JP2676851B2 - 振動部品供給機 - Google Patents

振動部品供給機

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友二 新井田
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動部品供給機に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
例えば、わん状の部品受容器の内周壁面にらせん状の
部品移送用トラックを形成させ、これを下方に配設され
た電磁石に交流を通電することによりねじり振動させ
て、トラックに沿って振動により部品を移送するように
した振動パーツフィーダはよく知られている。また、一
般に所定の姿勢で次工程に部品を供給するために部品整
列手段を備えている。
然るに例えば磁性材で成るフェライトコアを処理すべ
き部品として部品受容器に投入し、これをトラックに沿
って移送し、次工程へ所定の姿勢で供給する場合、一般
に部品受容器は軽量にするためにアルミニウムで形成さ
れるが、このような場合には特に、部品受容器内のフェ
ライトコアは強い磁気力を受けて整列作用は悪影響を受
け、進みもわるくなり、重なったりして整列供給効率を
大きく低下させる。このような問題を解決するために可
動コアと部品受容器との間に厚いアルミニウム板を介在
させて磁気の影響を避けんとしたものがあるが、全体の
高さが大きくなってしまう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題に鑑みてなされ従来と比べ高さを大
きくすることなく、取り扱われる部品がフェライトコア
のように磁性材で成る場合でも整列供給効率を低下させ
ることのない振動部品供給機を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、部品整送トラックを内部に形成させた部
品搬送部と、該搬送部と基台とを結合する弾性部材と、
前記基台に取り付けられた電磁石と、該電磁石と空隙を
おいて対向して前記部品搬送部の底部に固定された接極
子とから成り、前記電磁石のコイルに交流を通電して前
記部品搬送部を振動させることにより、前記部品移送ト
ラックに沿って部品を整送するようにした振動部品供給
機において、前記部品搬送部と前記接極子との間に前記
部品搬送部の材質の透磁率より高い透磁率の材質で成る
磁気遮蔽板を介在させたことを特徴とする振動部品供給
機によって達成される。
〔作用〕
磁気遮蔽板により電磁石からの磁力線は遮蔽されて部
品搬送部内の磁性材で成る部品、例えばフェライトコア
は磁気力を受けることなく円滑に振動により移送され部
品整列手段により効率良く整列作用を受けることができ
る。よって従来より部品供給整列効率を一段と向上させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例による振動部品供給機(振動パ
ーツフィーダ)について図面を参照して説明する。
図は振動パーツフィーダ(1)を示すものであるが、
枕状のボール(2)の内周壁部には公知のように螺旋状
のトラック(3)が形成されている。そしてこの底部
(2a)には、磁性材で成る磁気遮蔽板(6)が皿ビス
(7)により一体的に固定され、更にこの下方に接極子
としての可動コア(8)が例えば溶接により固定されて
いる。
可動コア(8)はベース(12)と等角度間隔で傾斜配
設された板ばね(11)により結合されている。ベース
(12)上にはコイル(10)を巻装した電磁石(9)が固
定されている。この電磁石(9)は可動コア(8)と空
隙をおいて対向している。
振動パーツフィーダ(1)全体は防振ゴム(13)によ
り床上に支持される。またボール(2)内のトラック
(3)の一部には、これに近接して何らかの部品整列手
段(4)(抽象的に示す)が設けられている。
なお、本実施例ではボール(2)はアルミニウムで成
り磁気遮蔽板(6)は鉄で成っている。
本実施例は以上のように構成されているのであるが、
次にこの作用、効果などについて説明する。
コイル(10)に交流を通電すると可動コア(8)と電
磁石(9)との間に磁気交番吸引力が発生し傾斜板ばね
(11)の働らきによりボール(2)はねじり振動を行
う。よってトラック(3)に沿って搬送すべき部品とし
てのフェライトコア(5)が振動によって移送される。
部品整列手段(4)によって所定の整列作用を受けて所
定の姿勢でフェライトコア(5)が1個宛、次工程に供
給される。
従来は、フェライトコア(5)に磁気力が働いてボー
ル(2)のトラック(3)に吸着したり、第1図におい
て(5)′で示すように連接した場合には、相互に吸着
したりして、その整列が困難であった。なお、本実施例
では第1図に示すように相連接してフェライトコア
(5)′が移送されるような場合でも吸着し合うことが
ないので部品整列手段(4)により円滑な整列作用を受
ける。
更に従来ではフェライトコア(5)が強い吸着力のた
めに重なって移送されることがあったが、このような場
合には部品整列手段(4)によって整列作用を受けるこ
とは殆んどない。然しながら本実施例によれば、このよ
うな吸着による重なりはなく、常に円滑な整列作用を受
けることができる。
以上のような効果は磁気遮蔽板(6)によって可動コ
ア(8)を流れる磁束がボール(2)内のトラック
(3)に流入することが防止されるために得られる。電
磁石(9)からの磁束は大部分、可動コア(8)との空
隙g→可動コア(8)→空隙g→電磁石(9)と流れる
が、部分的に従来のようにボール(2)内へと流入せん
としても磁気抵抗は磁気遮蔽板(6)の方がはるかに小
さいので、これをバイパスして流れ、ボール(2)内の
トラック(3)へと流入する磁束は殆んどない。従って
上述のような作用、効果が得られる。
例えば、以上の実施例ではらせん状のトラックを有す
る振動パーツフィーダが説明されたが、直線的なトラッ
クを有するいわゆるリニア振動フィーダにも本発明は適
用可能である。
また以上の実施例ではボール(2)はアルミニウムで
成る場合を説明したが、磁性材、例えば鉄で成っていて
もよい。この場合には、これより高い透磁率の材質、例
えばけい素鋼で磁気遮蔽板(6)を形成すればよい。
〔発明の効果〕
本発明の振動部品供給機によれば、高さは従来と同じ
で供給すべき部品が磁性材で成っていても、部品の円滑
な流れを保証することができ、また部品は部品整列手段
による整列作用を効率良く受けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による振動部品供給機の部分破
断側面図及び第2図は同平面図である。 なお図において、 (2)……ボール (6)……磁気遮蔽板 (8)……可動コア (9)……電磁石

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品移送トラックを内部に形成させた部品
    搬送部と、該搬送部と基台とを結合する弾性部材と、前
    記基台に取り付けられた電磁石と、該電磁石と空隙をお
    いて対向して前記部品搬送部の底部に固定された接極子
    とから成り、前記電磁石のコイルに交流を通電して前記
    部品搬送部を振動させることにより、前記部品移送トラ
    ックに沿って部品を移送するようにした振動部品供給機
    において、前記部品搬送部と前記接極子との間に前記部
    品搬送部の材質の透磁率より高い透磁率の材質で成る磁
    気遮蔽板を介在させたことを特徴とする振動部品供給
    機。
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