JPH05135675A - 直流二重コイルのタイミング回路 - Google Patents

直流二重コイルのタイミング回路

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JPH05135675A
JPH05135675A JP4120050A JP12005092A JPH05135675A JP H05135675 A JPH05135675 A JP H05135675A JP 4120050 A JP4120050 A JP 4120050A JP 12005092 A JP12005092 A JP 12005092A JP H05135675 A JPH05135675 A JP H05135675A
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JP
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winding
voltage
holding
control circuit
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JP4120050A
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English (en)
Inventor
Rick A Hurley
アラン ハーレイ リツク
Mark E Innes
エドモンド インズ マーク
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/02Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay
    • H01H47/04Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay for holding armature in attracted position, e.g. when initial energising circuit is interrupted; for maintaining armature in attracted position, e.g. with reduced energising current
    • H01H47/06Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay for holding armature in attracted position, e.g. when initial energising circuit is interrupted; for maintaining armature in attracted position, e.g. with reduced energising current by changing number of serially-connected turns or windings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直列接続の始動巻線(62)及び保持巻線
(64)からなる二重巻線コイルにより制御され、1ま
たは2対以上の開離可能な主接点(22)を有する、接
触器、スタータのような電気的装置のための制御回路を
提供する。 【構成】 直列接続の始動巻線及び保持巻線がアーマチ
ャ(54)を制御し、電圧印加時始動巻線に所定の電流
が流れるように保持巻線を短絡するFET(Q1)を有
し、この保持巻線は開離可能な主接点が閉じるまで短絡
状態にあり、アーマチャの位置を感知するリミットスイ
ッチ(75)を設け、このリミットスイッチに応答し
て、主接点が閉じて所定時間経過した後FETを遮断し
て保持巻線を短絡状態から離脱させることにより、開離
可能な主接点の位置を比較的正確に感知する必要をなく
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的装置の制御回路に
関し、さらに詳細には、接触器、スタータ、及び直列接
続の始動巻線及び保持巻線からなる二重巻線コイルによ
り制御され1または2対以上のの開離可能な主接点を有
する装置のような電気的装置のための制御回路であっ
て、開離可能な主接点が閉じるまで保持巻線が短絡状態
にあり、また保持巻線を制御するため開離可能な主接点
の位置を比較的正確に感知する必要がない制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】モータ等のような電気的設備を制御する
ための電気的装置が種々知られている。これらの装置に
は、スタータ、コンビネーションスタータ、接触器等が
あり、これらは逆転及び非逆転の用途に用いられる単相
及び多相電気的装置を制御する。かかる装置は電気的設
備と電源との間にある1または2対以上の開離可能な主
接点を有する。開離可能な主接点は電気的設備の通常定
格電流を遮断し且つ過電流状態(たとえば定格電流のほ
ぼ10倍)を制限するために用いられるのが普通であ
り、短絡時のような過酷な過電流状態の電流を遮断する
ように意図されていない。過電流の保護は回路遮断器、
ヒューズ等の他の装置により行われるのが普通である。
かかる過電流保護手段は特定の用途にしたがって装置に
組み込むか或いは装置の外部に取り付けることができ
る。
【0003】かかる装置の開離可能な主接点はアーマチ
ャと機械的インターロックの関係にあり、このアーマチ
ャは始動巻線とそれに直列に接続した保持巻線とよりな
る二重巻線コイルより制御される。開離可能な主接点は
常態で、ばね或いは重力により開位置に保持される。二
重巻線コイルは、開離可能な主接点を命令に基づき閉じ
るように、開閉スイッチのような電気的インターロック
の制御下にあるのが普通である。100ポンドを越える
ことのあるばねの付勢力を克服しなければ開離可能な主
接点を閉じることができないため、普通、保持巻線を短
絡して比較的大きい電流を始動巻線に流すことにより高
アンペア巻数によって比較的大きい力を発生させてこの
開離可能な主接点を閉じる。しかしながら、開離可能な
主接点がいったん閉じられると、その位置を維持するに
必要な力はばね力を最初克服するに必要な力よりも著し
く小さいものである。したがって、保持巻線を短絡状態
から離脱させて始動巻線への電流を減少させる。
【0004】リミットスイッチ(普通L63として呼ば
れることが多い)のような機械的インターロックを用い
てアーマチャ位置を感知し、これにより保持巻線の短絡
及びその状態からの離脱を行うため開離可能な主接点を
閉じる時間を決定することが当該技術分野において知ら
れている。リミットスイッチには、保持巻線に並列に接
続された常閉の接点を設けるのが普通である。リミット
スイッチの接点は比較的大きな始動電流と共に、保持巻
線の短絡状態からの離脱に起因する巻線電流の急激な変
化によって生ずる誘導性の反動を受けるため、リミット
スイッチに比較的高電流に耐える接点を設ける必要があ
るが、これは比較的高価で装置のコストを上昇させる原
因となる。
【0005】さらに、公知の装置ではリミットスイッチ
の調整がかなり重要である。詳しく説明すると、始動巻
線は比較的短い時間比較的高い始動電流を導通させるた
めだけのものであるため、この始動巻線には通常、比較
的大きい始動電流を通すことができる中間定格が与えら
れている。したがって、開離可能な主接点が閉位置に来
た後、保持巻線を短絡状態から離脱させて始動巻線を流
れる電流を比較的迅速に減少させることにより過熱を回
避するためにはリミットスイッチを比較的正確に調整す
る必要がある。さらに、リミットスイッチの調整が適正
でないと装置が誤作動を起こすことがある。さらに詳細
には、保持巻線の短絡状態からの離脱が早すぎると、巻
線を流れる電流が顕著な減少を示し(たとえば開離可能
な主接点が閉じる前に)、このためアーマチャがチャッ
タリングを受け、開離可能な主接点が完全に閉じなくな
る。このため、主接点の溶着或いはコイルが燃え尽きて
装置が故障することがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、開離
可能な主接点の位置を測定するためリミットスイッチの
ような機械的スイッチを比較的正確に調整する必要性を
減少させる、電気的接触器、スタータ等の制御回路を提
供することにある。
【0007】上記目的に鑑みて、本発明は、アーマチャ
を制御する直列接続の始動巻線及び保持巻線を有する電
気的装置のための制御回路であって、直列接続の始動巻
線と保持巻線とに電圧を印加する手段と、電圧印加時始
動巻線に所定の電流が流れるように保持巻線を短絡する
手段と、アーマチャの位置を感知する手段と、感知手段
に応答して所定時間後短絡手段を非作動にする手段とよ
りなることを特徴とする制御回路を提供する。
【0008】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0009】
【実施例】本発明の原理は逆転型及び非逆転型の接触
器、スタータ、コンビネーションスタータ等に等しく利
用可能である。さらに、説明の目的で、ウエスチングハ
ウスのSJA真空型接触器について説明し図示する。し
かしながら、本発明の原理は空気接触器を含む種々のタ
イプの接触器にも等しく利用可能であることを理解され
たい。
【0010】本発明は、始動巻線及び保持巻線を有する
二重巻線コイルにより制御され、開離可能な主接点を備
えた、電気的接触器、スタータ等の電気的装置のための
制御回路に関する。かかる装置の例はWestingh
ouse bulletins I.L. 1699D
及びI.L. 17232及び米国特許第4,479,
042;4,485,366;4,504,808;
4,544,817及び4,559,511号明細書に
詳細に記載されている。
【0011】図1は真空型接触器20を示す。この真空
型接触器20は、固定接点24、可動接点26を含む一
対または2対以上の開離可能な主接点22を備えてい
る。固定接点24は負荷側導体28に剛性的に固着して
ある。負荷側導体28は負荷側スタブ30のような負荷
側端子に電気的に結合され、このためこの負荷側端子を
パネルボード(図示せず)の負荷側バスに着脱自在に接
続することが可能である。
【0012】可動主接点26は可動ライン側導体32に
接続されている。このライン側導体32は可撓性シャン
ト導体36を介してライン側スタブ34のようなライン
側端子に電気接続されている。剛性のライン側導体38
が可撓性導体36とライン側スタブ34との間にある。
ライン側スタブ34により接触器20をパネルボードの
ライン側バスに着脱自在に接続することができる。
【0013】接触器20の系統電圧はたとえば600−
7200ボルトのように比較的高圧であるため、この制
御回路には電圧を一般的に120ボルトまたは240ボ
ルトに降圧するための制御電力変圧器39(図3)が設
けられている。制御電力変圧器39には一次ヒューズ4
0が設けられ、その一端は剛性のライン側導体38にま
た他端は制御電力変圧器39の一次巻線に接続されてい
る。二次ヒューズ42を設けてもよく、この一端を制御
電力変圧器39の二次巻線に、また他端を端子ブロック
43に接続する。
【0014】図1に示すように、この真空型接触器の開
離可能な主接点22の各対は真空ボトル48内に位置す
る。負荷側導体28は気密封止のため真空ボトル48の
境界に封止されている。ライン側導体32はべローズ5
0を介して真空ボトル48の内部に運動自在に取り付け
られている。このべローズ50により、真空ボトル48
内に空気を流入させることなく可動主接点26を開位置
及び閉位置に移動させることが可能となる。べローズ5
0は導電性シャフト52に結合され、このシャフトはシ
ャント36だけでなくアーマチャ組立体54に結合され
ている。
【0015】アーマチャ組立体54は、シャフト58を
中心として枢動自在に取り付けられたほぼL字形クロス
バー56を有する。このクロスバー56は電磁石組立体
60の制御下にあり、この組立体は電磁石を形成する磁
気透過性コアの周りの始動巻線62及び保持巻線64よ
りなる二重巻線コイル61を有する。電磁石組立体60
がたとえば押しボタンスイッチのような制御信号に応答
して付勢されると、磁束が発生してクロスバー50を引
き寄せる力を生ぜしめ、このためこのクロスバーがシャ
フト58を中心として時計方向に回転する。クロスバー
56は可動主接点26に剛性的に固着されているため、
可動主接点26が閉位置の方へ移動する。電磁石組立体
60が脱勢されると、キックアウトばね63によりクロ
スバー56が開位置の方へ反時計方向に付勢される。
【0016】クロスバー56は制御表面66を有する。
この制御表面66は操作レバー68,70のような操作
レバーを受けるように構成してある。操作レバー68,
70はリミットスイッチ72,74のようなリミットス
イッチを作動するために用いられる。さらに詳細に説明
すると、操作レバー68(図1)はリミットスイッチ7
2を作動するため制御表面66の前側に接続してある。
制御レバー70はリミットスイッチ74を作動するため
制御表面66(図2)の裏側に接続してある。リミット
スイッチ72をオプションとして設けて、開離可能な主
接点22の状態を指示するための1または2以上の補助
接点を提供することができる。リミットスイッチ74
は、以下に説明するように保持巻線64の制御に一般的
に用いられる常閉接点75(図3)を有する。しかしな
がら、前述したような従来技術の例では、リミットスイ
ッチ74の調整はかなり臨界的であった。さらに従来技
術の例におけるリミットスイッチの接点75としては、
二重コイル巻線61に接続されているため、比較的高電
流に耐える高価なリミットスイッチをこれまで用いてい
る。本発明の原理によると図3−5に示したような制御
回路の3つの例を提供することによりこの問題を解決で
きる。
【0017】さらに詳しく説明すると、図3に示す制御
回路はリミットスイッチ74を用いるが、高電流に耐え
るリミットスイッチを用いるか或いはそれを正確に調整
する必要性がない。図4及び図5に示す制御回路による
とリミットスイッチ74を設ける必要がまったくない。
【0018】図3乃至図5及びその関連の説明は三相非
逆転型接触器に関する。しかしながら、本発明の原理を
単相及び他の複数相の接触器と同様に逆転型接触器にも
等しく利用可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。さらに、本発明の原理は接触器だけでなくモータ
のスタータ及びコンビネーションスタータにも利用可能
であることを理解されたい。
【0019】図3は、モータ78のような電気的設備を
参照番号80で概括的に示した電源へ開離可能な主接点
22を介して接続する接触器20を示す。制御回路の制
御電力は制御電力変圧器39により与えられる。
【0020】制御電力変圧器39は、たとえば7200
ボルトのような電源80の電圧を240ボルトか120
ボルトの交流へ降圧する降圧変圧器であるのが普通であ
る。制御電力変圧器39の一次巻線は、たとえばA及び
B相のような電源80の2つの相の間に一次ヒューズ4
0を介して接続するのが普通である。制御電力39の二
次巻線は通常、二次ヒューズ42を介して端子ブロック
43に接続される。
【0021】オペレータが電気的設備78を制御できる
ようにするため、参照番号82で示した押しボタンスイ
ッチ、制御スイッチ等の電気的インターロックを制御回
路に接続する。電気的設備78はまた圧力スイッチ等の
ようなプロセスインターロックにより制御することも可
能である。電気的インターロック82は、図3に示すよ
うに制御電力変圧器39の二次巻線に直列に接続される
ように端子ブロック43に接続して接触器20を選択的
に作動可能にする。
【0022】本発明の1実施例である接触器のための制
御回路は、図3に示すようにダイオードD1,D2,D
3,D4よりなるブリッジ型整流器84を有する。ブリ
ッジ型整流器84は一対の交流入力端子86,88正及
び負の直流出力端子90,92を有する。制御電力変圧
器39の二次巻線からの交流制御電力は、電気的インタ
ーロック82が作動されると必ず交流入力端子86,8
8へ給電され、このため開離可能な主接点22が閉じて
電気的設備78が始動される。制御電力が電源80から
取り出されるため、金属酸化物バリスタのようなサージ
保護装置94を交流入力端子86と88との間に接続し
接地して電源80の過渡的な過電圧を抑制することがで
きる。
【0023】パワーアップ時(たとえば、交流制御電力
が交流入力端子86,88へ給電されると)、直流出力
端子90,92からの直流電力が直列接続の始動巻線6
2と保持巻線64の両端に印加される。ゲート、ドレイ
ン、ソース端子を有する電界効果型トランジスタ(FE
T)Q1のようなスイッチングデバイスを用いてパワー
アップと共に保持巻線64を短絡する。さらに詳細に説
明すると、トランジスタQ1のドレインとソース端子と
を保持巻線64の両端に並列に接続する。トランジスタ
Q1のゲート端子は常閉リミットスイッチ接点75、充
電抵抗R2、ツェナーダイオードZ1及び時間遅延回路
により制御される。さらに詳細には、直列接続の充電抵
抗R2及びリミットスイッチ接点75は正の直流端子9
0とトランジスタQ1のゲート端子との間に接続してあ
る。ツェナーダイオードZ1は負の直流端子84とトラ
ンジスタQ1のゲート端子との間に接続してある。並列
接続の抵抗R1とキャパシタC1とよりなる時間遅延回
路は、図3に示すように負の直流端子92とトランジス
タQ1のゲート端子との間に接続してある。
【0024】パワーアップ時、直列接続の抵抗R2とツ
ェナーダイオードZ1の両端間の直流電圧によりツェナ
ーダイオードZ1が導通し、これによりトランジスタQ
1が導通する。トランジスタQ1のドレインとソース端
子は保持巻線64に並列に接続されているため、保持巻
線64が短絡し、このため始動巻線62を全始動電流が
流れることができる。同時に、キャパシタC1は充電抵
抗R2を介して充電される。リミットスイッチの接点7
5が開いて開離可能な主接点22が閉じたことが指示さ
れると、制御電力が制御回路から事実上切り離される。
しかしながら、リミットスイッチ接点75が開いた後、
並列接続のキャパシタC1及び放電抵抗R1の時定数に
より決まる所定時間の間、キャパシタC1にかかる電圧
がトランジスタQ1のゲート端子に維持される。時定数
が切れると、キャパシタC1にかかる電圧が抵抗R1を
介して放電され、その結果トランジスタQ1が遮断状態
となって保持巻線64が短絡状態から離脱する。これに
より始動巻線62を流れる電流が実質的に減少する。
【0025】上述したように、リミットスイッチの接点
75が開くと、制御電力が制御回路から切り離される。
このため始動巻線62の両端に並列に接続したフライバ
ックダイオードD5が順方向バイアスされ、コイル電流
の循環パスができるため、保持巻線64が短絡状態を離
脱する時電流が突然減少して起こる始動巻線62の誘導
性の反動が減少する。
【0026】上述の回路において、保持巻線64の短絡
状態からの離脱が主接点22が閉じた後所定時間の間遅
延されるため、リミットスイッチ74の調整は重要では
ない。この所定時間は抵抗R2とキャパシタC1との時
定数により左右される。さらに、リミットスイッチの接
点75は従来技術の装置と同様巻線62と64に接続さ
れていないため、リミットスイッチ接点75は、保持巻
線64が短絡状態から離脱したとき始動巻線62への電
流が突然減少することによる誘導性の反動を受けない。
したがって、比較的安価なリミットスイッチ74を用い
ることができる。
【0027】図4及び図5に示す制御回路では、リミッ
トスイッチ74が省略されているため装置のコストがさ
らに減少している。これらの回路では、制御電力変圧器
39及び電気的インターロック82が図3に示したと同
様な態様で接続されているため、その説明を繰り返さな
い。さらに、別の実施例の同様な構成要素については図
3に示したと同じ参照番号で表示する。
【0028】図4を参照すると、本発明の制御回路は交
流入力端子86,88及び直流出力端子90,92を画
定するダイオードD1,D2,D3,D4よりなるブリ
ッジ型整流器84を有する。サージ保護装置94が交流
入力端子86,88間に接続され、接地されるため、こ
の回路が電源80からの電力サージから保護される。
【0029】制御回路はまた、フライバックダイオード
D5と一体の始動巻線62、保持巻線64及びトランジ
スタQ1,Q2、抵抗R1,R2,R3、ツェナーダイ
オードZ1,Z2、キャパシタC1及びダイオードD6
よりなる。直列接続の始動巻線62及び保持巻線64が
直流出力端子90,92に接続されている。フライバッ
クダイオードD5は始動巻線62の両端に並列に接続し
てある。
【0030】トランジスタQ1は保持巻線64を最初に
短絡するために用いられる。さらに詳細に説明すると、
トランジスタQ1はゲート、ソース及びドレイン端子を
有する。ドレインとソース端子は保持巻線64の両端に
並列に接続してある。ゲート端子は直列接続の抵抗R1
とツェナーダイオードZ1との接続点に接続してあり、
これらの素子は直流出力端子90と92の両端に接続し
てある。ゲート、ドレイン及びソース端子を有する第2
のトランジスタQ2は、そのドレインとソース端子がト
ランジスタQ1のゲート端子と負の直流出力端子92と
の間に接続してある。トランジスタQ2のゲート端子は
直列接続の抵抗R2とツェナーダイオードZ2との接続
点に接続され、これらの素子は正と負の直流端子90,
92間に接続してある。抵抗R3とダイオードD6は抵
抗R2と並列接続である。キャパシタC1はツェナーダ
イオードZ2と並列接続してある。
【0031】パワーアップ時、直流制御電圧が直列接続
の抵抗R1及びツェナーダイオードZ1の両端に印加さ
れるため、ツェナーダイオードZ1が導通してこれがト
ランジスタQ1を導通させ、保持巻線64を短絡する。
これにより、始動巻線62を全始動電流が流れて開離可
能な主接点22が閉じる。
【0032】パワーアップの間、キャパシタC1は抵抗
R2を介して充電される。トランジスタQ2のスレッシ
ョルド電圧に到達すると、トランジスタQ2が導通し、
これによりトランジスタQ1が遮断される。このため、
保持巻線64が短絡状態から離脱し、始動巻線62を流
れる電流が減少する。ツェナーダイオードZ2はキャパ
シタC1の両端に並列に接続されてその間の電圧を制限
する。
【0033】キャパシタC1には、抵抗R3、ダイオー
ドD6、低インピーダンスの始動巻線62、保持巻線6
4を介する比較的迅速な放電パスが提供される。電力が
制御回路に印加されつつある間、ダイオードD6がブリ
ッジ型整流器84の正の直流出力端子90とトランジス
タQ2のゲート電圧とにより逆方向にバイアスされる。
ダイオードD6は、電力が制御回路へ印加される間キャ
パシタC1からの漏洩を最少限に抑えるため低漏洩ダイ
オードであるのが好ましい。しかしながら、電力が一旦
切り離されると、ダイオードD6は順方向にバイアスさ
れ、キャパシタC1が抵抗R3、ダイオードD6、始動
巻線62及び保持巻線64を介して迅速に放電する。始
動巻線62及び保持巻線64のインピーダンスは抵抗R
3の抵抗と比べて比較的小さいため、キャパシタC1の
放電時間は直列接続の抵抗R3及びキャパシタC1の時
定数に本質的に等価である。キャパシタC1がこのよう
に迅速に放電するため、回路はリミットスイッチ74
(図2)のような外部のリミットスイッチを模擬するこ
とができる。
【0034】外部のリミットスイッチ74の代わりに、
図4の回路はR2,C1の時定数により決まる時間遅延
を用いて主接点22が閉じる時を模擬する。この時定数
は、たとえば主接点22の種々の電圧条件における閉路
動作を試験することにより決まる時間に基づく。さらに
詳細には、始動巻線62の両端にかかる定格電圧(たと
えば直流120ボルト)では、主接点22は電力を印加
した後たとえば30ミリ秒のような所定時間の後閉じ
る。しかしながら、定格電圧以下、80ボルトでは、そ
の時間はその値の2乃至3倍で、たとえば60乃至90
ミリ秒である。一般的に、始動巻線62へ印加する電圧
が低ければ低いほど、開離可能な主接点22が閉路する
に要する時間が長くなる。したがって、すべての予想さ
れる動作条件のもとで回路が正しく作動するようにする
には、始動巻線62へ最小ピックアップ電圧が印加され
るとき開離可能な主接点22を閉じるための時間よりも
僅かに長くなるようにR2,C1の時定数を選択する必
要がある。
【0035】本発明の別の実施例を図5に示す。この実
施例は交流入力端子86,88、直流出力端子90,9
2を画定するダイオードD1,D2,D3,D4よりな
るブリッジ型整流器84を有する。この回路はまたサー
ジ保護装置94、ダイオードD5,D6,D7,D8,
D9、抵抗R1,R2,R3,R4,R5,R6、キャ
パシタC1,C2、トランジスタQ1,Q2,Q3及び
ツェナーダイオードZ1,Z2,Z3,Z4を有する。
【0036】ダイオードD1,D2,D3,D4は、交
流入力端子86,88及び直流出力端子90,92を画
定する全波整流器として接続してある。始動巻線62は
保持巻線64と直列接続してある。この直接接続した両
巻線を直流出力端子90と92との間に接続する。ダイ
オードD5はフライバックダイオードとして始動巻線6
2の両端に接続してある。トランジスタQ1はそのドレ
インとソース端子が保持巻線64に並列に接続してあ
る。トランジスタQ1のゲート端子は抵抗R2,R6を
介して正の直流端子90に接続してある。ツェナーダイ
オードZ4は抵抗R2とR6の接続点と負の直流出力端
子92に接続してある。トランジスタQ2は、そのドレ
インとソース端子が負の直流出力端子92と抵抗R2と
R6の接続点とに接続してある。トランジスタQ2のゲ
ート端子はキャパシタC1を介して負の直流出力端子9
2に接続してある。ツェナーダイオードZ2はキャパシ
タC1に並列に接続してある。ツェナーダイオードZ
3、抵抗R1、ダイオードD9は直列に接続してある。
これらの直列接続素子はトランジスタQ2のゲート端子
と正の直流出力端子90との間に接続してある。
【0037】ダイオードD7は抵抗R4に直列接続さ
れ、これらの直列接続素子が正の直流出力端子90と負
の直流出力端子92との間にキャパシタC2を介して接
続してある。抵抗R3がキャパシタC2とキャパシタC
1との間に接続してある。ダイオードD8は抵抗R3と
並列に接続してある。ベース、コレクタ、エミッタ端子
を有するバイポーラトランジスタQ3はそのコレクタ端
子が正の直流出力端子90へ、またエミッタ端子がダイ
オードD6を介してキャパシタC2へ接続してある。ト
ランジスタQ3のベース端子は抵抗R5を介して正の直
流出力端子へ接続してある。このベース端子はツェナー
ダイオードZ1を介して負の直流出力端子に接続してあ
る。
【0038】トランジスタQ3、抵抗R5、ツェナーダ
イオードZ1、キャパシタC2は直流電源を形成する。
ツェナーダイオードZ1のブレークダウン電圧は、15
ボルトの直流電源を構成すべくたとえば直流15ボルト
に選択してもよい。抵抗R5は損傷を防止するためツェ
ナーダイオードZ1への電流を制限するよう選択されて
いる。
【0039】パワーアップ時、直流出力端子90,92
間の電圧が直列接続の抵抗R5とZ1に印加される。こ
のため、ツェナーダイオードZ1が導通し、トランジス
タQ3が導通してキャパシタC2をダイオードD6を介
して充電する。同時に、キャパシタC1は充電抵抗R3
を介して電源により充電される。この状態の間、抵抗R
3と並列のダイオードD8は逆方向にバイアスされてい
る。
【0040】前述したように、開離可能な主接点22を
閉じるに必要な時間を左右する電源80からの制御電源
電圧の変動を吸収するため、ツェナーダイオードZ2,
Z3、抵抗R1、ダイオードD9よりなる電圧に依存す
るタイミング回路が設けられている。このタイミング回
路によると、制御電源電圧の変動に付随して起こる閉路
時間の差を吸収するため、電圧が高ければ迅速に、また
低ければ遅いタイミング与える特性が得られる。さらに
詳細に説明すると、制御電源電圧がツェナーダイオード
Z3のブレークダウン電圧よりも低くて動作電圧が比較
的低く、したがって閉路時間が比較的遅いことが指示さ
れる場合、キャパシタC1がキャパシタC3と抵抗R3
を介して延び充電される。しかしながら、直流出力端子
90、92間の電圧がツェナーダイオードZ3のブレー
クダウン電圧よりも大きい場合は、キャパシタC1がツ
ェナーダイオードZ3、抵抗R1、ダイオードD9を介
しても充電される。
【0041】キャパシタへの電荷の移送はそのキャパシ
タに印加された電圧と関係があるため、キャパシタC1
への電荷移送量は直流出力端子90,92の制御電源電
圧がツェナーダイオードZ3のブレークダウン電圧を越
える量だけ変動する。接触器20は比較的高い電圧での
閉路時間が最も早いため、ツェナーダイオードZ3のブ
レークダウン電圧とキャパシタC1及び抵抗R1の時定
数は、予想される最大電圧が高温状態にある始動巻線へ
印加され時のと(たとえば始動巻線の抵抗が増加する場
合の)開離可能な主接点22の予想される閉路時間より
も僅かに大きいように選ぶ必要がある。さらに、R3,
C1の時定数を始動巻線62の最小のピックアップ電圧
のように比較的低い作動電圧状態のもとで開離可能な主
接点22を閉じるに必要な予想時間よりも僅かに長い値
となるように選ぶ必要がある。
【0042】キャパシタC1がトランジスタQ2のスレ
ッショルトレベルへ充電されると、トランジスタQ2が
導通し、このためトランジスタQ1がオフ状態にスイッ
チされる。かくして、保持巻線64が短絡状態を離脱
し、始動巻線62を介する電流が制限される。フライバ
ックダイオードD5は始動巻線62を介する電流が突然
減少する結果、その電流の再循環パスを与える。
【0043】制御電力がこの回路に印加される時、ダイ
オードD7,D8は逆方向にバイアスされ、またダイオ
ードD9は順方向にバイアスされる。しかしながら、こ
の電力が切り離されると、ダイオードD7,D8は順方
向に、またダイオードD9は逆方向にバイアスされる。
このためダイオードD8、抵抗R4、ダイオードD7、
比較的低インピーダンスのコイル巻線62,64を介す
るキャパシタC1の迅速な放電パスが得られる。このよ
うに迅速な放電パスにより制御回路は次の動作のために
リセットできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、閉位置にある電気的接触器の断面図で
ある。
【図2】図2は、図1に示した接触器の反対側の部分断
面図であり、アーマチャの位置を感知するリミットスイ
ッチを示す。
【図3】図3は、電気的制御回路の概略図である。
【図4】図4は、別の電気的制御回路の概略図である。
【図5】図5は、電気的制御回路のさらに別の実施例を
示す概略図である。
【符号の説明】
20 真空型接触器 22 開離可能な主接点 24 固定接点 26 可動接点 28 負荷側導体 32 ライン側導体 36 可撓性シャント導体 39 制御電力変圧器 40 一次ヒューズ 42 二次ヒューズ 48 真空ボトル 50 べローズ 52 導電性シャフト 54 アーマチャ組立体 56 L字形クロスバー 58 シャフト 60 電磁石組立体 62 始動巻線 64 保持巻線 68,70 操作レバー 72,74 リミットスイッチ 78 モータ 80 電源 82 電気的インターロック 84 ブリッジ型整流器 94 サージ保護装置
フロントページの続き (72)発明者 マーク エドモンド インズ アメリカ合衆国 ノース カロライナ州 アツシユビル オーバーンデール ドライ ブ 10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチャを制御する直列接続の始動巻
    線及び保持巻線を有する電気的装置のための制御回路で
    あって、直列接続の始動巻線と保持巻線とに電圧を印加
    する手段と、電圧印加時始動巻線に所定の電流が流れる
    ように保持巻線を短絡する手段と、アーマチャの位置を
    感知する手段と、感知手段に応答して所定時間後短絡手
    段を非作動にする手段とよりなることを特徴とする制御
    回路。
  2. 【請求項2】 感知手段がリミットスイッチを有し、短
    絡手段がトランジスタを有することを特徴とする請求項
    1に記載の制御回路。
  3. 【請求項3】 非作動手段がRC時定数を決定する抵抗
    RとキャパシタCとを有するタイミング回路を有し、前
    記の所定時間がRC時定数に実質的に等価であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  4. 【請求項4】 電圧印加後所定の時間を経過して短絡手
    段を非作動にする手段を含み、前記非作動手段が第1の
    RC時定数を決定する抵抗RとキャパシタCとを有し、
    前記第1のRC時定数が前記の所定時間に実質的に等価
    であることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  5. 【請求項5】 始動巻線と保持巻線とを介してキャパシ
    タを放電する手段を備えてなることを特徴とする請求項
    4に記載の制御回路。
  6. 【請求項6】 始動巻線と並列にフライバックダイオー
    ドが接続されていることを特徴とする請求項5または6
    に記載の制御回路。
  7. 【請求項7】 電圧に依存するタイミング回路を有し、
    その回路が始動巻線と保持巻線とに印加した電圧の関数
    として第2の抵抗Rを介してキャパシタを同時に充電す
    る手段を含んでなることを特徴とする請求項5に記載の
    制御回路。
  8. 【請求項8】 電気的装置を制御する接触器であって、
    固定接点と可動接点よりなる一対の開離可能な主接点
    と、可動主接点に機械的に結合されたアーマチャと、ア
    ーマチャを作動する直列接続の始動巻線及び保持巻線よ
    りなる電磁石と、直列接続の始動巻線と保持巻線とに電
    圧を印加する手段を含む始動巻線と保持巻線を制御する
    手段と、電圧が印加されると保持巻線を短絡する手段
    と、所定の時間経過後短絡手段を非作動にする手段とよ
    りなることを特徴とする接触器。
  9. 【請求項9】 アーマチャの位置を感知する手段を含
    み、前記非作動手段がアーマチャ位置の関数としてまた
    始動巻線と保持巻線とに電圧が印加されている所定時間
    の間短絡手段を非作動にする手段を含んでなることを特
    徴とする請求項8に記載の接触器。
JP4120050A 1991-04-19 1992-04-14 直流二重コイルのタイミング回路 Pending JPH05135675A (ja)

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BR (1) BR9201439A (ja)
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EP0509824A3 (en) 1993-06-30
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