JP2986424B2 - 電圧制御装置 - Google Patents

電圧制御装置

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JP2986424B2
JP2986424B2 JP9123371A JP12337197A JP2986424B2 JP 2986424 B2 JP2986424 B2 JP 2986424B2 JP 9123371 A JP9123371 A JP 9123371A JP 12337197 A JP12337197 A JP 12337197A JP 2986424 B2 JP2986424 B2 JP 2986424B2
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control unit
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拓実 森田
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Kawamura Electric Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相3線式電路の
X相と第1の負荷機器との間にトランスの第1の二次巻
線を接続し、Y相と第2の負荷機器との間にトランスの
第2の二次巻線を接続し、トランスの一次側又は二次側
の電圧を常時監視し、トランスの一次巻線に設けた複数
のタップへX相及びY相から電源を供給する電路を無接
点スイッチで切り換えることにより、トランスの出力電
圧を制御し、第1及び第2の負荷機器に印加される電圧
を予め設定した基準電圧に近付ける制御部を有する電圧
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧制御装置は、図3に示すよう
なものであった。即ち、電圧制御装置21は、主回路の
トランスTRにはX相に複数のタップT1x,T2x,
T3x,・・・,Tnxが、Y相に複数のタップT1
y,T2y,T3y,・・・,Tny,が夫々設けら
れ、これらのタップには夫々無接点スイッチSSR1
x,SSR2x,SSR3x,・・・,SSRnx、S
SR1y,SSR2y,SSR3y,・・・,SSRn
yが設けられ、無接点スイッチの一次側には制御用マグ
ネットコンタクタMC1を介して二極の回路遮断器MC
B2が接続されている。
【0003】電圧制御装置21は、主回路のトランスT
Rの一次側又は二次側の電圧を常時監視し、トランスT
Rの二次側に接続された負荷機器に印加される電圧を制
御部22で予め設定した基準電圧に近付けるように、無
接点スイッチをシーケンサ(図示せず)の制御により切
り換える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電圧制御装置21は、外部からのサージノイズ等で無
接点スイッチが短絡モードで故障した時、主回路のトラ
ンスTRの一次側電圧が上昇すると、そのタップを切り
離し、一段階上のタップが選択されるが、一段階上のタ
ップが選択された瞬間に、通常のタップの無接点スイッ
チと、一段階上のタップの無接点スイッチが同時にオン
になり、トランスTRの相間短絡が発生し、これを保護
する回路遮断器MCB2が動作し、トランスTRの一次
側が開放状態となる。するとトランスTRの二次側の負
荷電流により、トランスTRの一次側に発生する高電圧
により制御用マグネットコンタクタMC1,MC2のコ
イルや制御部22の電源回路23が破壊されることがあ
った。
【0005】上記従来の電圧制御装置の問題点に鑑み、
本発明の目的は、無接点スイッチが短絡モードで故障し
て回路遮断器が動作しても、トランスの二次巻線の負荷
電流によりトランスの一次巻線に発生した高電圧の影響
によって、制御用マグネットのコイルや制御部の電源回
路が破壊されるのを防ぐことができる電圧制御装置を提
供するもので、単相3線式電路のX相と第1の負荷機器
との間にトランスの第1の二次巻線を接続し、Y相と第
2の負荷機器との間に前記トランスの第2の二次巻線を
接続し、前記トランスの一次側又は二次側の電圧を常時
監視し、前記トランスの一次巻線に設けた複数のタップ
へX相及びY相から電源を供給する電路を無接点スイッ
チで切り換えることにより、前記トランスの出力電圧を
制御し、前記第1及び第2の負荷機器に印加される電圧
を予め設定した基準電圧に近付ける制御部を有する電圧
制御装置において、X相及びY相から前記無接点スイッ
チへの各電路と、X相及びY相から前記制御部へ電源を
供給する電路とを同時に遮断できる回路遮断器を設けた
ことである。
【0006】
【発明の実施の形態】外部からのサージノイズ等で無接
点スイッチが短絡モードで故障した時、主回路のトラン
スの一次側電圧が上昇すると、そのタップを切り離し、
一段階上のタップが選択されるが、一段階上のタップが
選択された瞬間に、通常のタップの無接点スイッチと、
一段階上のタップの無接点スイッチが同時にオンにな
り、トランスの相間短絡が発生し、これを保護する回路
遮断器が動作する。すると回路遮断器の動作と同時に制
御用マグネットコンタクタや、制御部の電源回路への電
路も遮断されるため、トランスの二次側の負荷電流によ
りトランスの一次側に発生した高電圧の影響によって、
制御用マグネットコンタクタのコイルや制御部の電源回
路が破壊されることなく直送になる。
【0007】
【実施例】本発明に係る電圧制御装置の第1実施例を図
1に示す。以下この図面に基づいて本発明を説明する。
【0008】電圧制御装置1は、主回路のトランスTR
にはX相に複数のタップT1x,T2x,T3x,・・
・,Tnxが、Y相に複数のタップT1y,T2y,T
3y,・・・,Tny,が夫々設けられ、これらのタッ
プには夫々無接点スイッチSSR1x,SSR2x,S
SR3x,・・・,SSRnx、SSR1y,SSR2
y,SSR3y,・・・,SSRnyが設けられ、無接
点スイッチの一次側に三極の回路遮断器MCB1が接続
され、X相及びY相の制御用マグネットコンタクタMC
1の一次側、及び電圧制御装置1の制御部2の電源回路
3に接続されている。
【0009】電圧制御装置1は、単相3線式電路のX相
と第1の負荷機器との間にトランスTRの第1の二次巻
線を接続し、Y相と第2の負荷機器との間にトランスT
Rの第2の負荷機器との間にトランスTRの一次側又は
二次側の電圧を常時監視し、トランスTRの一次巻線に
設けた複数のタップへX相及びY相から電源を供給する
電路をシーケンサ(図示せず)の制御により無接点スイ
ッチで切り換えることにより、トランスTRの出力電圧
を制御し、第1及び第2の負荷機器に印加される電圧を
予め設定した基準電圧に近付ける。
【0010】外部からのサージノイズ等で無接点スイッ
チが短絡モードで故障した時、主回路のトランスTRの
一次側電圧が上昇すると、そのタップを切り離し、一段
階上のタップが選択されるが、一段階上のタップが選択
された瞬間に、通常のタップの無接点スイッチと、一段
階上のタップの無接点スイッチが同時にオンになり、ト
ランスTRの相間短絡が発生し、これを保護する回路遮
断器MCB1が動作する。するとこの回路遮断器MCB
1の動作と同時に制御用マグネットコンタクタMC1,
MC2,MC3や、制御部2の電源回路3への電路も遮
断されるため、トランスTRの二次側の負荷電流により
トランスTRの一次側に発生した高電圧の影響によっ
て、制御用マグネットコンタクタMC1,MC2のコイ
ルや制御部2の電源回路3が破壊されることなく直送に
なる。
【0011】また、図2に示す第2実施例のように、ト
ランスTRの一次側タップの両端にサージアブソーバZ
NRx,ZNRyと、ヒューズFUSEx,FUSEy
を設けることにより、回路遮断器MCB1の遮断の確実
性を向上させることができる。
【0012】以上のように本発明に係る電圧制御装置
は、単相3線式電路のX相と第1の負荷機器との間にト
ランスの第1の二次巻線を接続し、Y相と第2の負荷機
器との間に前記トランスの第2の二次巻線を接続し、前
記トランスの一次側又は二次側の電圧を常時監視し、前
記トランスの一次巻線に設けた複数のタップへX相及び
Y相から電源を供給する電路を無接点スイッチで切り換
えることにより、前記トランスの出力電圧を制御し、前
記第1及び第2の負荷機器に印加される電圧を予め設定
した基準電圧に近付ける制御部を有する電圧制御装置に
おいて、X相及びY相から前記無接点スイッチへの各電
路と、X相及びY相から前記制御部へ電源を供給する電
路とを同時に遮断できる回路遮断器を設けたことによっ
て、無接点スイッチが短絡モードで故障して回路遮断器
が動作しても、トランスの二次巻線の負荷電流によりト
ランスの一次巻線に発生した高電圧の影響によって、制
御用マグネットのコイルや制御部の電源回路が破壊され
るのを防ぐことができ、非常に安全であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧制御装置の第1実施例の説明
図である。
【図2】本発明に係る電圧制御装置の第2実施例の説明
図である。
【図3】従来の電圧制御装置の説明図である。
【符号の説明】
1・・・電圧制御装置、2・・・制御部、3・・・電源
回路、TR・・・トランス、T1x,T2x,T3x,
Tnx,T1y,T2y,T3y,Tny・・・タッ
プ、SSR1x,SSR2x,SSR3x,SSRn
x,SSR1y,SSR2y,SSR3y,SSRny
・・・無接点スイッチ、MC1,MC2,MC3・・・
制御用マグネットコンタクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3線式電路のX相と第1の負荷機器
    との間にトランスの第1の二次巻線を接続し、Y相と第
    2の負荷機器との間に前記トランスの第2の二次巻線を
    接続し、前記トランスの一次側又は二次側の電圧を常時
    監視し、前記トランスの一次巻線に設けた複数のタップ
    へX相及びY相から電源を供給する電路を無接点スイッ
    チで切り換えることにより、前記トランスの出力電圧を
    制御し、前記第1及び第2の負荷機器に印加される電圧
    を予め設定した基準電圧に近付ける制御部を有する電圧
    制御装置において、X相及びY相から前記無接点スイッ
    チへの各電路と、X相及びY相から前記制御部へ電源を
    供給する電路とを同時に遮断できる回路遮断器を設けた
    ことを特徴とする電圧制御装置。
JP9123371A 1997-04-25 1997-04-25 電圧制御装置 Expired - Lifetime JP2986424B2 (ja)

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JP4638309B2 (ja) * 2005-09-15 2011-02-23 ヒューグルエレクトロニクス株式会社 交流安定化電源装置

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