JPH01280497A - 電気洗濯機の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、布負荷量検知手段により、すすぎ工程におけ
る布の洗濯兼脱水槽内置［１１面のへ／／ｉりっき状態
を検知し、その状態に応じた水流ですすぎの効果を上げ
る電気洗濯機の運転方法に関するものである。

従来の技術 この種の電気洗濯機の・璽転方法は、すすぎ工程におい
て、パルセータをマイクロコンビュータテ設定した周期
で正・反転駆動させており、すすぎ工程の途中ではパル
セータの正・反転駆動周期時間は変更されず、常時一定
周期時間で行なわれていた。また、最近では布負荷量検
知手段を娼え、この手段により検知された布負荷量が多
い場合はパルセータの正・反転、駆動周期時間を長くし
、すすぎの効果を上げる電気洗濯機の運転方法もあるが
、単に布負ｕｆｔに応じてパルセータの正・反転駆動周
期を制御するものであり、布の洗濯兼脱水槽内側面のへ
ばりつき状態に応じて制御するものではなり０ 発明が解決しようとする課題 しかし、前者のような電気洗濯機の運転方法では、すす
ぎ工程直前の脱水工程によって、布が洗濯兼脱水槽内Ｉ
Ｊ４Ｑ面にへばりつき、潜時一定周期のパルセータ正・
反転駆動では、すすぎ工程時間内にへばりつきを完全に
解消することができず、布廻りが悪くなり十分にすすぎ
効果を上げることができないという課題があった。また
、布負荷量検知手段により検知された布負Ｍｔが多い鵠
合パルセータ正・反転駆動周期時間を長くし、強水流に
することで、布の洗濯兼脱水槽内側面のへばりつきを解
消し、すすぎ効果を上げるシス洗濯機の運転方法の場合
、布のへばりつき解消後も強水流ですすぎ工程を行なう
ため、布の傷み及びからみが悪化し、さらに、水の飛び
散り量も多くなり床面を濡らすという課題があった。

本発明は上記課題を解決するもので、布が洗濯兼脱水槽
内側面にへばりついた状態を解消し、へばりついていな
い状、態と同程度の布廻りを得て十分なすすぎ効果を鍔
るとともに、布の傷み及びからみを少なくし、さらには
、水の飛び散シ量も少なくすることを目的とするもので
ある。

課題を解決するための手段 上記目的を構成するために本発明は、パルセータを駆動
するモータへの通醒制卿を行なう制御手段と、槽内の水
位を検知する水位検知手段と、前記制御手段によりモー
タに所定時間通電し、その後のオフ期間内に於けるモー
タの回転数に相関したパラメータの減衰率にもとづいて
布負荷量を検知する負荷量検知手段を備え、脱水工程後
のすすぎ工程において、洗濯工程で検知された布負荷量
に応じた適切な水位まで治水し、再び上記布負荷量検知
を行なうことにより、布の洗濯兼脱水槽内側面のへばり
つき状態を検知し、布負荷量検知の値が洗濯工程におけ
る値と同異なると、槽内壁に布が付着したと判断し、パ
ルセータの繰り返し正・反転駆動周期時間を長くする運
転方法である。

作　　用 上記運転方法によると、すすぎ工程において、脱水時の
布の洗濯兼脱水槽内側面のへばりつき状１態では洗躍時
の負荷着検知値と異なるため、付着状、懐と判断しパル
セータの繰り返し正・反転駆動周期を長くして強水流と
しへばシつきを解消し十分な布廻りとすすぎ効果を得る
。また、布が洗濯兼脱水槽内側面にへばりついていない
状態あるいはその解消後は、また、負荷着検知値が洗濯
時の値と同じになるためパルセータの繰り返し正・反転
駆動周期時間を短くして弱水流とし布の傷みおよびから
みを少なくし、さらに、水の飛び散υ量も少なくする。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図〜第４図を参照し
て説明する。

本実施例における全自動洗濯機の構成は第３図に示すよ
うに、外槽１槽内に回転自在に配した洗濯兼脱水槽１０
は、その内底部に攪拌翼１２を回転自在に配している。

この攪拌翼１２と洗濯兼脱水槽１ｏとはメカケース１３
によシ選択的に切換えられ、モータ２の回転力が伝達さ
れる。

次に上記全自動洗濯機の制御４部を第１図により説明す
る。すなわち、交流電源１に接続されたモータ２の主コ
イルと補助コイル間にコンデンサ３を接続し、このコン
デンサ３の端子と交流電源１間にスイッチング装置の１
つである双方向性３端子サイリスタ（以下サイリスタと
称す）４ａ、４ｂを接続している。サイリスタ４ａが導
通するとモータ２は正回転し、サイリスタ４ａをオフさ
せてサイリスタ４ｂをオンさせるモータ２は逆転する。

制御回路６Ａは操作キーからの指示、蓋スィッチ６０、
水位検知装置６Ｂ等からの信号により、モータ２を駆動
するサイリスタ４ａ、４ｂおよび、排水弁用マグネット
８、給水弁７を、駆動するトライアック４Ｃ，４ｄのス
イッチングを制御する。

コンデンサ″直圧検知回路５Ｃはモータ２のコンデンサ
３の端子電圧を険印するものである。コンデンサ３の端
子電圧はモータ回転数と相関があり、サイリスタ４ａま
たは４ｂを導通せしめ、その後回転を逆転せしめる前の
休止期間中にコンデンサ電圧は回転数に応じて減衰する
。

第２図にモータ２を駆動するサイリスタ４ａまたは４ｂ
をオフせしめたときのコンデンサ３の端子゛Ｌニ圧の変
化を示す。図中Ａは負荷量が少なくモ−タロ転数の減少
昔が少ない場合であり、Ｂは逆に負荷量が多くモータ回
転数が、急求に減少する場合がある。モータ２の正転、
逆転の休止期間においてはサイリスタ４ａ　、４ｂとも
オフ状、擦のためコンデンサ３の端子直圧は０となるが
、休止期間前にモータ２を回転させ攪拌翼を駆動してい
るため、モータ２は慣性により回転し続け、主コイル、
補助コイルに誘起「Ｅ圧が発生し、回転数の減少ととも
に誘起電圧は減少し第２図のような波形となる。負荷量
が大きい場合にはモータ回転数は急速に減少し、コンデ
ンサ電圧も減少するので、布量等の負荷量を検知するこ
とができる。

回転数の減衰率すなわち、コンデンサ電圧の減衰時１用
（第２図中のＴ、ａ、Ｔｌｂ）、あるいはコンデンサ電
圧の変化率、あるいは電圧波形数等の減衰率を測定して
負荷量を判定している。

布が洗濯兼脱水槽１０内側面にへばりついている場合は
、パルセータ１２上に存在する布量が少ないため、第２
図へのようにモータ回転数は少しずつ減少し、電圧波形
数が多くなる。逆に、へば９ついていない場合は、第２
図Ｂのようにモータ回転数は急速に減少し電圧波形数が
多くなる。これによシ、布のへばりつき状態を検知する
ことができる。

第４図によりすすぎ工程における制御回路６Ａの動作を
項を追って説明する。

いま、次層工程において、布量検知工程を行ない、布負
ｆｒ量を判別した布負荀量判別基準値と、検知した布量
に応じた水位を制御回路６Ａ内に記憶させている。すす
ぎ工程において、まずステップ（８１）（以下ステップ
を省略し、符号のみで呼ぶ）で給水スタートし、（Ｓ２
）で上記洗濯時の布量に応じた水位に達するまで給水を
続け、（Ｓ３）で給水をストップする。（Ｓ４）でサイ
リスタ４ａ　、４ｂをオンオフさせ、攪拌スタートさせ
、（Ｓ５）でサイリスタ４ａ、４ｂをオフし、モータ２
ＯＦＦｄの「匡正波形数測定を行ない、（Ｓ６）で攪拌
ストップして、脱水を行う。（Ｓ７）で測定電圧波形数
が洗濯時電圧波形数と同じかどうか判断し、ＹＥＳの場
合は、布の洗濯兼脱水槽１０の内側面のへはシつきが無
いため、（Ｓ８）でモータ２とメカケース１３を介して
パルセータ１２を７２秒だけ時計回り方向に枢＠ＬＥ！
ｌｉ　（正転）させ、次いで（Ｓ９）でｔ２秒だけ停止
させ、さらに（Ｓ１０　）でＴ２秒反時計回り方向に駆
動回転（反転）させ、最後に（Ｓ１１）で再びｔ２秒停
市させ、この（Ｓ８）〜（Ｓ　１１　’）のサイクルで
パルセータ１２の回転・停止を繰り返し、すすぎ時間に
達すると次工程へ移る。

次に、（Ｓ７）でＮｏの場合は、布が洗濯兼脱水１４１
０の内側面にへばりついているため、（Ｓ１３）で制御
回路５Ａに内蔵の演算部により計数の初期設定（ｎ＝ｏ
、ただしｎ：カウント回数）を行なった後、（Ｓ１４）
で（ｎ＝ｎａ＋１゜ただしｎａ：現在のカウント回数）
を演算し、この演算結果に基づいて（８１５）でモータ
２とメカケース１３を介してパルセータ１２を１１秒だ
け正転させ、（Ｓ１６）でｔ１秒間停止させ、次に、（
３１７）でＴ１秒反転させた後、（９１８）でｔ１秒停
止させ、この（Ｓ１ｔｓ　）〜（８１８）のサイクルで
パルセータ１２の回転停止を繰シ返す。ただし、上記回
転・停止時間はＴ１〉Ｔ２゜ｔ１≦ｔ２に設定されてい
る。そして、（３１９）でカウント回数がある値に達し
たか否かを４４Ｊ、ｆｒＬＹＥＳの場合は（Ｓ４）に移
り再びモータ２ＯＦＦ後のｔｌｆ、圧波形数測定を行な
い、布の洗濯兼脱水槽１０の内側面のへばりつきが解消
されるまで上記工程を繰り返し行なう。Ｎｏの場合は（
Ｓｌ　４）に戻り、カウント回数がある直に達するまで
パルセータ１２の正・反転周期駆動を反復する。

このようにして、布が洗濯兼脱水１ｉ１ｏの内側面にへ
ばりついている間は、パルセータ１２の正・反転駆動周
期時間Ｔ１　をへばりついていない時のパルセータ１２
の正・反転駆動周期時間Ｔ２に対して長く設定している
ので、布が洗濯兼脱水槽１゜の内側面にへばりついてい
る場合でも、へばりつきを解消し、へばりついていない
状態と同程度の右廻９を得て十分なすすぎ効果を得ると
ともに、へばりついていない場合または、へばりつきを
解消した場合は、布の傷みおよびからみを少なくすると
ともに、水の飛び教り計も少なくすることができる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、すす
ぎ工程において、布が洗濯兼脱水を曹内側面にへばりつ
いている場合、パルセータの正・反転駆動周期時ｎｒｌ
を、へばりついていない場合のパルセータの正・反転−
ＪＸ励周期時間よりも長くしたので、布が洗濯兼脱水＋
１町の内側、［１１にへばりついている場合でも、へば
りつきを・イγ肖し、へばりついていない状態と同程度
の布廻りを寿て十分なすすぎ効果を得ることができると
ともに、へばりついていない場合またはへばりつきを解
消した場合は、パルセータの反転周期を短かくして布の
傷みおよびからみを少なくするとともに、水の飛び教！
ｌｌ量も少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す成気洸濯機の回路図、第
２図は同モータをオンからオフしたときのコンデンサ端
子直圧の波形図、第３図は本発明の眠気洗濯機のＨ／７
成を示す断面図、第４図は同すすぎ工程における制御回
路の動作を示すフロチャートである。 ２・・・・・・モータ、３・・・・・・コンデンサ、４
ａ〜４ｄ・・・・・・スイッチング装置、５Ａ・・・・
・・市（ｊ即回路、５Ｂ・・・・・水位検知装置、１ｏ
・・・・・・洗濯兼脱水槽。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１０
−−一洗膚兼脱べ看 ｌ／−−一外着 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 槽の内底部に配したパルセータを駆動するモータへの通
   電制御を行なう制御手段と、槽内の水位を検知する水位
   検知手段と、前記制御手段によりモータに所定時間通電
   し、その後のオフ期間内におけるモータの回転数に相関
   したパラメータの減衰率にもとづいて布負荷量を検知す
   る負荷量検知手段を備え、脱水工程後のすすぎ工程にお
   いて、洗濯工程で検知された布負荷量に応じた適切な水
   位まで給水し、再び上記布負荷量検知を行ない、検知し
   た値が洗濯工程における値と同じ異なると布が横内壁に
   付着と判断し、パルセータの繰り返し正・反転駆動周期
   時間を長くして布の付着を解消することを特徴とする電
   気洗濯機の運転方法。