JP2682253B2 - アバランシェ・フォトダイオード及びその製造方法 - Google Patents

アバランシェ・フォトダイオード及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光通信における
微小光信号の検出に用いるアバランシェフォトダイオー
ド及びこれの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアバランシェ・フォトダイオード
としては、例えば図4に示すようなものがある。これ
は、n+ −InP基板1上にn- −InGaAs光吸収
層2を形成し、この光吸収層2上にn−InP増倍層3
を形成し、この増倍層3の上面側からp型の不純物を選
択拡散して、p+ 受光領域4を形成することによって製
造したものである。
【0003】このようなアバランシェ・フォトダイオー
ドでは、図4に示すように増倍層3とp+ 受光領域4と
によって形成されたp+ −n接合にアバランシェブレー
クダウンを起こす寸前の逆バイアスを、p+ 受光領域4
と基板1との間に電源5を印加することによって与え
る。この逆バイアス状態では、増倍層3及び光吸収層2
内に空乏層6が形成されている。この状態において、p
+ 受光領域4に入射した光信号は、空乏層6を通過して
光吸収層2に到達し、ここで吸収されることによって、
電子、ホール対を発生する。このうちホールは、空乏層
6の電界によってドリフトし、空乏層6内に注入され
る。この注入されたホールは、増倍層3中で加速され、
その大きな運動エネルギーを持って空乏層6中の格子原
子と衝突し、これを電離して、電子とホールとの対を発
生させる。この現象は連鎖的に起こり、多数のホール及
び電子が発生し、ホールが受光領域4を介して電源5に
流れる。一方、電子は空乏層6から光吸収層2、基板1
を介して電源5に流れる。従って、光信号を増倍した電
流が流れることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アバランシェ・フォト
ダイオードにおいて、利得・帯域積(GB積)を向上さ
せることが望まれている。GB積を向上させるには、空
乏層6の最大電界を高めて、ホールが速やかに空乏層6
を通過する必要がある。そのため、増倍層3のキャリア
濃度を増加させ、これによって空乏層6の電界勾配を急
峻にし、その結果、最大電界を高める必要がある。ま
た、増倍層3のキャリア濃度を高めるには、増倍層3の
幅Wbを狭くする必要がある。図5は、増倍層3のキャ
リア濃度NbとGB積との関係及びキャリア濃度Nbと
増倍層3の厚さWbとの関係を示したもので、上述した
ようにGB積を大きくするにはキャリア濃度を高める必
要があり、それには増倍層3の厚さWbを薄くする必要
がある。特に、例えばGB積を100以上とするため
に、キャリア濃度を2×1017cm-3に高めようとする
と、Wbは0.2μm程度まで小さくしなければならな
い。このWbの精度は、p+ 受光領域4を選択拡散した
際の拡散の精度に左右されるが、選択拡散を0.1μm
のオーダの精度で制御することは困難であった。例え
ば、特開平1-261874号公報に形成されているように、p
+ 受光領域の直下に不純物濃度の低い1つのn- −In
P層と、不純物濃度の高い1つのn+ −InP層とをp
+ 受光領域側からこの順に設け、これらを増倍層として
使用すると、増倍層の厚さを厚くした上で、GB積を向
上させることができる。しかし、これでは、不純物濃度
の低い層と高い層の厚さの比率が不明確であり、仮に不
純物濃度の高い層の厚さが低い層よりも薄いと、光吸収
層側から増倍層側へ注入されたホールは、不純物濃度の
高い層で急速に加速されて、増倍作用を営んだ後、距離
の長い不純物濃度の低い層を低い速度で通り抜ける。受
光領域と不純物濃度の低い層との接合付近で電離によっ
て発生した電子は、比較的低い速度で出発し、低い濃度
の層をゆっくりと通り、不純物濃度の高い層を通り、光
吸収層に向かう。従って、アバランシェ・フォトダイオ
ードの応答性が劣化するという問題が発生する。仮に不
純物濃度の高い層と低い層との厚さを等しくしたとする
と、不純物濃度の高い層での最高電界が小さくなり、充
分な増倍作用を発揮しなくなるという問題が発生する。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決したアバラ
ンシェ・フォトダイオード及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるアバランシ
ェ・フォトダイオードは、従来のものと同様に、第1の
導電型の半導体基板と、この基板上に形成された第1の
導電型の光吸収層と、この吸収層上に形成された第1の
導電型の増倍層と、この増倍層上に形成された第2の導
電型の受光層とを、具備している。そして、増倍層を、
不純物濃度の高い層と低い層とからなる組を複数組有す
るものとされている。なお、不純物濃度の高い層を不純
物濃度の低い層よりも薄く形成することもできる。
【0007】また、本発明によるアバランシェ・フォト
ダイオードの製造方法は、第1の導電型の半導体基板上
に第1の導電型の光吸収層を形成し、この光吸収層上
に、不純物濃度の高い第1の導電型の半導体層と不純物
濃度の低い半導体層との組を複数組積層し、この積層層
上に第1の導電型の半導体層を形成し、この半導体層に
第2の導電型の不純物を拡散して受光領域を形成するも
のである。
【0008】
【作用】本発明によるアバランシェ・フォトダイオード
では、不純物濃度の高い層と低い層とからなる組を複数
組設けて増倍層を構成しているので、不純物濃度の高い
層での電界は高くなり、不純物濃度の低い層の電界は低
くなる。その結果、電界の高い層と低い層とが交互に形
成される。従って、光吸収層から到来したホールは、こ
の電界の高い層でホールと電子との対を発生し、ホール
は電界の低い層を通って次の電界の高い層に入る。以
下、同様にして増倍作用が行われる。
【0009】
【実施例】この実施例は、図1に示すように、n+ −I
nP基板10を有している。この基板は、例えば100
乃至300μmの厚さを有し、不純物として硫黄または
すずを含み、その濃度は例えば1018cm-3台とされて
いる。また、この基板10上には光吸収層12が形成さ
れている。この光吸収層12は、例えばn- −In0.53
Ga0.47Asによって形成されており、その厚さは例え
ば2乃至4μmであり、不純物として硫黄またはすずを
含み、その濃度は例えば1015cm-3台とされている。
【0010】光吸収層12上には増倍層14が設けられ
ている。この増倍層14は、光吸収層12に接している
不純物濃度の高いn+ −InP層16を有し、このIn
P層16に接して不純物濃度の低いn- −InP層18
が設けられている。n+ −InP層16は、その厚さが
例えば0.07μmであり、不純物として硫黄またはす
ずを使用しており、その濃度は例えば5×1016cm-3
とされている。また、n- −InP層18は、その厚さ
が0.23μmとされ、不純物として硫黄またはすずを
使用しており、その濃度は例えば1×1016cm-3とさ
れている。即ち、n+ −InP層16の方がn- −In
P層18よりも薄く形成されている。
【0011】n- −InP層18上には、n+ −InP
層16と同様なn+ −InP層20が形成されており、
さらにn+ −InP層20上には、n- −InP層18
と同様なn- −InP層22が形成されている。また、
- −InP層22上にはn+ −InP層16と同様な
+ −InP層24が形成され、n+ −InP層24上
にはn- −InP層18と同様なn- −InP層26が
形成されている。このn- −InP層26上にはn+
InP層16と同様なn+ −InP層28が形成されて
いる。そして、このn+ −InP層28上には、後述す
るように受光領域30が 選択拡散によって形成されて
いるn- −InP層32が形成されている。このn-
InP層32の受光領域30の下面とn+ −InP層2
8との間に位置する領域の厚さは、n- −InP層18
の厚さとほぼ等しくされている。n+ −InP層16、
- −InP層18、n+ −InP層20、n- −In
P層22、n+ −InP層24、n- −InP層26、
+ −InP層28、n- −InP層32において受光
領域30の下面とn+ −InP層28との間に位置する
領域34とによって、増倍層14が形成されている。そ
して、この増倍層14は、n+ −InP層とn- −In
P層とを1組とし、これを複数組、例えば4組積層した
構成であり、その全体の厚さWbは約1.2μmとされ
ている。
【0012】受光領域30は、p+ −InP層によって
構成されており、その厚さは例えば1μmとされ、不純
物として例えば亜鉛またはカドミウムが用いられ、その
濃度は例えば1018cm-3台とされている。
【0013】このように構成されたアバランシェ・フォ
トダイオードは、基板10上に光吸収層12、n+ −I
nP層16、n- −InP層18、n+ −InP層2
0、n- −InP層22、n+ −InP層24、n-
InP層26、n+ −InP層28、n- −InP層3
2を、順に例えばMOCVD法またはMBE法によって
形成し、さらにn- −InP層32の上面側からp+
InPを選択拡散することによって受光領域30を形成
することによって製造される。
【0014】このアバランシェ・フォトダイオードは、
上述した従来のものと同様に増倍層14とp+ 受光領域
30とによって形成されたp+ −n接合が、アバランシ
ェブレークダウンを起こす寸前の逆バイアスを、p+
光領域30と基板10との間に印加する。これによっ
て、上述した従来のものと同様に、p+ 受光領域30に
到来した光信号は、増倍層14を介して光吸収層12に
到達し、ここでホールと電子との対を形成し、ホールは
増倍層14に形成された空乏層電界によって増倍層14
に向かい、ここで格子原子と衝突して、格子原子を電離
し、ホールと電子との対を生成する。そして、ホールは
さらに増倍層14内を進行し、さらにホールと電子との
対を生成する。以下、同様にして多数のホールと電子が
発生し、ホールはp+ 受光領域30に向かい、電子は光
吸収層12を介して基板10側に向かう。
【0015】図2は、この実施例の増倍層14と光吸収
層12とにおける深さ方向の電界分布を示したもので、
x=0がp+ 受光領域30とn- −InP層32とのp
+ −n接合部を示し、x=Wbが増倍層14と光吸収層
12とのヘテロ接合部を示し、Emaxはx=0での電
界、Ehはx=Wbでの電界(ヘテロ接合電界)を示
す。増倍層14及び光吸収層12を上述したように構成
した場合、Emaxは5×105 V/cm、Ehは1.
5×105 V/cmとなる。そして、n+ −InP層1
6、n- −InP層18、n+ −InP層20、n-
InP層22、n+ −InP層24、n- −InP層2
6、n+ −InP層28、n- −InP層34における
電界勾配は、同図に示すようにn+ −InP層16、2
0、24、28において急峻となり、n- −InP層1
8、22、26、34において電界勾配が緩やかにな
る。即ち、階段状の電界勾配を形成する。なお、平均的
にみると、電界勾配は2.5×1016cm-3の不純物濃
度として、約2μmの厚さのn- −InP層を1層だけ
増倍層として設けた場合の電界勾配に近づけてある。電
界が急峻となるのは、n+ −InP層16、20、2
4、28における不純物の濃度が高く、かつその厚さが
薄いことに起因する。また、電界勾配が緩やかになるの
は、n- −InP層18、22、26、34における不
純物濃度が低く、その厚さが厚いことに起因する。
【0016】従って、光吸収層12から到来したホール
は、電界勾配が急峻なn+ −InP層16、20、2
4、28においてそれぞれ急速に加速され、これらの層
でそれぞれ格子原子を電離し、ホールと電子との対を形
成する。このようにして形成されたホールは、p+ 受光
領域30に向かう。また、このようにして形成された電
子は、増倍層14に形成された空乏層の電界によって光
吸収層12を介して基板10側に向かう。ここで、不純
物濃度の高い、即ち電界勾配の急峻なn+ −InP層1
6、20、24、28の間に、不純物濃度の低い、即ち
電界勾配の緩やかなn- −InP層18、22、26、
34が形成されているので、増倍層14の厚さを通常に
必要な厚さよりも厚くすることができる。また、電界勾
配の急峻なn+ −InP層16、20、24、28が設
けられているので、GB積を向上させることができる。
しかも、不純物濃度が低いn- −InP層18、22、
26、34が分割して形成されているので、応答性が良
好になる。
【0017】図3に実線で示したのは、この実施例のア
バランシェ・フォトダイオードの遮断周波数fcの増倍
率Mに対する依存性を示したもので、遮断周波数fcは
増倍率Mが1乃至約20の範囲で5.2GHzであり、
以後増倍率Mが増加するに従って低下する。点線で示し
たのは、図4に示す従来の構造のものにおいて増倍層の
不純物濃度を5×1016cm-3、2.5×1016
-3、1×1016cm-3とし、Wbをそれぞれ図5の不
純物濃度とWbとの関係に基づいた厚さとした場合の
断周波数fcの増倍率Mに対する依存性を示したもので
ある。なお、従来のものの遮断周波数fcは、増倍率M
が1乃至約10の範囲でそれぞれ9.1GHz(fc
1)、5.2GHz(fc2)、2.5GHz(fc
3)と一定であり、以後増倍率Mの増加に従って低下し
ている。この図において遮断周波数fcが一定の領域
は、Wbに依存した走行時間制限領域である。遮断周波
fcと増倍率Mとの積が一定な領域は、増倍時間、即
ちGB積に制限された領域である。この実施例によるも
のでは、増倍率Mの小さい領域で従来の不純物濃度を
2.5×1016cm-3としたものと同様な遮断周波数特
性を示すが、増倍率Mの大きな領域で不純物濃度を5×
1016cm-3としたものに近い遮断周波数特性を示す。
即ち、増倍率の大きな領域においてGB積が向上してい
る。
【0018】上記の実施例では、増倍層を不純物濃度の
高い層と、低い層とを1組とし、この組を4組設けた
が、2組以上の層であれば、その組数は任意に変更する
ことができる。また、上記の実施例では、基板10、光
吸収層12、増倍層14をn型とし、受光領域30をp
型としたが、逆に基板10、光吸収層12、増倍層14
をp型とし、受光領域30をn型としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によるアバランシ
ェ・フォトダイオードによれば、不純物濃度の高い層と
薄い層を1組とし、これを複数組設けて増倍層を形成し
ているので、GB積を大きくしながら、増倍層の厚さを
厚くすることができる。従って、受光領域を拡散によっ
て形成しても、精度良く増倍層を形成することができ
る。また、不純物濃度の高い層の厚さを、不純物濃度の
薄い層よりも薄く形成したものを、複数組設けているの
で、応答性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアバランシェ・フォトダイオード
の一実施例の縦断面図である。
【図2】同実施例における電界分布図である。
【図3】同実施例及び従来のアバランシェ・フォトダイ
オードの遮断周波数と増倍率との関係を示す図である。
【図4】従来のアバランシェ・フォトダイオードの縦断
面図である。
【図5】アバランシェ・フォトダイオードのGB積と増
倍層の厚さとのキャリア濃度との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 基板 12 光吸収層 14 増倍層 30 受光領域

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板と、この基板
    上に形成された第1の導電型の光吸収層と、この吸収層
    上に形成された第1の導電型の増倍層と、この増倍層上
    に形成された第2の導電型の受光層とを、具備し、上記
    増倍層が、不純物濃度の高い層と低い層とからなる組を
    複数組有することを特徴とするアバランシェ・フォトダ
    イオード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアバランシェ・フォトダ
    イオードにおいて、上記不純物濃度の高い層が上記不純
    物濃度の低い層よりも薄く形成されていることを特徴と
    するアバランシェ・フォトダイオード。
  3. 【請求項3】 第1の導電型の半導体基板上に第1の導
    電型の光吸収層を形成する段階と、この光吸収層上に、
    不純物濃度の高い第1の導電型の半導体層と不純物濃度
    の低い半導体層との組を複数組積層する段階と、この積
    層層上に第1の導電型の半導体層を形成する段階と、こ
    の半導体層に第2の導電型の不純物を拡散して受光領域
    を形成する段階とを、具備するアバランシェ・フォトダ
    イオードの製造方法。
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