JP2679244B2 - 複写機の給紙装置 - Google Patents
複写機の給紙装置Info
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- JP2679244B2 JP2679244B2 JP1113159A JP11315989A JP2679244B2 JP 2679244 B2 JP2679244 B2 JP 2679244B2 JP 1113159 A JP1113159 A JP 1113159A JP 11315989 A JP11315989 A JP 11315989A JP 2679244 B2 JP2679244 B2 JP 2679244B2
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- Japan
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- paper
- paper feed
- sheet feeding
- copying machine
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機の給紙装置に関し、詳しくは給紙ト
レイへの用紙の補給時に給紙ユニットを退避・復帰させ
る機構に関する。
レイへの用紙の補給時に給紙ユニットを退避・復帰させ
る機構に関する。
従来、複写機の大容量給紙装置においては、たとえば
特開昭57−112246号公報に開示されているように、給紙
トレイに給紙ユニットが一体的に取り付けられており、
かつ、この給紙ユニットの一部が給紙トレイに張り出し
た構造となっている。
特開昭57−112246号公報に開示されているように、給紙
トレイに給紙ユニットが一体的に取り付けられており、
かつ、この給紙ユニットの一部が給紙トレイに張り出し
た構造となっている。
第７図は従来の給紙装置の構造例を示す概略側面図で
ある。給紙トレイ40の前方（図面右側）上部に給紙ロー
ル41を備えた給紙ユニット42が設けられており、後部に
は用紙ガイド43が設けられている。そして、用紙ａの端
部を用紙ガイド43に揃えて給紙トレイ40に収納し、図示
しないばね機構により用紙ａを上方に付勢しながら、給
紙ロール41により用紙ａを１枚づつ図示しない複写機本
体の転写部に供給するようになっている。
ある。給紙トレイ40の前方（図面右側）上部に給紙ロー
ル41を備えた給紙ユニット42が設けられており、後部に
は用紙ガイド43が設けられている。そして、用紙ａの端
部を用紙ガイド43に揃えて給紙トレイ40に収納し、図示
しないばね機構により用紙ａを上方に付勢しながら、給
紙ロール41により用紙ａを１枚づつ図示しない複写機本
体の転写部に供給するようになっている。
ところが、上記給紙装置においては、給紙ロール41が
給紙トレイ40内の用紙ａに接触する位置まで張り出した
構造となっており、給紙トレイ40に用紙ａを補給すると
きは、給紙ユニット42を手で上方に回動して退避させた
うえで用紙ａを給紙トレイ40に収納するようにしてい
た。このため、用紙ａを補給して給紙トレイ40を複写機
本体内に押し込むときに、上方に退避させた給紙ユニッ
ト42を元の位置に戻すのを忘れたまま給紙トレイ40を複
写機本体に押し込んだりして、給紙ユニット42を破損さ
せるという問題があった。
給紙トレイ40内の用紙ａに接触する位置まで張り出した
構造となっており、給紙トレイ40に用紙ａを補給すると
きは、給紙ユニット42を手で上方に回動して退避させた
うえで用紙ａを給紙トレイ40に収納するようにしてい
た。このため、用紙ａを補給して給紙トレイ40を複写機
本体内に押し込むときに、上方に退避させた給紙ユニッ
ト42を元の位置に戻すのを忘れたまま給紙トレイ40を複
写機本体に押し込んだりして、給紙ユニット42を破損さ
せるという問題があった。
そこで本発明は、給紙トレイを複写機本体側に押し込
むときに自動的に給紙ユニットが元の位置に復帰する機
構とすることによって、用紙補給の作業性を良くすると
ともに、機器の破損を防止することを目的とする。
むときに自動的に給紙ユニットが元の位置に復帰する機
構とすることによって、用紙補給の作業性を良くすると
ともに、機器の破損を防止することを目的とする。
本発明の複写機の給紙装置は、その目的を達成するた
めに、給紙ロールを含む給紙ユニットが給紙トレイに一
体的に取り付けられた複写機の給紙装置において、前記
給紙ユニットの複写機本体側に取り付けられて給紙ユニ
ットとともに上下方向に回動する係止手段と、前記係止
手段と係合する位置で前記給紙トレイに取り付けられて
給紙トレイの複写機本体への押し込みと連動して前記係
止手段との係合が外れる係合手段とを有することを特徴
とする。
めに、給紙ロールを含む給紙ユニットが給紙トレイに一
体的に取り付けられた複写機の給紙装置において、前記
給紙ユニットの複写機本体側に取り付けられて給紙ユニ
ットとともに上下方向に回動する係止手段と、前記係止
手段と係合する位置で前記給紙トレイに取り付けられて
給紙トレイの複写機本体への押し込みと連動して前記係
止手段との係合が外れる係合手段とを有することを特徴
とする。
また、本発明の複写機の給紙装置は、給紙ロールを含
む給紙ユニットが給紙トレイに一体的に取り付けられた
複写機の給紙装置において、前記給紙トレイに取り付け
られて給紙ユニットを上方に回動する方向に付勢する第
１の付勢手段と、前記給紙トレイに取り付けられて給紙
トレイの複写機本体からの引き出し及び押し込みと連動
して上下方向に回動する係合手段と、前記係合手段に取
り付けられて給紙ユニットを下方に回動する方向に付勢
する第２の付勢手段とを有することを特徴とする。
む給紙ユニットが給紙トレイに一体的に取り付けられた
複写機の給紙装置において、前記給紙トレイに取り付け
られて給紙ユニットを上方に回動する方向に付勢する第
１の付勢手段と、前記給紙トレイに取り付けられて給紙
トレイの複写機本体からの引き出し及び押し込みと連動
して上下方向に回動する係合手段と、前記係合手段に取
り付けられて給紙ユニットを下方に回動する方向に付勢
する第２の付勢手段とを有することを特徴とする。
本発明の複写機の給紙装置においては、用紙を補給し
た後、給紙トレイを複写機本体側に押し込むときに、上
方に退避させた給紙ユニットの姿勢を保持する係止手段
と係合手段からなるロック機構、或いは、第１の付勢手
段と係合手段と第２の付勢手段とからなるロック機構が
解除されて、給紙ユニットが自動的に元の位置に復帰す
る。また、給紙トレイを複写機本体側から引き出すとき
に給紙ユニットを自動的に上方に退避させる機構も併せ
て設けたときには、給紙トレイの引き出し及び押し込み
と連動して給紙ユニットの退避と復帰の両方を自動的に
行うことができる。
た後、給紙トレイを複写機本体側に押し込むときに、上
方に退避させた給紙ユニットの姿勢を保持する係止手段
と係合手段からなるロック機構、或いは、第１の付勢手
段と係合手段と第２の付勢手段とからなるロック機構が
解除されて、給紙ユニットが自動的に元の位置に復帰す
る。また、給紙トレイを複写機本体側から引き出すとき
に給紙ユニットを自動的に上方に退避させる機構も併せ
て設けたときには、給紙トレイの引き出し及び押し込み
と連動して給紙ユニットの退避と復帰の両方を自動的に
行うことができる。
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特
徴を具体的に説明する。
徴を具体的に説明する。
第１図は本発明実施例の給紙装置を示す概略斜視図で
あり、第２図は同給紙装置の一部切欠き平面図、第３図
は第２図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４図は給紙ユニット
の要部分解斜視図である。
あり、第２図は同給紙装置の一部切欠き平面図、第３図
は第２図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４図は給紙ユニット
の要部分解斜視図である。
第１図，第２図及び第４図に示すように、給紙トレイ
１の上部に給紙ユニット２が取り付けられており、給紙
トレイ１にはスライドレール３が取り付けられていて、
矢印Ａ方向に引いて複写機本体４から給紙トレイ１を引
き出す構造となっている。そして、給紙トレイ１内の用
紙ガイド５と６によって区画される領域内に用紙ａが収
納される。
１の上部に給紙ユニット２が取り付けられており、給紙
トレイ１にはスライドレール３が取り付けられていて、
矢印Ａ方向に引いて複写機本体４から給紙トレイ１を引
き出す構造となっている。そして、給紙トレイ１内の用
紙ガイド５と６によって区画される領域内に用紙ａが収
納される。
給紙ユニット２には、下部ケーシング17aに給紙ロー
ル10及び11が用紙ａに接触可能に設けられている。この
給紙ロール10,11はギア12を介して連結され、さらにギ
ア13を介して駆動軸14に連結されている。駆動軸14の複
写機本体４側の軸端にはジョイント15が取り付けられて
おり、給紙トレイ１を複写機本体４側へ押し込んだとき
に、図示しない駆動装置に接続されるようになってい
る。駆動軸14の他端側にはクラッチ16が取り付けられて
いる。給紙ロール10,11を軸支する回転軸20,21が下部ケ
ーシング17aに取り付けられており、下部ケーシング17a
は回転軸21を支軸として回動できるようになっている。
また、この下部ケーシング17aの他端側には、アッパー
シュート22のフレーム23が連結されており、このフレー
ム23の一端は回転軸21に軸支されており、他端はピボッ
ト24に軸支されていて、回転軸21及びピボット24を回動
中心として回動できる構造となっている。フレーム23の
複写機本体４側には、ロック用爪28が設けられている。
ル10及び11が用紙ａに接触可能に設けられている。この
給紙ロール10,11はギア12を介して連結され、さらにギ
ア13を介して駆動軸14に連結されている。駆動軸14の複
写機本体４側の軸端にはジョイント15が取り付けられて
おり、給紙トレイ１を複写機本体４側へ押し込んだとき
に、図示しない駆動装置に接続されるようになってい
る。駆動軸14の他端側にはクラッチ16が取り付けられて
いる。給紙ロール10,11を軸支する回転軸20,21が下部ケ
ーシング17aに取り付けられており、下部ケーシング17a
は回転軸21を支軸として回動できるようになっている。
また、この下部ケーシング17aの他端側には、アッパー
シュート22のフレーム23が連結されており、このフレー
ム23の一端は回転軸21に軸支されており、他端はピボッ
ト24に軸支されていて、回転軸21及びピボット24を回動
中心として回動できる構造となっている。フレーム23の
複写機本体４側には、ロック用爪28が設けられている。
一方、第３図に示すように、給紙トレイ１の複写機本
体４側にロック用レバー25が設けられている。このロッ
ク用レバー25は、ほぼ中心部を支軸26で回動自在に支持
されており、外側端部にローラ７が回転自在に取り付け
られている。ロック用レバー25は、支軸26に軸支された
状態でローラ７側が重くなるような構成となっている。
そして、給紙トレイ１が複写機本体４に押し込まれてい
る状態ではローラ７が複写機本体４に設置されているタ
イプレート８上にあって、ロック用レバー25は水平状態
にある。このとき、ロック用レバー25とロック用爪28の
位置関係は第３図の実線で示す状態にあり、アッパーシ
ュート22及びこれと連結した下部ケーシング17aは水平
の状態、つまり給紙ユニット２が給紙状態にある。給紙
トレイ１が複写機本体４から引き出された状態では、ロ
ーラ７はタイプレート８から外れ（第１図の状態）、ロ
ック用レバー25は時計方向に回動して第３図の一点鎖線
の状態になる。ロック用レバー25が一点鎖線の状態にあ
るとき、給紙ユニット２を上方に持ち上げると、アッパ
ーシュート22及びロック用爪28が第３図に一点鎖線の状
態になり、この状態でロク用爪28がロック用レバー25に
係止され、給紙ユニット２が上方に持ち上げられた状態
でロックされる。この状態で給紙トレイ１に用紙ａを補
給する。用紙補給後、給紙トレイ１を複写機本体４に向
けて押し込むと、ロック用レバー25の外側端部のローラ
７がタイプレート８に乗り上げ、第３図の実線で示す状
態になって、ロック用爪28の係止が外れ、給紙ユニット
２が水平状態、すなわち給紙状態に自動的に復帰する。
体４側にロック用レバー25が設けられている。このロッ
ク用レバー25は、ほぼ中心部を支軸26で回動自在に支持
されており、外側端部にローラ７が回転自在に取り付け
られている。ロック用レバー25は、支軸26に軸支された
状態でローラ７側が重くなるような構成となっている。
そして、給紙トレイ１が複写機本体４に押し込まれてい
る状態ではローラ７が複写機本体４に設置されているタ
イプレート８上にあって、ロック用レバー25は水平状態
にある。このとき、ロック用レバー25とロック用爪28の
位置関係は第３図の実線で示す状態にあり、アッパーシ
ュート22及びこれと連結した下部ケーシング17aは水平
の状態、つまり給紙ユニット２が給紙状態にある。給紙
トレイ１が複写機本体４から引き出された状態では、ロ
ーラ７はタイプレート８から外れ（第１図の状態）、ロ
ック用レバー25は時計方向に回動して第３図の一点鎖線
の状態になる。ロック用レバー25が一点鎖線の状態にあ
るとき、給紙ユニット２を上方に持ち上げると、アッパ
ーシュート22及びロック用爪28が第３図に一点鎖線の状
態になり、この状態でロク用爪28がロック用レバー25に
係止され、給紙ユニット２が上方に持ち上げられた状態
でロックされる。この状態で給紙トレイ１に用紙ａを補
給する。用紙補給後、給紙トレイ１を複写機本体４に向
けて押し込むと、ロック用レバー25の外側端部のローラ
７がタイプレート８に乗り上げ、第３図の実線で示す状
態になって、ロック用爪28の係止が外れ、給紙ユニット
２が水平状態、すなわち給紙状態に自動的に復帰する。
給紙ユニット２の給紙ロール10及び11,ギヤ12,回転軸
20及び21等を取り付けた下部ケーシング17aには、上部
ケーシング17aとブラケット32が取り付けられている。
そして、上部ケーシング17bにはアクチュエータ18が形
成されており、給紙ユニット２が給紙状態にあるときに
このアクチュエータ18に対応する位置にフォトセンサー
19が設けられている。このフォトセンサー19は、給紙ト
レイ１の底板（図示せず）をケーブルを介してモータに
より上昇駆動するときの位置制御用のセンサーである。
20及び21等を取り付けた下部ケーシング17aには、上部
ケーシング17aとブラケット32が取り付けられている。
そして、上部ケーシング17bにはアクチュエータ18が形
成されており、給紙ユニット２が給紙状態にあるときに
このアクチュエータ18に対応する位置にフォトセンサー
19が設けられている。このフォトセンサー19は、給紙ト
レイ１の底板（図示せず）をケーブルを介してモータに
より上昇駆動するときの位置制御用のセンサーである。
他方、アッパーシュート22には、フレーム23の一端側
にスタッド29が設けられ、このスタッド29は下部ケーシ
ング17aに穿設した孔30に挿通されている。また、フレ
ーム23の一端側に穿設した孔31に回転軸21の端部が挿通
されており、アッパーシュート22と下部ケーシング17a
とは一体的に上下方向に回動する。
にスタッド29が設けられ、このスタッド29は下部ケーシ
ング17aに穿設した孔30に挿通されている。また、フレ
ーム23の一端側に穿設した孔31に回転軸21の端部が挿通
されており、アッパーシュート22と下部ケーシング17a
とは一体的に上下方向に回動する。
本実施例の給紙装置は上記のように構成されており、
給紙ユニット２が回転軸21及びピボット24回りに回動自
在になっているので、給紙トレイ１に用紙ａを補給する
ときには、給紙ユニット２を上方に回動させて容易に用
紙ａを補給することができる。また、用紙ａを補給後、
給紙トレイ１を複写機本体４に押し込むとき、ロック機
構が自動的に解除されて、給紙ユニット２が給紙状態に
自動復帰する。したがって、給紙トレイ１を複写機本体
４に押し込む際に、従来のように手動で給紙ユニット２
を復帰させる必要がなく、かつ、誤って給紙ユニット２
を上方に持ち上げた状態のまま給紙トレイ１を押し込ん
で機器を損傷することもない。
給紙ユニット２が回転軸21及びピボット24回りに回動自
在になっているので、給紙トレイ１に用紙ａを補給する
ときには、給紙ユニット２を上方に回動させて容易に用
紙ａを補給することができる。また、用紙ａを補給後、
給紙トレイ１を複写機本体４に押し込むとき、ロック機
構が自動的に解除されて、給紙ユニット２が給紙状態に
自動復帰する。したがって、給紙トレイ１を複写機本体
４に押し込む際に、従来のように手動で給紙ユニット２
を復帰させる必要がなく、かつ、誤って給紙ユニット２
を上方に持ち上げた状態のまま給紙トレイ１を押し込ん
で機器を損傷することもない。
第５図は本発明の他の実施例を示す図で、給紙ユニッ
トの退避と損傷を自動的に行う機構を示す。アッパーシ
ュート22には、同アッパーシュート22と連動してピボッ
ト24回りに回動するブラケット33が設けられている。そ
して、このブラケット33には、アッパーシュート22を反
時計回り方向に付勢するスプリング34が取り付けられ、
スプリング34の他端はロック用レバー35に取り付けられ
ている。スプリング34によるアッパーシュート22の反時
計回り方向の回動は、ストッパー36で規制され、ブラケ
ット33がストッパー36に当接したときにアッパーシュー
ト22が水平位置、すなわち復帰位置となる。一方、アッ
パーシュート22には、同アッパーシュート22を時計回り
方向に付勢するスプリング37が取り付けられている。し
たがって、アッパーシュート22はピボット24を中心にし
てスプリング34とスプリング37とでそれぞれ逆方向に付
勢されているが、スプリング34の張力をスプリング37の
張力よりも大きくして、給紙トレイ１が複写機本体４内
にあるとき、すなわちローラ７がタイプレート８上に乗
り上げている第５図の状態のときには、アッパーシュー
ト22が水平状態を保持するように構成されている。ここ
で、第６図に示すように、タイプレート８の端部38をテ
ーパー状に形成して、給紙トレイ１を複写機本体４側に
押し込むときにローラ７がタイプレート８上に円滑に乗
り上げるようにしている。
トの退避と損傷を自動的に行う機構を示す。アッパーシ
ュート22には、同アッパーシュート22と連動してピボッ
ト24回りに回動するブラケット33が設けられている。そ
して、このブラケット33には、アッパーシュート22を反
時計回り方向に付勢するスプリング34が取り付けられ、
スプリング34の他端はロック用レバー35に取り付けられ
ている。スプリング34によるアッパーシュート22の反時
計回り方向の回動は、ストッパー36で規制され、ブラケ
ット33がストッパー36に当接したときにアッパーシュー
ト22が水平位置、すなわち復帰位置となる。一方、アッ
パーシュート22には、同アッパーシュート22を時計回り
方向に付勢するスプリング37が取り付けられている。し
たがって、アッパーシュート22はピボット24を中心にし
てスプリング34とスプリング37とでそれぞれ逆方向に付
勢されているが、スプリング34の張力をスプリング37の
張力よりも大きくして、給紙トレイ１が複写機本体４内
にあるとき、すなわちローラ７がタイプレート８上に乗
り上げている第５図の状態のときには、アッパーシュー
ト22が水平状態を保持するように構成されている。ここ
で、第６図に示すように、タイプレート８の端部38をテ
ーパー状に形成して、給紙トレイ１を複写機本体４側に
押し込むときにローラ７がタイプレート８上に円滑に乗
り上げるようにしている。
本実施例においては、給紙トレイ１を複写機本体４か
ら引き出すと、ローラ７がタイプレート８上から外れ、
ロック用レバー35が支軸26を中心に時計方向に回動して
スプリング34の付勢力が弱まり、スプリング37の付勢力
によりアッパーシュート22が上方に回動する。給紙トレ
イ１に用紙を補給した後、給紙トレイ１を複写機本体４
側に押し込むと、ローラ７がタイプレート８上に乗り上
げて、第５図に示すようにアッパーシュート22が水平状
態になる。第１の実施例で説明したように、アッパーシ
ュート22と下部ケーシング17aとは一体的に回動するの
で、アッパーシュート22が水平状態にあるときは給紙ユ
ニット２が給紙状態にあり、アッパーシュート22が上方
に回動しているときは給紙ユニット２は退避状態にある
ことは、第１の実施例の場合と同じである。
ら引き出すと、ローラ７がタイプレート８上から外れ、
ロック用レバー35が支軸26を中心に時計方向に回動して
スプリング34の付勢力が弱まり、スプリング37の付勢力
によりアッパーシュート22が上方に回動する。給紙トレ
イ１に用紙を補給した後、給紙トレイ１を複写機本体４
側に押し込むと、ローラ７がタイプレート８上に乗り上
げて、第５図に示すようにアッパーシュート22が水平状
態になる。第１の実施例で説明したように、アッパーシ
ュート22と下部ケーシング17aとは一体的に回動するの
で、アッパーシュート22が水平状態にあるときは給紙ユ
ニット２が給紙状態にあり、アッパーシュート22が上方
に回動しているときは給紙ユニット２は退避状態にある
ことは、第１の実施例の場合と同じである。
かくして、本実施例の場合は、給紙トレイ１の複写機
本体４への出し入れ時に、給紙ユニット２の退避と復帰
が自動的に行われる。
本体４への出し入れ時に、給紙ユニット２の退避と復帰
が自動的に行われる。
以上述べたように、本発明の複写機の給紙装置は、給
紙トレイを複写機本体側に押し込むときに退避位置にあ
る給紙ユニットを自動的に復帰させる機構を有している
ので、給紙トレイに用紙を補給した後、給紙トレイを複
写機本体側に押し込むときに、上方に退避させた給紙ユ
ニットが自動的に元の位置に復帰する。このため、給紙
トレイを複写機本体に押し込む際に、従来のように手動
で給紙ユニットを復帰させる必要がなく、かつ、誤って
給紙ユニットを上方に持ち上げた状態のまま給紙トレイ
を押し込んで機器を損傷することもない。また、給紙ト
レイを複写機本体側から引き出すときに給紙ユニットを
自動的に上方に退避させる機構も併せて設けたときに
は、給紙トレイの引き出し及び押し込みと連動して給紙
ユニットの退避と復帰の両方を自動的に行うことがで
き、用紙補給の作業性を良くするともに、機器の損傷を
防止することができる。
紙トレイを複写機本体側に押し込むときに退避位置にあ
る給紙ユニットを自動的に復帰させる機構を有している
ので、給紙トレイに用紙を補給した後、給紙トレイを複
写機本体側に押し込むときに、上方に退避させた給紙ユ
ニットが自動的に元の位置に復帰する。このため、給紙
トレイを複写機本体に押し込む際に、従来のように手動
で給紙ユニットを復帰させる必要がなく、かつ、誤って
給紙ユニットを上方に持ち上げた状態のまま給紙トレイ
を押し込んで機器を損傷することもない。また、給紙ト
レイを複写機本体側から引き出すときに給紙ユニットを
自動的に上方に退避させる機構も併せて設けたときに
は、給紙トレイの引き出し及び押し込みと連動して給紙
ユニットの退避と復帰の両方を自動的に行うことがで
き、用紙補給の作業性を良くするともに、機器の損傷を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明実施例の給紙装置を示す概略斜視図、第
２図は同給紙装置の一部切欠き平面図、第３図は第２図
のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４図は給紙ユニットの要部分
解斜視図、第５図及び第６図は他の実施例を示す図であ
る。他方、第７図は従来の給紙装置を示す概略正面断面
図である。 1:給紙トレイ、2:給紙ユニット 3:スライドレール、4:複写機本体 5,6:用紙ガイド、7:ロール 8:タイプレート、10,11:給紙ロール 12,13:ギヤ、14:駆動軸 15:ジョイント、16:クラッチ 17a,17b:ケーシング、18:アクチュエータ 19:フォトセンサー、20,21:回転軸 22:アッパーシュート、23:フレーム 24:ピボット、25,35:ロック用レバー 26:支軸、27:他端部 28:ロック用爪、29:スタッド 30,31:孔、32,33:ブラケット 34,37:スプリング、36:ストッパー 38:タイプレート端部 40:給紙トレイ、41:給紙ロール 42:給紙ユニット、43:用紙ガイド a:用紙
２図は同給紙装置の一部切欠き平面図、第３図は第２図
のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４図は給紙ユニットの要部分
解斜視図、第５図及び第６図は他の実施例を示す図であ
る。他方、第７図は従来の給紙装置を示す概略正面断面
図である。 1:給紙トレイ、2:給紙ユニット 3:スライドレール、4:複写機本体 5,6:用紙ガイド、7:ロール 8:タイプレート、10,11:給紙ロール 12,13:ギヤ、14:駆動軸 15:ジョイント、16:クラッチ 17a,17b:ケーシング、18:アクチュエータ 19:フォトセンサー、20,21:回転軸 22:アッパーシュート、23:フレーム 24:ピボット、25,35:ロック用レバー 26:支軸、27:他端部 28:ロック用爪、29:スタッド 30,31:孔、32,33:ブラケット 34,37:スプリング、36:ストッパー 38:タイプレート端部 40:給紙トレイ、41:給紙ロール 42:給紙ユニット、43:用紙ガイド a:用紙
Claims (2)
- 【請求項１】給紙ロールを含む給紙ユニットが給紙トレ
イに一体的に取り付けられた複写機の給紙装置におい
て、 前記給紙ユニットの複写機本体側に取り付けられて給紙
ユニットとともに上下方向に回動する係止手段と、 前記係止手段と係合する位置で前記給紙トレイに取り付
けられて給紙トレイの複写機本体への押し込みと連動し
て前記係止手段との係合が外れる係合手段とを有するこ
とを特徴とする複写機の給紙装置。 - 【請求項２】給紙ロールを含む給紙ユニットが給紙トレ
イに一体的に取り付けられた複写機の給紙装置におい
て、 前記給紙トレイに取り付けられて給紙ユニットを上方に
回動する方向に付勢する第１の付勢手段と、 前記給紙トレイに取り付けられて給紙トレイの複写機本
体からの引き出し及び押し込みと連動して上下方向に回
動する係合手段と、 前記係合手段に取り付けられて給紙ユニットを下方に回
動する方向に付勢する第２の付勢手段とを有することを
特徴とする複写機の給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1113159A JP2679244B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 複写機の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1113159A JP2679244B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 複写機の給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02291326A JPH02291326A (ja) | 1990-12-03 |
| JP2679244B2 true JP2679244B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=14605050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1113159A Expired - Lifetime JP2679244B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 複写機の給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2679244B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000203728A (ja) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Canon Inc | シ―ト材給送装置及び画像形成装置 |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP1113159A patent/JP2679244B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02291326A (ja) | 1990-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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