JPH03270277A - 半導体受光素子 - Google Patents
半導体受光素子Info
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- JPH03270277A JPH03270277A JP2072349A JP7234990A JPH03270277A JP H03270277 A JPH03270277 A JP H03270277A JP 2072349 A JP2072349 A JP 2072349A JP 7234990 A JP7234990 A JP 7234990A JP H03270277 A JPH03270277 A JP H03270277A
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- H01L31/00—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
- H01L31/08—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
- H01L31/10—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要〕
本発明は半導体受光素子、特に光吸収層と増倍領域との
間に電界降下層を有する所謂Lo−Hi−Lo型の半導
体受光素子に関し、 GB積が60GHz以上で、10 G b / sレン
ジの信号を検知すること目的とし、 InPよりなる一導電型の基板と、前記基板上段けられ
、I nGaAsよりなる一導電型の光吸収層と、前記
光吸収層上に設けられ、InPよりなる一導電型の電界
降下層と、前記電界降下層上に設けられ、InPよりな
り、且つ前記電界降下層より濃度の低い一導電型のウィ
ンド層と、前記ウィンド層内に設けられ、前記電界降下
層との間に増倍領域となるウィンド層が残留する深さに
て形成された反対導電型の受光領域とを有し、前記電界
降下層における電界降下量は4X10’v/備以上であ
り、且つ前記増倍領域となるウィンド層の厚みが0.5
μm以下であることを特長とする半導体受光素子を提供
するものである。
間に電界降下層を有する所謂Lo−Hi−Lo型の半導
体受光素子に関し、 GB積が60GHz以上で、10 G b / sレン
ジの信号を検知すること目的とし、 InPよりなる一導電型の基板と、前記基板上段けられ
、I nGaAsよりなる一導電型の光吸収層と、前記
光吸収層上に設けられ、InPよりなる一導電型の電界
降下層と、前記電界降下層上に設けられ、InPよりな
り、且つ前記電界降下層より濃度の低い一導電型のウィ
ンド層と、前記ウィンド層内に設けられ、前記電界降下
層との間に増倍領域となるウィンド層が残留する深さに
て形成された反対導電型の受光領域とを有し、前記電界
降下層における電界降下量は4X10’v/備以上であ
り、且つ前記増倍領域となるウィンド層の厚みが0.5
μm以下であることを特長とする半導体受光素子を提供
するものである。
[産業上の利用分野〕
本発明は、半導体受光素子、特に光吸収層と増倍領域と
の間に電界降下層を有する半導体受光素子に関するもの
である。
の間に電界降下層を有する半導体受光素子に関するもの
である。
近年の光フアイバ通信の10Gb/Sレンジへの展開に
対応して超高速信号に対応可能でかつ実用性のあるAP
Dの実現が要望されている。
対応して超高速信号に対応可能でかつ実用性のあるAP
Dの実現が要望されている。
10 G b / sもの超高速信号を扱う場合、少な
くとも、GB積(ゲイン・バンド幅積)が60GHz以
上の周波数特性が必要とされる。
くとも、GB積(ゲイン・バンド幅積)が60GHz以
上の周波数特性が必要とされる。
60GHz以上の周波数特性を得ることができるAPD
としては、増倍層の濃度を光吸収層より高濃度とする濃
度分布のいわゆるHi−Lo型のAPDが知られている
。
としては、増倍層の濃度を光吸収層より高濃度とする濃
度分布のいわゆるHi−Lo型のAPDが知られている
。
しかしながら、上記の如きHi−Lo型のAPDでは、
光吸収層中で増倍が生じ易く、受光部と増倍層とのpn
接合位置によっては、光吸収層中での増倍が非常に大き
くなるため、製造が困難であるという問題を有している
。
光吸収層中で増倍が生じ易く、受光部と増倍層とのpn
接合位置によっては、光吸収層中での増倍が非常に大き
くなるため、製造が困難であるという問題を有している
。
上記Hi−Lo型APDの他に、超高速信号に対応した
受光素子として、光吸収層と増倍層(ウィンド層)との
間に高濃度の電界降下層を介在させる濃度分布のいわゆ
るLo−Hi−Lo型のAPDが知られている。この型
のAPDは、製造時におけるばらつきに対してもある程
度のマージンを取ることができる。
受光素子として、光吸収層と増倍層(ウィンド層)との
間に高濃度の電界降下層を介在させる濃度分布のいわゆ
るLo−Hi−Lo型のAPDが知られている。この型
のAPDは、製造時におけるばらつきに対してもある程
度のマージンを取ることができる。
第5図は従来のLo−H4−Lo型APDの構造を示す
断面図である。
断面図である。
第5図において、1はTnPよりなるn型基板、2はI
nPよりなるn型バッファ層、3はInGaAsPより
なるn型光吸収層、4はI nGaAsよりなり、その
組成が順次1nPの組成に近づくように形成されたn型
遷移層、5はTnPよりなり、高濃度にn型不純物が導
入された電界降下層、6はInPよりなり、前記電界降
下層5より低濃度でn型不純物が導入されたウィンド層
、7はp型の受光領域8の周囲に設けられて受光領域8
よりも深く形成されたp型のガードリング領域、9は受
光領域上に設けられたpコンタクト電極、10は基板側
に設けられたnコンタクト電極11は表面を保護するた
めのパンシベーション膜である。
nPよりなるn型バッファ層、3はInGaAsPより
なるn型光吸収層、4はI nGaAsよりなり、その
組成が順次1nPの組成に近づくように形成されたn型
遷移層、5はTnPよりなり、高濃度にn型不純物が導
入された電界降下層、6はInPよりなり、前記電界降
下層5より低濃度でn型不純物が導入されたウィンド層
、7はp型の受光領域8の周囲に設けられて受光領域8
よりも深く形成されたp型のガードリング領域、9は受
光領域上に設けられたpコンタクト電極、10は基板側
に設けられたnコンタクト電極11は表面を保護するた
めのパンシベーション膜である。
上記電界降下層5は、他の領域に比べて高濃度にn型不
純物が導入されており、電界降下による素子の動作電圧
の低減、光吸収層の電界値の低減などの作用を有してお
り、超高速信号用APDの動作の要となる機能を果たし
ている。
純物が導入されており、電界降下による素子の動作電圧
の低減、光吸収層の電界値の低減などの作用を有してお
り、超高速信号用APDの動作の要となる機能を果たし
ている。
前記光吸収層及びウィンド層のn型濃度を5×1011
015”程度とした場合、前記電界降下層5としては、
一般には2×1016clIl−3程度の濃度で、かつ
0.5〜1.0μm程度の厚みをもって形成されている
。その場合の電界降下層の電界降下量は、およそ1.8
X10’V/cm程度である。
015”程度とした場合、前記電界降下層5としては、
一般には2×1016clIl−3程度の濃度で、かつ
0.5〜1.0μm程度の厚みをもって形成されている
。その場合の電界降下層の電界降下量は、およそ1.8
X10’V/cm程度である。
また、増倍領域6aの厚みlaは、0.5〜15μm程
度である。
度である。
上記の如きLo−Hi−Lo型APDによると、確かに
素子の周波数特性を向上することができる。
素子の周波数特性を向上することができる。
しかしながら、その能力はCB積として30GHz程度
が限界であり、それ以上の周波数特性を得ることは困難
であった。
が限界であり、それ以上の周波数特性を得ることは困難
であった。
Lo−Hi−Lo型APDは、前述の如きHi−Lo型
APDに比べて製造時の歩留りが高く、製品化が容易で
信頼性の高いAPDとして期待できるのであるが、上記
の様に周波数特性を向上することが困難であり、光フア
イバ通信における10 G b / sレンジへの展開
の妨げとなっていた。
APDに比べて製造時の歩留りが高く、製品化が容易で
信頼性の高いAPDとして期待できるのであるが、上記
の様に周波数特性を向上することが困難であり、光フア
イバ通信における10 G b / sレンジへの展開
の妨げとなっていた。
本発明は、高い周波数特性を得ることができるLo−H
i−Lo型APDを得ることを目的とする。
i−Lo型APDを得ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
lnPよりなる一導電型の基板と、前記基板上段けられ
、1nGaAsよりなる一導電型の光吸収層と、前記光
吸収層上に設けられ、lnPよりなる一導電型の電界降
下層と、前記電界降下層上に設けられ、InPよりなり
、且つ前記電界降下層より濃度の低い一導電型のウィン
ド層と、前記ウィンド層内に設けられ、前記電界降下層
との間に増倍領域となるウィンド層が残留する深さにて
形成された反対導電型の受光領域とを有し、前記電界降
下層における電界降下量は4×10Sv/備以上であり
、且つ前記増倍領域となるウィンド層の厚みが0.5μ
m以下である半導体受光素子を提供するものである。
、1nGaAsよりなる一導電型の光吸収層と、前記光
吸収層上に設けられ、lnPよりなる一導電型の電界降
下層と、前記電界降下層上に設けられ、InPよりなり
、且つ前記電界降下層より濃度の低い一導電型のウィン
ド層と、前記ウィンド層内に設けられ、前記電界降下層
との間に増倍領域となるウィンド層が残留する深さにて
形成された反対導電型の受光領域とを有し、前記電界降
下層における電界降下量は4×10Sv/備以上であり
、且つ前記増倍領域となるウィンド層の厚みが0.5μ
m以下である半導体受光素子を提供するものである。
電界降下層5の電界降下量は、電界降下層の厚みと不純
物濃度によって決定され、4X10’V/CI1以上の
電界降下量が得られるように、濃度および厚みが設計さ
れる。
物濃度によって決定され、4X10’V/CI1以上の
電界降下量が得られるように、濃度および厚みが設計さ
れる。
第1図は本発明の受光素子の構造を説明する図である。
基本的な構成は、従来のLo−Hi−Lo型APDと同
一である。
一である。
しかしながら、電界降下層5は電界降下量が4X10’
V/CI1以上であり、且つ前記増倍領域となるウィン
ド層の厚みは0.5μm以下で構成されている。
V/CI1以上であり、且つ前記増倍領域となるウィン
ド層の厚みは0.5μm以下で構成されている。
第2図は、種々の電界降下層5の電界降下量(4、OX
10’v/cm、 4.5 X 10’V/CIl。
10’v/cm、 4.5 X 10’V/CIl。
5.5X10’V/cm)に対応した、増倍領域6aの
厚さlaに対するCB積を示している。
厚さlaに対するCB積を示している。
電・昇降下目は、電界降下層の厚みとn型不純物濃度と
によって決定される。
によって決定される。
たとえば、電界降下層の厚みを500人とした場合、4
.0X10’v/cmの電界降下量を得る場合は、n型
不純物を4 、5 X 101″cm−”トtiばよく
、4.5X]O’V101の電界降下量を得る場合は、
n型不純物を5. I X 10 ”cts−”とす
ればよく、5.5X10’V/CIの電界降下量を得る
場合は、n型不純物を6 、2 X 10 ”as−”
トすればよい。
.0X10’v/cmの電界降下量を得る場合は、n型
不純物を4 、5 X 101″cm−”トtiばよく
、4.5X]O’V101の電界降下量を得る場合は、
n型不純物を5. I X 10 ”cts−”とす
ればよく、5.5X10’V/CIの電界降下量を得る
場合は、n型不純物を6 、2 X 10 ”as−”
トすればよい。
第2図からも明らかなとおり、Lo−Hi−LO型AP
Dでは、増倍領域の犀みlaを変化すると、増倍領域の
厚み1aに対するCB積が最大となる領域が存在するこ
とが判る。
Dでは、増倍領域の犀みlaを変化すると、増倍領域の
厚み1aに対するCB積が最大となる領域が存在するこ
とが判る。
このLo−Hi−Lo型APD特有の現象は、本発明者
によって初めて見出されたものである。
によって初めて見出されたものである。
そして、電界降下量を4.0XIO%v/3とし、その
場合の増倍領域長1aを0.5μmとすれば、60GH
z以上を示すCB積のピークを捉えることが出来る。
場合の増倍領域長1aを0.5μmとすれば、60GH
z以上を示すCB積のピークを捉えることが出来る。
本発明は、上記の知見に基づくものである。
以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
第1t!lは、本発明を適用したLo−Hi’−L。
型APDを示している。基本的な構成は、前記第5図に
示す構造と同様である。
示す構造と同様である。
上記各領域の主要なデータは、以下の通りである。。
1:基板
材質: InP
濃度:1X10目cm−”(n型)
2:バッファ層
材質: InP
濃度: 7.5 X 10”C11−” (n型)厚さ
:0.5μm 3:光吸収層 材質: InGaAs 濃度: 5 X I Q 15C111−3(1型)厚
さ:1.5μm 4:遷移層 材質: InGaAsP 層数:4層(バンドギャップが光吸収層側から、0.8
6ev、0.93ev、1.lev、124ev) 濃度: 5 X 1015cm−” (n型)厚さ:各
500人 5:電界降下層 材質: InP 濃度: 6.2X 10”C111−’ (n型)厚さ
:500人 電界降下量: 5.5 X 10’v/cm6:ウイン
ド層 材質:InP 濃度: 5 X 1015c11−′3(n型)厚さ:
1.5μm 6a:増倍領域 材質:InP 濃度: 5 X 1015am−3(n型)厚さ:0.
2μm 7:ガードリング領域 不純物:Be 表面濃度: 1.5 X 10”cm−3接合位置:電
界降下層5と遷移N4との界面8:受光領域 不純物:Cd 表面濃度:2×1018cIll−3 9:Pコンタクト領域 材質:TiPtAu合金 10:nコンタクト領域 材質: A u G e N i合金 11:パッシベーション膜 材質:SiN 厚み=1500人 上記の層構造は、公知のMOCVD法によって形成され
る。
:0.5μm 3:光吸収層 材質: InGaAs 濃度: 5 X I Q 15C111−3(1型)厚
さ:1.5μm 4:遷移層 材質: InGaAsP 層数:4層(バンドギャップが光吸収層側から、0.8
6ev、0.93ev、1.lev、124ev) 濃度: 5 X 1015cm−” (n型)厚さ:各
500人 5:電界降下層 材質: InP 濃度: 6.2X 10”C111−’ (n型)厚さ
:500人 電界降下量: 5.5 X 10’v/cm6:ウイン
ド層 材質:InP 濃度: 5 X 1015c11−′3(n型)厚さ:
1.5μm 6a:増倍領域 材質:InP 濃度: 5 X 1015am−3(n型)厚さ:0.
2μm 7:ガードリング領域 不純物:Be 表面濃度: 1.5 X 10”cm−3接合位置:電
界降下層5と遷移N4との界面8:受光領域 不純物:Cd 表面濃度:2×1018cIll−3 9:Pコンタクト領域 材質:TiPtAu合金 10:nコンタクト領域 材質: A u G e N i合金 11:パッシベーション膜 材質:SiN 厚み=1500人 上記の層構造は、公知のMOCVD法によって形成され
る。
また、ガードリング領域7はBeのイオン注入によって
形成され、受光領域は、Cdの気相拡散によって形成さ
れる。
形成され、受光領域は、Cdの気相拡散によって形成さ
れる。
本実施例によって得られたLo−Hi−Lo型APDは
、後にレンズ等の光学部品を集積したパッケージに収納
され、逆バイアス電圧を印加して使用される。
、後にレンズ等の光学部品を集積したパッケージに収納
され、逆バイアス電圧を印加して使用される。
本実施例では、上記のように電界降下層5の濃度を6.
2 X 10 ”cm−3(n型)、厚さを500大と
しており、その結果、5.5X105v/amの電界降
下量を得ている。
2 X 10 ”cm−3(n型)、厚さを500大と
しており、その結果、5.5X105v/amの電界降
下量を得ている。
そして、その構成によれば、第2図からも明らかなとお
り、100GHz以上のCB積を得ることができ、10
G b / sレンジの光フアイバ通信に対応可能な
半導体受光素子が得られる。また、Lo−Hi−Lo型
APDであるため、製造時のばらつきに対してもある程
度のマージンが得られることから、高性能な半導体受光
素子を容易に得ることが出来る。
り、100GHz以上のCB積を得ることができ、10
G b / sレンジの光フアイバ通信に対応可能な
半導体受光素子が得られる。また、Lo−Hi−Lo型
APDであるため、製造時のばらつきに対してもある程
度のマージンが得られることから、高性能な半導体受光
素子を容易に得ることが出来る。
また、本実施例ではガードリング領域7が、電界降下層
5をその厚み方向に貫いて設けられている。
5をその厚み方向に貫いて設けられている。
この構成によれば、ガードリング領域7の耐圧が向上し
て受光領域8との耐圧差を大きくすることができる。
て受光領域8との耐圧差を大きくすることができる。
第5図に示す従来のLo−Hi−Lo型APDでは、ガ
ードリング領域7が電界降下層5の中間付近までしか導
入されていない。
ードリング領域7が電界降下層5の中間付近までしか導
入されていない。
上記従来技術であると、第3図に示すように電界降下層
5の濃度をIQ”C111−”以上にすると、ガードリ
ング領域の耐圧が20V以下となって受光領域との耐圧
差を充分にとることができない。
5の濃度をIQ”C111−”以上にすると、ガードリ
ング領域の耐圧が20V以下となって受光領域との耐圧
差を充分にとることができない。
しかし、本発明のようにガードリング領域7を電界降下
層5の全域にわたって形成すると、第3図からも明らか
なとおり、例えば電界降下層5の濃度を7 X I O
”cm−’程度とした場合であっても、30■程度のガ
ードリング耐圧が得られる。
層5の全域にわたって形成すると、第3図からも明らか
なとおり、例えば電界降下層5の濃度を7 X I O
”cm−’程度とした場合であっても、30■程度のガ
ードリング耐圧が得られる。
上記従来技術と本発明とのガードリング耐圧の差は10
〜15V程度であるが、電界降下層5を有するAPDは
、動作電圧が低減されており、上記の如き程度の差であ
っても効果は大きい。
〜15V程度であるが、電界降下層5を有するAPDは
、動作電圧が低減されており、上記の如き程度の差であ
っても効果は大きい。
本発明と従来技術とでガードリング耐圧が異なる理由は
、以下のとおりである。
、以下のとおりである。
第4図(A)に示すように、従来技術によるp型不純物
(ガードリングを構成する不純物)は、電界降下層の中
間部分にまでしか導入されておらず、電界降下層のn型
不純物が支配的である。
(ガードリングを構成する不純物)は、電界降下層の中
間部分にまでしか導入されておらず、電界降下層のn型
不純物が支配的である。
これに対して本発明によるp型不純物は、電界降下層の
厚み方向の全域にわたって導入されており、上記電界降
下層のn型不純物の支配力が緩和される。
厚み方向の全域にわたって導入されており、上記電界降
下層のn型不純物の支配力が緩和される。
そしてその結果、第4図(B)に示されるとおり、従来
技術の場合の電界降下層中の電界は、p型不純物が実質
的に無視しえる程度にまで低下した付近から急激に減少
してしまうが、本発明の場合の電界降下層中の電界は、
p型不純物がn型不純物の支配力を緩和する為、高い状
態を維持することが出来る。
技術の場合の電界降下層中の電界は、p型不純物が実質
的に無視しえる程度にまで低下した付近から急激に減少
してしまうが、本発明の場合の電界降下層中の電界は、
p型不純物がn型不純物の支配力を緩和する為、高い状
態を維持することが出来る。
ガードリング部の耐圧は、第4図(B)の実線の内側領
域の面積で表されるが、本発明によると、電界降下層中
の電界を高いまま維持できるので、その後方の遷移層あ
るいは光吸収層にも高い電界を伝達することカミ可能で
あり、上記面積を大きくとることができるのである。
域の面積で表されるが、本発明によると、電界降下層中
の電界を高いまま維持できるので、その後方の遷移層あ
るいは光吸収層にも高い電界を伝達することカミ可能で
あり、上記面積を大きくとることができるのである。
上記の如きガードリング領域の構成は、本発明において
は重要な構成である。本発明ではCB積を向上するため
に電界降下層の電界降下量を4゜0X10’v/cm以
上としているが、そのためには、電界降下層の不純物濃
度を比較的大きくしなければならず、その結果、ガード
リング耐圧が低下するためである。
は重要な構成である。本発明ではCB積を向上するため
に電界降下層の電界降下量を4゜0X10’v/cm以
上としているが、そのためには、電界降下層の不純物濃
度を比較的大きくしなければならず、その結果、ガード
リング耐圧が低下するためである。
しかしながら、上記ガードリングの構成は、本発明の必
須の構成では無く、ガードリング耐圧を充分にとること
が出来るのであれば、必ずしも設けなくとも良い。
須の構成では無く、ガードリング耐圧を充分にとること
が出来るのであれば、必ずしも設けなくとも良い。
以上詳細に説明したとおり、本発明によれば1、製造時
のばらつきに対しである程度のマージンが得られるLo
−Hi−Lo’型APDで高い周波数特性が得られるた
め、光フアイバ通信の10Gb / sレンジへの展開
に対応したAPDを実現することができる。
のばらつきに対しである程度のマージンが得られるLo
−Hi−Lo’型APDで高い周波数特性が得られるた
め、光フアイバ通信の10Gb / sレンジへの展開
に対応したAPDを実現することができる。
第1図は本発明の受光素子の構造を説明する図、第2図
は本発明による増倍領域長laに対するCB積を示す図
、第3図は本発明によるガードリング部の耐圧を説明す
る図、第4図は本発明のp型不純物の分布とガードリン
グ耐圧との関係を説明する図、第5図は従来の受光素子
の構造を説明する図である。 図において、 1・・・・・・・・・基板 2・・・・・・・・・バッファ層 3・・・・・・・・・光吸収層 ”4・・・・・・・・・遷移層 5・・・・・・・・−電界降下層 6 ・ ・ ・ 6a ・ ・ 7 ・ ・ ・ 8 ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ 10 ・ ・ ・ l 1 ・ ・ ・ である。 ウィンド層 増倍領域 ガードリング部 受光領域 Pコンタクト電極 nコンタクト電極 バンシベーション膜 本発明の受尤累子の横這を説明する間 第 図 0.2 0.4 0.60.8 増倍領域長り久(μm) 4附セ明による増侶伶酌成長1aに計するCrB積第 図 (A) 水ご CB) 深さ 第 (2)
は本発明による増倍領域長laに対するCB積を示す図
、第3図は本発明によるガードリング部の耐圧を説明す
る図、第4図は本発明のp型不純物の分布とガードリン
グ耐圧との関係を説明する図、第5図は従来の受光素子
の構造を説明する図である。 図において、 1・・・・・・・・・基板 2・・・・・・・・・バッファ層 3・・・・・・・・・光吸収層 ”4・・・・・・・・・遷移層 5・・・・・・・・−電界降下層 6 ・ ・ ・ 6a ・ ・ 7 ・ ・ ・ 8 ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ 10 ・ ・ ・ l 1 ・ ・ ・ である。 ウィンド層 増倍領域 ガードリング部 受光領域 Pコンタクト電極 nコンタクト電極 バンシベーション膜 本発明の受尤累子の横這を説明する間 第 図 0.2 0.4 0.60.8 増倍領域長り久(μm) 4附セ明による増侶伶酌成長1aに計するCrB積第 図 (A) 水ご CB) 深さ 第 (2)
Claims (4)
- (1)InPよりなる一導電型の基板と、 前記基板上設けられ、InGaAsよりなる一導電型の
光吸収層と、 前記光吸収層上に設けられ、InPよりなる一導電型の
電界降下層と、 前記電界降下層上に設けられ、InPよりなり、且つ前
記電界降下層より濃度の低い一導電型のウインド層と、 前記ウインド層内に設けられ、前記電界降下層との間に
増倍領域となるウインド層が残留する深さにて形成され
た反対導電型の受光領域と、を有し、前記電界降下層に
おける電界降下量は4×10^5v/cm以上であり、
且つ前記増倍領域となるウインド層の厚みが0.5μm
以下であることを特長とする半導体受光素子。 - (2)前記受光領域の周辺には、前記ウインド層からそ
の直下の前記電界降下層の膜厚方向全域にわたって形成
され、且つ前記電界降下層の一導電型濃度を実質的に低
下する濃度をもって形成された反対導電型のガードリン
グ領域が設けられてなることを特長とする請求項(1)
記載の半導体受光素子。 - (3)前記光吸収層と電界降下層との間には、前記光吸
収層と電界降下層の中間のバンドギャップを有する遷移
層が設けられてなることを特長とする請求項(1)また
は(2)記載の半導体受光素子。 - (4)前記遷移層は、その内部で光吸収層側のバンドギ
ャップから電界降下層側のバンドギャップへと順次変化
することを特長とする請求項(3)記載の半導体受光素
子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072349A JPH03270277A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 半導体受光素子 |
EP91104239A EP0448041A1 (en) | 1990-03-20 | 1991-03-19 | Avalanche photodiodes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072349A JPH03270277A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 半導体受光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03270277A true JPH03270277A (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13486743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2072349A Pending JPH03270277A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 半導体受光素子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0448041A1 (ja) |
JP (1) | JPH03270277A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6350998B1 (en) | 1998-06-24 | 2002-02-26 | Nec Corporation | Ultraspeed low-voltage drive avalanche multiplication type semiconductor photodetector |
JP2014229808A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 日本電信電話株式会社 | アバランシェフォトダイオード |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2682253B2 (ja) * | 1991-04-18 | 1997-11-26 | 三菱電機株式会社 | アバランシェ・フォトダイオード及びその製造方法 |
FR3053837B1 (fr) * | 2016-07-08 | 2018-08-24 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Structure du type photodiode a avalanche et procede de fabrication d'une telle structure |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793585A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-10 | Fujitsu Ltd | Semiconductor photoreceiving element |
CA1228661A (en) * | 1984-04-10 | 1987-10-27 | Rca Inc. | Avalanche photodetector |
GB8817886D0 (en) * | 1988-07-27 | 1988-09-01 | British Telecomm | Avalanche photodiode structure |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2072349A patent/JPH03270277A/ja active Pending
-
1991
- 1991-03-19 EP EP91104239A patent/EP0448041A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6350998B1 (en) | 1998-06-24 | 2002-02-26 | Nec Corporation | Ultraspeed low-voltage drive avalanche multiplication type semiconductor photodetector |
JP2014229808A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 日本電信電話株式会社 | アバランシェフォトダイオード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0448041A1 (en) | 1991-09-25 |
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