JP3162250B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP3162250B2 JP3162250B2 JP22103894A JP22103894A JP3162250B2 JP 3162250 B2 JP3162250 B2 JP 3162250B2 JP 22103894 A JP22103894 A JP 22103894A JP 22103894 A JP22103894 A JP 22103894A JP 3162250 B2 JP3162250 B2 JP 3162250B2
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- humidifier
- wind
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は気化式加湿器を有する空
気調和装置に関するものである。
気調和装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、例えば特公平５−８３
４０号公報に開示される如く、湿潤した加湿エレメント
に空気を通過させ、顕熱を利用して水を自然蒸発させる
ことで加湿する気化式加湿器を有する空気調和装置にお
いて、該加湿器から滴下する蒸発しきらなかった加湿水
を受けるために、熱交換器の下方のドレンパンを加湿器
下方まで延長するか、もしくは該加湿器の下方の別個の
ドレンパンを設置して各々のドレンパンからドレン水を
排出していた。
４０号公報に開示される如く、湿潤した加湿エレメント
に空気を通過させ、顕熱を利用して水を自然蒸発させる
ことで加湿する気化式加湿器を有する空気調和装置にお
いて、該加湿器から滴下する蒸発しきらなかった加湿水
を受けるために、熱交換器の下方のドレンパンを加湿器
下方まで延長するか、もしくは該加湿器の下方の別個の
ドレンパンを設置して各々のドレンパンからドレン水を
排出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式のうちドレンパンを延長する場合は、熱交換器
を通過した風がほぼ直進する形式の場合は特に問題はな
いが、熱交換器を出た風がほぼ直角方向に風向変換され
る、例えば天井内設置型空気調和装置においては、気化
式加湿器下方まで延長したドレンパンが風通路内に入
り、風の抵抗となって空気調和装置の風量を大幅に減じ
てしまう欠点がある。このため、本体寸法を大きくする
等の方策もあるが、機器が大型化すると共に製作コスト
も上昇する問題があった。また熱交換器及び気化式加湿
器の各々にドレンパンを設けて排水口を各々設けた空気
調和装置においては、各々にドレンパン排水管工事が必
要となり、据付工事費が高くなると共に作業量が増加す
る問題があった。
来の方式のうちドレンパンを延長する場合は、熱交換器
を通過した風がほぼ直進する形式の場合は特に問題はな
いが、熱交換器を出た風がほぼ直角方向に風向変換され
る、例えば天井内設置型空気調和装置においては、気化
式加湿器下方まで延長したドレンパンが風通路内に入
り、風の抵抗となって空気調和装置の風量を大幅に減じ
てしまう欠点がある。このため、本体寸法を大きくする
等の方策もあるが、機器が大型化すると共に製作コスト
も上昇する問題があった。また熱交換器及び気化式加湿
器の各々にドレンパンを設けて排水口を各々設けた空気
調和装置においては、各々にドレンパン排水管工事が必
要となり、据付工事費が高くなると共に作業量が増加す
る問題があった。
【０００４】本発明は空気調和装置の部品の共用性及び
加湿効率、風量を損なうことなく気化式加湿器の取り付
けを行うことを目的とする。
加湿効率、風量を損なうことなく気化式加湿器の取り付
けを行うことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、熱交換器を通過した風がほぼ
直角方向に風向変換される、熱交換器の下流側の風通路
内に気化式加湿器を配設すると共に、熱交換器下方及び
気化式加湿器下方に各々個別のドレンパンを設け、気化
式加湿器のドレンパン排水口から出たドレン水が熱交換
器下方のドレンパン内に入るように排水路を設けた空気
調和装置において、熱交換器を通過し気化式加湿器の上
流側で風向変換される風の通路を、該加湿器の下流側で
風向変換される風の通路より狭くしたことを特徴とす
る。
するためになしたもので、熱交換器を通過した風がほぼ
直角方向に風向変換される、熱交換器の下流側の風通路
内に気化式加湿器を配設すると共に、熱交換器下方及び
気化式加湿器下方に各々個別のドレンパンを設け、気化
式加湿器のドレンパン排水口から出たドレン水が熱交換
器下方のドレンパン内に入るように排水路を設けた空気
調和装置において、熱交換器を通過し気化式加湿器の上
流側で風向変換される風の通路を、該加湿器の下流側で
風向変換される風の通路より狭くしたことを特徴とす
る。
【０００６】
【作 用】熱交換器を通過した風がほぼ直角方向に風向
変換される空気調和装置において、熱交換器の下流側の
風通路内に気化式加湿器を配設すると共に、熱交換器下
方及び気化式加湿器下方に各々個別のドレンパンを設
け、気化式加湿器のドレンパン排水口から出たドレン水
が熱交換器下方のドレンパン内に入るように排水路を設
けたため、気化式加湿器の上流側で風向変換される風量
を確保し、外部へのドレン排水口を一つとすることがで
きる。さらに熱交換器を通過し気化式加湿器の上流側で
風向変換される風の通路を、該加湿器の下流側で風向変
換される風の通路より狭くしているため、気化式加湿器
を通過する風量を確保し、空気調和装置本体の形状を気
化式加湿器不付の場合と同一にすることができる。
変換される空気調和装置において、熱交換器の下流側の
風通路内に気化式加湿器を配設すると共に、熱交換器下
方及び気化式加湿器下方に各々個別のドレンパンを設
け、気化式加湿器のドレンパン排水口から出たドレン水
が熱交換器下方のドレンパン内に入るように排水路を設
けたため、気化式加湿器の上流側で風向変換される風量
を確保し、外部へのドレン排水口を一つとすることがで
きる。さらに熱交換器を通過し気化式加湿器の上流側で
風向変換される風の通路を、該加湿器の下流側で風向変
換される風の通路より狭くしているため、気化式加湿器
を通過する風量を確保し、空気調和装置本体の形状を気
化式加湿器不付の場合と同一にすることができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の空気調和装置を図面に示す実施
例にもとづいて説明する。図１は本発明の実施例におけ
る空気調和装置の構造を示す。図において１は空気調和
装置の本体内に設置した送風機で、この送風機１の吹出
口に近接して熱交換器２を設けると共に、この熱交換器
２と対設して気化式加湿器３を設ける。そしてこの熱交
換器２と気化式加湿器３の下方に各々ドレンパン４，５
を配置してドレン水を夫々受けるようにする。さらにこ
のドレンパン５からドレンパン４に向けて排水路６を設
置し、ドレンパン５のドレン水をドレンパン４へ導くよ
うにする。
例にもとづいて説明する。図１は本発明の実施例におけ
る空気調和装置の構造を示す。図において１は空気調和
装置の本体内に設置した送風機で、この送風機１の吹出
口に近接して熱交換器２を設けると共に、この熱交換器
２と対設して気化式加湿器３を設ける。そしてこの熱交
換器２と気化式加湿器３の下方に各々ドレンパン４，５
を配置してドレン水を夫々受けるようにする。さらにこ
のドレンパン５からドレンパン４に向けて排水路６を設
置し、ドレンパン５のドレン水をドレンパン４へ導くよ
うにする。
【０００８】気化式加湿器３には図示のように加湿水を
給水口８から減圧弁９、電磁弁１０を経て給水できるよ
うに減圧弁９、電磁弁１０を設ける。
給水口８から減圧弁９、電磁弁１０を経て給水できるよ
うに減圧弁９、電磁弁１０を設ける。
【０００９】従って本実施例にて加湿を必要とする空気
調和装置の暖房運転においては、送風機１から送られた
風は熱交換器２を通過する際、この熱交換器にて熱交換
されて高温の風となり、その一部は熱交換器２と気化式
加湿器３の間の隙間を通り、また一部は気化式加湿器３
を通過する。この高温の風が気化式加湿器３内を通過す
る時加湿され、この加湿された風が気化式加湿器３の下
流側で熱交換器を経た高温の風と混合されて、吹出パネ
ル７から吹き出される。また熱交換器２を通過し気化式
加湿器３の上流側で風向変換される風の通路を、この加
湿器３の下流側で風向変換される風の通路より狭くする
ことで、気化式加湿器３を通過する風量を確保し、空気
調和装置本体の形状を気化式加湿器不付の場合と同一に
することができる。
調和装置の暖房運転においては、送風機１から送られた
風は熱交換器２を通過する際、この熱交換器にて熱交換
されて高温の風となり、その一部は熱交換器２と気化式
加湿器３の間の隙間を通り、また一部は気化式加湿器３
を通過する。この高温の風が気化式加湿器３内を通過す
る時加湿され、この加湿された風が気化式加湿器３の下
流側で熱交換器を経た高温の風と混合されて、吹出パネ
ル７から吹き出される。また熱交換器２を通過し気化式
加湿器３の上流側で風向変換される風の通路を、この加
湿器３の下流側で風向変換される風の通路より狭くする
ことで、気化式加湿器３を通過する風量を確保し、空気
調和装置本体の形状を気化式加湿器不付の場合と同一に
することができる。
【００１０】ここで気化式加湿器３の加湿は、加湿水を
給水口８から減圧弁９、電磁弁１０を通り、図示にはな
いが気化式加湿器３内部に内臓の加湿エレメント上方か
ら加湿水を滴下し、湿潤した加湿エレメントに空気を通
過させ、顕熱を利用して水を自然蒸発させることで加湿
するものである。
給水口８から減圧弁９、電磁弁１０を通り、図示にはな
いが気化式加湿器３内部に内臓の加湿エレメント上方か
ら加湿水を滴下し、湿潤した加湿エレメントに空気を通
過させ、顕熱を利用して水を自然蒸発させることで加湿
するものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明の空気調和装置は、熱交換器を通
過した風がほぼ直角方向に風向変換される空気調和装置
において、熱交換器の下流側の風通路内に気化式加湿器
を配設すると共に、熱交換器下方及び気化式加湿器下方
に各々個別のドレンパンを設け、気化式加湿器のドレン
パン排水口から出たドレン水が熱交換器下方のドレンパ
ン内に入るように排水路を設けることで、気化式加湿器
の上流側で風向変換される風量を確保し、外部へのドレ
ン排水口を一つとすることができる。また熱交換器を通
過し気化式加湿器の上流側で風向変換される風の通路
を、該加湿器の下流側で風向変換される風の通路より狭
くすることで、気化式加湿器を通過する風量を確保し、
空気調和装置本体の形状を気化式加湿器不付の場合と同
一にすることができる。
過した風がほぼ直角方向に風向変換される空気調和装置
において、熱交換器の下流側の風通路内に気化式加湿器
を配設すると共に、熱交換器下方及び気化式加湿器下方
に各々個別のドレンパンを設け、気化式加湿器のドレン
パン排水口から出たドレン水が熱交換器下方のドレンパ
ン内に入るように排水路を設けることで、気化式加湿器
の上流側で風向変換される風量を確保し、外部へのドレ
ン排水口を一つとすることができる。また熱交換器を通
過し気化式加湿器の上流側で風向変換される風の通路
を、該加湿器の下流側で風向変換される風の通路より狭
くすることで、気化式加湿器を通過する風量を確保し、
空気調和装置本体の形状を気化式加湿器不付の場合と同
一にすることができる。
【図１】本発明の空気調和装置の一実施例を示す説明図
である。
である。
１ 送風機 ２ 熱交換器 ３ 気化式加湿器 ４ ドレンパン ５ ドレンパン ６ 排水路 ７ パネル ８ 給水口 ９ 減圧弁 １０ 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−13439（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−64029（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−147632（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−145218（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 6/00 F24F 6/00 331
Claims (1)
- 【請求項１】 熱交換器を通過した風がほぼ直角方向に
風向変換される、熱交換器の下流側の風通路内に気化式
加湿器を配設すると共に、熱交換器下方及び気化式加湿
器下方に各々個別のドレンパンを設け、気化式加湿器の
ドレンパン排水口から出たドレン水が熱交換器下方のド
レンパン内に入るように排水路を設けた空気調和装置に
おいて、熱交換器を通過し気化式加湿器の上流側で風向
変換される風の通路を、該加湿器の下流側で風向変換さ
れる風の通路より狭くしたことを特徴とする空気調和装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22103894A JP3162250B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22103894A JP3162250B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861719A JPH0861719A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3162250B2 true JP3162250B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16760518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22103894A Expired - Fee Related JP3162250B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3162250B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102338432A (zh) * | 2010-07-14 | 2012-02-01 | 刘丰 | 一种单体水蒸发空调 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP22103894A patent/JP3162250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102338432A (zh) * | 2010-07-14 | 2012-02-01 | 刘丰 | 一种单体水蒸发空调 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0861719A (ja) | 1996-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010116 |
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