JP2669563B2 - 情報記録方法 - Google Patents
情報記録方法Info
- Publication number
- JP2669563B2 JP2669563B2 JP2241900A JP24190090A JP2669563B2 JP 2669563 B2 JP2669563 B2 JP 2669563B2 JP 2241900 A JP2241900 A JP 2241900A JP 24190090 A JP24190090 A JP 24190090A JP 2669563 B2 JP2669563 B2 JP 2669563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- recorded
- recording
- read
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フイルムの磁気記録層に記録された情
報を記録するための情報記録方法に関する。
報を記録するための情報記録方法に関する。
写真フイルム、特にネガフイルムへ透明磁性体を塗布
して、このネガフイルムを特定する情報及びネガフイル
ムに焼付けられた画像を特定する情報を磁気記録するこ
とが提案されている。これによれば、画像コマにそれぞ
れ対応して情報を記録させることができるので、検索等
の手間が省け、例えば、印画紙への焼付時に画像コマ毎
に焼付時の露光量等を記録しておくことができる。この
ため、再注文時には、この記録された露光量等を読み取
れば、同一条件で焼付処理を行うことができる。
して、このネガフイルムを特定する情報及びネガフイル
ムに焼付けられた画像を特定する情報を磁気記録するこ
とが提案されている。これによれば、画像コマにそれぞ
れ対応して情報を記録させることができるので、検索等
の手間が省け、例えば、印画紙への焼付時に画像コマ毎
に焼付時の露光量等を記録しておくことができる。この
ため、再注文時には、この記録された露光量等を読み取
れば、同一条件で焼付処理を行うことができる。
また、ネガフイルムをカメラへ装填して撮影する際
に、カメラに設けられた記録ヘツドにより撮影条件等を
記録することにより、焼付処理時の参考となる。
に、カメラに設けられた記録ヘツドにより撮影条件等を
記録することにより、焼付処理時の参考となる。
しかしながら、情報記録時の条件が悪い場合、特に前
記カメラでの情報記録時では、カメラによるネガフイル
ムの搬送速度が遅いため、記録する情報を多くすること
ができない。従って、新たな情報を追加して記録するこ
とができない。また、カメラのネガフイルムの搬送のた
めの駆動源である電池容量に制限があるため、記録信号
の強度を高くすることができない。さらに、写真フィル
ムはカメラへ装填しての撮影作業、現像液などの処理液
に浸漬させる現像処理作業などを経て焼付工程に至るた
め、外部磁界の影響を受け易く、磁気記録層に記録され
た情報の一部又は全部が消去される可能性がある。
記カメラでの情報記録時では、カメラによるネガフイル
ムの搬送速度が遅いため、記録する情報を多くすること
ができない。従って、新たな情報を追加して記録するこ
とができない。また、カメラのネガフイルムの搬送のた
めの駆動源である電池容量に制限があるため、記録信号
の強度を高くすることができない。さらに、写真フィル
ムはカメラへ装填しての撮影作業、現像液などの処理液
に浸漬させる現像処理作業などを経て焼付工程に至るた
め、外部磁界の影響を受け易く、磁気記録層に記録され
た情報の一部又は全部が消去される可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、写真フィルムの搬送時に
磁気記録を行うことができると共に、情報を確実に磁気
記録することができる情報記録方法を得ることが目的で
ある。
磁気記録を行うことができると共に、情報を確実に磁気
記録することができる情報記録方法を得ることが目的で
ある。
請求項（１）に記載の発明は、磁気記録層が設けられ
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
前に前記所定のトラックと同一のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
前に前記所定のトラックと同一のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
請求項（２）に記載の発明は、磁気記録層が設けられ
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
後に前記所定のトラックと同一のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
後に前記所定のトラックと同一のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
請求項（３）に記載の発明は、磁気記録層が設けられ
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
前に前記所定のトラックとは別のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
前に前記所定のトラックとは別のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
請求項（４）に記載の発明は、磁気記録層が設けられ
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
後に前記所定のトラックとは別のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
た写真フィルムへ情報を記録するための情報記録方法で
あって、磁気記録層の所定のトラックに記録された情報
を一旦読取り、前記読み取られた情報を画像の焼付処理
後に前記所定のトラックとは別のトラックへ再記録する
ことを特徴としている。
請求項（５）に記載の発明は、前記磁気記録層の所定
のトラックから読み取られた情報を前記所定のトラック
と同一のトラックへ再記録する場合に、読取り前になさ
れた前記所定のトラックへの情報記録時よりも信号強度
の高い記録信号を用いて再記録することを特徴としてい
る。
のトラックから読み取られた情報を前記所定のトラック
と同一のトラックへ再記録する場合に、読取り前になさ
れた前記所定のトラックへの情報記録時よりも信号強度
の高い記録信号を用いて再記録することを特徴としてい
る。
請求項（６）に記載の発明は、前記磁気記録層の所定
のトラックから読み取られた情報を前記所定のトラック
とは別のトラックへ再記録する場合に、読取り前になさ
れた前記所定のトラックへの情報記録時よりも信号強度
の高い記録信号を用いて再記録することを特徴としてい
る。
のトラックから読み取られた情報を前記所定のトラック
とは別のトラックへ再記録する場合に、読取り前になさ
れた前記所定のトラックへの情報記録時よりも信号強度
の高い記録信号を用いて再記録することを特徴としてい
る。
写真フィルムには各画像コマに対応する情報を磁気記
録する磁気記録層が設けられており、カメラにこの写真
フィルムを装填して撮影すると、カメラに備えられた磁
気ヘッドにより撮影条件などが記録される。また、写真
フィルムは現像液などの処理液に浸漬させる現像処理作
業などを経て焼付処理装置において印画紙へ焼付処理さ
れる。焼付処理装置における焼付処理中には、写真フィ
ルムは位置決め固定され、焼付処理前後はコマ送り搬送
される。
録する磁気記録層が設けられており、カメラにこの写真
フィルムを装填して撮影すると、カメラに備えられた磁
気ヘッドにより撮影条件などが記録される。また、写真
フィルムは現像液などの処理液に浸漬させる現像処理作
業などを経て焼付処理装置において印画紙へ焼付処理さ
れる。焼付処理装置における焼付処理中には、写真フィ
ルムは位置決め固定され、焼付処理前後はコマ送り搬送
される。
本願の請求項（１）に記載の発明によれば、写真フィ
ルムの磁気記録層の所定のトラックに記録された情報を
一旦読取り、この情報を画像の焼付処理前に同一のトラ
ックに再記録する。すなわち、十分な電源容量のある焼
付処理装置において再記録するので、読み取られた情報
を確実に保護することができる。また、写真フィルムが
搬送される焼付処理前に再記録するので、磁気ヘッドを
所定位置に固定して磁気記録層の所定のトラックに接触
させるだけでよく、磁気ヘッドを移動する駆動系を備え
る必要がないと共に、写真フィルムを圧着固定するソレ
ノイドから発生する磁界の影響を受けることがない。さ
らに、同一のトラックに再記録するので、少ない領域で
必要な情報を更新記録することができる。
ルムの磁気記録層の所定のトラックに記録された情報を
一旦読取り、この情報を画像の焼付処理前に同一のトラ
ックに再記録する。すなわち、十分な電源容量のある焼
付処理装置において再記録するので、読み取られた情報
を確実に保護することができる。また、写真フィルムが
搬送される焼付処理前に再記録するので、磁気ヘッドを
所定位置に固定して磁気記録層の所定のトラックに接触
させるだけでよく、磁気ヘッドを移動する駆動系を備え
る必要がないと共に、写真フィルムを圧着固定するソレ
ノイドから発生する磁界の影響を受けることがない。さ
らに、同一のトラックに再記録するので、少ない領域で
必要な情報を更新記録することができる。
請求項（２）に記載の発明によれば、磁気記録層の所
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
を画像の焼付処理後に同一のトラックに再記録する。こ
れにより、前述したように読み取られた情報を確実に保
護することができ、かつ磁気ヘッドを移動するための駆
動系を備える必要がないと共に、外部磁界の影響を受け
ることがない。また、画像の焼付処理後に再記録するの
で、所定のトラックから読み取られた情報に加えて焼付
処理時の露光量などの新たな情報を記録することができ
る。
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
を画像の焼付処理後に同一のトラックに再記録する。こ
れにより、前述したように読み取られた情報を確実に保
護することができ、かつ磁気ヘッドを移動するための駆
動系を備える必要がないと共に、外部磁界の影響を受け
ることがない。また、画像の焼付処理後に再記録するの
で、所定のトラックから読み取られた情報に加えて焼付
処理時の露光量などの新たな情報を記録することができ
る。
請求項（３）に記載の発明によれば、磁気記録層の所
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
が記録されていた所定のトラックとは別のトラックに画
像の焼付処理前に再記録する。従って、前述したように
読み取られた情報を確実に保護することができ、かつ磁
気ヘッドを移動するための駆動系を備える必要がないと
共に、外部磁界の影響を受けることがない。また、別の
トラックに再記録するので、以前の情報を残しておくこ
とができ、情報が抹消された場合に照合することによっ
て原因を明確にすることができる。
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
が記録されていた所定のトラックとは別のトラックに画
像の焼付処理前に再記録する。従って、前述したように
読み取られた情報を確実に保護することができ、かつ磁
気ヘッドを移動するための駆動系を備える必要がないと
共に、外部磁界の影響を受けることがない。また、別の
トラックに再記録するので、以前の情報を残しておくこ
とができ、情報が抹消された場合に照合することによっ
て原因を明確にすることができる。
請求項（４）に記載の発明によれば、磁気記録層の所
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
が記録されていた所定のトラックとは別のトラックに画
像の焼付処理後に再記録する。これにより、前述したよ
うに読み取られた情報を確実に保護することができ、か
つ磁気ヘッドを移動するための駆動系を備える必要がな
いと共に、外部磁界の影響を受けることがない。また、
画像の焼付処理後に再記録するので、所定のトラックか
ら読み取られた情報に加えて焼付処理時の露光量などの
新たな情報を記録することができる。
定のトラックに記録された情報を一旦読取り、この情報
が記録されていた所定のトラックとは別のトラックに画
像の焼付処理後に再記録する。これにより、前述したよ
うに読み取られた情報を確実に保護することができ、か
つ磁気ヘッドを移動するための駆動系を備える必要がな
いと共に、外部磁界の影響を受けることがない。また、
画像の焼付処理後に再記録するので、所定のトラックか
ら読み取られた情報に加えて焼付処理時の露光量などの
新たな情報を記録することができる。
請求項（５）に記載の発明によれば、写真フィルムの
磁気記録層の所定のトラックから読み取られた情報を同
一のトラックへ再記録するときには、信号強度の高い記
録信号を用いる。すなわち、十分な電源容量のある焼付
処理装置において再記録することにより、磁気記録層の
所定のトラックから読み取られた情報を信号強度の高い
記録信号で磁気記録することができる。これにより、例
えば写真フィルムの画像コマを焼付位置に位置決めする
ためのソレノイドから発生する外部磁界の影響などで情
報が抹消される不具合がなくなり、情報を確実に保護し
て信頼性を向上させることができる。
磁気記録層の所定のトラックから読み取られた情報を同
一のトラックへ再記録するときには、信号強度の高い記
録信号を用いる。すなわち、十分な電源容量のある焼付
処理装置において再記録することにより、磁気記録層の
所定のトラックから読み取られた情報を信号強度の高い
記録信号で磁気記録することができる。これにより、例
えば写真フィルムの画像コマを焼付位置に位置決めする
ためのソレノイドから発生する外部磁界の影響などで情
報が抹消される不具合がなくなり、情報を確実に保護し
て信頼性を向上させることができる。
請求項（６）に記載の発明によれば、写真フィルムの
磁気記録層の所定のトラックから読み取られた情報を所
定のトラックとは別のトラックへ再記録するときには、
前述したように信号強度の高い記録信号を用いる。これ
によって、情報が抹消される不具合をなくし、情報を確
実に保護して信頼性を向上させることができる。
磁気記録層の所定のトラックから読み取られた情報を所
定のトラックとは別のトラックへ再記録するときには、
前述したように信号強度の高い記録信号を用いる。これ
によって、情報が抹消される不具合をなくし、情報を確
実に保護して信頼性を向上させることができる。
第１図には、本実施例に係るカメラ10及び写真焼付装
置12が示されている。カメラ10には、その一方にネガフ
イルムＦをスプール16に巻き取って収容するパトローネ
18が装填されている。
置12が示されている。カメラ10には、その一方にネガフ
イルムＦをスプール16に巻き取って収容するパトローネ
18が装填されている。
ネガフイルムＦは、第３図に示される如く、透明ベー
ス50の第３図上面に乳剤層52が設けられ、画像が露光記
録されるようになっている。また、透明ベース50の第３
図下面には、透明磁性体が塗布された磁気記録層54が設
けられている。第４図に示される如く、この磁気記録層
54には、ネガフイルムＦの画像コマ範囲外に、ネガフイ
ルムＦの長手方向に連続して複数のトラツク（C0〜C3）
が形成されており、フイルムタイプID、ユーザID等が後
述する記録ヘツド24（第１図参照）によって記録される
ようになっている。
ス50の第３図上面に乳剤層52が設けられ、画像が露光記
録されるようになっている。また、透明ベース50の第３
図下面には、透明磁性体が塗布された磁気記録層54が設
けられている。第４図に示される如く、この磁気記録層
54には、ネガフイルムＦの画像コマ範囲外に、ネガフイ
ルムＦの長手方向に連続して複数のトラツク（C0〜C3）
が形成されており、フイルムタイプID、ユーザID等が後
述する記録ヘツド24（第１図参照）によって記録される
ようになっている。
一方、カメラ10にはネガフイルムＦの磁気記録層54に
対応して記録ヘツド24がもうけられており、前記駆動手
段によるネガフイルムＦの搬送時に前記トラツク（C0〜
３）の何れかへ露光記録された画像に基づく所定の情報
が記録されるようになっている。
対応して記録ヘツド24がもうけられており、前記駆動手
段によるネガフイルムＦの搬送時に前記トラツク（C0〜
３）の何れかへ露光記録された画像に基づく所定の情報
が記録されるようになっている。
撮影が終了したネガフイルムＦは、再度パトローネ18
へ巻き戻された後、カメラ10から取り出され、写真焼付
装置12の所定位置へ配置される。
へ巻き戻された後、カメラ10から取り出され、写真焼付
装置12の所定位置へ配置される。
写真焼付装置12は、焼付時に照射される光源25の光軸
上にネガキヤリア26が配設されている。ネガキヤリア26
には、制御装置28に接続された駆動部30の駆動力によっ
て回転する駆動ローラ（図示省略）が配設されており、
ネガフイルムＦを第１図矢印Ａ方向へ搬送されるように
なっている。また、ネガキヤリア26には、ソレノイド32
が設けられており、制御装置28からの信号でネガフイル
ムＦを焼付位置に挟持圧着することができる。
上にネガキヤリア26が配設されている。ネガキヤリア26
には、制御装置28に接続された駆動部30の駆動力によっ
て回転する駆動ローラ（図示省略）が配設されており、
ネガフイルムＦを第１図矢印Ａ方向へ搬送されるように
なっている。また、ネガキヤリア26には、ソレノイド32
が設けられており、制御装置28からの信号でネガフイル
ムＦを焼付位置に挟持圧着することができる。
光源25とネガキヤリア26との間にはCMYの各フイルタ3
4が介在され、各色の露光量に応じて光軸上に出没され
るようになっている。
4が介在され、各色の露光量に応じて光軸上に出没され
るようになっている。
ネガフイルムＦを透過した光線はレンズ36を介して印
画紙38へ照射され、印画紙38へ画像が焼付けられるよう
になっている。なお、印画紙38とレンズ36との間にはシ
ヤツタ40が介在されており、制御装置28からの信号で露
光時に光軸上から退避されるようになっている。
画紙38へ照射され、印画紙38へ画像が焼付けられるよう
になっている。なお、印画紙38とレンズ36との間にはシ
ヤツタ40が介在されており、制御装置28からの信号で露
光時に光軸上から退避されるようになっている。
ネガフイルムＦの搬送経路上における、ネガキヤリア
26よりも上流側には、読取ヘツド42が配設され、前記カ
メラ10の記録ヘツド24で記録された情報を読み取るよう
になっている。また、前記搬送経路上のネガキヤリア26
よりも下流側には、消去／記録ヘツド44が配設されてい
る。この消去／記録ヘツド44では、前記読取ヘツド42で
読み取る情報が記録されているトラツク上の情報の消去
し、制御装置28からの信号に応じて、情報が同一のトラ
ツクへ再記録されるようになっている。
26よりも上流側には、読取ヘツド42が配設され、前記カ
メラ10の記録ヘツド24で記録された情報を読み取るよう
になっている。また、前記搬送経路上のネガキヤリア26
よりも下流側には、消去／記録ヘツド44が配設されてい
る。この消去／記録ヘツド44では、前記読取ヘツド42で
読み取る情報が記録されているトラツク上の情報の消去
し、制御装置28からの信号に応じて、情報が同一のトラ
ツクへ再記録されるようになっている。
制御装置28には、前記読取ヘツド42で読み取った情報
を記録するメモリが設けられている。
を記録するメモリが設けられている。
以下に本実施例の作用を第２図のフローチヤートに従
い説明する。なお、カメラ10によって画像が撮影され、
このカメラ10の記録ヘツド24において、所定のトラツク
に情報が記録されたネガフイルムＦが収容されたパトロ
ーネ18が写真焼付装置12へ装填されているものとする。
い説明する。なお、カメラ10によって画像が撮影され、
このカメラ10の記録ヘツド24において、所定のトラツク
に情報が記録されたネガフイルムＦが収容されたパトロ
ーネ18が写真焼付装置12へ装填されているものとする。
ステツプ100でネガフイルムＦが搬送されると、ステ
ツプ102で読取ヘツド42によって所定のトラツクの情報
が読み取られ、制御装置28のメモリへ記憶される（ステ
ツプ104）。次のステツプ106では、ネガフイルムＦが焼
付位置へ位置決めされ、ソレノイド32の励磁によってネ
ガフイルムＦはネガキヤリア26へ挟持圧着される。
ツプ102で読取ヘツド42によって所定のトラツクの情報
が読み取られ、制御装置28のメモリへ記憶される（ステ
ツプ104）。次のステツプ106では、ネガフイルムＦが焼
付位置へ位置決めされ、ソレノイド32の励磁によってネ
ガフイルムＦはネガキヤリア26へ挟持圧着される。
次のステツプ108では、焼付処理が行われ、この焼付
処理が終了すると、ステツプ110へ移行して、ネガフイ
ルムＦの搬送を再開する。
処理が終了すると、ステツプ110へ移行して、ネガフイ
ルムＦの搬送を再開する。
この搬送時にステツプ112では、制御装置28から前記
メモリへ記憶した情報を読出し、ステツプ114へ移行し
て消去／記録ヘツド44によって、ネガフイルムＦの前記
所定のトラツクに記録された情報を消去し、同一のトラ
ツクへ再記録する。なお、このとき記録する情報はメモ
リに記録された情報に加え、焼付処理時の露光条件を追
加して記録することができる。
メモリへ記憶した情報を読出し、ステツプ114へ移行し
て消去／記録ヘツド44によって、ネガフイルムＦの前記
所定のトラツクに記録された情報を消去し、同一のトラ
ツクへ再記録する。なお、このとき記録する情報はメモ
リに記録された情報に加え、焼付処理時の露光条件を追
加して記録することができる。
次のステツプ116では、全ての画像コマの焼付が終了
したか否かが判断され、否定判定の場合はステツプ100
へ移行し、肯定判定の場合は終了する。
したか否かが判断され、否定判定の場合はステツプ100
へ移行し、肯定判定の場合は終了する。
このように、本実施例では、写真焼付装置28における
焼付処理終了後のネガフィルムＦの搬送時に、カメラ10
の記録ヘッド24によって記録した情報、及び焼付処理時
の露光条件などの新たな情報を記録するので、消去／記
録ヘッド44を移動する駆動系を備える必要がない。
焼付処理終了後のネガフィルムＦの搬送時に、カメラ10
の記録ヘッド24によって記録した情報、及び焼付処理時
の露光条件などの新たな情報を記録するので、消去／記
録ヘッド44を移動する駆動系を備える必要がない。
なお、本実施例では写真焼付装置28における焼付処理
終了後のネガフィルムＦの搬送時に情報を再記録するよ
うにしたが、焼付処理前であってもよい。すなわち、ネ
ガフィルムＦの搬送時に情報を記録する構成であればよ
い。
終了後のネガフィルムＦの搬送時に情報を再記録するよ
うにしたが、焼付処理前であってもよい。すなわち、ネ
ガフィルムＦの搬送時に情報を記録する構成であればよ
い。
また、本実施例ではカメラ10の記録ヘッド24によって
記録した情報を写真焼付装置28において再記録するの
で、信号強度の高い記録信号を用いて記録することがで
きる。これにより、ネガフィルムＦをネガキャリア26へ
挟持圧着するソレノイド32により発生する外部磁界の影
響で情報が抹消されるような不具合がなくなり、情報を
確実に保護し信頼性を向上させることができる。
記録した情報を写真焼付装置28において再記録するの
で、信号強度の高い記録信号を用いて記録することがで
きる。これにより、ネガフィルムＦをネガキャリア26へ
挟持圧着するソレノイド32により発生する外部磁界の影
響で情報が抹消されるような不具合がなくなり、情報を
確実に保護し信頼性を向上させることができる。
なお、本実施例では情報を同一のトラツクに再記録し
たが、カメラ10の記録ヘツド24で記録した情報は残して
おき、別のトラツクへ再記録してもよい。例えば、第４
図のトラツクC0に記録された情報をトラツクC1に再記録
する。このようにすれば、トラツクC0とC1との照合によ
って、情報抹消時の原因究明を明確とすることができ
る。
たが、カメラ10の記録ヘツド24で記録した情報は残して
おき、別のトラツクへ再記録してもよい。例えば、第４
図のトラツクC0に記録された情報をトラツクC1に再記録
する。このようにすれば、トラツクC0とC1との照合によ
って、情報抹消時の原因究明を明確とすることができ
る。
以上説明した如く本発明に係る情報記録方法は、十分
な電源容量のある焼付処理装置において、画像の焼付処
理前又は焼付処理後の写真フィルムの搬送時に情報を磁
気記録するので、ヘッドを移動する必要がないと共に、
確実に情報を保護することができるという優れた効果を
有する。
な電源容量のある焼付処理装置において、画像の焼付処
理前又は焼付処理後の写真フィルムの搬送時に情報を磁
気記録するので、ヘッドを移動する必要がないと共に、
確実に情報を保護することができるという優れた効果を
有する。
また、画像の焼付処理後に情報を磁気記録する際には
焼付処理時の露光条件等の新たな情報を追加して記録す
ることができるという優れた効果を有する。
焼付処理時の露光条件等の新たな情報を追加して記録す
ることができるという優れた効果を有する。
さらに、情報を同一トラックに再記録することによっ
て少ない領域で必要な情報を更新記録することができ、
別のトラックに再記録することによって以前の情報をそ
のまま残しておくことができるという優れた効果を有す
る。
て少ない領域で必要な情報を更新記録することができ、
別のトラックに再記録することによって以前の情報をそ
のまま残しておくことができるという優れた効果を有す
る。
また、信号強度の高い記録信号を用いて磁気記録する
ので、情報の信頼性を向上させることができるという優
れた効果を有する。
ので、情報の信頼性を向上させることができるという優
れた効果を有する。
第１図は情報を記録するための概略構成図、第２図は制
御フローチヤート、第３図はネガフイルムの断面図、第
４図はネガフイルムの正面図である。 Ｆ……ネガフイルム、 10……カメラ、 12……写真焼付装置、 24……記録ヘツド（カメラ側）、 28……制御装置、 42……読取ヘツド（写真焼付装置側）、 44……消去／記録ヘツド（写真焼付装置側）、 52……乳剤層、 54……磁気記録層。
御フローチヤート、第３図はネガフイルムの断面図、第
４図はネガフイルムの正面図である。 Ｆ……ネガフイルム、 10……カメラ、 12……写真焼付装置、 24……記録ヘツド（カメラ側）、 28……制御装置、 42……読取ヘツド（写真焼付装置側）、 44……消去／記録ヘツド（写真焼付装置側）、 52……乳剤層、 54……磁気記録層。
Claims (6)
- 【請求項１】磁気記録層が設けられた写真フィルムへ情
報を記録するための情報記録方法であって、磁気記録層
の所定のトラックに記録された情報を一旦読取り、前記
読み取られた情報を画像の焼付処理前に前記所定のトラ
ックと同一のトラックへ再記録することを特徴とする情
報記録方法。 - 【請求項２】磁気記録層が設けられた写真フィルムへ情
報を記録するための情報記録方法であって、磁気記録層
の所定のトラックに記録された情報を一旦読取り、前記
読み取られた情報を画像の焼付処理後に前記所定のトラ
ックと同一のトラックへ再記録することを特徴とする情
報記録方法。 - 【請求項３】磁気記録層が設けられた写真フィルムへ情
報を記録するための情報記録方法であって、磁気記録層
の所定のトラックに記録された情報を一旦読取り、前記
読み取られた情報を画像の焼付処理前に前記所定のトラ
ックとは別のトラックへ再記録することを特徴とする情
報記録方法。 - 【請求項４】磁気記録層が設けられた写真フィルムへ情
報を記録するための情報記録方法であって、磁気記録層
の所定のトラックに記録された情報を一旦読取り、前記
読み取られた情報を画像の焼付処理後に前記所定のトラ
ックとは別のトラックへ再記録することを特徴とする情
報記録方法。 - 【請求項５】前記磁気記録層の所定のトラックから読み
取られた情報を前記所定のトラックと同一のトラックへ
再記録する場合に、読取り前になされた前記所定のトラ
ックへの情報記録時よりも信号強度の高い記録信号を用
いて再記録することを特徴とする請求項（１）又は請求
項（２）記載の情報記録方法。 - 【請求項６】前記磁気記録層の所定のトラックから読み
取られた情報を前記所定のトラックとは別のトラックへ
再記録する場合に、読取り前になされた前記所定のトラ
ックへの情報記録時よりも信号強度の高い記録信号を用
いて再記録することを特徴とする請求項（３）又は請求
項（４）記載の情報記録方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2241900A JP2669563B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 情報記録方法 |
| US07/755,382 US5231451A (en) | 1990-09-12 | 1991-09-05 | Method of recording information onto a photographic film and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2241900A JP2669563B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 情報記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121730A JPH04121730A (ja) | 1992-04-22 |
| JP2669563B2 true JP2669563B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=17081226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2241900A Expired - Fee Related JP2669563B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 情報記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669563B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237487A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2241900A patent/JP2669563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04121730A (ja) | 1992-04-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5231451A (en) | Method of recording information onto a photographic film and apparatus therefor | |
| JPH04283734A (ja) | 写真フィルムへの情報記録方法 | |
| US6336006B2 (en) | Magnetically recordable photographic film, recording method and system therefor and camera-laboratory system | |
| JP2669563B2 (ja) | 情報記録方法 | |
| CA2146473C (en) | Photographic printing apparatus | |
| JP2716358B2 (ja) | 写真フィルムにデータを記録する方法およびカメラ | |
| JPH0545714A (ja) | 写真フイルム | |
| US5841519A (en) | Printer control film, film carrier, and method for managing a printer control film | |
| JPH04291249A (ja) | 写真フィルム及び情報記録方法 | |
| JP2567511B2 (ja) | フイルムキヤリヤ及び写真焼付方法 | |
| JP2685342B2 (ja) | 写真フイルム搬送制御方法 | |
| JP3183023B2 (ja) | 写真フィルム処理装置の制御方法 | |
| JP3207598B2 (ja) | フィルムキャリア | |
| JPH04134335A (ja) | 写真フイルム及びこの写真フイルムを用いた情報録再装置 | |
| JP2846191B2 (ja) | 情報記録読取方法 | |
| JPH04318831A (ja) | 写真用プリンタプロセッサ | |
| JPH0580433A (ja) | 情報記録再生方法 | |
| US6388828B1 (en) | Method and apparatus for magnetically recording information on photographic film | |
| JP3344859B2 (ja) | 情報読取装置 | |
| JPS6017447A (ja) | 写真フイルムの焼付画像位置記録方法 | |
| JPH04123058A (ja) | 写真用フイルムのデータ併合方法及び装置 | |
| JPH04311943A (ja) | 写真処理方法および装置 | |
| JPH06289507A (ja) | フィルムキャリア | |
| JPH04134705A (ja) | デジタルデータの記録再生方法 | |
| JPH09236864A (ja) | 磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 11 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |