JP2737404B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2737404B2
JP2737404B2 JP40884590A JP40884590A JP2737404B2 JP 2737404 B2 JP2737404 B2 JP 2737404B2 JP 40884590 A JP40884590 A JP 40884590A JP 40884590 A JP40884590 A JP 40884590A JP 2737404 B2 JP2737404 B2 JP 2737404B2
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electrode
terminal
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敬次 長田
俊雄 重田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器における画像
表示装置およびその端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置について、図5を用
いて説明する。図5において、6は背面電極、7イ〜7
ニは電子ビーム源としての線陰極、8は電子ビーム引き
出し電極、9は信号電極、10は第1集束電極、11は
第2集束電極、12イ,12ロは水平偏向電極、13
イ,13ロは垂直偏向電極であり、これら構成部品を前
面ガラス容器14および後面金属容器1の中に収納し、
容器1と14内を真空としている。線陰極7イ〜7ニは
水平方向にほぼ一様な電流密度分布の電子流を発生する
ように水平方向に架張されており、適宜間隔を介して垂
直方向に複数本(本実施例では、7イ,7ロ,7ハ,7
ニの4本のみ示してある)設けられている。これらの線
陰極7イ〜7ニは、たとえばタングステン線の表面に酸
化物陰極材料が塗着されて構成される。
【0003】背面電極6は平板状の導電材からなり、線
陰極7イ〜7ニに対し平行に設けられている。引き出し
電極8は線陰極7イ〜7ニを介して背面電極6と対向
し、水平方向に適宜間隔で設けられた貫通孔15の列
を、各線陰極に対向する水平線上に有する導電板からな
る。貫通孔15は本実施例では円形であるが、楕円また
は長方形などでも良く、また前記した従来の実施例の引
き出し電極のごとくスリット様のものでも良い。
【0004】信号電極9は、引き出し電極8における貫
通孔15の各々に水平方向に相対向する位置に所定間隔
を介して複数個配置された垂直方向に細長い導電板17
の列からなり、各導電板17においては、引き出し電極
8の貫通孔15に相対向する位置に、同様の貫通孔16
を有している。貫通孔16の形状は楕円または長方形で
も良く、また前記した従来の実施例の信号電極のごと
く、垂直方向の細長いスリット様のものでも良い。第1
集束電極10は、信号電極9の貫通孔16と各々に対向
する位置に貫通孔18を有する導電板からなる。貫通孔
18の形状は、円,楕円,スリット様のものでも良い。
第2集束電極11は、第1集束電極10の貫通孔18に
相対向する位置に縦につながったスリット孔19を有し
ている。スリット孔19の形状は、第1集束電極10の
貫通孔18と同様、丸穴,楕円,長方形様のものでも良
い。
【0005】水平偏向電極12イ、12ロは、同一平面
に適宜空間を介してたがいに噛み合った2枚の櫛歯状の
端部でつながった導電板21,22から構成されてお
り、水平偏向電極12イ,12ロの間に作られた空間2
0は、第2集束電極11の貫通スリット孔19と相対向
している。垂直偏向電極13イ,13ロは、23,24
に示すごとく端部で連結された導電板すなわち、2枚の
櫛歯状の導電板を同一平面上で適宜間隔に介してたがい
に噛み合わせた構成からなり、たとえば電子ビーム25
に対しては、下方の導電板23と、上方の導電板24に
よって一対の垂直偏向電極を成す。スクリーン26は、
電子ビームの照射によって発光する蛍光体27をガラス
容器14の内面に塗布し、その上にメタルバック層(図
示せず)が付加されて構成される。
【0006】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、その動作を説明する。まず、背面電極6に電圧V
1、引き出し電極8にV1より高い電圧V2をそれぞれ印
加する。さらに線陰極を加熱し、電子放出を容易にする
ためにヒータ電流を流した状態でV1<V0<V2なる適
切な電圧V0を線陰極7イに印加すれば、線陰極表面の
電界が正となって電子流が放出され、引き出し電極8に
向って加速される。また、例えばV0>V2なる電圧V0
を線陰極7イに印加すれば、線陰極表面の電界は負とな
り電子の放出を抑止することができる。そこで、線陰極
の電圧を個別に制御することにより、上方の線陰極7イ
から順に7ロ,7ハ,……と順に一定時間ずつ電子ビー
ムを放出させるように繰返し、線陰極1本毎に水平方向
に一様の電流密度分布を持ったシート状の電子ビームを
発生させることができる。
【0007】上記のシート状電子ビームは、つぎに引き
出し電極8の貫通孔15によって水平方向に複数個に分
割され、さらに多数の電子ビーム列となって信号電極9
の貫通孔16に到達するが、この際に、信号電極9の電
圧V3をV3>V0とすれば電子ビームは通過し、V3<V
0とすれば電子ビームは運動エネルギーを失って通過で
きなくなる。そこで、V3を経時的に制御することによ
り、絵素を表示するための映像信号に応じて電子ビーム
通過量を各電子ビーム個別に調節する。
【0008】信号電極9を通過した電子ビームは次に第
1集束電極10,第2集束電極11に到達し、貫通孔1
8,スリット孔19の静電レンズ効果によって集束さ
れ、整形されたのち、水平偏向電極12イ,12ロの相
隣る導電板間および垂直偏向電極13イ,13ロの相隣
る導電板23,24の間に与えられる電位差(偏向電圧
と呼ぶ)によって水平および垂直に静電偏向される。さ
らにスクリーン26のメタルパック層には高電圧(例え
ば10KV)が印加されており、電子ビームは高エネル
ギーに加速されてメタルパックに衝突し、蛍光体を発光
させる。
【0009】テレビジョン画面を縦横にマトリクス状に
分割し、小区分28の集合体としたとき、各小区分28
に対し上述のようにして分割された電子ビームを各1本
ずつ対応させ、電子ビームを各小区分内のみ偏向・走査
することによって全画面をスクリーン上に映し出すこと
ができる。また各絵素に対応したRGB映像信号を、信
号電極電圧で上述のように経時的に制御することによ
り、テレビジョン動画を再現することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる画像表示装置に
おいて、線陰極端子36は図6に示すように後面金属容
器35に端子36と金属ベース37との間にガラスを介
してなる気密端子を、前面ガラス容器14と後面金属容
器35からなる空間の内側より後面金属容器35に溶接
によって取り付け、端子出しを可能としたものである。
信号電極端子42も金属ベース43,45にガラスによ
って固定し、この金属ベース43,45を後面金属容器
35に溶接にて取り付け、端子出しを可能としている。
しかしながら、このような構成では、信号電極端子42
の金属ベース43と45は形状が異なっている為、形状
製作の金型面数を多くしなければならないという問題点
と、更には溶接を行なう工数も多くなるという問題点も
有するものであった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑み、金属ベース
形状を最小になるように同一形状とし、金型面数の削減
と溶接工数を少なくした安価な画像表示装置を提供する
ものである。
【0012】上記課題を解決するために、本発明の画像
表示装置は、線陰極端子及び信号電極端子の端子と金属
ベースとの間にガラスを介在してなる気密端子の、前記
金属ベースの形状を信号電極端子において同一形状と
し、コストダウンを可能としたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、金属ベースか
らなる気密端子の前記金属ベースの形状を最小にするこ
とにより、金属ベースの金型製作数を少なくすることが
できるとともに、形状の同一化により、溶接時のロボッ
ト等のソフト工数削減も可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像表示装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は金属ベース
形状を信号電極端子において同一にし後面金属容器に取
付けた状態を示す平面図であり、図2は線陰極端子の取
付け状態を示す断面図であり、図3は信号電極端子の取
付け状態を示す断面図、図4は線陰極端子のレーザ溶接
の様子を示す断面図である。
【0015】図1において、31は後面金属容器であ
り、30は線陰極端子である。図2に拡大して示すよう
に、線陰極端子30は段付き部を設けてフランジを有し
た金属ベース32にガラス33を介して一体化されてお
り、複数本全て金属ベース32に取り付けられている。
これによって、線陰極端子30の相互位置精度の確保が
図られている。又、線陰極端子30と後面金属容器31
との絶縁は、前記ガラス33によって保たれている。ま
たこの構造によって気密性が保たれている。そして、前
記線陰極端子30は、後面金属容器31に穴39を開け
ることにより、それを内側から外側に貫通する形で位置
決めされている。
【0016】図4に示すように、この線陰極端子30が
一体となった金属ベース32のフランジ部にレーザ40
を照射させて金属ベース32と後面金属容器31とを溶
融させる。この溶融部38を金属ベース32のフランジ
全周に作ることによって、後面金属容器31に線陰極端
子30の内側先端に直接もしくはリード線などによっ
て、図5に示す線陰極7イ〜7ニが接続され、さらに一
方の外側先端は図示していない駆動回路に接続される。
またこの端子の取り付けは前面ガラス容器14と後面金
属容器1からなる空間の内側より後面金属容器1に取り
付けられている。ここで、複数の金属ベース32は全て
同一形状にしている。
【0017】又、信号電極端子50も線陰極端子30と
同様で図1、図3に示すように段付き部を設けてフラン
ジを有した金属ベース51にガラス52を介して一体化
されており、複数本全て金属ベース51に取り付けられ
ている。又、前記線陰極端子30と同様に、信号電極端
子50は後面金属容器31に穴39を開けることによ
り、それを内側から外側に貫通する形で位置決めされて
いる。この金属ベース51と後面金属容器31とをレー
ザ照射して溶融させ、溶融部を金属ベース51の周囲全
体に作ることによって、後面金属容器31に信号電極端
子50が接着されシール性が保たれることになる。又、
信号電極端子50は端子間ピッチが2mmと狭い為に後
面金属容器31と平行に一列には並べられず、2列のジ
クザグ形状としたものである。ここで、金属ベース51
は複数個を全て同一形状としている。更にその他の電極
の端子を同時に一体化することもできるものである。
【0018】かかる構成によれば図1に示すように、信
号電極端子50の金属ベース51(ここでは6ヶ)を同
一形状にしたものであり、部品の簡素化を図ることがで
きるものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、信号電極端子の
複数の金属ベース形状を同一とすることにより、金属ベ
ースのプレス金型の面数が最小となると共に、レーザ溶
接時のロボットの自動プログラムの為の工数も削減され
ることとなり、安価な画像表示装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像表示装置の要部
の平面図
【図2】同装置の線陰極端子取付け状態を示す断面図
【図3】同装置の信号電極端子取付け状態を示す断面図
【図4】同装置の線陰極端子の金属ベースと後面金属容
器との溶接の要領を示す断面図
【図5】画像表示装置の基本構成を示す分解斜視図
【図6】従来の画像表示装置の要部の断面図
【符号の説明】
30 線陰極端子 31 後面金属容器 50 信号電極端子 32、51 金属ベース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体を塗布した平板状のスクリーン
    と、前記スクリーンと対向する導電板からなる背面電極
    とを備えるとともに、前記背面電極とスクリーンによっ
    て挟まれた空間に、前記背面電極側より順に、線陰極、
    ビーム引き出し電極、信号電極、集束電極、偏向電極を
    備え、かつこれらスクリーン、線陰極および前記各種電
    極を真空状態に収納する前面ガラス容器と後面金属容器
    を備え、少なくとも線陰極端子および信号電極端子をそ
    れぞれガラスを介して金属ベースに固定し、この金属ベ
    ースを前記後面金属容器に溶接し、前記後面金属容器の
    内面より、後面金属容器を貫通させる形で前記線陰極端
    子および信号電極端子をそれぞれ取り出すようにした画
    像表示装置において、前記金属ベースの形状を信号電極
    端子において同一にしたことを特徴とする画像表示装
    置。
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JPH04233140A JPH04233140A (ja) 1992-08-21
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