JPH07323413A - タイル成形用の型及びタイルの乾式製造方法 - Google Patents
タイル成形用の型及びタイルの乾式製造方法Info
- Publication number
- JPH07323413A JPH07323413A JP14233694A JP14233694A JPH07323413A JP H07323413 A JPH07323413 A JP H07323413A JP 14233694 A JP14233694 A JP 14233694A JP 14233694 A JP14233694 A JP 14233694A JP H07323413 A JPH07323413 A JP H07323413A
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- Japan
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- mold
- center
- molding
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイル裏面の溝2を簡単に蟻溝化することが
できるタイル成形用の型1を提供する。 【構成】 タイル成形用の型1は、次の要件を具備して
なる。タイルの裏側面を成形する成形面1fをウレタ
ンゴムなど高強度の弾性体1hで構成する。前記弾性
体1hには、タイル裏面の溝2を成形するための凸条3
a〜3cを突設する。前記凸条3a〜3cは、それが
成形面1fの中心に跨る場合は上部の両方又は一方のコ
ーナー角α1,α1を鋭角になし、また、それが成形面1
fの中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄りの
上部コーナー角α2を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角α3を約90度か又はそれ以上にする。
できるタイル成形用の型1を提供する。 【構成】 タイル成形用の型1は、次の要件を具備して
なる。タイルの裏側面を成形する成形面1fをウレタ
ンゴムなど高強度の弾性体1hで構成する。前記弾性
体1hには、タイル裏面の溝2を成形するための凸条3
a〜3cを突設する。前記凸条3a〜3cは、それが
成形面1fの中心に跨る場合は上部の両方又は一方のコ
ーナー角α1,α1を鋭角になし、また、それが成形面1
fの中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄りの
上部コーナー角α2を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角α3を約90度か又はそれ以上にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイルを乾式製造する
ためのタイル成形用の型及びその型を使ったタイルの乾
式製造方法に関する。
ためのタイル成形用の型及びその型を使ったタイルの乾
式製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイルは、図9に示すように、裏側面に
複数本の溝を形成し、該溝にモルタルを入り込ませて壁
面との結合力を強化させている。このような溝付きタイ
ルを成形するために従来は、タイル成形用の下型に成形
凹部を形成すると共に該成形凹部内に溝成形用の凸条を
複数本突設し、該下型の成形凹部に顆粒状のタイル用坏
土を充填して上型でプレスする所謂乾式製造方法が採用
されていた。
複数本の溝を形成し、該溝にモルタルを入り込ませて壁
面との結合力を強化させている。このような溝付きタイ
ルを成形するために従来は、タイル成形用の下型に成形
凹部を形成すると共に該成形凹部内に溝成形用の凸条を
複数本突設し、該下型の成形凹部に顆粒状のタイル用坏
土を充填して上型でプレスする所謂乾式製造方法が採用
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにタイルに
は、壁面との結合力を強化するために裏側面に溝が設け
られているのであるが、それでもタイルの剥離事故は無
くならない。このようなタイルの剥離事故を防止するに
は、前記の溝を所謂蟻溝化するのが有効な対策と考えら
れているが、乾式製造方法は、プレスしたタイルを下型
から真っ直ぐ上向きに引き上げて型抜きする構造である
から、溝を蟻溝化したのではタイルが下型から外れな
い。
は、壁面との結合力を強化するために裏側面に溝が設け
られているのであるが、それでもタイルの剥離事故は無
くならない。このようなタイルの剥離事故を防止するに
は、前記の溝を所謂蟻溝化するのが有効な対策と考えら
れているが、乾式製造方法は、プレスしたタイルを下型
から真っ直ぐ上向きに引き上げて型抜きする構造である
から、溝を蟻溝化したのではタイルが下型から外れな
い。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の第一の目的は、タイル裏面の溝を簡単に蟻溝化するこ
とができるタイル成形用の型を提供することにある。ま
た、第二の目的は、前記タイル成形用の型を使ったタイ
ルの乾式製造方法を提供することにある。
の第一の目的は、タイル裏面の溝を簡単に蟻溝化するこ
とができるタイル成形用の型を提供することにある。ま
た、第二の目的は、前記タイル成形用の型を使ったタイ
ルの乾式製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、次の〜の要件を具備してなるタイル成
形用の型を提供する。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。
め本発明は、次の〜の要件を具備してなるタイル成
形用の型を提供する。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。
【0006】また、次の〜の要件を備えたタイル成
形用の型でタイル用坏土をプレスするようにしたタイル
の乾式製造方法を提供する。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。
形用の型でタイル用坏土をプレスするようにしたタイル
の乾式製造方法を提供する。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。
【0007】
【作用】本発明のタイル成形用の型でタイル用坏土をプ
レスすると、成形されたタイルの溝は凸条の鋭角部分に
対応する縁が所謂蟻溝化する。また、溝が蟻溝化してい
てもタイルは真っ直ぐ上に引き上げて下型から外すこと
ができる。なお、蟻溝化した溝が凸条から抜けるメカニ
ズムは、概ね次のように考えられる。先ず、プレス時の
圧力で凸条が縦方向に若干潰れ、その分横幅が増加す
る。次に、上型の上昇で凸条が圧力から解放されると自
己の弾性で元の形状に戻るため、凸条と溝の間に隙間が
できる。そしてさらに、タイルを成形凹部から出すと脱
型膨張して拡張するため、溝も凸条に嵌まった状態のま
ま拡張しながら外寄りに移動する。そうすると、図7の
模式図のように凸条の鋭角部分から溝が外れることにな
り、その結果、タイルを真っ直ぐ上向きに引き上げて下
型から外し得るのである。
レスすると、成形されたタイルの溝は凸条の鋭角部分に
対応する縁が所謂蟻溝化する。また、溝が蟻溝化してい
てもタイルは真っ直ぐ上に引き上げて下型から外すこと
ができる。なお、蟻溝化した溝が凸条から抜けるメカニ
ズムは、概ね次のように考えられる。先ず、プレス時の
圧力で凸条が縦方向に若干潰れ、その分横幅が増加す
る。次に、上型の上昇で凸条が圧力から解放されると自
己の弾性で元の形状に戻るため、凸条と溝の間に隙間が
できる。そしてさらに、タイルを成形凹部から出すと脱
型膨張して拡張するため、溝も凸条に嵌まった状態のま
ま拡張しながら外寄りに移動する。そうすると、図7の
模式図のように凸条の鋭角部分から溝が外れることにな
り、その結果、タイルを真っ直ぐ上向きに引き上げて下
型から外し得るのである。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1は型の断面図、図2は下型の平面
図、図3〜図5は乾式製造方法の工程を説明する断面
図、図6はタイルの断面図、図7は凸条と溝の隙間を強
調して示す模式図、図8はタイルを裏側から見た斜視
図、図9は従来のタイルを裏側から見た斜視図である。
明する。なお、図1は型の断面図、図2は下型の平面
図、図3〜図5は乾式製造方法の工程を説明する断面
図、図6はタイルの断面図、図7は凸条と溝の隙間を強
調して示す模式図、図8はタイルを裏側から見た斜視
図、図9は従来のタイルを裏側から見た斜視図である。
【0009】先ず、タイル成形用の型1について説明す
る。型1は、図1に示すように、上型1aと下型1bの
組み合わせであって、上型1aの下面でタイルT(図8
参照)の表面を成形し、下型1bの上面でタイルTの裏
側面を成形する。上型1aは下型1bの上方にあって上
下動自在である。一方、下型1bは、固定的なベース部
材1cと該ベース部材1cの成形凹部1dに嵌って上下
に摺動し得る可動部材1eとからなり、該可動部材1e
の上面がタイルTの裏側面を成形する成形面1fとな
る。
る。型1は、図1に示すように、上型1aと下型1bの
組み合わせであって、上型1aの下面でタイルT(図8
参照)の表面を成形し、下型1bの上面でタイルTの裏
側面を成形する。上型1aは下型1bの上方にあって上
下動自在である。一方、下型1bは、固定的なベース部
材1cと該ベース部材1cの成形凹部1dに嵌って上下
に摺動し得る可動部材1eとからなり、該可動部材1e
の上面がタイルTの裏側面を成形する成形面1fとな
る。
【0010】可動部材1eの成形面1fは、図2に示す
ように、約120mm×約64mmの平面視長方形であり、
図1に示すように、金属製の基部1g上面にウレタンゴ
ムなど高強度の弾性体1hを焼き付けて構成される。こ
の弾性体1hには、タイルT裏面の溝2を成形する凸条
3a,3b,3cが、成形面1fの中心上に一本と、そ
の両横に各一本づつ合計三本突設されている。成形面1
fの中心に位置する凸条3bは、上部の両コーナー角α
1を約80度前後の鋭角にして逆台形状の形態に形成し
てなる。また、凸条3bの両横に位置する凸条3a,3
cは、成形面1fの中心を基準にして外寄りのコーナー
角α2を約80度前後の鋭角にすると共に内寄りのコー
ナー角α3を約90度〜93度程度に設定してある。
ように、約120mm×約64mmの平面視長方形であり、
図1に示すように、金属製の基部1g上面にウレタンゴ
ムなど高強度の弾性体1hを焼き付けて構成される。こ
の弾性体1hには、タイルT裏面の溝2を成形する凸条
3a,3b,3cが、成形面1fの中心上に一本と、そ
の両横に各一本づつ合計三本突設されている。成形面1
fの中心に位置する凸条3bは、上部の両コーナー角α
1を約80度前後の鋭角にして逆台形状の形態に形成し
てなる。また、凸条3bの両横に位置する凸条3a,3
cは、成形面1fの中心を基準にして外寄りのコーナー
角α2を約80度前後の鋭角にすると共に内寄りのコー
ナー角α3を約90度〜93度程度に設定してある。
【0011】次に、上記したタイル成形用の型1を使っ
たタイルTの乾式製造方法について説明する。先ず、図
1のように下型1bは、可動部材1eがベース部材1c
の成形凹部1d内に下がった状態にあり、その上方に上
型1aが待機している。この状態で、図3のように、下
型1bの成形凹部1d内にタイル用坏土4を充填し、さ
らに図4のように上型1aを下降させて約500tの圧
力でタイル用坏土4をプレスする。次に、図5のように
上型1aを上昇させ、下型1bの可動部材1eを持ち上
げて成形凹部1dからタイルTを出し、吸引式の搬送具
などでタイルTを吸着させて引き上げ、次工程に移送す
る。こうしてプレスしたタイルT裏面の溝2は、図6に
示すように、中央のものが完全な形で蟻溝化し、両横の
ものが外寄りの一側縁で蟻溝化している。このことは試
作品によって確認された。なお、蟻溝化した溝2が凸条
3a〜3cから抜けるメカニズムは、概ね以下のようで
あると考えられる。
たタイルTの乾式製造方法について説明する。先ず、図
1のように下型1bは、可動部材1eがベース部材1c
の成形凹部1d内に下がった状態にあり、その上方に上
型1aが待機している。この状態で、図3のように、下
型1bの成形凹部1d内にタイル用坏土4を充填し、さ
らに図4のように上型1aを下降させて約500tの圧
力でタイル用坏土4をプレスする。次に、図5のように
上型1aを上昇させ、下型1bの可動部材1eを持ち上
げて成形凹部1dからタイルTを出し、吸引式の搬送具
などでタイルTを吸着させて引き上げ、次工程に移送す
る。こうしてプレスしたタイルT裏面の溝2は、図6に
示すように、中央のものが完全な形で蟻溝化し、両横の
ものが外寄りの一側縁で蟻溝化している。このことは試
作品によって確認された。なお、蟻溝化した溝2が凸条
3a〜3cから抜けるメカニズムは、概ね以下のようで
あると考えられる。
【0012】すなわち、先ず、成形時に加わる500t
の圧力で凸条3a〜3cが縦方向に若干潰れ、その分必
然的に横幅が増加する。次に、上型1aの上昇で下型1
bが圧力から解放されると凸条3a〜3cが自己の弾性
により元の形状に戻って横幅が縮むため、凸条3a〜3
cとタイルTの溝2の間に隙間ができる。そしてさら
に、タイルTが可動部材1eで持ち上げられて成形凹部
1dから出た瞬間、全ての外力から解放されたタイルT
が脱型膨張により拡張する。その拡張量は、タイルTの
長手辺が約120mm程度である場合、0.5mm〜0.7mm
である。この脱型膨脹により、各溝2がタイルTの中心
を基準にして拡張しながら外寄りに移動し、図7の模式
図のように、凸条3a〜3cのコーナー角α1,α2の鋭
角部分から溝2が完全に外れ、従って、真っ直ぐ上向に
タイルを引き上げることができるのである。
の圧力で凸条3a〜3cが縦方向に若干潰れ、その分必
然的に横幅が増加する。次に、上型1aの上昇で下型1
bが圧力から解放されると凸条3a〜3cが自己の弾性
により元の形状に戻って横幅が縮むため、凸条3a〜3
cとタイルTの溝2の間に隙間ができる。そしてさら
に、タイルTが可動部材1eで持ち上げられて成形凹部
1dから出た瞬間、全ての外力から解放されたタイルT
が脱型膨張により拡張する。その拡張量は、タイルTの
長手辺が約120mm程度である場合、0.5mm〜0.7mm
である。この脱型膨脹により、各溝2がタイルTの中心
を基準にして拡張しながら外寄りに移動し、図7の模式
図のように、凸条3a〜3cのコーナー角α1,α2の鋭
角部分から溝2が完全に外れ、従って、真っ直ぐ上向に
タイルを引き上げることができるのである。
【0013】以上本発明を実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、脱型膨脹する量はタイルTのサイズにより
異なるため、それに応じて凸条3a〜3cのコーナー角
α1,α2の大きさを適宜設定すればよい。また、タイル
T裏面の溝2の本数は一本以上から自由である。また、
凸条3a,3cのコーナー角α3は、タイルTの型抜き
が可能であれば90度より若干小さくすることも考えら
れる。
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、脱型膨脹する量はタイルTのサイズにより
異なるため、それに応じて凸条3a〜3cのコーナー角
α1,α2の大きさを適宜設定すればよい。また、タイル
T裏面の溝2の本数は一本以上から自由である。また、
凸条3a,3cのコーナー角α3は、タイルTの型抜き
が可能であれば90度より若干小さくすることも考えら
れる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来の乾式製造
方法の型(下型)を交換するだけで、簡単にタイル裏面
の溝を蟻溝化することができるため、導入コストが極め
て少なく、その上、生産性に優れる乾式製造方法の利点
をそのまま生かすことができる。しかも、製造されたタ
イル裏面の溝が蟻溝化されているため、壁面との結合力
が飛躍的に向上し、従来のタイルに比べて剥離事故を激
減させ得る優れた効果がある。
方法の型(下型)を交換するだけで、簡単にタイル裏面
の溝を蟻溝化することができるため、導入コストが極め
て少なく、その上、生産性に優れる乾式製造方法の利点
をそのまま生かすことができる。しかも、製造されたタ
イル裏面の溝が蟻溝化されているため、壁面との結合力
が飛躍的に向上し、従来のタイルに比べて剥離事故を激
減させ得る優れた効果がある。
【図1】 型の断面図である。
【図2】 下型の平面図である。
【図3】 乾式製造方法の工程を説明する断面図であ
る。
る。
【図4】 乾式製造方法の工程を説明する断面図であ
る。
る。
【図5】 乾式製造方法の工程を説明する断面図であ
る。
る。
【図6】 タイルの断面図である。
【図7】 凸条と溝の隙間を強調して示す模式図であ
る。
る。
【図8】 タイルを裏側から見た斜視図である。
【図9】 従来のタイルを裏側から見た斜視図である。
T …タイル 1 …型 1a…上型 1b…下型 1f…成形面 1h…弾性体 2 …溝 3a〜3c…凸条 α1,α2…鋭角のコーナー角 α3 …コーナー角
Claims (2)
- 【請求項1】 次の〜の要件を具備してなることを
特徴とするタイル成形用の型。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。 - 【請求項2】 次の〜の要件を備えたタイル成形用
の型でタイル用坏土をプレスするようにしたことを特徴
とするタイルの乾式製造方法。 タイルの裏側面を成形する成形面をウレタンゴムなど
高強度の弾性体で構成する。 前記弾性体には、タイル裏面の溝を成形するための凸
条を突設する。 前記凸条は、それが成形面の中心に跨る場合は上部の
両方又は一方のコーナー角を鋭角になし、また、それが
成形面の中心から外れる場合は該中心を基準にして外寄
りの上部コーナー角を鋭角にすると共に内寄りの同コー
ナー角を約90度か又はそれ以上にする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14233694A JPH07323413A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | タイル成形用の型及びタイルの乾式製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14233694A JPH07323413A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | タイル成形用の型及びタイルの乾式製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07323413A true JPH07323413A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15312995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14233694A Pending JPH07323413A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | タイル成形用の型及びタイルの乾式製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07323413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109397488A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-01 | 陈锐 | 一种自应力液压燕尾槽瓷砖模具和由该模具压制成的瓷砖 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14233694A patent/JPH07323413A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109397488A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-01 | 陈锐 | 一种自应力液压燕尾槽瓷砖模具和由该模具压制成的瓷砖 |
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