JPH0355527Y2 - - Google Patents

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JPH0355527Y2
JPH0355527Y2 JP12785588U JP12785588U JPH0355527Y2 JP H0355527 Y2 JPH0355527 Y2 JP H0355527Y2 JP 12785588 U JP12785588 U JP 12785588U JP 12785588 U JP12785588 U JP 12785588U JP H0355527 Y2 JPH0355527 Y2 JP H0355527Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、直進シユートに振動を与えてパー
ツを搬送する直進振動フイーダに関する。
〔従来の技術〕
周知のように、種々のパーツを搬送供給するパ
ーツフイーダはシユートを直接又は間接に支持す
る複数の板状弾性体と、前記シユートを外部より
一定の振動数と振幅をもつて強制振動させる電磁
振動体とを有し、該電磁振動体と前記板状弾性体
によつてシユートに振動を与えて製品を一定の方
向に搬送するものである。
このようなパーツフイーダのうち、パーツを直
線方向へ搬送する直進振動フイーダ20は第5図
に示すように、直進シユート21に、ねじ22で
取り付けられる上板23を有し、この上板23に
電磁振動体2子の振動部分である振動子25が固
定され、この上板23より下方位置に下板26を
平行に配置し、この下板26に電磁石27を固定
して、更に、上板23と下板26の両端部23
a,26aを一定角度に傾斜させて曲成し、この
ような端部23a,26aの外端面23b,26
bに板状弾性体28の上端部28a、及び下端部
28bをねじ止めしたものである。この場合、上
板23と下板26の両端部23a,26aには
夫々複数箇所にねじ穴29が設けられており、板
状弾性体28の上端部28a及び下端部28bに
もこのねじ穴29に重合させる一端が開かれた長
穴30が第6図a,bに示すように適当な長さに
切り欠いて設けられている。
従つて、直進振動フイーダ20を組立てる際、
板状弾性体28を所定の傾斜角で傾斜させて上板
23と下板26を連結するには、ねじ穴29に板
状弾性体28の長穴30を重合させ、更に板状弾
性体28の横幅に略等しい長さに形成した押さえ
板31を介してねじ穴29にネジ32を仮止め状
態に螺着し、次に、電磁振動体24の振動子25
と電磁石27が適正なクリアランスtを有し平行
に配置されて適当な振動で振動するように、上板
23と下板26の間隔及び平行を長穴30に沿つ
て手作業で調節し、しかる後に、ねじ32を確実
に締結して板状弾性体28を固定するようにして
いた。尚、第5図中番号33は、図外の基台に直
進フイーダ20を取り付けるための孔を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した従来の直進振動フイー
ダ20によつて、直進シユートに適当な振動を与
えてパーツに一定の搬送方向及び搬送速度を保持
させるには、板状弾性体を上板と下板にねじ止め
する際、長穴に沿つてねじ止めの位置を手作業で
微妙に調節して電磁振動体の電磁石と振動子を平
行に保持し且つそのクリアランスを適正に調節し
て振動の振幅を最適にする必要があるが、このよ
うな調節を各直進振動フイーダ毎に行つて一定の
精度を有する直進振動フイーダを組み立てるには
熟練した技術と多大な時間を要するため、その量
産が困難であるという問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので
あつて、その手段とするところは直進シユートに
取り付けられ且つその下部に電磁振動体の振動子
が固定された上板と、該上板より下方に配置され
且つ前記振動子を所定周期で励磁する電磁石が固
定された下板と、該下板と前記上板の両端部を所
定の傾斜角で連結する板状弾性体を有する直進振
動フイーダにおいて、前記上板と下板の両端部に
前記板状弾性体を前記所定の傾斜角で嵌合する嵌
合凹部を設け、該嵌合凹部に所定取付け寸法を有
する板状弾性体を前記振動子と前記電磁石が所定
クリアランスを有して平行に対面配置されるよう
嵌合固定して設けたことにある。
〔作用〕
上記手段によると、直進振動フイーダの上板と
下板の両端部に板状弾性体を所定の傾斜角で嵌合
する嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部に嵌合させる
板状弾性体を、所定の取付寸法に設けているの
で、板状弾性体は嵌合凹部にその両端部を嵌合さ
せて上板と下板は所定の傾斜角度及び所定の間隔
を有して取り付けられる。この場合、上板に固定
された振動子と、該振動子を所定周期で励磁する
よう下板に固定された電磁石との間には所定のク
リアランスが保たれて、平行にしかも対面配置さ
れることになるので、電磁振動体の電磁石が前記
板状弾性体の弾性力に抗して前記振動子を磁力で
吸引する動作を繰り返すと、常に一定の振幅を有
する振動が上板に与えられることになる。
〔実施例〕
この考案の実施例を以下第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
尚、前記した従来例と同一の構成部材について
は、同一符号を符してその説明を省略する。
直進振動フイーダ1は、第1図に示されるよう
に、直進シユート21にねじ22によつて固定さ
れた上板2と該上板2より電磁振動体24を挟む
ように平行に配置された下板3とを有し、この上
板2と下板3の夫々両端部2a,3aを同一方向
に適当な角度で傾斜されて曲成し、且つ肉厚に形
成し、このような両端部2a,3aに、一定の厚
みを有する長方形状の板状弾性体4の両端部4a
を嵌合するように、嵌合凹部5を板状弾性体4と
同じ厚さで外端面2b及び3bを一定幅で切り欠
いて設け、所定の取付寸法lに形成した前記板状
弾性体4を嵌合凹部5に嵌合させ且つねじ32に
よつて固定したものである。
このような直進振動フイーダ1に取り付けられ
る電磁振動体24は、第2図に示すように、上板
2の下面に固定されて振動する磁性体でなる振動
子25と、この振動子25に対面配置させて下板
3に固定されるコア27aを有する電磁石27と
からなる。また、この電磁石27のコア27aに
卷回されたコイル27bには、図外の交流電源よ
り直接に、又は、整流器によつて半波整流した脈
流が供給されて、コア27aが周期的に励磁され
るようになつている。
又、上板2及び下板3の両端部2a,3aは、
充分肉厚に形成されており、板状弾性体4の両端
部4aを嵌合する嵌合凹部5を切り欠いて形成
し、更にこの板状弾性体4を固定するねじ穴29
を穿設している。板状弾性体4は、適当な弾性力
を有する金属或いはグラスフアイバー等で形成さ
れたもので、第1図及び第3図bに示すその取付
寸法lは、実際に適当な振動を直進振動フイーダ
1に発生させることが確認されている板状弾性体
4の両端方向の長さである。更に、第3図a,b
に示すように板状弾性体4の両端部4aには、上
板2及び下板3の夫々2箇所に形成したねじ穴2
9に重合するよう貫通孔6が形成されている。
又、板状弾性体4の両端部4aをねじ32によつ
て嵌合凹部5に固定する際、板状弾性体4の振動
が安定するように押え板31を介して取り付けて
いる。
この実施例の作用を以下説明する。
直進振動フイーダ1の上板2と下板3は所定の
取付け寸法lを有する板状弾性体4によつて、適
当な傾斜角をもつて弾性的に連結されている。従
つて、前記した電磁振動体24が交流電源によつ
て駆動されると、上板2に固定された振動子25
は所定周期で励磁され、この場合、電磁石27の
コア27aと振動子25はクリアランスtを有し
て平行且つ対面配置されているので、一定の磁力
で周期的に励磁され一定の振幅で振動することに
なる。
第4図に示す他の実施例では、上板2の一方側
の端部2aの先端に振動子25を固定し、下板3
の前記上板2の振動子25固定側と反対側の端部
3aに取付け部材34を固定して、この取付け部
材34を介して電磁石27を振動子25に対面す
るよう横向きに固定して直進振動フイーダ1を構
成したものである。このように、電磁振動体24
を横向きに設けた場合においても、嵌合凹部5
に、所定の取付寸法lを有する板状弾性体4を嵌
合固定することにより、電磁石27と振動子25
は所定クリアランスtを有して、平行に対面配置
されることになる。
また、上記した実施例において、上板2及び下
板3はアルミニウム又は、その合金等の非磁性体
であることが望ましいが、特定の材質に限定され
るものではない。更に、板状弾性体4は、取付寸
法lを有するものであれば、図示された以外の形
状であつてもよい。
〔効果〕
以上の説明からも明らかなように、この考案の
直進振動フイーダによると、所定の取付け寸法を
有する板状弾性体を上板と下板の両端部に嵌合さ
せて取り付けるだけで、上板と下板が平行にセツ
トされ、しかも、振動子と電磁石とが所定クリア
ランスを有して対面配置され且つその平行を保持
するので、これらを組立時に調節する必要がなく
なり、組立て作業が容易になつて一定の振動幅で
振動する製品誤差の少い直進振動フイーダを量産
することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の実施例を示し、
第1図は直進フイーダの全体斜視図、第2図は第
1図の−線縦断面図、第3図aは第2図の側
面図、第3図bは板状弾性体の平面図、第4図は
他の実施例を説明図する縦断面図、第5図及び第
6図は従来例を示し、第5図は直進振動フイーダ
の縦断面図、第6図aは第5図の側面図、第6図
bは板状弾性体の平面図。 1……直進振動フイーダ、2……上板、2a…
…上板の両端部、3……下板、3a……下板の両
端部、4……板状弾性体、5……嵌合凹部、21
……直進シユート、24……電磁振動体、25…
…振動子、27……電磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直進シユートに取り付けられ且つその下部に電
    磁振動体の振動子が固定された上板と、該上板よ
    り下方に配置され且つ前記振動子を所定周期で励
    磁する電磁石が固定された下板と、該下板と前記
    上板の両端部を所定の傾斜角で連結する板状弾性
    体を有する直進振動フイーダにおいて、 前記上板と下板の両端部に前記板状弾性体を前
    記所定の傾斜角で嵌合する嵌合凹部を設け、該嵌
    合凹部に所定取付け寸法を有する板状弾性体を前
    記振動子と前記電磁石が所定クリアランスを有し
    て平行に対面配置されるよう嵌合固定して設けた
    ことを特徴とする直進振動フイーダ。
JP12785588U 1988-09-29 1988-09-29 Expired JPH0355527Y2 (ja)

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JP12785588U JPH0355527Y2 (ja) 1988-09-29 1988-09-29

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JPH0249910U JPH0249910U (ja) 1990-04-06
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