JP2687700B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2687700B2
JP2687700B2 JP21285190A JP21285190A JP2687700B2 JP 2687700 B2 JP2687700 B2 JP 2687700B2 JP 21285190 A JP21285190 A JP 21285190A JP 21285190 A JP21285190 A JP 21285190A JP 2687700 B2 JP2687700 B2 JP 2687700B2
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俊雄 重田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像機器における画像表示装置に関するも
のである。
従来の技術 まず、従来の画像表示装置について、第5図を用いて
説明する。第5図において、6は背面電極、7イ〜7ニ
は電子ビーム源としての線陰極、8は電子ビーム引き出
し電極、9は信号電極、10は第1集束電極、11は第2集
束電極、12イと12ロは水平偏向電極、13イと13ロは垂直
偏向電極であり、これらの構成部品で前面ガラス容器14
及び、後面金属容器1の中に収納し、容器1と14内を真
空としている。線陰極7イ〜7ニは水平方向ほぼ一様な
電流密度分布の電子流を発生するように水平方向に架張
されており、適宜間隔を介して垂直方向に複数本(本実
施例では、7イ,7ロ,7ハ,7ニの4本のみ示してある)設
けられている。これらの線陰極7イ〜7ニは、たとえば
タングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構
成される。背面電極6は平板状の導電材からなり、線陰
極7イ〜7ニに対し平行に設けられている。引き出し電
極8は線陰極7イ〜7ニを介して背面電極6と対向し、
水平方向に適宜間隔で設けられた貫通孔15の列を、各線
陰極に対向する水平線上に有する導電板からなる。貫通
孔15は本実施例では円形であるが、楕円または長方形な
どでも良く、また前記した従来の実施例の引き出し電極
のごとくスリット様のものでも良い。信号電極9は、引
き出し電極8における貫通孔15の各々に水平方向に相対
向する位置に所定間隔を介して複数個配置された垂直方
向に細長い導電板17の列からなり、各導電板17において
は、引き出し電極8の貫通孔15に相対向する位置に、同
様の貫通孔16を有している。貫通孔16の形状は楕円また
は長方形でも良く、また前記した従来の実施例の信号電
極のごとく、垂直方向の細長いスリット様のものでも良
い。第1集束電極10は、信号電極9の貫通孔16と各々に
対向する位置に貫通孔18を有する導電板からなる。貫通
板18の形状は、円、楕円、スリット様のものでも良い。
第2集束電極11は、第1集束電極10の貫通孔18に相対向
する位置に縦につながったスリット孔19を有している。
スリット孔19の形状は、第1集束電極10の貫通孔18と同
様、丸穴、楕円、長方形様のものでも良い。水平偏向電
極12イ,12ロは、同一平面に適宜空間を介してたがいに
噛み合った2枚の櫛歯状の端部でつながった導電板21,2
2から構成されており、水平偏向電極12イ,12ロの間に作
られた空間20は、第2集束電極11の貫通スリット孔19と
相対向している。垂直偏向電極13イ,13ロは23,24に示す
ごとく端部で連結された導電板すなわち、2枚の櫛歯状
の導電板を同一平面上で適宜間隔に介してたがいに噛み
合わせた構成からなり、たとえば電子ビーム25に対して
は、下方の導電板23と、上方の導電板24によって一対の
垂直偏向電極を成す。スクリーン26は、電子ビームの照
射によって発光する蛍光体27をガラス容器14の内面に塗
布し、その上にメタルバック層(図示せず)が付加され
て構成される。
以上のように構成された画像表示装置について、その
動作を説明する。
まず、背面電極6に電圧V1、引き出し電極8にV1より
高い電圧V2を印加する。さらに線陰極を加熱し、電子放
出を容易にするためにヒータ電流を流した状態でV1<V0
<V2なる適切な電圧V0を線陰極7イに印加すれば、線陰
極表面の電界が正となって電子流が放出され、引き出し
電極8に向って加速される。また、例えばV0>V2なる電
圧V0を線陰極7イに印加すれば、線陰極表面の電界は負
となり電子の放出を抑止することができる。そこで、線
陰極の電圧を個別に制御することにより、上方の線陰極
7イから順に7ロ,7ハ,……と順に一定時間ずつ電子ビ
ームを放出させるように繰返し、線陰極1本毎に水平方
向に一様の電流密度分布を持ったシート状の電子ビーム
を発生させることができる。上記のシート状電子ビーム
は、つぎに引き出し電極8の貫通孔15によって水平方向
に複数個に分割され、さらに多数の電子ビーム列となっ
て信号電極9の貫通孔16に到達するが、この際に信号電
極9の電圧V3をV3>V0とすれば電子ビームは通過し、V3
<V0とすれば電子ビームは運動エネルギーを失って通過
できなくなる。そこで、V3を経時的に制御することによ
り、絵素を表示するための映像信号に応じて電子ビーム
通過量を各電子ビーム個別に調節する。
信号電極9を通過した電子ビームは次に第1集束電極
10、第2集束電極11に到達し、貫通孔18、スリット孔19
の静電レンズ効果によって集束され、整形されたのち、
水平偏向電極12イ,12ロの相隣る導電板間および垂直偏
向電極13イ,13ロの相隣る導電板23,24の間に与えられる
電位差(偏向電圧と呼ぶ)によって水平および垂直に静
電偏向される。さらにスクリーン26のメタルバック層に
は高電圧(例えば10KV)が印加されており、電子ビーム
は高エネルギーに加速されてメタルバックに衝突し、蛍
光体に発光させる。
テレビジョン画面を縦横にマトリクス状に分割し、小
区分28の集合体としたとき、各小区分に対し上述のよう
にして分離された電子ビームを各1本ずつ対応させ、電
子ビームを各小区分のみ偏向・走査することによって全
画面をスクリーン上に映し出すことができる。また各絵
素に対応したRGB映像信号を、信号電極電圧で上述のよ
うに経時的に制御することにより、テレビジョン動画を
再現することができる。
発明が解決しようとする課題 かかる画像表示装置において、ハーメチック端子のリ
ード端子2aは第2図に示すように、ハーメチックベース
2bと後面金属容器1を貫通する構造となっており、シー
ル部はガラスによって封止された構成をとっている。し
たがって、リード端子2aとハーメチックベース2bはガラ
ス封止部2cによって絶縁が保たれているが、リード端子
2aと後面金属容器1との間には絶縁物がなく電気的な接
触の可能性があり、さらにハーメチックベース2bを後面
金属容器1にレーザ溶接にて取り付ける際発生するクラ
ックによって真空リークが発生するという課題を有して
いた。
本発明は、上記課題に鑑み、ハーメチック端子の内側
には、真空リークを防ぐためにガラスフリットを塗布焼
成し、外側には、絶縁性を確保するためにシリコン樹脂
を塗布した画像表示装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の画像表示装置
は、ハーメチック端子を後面金属容器に取り付けた後
に、その内側にはガラスフリットを、外側にはシリコン
樹脂をそれぞれ塗布するものである。
作用 本発明は上記した構成によって、後面金属容器にハー
メチック端子をレーザ溶接にて取り付ける際発生が考え
られるガラス封止部のクラックによる真空リークをカバ
ーでき、さらに、後面金属容器とリード端子の接触によ
る絶縁不良を防ぎ、信頼性の高い画像表示装置の作成が
可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例の画像表示装置について図面を
参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例にお
ける画像表示装置のハーメチック端子と後面金属容器1
の構成を示す断面図であり、第2図は、従来の構成を示
す断面図である。第1図、第2図において、1は後面金
属容器である。2aはリード端子であり、2bのハーメチッ
クベース、2cのガラス封止部と共に1つのハーメチック
端子を構成している。ハーメチックベース2bはレーザ溶
接によって後面金属容器に取り付けられる。この時、発
生する熱によってガラス封止部2cにマイクロクラックが
発生する可能性があり、それを埋める形で、第1図に示
すガラスフリット3を塗布し、真空時のリークを防いで
いる。第3図は、ハーメチックベース2bにガラスフリッ
ト3を塗布した状態を示している。また第1図におい
て、4はシリコン樹脂で、リード端子2aの外力による曲
がりを防ぎ、後面金属容器1とリード端子2aとの電気的
な接触をなくし、絶縁の役割を果たしている。そしてこ
のシリコン樹脂4は、第4図に示すようにディスペンサ
による線引きによって塗布される。
かかる構成によれば、第1図に示すようにハーメチッ
ク端子2aの内側と外側に異なった材料による塗布層を設
け、さらに使い分けることで、真空リークを防ぎ、絶縁
性を確保することで、信頼性の高いパネルの作成が可能
となる。
尚、上記実施例においては、外側に塗布する樹脂をシ
リコン樹脂としたが、その他の樹脂やガラスフリットに
おいても同様の構成をとることにより同等の効果が得ら
れ、塗布法おいても、ディスペンサによる1回の線引き
でなく、往復による数回の線引きや、リード端子部だけ
の点吐出による埋め込みでも良い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ハーメチック端子の外
側と内側に異なった材料の塗布層を設けることで、真空
リークを防止することができ、絶縁性においても高い信
頼性を有するパネルの作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像表示装置のハー
メチック端子と後面金属容器の構成を示す断面図、第2
図は従来のハーメチック端子と後面金属容器の構成を示
す断面図、第3図はハーメチック端子の内側の部分にガ
ラスフリットが塗布された状態を表わす斜視図、第4図
はハーメチック端子の外側の部分にシリコン樹脂が塗布
される要すを表わす斜視図、第5図は画像表示装置の基
本構成を示す分解斜視図である。 1……後面金属容器、2a……リード端子、2b……ハーメ
チックベース、2c……ガラス封止部、3……ガラスフリ
ット、4……シリコン樹脂、5……ディスペンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光体を塗布したスクリーンと、前記スク
    リーンと対向する導電板からなる背面電極とを備えると
    共に、前記背面電極とスクリーンによって挟まれた空間
    に、前記背面電極側より順に、線陰極、ビーム引き出し
    電極、信号電極、集束電極、水平偏向電極及び垂直偏向
    電極を備え、かつこれらスクリーン、線陰極および各種
    電極を真空状態に収納する前面ガラス容器と後面金属容
    器を備え、上記後面金属容器を貫通するようにハーメチ
    ック端子を取り付け、このハーメチック端子の内側と外
    側の部分にそれぞれ、ガラスフリットとシリコン樹脂を
    塗布したことを特徴とする画像表示装置。
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