JP2675409B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP2675409B2
JP2675409B2 JP1240314A JP24031489A JP2675409B2 JP 2675409 B2 JP2675409 B2 JP 2675409B2 JP 1240314 A JP1240314 A JP 1240314A JP 24031489 A JP24031489 A JP 24031489A JP 2675409 B2 JP2675409 B2 JP 2675409B2
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washing
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雅義 平山
淳一 有村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は全自動洗濯機に係り、特に、撹拌運転後の洗
濯物の片寄りを自動修正して運転中の途中止りを大幅に
低減し、本体の振動・騒音を低減するのに好適な全自動
洗濯機の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、全自動洗濯機の運転は一般に、たとえば特開昭
58−61791号公報に記載のように、洗いやすすぎ時のモ
ータの正逆反転時限は固定されており、撹拌水流は一定
していた。また、最近のマイコン式全自動洗濯機におい
ては、たとえば特開昭52−75065号、同53−14973号、同
59−25794号、同60−45387号、同61−393号、同61−982
85号、同62−240096号公報に示すように、洗いやすすぎ
の最後の数秒〜数十秒間、一定した高反転の弱水流を設
けて布からみをほぐすようにしたものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記した従来技術のうち、前者、すな
わち特開昭58−61791号公報に代表される全自動洗濯機
の水流は、水位や洗濯物の量に関係なく、常に一定した
洗い、すすぎ水流、または布ほぐし水流であり、高水位
の少量負荷洗濯のように、羽根にかかる負荷が小さい場
合も、当該羽根にかかる負荷が大きい場合と同様の水流
であるため、モータ正逆の反転時限が長いと布の動きが
大き過ぎて布の片寄りが大きくなり、脱水運転時の振れ
回りも大きくなって、本体の振動・騒音が大きくなり、
布の片寄りが異常に大きい場合には、安全スイッチが動
作して脱水運転を停止する場合が多くなり、顧客からの
クレームの増加を招くことになる。
一方、後者、すなわち特開昭52−75065号公報などに
代表される全自動洗濯機のように、洗いやすすぎの最後
の数秒〜数十秒の間、モータ正逆の反転時限を短く一定
にした場合、負荷が小さいときにはともかく、負荷が大
きいときには布ほぐしの効果が小さく、布からみが大と
なり、洗濯終了後に洗濯物を洗濯槽から取り出し干す際
に衣類の縫い目に無理な力がかかり、衣類のほつれや破
れを促進することとなって、その寿命を早めるなどの問
題があった。
本発明の目的は、洗いやすすぎ時の水位とそのとき羽
根にかかる負荷量とを自動的に把握して、洗いやすすぎ
の最後に設けるバランス水流の反転時限をその負荷に応
じて変えることにより、いかなる水位や負荷状態におい
ても、より確実なバランス水流を得て、低振動・低騒音
でしかも安全スイッチ動作による運転停止率を低くし
た、使い勝手のよい全自動洗濯機を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、洗濯槽内の水位を検知する水位センサー
と、洗濯時羽根にかかる負荷量を検出する布量センサー
とを搭載し、モータの正逆運転により洗濯槽内の羽根を
交互に正逆転して洗濯をおこなう全自動洗濯機におい
て、洗いやすすぎの撹拌運転の最後のT1分間を、この最
後のT1分間以外の洗いやすすぎ時の正逆転による撹拌反
転時限よりも短い撹拌反転時限の高反転周期による弱水
流とし、かつ羽根にかかる負荷量に応じて前記弱水流の
反転時限を変化させる制御手段を具備することによって
達成される。
〔作用〕
しかして、前記構成よりなる本発明によれば、洗いや
すすぎの撹拌運転の最後のT1分間を、この最後のT1分間
以外の洗いやすすぎ時の正逆転による撹拌反転時限より
も短い撹拌反転時限の高反転周期による弱水流とし、か
つ羽根にかかる負荷量に応じて前記弱水流の反転時限を
変化させる制御手段を備えることにより、洗いやすすぎ
時の水位とそのとき羽根にかかる負荷量とを自動的に把
握して、洗いやすすぎの最後に設けるバランス水流の反
転時限をその負荷に応じて変え、いかなる水位や負荷状
態においても、より確実なバランス水流を得て、低振動
・低騒音でしかも安全スイッチ動作による運転停止率を
低くした、使い勝手のよい全自動洗濯機を提供すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明を、第1図〜第5図および第7図の一実
施例にもとづいて説明すると、第1図は本発明に係る全
自動洗濯機の全体的内部構造説明図、第2図は第1図に
符号7で示すクラッチの要部拡大図、第3図は布量と布
量センサのコイルに発生するパルスとの関係を表わした
図、第4図は布の繊維質と布抵抗との関係を表わした
図、第5図は本発明洗濯機のブロック回路図、第6図は
従来形全自動洗濯機に組み込まれているスイッチング回
路のタイムチャート、第7図は本発明洗濯機に組み込ま
れているスイッチング回路のタイムチャートである。
全自動洗濯機の全体的内部構造を示す第1図におい
て、14は外枠、3は脱水兼用の洗濯槽であり、洗濯槽3
の内部に羽根が設けられている。洗濯槽3の周壁には多
数の穴(図示省略)が設けられている。2は外槽であ
り、外槽2は、防振機構15によって外枠14に懸垂支持さ
れている。7は減速機構、ブレーキ、洗濯・脱水の切換
機構を内蔵するクラッチである。6は外槽2の底部に設
けたモータであり、モータ6は、モータプーリ16、ベル
ト5、プーリ4を介して洗濯槽3あるいは羽根1に動力
を伝達する。12は外槽2の一部に設けられたエアートラ
ップ(空気溜り室)であり、エアートラップ12は、エア
ーチューブ13を介して、上部機構部中の水位センサー
(図示せず)に接続されている。
第1図に符号7で示すクラッチの要部拡大図である第
2図において、プーリ4には、複数のマグネット11が取
り付けられており、プーリ4が回転すると、クラッチ7
の下ケース8にアーム9を介して固定されている布量セ
ンサ10のコイルにパルス状の起電力が発生し、このとき
洗濯物の量の多少によりプーリ4の回転角が変化するの
で、このパルスの数により洗濯物の量の多少を判定す
る。すなわち、第3図に示すように、洗濯物の量が多
く、羽根にかかる負荷が大きいとパルスは少なく、一
方、洗濯物の量が少なく、羽根にかかる負荷が小さいと
パルスは多くなる。また、洗濯物の繊維の質により、第
4図に示すように、羽根にかかる負荷量(布抵抗)は変
化する。
本発明洗濯機のブロック回路図を示す第5図におい
て、10は布量センサ、17は安全スイッチ、18は水位セン
サ、19は交流電源、20は制御回路用の電源回路、21は時
限設定および工程順序などの設定や負荷の開閉を制御す
るコントローラ、22はコントローラ21の制御により反転
周期の時間を設定する反転周期設定部、23は反転周期設
定部からの信号を増幅してスイッチング回路24を駆動す
るドライブ回路、25はモータ6の起動・運転用コンデン
サであり、前記コントローラ21、反転周期設定部22、水
位センサ18、布量センサ10、ドライブ回路23、スイッチ
ング回路24により、モータ6の反転周期を制御する制御
装置が構成されている。
従来形全自動洗濯機、すなわち洗いやすすぎの最後の
数秒〜数十秒の間、モータの正逆の反転時限を短く一定
にした第6図の全自動洗濯機において、洗いやすすぎの
トータル撹拌時間T0分中の最後のT1に設けられたバラン
ス水流の反転時間は、洗濯物の量、すなわち羽根にかか
る負荷量に関係なく一定であった。たとえば、撹拌式洗
濯機の場合、洗い時の反転時限t1、t2は、t1=1.2″〜
1.4″、t2=0.4″〜0.6″で設定され、このときのバラ
ンス水流の反転時限t3、t4は、t3=0.6″、t4=0.4″の
ごとく一様に設定されていた。そして、この水流によれ
ば、洗い時の負荷量が定格負荷の6割以上の場合は、布
ほぐしにかなりの効果を発揮し、脱水始めの布の片寄り
を修正できるが、6割以下の負荷の場合は、水流が強過
ぎ、水中の布の動きが大き過ぎるため、逆に布の片寄り
が大きくなることが実験により確認された。
これに対し、本発明によれば、第7図に示すように、
洗いやすすぎのトータル撹拌時間T0分中の最後のT1に設
けられたバランス水流の反転時間を、洗濯物の量(羽根
にかかる負荷量)により変え、負荷量の大きいときに
は、大きな回転角度で布ほぐしをおこない、負荷量の小
さいときには、小さな回転角度のより小きざみな布ほぐ
しをおこなうことにより、布のあばれを小さくして、布
の片寄りを常に小さくすることができる。特に、羽根に
かかる負荷が定格負荷の6割以上のときには、t3=(1/
3〜1/2)t1、t4=(1/2〜2)t2に設定し、6割以下の
ときには、 t3=(1/6〜1/4)t1、t4=(1/2〜2)t2に設定する
と、その効果が顕著であることが実験により確認され
た。
〔発明の効果〕
本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明から
も明らかなように、本発明によれば、洗いやすすぎの撹
拌運転の最後のT1分間を、この最後のT1分間以外の洗い
やすすぎ時の正逆転による撹拌反転時限よりも短い撹拌
反転時限の高反転周期による弱水流とし、かつ羽根にか
かる負荷量に応じて前記弱水流の反転時限を変化させる
制御手段を備えることにより、洗いやすすぎ時の水位と
そのとき羽根にかかる負荷量とを自動的に把握して、洗
いやすすぎの最後に設けるバランス水流の反転時限をそ
の負荷に応じて変え、いかなる水位や負荷状態において
も、より確実なバランス水流を得て、低振動・低騒音で
しかも安全スイッチ動作による運転停止率を低くした、
使い勝手のよい全自動洗濯機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図および第7図は本発明の一実施例を示
し、第1図は本発明に係る全自動洗濯機の全体的内部構
造説明図、第2図は第1図に符号7で示すクラッチの要
部拡大図、第3図は布量と布量センサのコイルに発生す
るパルスとの関係を表わした図、第4図は布の繊維質と
布抵抗との関係を表わした図、第5図は本発明洗濯機の
ブロック回路図、第6図は従来形全自動洗濯機に組み込
まれているスイッチング回路のタイムチャート、第7図
は本発明洗濯機に組み込まれているスイッチング回路の
タイムチャートである。 1……羽根、4……プーリ、6……モータ、7……クラ
ッチ、10……布量センサ、18……水位センサ、22……反
転周期設定部、24……スイッチング回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−240096(JP,A) 特開 昭62−117590(JP,A) 特開 昭62−137096(JP,A) 特開 昭63−174693(JP,A) 特開 昭55−70292(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯槽内の水位を検知する水位センサー
    と、洗濯時羽根にかかる負荷量を検出する布量センサー
    とを搭載し、モータの正逆運転により洗濯槽内の羽根を
    交互に正逆転して洗濯をおこなう全自動洗濯機におい
    て、洗いやすすぎの撹拌運転の最後のT1分間を、この最
    後のT1分間以外の洗いやすすぎ時の正逆転による撹拌反
    転時限よりも短い撹拌反転時限の高反転周期による弱水
    流とし、かつ羽根にかかる負荷量に応じて前記弱水流の
    反転時限を変化させる制御手段を具備してなることを特
    徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の全自動洗濯機において、前
    記最後のT1分間以外の洗いやすすぎ時の撹拌反転時限を
    t1秒ON−t2秒OFFとしたとき、前記弱水流によるT1分間
    の撹拌反転時限を、羽根にかかる負荷量が定格負荷の6
    割以上のとき OFFとし、6割以下のとき ON OFFとする手段を備えた全自動洗濯機。
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