JP2678042B2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2678042B2
JP2678042B2 JP1012342A JP1234289A JP2678042B2 JP 2678042 B2 JP2678042 B2 JP 2678042B2 JP 1012342 A JP1012342 A JP 1012342A JP 1234289 A JP1234289 A JP 1234289A JP 2678042 B2 JP2678042 B2 JP 2678042B2
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JP
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humidifier
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hollow porous
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健二 高市
龍三 藤本
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調機器等に組み込まれて使用される加湿
器に関するものである。
従来の技術 近年、加湿器は小型で高加湿が行なえるような製品が
求められている。
また、空調機器において快適性を向上するために、あ
る曲率を有する熱交換器を採用することが多くなり、そ
れに組み込むことが可能な加湿器に対する要望が高まっ
ていた。
以下図面を参照しながら、上述した従来の加湿器の一
例について説明するが、従来は、特開昭61−175421号公
報を参照して説明する。
第3図は従来の加湿器を熱交換器に取り付けた時の構
成図であり、第4図は第3図に示す加湿器を構成する一
般的な中空多孔性部材の展開図である。
21は例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、フッ素樹脂等の疎水性高分子材を素材とするシー
ト22を重ね合わせて端部を接着あるいは熱融着して方形
状に形成した中空多孔性部材であり、両端部22a及び22b
には中空部22cに連通する給水口23及び排水口24が設け
られている。なおシート22は疎水性高分子材を素材とす
る多孔性材であり水蒸気(気体状の水分子)は自由に通
過させるが液状水(液体状の水分子)を全く通過させな
いようにする為に孔径10μm以下の微細孔が無数に設け
られている。25は中空多孔性部材21を巻き込んだ時に重
ね合わされた中空多孔性部材21間を通風路を形成し得る
ように中空多孔性部材21に添えて巻き込まれた波形状に
構成されたフイルム状の間隔板である。26はエアコン等
の熱交換器である。27は剛性を有する枠材であり、接属
部材で26に密着されている。28は四角柱の剛性を有する
芯材であり、中空多孔性部材21と間隔板25とを重ね合
せ、中空多孔性部材21の給水口23または排水口24を有す
る端部21aまたは21bから上記芯材28を中心にして、上記
芯材28に沿わせて巻き付けたものである。
以上のように構成された加湿器は剛性を有する枠材27
に収めエアコン等の乾燥空気の出口に位置する熱交換器
26を取り付けられる。そして中空多孔性部材21の給水口
23を給水装置に接続し中空多孔性部材21の中空部内に水
を供給することにより、水蒸気のみが中空多孔性部材21
のシート22の微細孔を通過して通風路に放出され乾燥空
気を加湿する。
なお排水口24は加湿中は閉じておき、長期間使用しな
い時に開けて水抜きをするために用いる。
上記のように構成された加湿器は巻き上がり形状が四
角形になる為、エアコンやヒーターに組み込む際に例え
ば四角形のケーシングに収めて取付ける場合にも四角に
中空多孔性部材21が存在しない部分は殆んど生じず、中
央の芯材28部分が中空多孔性部材21の存在しない部分と
なるが、この面積も従来と比べると非常に小さなものと
なる。また巻き上がり形状は芯材28の縦横比に比例する
のでエアコンやヒーターの取付部寸法比により芯材28の
縦横比を決定すれば、所望の寸法の加湿器が出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、剛性のある枠材
と芯材を使用しているため、近年主流となっている曲率
を有する熱交換器に密接して設置することができなかっ
た。そのため熱交換器を通過した乾燥空気が一部乱流状
態となり加湿器を通過した場合の圧力損失が大きくな
る。また熱交換器に密接されないので乾燥空気が加湿さ
れないまま流れたり、乾燥空気が加湿器全体に均一に流
れなかったりし、加湿量が大幅に低下すると言う問題点
を有していた。さらに、設置空間が大きくなると言う問
課点も有していた。
本発明は上記課題に鑑み、圧力損失を増大させたり、
加湿量を低下させたり、また設置空間を大きくさせない
ように加湿器を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の加湿器は、一端部
に給水口を有し、疎水性高分子材を素材とする方形状の
中空多孔性部材とこの中空多孔性部材と重ね合わされた
断面形状が波形の間隔板とを可撓性のある芯材に巻き付
けた加湿エレメントと、上記加湿エレメントを囲む可撓
性のある枠材とを有すると言う構成を備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成によって枠材と芯材が可撓性を
有するので、曲率を有する熱交換器に密接して設置する
ことができ、熱交換器で整流された乾燥空気が整流され
た状態で加湿器を通過するため圧力損失が大きくなら
ず、また乾燥空気が加湿器全体に均一に流れるため加湿
量が低下することもない。さらに、設置空間も小さくな
る。
実 施 例 以下本発明の一実施例の加湿器について、図面を参照
しながら説明するが、従来例と同じものは同一番号を付
して説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例における加湿器1を曲率を
有する熱交換器5に取り付けた時の構成図である。第1
図において、2はゴムやプラスチックエラストマー等の
可撓性を有する枠材であり、3は同じく可撓性を有する
芯材である。4はバネ材等の弾性を有する金属からなる
取り付けフックである。6は熱交換器5の冷媒配管(仮
想線で図示)の一部である。フック4は一端を前記加湿
器1の枠材2に取りつけ、他端を第2図に示すように熱
交換器5の冷媒配管6の部材の一部に引っ掛けて加湿器
1を熱交換器5に密接して設置する。なお中空多孔性部
材21や間隔板25は高分子素材を材料とするシート状の構
成なので、自由に曲げることができる。
以上のように設置された加湿器は、中空多孔性部材21
の給水口23を給水装置に接続し中空多孔性部材21の中空
部内に水を供給することにより、水蒸気のみが中空多孔
性部材21のシート22の微細孔を通過して通風路に放出さ
れ乾燥空気を加湿する。
以上のように本実施例によれば、一端部に給水口23を
有し、疎水性高分子材を素材とする方形状の中空多孔性
部材21とこの中空多孔性部材21と重ね合わされた断面形
状が波形の間隔板25とをゴム,プラスチックエラストマ
ー等からなる可撓性のある芯材3に巻き付けた加湿エレ
メントと、上記加湿エレメントを囲むゴム,プラスチッ
クエラストマー,フレキシブル金属チューブ等の可撓性
のある枠材2とを設けることにより、曲率を有する熱交
換器に密接して設置することができ、熱交換器で整流さ
れた乾燥空気が整流された状態で加湿器を通加するため
圧力損失を小さくできる。また乾燥空気が加湿器全体に
均一に流れるため加湿量が低下することもない。さら
に、設置空間も小さくできる。
発明の効果 以上のように本発明は、中空多孔性部材とそれに重ね
合わされた間隔板を可撓性のある芯材に巻きつけた加湿
エレメントと、上記加湿エレメントを囲む可撓性のある
枠材とを設けることにより、曲率を有する熱交換器の表
面に密着させて取り付けることが可能となるので、熱交
換器で整流された乾燥空気が整流された状態で加湿器を
通過し、加湿器に入る乾燥空気は方向を乱されることが
少なく圧力損失が低い、また、熱交換器と加湿器が密着
しているので、乾燥空気が加湿器全体に均一に流れ、も
れる空気は少なく加湿量が低下せず、設置空間も小さく
て済む。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における加湿器を熱交換器に
取り付けた時の構成図、第2図は同第1図のフックのみ
の部分斜視図、第3図は従来の加湿器を熱交換器に取り
付けた時の構成図、第4図は第3図に示す加湿器を構成
する一般的な中空多孔性部材の展開図である。 2……枠材、3……芯材、21……中空多孔性部材、25…
…間隔材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部に給水口を有し疎水性高分子材を素
    材とする方形状の中空多孔性部材と、この中空多孔性部
    材と重ね合された断面形状が波形の間隔板とを可撓性の
    ある芯材に巻き付けた加湿エレメントと、上記加湿エレ
    メントを囲む可撓性のある枠材とから成る加湿器。
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