JPH0274291A

JPH0274291A - 洗濯機の制御装置

Info

Publication number: JPH0274291A
Application number: JP63225894A
Authority: JP
Inventors: Kiyotaka Takeda; 清孝武田
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1988-09-08
Filing date: 1988-09-08
Publication date: 1990-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、全自動洗濯機等の洗濯機における給水時の制
御装置に関するものである。

く従来技術〉従来の洗ｆｆ１ｌ＄１において、洗濯時に用いる水量は
、被洗濯物の量に応じ、勘と経験に基づいて使用者が決
定していた。

く　発明が解決しようとする問題点　〉上記従来技術に
おいて、水量の決定作業は、使用者の勘と経験に基づい
て行なわれるため、被洗濯物の量に対して不適当な水量
が選択される場合がある。

この場合において、水量が適正値より少ないときは、被
洗濯物が十分に洗濯されないばかりでなく、被洗濯物が
回転翼に直接触れる時間が長くなるため、布傷みが発生
するといった問題点がある。

また、水量が適正値より多いときは、水の損失が発生す
るといった問題点がある。

そこで、本発明は、被洗濯物の量に応じて自動的に適正
な水量を決定でき、布傷みが発生することを防止でき、
節水を図ることができる洗濯機の制御装置の提供を目的
とする。

〈　問題点を解決するための手段　〉本発明による問題点解決手段は、第１図ないし第３図の
如く、洗濯槽１１内の水量を増加させる水量増加手段１
２と、該水量増加手段１２による水量の増加過程におけ
る各段階での回転翼１３の回転数を検知する回転数検知
手段１４と、該回転数検知手段１４の検知結果が適正値
である場合に洗濯槽１１内の水量のそれ以上の増加を停
止させ回転数検知手段１４の検知結果が不適正値である
場合に水量増加手段１２に水量の増加を継続させる判定
手段１５とが設けられたものである。

く作用〉上記問題点解決手段において、水量増加手段１２は、洗
濯槽１１内の水量を、断続的または連続的に増加させる
。このとき、回転数検知手段１４は、水量増加手段１２
による水量の増加過程における各段階での回転翼１３の
回転数を検知する。

そして、回転数検知手段１４の検知結果が適正値である
場合には、判定手段１５により水量増加手段１２による
水量のそれ以上の増加を停止させて洗濯工程等に移行さ
せる。また、回転数検知手段１４の検知結果が不適正値
である場合には、判定手段１５により水量増加手段１２
に水量の増加を継続させる。

そのため、被洗濯物の量に応じて自動的に適正な水量を
決定でき、水量の過少による布傷みが発生することを防
止でき、水量の過多による水の損失の発生の防止を図る
ことができる。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づい
て説明する。第１図は本発明の一実施例を示す洗濯機の
制御装置の機能ブロック図、第２図は同じ＜７ｔ）−チ
ャート、第３図は同じく水量と回転翼の回転数との関係
を示す線図である。

そして、図示の如く、本発明の洗濯機の制御装置は、洗
濯槽１１内の水量を増加させる水量増加手段１２と、該
水量増加手段１２による水量の増加過程における各段階
での回転翼１３の回転数を検知する回転数検知手段１４
と、該回転数検知手段１４の検知結果が適正値である場
合に洗濯槽１１内の水量のそれ以上の増加を停止させて
洗濯を開始し回転数検知手段１４の検知結果が不適正値
である場合に水量増加手段１２に水量の増加を継続させ
る判定手段１５と、該判定手段１５の指示を受けて洗濯
を開始する洗濯手段１６とが設けられたものである。

前記洗濯槽１１は、第１図の如く、一般的な全自動洗濯
機に用いられるものと同等のものであり、その底部側面
に一端が開口する導圧バイブ１７ａを介して水位センサ
１７が取付けられる。洗濯槽１１の上方には給水口１８
が開口し、水源（水道の蛇口等）から給水口１８に至る
給水路１９に、ンレ／イｒ等で開閉される給水弁２０が
設けられる。そして、図示しないが、洗濯槽１１の底面
には、排水口が設けられる。

また、洗濯槽１１の底面には、前記回転翼１３（パルセ
ータ）が配され、該回転翼１３は、駆動プーリ２１、従
動プーリ２２およびベルト２３を介してモータ２４によ
り駆動される。

前記従動ブー９２２の裏面外周部には、−個の永久磁石
２５が取付けられ、該永久磁石２５と対向する位置にリ
ードスイッチ２６が設けられる。

該リードスイッチ２６は、アングル２７を介して洗濯槽
１１側に固定される。そして、該リードスイッチ２６と
永久磁石２５とを用いて従動プーリ２２の回転数が検出
される。このとき、従動ブー１７２２の回転数は、回転
翼１３の回転数に比例しているため、間接的に回転翼１
３の回転数が検出されることとなり、すなわち、永久磁
石２５とリードスイッチ２６とにより、回転翼回転数検
出器２８が構成される。

一方、前記水位センサ１７および回転翼回転数検出器２
８等からの信号が入力され給水弁２０およびモータ２４
等を制御する制御回路２９は、殻的なワンチップ型マイ
クロコンピュータにより構成される。そして、前記判定
手段１５は、該制御回路２９により構成され、水量増加
手段１２は、制御回路２９および給水弁２０により構成
され、回転数検知手段１４は、制御回路２９および回転
゛翼面転数検出器２８により構成され、洗濯手段１６は
、制御回路２９、給水弁２０およびモータ２４等により
構成される。

なお、図示しないが、制御回路２９の入力端子には、電
源スィッチ、モード設定等を行なうための設定スイッチ
、洗濯槽１１の蓋の開閉を検出する査スイッチ、洗濯の
開始を指示するスタートスイッチ、洗濯槽１１の異常振
動を検出するアンバランスセンサ等が接続され、出力端
子には洗濯槽１１の排水路中に設けられる排水弁、各種
情報を表示する表示部、洗濯終了を報知する電子ブザー
等が接続されている。

上記構成において、その給水時の動作を第２図に基づい
て説明する。

使用者が電源スィッチをオンとし、スタートスイッチを
オンとすると、水量増加手段１２は、給水弁２０を開き
（第２図中の段階Ｓｌ）、洗濯槽１１内の水位が比較的
低い第一水位に達したことを水位センサ１７が検出する
まで給水しくＳ２）、給水弁２０を閉じる（Ｓ　３　）
、給水弁２０を閉じた後、回転数検知手段１４は、モー
タ２４に一定時間だけ通電して（Ｓ４）回転翼１３を回
転させ、この間の回転翼１３の回転数を計数する（Ｓ　
５　）。

このとき、第３図の如く、被洗濯物の量に対して水量が
適当であれば回転翼１３の回転数は適正範囲Ａに入り、
不適当であれば回転翼１３の回転数は適正範囲Ａから外
れる。なお、曲線Ｌ１は被洗濯物の量が少ない場合を示
し、曲線Ｌ２は被洗濯物の量が中程度の場合を示し、曲
線Ｌ３は被洗濯物の量が洗濯機の定格値にある場合を示
す、＊た、第３図中の領域Ｂは被洗濯物の量に対して水
量が少なく被洗濯物に傷付き等が発生する範囲、領域Ｃ
は被洗濯物の量に対して水量が多（水の無駄が発生する
範囲である。

そして、判定手段１５が回転翼１３の回転数が適正範囲
Ａにあるか否かを判定しくＳ６）、その結果、適正範囲
Ａまたはそれ以上の領域Ｃにあると判定すると、水量の
それ以上の増加を行なわずに洗濯工程を実行する（Ｓ　
７　）。

また、判定手段１５が、回転翼１３の回転数が適正範囲
未満の領域Ｂにあると判定すると、水量増加手段１２が
再び給水弁２０を開き（Ｓ８）、洗濯槽１１の水量を先
の第一水位より一段高い第二水位として（Ｓ９）給水弁
２０を閉じる（Ｓ　１０　）。

そして、段階Ｓ４に戻り、前回と同様にモータ２４に一
定時間だけ通電して回転翼１３の回転数を計数し、その
値が適正範囲Ａ＊たはそれ以上の領域Ｃにあるか判定す
る。この動作を繰り返すことにより、被洗濯物の量に対
して適正な水量を得ることができる。

また、被洗濯物の量が多く、洗濯槽１１内の水量が最高
水位（それ以上給水すると洗濯時に水が溢れてしまう水
位）に達してもなお回転翼１３の回転数が適正範囲未満
の領域Ｂにある場合（８１１）にはそのまま段ＷＩＳ７
に移り洗濯工程を実行する。この場合、使用者に何らか
の警報を与えるようにしてもよい。

そして、洗濯時は、水量に応じて被洗濯物を撹拌する強
さを変えるとよい、すなわち、水量が少ないときは自動
的に弱水流で運転するようにすると、−層、布傷みを減
少することができる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

たとえば、水量増加手段１２を洗濯槽１１内の水量を連
続的に増加させるように構成し、回転数検知手段１４を
モータ２４を連続的に駆動して回転翼１３の一回転に要
する時間を計測するようにしてもよい、また、モータ２
４の回転数を検出したり、モータ２４に流れる電流を検
出することにより回転翼１３の回転数を検出するように
してもよい、さらに、水量増加手段１２、回転数検知手
段１４おより（または）判定手段１５を、マイクロコン
ピュータを用いずに構成してもよい、また、上記動作に
より決定された水量を記憶しておき、すすぎ工程等、同
一の洗濯工程における二回目以降の給水時はこの記憶さ
れた水量を給水するよるにしてもよい。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明によると、洗濯槽
内の水量を増加させる水量増加手段と、該水量増加手段
による水量の増加過程における各段階での回転翼の回転
数を検知する回転数検知手段とが設けられ、判定手段が
、回転数検知手段の検知結果が適正値である場合には水
量増加手段によろ水量のそれ以上の増加を停止して洗濯
工程等に移行させ、回転数検知手段の検知結果が不適正
値である場合には、水量増加手段に水量の増加を継続さ
せるため、被洗濯物の量に応じて自動的に適正な水量を
決定でき、水量の過少による布傷みが発生することを防
止でき、水量の過多による水の損失の発生の防止を図る
ことができるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す洗濯機の制御装置の機
能ブロック図、第２図は同じくフローチャート、第３図
は同じく水量と回転翼の回転数との関係を示す線図であ
る。１１：洗濯槽、１２：水量増加手段、１３：回転翼、１
４：回転数検知手段、１５：判定手段、１６：洗濯手段
、１７：水位センサ、２０：給水弁、２４：モータ、２
８：回転翼回転数検出器、２９：＊制御回路。出　願　人　　シャープ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

洗濯槽内の水量を増加させる水量増加手段と、該水量増
加手段による水量の増加過程における各段階での回転翼
の回転数を検知する回転数検知手段と、該回転数検知手
段の検知結果が適正値である場合に洗濯槽内の水量のそ
れ以上の増加を停止させ回転数検知手段の検知結果が不
適正値である場合に水量増加手段に水量の増加を継続さ
せる判定手段とが設けられたことを特徴とする洗濯機の
制御装置。