JP3045137B2 - 熱交換エレメント - Google Patents

熱交換エレメント

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JP3045137B2
JP3045137B2 JP10099757A JP9975798A JP3045137B2 JP 3045137 B2 JP3045137 B2 JP 3045137B2 JP 10099757 A JP10099757 A JP 10099757A JP 9975798 A JP9975798 A JP 9975798A JP 3045137 B2 JP3045137 B2 JP 3045137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一対の風路を流れる空気同士
の間で熱交換するための熱交換エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換エレメントとしては、例えば、直
交流形のものがある。これは、通常、略正方形の平板状
の多数の伝熱シートを間隔を開けて対向させて積層し、
積層方向に長い略直方体状に形成されている。直方体の
長手側面が通気面とされ、内部に一対の風路が区画され
て、この一対の風路を流れる空気の間で熱交換する。一
対の風路は、互いに交差する方向に空気を流し、伝熱シ
ート同士の間に交互に設けられている。
【0003】この熱交換エレメントの製造に際しては、
伝熱シートは、通常、長尺のシート状部材から切り出し
て得られる。得られた伝熱シートの間に棒状のスペーサ
を配置しながら、伝熱シートを積層している。これと同
時にスペーサおよび伝熱シートを接着している。また、
上述のスペーサに代えて、スペーサとしての山形の折り
目を有する伝熱シートを、平板状の伝熱シートの間に配
置した熱交換エレメントもある。
【0004】何れの構造の熱交換エレメントであって
も、多数の伝熱シートを切り出し、積層して、接着して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
伝熱シートを切り出して積層し接着するのは、手間がか
かるので、製造コストが高くなる結果、熱交換エレメン
トは高価になっていた。また、伝熱シートをシート状部
材から切り出す際に、材料に無駄が生じることがあるの
で、部品コストも高くなっていた。
【0006】また、このような直方体状の熱交換エレメ
ントでは、安価且つ薄型で、高い熱交換効率を実現する
ことは困難であった。また、このような課題を解決する
熱交換エレメントであっても、実用化に際して、熱交換
エレメントの風路を空気が均一に流れにくいと、熱交換
の効率が低下することも想定される。このような事態は
回避できれば好ましい。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、薄型、安価且つ高い熱交換効率を確実に実
現できる熱交換エレメントを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の熱交換エレメントは、断面波
形の単一の伝熱シートと、この伝熱シートを保持する枠
体と、伝熱シートの両面の波形の頂部にそれぞれ沿って
波形を横断し、対向する伝熱シートの面との間にそれぞ
れ風路を区画する一対の区画材とを備え、各区画材は、
波形の頂部が延びる方向の中間部に配置され、波形の頂
部が延びる方向に沿って区画材の前後に風路の入口と出
口とが設けられたことを第1の特徴とし、これに加え
て、上記波形の頂部が延びる方向に沿って測った風路の
入口および出口の少なくとも一方の幅寸法(C)の、波
形の高さ寸法(B)に対する比(C/B)は、0.5≦
(C/B)≦1.8の関係を満たすことを第2の特徴と
する。
【0009】この構成の第1の特徴によれば、以下の作
用を奏する。すなわち、単一の伝熱シートの波形の高さ
に一対の区画材の厚みを加えた分の非常に薄い厚みスペ
ースにおいて、各区画材を用いて、伝熱シートの両側に
入口、出口を含めた各風路をコスト安価に区画できる。
波形の頂部が延びる方向に沿って延びる各風路に、伝熱
シートを挟んだ一対の対向流を流すことにより、従来の
直交流型の熱交換エレメントよりも優れた熱交換効率を
得ることができる。すなわち、伝熱面積を容積で除した
値を従来の直交流型のものと等しくした場合、熱交換効
率を例えば3%向上できるという知見を得た。
【0010】なお、熱交換容量の大きいものを得るに
は、波形の頂部が延びる第1の方向、または波形を横断
する第2の方向に沿って長さを長くした薄型の直方体状
とすればよい。薄型の直方体状の熱交換エレメントであ
れば、壁面や天井裏に設置するのに適している。後者の
第2の方向に沿う長さを長くすることが圧力損失の低下
を招かない点で好ましい。
【0011】特に、伝熱シートの断面を略矩形波状とし
場合には、この波形の谷底まで風路幅を広く確保で
き、その結果、波形の谷底まで十分な量の空気を流入さ
せることができ、熱交換を効率よくできる。なお、波形
の略矩形とは、矩形のほか、台形や、U字形も含むもの
である
【0012】さらに、上述の構成の第2の特徴によれ
圧力損失を少なくでき、しかも熱交換効率を高くで
きる。ここで、比(C/B)の値としては、(C/B)
<0.5の関係が満たされる場合には、圧力損失が大き
くなり、1.8<(C/B)の関係が満たされる場合に
は、熱交換効率が低くなることから、0.5≦(C/
B)≦1.8の関係を満たすことが好ましい。
【0013】請求項記載の発明の熱交換エレメント
は、請求項1に記載の発明の第1の特徴に加えて、上記
波形の高さ寸法(B)の、波形の半ピッチ(P)に対す
る比(B/P)は、5≦(B/P)≦20の関係を満た
すことを特徴とする。この構成によれば、請求項1記載
の発明の第1の特徴による作用に加えて、以下の作用を
奏する。すなわち、例えば、一対の風路に空気を送るた
めの一対の送風ファンを、一方の風路の上流側と、他方
の風路の下流側とにそれぞれ配置する場合に、他方の風
路の気圧は、一方の風路の気圧に対して低くなり、一対
の風路の空気間の圧力バランスが崩れる場合がある。こ
のような場合、伝熱シートの変形により低圧側の風路が
狭くなり、この風路の圧力損失が大きくなることがあ
る。この圧力損失を、上述の関係を満たす場合に、実用
的な範囲内に抑制することができる。ここで、比(B/
P)の値としては、(B/P)<5の関係が満たされる
場合は、波形の高さに対して波形のピッチが相対的に広
くなるので、伝熱面が確保されず、熱交換効率が低く、
20<(B/P)の関係が満たされる場合には、圧力損
失が大きくなり過ぎることから、5≦(B/P)≦20
の関係を満たすことが好ましい。
【0014】請求項記載の発明の熱交換エレメント
は、請求項1に記載の発明の第1の特徴に加えて、上記
波形の頂部が延びる方向に沿って測った風路の入口の幅
寸法(Cin)の、風路の出口の幅寸法(Cout )に対す
る比(Cin/Cout )は、0.4≦(Cin/Cout )≦
5の関係を満たすことを特徴とする。この構成によれ
ば、請求項1記載の発明の第1の特徴による作用に加え
て、以下の作用を奏する。すなわち、圧力損失を抑制し
つつ、熱交換効率を高くできる。ここで、比(Cin/C
out )の値としては、(Cin/Cout )<0.4また
は、5<(Cin/Cout )の関係を満たす場合には、熱
交換効率が低くてしかも圧力損失が大きいことから、
0.4≦(Cin/Cout )≦5の関係を満たすことが好
ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の熱交換エ
レメントを含む換気装置を添付図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態の熱交換エレメント
を備えた換気装置の概略構成図である。
【0016】換気装置1は、屋外から取り込む空気と室
内から排気する空気との間で熱交換する熱交換ユニット
2と、この熱交換ユニット2に空気を流すためのファン
ユニット3とを備えている。このファンユニット3に
は、空気を加湿する加湿ユニット4が取り付けられ、加
湿ユニット4には室内に連通する吹出ダクト5が取り付
けられている。この換気装置1は、例えば、天井裏空間
内に収容され、下面が天井面等の設置面に取り付けられ
ている。換気装置1は、これら各部を連通して、屋外と
室内とを連通する排気路と給気路とを区画している。
【0017】給気路は、屋外に臨む給気口11から、給
気ダクト6と、熱交換ユニット2の給気側流路と、ファ
ンユニット3の下ファン31用の流路と、加湿ユニット
4内部と、吹出ダクト5とを通じ、室内に臨む吹出口
(図示せず)に至っている。排気路は、ファンユニット
3の下面に設けられた吸込口13から、ファンユニット
3の上ファン32用の流路と、熱交換ユニット2の排気
側流路と、排気ダクト7とを通じて、屋外に臨む排気口
12に至っている。
【0018】ファンユニット3は、上述の給気路に空気
を流す下ファン31と、排気路に空気を流す上ファン3
2と、上ファン32および下ファン31を収容して空気
流を導くファンケーシング30とを有している。このフ
ァンケーシング30は、その上部に上ファン32用の流
路を有し、この流路は、下方に導かれて、ファンユニッ
ト3の下面に吸込グリル34で区画された上述の吸込口
13につながっている。また、ファンケーシング30
は、その下部に下ファン31用の流路を有し、この流路
の途中にはフィルタ35が設けられている。上ファン3
2および下ファン31は、共通のモータ33で駆動され
る。モータ33の回転軸は上下方向に延びている。回転
軸の上端に上ファン32が、下端に下ファン31が取り
付けられており、両ファンは一体回転する。
【0019】熱交換ユニット2は、ファンユニット3と
給気口11および排気口12とを接続するダクトの一部
としてのダクトユニットとして構成されている。熱交換
ユニット2は、熱交換エレメント24と、この熱交換エ
レメント24と協働して一対の内部流路を区画するユニ
ットケーシング20とを備えている。一対の内部流路
は、排気路の一部である上述の排気側流路と、給気路の
一部である上述の給気側流路とからなり、これらの一対
の内部流路を流れる空気の間で、熱交換が行われる。
【0020】このように換気装置1では、モータ33が
駆動されると、下ファン31により、空気は給気口11
から給気路を通って室内へ送風され、上ファン32によ
り、空気は吸込口13から排気路を通り屋外へ排気され
る。この間に、給気路を流れる空気は、熱交換ユニット
3で排気路を流れる空気との間で熱交換され、ファンユ
ニット3のフィルタ35で塵埃を除去され、加湿ユニッ
ト4で加湿される。
【0021】本実施の形態では、熱交換エレメント24
の構造が新規なものであり、薄型に構成されている。以
下、詳細に説明する。図2は、図1の換気装置1の熱交
換ユニット2の一部断面の分解斜視図である。図3は、
図2の熱交換ユニット2の側面断面図である。図4は、
図2の熱交換ユニット2の正面断面図である。
【0022】熱交換エレメント24は、断面波形の単一
の伝熱シート27と、この伝熱シート27を保持する枠
体26と、枠体26および伝熱シート27に支持されつ
つ伝熱シート27の表面との間に風路を区画する一対の
区画材28とを備えている。一対の区画材28は、テー
プ状に一体に形成されて、伝熱シート27の両面の波形
の頂部27mにそれぞれ沿って波形を横断し、対向する
伝熱シート27の面との間にそれぞれ上述の風路を一対
で区画している。区画材28は、波形の頂部27mが延
びる第1の方向(図2の矢印A1の延びる方向)の中間
部に配置され、第1の方向に沿って区画材28の前後に
各風路の入口と出口とが設けられている。
【0023】熱交換エレメント24は、薄型の断面長方
形の直方体に形成されている。この直方体は、伝熱シー
ト27の波形の頂部27mを横断する第2の方向(図2
の矢印A2の延びる方向)に沿って長く形成されて、こ
の第2の方向および第1の方向に平行な第1の長手側面
241と第2の長手側面242とを有している。風路
は、第1の長手側面241に設けられた第1風路51
と、第2の長手側面242に設けられた第2風路52と
からなる。各風路は、主に、伝熱シート27に形成され
た多数の谷内の流路に区画され、それぞれの流路は入口
と出口で合流している。第1風路51と第2風路52と
は、後述するように、互いに、流路の断面積や、入口お
よび出口の大きさを同じにされている。
【0024】風路の入口および出口は、区画材28の第
2の方向に沿う端縁と、枠体26の端部とで区画され、
上述の一対の長手側面に沿って開口している。第1風路
51の入口511と第2風路52の出口522とは、伝
熱シート27を挟んだ反対側に位置し、また、第1風路
51の出口512と第2風路52の入口521とは、伝
熱シート27を挟んだ反対側に位置している。
【0025】このように、熱交換エレメント24は、互
いに同じに形成された第1風路51および第2風路52
とを対称に有しているので、誤りなくユニットケーシン
グ20に取り付けることができる。ユニットケーシング
20は、熱交換エレメント24の第1の長手側面241
を覆う第1ケーシング21と、熱交換エレメント24の
第2の長手側面242を覆う第2ケーシング22と、第
2ケーシング22と第1ケーシング21との間に配置さ
れて入口流路20cと出口流路20dを仕切る仕切板2
3とを有している。第1ケーシング21の凹部21aと
第2ケーシング22の凹部22aとの間に、熱交換エレ
メント24を嵌め込んで挟持している。
【0026】第1ケーシング21には、熱交換エレメン
ト24の第1風路51の入口511に臨んで開く給気入
口室21cと、この室と壁21bを挟んで仕切られて出
口512に向かって開く給気出口室21dとが形成され
ている。また、第2ケーシング22には、第2風路52
の入口521に向かって開く排気入口室22cと、この
室と壁22bを挟んで仕切られて出口522に向かって
開く排気出口室22dとが形成されている。給気出口室
21dは、ファンユニット3と接続するために一端に形
成された開口部21eを有し、給気入口室21cは、そ
の他端にある入口流路20cを介して、第1ダクト連結
部20aに連通している。また、排気入口室22cは、
ファンユニット3と接続するために一端に形成された開
口部22eを有し、排気出口室22dは、その他端にあ
る屈曲状の出口流路20dを介して、第2ダクト連結部
20bに連通している。両ダクト連結部は、第1ケーシ
ング21と第2ケーシング22とに形成された半円状の
筒部同士を合わせてそれぞれ構成されている。第1ダク
ト連結部20aは、給気ダクト6の内周面にはめ込ま
れ、第2ダクト連結部20bは、排気ダクト7の内周面
にはめ込まれて接続されている。
【0027】給気側流路は、給気ダクト6に接続される
第1ダクト連結部20aから、入口流路20cと、給気
入口室21cと、熱交換エレメント24の第1風路51
と、給気出口室21dとを通り、開口部21eへ至る。
この開口部21eは、ファンケーシング30の下ファン
31用の流路の吸込口に接続されている。気流は、導入
路としての給気ダクト6から、給気入口室21cへ、第
2の方向に沿って流れ、給気入口室21cで案内されつ
つ広がりながら、第1風路51の入口511に導入され
る。第1風路51の出口512を出ると、気流は、給気
出口室21d内を案内されて、第2の方向に沿って流
れ、導出路としてのファンケーシング30の下ファン3
1用の流路に導出される。
【0028】排気側流路は、ファンケーシング30の上
ファン用流路に接続される開口部22eから、排気入口
室22cと、熱交換エレメント24の第2風路52と、
排気出口室22dと、出口流路20dとを通り、第2ダ
クト連結部20bへ至る。気流は、導入路としてのファ
ンケーシング30の上ファン32用の流路から、排気入
口室22cへ、第2の方向に沿って流れ、排気入口室2
2cで案内されつつ広がりながら、第2風路52の入口
521に導入される。第2風路52の出口522を出る
と、気流は、排気出口室22d内を案内されて、第2の
方向に沿って流れ、導出路としての排気ダクト7に導出
される。
【0029】このように、ユニットケーシング20は、
熱交換エレメント24の風路が設けられた側面に面し
て、熱交換エレメント24を挟持しているので、壁21
b,22bが、熱交換エレメント24の区画材28と密
着できる。その結果、壁21b,22bと区画材28と
の間に空気が流れることを防止でき、空気を確実に伝熱
シート27の頂部27mに沿わせることができる。
【0030】伝熱シート27は、第2の方向に長く延び
て形成されている。伝熱シート27の素材は、紙等の透
湿性のあるシート状部材を利用できる。なお、伝熱シー
ト27の素材としては、従来の直交流型の全熱交換型の
熱交換エレメント24で用いられている公知の素材を利
用することができる。また、熱交換エレメント24を顕
熱交換型とする場合、金属や樹脂等の透湿性のないもの
を利用できる。
【0031】伝熱シート27は、略矩形の断面波形に形
成されている。すなわち、第2の方向に切る断面で見た
ときに、一方の面側に隆起した山となる部分と、隣接す
る山の間にある谷となる部分とが交互に並んで配置され
ている。一方の面側で谷となる部分が、第1風路51と
され、また他方の面側で谷となる部分が、第2風路52
とされている。第1風路51と第2風路52とは、伝熱
シート27の山の頂部27mと谷底部(反対側の面から
みた山の頂部)とを接続する部分を挟んで、第2の方向
に沿って交互に並んで多数区画されている。
【0032】波形は、波形の高さ寸法(B)の、波形の
半ピッチ(P)に対する比(B/P)は、5≦(B/
P)≦20の関係を満たしている。この場合には、一対
の風路の空気間の圧力バランスが崩れる場合に生じる圧
力損失を、実用的な範囲内に抑制することができる。ま
た、第2の方向に沿って測った波形の谷の幅寸法(W、
図4参照)は、第1風路51と第2風路52とで同じに
設定されて、両風路の断面積は同じにされている。
【0033】枠体26は、伝熱シート27の周囲を取り
囲む四角枠状に一体に形成されている。枠体26は、伝
熱シート27の波形の高さとほぼ同じ高さを有し、第1
の方向に関する風路の両端部を区画している。なお、枠
体26は、複数の部材で構成されても構わない。また、
枠体26と伝熱シート27とは、ホットメルト接着剤や
ウレタン樹脂接着剤等で封止状態で固定されている。な
お、接着剤は、作業性等を考慮して、公知の他のものを
利用してもよい。
【0034】区画材28は、可撓性を有して貼着可能な
アルミニウムテープからなり、伝熱シート27の両面に
配置される一対の区画材28が、連続して一体に形成さ
れている。テープの貼着面を伝熱シート27に向けて、
枠体26の外側端面にもかかるようにして、テープは巻
回されており、確実に固定されている。区画材28は、
伝熱シート27の波形の山の頂部27mと、枠体26と
で接着されて支持されている。
【0035】このように、テープ状の区画材28は、薄
く形成できるので、薄型の熱交換エレメント24を構成
するのに好ましい。また、可撓性を有する区画材28
は、外側にあるユニットケーシング20の壁21b,2
2bで押圧されて、伝熱シート27に密着できる。その
結果、確実に空気を波形の谷の間に流すことができる。
なお、区画材28は、硬質材料製の板状部材であっても
よい。
【0036】区画材28の第2の方向に延びる端縁と、
枠体26とが、第1風路51および第2風路52の入口
と出口とを区画している。第1の方向に沿って測ったと
きの、風路の入口の幅寸法(Cin)の、風路の出口の幅
寸法(Cout )に対する比(Cin/Cout )は、0.4
≦(Cin/Cout )≦5の関係を満たしている。この場
合には、圧力損失を抑制しつつ、熱交換効率を高くでき
る。
【0037】また、この出口の幅寸法(Cout )は、第
2の方向に沿う位置に関して等しくされている。また、
入口の幅寸法(Cin)も、第2の方向に沿う位置に関し
て等しくされている。また、第1の方向に関する風路の
入口および出口の幅寸法(C)の、波形の高さ寸法
(B)に対する比(C/B)は、0.5≦(C/B)≦
1.8の関係を満たしている。これにより、圧力損失を
少なくでき、しかも熱交換効率を高くできる。また、上
述の比の値(C/B)は、第1風路51および第2風路
52の入口および出口でそれぞれ同じに設定されてい
る。
【0038】なお、上述の熱交換ユニット2では、区画
材28は熱交換エレメント24に設けられていたが、こ
れには限定されない。例えば、図5に示すように、区画
材28を、ユニットケーシング20で支持してもよい。
例えば、第1ケーシング21の壁21bおよび第2ケー
シング22の壁22bに板状の一対の区画材28をそれ
ぞれ固定すればよい。この場合の熱交換ユニット2で
は、伝熱シート27と枠体26からなるエレメント主体
25が、一体的に構成されて、区画材28を取り付けら
れたユニットケーシング20に装着されることとなる。
一対の区画材28は、対向する伝熱シート27の面にあ
る波形の頂部27mに近接して配置される。
【0039】次に、この熱交換ユニット2の動作を説明
する。上述のようにファンユニット3が運転されると、
上述のように給気側流路および排気側流路に空気が流
れ、それとともに、熱交換エレメント24の一対の風路
にも空気が流れる。空気は、第1風路51を第1の方向
に沿って入口511から出口512へ向けて流れる(図
3の破線矢印参照)。また、空気は、第2風路52を第
1の方向に沿って入口521から出口522へ向けて流
れる(図3の実線矢印参照)。このとき、第2風路52
を流れる空気の向きと、第1風路51を流れる空気の向
きとは、互いに逆向きとなっている。この状態で、第1
風路51と第2風路52との空気の間で、伝熱シート2
7を挟んで熱交換が行われる。また、両風路の断面はほ
ぼ矩形であるので、空気は、風路内を谷底にまで確実且
つスムーズに流通することができる。
【0040】このように本発明の熱交換エレメント24
によれば、伝熱シート27の両面と、その波形の頂部2
7mにそれぞれ沿う一対の区画材28との間に一対の風
路51,52を区画し、区画材28の前後に風路の入口
と出口とが設けられている。これによって、単一の伝熱
シート27の波形の高さに一対の区画材28の厚みを加
えた分の非常に薄い厚みスペースにおいて、各区画材2
8を用いて、伝熱シート27の両側に入口、出口を含め
た各風路をコスト安価に区画できる。
【0041】例えば、コスト面では、本発明の熱交換エ
レメント24は、波形断面の単一の伝熱シート27で構
成されているので、多数の伝熱シートやスペーサを積層
して構成された従来の直交流型の従来の熱交換エレメン
トに比べて、以下のように製造コストを低減して安価に
することができる。すなわち、伝熱シートを切り出す手
間を少なくでき、また、伝熱シートとスペーサを積層す
る作業を省くことができ、また、伝熱シートとスペーサ
を固定するための接着に要する手間を格段に少なくで
き、その結果、組立コストを低減することができる。ま
た、伝熱シートを略正方形に切り出す際に生じる材料の
無駄を無くすことができ、また、スペーサを省略して伝
熱シートも少なくて部品点数を格段に少なくでき、その
結果、部品コストを低減することができる。
【0042】また、第1の方向に沿って延びる第1風路
51と第2風路52とに、伝熱シート27を挟んだ一対
の対向流を流すことにより、従来の直交流型の熱交換エ
レメントよりも優れた熱交換効率を得ることができる。
すなわち、伝熱面積を容積で除した値を従来の直交流型
のものと等しくした場合、対向流を流す本実施の形態の
熱交換エレメントでは、直交流型の従来の熱交換エレメ
ントに比べて、熱交換効率を例えば3%向上できる。
【0043】なお、熱交換容量の大きい熱交換エレメン
トを得るには、第1の方向、または上述の実施の形態の
ように第2の方向に沿って長さを長くした薄型の直方体
状とすればよい。薄型の直方体状の熱交換エレメント2
4であれば、壁面や天井裏に設置するのに適している。
後者の第2の方向に沿う長さを長くすることが圧力損失
の低下を招かない点で好ましい。
【0044】このように、本発明の熱交換エレメント2
4では、厚みが伝熱シート27の波形の高さ程度の寸法
にでき、略正方形状の伝熱シートの対角寸法が厚みとな
る従来の直交流型の熱交換エレメントに比べて、薄型化
できる。また、波形の伝熱シート27では、波形のピッ
チを均一に維持しやすいので、この均一なピッチの波形
で区画された風路を、空気が均一に流れる結果、熱交換
を効率良くできる。
【0045】ここで、上述の作用効果を得られる断面の
波形としては、正弦波形、U字形、V字形、矩形、台
形、これらに似た形等を例示できる。特に、伝熱シート
27の断面の波形を略矩形としたので、この波形の頂部
27mから谷底まで風路幅(第2の方向に沿う幅)を広
く確保でき、その結果、波形の谷底まで十分な量の空気
を流入させることができ、熱交換を効率よくできる。こ
こで、波形の略矩形とは、矩形のほか、台形や、U字形
も含むものである。
【0046】また、波形が略矩形の場合には、波形の頂
部および底部になる部分が、波形のピッチを確実に維持
することができる。従って、ピッチを維持するために、
スペーサ等の部材を設けずに済み、構造の簡素化を確実
に実現することができる。このように、スペーサを設け
ずに済むので、スペーサが必要な従来の熱交換エレメン
トに比べて、本熱交換エレメント24を軽量化すること
ができる。その結果、この熱交換エレメントを備えた機
器を、軽量さゆえに、設置場所の制限が少なく設置工事
も容易な天井裏設置型として構成できる。
【0047】また、第1の方向に関する風路の入口およ
び出口の幅寸法(C)の、波形の高さ寸法(B)に対す
る比(C/B)は、0.5≦(C/B)≦1.8の関係
を満たしている。これにより、図6の特性図に示すよう
に、圧力損失Dを少なくでき、しかも熱交換効率Eを高
くできる。ここで、比(C/B)の値としては、(C/
B)<0.5の関係が満たされる場合には、圧力損失D
が大きくなり、1.8<(C/B)の関係が満たされる
場合には、熱交換効率Eが低くなることから、0.5≦
(C/B)≦1.8の関係を満たすことが好ましい。
【0048】また、5≦(B/P)≦20の関係を満た
すことで、第1風路51と第2風路52の空気間の圧力
バランスが崩れる場合に生じる圧力損失を、実用的な範
囲内に抑制することができる。例えば、上述の実施の形
態のように、第2風路52に空気を送るための上ファン
32を、第2風路52の上流側にし、第1風路51に空
気を送るための下ファン31を、第1風路51の下流側
とにそれぞれ配置する場合に、第1風路51の気圧は第
2風路52の気圧に対して低くなり、第1風路51と第
2風路52との間で圧力バランスが崩れる場合がある。
このような場合、伝熱シート27の変形により低圧側の
風路が狭くなり、この風路の圧力損失が大きくなること
がある。この圧力損失を、上述の関係を満たす場合に、
実用的な範囲内に抑制することができる。すなわち、一
対の送風ファンが風路の上流側と風路の下流側とに配置
される本実施の形態の場合の圧力損失(DP2)の、一
対の送風ファンが一対の風路の下流側にそれぞれ配置さ
れる場合の圧力損失(DP1)に対する圧損増加率DD
=(DP2/DP1)を考える。この圧損増加率DD
は、図7の特性図に示すように、上述の比の値(B/
P)に応じて変化し、(B/P)≦20で圧損増加率D
Dを100%以下に、つまり、圧力損失を2倍以下に抑
制することができる。ここで、比(B/P)の値として
は、(B/P)<5の関係が満たされる場合は、波形の
高さに対して波形のピッチが相対的に広くなるので、伝
熱面が確保されず、熱交換効率が低く、20<(B/
P)の関係が満たされる場合には、圧力損失が大きくな
り過ぎることから、5≦(B/P)≦20の関係を満た
すことが好ましい。
【0049】また、0.4≦(Cin/Cout )≦5の関
係を満たすことで、図8の特性図に示すように、圧力損
失Dを抑制しつつ、熱交換効率Eを高くできる。特に、
比(Cin/Cout )の値が1となる、入口の幅寸法(C
in)と出口の幅寸法(Cout)とが同じ場合が、熱交換
効率Eを最も高くでき、しかも、圧力損失Dを最も少な
くできて好ましい。ここで、比(Cin/Cout )の値と
しては、(Cin/Cout )<0.4または、5<(Cin
/Cout )の関係を満たす場合には、熱交換効率Eが低
くてしかも圧力損失Dが最小値(Cin/Cout =1のと
きのDの値)の約1.5倍以上と大きいことから、上述
の関係を満たすのが好ましい。
【0050】なお、上述の実施の形態では、天井裏設置
型の換気装置1として構成された空気調和装置を例に説
明したが、本発明の熱交換エレメント24、エレメント
主体25、熱交換ユニット2を他の空気調和装置に適用
してもよい。また、上述の熱交換エレメント24を複数
を連結して使用してもよい。例えば、単一の伝熱シート
27を支持する枠体26を、複数の伝熱シート27に対
して一体に形成して、熱交換エレメント24を構成して
もよい。
【0051】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明の第1の特徴によれ
ば、以下の効果を奏する。すなわち、伝熱シートの両面
と、その波形の頂部にそれぞれ沿う一対の区画材との間
に風路を区画し、区画材の前後に風路の入口と出口とが
設けられている。これによって、単一の伝熱シートの波
形の高さに一対の区画材の厚みを加えた分の非常に薄い
厚みスペースにおいて、入口、出口を含めた各風路をコ
スト安価に区画できる。しかも、対向流を流す各風路の
間で熱交換できるので、従来の直交流型の熱交換エレメ
ントよりも優れた熱交換効率を得ることができる。ま
た、熱交換エレメントを、波形の高さ方向に直交する方
向に長い薄型の直方体状とすることで、壁面や天井裏に
設置するのに適して、且つ熱交換容量が大きいものを得
ることができ、特に、波形を横断する方向に沿う長さを
長くしたものでは、圧力損失の低下を招かない点で好ま
しい
【0053】特に、0.5≦(C/B)≦1.8の関係
満たすことで、圧力損失を少なくでき、しかも熱交換
効率を高くできる。請求項記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の第1の特徴による効果に加えて、5≦
(B/P)≦20の関係を満たすことで、一対の風路の
空気間の圧力バランスが崩れる場合に生じる圧力損失
を、実用的な範囲内に抑制することができる。
【0054】請求項記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の第1の特徴による効果に加えて、0.5≦
(Cin/Cout )≦2.5の関係を満たすことで、圧力
損失を抑制しつつ、熱交換効率を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の熱交換エレメントを備
えた換気装置の概略構成図である。
【図2】図1の換気装置の熱交換ユニットの分解斜視図
である。
【図3】図2の熱交換ユニットの側面断面図である。
【図4】図2の熱交換ユニットの正面断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の熱交換ユニットの側
面断面図である。
【図6】図1の熱交換エレメントの特性図であり、横軸
に(C/B)の値を、縦軸に圧力損失D(Pa)と、熱
交換効率E(%)とを示した。
【図7】図1の熱交換エレメントの特性図であり、横軸
に(B/P)の値を、縦軸に圧損増加率DD(%)とを
示した。
【図8】図1の熱交換エレメントの特性図であり、横軸
に(Cin/Cout )の値(対数表示)を、縦軸に圧力損
失D(Pa)と、熱交換効率E(%)とを示した。
【符号の説明】
24 熱交換エレメント 26 枠体 27 伝熱シート 27m 頂部 28 区画材 51 第1風路 51 第2風路 511,521 入口 512,522 出口 A1 第1の方向(波形の頂部が延びる方向) A2 第2の方向(波形の頂部を横断する方向)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−170887(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 9/00 F24F 7/08 101 F28F 3/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面波形の単一の伝熱シート(27)と、 この伝熱シート(27)を保持する枠体(26)と、 伝熱シート(27)の両面の波形の頂部(27m) にそれぞれ沿
    って波形を横断し、対向する伝熱シート(27)の面との間
    にそれぞれ風路(51,52) を区画する一対の区画材(28)と
    を備え、 各区画材(28)は、波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)の
    中間部に配置され、 波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)に沿って区画材(28)
    の前後に風路(51,52)の入口(511,521) と出口(512,522)
    とが設けられ、上記波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)に沿って測った
    風路(51,52) の入口(511,521) および出口(512,522) の
    少なくとも一方の幅寸法(C)の、波形の高さ寸法
    (B)に対する比(C/B)は、0.5≦(C/B)≦
    1.8の関係を満たす ことを特徴とする熱交換エレメン
    ト。
  2. 【請求項2】断面波形の単一の伝熱シート(27)と、 この伝熱シート(27)を保持する枠体(26)と、 伝熱シート(27)の両面の波形の頂部(27m) にそれぞれ沿
    って波形を横断し、対向する伝熱シート(27)の面との間
    にそれぞれ風路(51,52) を区画する一対の区画材(28)と
    を備え、 各区画材(28)は、波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)の
    中間部に配置され、 波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)に沿って区画材(28)
    の前後に風路(51,52)の入口(511,521) と出口(512,522)
    とが設けられ、 上記波形の高さ寸法(B)の、波形の半ピッチ(P)に
    対する比(B/P)は、5≦(B/P)≦20 の関係を
    満たすことを特徴とする熱交換エレメント。
  3. 【請求項3】断面波形の単一の伝熱シート(27)と、 この伝熱シート(27)を保持する枠体(26)と、 伝熱シート(27)の両面の波形の頂部(27m) にそれぞれ沿
    って波形を横断し、対 向する伝熱シート(27)の面との間
    にそれぞれ風路(51,52) を区画する一対の区画材(28)と
    を備え、 各区画材(28)は、波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)の
    中間部に配置され、 波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)に沿って区画材(28)
    の前後に風路(51,52)の入口(511,521) と出口(512,522)
    とが設けられ、 上記波形の頂部(27m) が延びる方向(A1)に沿って測った
    風路(51,52) の入口(511,521) の幅寸法(Cin)の、風
    路(51,52) の出口(512,522) の幅寸法(Cout)に対す
    る比(Cin/Cout )は、0.4≦(Cin/Cout )≦
    の関係を満たすことを特徴とする熱交換エレメント。
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