JP3451333B2 - 複写機の給紙カセット - Google Patents
複写機の給紙カセットInfo
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- JP3451333B2 JP3451333B2 JP26184096A JP26184096A JP3451333B2 JP 3451333 B2 JP3451333 B2 JP 3451333B2 JP 26184096 A JP26184096 A JP 26184096A JP 26184096 A JP26184096 A JP 26184096A JP 3451333 B2 JP3451333 B2 JP 3451333B2
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- Japan
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- paper
- paper feed
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- feeding unit
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機の給紙カ
セットにおける給紙ユニット構成に関する。
セットにおける給紙ユニット構成に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機の給紙カセットとして、その給紙
側に給紙ユニットが取り付けられたものがある。この給
紙ユニットには、給紙ローラと搬送ローラ等が取り付け
られており、このように給紙ユニットを組み付けること
で給紙カセットの組み立てが容易にできるようにし、ま
た、給紙ローラや搬送ローラに故障等が発生した場合に
は、給紙ユニットを取り外すことで容易にその修理がで
きるようにしている。
側に給紙ユニットが取り付けられたものがある。この給
紙ユニットには、給紙ローラと搬送ローラ等が取り付け
られており、このように給紙ユニットを組み付けること
で給紙カセットの組み立てが容易にできるようにし、ま
た、給紙ローラや搬送ローラに故障等が発生した場合に
は、給紙ユニットを取り外すことで容易にその修理がで
きるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、現
状の給紙ユニットの場合、その給紙カセット本体への取
り付け、取り外しに際して下記のような問題がある。
状の給紙ユニットの場合、その給紙カセット本体への取
り付け、取り外しに際して下記のような問題がある。
【0004】まず、給紙ユニットには、機器本体側から
の動力が伝達される動力伝達ギヤが設けられているが、
その動力伝達ギヤは給紙カセットに装着された場合に機
器本体側のギヤに連結される必要がある。したがって、
その給紙ユニットの装着は、それぞれの動力伝達ギヤを
連結させるようにして行わなければならないので手間が
かかり、ギヤどうしを衝突させて損傷させる恐れがあっ
た。
の動力が伝達される動力伝達ギヤが設けられているが、
その動力伝達ギヤは給紙カセットに装着された場合に機
器本体側のギヤに連結される必要がある。したがって、
その給紙ユニットの装着は、それぞれの動力伝達ギヤを
連結させるようにして行わなければならないので手間が
かかり、ギヤどうしを衝突させて損傷させる恐れがあっ
た。
【0005】また、動力伝達ギヤは連結のために給紙ユ
ニットから突出するように位置させており、したがっ
て、給紙ユニットを取り外した状態ではその動力伝達ギ
ヤに物が衝突して破損しやすく、また、動力伝達ギヤに
より手や服が汚れる場合があった。
ニットから突出するように位置させており、したがっ
て、給紙ユニットを取り外した状態ではその動力伝達ギ
ヤに物が衝突して破損しやすく、また、動力伝達ギヤに
より手や服が汚れる場合があった。
【0006】くわえて、作動中に紙づまりがあったり、
電源がOFFした際に給紙ユニットを取り外す場合、半
月型の給紙ローラが紙面に接触しているままで給紙ユニ
ットを取り出すと、用紙が給紙カセットから飛び出すの
で、給紙ローラを回転させて紙面から離脱した状態とす
る必要があり、この操作にも手間がかかった。
電源がOFFした際に給紙ユニットを取り外す場合、半
月型の給紙ローラが紙面に接触しているままで給紙ユニ
ットを取り出すと、用紙が給紙カセットから飛び出すの
で、給紙ローラを回転させて紙面から離脱した状態とす
る必要があり、この操作にも手間がかかった。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、給紙ユニットの取り付け、取り外しが良好に行われ
る複写機の給紙カセットを提供することを目的とする。
で、給紙ユニットの取り付け、取り外しが良好に行われ
る複写機の給紙カセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明によれば、搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体
からの動力をそれらローラに伝達する動力伝達ギアをそ
れぞれ一体に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付け
られる複写機の給紙カセットにおいて、前記動力伝達ギ
アが変位可能に設けられ、前記動力伝達ギアが、変位に
より前記給紙ユニットから突出位置または非突出位置に
保持される構成とした。
の発明によれば、搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体
からの動力をそれらローラに伝達する動力伝達ギアをそ
れぞれ一体に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付け
られる複写機の給紙カセットにおいて、前記動力伝達ギ
アが変位可能に設けられ、前記動力伝達ギアが、変位に
より前記給紙ユニットから突出位置または非突出位置に
保持される構成とした。
【0009】上記構成によれば、給紙ユニットを取り付
けるに際し、動力伝達ギヤが複写機側のギヤと連結され
ない位置として複写機側のギヤに相対させ、次に動力伝
達ギヤ変位させて複写機側のギヤと連結させることがで
きる。これにより、動力伝達ギヤと複写機側のギヤを連
結させるようにしながら給紙ユニットを取り付けなくて
すむようになる。
けるに際し、動力伝達ギヤが複写機側のギヤと連結され
ない位置として複写機側のギヤに相対させ、次に動力伝
達ギヤ変位させて複写機側のギヤと連結させることがで
きる。これにより、動力伝達ギヤと複写機側のギヤを連
結させるようにしながら給紙ユニットを取り付けなくて
すむようになる。
【0010】とくに、前記動力伝達ギヤが、変位により
前記給紙ユニットの非装着時に非突出位置に保持される
ようにすることで(請求項2記載の発明)、非装着時に
動力伝達ギヤに物が当たったり、また、動力伝達ギヤが
触れることにより手や服等が汚れることが回避される。
前記給紙ユニットの非装着時に非突出位置に保持される
ようにすることで(請求項2記載の発明)、非装着時に
動力伝達ギヤに物が当たったり、また、動力伝達ギヤが
触れることにより手や服等が汚れることが回避される。
【0011】また、この発明の請求項3記載の発明によ
れば、搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体からの動力
をそれらローラに伝達する動力伝達ギヤそれぞれを一体
に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付けられる複写
機の給紙カセットにおいて、前記給紙ユニットの前記給
紙カセットからの取り外しの動作に連動して、前記給紙
ローラが回転されて用紙面から離脱する構成とした。
れば、搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体からの動力
をそれらローラに伝達する動力伝達ギヤそれぞれを一体
に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付けられる複写
機の給紙カセットにおいて、前記給紙ユニットの前記給
紙カセットからの取り外しの動作に連動して、前記給紙
ローラが回転されて用紙面から離脱する構成とした。
【0012】上記構成によれば、給紙ユニットを取り外
す際に給紙ローラが用紙に引っ掛かることがなく、これ
により、用紙が損傷したり、飛び出すことが防止され
る。また、上記構成のものにおいて、前記給紙ユニット
に、前記給紙ユニットの検知センサを備える構成とする
ことで(請求項4記載の発明)、給紙ユニットの検知と
ともに、さらには給紙カセットの検知が行われる。
す際に給紙ローラが用紙に引っ掛かることがなく、これ
により、用紙が損傷したり、飛び出すことが防止され
る。また、上記構成のものにおいて、前記給紙ユニット
に、前記給紙ユニットの検知センサを備える構成とする
ことで(請求項4記載の発明)、給紙ユニットの検知と
ともに、さらには給紙カセットの検知が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は給紙カセット本体3の構成
を示す。
を示す。
【0014】給紙カセット本体3は、右ガイド部22と
左ガイド部23とが両端位置で連結体24、25で連結
固定されて枠状に構成されている。そして、その右ガイ
ド部22側に搬送カバー26が回転自在に支持され、さ
らに、その搬送カバー26の側位置には、図2に示す、
給紙ユニット12が着脱可能に取り付けられる。
左ガイド部23とが両端位置で連結体24、25で連結
固定されて枠状に構成されている。そして、その右ガイ
ド部22側に搬送カバー26が回転自在に支持され、さ
らに、その搬送カバー26の側位置には、図2に示す、
給紙ユニット12が着脱可能に取り付けられる。
【0015】給紙ユニット12は、例えば、複写機本体
の後方より挿入されて給紙カセット本体3上に装着され
る。給紙ユニット12には突起40、41、42と係止
穴43とが設けられ、これに対し給紙カセット本体3に
は対応する位置に係止穴44、45、46と突起47と
が設けられ、スライド装着により突起40、41、42
が係止穴44、45、46に、係止穴43に突起47が
それぞれ係止されて給紙ユニット12は給紙カセット本
体3上に取り付けられる。
の後方より挿入されて給紙カセット本体3上に装着され
る。給紙ユニット12には突起40、41、42と係止
穴43とが設けられ、これに対し給紙カセット本体3に
は対応する位置に係止穴44、45、46と突起47と
が設けられ、スライド装着により突起40、41、42
が係止穴44、45、46に、係止穴43に突起47が
それぞれ係止されて給紙ユニット12は給紙カセット本
体3上に取り付けられる。
【0016】給紙ユニット12は樹脂の成形品よりなる
プレート状の給紙フレーム27に各種要素が取り付けら
れて構成されている。給紙フレーム27は第1水平部4
8を備え、その第1水平部48の下面側に略半円形の2
個の給紙ローラ19それぞれが配置されるとともに、第
1水平部48の一方側に搬送ローラ20のそれぞれが配
置され、その給紙ローラ19と搬送ローラ20の軸5
0、51が給紙フレーム27の一方側に形成された垂直
部49面に突出し、その突出した部分にギヤ52、53
が取り付けられている。
プレート状の給紙フレーム27に各種要素が取り付けら
れて構成されている。給紙フレーム27は第1水平部4
8を備え、その第1水平部48の下面側に略半円形の2
個の給紙ローラ19それぞれが配置されるとともに、第
1水平部48の一方側に搬送ローラ20のそれぞれが配
置され、その給紙ローラ19と搬送ローラ20の軸5
0、51が給紙フレーム27の一方側に形成された垂直
部49面に突出し、その突出した部分にギヤ52、53
が取り付けられている。
【0017】垂直部49面にはギヤ52、53を連動す
るように3個のギヤ54それぞれが設けられるととも
に、複写機本体側からの動力を取り込みギヤ53に与え
る動力伝達ギヤとしてのギヤ55が設けられている。ま
た、垂直部49面には給紙ユニット12の装着検知のた
めの検知センサ38が取り付けられている。
るように3個のギヤ54それぞれが設けられるととも
に、複写機本体側からの動力を取り込みギヤ53に与え
る動力伝達ギヤとしてのギヤ55が設けられている。ま
た、垂直部49面には給紙ユニット12の装着検知のた
めの検知センサ38が取り付けられている。
【0018】また、垂直部49に連続する第2水平部5
7上にはソレノイド28が設けられ、そのソレノイド2
8はソレノイドレバー29をギヤ53に同軸のクラッチ
スリーブ44に係止している。上記のギヤ53は軸50
に遊嵌状態に取り付けられており、クラッチスリーブ4
4は軸50に固定されており、さらに、クラッチスリー
ブ44はソレノイドリバー29により係止が解除された
状態においてギヤ52に係合して連動するようになって
いる。
7上にはソレノイド28が設けられ、そのソレノイド2
8はソレノイドレバー29をギヤ53に同軸のクラッチ
スリーブ44に係止している。上記のギヤ53は軸50
に遊嵌状態に取り付けられており、クラッチスリーブ4
4は軸50に固定されており、さらに、クラッチスリー
ブ44はソレノイドリバー29により係止が解除された
状態においてギヤ52に係合して連動するようになって
いる。
【0019】そして、ソレノイド28が作動してソレノ
イドレバー29がクラッチスリーブ44から離脱する場
合にのみ軸50が回転する。上記のような構成により、
複写機本体側において駆動用モータが駆動されてギヤ5
5に動力が与えられると、ギヤ53、ギヤ54を介して
ギヤ52が回転され搬送ローラ20は常に回転作動され
るが、給紙ローラ19はソレノイド28が作動される場
合のみ回転作動されるようになっている。
イドレバー29がクラッチスリーブ44から離脱する場
合にのみ軸50が回転する。上記のような構成により、
複写機本体側において駆動用モータが駆動されてギヤ5
5に動力が与えられると、ギヤ53、ギヤ54を介して
ギヤ52が回転され搬送ローラ20は常に回転作動され
るが、給紙ローラ19はソレノイド28が作動される場
合のみ回転作動されるようになっている。
【0020】以下、図3〜9の略図を参照してこの発明
の特徴構成を説明する。
の特徴構成を説明する。
【0021】図3は給紙ユニット12の非装着時のギヤ
配置を示す正面図、図4は給紙ユニット12の装着時の
ギヤ配置を示す正面図、図5は給紙ユニット12の装着
時のギヤ配置を示す側面図である。ギヤ53とギヤ55
とはその軸50と軸57とのそれぞれがアーム体80で
連結され、すなわち、ギヤ53とギヤ55とは相対的に
位置を変える位置において噛合する構成となっている。
そして、給紙ユニット12が装着されない状態では、ギ
ヤ55はその自重により、図3に示す下降位置にあり、
アーム体80は係止凸部91に係止されることで水平に
保持される。また、垂直部49のギヤ55相対する位置
には開口56が形成されている。
配置を示す正面図、図4は給紙ユニット12の装着時の
ギヤ配置を示す正面図、図5は給紙ユニット12の装着
時のギヤ配置を示す側面図である。ギヤ53とギヤ55
とはその軸50と軸57とのそれぞれがアーム体80で
連結され、すなわち、ギヤ53とギヤ55とは相対的に
位置を変える位置において噛合する構成となっている。
そして、給紙ユニット12が装着されない状態では、ギ
ヤ55はその自重により、図3に示す下降位置にあり、
アーム体80は係止凸部91に係止されることで水平に
保持される。また、垂直部49のギヤ55相対する位置
には開口56が形成されている。
【0022】これに対し、給紙カセット本体3のアーム
体80に対応する位置には変位用レバー81がバネ82
に付勢される状態で回動可能に設けられている。この変
位用レバー81はその作動端側が斜め上向きとなるよう
にバネ82により付勢され、また、図示しないが、その
作動端側が水平位置に下降されるための操作部が付設さ
れ、さらに、給紙カセット本体3側にはその作動端側が
水平位置に下降された変位用レバー81を係止保持する
ロック体が備えられている。
体80に対応する位置には変位用レバー81がバネ82
に付勢される状態で回動可能に設けられている。この変
位用レバー81はその作動端側が斜め上向きとなるよう
にバネ82により付勢され、また、図示しないが、その
作動端側が水平位置に下降されるための操作部が付設さ
れ、さらに、給紙カセット本体3側にはその作動端側が
水平位置に下降された変位用レバー81を係止保持する
ロック体が備えられている。
【0023】上記構成に基づく給紙ユニット12の装着
時の動作を説明する。
時の動作を説明する。
【0024】給紙ユニット12が取り外されている場合
は、給紙カセット本体側3の変位用レバー81はその作
動端側が水平位置とされており、したがって、給紙ユニ
ット12を側方向から給紙カセット本体3に装着してい
くと、相対的に変位用レバー81の作動端が給紙ユニッ
ト12の垂直部49の開口56内に突出し、ギヤ55に
相対する位置においてアーム体80の下方に位置する。
この状態において、図示しない上記ロック体のロック解
除動作が行われると、変位用レバー81はバネ82の付
勢力により上昇し、その際にアーム80を押し上げ、こ
れによりギヤ55は上昇して複写機側のギヤ90に弾力
的に連結される。
は、給紙カセット本体側3の変位用レバー81はその作
動端側が水平位置とされており、したがって、給紙ユニ
ット12を側方向から給紙カセット本体3に装着してい
くと、相対的に変位用レバー81の作動端が給紙ユニッ
ト12の垂直部49の開口56内に突出し、ギヤ55に
相対する位置においてアーム体80の下方に位置する。
この状態において、図示しない上記ロック体のロック解
除動作が行われると、変位用レバー81はバネ82の付
勢力により上昇し、その際にアーム80を押し上げ、こ
れによりギヤ55は上昇して複写機側のギヤ90に弾力
的に連結される。
【0025】上記のように、給紙ユニット12の装着時
にギヤ55が変位されることで、複写機側のギヤへの連
結が容易に行われるようになっている。また、装着時の
みギヤ55が突出して連結されるようにし、給紙ユニッ
ト12を装着しない場合はギヤ55が給紙ユニット12
内に納まるようにして、非装着時においてギヤ55が他
の物と衝突して損傷することが防止され、また、非装着
時にギヤ55が触れて作業者の手や服が汚れるというこ
とも防止される。
にギヤ55が変位されることで、複写機側のギヤへの連
結が容易に行われるようになっている。また、装着時の
みギヤ55が突出して連結されるようにし、給紙ユニッ
ト12を装着しない場合はギヤ55が給紙ユニット12
内に納まるようにして、非装着時においてギヤ55が他
の物と衝突して損傷することが防止され、また、非装着
時にギヤ55が触れて作業者の手や服が汚れるというこ
とも防止される。
【0026】図6、図7は上記の変形例を示す。
【0027】この変形例では、アーム体180をバネ1
81により付勢し、ギヤ55が常時上方に位置するよう
に付勢している。アーム体180の端部182は給紙ユ
ニット12から外方に突出させ、その端部182に装着
の際給紙カセット本体3側に固定的に設けられるレバー
190が当接するようになっており、装着していくこと
でレバー190の下向きの凸部191にアーム体180
の端部182が相対的に下方に押し込まれ、ギヤ55が
下方に移動して複写機側のギヤに接触せず、装着が完了
した時点ではアーム体182を凸部191が押し下げな
い位置となり、これにより、ギヤ55は上昇して複写機
側のギヤ90に連結される。
81により付勢し、ギヤ55が常時上方に位置するよう
に付勢している。アーム体180の端部182は給紙ユ
ニット12から外方に突出させ、その端部182に装着
の際給紙カセット本体3側に固定的に設けられるレバー
190が当接するようになっており、装着していくこと
でレバー190の下向きの凸部191にアーム体180
の端部182が相対的に下方に押し込まれ、ギヤ55が
下方に移動して複写機側のギヤに接触せず、装着が完了
した時点ではアーム体182を凸部191が押し下げな
い位置となり、これにより、ギヤ55は上昇して複写機
側のギヤ90に連結される。
【0028】上記変形例によれば、給紙ユニット12の
装着時にギヤ55が変位されることで、複写機側のギヤ
90への連結が容易に行われるようになっている。
装着時にギヤ55が変位されることで、複写機側のギヤ
90への連結が容易に行われるようになっている。
【0029】図8は給紙ローラ19部分の構成を示す。
【0030】給紙ローラ19の軸50には傾斜カム70
が取り付けられている。この傾斜カム70は軸50に対
して給紙ローラ20と同方向に突出するように取り付け
られている。これに対して給紙カセット本体3側にはそ
の傾斜カム70に対応するガイドピン71が設けられて
いる。そして、給紙ユニット12が矢印A方向にスライ
ドされて取り外される際、図に示すように、その傾斜カ
ム70が下方に位置している場合、すなわち、給紙ロー
ラ19が下方に位置して給紙カセット本体3内の用紙に
接触している場合には、その傾斜カム70の傾斜面70
aに相対的にガイドピン71が当たり、さらに給紙ユニ
ット12が矢印A方向に引き出されることで傾斜カム7
0が回転して軸50が矢印B方向に回転する。
が取り付けられている。この傾斜カム70は軸50に対
して給紙ローラ20と同方向に突出するように取り付け
られている。これに対して給紙カセット本体3側にはそ
の傾斜カム70に対応するガイドピン71が設けられて
いる。そして、給紙ユニット12が矢印A方向にスライ
ドされて取り外される際、図に示すように、その傾斜カ
ム70が下方に位置している場合、すなわち、給紙ロー
ラ19が下方に位置して給紙カセット本体3内の用紙に
接触している場合には、その傾斜カム70の傾斜面70
aに相対的にガイドピン71が当たり、さらに給紙ユニ
ット12が矢印A方向に引き出されることで傾斜カム7
0が回転して軸50が矢印B方向に回転する。
【0031】これにより、給紙ローラ20も回転して用
紙面から離脱し、その結果、給紙ユニット12の引き出
し時に給紙ローラ19が用紙に接触していることで、用
紙が損傷したり、給紙カセット本体3から飛び出すこと
が防止される。
紙面から離脱し、その結果、給紙ユニット12の引き出
し時に給紙ローラ19が用紙に接触していることで、用
紙が損傷したり、給紙カセット本体3から飛び出すこと
が防止される。
【0032】図9は給紙ユニット12の検知センサ38
部分の断面構成を示す。図に示すように、給紙ユニット
12の装着時には検知センサ38の投光部38aと受光
部38b間に給紙カセット本体3の遮光片39が位置す
るようになっており、これにより、機器本体側操作面で
給紙ユニット27の装着が確認できるようになってお
り、この給紙ユニット27の装着信号が得られる場合は
給紙カセット本体3も装着されていることが確認でき、
すなわち、1つのセンサで給紙カセット本体、給紙ユニ
ット両方の装着が検知できる無駄のない構成とされてい
る。
部分の断面構成を示す。図に示すように、給紙ユニット
12の装着時には検知センサ38の投光部38aと受光
部38b間に給紙カセット本体3の遮光片39が位置す
るようになっており、これにより、機器本体側操作面で
給紙ユニット27の装着が確認できるようになってお
り、この給紙ユニット27の装着信号が得られる場合は
給紙カセット本体3も装着されていることが確認でき、
すなわち、1つのセンサで給紙カセット本体、給紙ユニ
ット両方の装着が検知できる無駄のない構成とされてい
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複写
機の給紙カセットにおける給紙ユニットの取り付け、取
り外しが、容易に、衣服等を汚すことなく、また、カセ
ット内の用紙を乱すことなく、良好に行えるようにな
る。
機の給紙カセットにおける給紙ユニットの取り付け、取
り外しが、容易に、衣服等を汚すことなく、また、カセ
ット内の用紙を乱すことなく、良好に行えるようにな
る。
【図1】この発明の給紙カセット本体の外観斜視図
【図2】この発明の給紙ユニットの外観斜視図
【図3】給紙ユニットの非装着時のギヤ配置を示す正面
図
図
【図4】給紙ユニットの装着時のギヤ配置を示す正面図
【図5】給紙ユニットの装着時のギヤ配置を示す側面図
【図6】変形例の給紙ユニットの装着時のギヤ配置を示
す正面図
す正面図
【図7】変形例の給紙ユニットの装着時のギヤ配置を示
す側面図
す側面図
【図8】給紙ローラ部分の構成図
【図9】検知センサ部分の断面図
3 給紙カセット本体
12 給紙ユニット
19 給紙ローラ
20 搬送ローラ
55 動力伝達ギヤ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松友 靖
大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
シャープ株式会社内
(72)発明者 堀 孝志
大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
シャープ株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−315590(JP,A)
特開 昭63−92536(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65H 3/06 350
G03G 15/00 514
Claims (4)
- 【請求項1】 搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体か
らの動力をそれらローラに伝達する動力伝達ギアをそれ
ぞれ一体に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付けら
れる複写機の給紙カセットにおいて、 前記動力伝達ギアが変位可能に設けられ前記動力伝達ギ
アが、変位により前記給紙ユニットから突出位置または
非突出位置に保持されることを特徴とする複写機の給紙
カセット。 - 【請求項2】 前記動力伝達ギアが、前記給紙ユニット
の非装着時に非突出位置に保持されることを特徴とする
請求項1記載の給紙ユニット。 - 【請求項3】 搬送ローラ、給紙ローラ、複写機本体か
らの動力をそれらローラに伝達する動力伝達ギアそれぞ
れを一体に備える給紙ユニットが着脱可能に取り付けら
れる複写機の給紙カセットにおいて、 前記給紙ユニットの前記給紙カセットからの取り外しの
動作に連動して、前記給紙ローラが回転されて用紙面か
ら離脱することを特徴とする複写機の給紙カセット。 - 【請求項4】 前記給紙ユニットに、前記給紙カセット
への装着により作動する給紙ユニットの装着検知センサ
を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
ずれか1項に記載の給紙カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26184096A JP3451333B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 複写機の給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26184096A JP3451333B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 複写機の給紙カセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10109767A JPH10109767A (ja) | 1998-04-28 |
JP3451333B2 true JP3451333B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=17367483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26184096A Expired - Lifetime JP3451333B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 複写機の給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3451333B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW592840B (en) | 2000-07-12 | 2004-06-21 | Mitsubishi Materials Corp | Protective film for FPD, vapor deposited material for production method, FPD, and manufacturing device for FPD protective film |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26184096A patent/JP3451333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10109767A (ja) | 1998-04-28 |
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