JPH08222154A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH08222154A JPH08222154A JP2415295A JP2415295A JPH08222154A JP H08222154 A JPH08222154 A JP H08222154A JP 2415295 A JP2415295 A JP 2415295A JP 2415295 A JP2415295 A JP 2415295A JP H08222154 A JPH08222154 A JP H08222154A
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- Japan
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- electrode
- getter
- image display
- glass container
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/34—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing cold phosphate binders
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は複数本の線陰極を用いて画像を表示
するようにした画像表示装置に関するもので、信号電極
端子間の接触を防止することを目的とする。 【構成】 ゲッター41を電極を支える電極支えプレー
ト30に固定し、ゲッター29と信号電極端子32の間
に低融点接着ガラスで遮蔽壁35を設けてゲッターを加
熱飛散させた構成とする。
するようにした画像表示装置に関するもので、信号電極
端子間の接触を防止することを目的とする。 【構成】 ゲッター41を電極を支える電極支えプレー
ト30に固定し、ゲッター29と信号電極端子32の間
に低融点接着ガラスで遮蔽壁35を設けてゲッターを加
熱飛散させた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧を利用し、電子
ビームを照射するタイプの画像表示装置のゲッターに関
するものである。
ビームを照射するタイプの画像表示装置のゲッターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置について、図4及び
図5を用いて説明する。図4において1は後面ガラス容
器、6は背面電極、7イ〜7ニは電子ビーム源としての
線陰極、8は電子ビーム引出電極、9は信号電極、10
は第1収束電極、11は第2収束電極、12イ、12ロ
は水平偏向電極、13イ、13ロは垂直偏向電極であり
これら構成部品を前面ガラス容器14及び後面ガラス容
器1の中に収納し、容器内を真空としている。線陰極7
イ〜7ニは水平方向にほぼ一様な電流密度分布の電子流
を発生するように水平方向に架張されており、適宜間隔
を介して垂直方向に複数本(本実施例では、7イ、7
ロ、7ハ、7ニの4本のみ示してある)設けられてい
る。これらの線陰極7イ〜7ニは、たとえばタングステ
ン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構成される。
背面電極6は平板状の導電材からなり、線陰極7イ〜7
ニに対し平行に設けられている。電子ビーム引出電極8
は線陰極7イ〜7ニを介して背面電極6と対向し、水平
方向に適宜間隔で設けられた貫通孔15の列を、各線陰
極に対向する水平線状に有する導電板からなる。
図5を用いて説明する。図4において1は後面ガラス容
器、6は背面電極、7イ〜7ニは電子ビーム源としての
線陰極、8は電子ビーム引出電極、9は信号電極、10
は第1収束電極、11は第2収束電極、12イ、12ロ
は水平偏向電極、13イ、13ロは垂直偏向電極であり
これら構成部品を前面ガラス容器14及び後面ガラス容
器1の中に収納し、容器内を真空としている。線陰極7
イ〜7ニは水平方向にほぼ一様な電流密度分布の電子流
を発生するように水平方向に架張されており、適宜間隔
を介して垂直方向に複数本(本実施例では、7イ、7
ロ、7ハ、7ニの4本のみ示してある)設けられてい
る。これらの線陰極7イ〜7ニは、たとえばタングステ
ン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構成される。
背面電極6は平板状の導電材からなり、線陰極7イ〜7
ニに対し平行に設けられている。電子ビーム引出電極8
は線陰極7イ〜7ニを介して背面電極6と対向し、水平
方向に適宜間隔で設けられた貫通孔15の列を、各線陰
極に対向する水平線状に有する導電板からなる。
【0003】信号電極9は、電子ビーム引出電極8にお
ける貫通孔15の各々に水平方向に相対向する位置に所
定間隔を介して複数個配置された垂直方向に細長い導電
板17の列からなり、各導電板17においては、電子ビ
ーム引出電極8の貫通孔15に相対向する位置に、同様
の貫通孔16を有している。第1収束電極10は、信号
電極9の貫通孔16と各々に対向する位置に貫通孔18
を有する導電板からなる。第2収束電極11は、第1収
束電極10の貫通孔18に相対向する位置に縦につなが
ったスリット孔19を有している。
ける貫通孔15の各々に水平方向に相対向する位置に所
定間隔を介して複数個配置された垂直方向に細長い導電
板17の列からなり、各導電板17においては、電子ビ
ーム引出電極8の貫通孔15に相対向する位置に、同様
の貫通孔16を有している。第1収束電極10は、信号
電極9の貫通孔16と各々に対向する位置に貫通孔18
を有する導電板からなる。第2収束電極11は、第1収
束電極10の貫通孔18に相対向する位置に縦につなが
ったスリット孔19を有している。
【0004】水平偏向電極12イ、12ロは、同一平面
に適宜空間を介してたがいに噛み合った2枚の櫛歯状の
端部でつながった導電板20、21から構成されてお
り、水平偏向電極12イ、12ロの間に作られた空間2
2は、第2収束電極11の貫通スリット孔19と相対向
している。垂直偏向電極13イ、13ロは、23、24
に示すごとく端部で連結された導電板すなわち、2枚の
櫛歯状の導電板を同一平面上で適宜間隔を介してたがい
に噛み合わせた構成からなり、たとえば電子ビーム25
に対しては、下方の導電板23と、上方の導電板24に
よって一対の垂直偏向電極を成す。スクリーン26は、
電子ビームの照射によって発光する蛍光体27をガラス
容器14の内面に塗布し、その上にメタルバック層(図
示せず)が付加されて構成される。
に適宜空間を介してたがいに噛み合った2枚の櫛歯状の
端部でつながった導電板20、21から構成されてお
り、水平偏向電極12イ、12ロの間に作られた空間2
2は、第2収束電極11の貫通スリット孔19と相対向
している。垂直偏向電極13イ、13ロは、23、24
に示すごとく端部で連結された導電板すなわち、2枚の
櫛歯状の導電板を同一平面上で適宜間隔を介してたがい
に噛み合わせた構成からなり、たとえば電子ビーム25
に対しては、下方の導電板23と、上方の導電板24に
よって一対の垂直偏向電極を成す。スクリーン26は、
電子ビームの照射によって発光する蛍光体27をガラス
容器14の内面に塗布し、その上にメタルバック層(図
示せず)が付加されて構成される。
【0005】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、その動作を説明する。まず、背面電極6に電圧V
1、電子ビーム引出電極8にV1より高い電圧V2をそ
れぞれ印加する。さらに線陰極を加熱し、電子放出を容
易にするためにヒータ電流を流した状態でV1〈V0
〈V2なる適切な電圧V0を線陰極7イに印加すれば、
線陰極表面の電界が正となり、電子流が放出され、これ
らの電子は電子ビーム引出電極8に向かって加速され
る。また、例えばV0〉V2なる電圧V0を線陰極7イ
に印加すれば、線陰極表面の電界は負となり、電子の放
出を抑止することができる。
いて、その動作を説明する。まず、背面電極6に電圧V
1、電子ビーム引出電極8にV1より高い電圧V2をそ
れぞれ印加する。さらに線陰極を加熱し、電子放出を容
易にするためにヒータ電流を流した状態でV1〈V0
〈V2なる適切な電圧V0を線陰極7イに印加すれば、
線陰極表面の電界が正となり、電子流が放出され、これ
らの電子は電子ビーム引出電極8に向かって加速され
る。また、例えばV0〉V2なる電圧V0を線陰極7イ
に印加すれば、線陰極表面の電界は負となり、電子の放
出を抑止することができる。
【0006】そこで、線陰極の電圧を個別に制御するこ
とにより、上方の線陰極7イから順に7ロ、7ハ、…‥
と順に一定時間ずつ電子ビームを放出させるように繰り
返し、線陰極一本毎に水平方向に一様の電流密度分布を
持ったシート状の電子ビームを発生させることができ
る。
とにより、上方の線陰極7イから順に7ロ、7ハ、…‥
と順に一定時間ずつ電子ビームを放出させるように繰り
返し、線陰極一本毎に水平方向に一様の電流密度分布を
持ったシート状の電子ビームを発生させることができ
る。
【0007】上記のシート状電子ビームは、つぎに電子
ビーム引出電極8の貫通孔15によって水平方向に複数
個に分割され、さらに多数の電子ビーム列となって信号
電極9の貫通孔16に到達するが、この際に、信号電極
9の電圧V3をV3〉V0とすれば電子ビームは通過
し、V3〈V0とすれば電子ビームは運動エネルギーを
失って通過できなくなる。そこで、V3を経時的に制御
することにより、絵素を表示するための映像信号に応じ
て電子ビーム通過量を各電子ビーム個別に調節する。
ビーム引出電極8の貫通孔15によって水平方向に複数
個に分割され、さらに多数の電子ビーム列となって信号
電極9の貫通孔16に到達するが、この際に、信号電極
9の電圧V3をV3〉V0とすれば電子ビームは通過
し、V3〈V0とすれば電子ビームは運動エネルギーを
失って通過できなくなる。そこで、V3を経時的に制御
することにより、絵素を表示するための映像信号に応じ
て電子ビーム通過量を各電子ビーム個別に調節する。
【0008】信号電極9を通過した電子ビームは次に第
1収束電極10、第2収束電極11に到達し、貫通孔1
8、スリット孔19の静電レンズ効果によって収束さ
れ、整形されたのち、水平偏向電極12イ、12ロの相
隣る導電板間および垂直偏向電極13イ、13ロの相隣
る導電板23、24の間に与えられる電位差(偏向電圧
と呼ぶ)によって水平および垂直に静電偏向される。さ
らにスクリーン26のメタルバック層には高電圧(例え
ば10KV)が印加されており、電子ビームは高エネル
ギーに加速されてメタルバックに衝突し、蛍光体を発光
させる。
1収束電極10、第2収束電極11に到達し、貫通孔1
8、スリット孔19の静電レンズ効果によって収束さ
れ、整形されたのち、水平偏向電極12イ、12ロの相
隣る導電板間および垂直偏向電極13イ、13ロの相隣
る導電板23、24の間に与えられる電位差(偏向電圧
と呼ぶ)によって水平および垂直に静電偏向される。さ
らにスクリーン26のメタルバック層には高電圧(例え
ば10KV)が印加されており、電子ビームは高エネル
ギーに加速されてメタルバックに衝突し、蛍光体を発光
させる。
【0009】テレビジョン画面を縦横にマトリクス状に
分割し、小区分28の集合体としたとき、各小区分28
に対し上述のようにして分割された電子ビームを各一本
ずつ対応させ、電子ビームを各小区分内のみ偏向・走査
することによって全画面をスクリーン上に映し出すこと
ができる。また各絵素に対応したRGB映像信号を、信
号電極電圧で上述のように経時的に制御することによ
り、テレビジョン動画を再現することができる。又、こ
の画像表示装置では、構成部品からのガスなどによって
真空度が低下しないよう図5に示すように、リング状の
ゲッター29を取り付けている。
分割し、小区分28の集合体としたとき、各小区分28
に対し上述のようにして分割された電子ビームを各一本
ずつ対応させ、電子ビームを各小区分内のみ偏向・走査
することによって全画面をスクリーン上に映し出すこと
ができる。また各絵素に対応したRGB映像信号を、信
号電極電圧で上述のように経時的に制御することによ
り、テレビジョン動画を再現することができる。又、こ
の画像表示装置では、構成部品からのガスなどによって
真空度が低下しないよう図5に示すように、リング状の
ゲッター29を取り付けている。
【0010】ゲッター29は、後面ガラス容器1と前面
ガラス容器14との空間に収納された電極支えプレート
30に取り付け固定した後、後面ガラス容器1の外から
高周波を当てて、後面ガラス容器内側へ蒸発飛散させ真
空度の確保を図っている。
ガラス容器14との空間に収納された電極支えプレート
30に取り付け固定した後、後面ガラス容器1の外から
高周波を当てて、後面ガラス容器内側へ蒸発飛散させ真
空度の確保を図っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】かかる画像表示装置に
おいて、ゲッター29は図5、図6に示すようにリング
状のゲッター29を、電極支えプレート30に取り付
け、後面ガラス容器1の外から高周波を当てて、渦電流
を発生させ自己発熱作用でゲッター29を後面ガラス容
器1の中央に向かって飛散させたものであった。しかし
ながら、このような構成では、ゲッターの背面から漏れ
たものが、信号電極端子32に接触し、端子間の絶縁不
良が生じるという問題点があった。
おいて、ゲッター29は図5、図6に示すようにリング
状のゲッター29を、電極支えプレート30に取り付
け、後面ガラス容器1の外から高周波を当てて、渦電流
を発生させ自己発熱作用でゲッター29を後面ガラス容
器1の中央に向かって飛散させたものであった。しかし
ながら、このような構成では、ゲッターの背面から漏れ
たものが、信号電極端子32に接触し、端子間の絶縁不
良が生じるという問題点があった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑み、ゲッター飛
散による信号電極端子の接触を防止して信頼性を向上さ
せた画像表示装置を提供するものである。
散による信号電極端子の接触を防止して信頼性を向上さ
せた画像表示装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像表示装置の高周波ゲッター装置は、前記
信号電極端子と高周波コアーとの間に、低融点接着ガラ
スによる遮蔽壁を設けた構造とし、信号電極端子へのゲ
ッターの飛散を防止させたものである。
に本発明の画像表示装置の高周波ゲッター装置は、前記
信号電極端子と高周波コアーとの間に、低融点接着ガラ
スによる遮蔽壁を設けた構造とし、信号電極端子へのゲ
ッターの飛散を防止させたものである。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、ゲッター背面
部に漏れるゲッターを低融点接着ガラスによる遮蔽壁で
カットすることができ、信号電極の端子間の接触を防止
し、高品質の画像表示装置が可能となる。
部に漏れるゲッターを低融点接着ガラスによる遮蔽壁で
カットすることができ、信号電極の端子間の接触を防止
し、高品質の画像表示装置が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像表示装置つい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0016】図1はゲッターに高周波を当てゲッターを
飛散している状態を示す平面図であり、図2はその断面
図である。また、図3はゲッター構造を示す拡大断面図
である。図1、図2において、後面ガラス容器1に低融
点接着ガラス34を塗布し、この低融点接着ガラス34
の上に固定ベース36を位置決めした後、焼成すること
によって、固定ベース36が後面ガラス容器1に高さ精
度が確保され、位置決め固定されることになる。
飛散している状態を示す平面図であり、図2はその断面
図である。また、図3はゲッター構造を示す拡大断面図
である。図1、図2において、後面ガラス容器1に低融
点接着ガラス34を塗布し、この低融点接着ガラス34
の上に固定ベース36を位置決めした後、焼成すること
によって、固定ベース36が後面ガラス容器1に高さ精
度が確保され、位置決め固定されることになる。
【0017】次に線陰極バネが取りつけられた線陰極プ
レートを(図示せず)、線陰極ベース31に溶接により
固定する。又、電極支えプレート30にはゲッター29
を取り付けるようにしている。
レートを(図示せず)、線陰極ベース31に溶接により
固定する。又、電極支えプレート30にはゲッター29
を取り付けるようにしている。
【0018】このゲッターは、図3に拡大して示すよう
に、ゲッター取付金具37にリング状のゲッター(以
下、リングゲッターと記す)及び羽根39が一体となっ
た半環状カバー40を溶接してゲッター29を構成して
いる。リングゲッター38は断面がU字型で,その中へ
バリウム、アルミニウム、ニッケル等の材料が充填され
ている。前記、一体となったゲッターは電極支えプレー
ト30に溶接固定している。前記、一体となった線陰極
ベース31を左右一対、更にはゲッターが取りつけられ
た電極支えプレート30を上下に一対設けて、固定ベー
スに位置決め載置して、レーザ溶接等により組立て固定
する。この後、線陰極プレートに固定されている、線陰
極バネを介して線陰極を架張した後(図示せず)、電子
ビーム引出電極から偏向電極までが一体となった合体電
極を位置決め載置し、固定することによって後面ガラス
容器ブロックが形成される。
に、ゲッター取付金具37にリング状のゲッター(以
下、リングゲッターと記す)及び羽根39が一体となっ
た半環状カバー40を溶接してゲッター29を構成して
いる。リングゲッター38は断面がU字型で,その中へ
バリウム、アルミニウム、ニッケル等の材料が充填され
ている。前記、一体となったゲッターは電極支えプレー
ト30に溶接固定している。前記、一体となった線陰極
ベース31を左右一対、更にはゲッターが取りつけられ
た電極支えプレート30を上下に一対設けて、固定ベー
スに位置決め載置して、レーザ溶接等により組立て固定
する。この後、線陰極プレートに固定されている、線陰
極バネを介して線陰極を架張した後(図示せず)、電子
ビーム引出電極から偏向電極までが一体となった合体電
極を位置決め載置し、固定することによって後面ガラス
容器ブロックが形成される。
【0019】前記電子ビーム引出電極から偏向電極は1
本もしくは2本の電圧印加用の端子を配置して、後面ガ
ラス容器1の外へ出している。(ここでは図示せず)更
には、前記、電極の中で信号電極は前述したように、電
子ビーム引出における貫通孔の各々に水平方向に対向す
る位置に、所定間隔を介して複数個配置された垂直方向
に細長い導電板の列からなり、プラスとマイナスの電圧
を加える為に、後面ガラス容器1の上下方向に複数本
(例えば112本ずつ)印加用の信号電極端子32を前
記同様後面ガラス容器1の外へ出している。
本もしくは2本の電圧印加用の端子を配置して、後面ガ
ラス容器1の外へ出している。(ここでは図示せず)更
には、前記、電極の中で信号電極は前述したように、電
子ビーム引出における貫通孔の各々に水平方向に対向す
る位置に、所定間隔を介して複数個配置された垂直方向
に細長い導電板の列からなり、プラスとマイナスの電圧
を加える為に、後面ガラス容器1の上下方向に複数本
(例えば112本ずつ)印加用の信号電極端子32を前
記同様後面ガラス容器1の外へ出している。
【0020】その後、前記後面ガラス容器ブロックと、
蛍光体の塗布された前面ガラス容器とを封着固定した
後、容器内を真空に引いて封止する。この封止した画像
表示装置の後面ガラス容器1外面より、ゲッターに高周
波を当て、ゲッターを800℃ぐらいに加熱することに
よって、アルミニウムとニッケル等が自己発熱反応し、
1100〜1200℃ぐらいになって、バリウムが蒸発
飛散することになる。この時、低融点接着ガラス34に
よって遮蔽壁35を設けることによって、ゲッターの半
環状カバー40から漏れたバリウムが、遮蔽壁35に付
着し信号電極端子32の端子間の接触を防止する。遮蔽
壁35の大きさ、長さ、高さは、特に問わず、ゲッター
から漏れたバリウムを信号電極端子32に付着しないよ
うにカバーできるものであればよい。また、遮蔽壁35
は、低融点接着ガラス34で作製するので、塗布ロボッ
トの塗布プログラムを少し変更することにより作製でき
工数が増えることもない。また、塗布量も若干量増やす
だけで作製できるので特に直材費増大にもならない。
蛍光体の塗布された前面ガラス容器とを封着固定した
後、容器内を真空に引いて封止する。この封止した画像
表示装置の後面ガラス容器1外面より、ゲッターに高周
波を当て、ゲッターを800℃ぐらいに加熱することに
よって、アルミニウムとニッケル等が自己発熱反応し、
1100〜1200℃ぐらいになって、バリウムが蒸発
飛散することになる。この時、低融点接着ガラス34に
よって遮蔽壁35を設けることによって、ゲッターの半
環状カバー40から漏れたバリウムが、遮蔽壁35に付
着し信号電極端子32の端子間の接触を防止する。遮蔽
壁35の大きさ、長さ、高さは、特に問わず、ゲッター
から漏れたバリウムを信号電極端子32に付着しないよ
うにカバーできるものであればよい。また、遮蔽壁35
は、低融点接着ガラス34で作製するので、塗布ロボッ
トの塗布プログラムを少し変更することにより作製でき
工数が増えることもない。また、塗布量も若干量増やす
だけで作製できるので特に直材費増大にもならない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、ゲッターを飛散
させる時に、信号電極端子とゲッターとの間に低融点ガ
ラスの遮蔽壁を設けたことにより、信号電極端子への付
着を無くし、端子間の接触を防ぐことができる為、高品
質な画像表示装置を提供することができる。
させる時に、信号電極端子とゲッターとの間に低融点ガ
ラスの遮蔽壁を設けたことにより、信号電極端子への付
着を無くし、端子間の接触を防ぐことができる為、高品
質な画像表示装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例における画像表示装置のゲッ
ターを飛散している状態を示す平面図
ターを飛散している状態を示す平面図
【図2】同画像表示装置の断面図
【図3】ゲッター構造を示す拡大断面図
【図4】画像表示装置の基本構成を示す分解斜視図
【図5】従来の画像表示装置にゲッターを飛散している
状態を示す平面図
状態を示す平面図
【図6】同画像表示装置の断面図
1 後面ガラス容器 14 前面ガラス容器 29 ゲッター 30 電極支えプレート 31 線陰極ベース 32 信号電極端子 33 電極ブロック 34 低融点接着ガラス 35 遮蔽壁 36 固定ベース 37 ゲッター取付金具 38 リングゲッター 39 羽根 40 半環状カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 蛍光体を塗布した平板状のスクリーンと
対向する導電材からなる背面電極と、前記背面電極と前
記スクリーンとによって挟まれた空間に備えられる線陰
極、電子ビーム引出電極、信号電極、集束電極、偏向電
極とを支える電極支えプレートにリング状のゲッターを
備え、前記ゲッターと前記信号電極の端子との間に、低
融点接着ガラスによる遮蔽壁を設けることを特徴とする
画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415295A JPH08222154A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415295A JPH08222154A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222154A true JPH08222154A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12130375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415295A Pending JPH08222154A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08222154A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100697514B1 (ko) * | 2001-01-11 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 전계방출형 표시소자에 있어서 게터의 활성화 방법 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP2415295A patent/JPH08222154A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100697514B1 (ko) * | 2001-01-11 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 전계방출형 표시소자에 있어서 게터의 활성화 방법 |
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