JP2763878B2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2763878B2
JP2763878B2 JP62002275A JP227587A JP2763878B2 JP 2763878 B2 JP2763878 B2 JP 2763878B2 JP 62002275 A JP62002275 A JP 62002275A JP 227587 A JP227587 A JP 227587A JP 2763878 B2 JP2763878 B2 JP 2763878B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気調和に用いる自然蒸発式の加湿装置
に関するものである。 〔従来の技術〕 第2図は従来の疎水性の多孔質シートを用いた自然蒸
発式の加湿装置の構成図であり、(1)は水を収容する
給水タンク、(2)は水源(図示せず)に接続された給
水管、(3)はこの給水管(2)に設けられた電磁弁、
(4)は給水タンク(1)に給水管(2)を接続する給
水口、(5)は電磁弁(3)を入切(発停)するフロー
トスイツチ、(6)は水(8)を加湿器(7)の給水口
(7a)へ供給する送出管、(9)はこの送出管(6)を
給水タンク(1)と接続する送出口である。(14)は加
湿器(7)の排水口(7b)に接続された排水管で、上記
排水管(14)には排水用バルブ(15)が設けられてい
る。 また、加湿器(7)の構成を第4図〜第6図に示す。
これらの図において、(10)は水蒸気を自由に通すが水
を通さない疎水性の多孔質シート(11)を重ね合わせて
端部を接着あるいは熱融着して方形状に形成した中空多
孔性部材であり、両端部(10a)には中空部(10b)に連
通する給水口(7a),排水口(7b)が設けられている。
(12)は中空多孔性部材(10)に添えて巻き込まれた波
状のスペーサで、通風路を形成するものである。(13)
はその断面形状が長方形状の中芯部材であり、上記中空
多孔性部材(10)及び波状のスペーサ(12)が上記中芯
部材(13)を中心にして巻き付けられることによつて加
湿器(7)を形成するものである。加湿器(7)は第7
図に示すごとく、送風機(16),熱交換器(17)を組み
込んだ空調機(18)の温風風路内に設けられ、また給水
タンク(1)は空調機(18)の天板よりつき出ている。 次に動作について説明する。従来の疎水性の多孔質シ
ートを用いた自然蒸発式の加湿装置は上記のように構成
され、加湿される水(8)は給水タンク(1)の送出口
(9)より送出管(6)を経て加湿器(7)における中
空多孔性部材(10)の給水口(7a)より中空部(10b)
に供給され、蒸発して水蒸気となり、疎水性の多孔質シ
ート(11)を通過し、中空多孔性部材(10)の外表面を
流れる温風を加湿して出て行く。そして給水タンク
(1)の水位は下がり水面レベルA以下になると、フロ
ートスイツチ(5)がオンし電磁弁(3)が開かれ、水
(8)が給水タンク(1)内に給水されて水位が水面レ
ベルBより上になると再びフロートスイツチ(5)がオ
フして電磁弁(3)が閉じる。 この動作を繰り返えすことにより、常に加湿器(7)
に自然落差で低い水圧で水(8)を供給することができ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 疎水性の多孔質シートを用いた自然蒸発式の加湿装置
では、加湿器に給水される水の圧力が高いとシートより
水が流れ出てしまい、反応に水の圧力が低いとシート内
部一帯に十分に水を給水できなくなるため、加湿器への
給水は通常のポンプでは水圧が高くて使用することがで
きない。また、例えば給水管の径を細くして水圧を低く
押えた場合、ゴミ詰まりがしばしば発生する。 従って、従来のこの種の加湿装置では、上述のように
加湿器より上部に給水タンクを設け、自然落差を用いて
低い水圧で加湿器に給水を行うことにしているが、その
ため装置の高さ寸法が高くなり、また、重い給水タンク
を上部に設けるため、装置の安定が悪く据付特性が悪い
等の問題点があった。 この発明はかかる問題点を解決するためになされたも
のであり、疎水性の多孔質シートを用いた自然蒸発式の
加湿器を使用しながら給水タンクを加湿器の下部に設置
できる加湿装置を得ることを目的としている。 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本願発明は、低水圧にお
いて水の通過を阻止できるが水蒸気は通過させる疎水性
の多孔質シートを袋状に形成し、給水口及び排水口を設
けたものを波状のスペーサを介して巻き込み構成した加
湿器、この加湿器より下部に設けられこの加湿器に給水
する水を収容する給水タンク、この給水タンクから上記
加湿器へ給水を行うドレンアップポンプであってモータ
部と該モータ部により駆動される羽根車部と該羽根車部
を収納すると共に吸込口を有するケース部とを有し該ケ
ース部に接続された送出管を介して加湿器の給水口へ送
水し、そして上記羽根車部と上記ケース部の隙間を広く
とり揚程差の小さいドレンアップポンプ、を備え、上記
ポンプによって上記低水圧において直接上記加湿器に給
水を行わせることを特徴とする加湿装置を提供しようと
するものである。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第1図において説明す
る。第1図において、(19)はモータ部(19a),モー
タ部(19a)により駆動される羽根車部(19b)及び羽根
車部(19b)を収納すると共に吸込口(19d)を有するケ
ース部(19c)からなるポンプで、ケース部(19c)に接
続された送出管(6)を介して加湿器(7)へ送水され
る。そして羽根車部(19b)とケース部(19c)の隙間を
広くとり揚程差の小さいドレンアツプポンプを構成し、
給水タンク(1)内に設けられている。このドレンアツ
プポンプ(19)は外部の加湿運転スイツチ(図示せず)
により運転される。その他の構成については従来のもの
と同一であるため、その説明は省略する。 次に作用について説明する。加湿水(8)は加湿運転
時ドレンアツプポンプがオンになり、水圧の低い水を送
出管(6)を介して加湿器(7)へ送られるので、給水
タンク(1)は加湿器(7)より上部に設ける必要はな
い。また、その他の作用については従来の作用と同一で
あるため、その説明は省略する。 〔発明の効果〕 本願発明はこのような構成を有するから、(1)ポン
プによって直接加湿器に水を給水することにより、別途
給水皿等を必要とせず、また、ポンプとしてドレンアッ
プポンプを適用することにより、(2)従来の装置では
低水圧のためゴミの混入による供給通路の閉塞の恐れが
あるが、本願発明では羽根車とケース部の隙間を広くと
っているから、ゴミが狭いスペースにひっかからずに落
下するので、ゴミづまりが解消される、(3)通常のポ
ンプを使用すると揚程差が大きすぎて疎水性多孔質シー
トより水が流れ出すため減圧する必要があり、更に微妙
な安定した圧力を保持するための機構も必要であるが、
圧力(揚程)差が小さく安定した圧力を保持可能なドレ
ンポンプを設けたので、本願発明は装置が簡単で安定す
るという作用効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例による加湿装置を示す構成
図、第2図は従来の加湿装置を示す構成図、第3図は同
じく従来の加湿装置の動作を説明する構成図、第4図は
中空多孔性部材を用いた加湿器の構成図、第5図は第4
図に示す中空多孔性部材の展開図、第6図は第5図VI-V
Iにおける断面図、第7図は従来の加湿装置を空調機に
組み込んだ内部構造図である。 図中、(1)は給水管、(3)は電磁弁、(5)はフロ
ートスイツチ、(7)は加湿器、(19)はドレンアツプ
ポンプである。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−180842(JP,A) 特開 昭54−154149(JP,A) 実開 昭59−180132(JP,U) 実開 昭58−22617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 6/00 F24F 6/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.低水圧において水の通過を阻止できるが水蒸気は通
    過させる疎水性の多孔質シートを袋状に形成し、給水口
    及び排水口を設けたものを波状のスペーサを介して巻き
    込み構成した加湿器、 この加湿器より下部に設けられこの加湿器に給水する水
    を収容する給水タンク、 この給水タンクから上記加湿器へ給水を行うドレンアッ
    プポンプであってモータ部と該モータ部により駆動され
    る羽根車部と該羽根車部を収納すると共に吸込口を有す
    るケース部とを有し該ケース部に接続された送出管を介
    して加湿器の給水口へ送水し、そして上記羽根車部と上
    記ケース部の隙間を広くとり揚程差の小さいドレンアッ
    プポンプ、 を備え、上記ポンプによって上記低水圧において直接上
    記加湿器に給水を行わせることを特徴とする加湿装置。
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JPS5929779B2 (ja) * 1978-05-25 1984-07-23 三菱電機株式会社 加湿形サ−キュレ−タ
JPS5822617U (ja) * 1981-08-07 1983-02-12 ピ−エス工業株式会社 気化式加湿装置
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JPS61180842A (ja) * 1985-01-31 1986-08-13 Mitsubishi Electric Corp 加湿器

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