JP2674824B2 - 自動開閉器の即断回路 - Google Patents

自動開閉器の即断回路

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JP2674824B2
JP2674824B2 JP1055876A JP5587689A JP2674824B2 JP 2674824 B2 JP2674824 B2 JP 2674824B2 JP 1055876 A JP1055876 A JP 1055876A JP 5587689 A JP5587689 A JP 5587689A JP 2674824 B2 JP2674824 B2 JP 2674824B2
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亮治 長江
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動開閉器の即断回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の回路を第3〜5図に示す。第3図の回
路においてはリレースイッチSWを複数直列に設けリレー
スイッチSW1〜SW6を同時に開放することにより自動開閉
器を即断するものである。しかし、この回路においては
リレースイッチSWの接点数が多くなり、回路が大型化し
てしまうという問題があった。
また、第4図においてはリレースイッチSW1,SW2に対
しコンデンサCを並列に接続したもので、誘導現象によ
り流れる誘導電流をコンデンサCにより吸収し自動開閉
器を即断するものである。しかし、この回路において
は、該導電流の急充放電によるコンデンサCの劣化、さ
らに自動開閉器の再投入したときコンデンサCの放電電
流が、電源電流と重畳してしまいリレースイッチSW1,SW
2接点が接着してしまう問題があった。
上記の各回路の問題を解決するために第5図に示すよ
うな回路も提案されている。すなわち、投入コイル14と
保持コイル15とが直列接続され、直流電圧として投入コ
イル14の端子にはプラス電位、保持コイル15の端子には
マイナス電位の直流電圧が印加されるようになってい
る。前記投入コイル14と保持コイル15との接続部16はリ
レースイッチSW2を介してマイナス電位に接続されてい
る。そのため、自動開閉器の投入状態はリレースイッチ
SW2が開路し投入コイル14および保持コイル15によって
保持される。また、両コイル14,15には両コイルを励磁
するリレースイッチSW1が投入コイル14の端子側に設け
られている。直流電源および投入コイル14に対し並列
で、かつ、保持コイル15とによって閉ループが構成され
るように逆バイアスとなったダイオードDが挿入されて
いる。そして、開閉器の投入動作後、リレースイッチSW
2を開路する際、ダイオードDによる開ループにて投入
電流を分流することにより、接点の溶着を防止できるも
のである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このダイオードDによる閉ループ回路はこ
の自動開閉器を投入しようとする時、配電線路に地絡事
故が発生し、リレースイッチSW1,SW2を開放動作するも
のの、前記閉ループ回路にて投入コイル14の誘電現象に
より誘導電流Iが流れ続ける。そのため、ソレノイドの
開放動作が遅れるため、自動開閉器が開放するまでの遅
延時間が長くなるという問題がある。
本発明の目的は、地絡事故が発生した場合、自動開閉
器を素早く開放する自動開閉器の即断回路を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記の問題を解決するため、本願の発明は、直列接続
された保持コイルと投入コイルとを有するソレノイドを
備えた自動開閉器の投入駆動回路において、保持コイル
および投入コイルの共通端子には開閉器投入後、両コイ
ルによって投入状態を保持させるように回路構成する第
1のリレースイッチを設けるとともに、投入コイルに対
し並列接続で、かつ、前記投入コイルおよび保持コイル
の共通端子に逆バイアスとなるようにダイオードの閉ル
ープ回路を構成し、同閉ループ回路内に第2のリレース
イッチを設け、投入動作時に地絡事故が発生した場合に
は前記第1のリレースイッチが開路した所定時間後、第
2のリレースイッチが開路するように構成したことをそ
の要旨とする。
[作用] したがって、自動開閉器の投入の際に地絡事故が発生
した場合、第1のリレースイッチを先行して開路させ、
所定時間後に電源供給用の第2のリレースイッチを開路
し、前記所定時間をもって投入コイルに発生した誘導電
流を遮断する。これにより、自動開閉器が開放する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1,2図に基づ
いて説明する。
第1図に示す自動開閉器の投入駆動回路1は、投入コ
イル2と保持コイル3とが直列接続され、投入コイル2
と保持コイル3との接続部が共通端子4となっている。
また、両コイル2,3の両端子5,6には直流電圧が印加され
るようになっている。なお、投入コイル2の端子5には
プラスの電位が印加され、保持コイル3の端子6にはマ
イナスの電位が印加されるようになっている。
前記共通端子4は第1のリレースイッチX1を介してマ
イナス電位に接続されている。そのため、第1のリレー
スイッチX1が開路したとき、投入コイル2と保持コイル
3とが直列接続状態となる。
また、投入コイル2および保持コイル3を励磁する第
2のリレースイッチX2が投入コイル2の端子5に接続さ
れている。
さらに、電源に対し逆バイアスとなったダイオードD
が前記第2のリレースイッチX2と投入コイル2とにより
閉ループ回路を構成し、かつ、投入コイル2に対し並列
となるように接続されている。
そして、投入駆動回路1にはX1リレー11、遅延回路13
およびX2リレー12によって構成された即断回路7が接続
されている。この即断回路7は地絡事故が発生した場
合、これによって自動開閉器の開閉部を開放するもので
ある。
この即断回路7は配電線10の各相毎に取着された変流
器9に基づいて地絡事故を判断する検知装置8に接続さ
れている。そのため、交流器9が地絡電流を検知する
と、検知装置8はこの検知信号に基づいて即断回路7に
指令信号を送るようになっている。
前記X1リレー11は検知装置8の指令信号に基づいて投
入駆動回路1の第1のリレースイッチX1の開路制御する
とともに、遅延回路13を駆動するようになっている。こ
の遅延回路13は所定時間T(本実施例においてはT=20
ms)後、X2リレー12に駆動信号を出力するようになって
いる。そして、X2リレー12はこの駆動信号に基づいて第
2のリレースイッチX2を開路制御するようになってい
る。
なお、自動開閉器の開閉部を投入する場合、図示しな
い制御回路により第1のリレースイッチX1および第2の
リレースイッチX2を閉路し、投入コイル2を励磁して開
閉部を投入した後(本実施例においては約0.5〜1.0
秒)、第1のリレースイッチX1が回路し、投入コイル2
と保持コイル3の直列接続回路にて自動開閉器の投入状
態を保持するようになっている。
次に、上記のように構成された即断回路7の作用につ
いて説明する。
自動開閉器が投入動作に入った段階にて配電線10に取
着された変流器9が異常電流を検知する。すると、検知
装置8は変流器9の検知信号に基づいて即断回路7のX1
リレー11を駆動して第1のリレースイッチX1を直ちに開
路する。そして、第2図に示すように投入コイル2の誘
導現象により誘導電流IがダイオードD、第2のリレー
スイッチX2、投入コイル2の閉ループ回路内に流れる
が、遅延回路13により第1のリレースイッチX1が開路し
た所定時間(T=20ms)後、第2のリレースイッチX2が
開路する。
これにより、投入コイル2の誘導現象による誘導電流
Iを所定時間で遮断することができる。その結果、第2
のリレースイッチX2の開路に伴い、時間的にも不安定な
投入コイル2の誘導電流による自動開閉器の開放遅延時
間を大幅に短くでき、さらに前記所定時間に基づく一定
の遅延時間を確保することができる。
また、第2のリレースイッチX2およびダイオードDに
より、投入コイル2に対し閉ループ回路を構成し、投入
コイル2の誘導電流IがダイオードDに流れるようにし
たため、第1のリレースイッチX1を開路するとき、この
接点の溶着を防止することができる。さらに、誘導電流
Iはあまり高い値でないため、第2のリレースイッチX2
を開路するとき接点が溶着することはない。
よって、従来とは異なり、特に投入動作中に地絡事故
が発生した場合、自動開閉器を素速く開放することがで
きるばかりでなく、第1,2のリレースイッチX1,X2の損
傷、溶着を防止することができる。また、第1,2のリレ
ースイッチX1,X2の接点を小さくすることができるた
め、第1,2のリレースイッチX1,X2を小型化し投入駆動回
路1全体をコンパクト化することができる。
なお、本実施例では第1のリレースイッチX1が開路し
て20ms後、第2のリレースイッチX2が開路するように構
成したが、用途、条件などによて任意に所定時間Tを変
更することができる。
さらに、ダイオードD保護用のサージアブソーバをダ
イオードDに対し並列に接続することも可能である。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、この発明の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更
することも可能である。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明においては、第1のリレ
ースイッチが開路した所定時間後、第2のリレースイッ
チが開路するため、ダイオードに流れる保持コイルの誘
導電流を遮断することができ、自動開閉器を素早く開放
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図
は本発明に係る即断回路の電気回路図、第2図は即断回
路の特性図、第3図は従来で複数のリレーを利用した即
断回路の電気回路図、第4図は従来例でリレーに対しコ
ンデンサを利用した即断回路の電気回路図、第5図は従
来例でダイオードを利用した即断回路の電気回路図であ
る。 1……投入駆動回路、2……投入コイル、3……保持コ
イル、4……共通端子、X1……第1のリレースイッチ、
X2……第2のリレースイッチ、D……ダイオード、T…
…所定時間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列接続された投入コイルと保持コイルと
    を有するソレノイドを備えた自動開閉器の投入駆動回路
    において、 保持コイルおよび投入コイルの共通端子には開閉器投入
    後、両コイルによって投入状態を保持させるように回路
    構成する第1のリレースイッチを設けるとともに、投入
    コイルに対し並列接続で、かつ、前記投入コイルおよび
    保持コイルの共通端子に逆バイアスとなるようにダイオ
    ードの閉ループ回路を構成し、同閉ループ回路内に第2
    のリレースイッチを設け、投入動作時に地絡事故が発生
    した場合には前記第1のリレースイッチが開路した所定
    時間後、第2のリレースイッチが開路するように構成し
    たことを特徴とする自動開閉器の即断回路。
JP1055876A 1989-03-07 1989-03-07 自動開閉器の即断回路 Expired - Lifetime JP2674824B2 (ja)

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