2000317920A JP 2000317920 A JP2000317920 A JP 2000317920A JP 11129823 A JP11129823 A JP 11129823A JP 12982399 A JP12982399 A JP 12982399A JP 2000317920 A JP2000317920 A JP 2000317920A
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dovetail
dovetail groove
groove
mold
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Motohiro Nakamura
元博 中村
Masahito Sakakibara
雅人 榊原
Hiroaki Naito
博昭 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱型が容易で、成形効率も良く、蟻溝の角度も
十分なものとすることのできる蟻溝付きタイル及びその
製造方法の提供を目的とする。 【解決手段】タイル裏面の一端面側から他端面側に向け
て溝16を形成し、該溝16の片方のみを蟻溝形状17
とし、該蟻溝形状部分17の途中に凹部18を形成する
ことで蟻溝形状部分17を不連続状にする。溝16の片
方のみを蟻溝形状17とすることにより、蟻溝の角度を
50度程度にして且つ深さを深くしても十分に脱型が可
能となる。また脱型は、斜め方向へ取り出すことがで
き、スライドは不要となる。更に、蟻溝が不連続状であ
るため、亀裂が発生したとしてもこれが全体に伝播する
ことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル裏面に蟻溝
が形成され、該蟻溝形状部分を建物躯体側の係止凸部に
係止させて施工する乾式施工用等のタイルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プレス金型を用いてタイルを成形するい
わゆる乾式成形は、生産効率に優れ、大量生産に適して
いる。またこのようにして乾式成形されたタイルを、ビ
スや凹凸の係合関係を利用して建物躯体の壁面へ取り付
けるいわゆる乾式施工では、タイル裏面に溝を形成し、
該溝を建物躯体側の係止用凸部に係止させて取り付ける
のが一般的である。しかも、その場合の溝形状は、タイ
ルの係止状態を考慮すると、少なくとも係止部分は蟻溝
である方がよい。
【0003】ところが、乾式成形でタイル裏面に蟻溝を
形成すると、蟻溝のある部分と、蟻溝のない部分とにお
いて、坏土の充填密度に差が生じ、反りや凹み等の変形
の原因となったり、クラックが発生する原因となってい
た。そのため、従来では蟻溝を設けた場合でも充填密度
を均一となるようにすべく、ラバー金型を用いた技術が
開発されている。ラバー金型では、プレスによる加圧工
程での坏土の圧縮と共に、ラバー自体が弾性変形し、坏
土の流動性を良くすることで、タイル厚みの異なる部分
があっても充填密度がなるべく均一化されるようにして
いる。
【0004】図6〜図8は、それぞれ従来のラバー金型
による乾式施工用の蟻溝付きタイルの製造方法を説明す
るための図面である。図6に示す従来技術では、下型1
の上面中央部に蟻溝7を形成するためのラバー4を配設
している。ラバー4は、その両端側が鋭角に突出した先
端を有し、逆台形状の縦断面形状を呈している。タイル
の成形は、同図の図(A)に示すように、下型1と枠型
2との間に形成された成形空間5へタイル原料の坏土6
を充填し、図6の図(B)に示すように、上型3を下降
させて、所定圧力で加圧する。この加圧により、ラバー
4が圧縮変形され、蟻溝7の部分が形成される。然る後
は、上型3を上昇復帰させると共に、下型1を上昇させ
るか又は枠型2を下降させて、タイル成形体8の下面側
が枠型2の上面と同一高さとなるようにする。そして、
同図の図(C)に示す矢符方向にタイル成形体8を押し
出し(スライドさせ)、脱型させればよい。
【0005】図7に示す従来技術は、ラバー4の片方の
側面(こば面)4aを垂直面とし、これに対向する他方
の側面(こば面)4bを上端縁から下端縁へ向けてゆる
やかな下り勾配面4bとしている。そして、成形空間5
へ充填したタイル原料の坏土6を加圧したとき、ラバー
4が押し潰されて圧縮変形され、ラバー4の垂直な側面
4aの上端縁が外方向へ拡開変形し、蟻状溝を形成する
ようにしている。
【0006】更にまた、図8に示す従来技術にあって
は、図5に示す場合と同じように、下型1の成形面に逆
台形状のラバー4を設置すると共に、下型1の成形面の
両端縁側に凸部9を所定間隔ごとに形成し、タイル成形
体8の下面から両側面(こば面)にかけて凹部10を形
成し、坏土の充填密度が蟻溝7の形成される部分と、そ
れ以外の部分とで均一化されるようにし、坏土の充填密
度を全体にわたって均一化するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図6に
示す従来技術の場合は、加圧成形後のタイル成形体8の
取り出しが、スライドによるものであるため、少なくと
もタイル成形体8の長さ寸法分以上をスライドさせる必
要があり、スライド量が大きく、成形効率が悪いという
欠点があった。またラバー4の蟻溝を成形するためのオ
ーバーハング状に突出する鋭角な先端部分に加圧成形時
の荷重が集中し、該先端部分が局部変形し易いというこ
とと、タイル成形体8の脱型に伴うスライドにより、ラ
バー4が早期に摩耗するということとがあり、ラバー4
の耐久性が低くなるという欠点があった。
【0008】また図7に示す従来技術の場合は、ラバー
4の垂直なこば面4aの部分によって片面のみを蟻溝形
状としており、蟻溝の深さを深くできないということ
と、蟻溝の傾斜面の角度が80度程度にまでしか成形で
きないということとがあり、これを建物躯体側の凸部へ
係止させた場合に、十分な係合力が得られないという問
題があった。なお、蟻溝の傾斜面の角度は50度程度が
理想的である。
【0009】更に、図8に示す従来技術の場合は、タイ
ル成形体8の下面からこば面にかけて凹部10が形成さ
れているため、施工したタイル壁面が深目地である場合
や目地無しの場合に、前記凹部10が外部から見え、見
栄えが悪いという欠点があった。また塗り目地の場合
に、前記凹部10の分も目地材料が必要となり、目地材
料を多量に必要とするという欠点があった。
【0010】更にまた、図6や図8に示す従来技術のよ
うに、蟻溝の傾斜面の角度を引っ掛かりのよい鋭角なも
のとした場合には、建物躯体の凸部との係止による応力
が蟻溝7の溝底のエッジ部に集中し、該部分から図8の
図(B)に示すように、亀裂Kが成長し、蟻溝部分が欠
損する等のおそれがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、脱型が容易
で、成形効率も良く、蟻溝の角度も十分なものとするこ
とのできる蟻溝付きタイル及びその製造方法を提供せん
とするものである。
【0012】前記課題を解決するために本発明が採用し
た請求項1の手段は、タイル裏面の一端面側から他端面
側に向けて蟻溝が形成されたタイルにおいて、溝の片方
のみが蟻溝形状であり、該蟻溝形状部分の途中に凹部が
形成され、蟻溝形状部分が不連続状に形成されているこ
とを特徴とする蟻溝付きタイルである。溝の片方のみを
蟻溝形状とすることにより、蟻溝の角度を50度程度に
して且つ深さを深くしても十分に脱型が可能である。ま
た脱型は、斜め方向へ取り出すことができ、スライドは
不要となる。更に、蟻溝が不連続状であるため、亀裂が
発生したとしてもこれが全体に伝播することはない。
【0013】請求項2の手段は、蟻溝形状部分がタイル
の端部に面している請求項1に記載の蟻溝付きタイルで
ある。蟻溝形状部分がタイルの端部に面しているので、
建物躯体との係合関係が安定したものとなる。
【0014】請求項3の手段は、蟻溝形状部分の途中に
形成された凹部は幅が5〜30mmの範囲内にある請求
項1又は2に記載の蟻溝付きタイルである。凹部の幅が
5mmに満たない場合は成形が困難となり、30mmを
越える場合はタイル全体に占める蟻溝形状部分の領域が
少なくなり、建物躯体との係合関係が弱くなるからであ
る。
【0015】請求項4の手段は、蟻溝が二列以上形成さ
れている請求項1〜3のいずれか一に記載の蟻溝付きタ
イルである。蟻溝を二列以上形成することにより、縦長
のタイルへも適用することが可能である。
【0016】請求項5の手段は、蟻溝形成用の傾斜面が
片方の側面に所定間隔ごとに配設されたラバーを下型の
成形面側に設置し、下型と枠型とにより形成される成形
空間へ坏土を充填し、上型を下降させて坏土を加圧成形
した後、上型を上昇させ、タイル成形体の下面を枠型の
上面へ位置させ、タイル成形体を蟻溝が成形されている
片面側から斜め上方へ取り出すようにしたことを特徴と
する蟻溝付きタイルの製造方法である。この製造方法に
より、前記請求項1に記載の蟻溝付きタイルの製造が可
能となるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。尚、従来の場合と同一符号は同一部材である。図1
及び図2は本発明の第1の実施の形態に係るものであ
り、図1の図(A)はタイル11の裏面図、図(B)は
タイル11の正面図、図(C)はタイル11の側面図、
図(D)はタイル11の裏面側から見た斜視図、図
(E)はタイル11の施工状態を示す縦断面図、図
(F)は別の施工状態を示す縦断面図である。また図2
の図(A)〜図(D)は各製造工程を示すラバー金型の
縦断面図である。
【0018】同図に示す如く、この第1の実施の形態に
係るタイル11は、その上端側に設けたリブ12が上位
のタイルの下端側リブ13の下方にもぐり込み、当該タ
イル11の下端側に設けたリブ13が下位のタイルの上
端側リブ12の上に被さって施工されるいわゆるラップ
式のタイルである。またこのタイル11は、横方向に長
いタイルであって、タイルを建物躯体14の壁面に取り
付けた専用基材(図1の図(E)及び図(F)参照)1
5へ取り付けるための溝16がタイル11の左側端面か
ら右側端面にかけて一つが設けられている。
【0019】溝16の上方に位置する部分には、蟻溝形
状部分17と、蟻溝形状部分17を不連続状にするため
の凹部18とが交互に形成されている。そして、左右の
両端面側には、それぞれ蟻溝形状部分17が位置するよ
うになされている。蟻溝形状部分17は、蟻溝部分の角
度(溝底と蟻溝傾斜面とのなす角度)が50度程度とな
るように設定されており、また凹部18の幅寸法は5〜
30mmの範囲になるように設定されている。溝角度
は、蟻溝17の角度50度程度より大きければ良く、好
ましくは90度〜135度であればよい。なお、蟻溝の
角度を50度程度としたのは、専用基材15との係合関
係を強固にするためである。また凹部18の幅寸法を5
〜30mmの範囲に設定したのは、5mmに満たないと
凹部18の形成が困難であり、30mmを越えると、凹
部以外の蟻溝形状部分17の形成される領域が少なくな
り、専用基材15との十分な係合が得られなくなる虞れ
があるからである。一方、溝16の下方に位置する部分
は、溝底からなだらかに立ち上がってタイル裏面に至る
傾斜面19とされている。
【0020】このように構成されたタイル11は、図2
の図(A)〜図(D)に示す要領で乾式成形することが
できる。成形金型は、溝16を形成するためのラバー2
0が下型1の上面中央部に取り付けられており、ラバー
20の片方側(同図の左側面部)には、蟻溝形状部分1
7を形成するための下型1の上端面から斜め上方へ突出
するオーバーハング状の傾斜面を備えた部分20aと、
該オーバーハング状の傾斜面を備えた部分20aの先端
部分から垂直に降りて下型1と接する部分(凹部18を
形成するための部分)20bとが形成されている。一
方、ラバー20の他方側(同図の右側面部)には、下型
1の上端面からなだらかに立ち上がる傾斜面20cが形
成されている。
【0021】タイル11の製造は、先ず、図2の図
(A)に示すように、下型1と枠型2とで形成される成
形空間5へ坏土6を充填する。この坏土6の充填に際し
ては、坏土供給用の粉枡のトカキ方向を図(A)の左側
方向から右側方向へ行うことにより、坏土6の充填が蟻
溝17を形成するための部分へも十分に廻り込むように
することができる。次に、上型3を下降させて同図の図
(B)に示すように、坏土6を加圧する。この加圧によ
り、ラバー20は圧縮変形され、オーバーハング状の傾
斜面を備えた部分20aの傾斜角度は50度程度とな
る。また凹部18を形成するための部分20bが、蟻溝
形状部分17を形成するための部分20aの間に存在し
ている結果、該部分20aを前記部分20bが補強する
働きをし、加圧成形時の荷重が先端部に集中して局部変
形するということがない。
【0022】然る後は、図(C)に示すように、上型3
を上昇復帰させ、タイル成形体21の脱型を行う。脱型
は、タイル成形体21の上面を吸盤を備えたタイル吸着
装置で吸着保持し、吸着保持具の全体を図(C)及び図
(D)の斜め左上方へ行えばよい。これにより、蟻溝形
状部分17とラバー20の当該蟻溝形状部分17を成形
するための部分20aと干渉することなく、一工程の動
作で脱型することが可能である。
【0023】脱型したタイル成形体21は、その後、必
要に応じて施釉を経て焼成され、蟻溝付きのタイル11
が得られる。このタイル11の施工は、図1の図(E)
及び図(F)に示すように、建物躯体14の壁面に取り
付けられた専用基材15に対して行う。専用基材15
は、斜め上方へ突出する凸部22を備えた係止部23を
有し、前記凸部22へタイル11の蟻溝形状部分17を
引っかけて係止させる。そして、溝16の下方の傾斜面
19の部分又は溝16の中央部分を接着剤24を介して
貼着すればよい。溝16の中央の部分を貼着する場合
は、係止部23の中央部分に設けた凹部25へ接着剤2
4を充填する等して行えばよい。なお、このような係合
関係によるタイル壁面の構築では、施工後にあって、溝
16の溝底と蟻溝形状部分17とが交差する部分にタイ
ル11に作用する荷重が集中し、亀裂が発生することが
あるが、凹部18によって蟻溝形状部分17の全体への
亀裂の伝播を阻止することが可能である。
【0024】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
タイル26を示すものであり、図(A)は、タイル26
の裏面図、図(B)は側面図、図(C)は斜視図であ
る。このタイル26は、タイル26どうしが上下端部に
おいて重なり合わないタイプのものである。溝16の片
方に蟻溝形状部分17と凹部18とが交互に形成され、
溝16の他方側に傾斜面19が形成される構成並びに作
用効果は、前記第1の実施の形態の場合と同じである。
【0025】また図4及び図5は、本発明の第3及び第
4の実施の形態に係るタイル27,28を示すものであ
る。図3は第3の実施の形態に係るものであり、図
(A)はタイル27の裏面図、図(B)は同側面図であ
る。図4は第4の実施の形態に係るものであり、図
(A)はタイル28の裏面図、図(B)は同側面図であ
る。これらのタイル26及び27は、縦長のものであっ
て、左右の両端面に至る溝16が三列平行して形成され
ている。溝16の片方に蟻溝形状部分17と凹部18と
が交互に形成されることと、溝16の他方側に傾斜面1
9が形成されること及びこれらの作用効果は、前記第1
の実施の形態の場合と同じである。なお、図4に示すタ
イル27は、上端側にリブ12が形成され、下端側にリ
ブ13が形成されており、上位のタイルの下端部と下位
のタイルの上端部とが重なって施工されるいわゆるラッ
プ式のものである。一方、図5に示すタイル28は、タ
イルどうしの一部が重なり合わない通常のタイプのもの
である。
【0026】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、蟻溝形状部分17がタイルの左右の中央部に存在
するようにし、該中央部の蟻溝形状部分17を通ってタ
イル裏面の上下端縁に至るV字状等の切り込み(ノッ
チ)を形成すれば、タイルを半分に切断して使用するこ
とが容易である。また設置する溝の本数は、一列と三列
の場合を説明したが、その他の複数列であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
タイル裏面の一端面側から他端面側に向けて蟻溝が形成
されたタイルにおいて、溝の片方のみが蟻溝形状であ
り、該蟻溝形状部分の途中に凹部が形成され、蟻溝形状
部分が不連続状に形成されている。このように、溝の片
方のみを蟻溝形状とすることにより、蟻溝の角度を50
度程度にして且つ深さを深くしても十分に脱型が可能で
あり、タイルの係止力を十分に強くすることが可能であ
る。また脱型は、斜め上方向へ取り出すことができ、タ
イル成形体のスライドは不要となる。そのため、脱型に
要する時間を大幅に短縮でき、優れた生産効率が得られ
る。更に、凹部によって蟻溝を不連続状としたので、溝
底と蟻溝形状部分とが交差する部分に亀裂が発生したと
してもこれがタイル全体に伝播することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、
図(A)はタイルの裏面図、図(B)はタイルの正面
図、図(C)はタイルの側面図、図(D)はタイルの裏
面側から見た斜視図、図(E)はタイルの施工状態を示
す縦断面図、図(F)は別の施工状態を示す縦断面図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、
図(A)〜図(D)は各製造工程を示すラバー金型の縦
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るものであり、
図(A)はタイルの裏面図、図(B)はタイルの側面
図、図(C)はタイルの斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るものであり、
図(A)はタイルの裏面図、図(B)はタイルの側面図
である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るものであり、
図(A)はタイルの裏面図、図(B)はタイルの側面図
である。
【図6】従来技術に係るものであり、図(A)〜図
(C)は各製造工程を示すラバー金型の縦断面図又は縦
断面斜視図である。
【図7】別の従来技術に係るものであり、図(A)は坏
土の充填工程を示すラバー金型の縦断面図、図(B)は
加圧時を示す縦断面図である。
【図8】更に、別の従来技術に係るものであり、図
(A)は坏土の充填工程を示すラバー金型の縦断面図、
図(B)はタイル成形体を裏面から見た斜視図である。
【符号の説明】
11…タイル、15…専用基材、16…溝、17…蟻溝
形状部分、18…凹部、19…傾斜面、22…係止凸
部、23…係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 博昭 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2E110 AA48 AA50 BA12 BA22 BC14 CA03 CA17 EA09 4G054 AA05 AC11 BA02 BA72 4G055 AA07 AB01 AC03 CB16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイル裏面の一端面側から他端面側に向け
    て蟻溝が形成されたタイルにおいて、溝の片方のみが蟻
    溝形状であり、該蟻溝形状部分の途中に凹部が形成さ
    れ、蟻溝形状部分が不連続状に形成されていることを特
    徴とする蟻溝付きタイル。
  2. 【請求項2】蟻溝形状部分がタイルの端部に面している
    請求項1に記載の蟻溝付きタイル。
  3. 【請求項3】蟻溝形状部分の途中に形成された凹部は幅
    が5〜30mmの範囲内にある請求項1又は2に記載の
    蟻溝付きタイル。
  4. 【請求項4】蟻溝が二列以上形成されている請求項1〜
    3のいずれか一に記載の蟻溝付きタイル。
  5. 【請求項5】蟻溝形成用の傾斜面が片方の側面に所定間
    隔ごとに配設されたラバーを下型の成形面側に設置し、
    下型と枠型とにより形成される成形空間へ坏土を充填
    し、上型を下降させて坏土を加圧成形した後、上型を上
    昇させ、タイル成形体の下面を枠型の上面へ位置させ、
    タイル成形体を蟻溝が成形されている片面側から斜め上
    方へ取り出すようにしたことを特徴とする蟻溝付きタイ
    ルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109397488A (zh) * 2018-12-26 2019-03-01 陈锐 一种自应力液压燕尾槽瓷砖模具和由该模具压制成的瓷砖

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