JPS6017447A - 写真フイルムの焼付画像位置記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は処理済みの帯状写真ネガフィルム（以下、単に
写真フィルム又はフィルムと称する）の焼付画像位置記
録方法、９才にノツチを入れることなく高精度に焼付画
像情報を記録し得る写真フィルムの焼付画像位置記録方
法に関する。

従来、１６５闘写真フイルムを同時プリントする場合に
は、複数本の像露光されたフィルムな一列に接合し、現
像後プリンターにかけて連続的に走行させ、焼付駒ごと
に焼付位置でフィルムを停止させて焼付を行っている。

この場合、撮影画像が等間隔に位置していないことや、
第１図に示すように、空撮り、ビンぼけ、かぶり等の焼
付不要の駒（Ｆ’３　）があること等のために、各画像
を一つ一つ観察して焼伺画伶Ｃ１”１　＋　Ｆ２１・・
・）に対応する位置にノツチＨを入れ、焼付時にノリン
ターでこのノツチ（Ｎ）を検出して焼付位置でフィルム
を止め焼付を行っている。

しかしながら、このような方式忙は次のような欠点があ
りた。すなわち、（１）フィルムにノツチとして一種の
潟を付けるので、ノツチ部が原因となってフィルムが裂
けたり、フィルムのパーフォレーションを傷つげること
がある、（２）フィルムが損傷するのを防址するために
ノツチをできるだけ浅くしているのでノツチの検出精度
が悲く、ノイチがあっても検出しないことがある、（３
）ノツチミスに対する修正ができないことや’＆＋ｍｍ
Ｓ度の精度を５順程度の大きいノツチで出そうとじてい
るため画像位置精度が悪い、（４）高速度でプリント作
業を行う場合にはフィルムの停止精度を低下させる、（
５）ノツチにより生じたノツチ屑の処理に手間を要する
等の欠点があった。

本発明の目的は上記の如き従来技術による欠点を解消し
、フィルムに傷つけることなく且つ高速、高精度に検出
して焼付ができる画像位置記録方法を提供することにあ
る。

本発明者は前記した如き欠点の伴わないフィルムの記録
、検出方式について種々検討を重ねた結果、本出願人が
先に映画フィルムの録音用に提案した写真的に透明の磁
性層の付いたフィルム（特公昭５０−１６１６１号公報
）を１６５間写真フィルムに適用し、像露光及び現像処
理を行った後に焼付画像位置に磁気ヘッドを用いて磁気
的に記録を行うことにより本発明の上記目的を達成し得
ることを見出した。なお、その後透明磁気記録域をフィ
ルム全面に写真乳剤層とは別または写真乳剤層中に設け
た写真フィルムが提案されている（特公昭５７−６５７
６号公報）が、このようなフィルムに本発明な適用する
ことにより、画像の焼付には何等の影響を与えることな
く、フィルムの任意の場所で広い範囲にわたって焼付画
像位置及び、必要に応じて、そのｒ回連情報（不発り」
ではこれらを焼付画像位置１１゛を報と称する）をイ（
ｄ気的に記録することができる。

すなわち、本発明は、写真的に透明な磁気記録層を写４
’＜フィルムの端部又は全面に有する写真フィルムな像
露ｙＣ及び世、像処理した後に、焼伺画イＺ（位置情報
を磁気ヘット゛を用いて磁気的に記録することを特徴と
する一〇ｊＬｊ、フィルムの焼付内作位置記録方法であ
る、 以下、図面を参照しつつ本発明を説明する、木発ゆＪで
用いるフィルムは黒白フィルムであってもカラーフィル
ムであってもよい。本発明で用いるフィルムの′ｌ−７
Ｊｉ：的に透明な磁性Ｊ’Ｆｆとは、撮影された画像を
焼付ける場合に磁性層が焼（＝ｊけ月光の透過や焼伺け
もれたｌＩ！１１像の性質に影響を与えないような磁性
］〆であって、写真フィルムの端部にあっても、フィル
ム画全体に設けられていてもよく、更に後者の場合、写
真乳剤層と別に設けられていてもよく、写真乳剤層と共
に設けられていてもよい。これらの磁性層に関しては先
に述べた特公昭５０−１６１６１号及び特公昭５７−６
５７６号公報の記載を参考にすることができる。磁性層
が写真的に透明であるためには、バインダーに分散され
る磁性粉末がある程度以、下に微細であることと、磁性
粉末の密度がある程度以下でなければならない。このよ
うな磁性層で例えば映画用フィルムとしての録音を行う
ときは、記録密度が低いので良い効果は望まれないが、
これを磁気ヘラｒを用いて画像位置情報等の不連続的情
報の記録を行う場合には、かなりの高密度の記録が得ら
れ、これの検出も正確に行うことができる。

第２図は、本発明による焼付画像位置記録方式を採用し
たフィルムの現像からプリントまでの一貨した工程を示
す説明図である。前記した如き、透明磁性層を有する複
数個の撮影済みフィルムを接合部１で１本に接合し、処
理部２で連続的に現像、定着、水洗、乾燥等を行ってロ
ール状に巻き取る。このロール状フィルムからフィルム
を検出部乙に連続的に送り、フィルムの画像端を検出し
て停止させ、目視による画像端が正確に検出されている
こと及び画像が焼付不快でないことをＭ認してフィルム
の適当Ｉｉ’＋’１所に磁気ヘッドにより画像位置を記
録する。この場合、心安により他の関連情報を記録する
こともできる。焼付不決の画像は記録を行わずパスさせ
る。次いでフィルムを再度巻き取り、プリンター４で記
録された画像位置を読み取りプリントを実施する。

第６図は本発明の画像位置記録方法に用いられる記録装
置の一実施例を示す斜視図である。

内部ＶＣ螢光灯等の光源を有する記録装置１１の前方傾
斜面１２に画像駒を観察するためのガラス板、プラスチ
ック板等の透明板１６が取り付けられ、透明板１６には
画像駒の位置を確認するための基準綜１４が画かれてい
る。傾斜面１２には、さらに磁気ヘッド１５、画像駒の
一級を検出するだめの受光器１６及びネガフィルム送り
ロール１７゜この例では、透明板１６はフィルム１ｏの
１０駒の画像を一度に観察できる長さを有し、基準線１
４と受光器１６との間隔は画像駒１駒（例えば３８ｍｍ
）に設定される、１８はキーボードであって、フィルム
１０の搬送、フィルムへの情報記録及び消去のために用
いられる。

記録時には、ネガフィルム１Ｕを透明板１３０表面に沿
って送りロー／Ｉ／１７によって走行させると、フィル
ムの最初の画像駒が受光器１６に達するとフィルムを停
止させる。次いで、基準線１４により焼付すべき画像駒
の正確な位置を確認したらキーボード１８を押して磁気
ヘッド１５によって画像位置を記録する。図示の例では
、磁気ヘッド１５の位置がフィルムの側線部にあるが、
透明磁性層がフィル・ム全面に設けられている場合には
１６のような位置にあってもよく、また複数の磁気ヘッ
ト９で複数トラックに記録してもよい。記録が終ると、
キーボー）’１８を押してフィルムを走行させ、次の駒
が受光器に達するとフィルムが停止し、同様な操作を繰
り返えす。

第４図は本発明によるフィルムの情報記録の一パーフォ
レーションの下側に１トラツクの記録を行う場合の説明
図である。

フィルム走行を１ピツチ例えば％龍の間隔とし、フィル
ムの画像先端が・受光器１６に達し、フィルムが停止し
た時、焼付の要否を確認し、要の場合にはキーボード１
８を押すと、まず、２つのラインに１，１のデジタル記
録として停止の情報（Ａ）が記録され、次いで２０ピツ
チ（２０Ｘ％ｍｍ　）　進むと１つのラインに１のデジ
タル記録として低速の情報（Ｂ）が記録されるようにな
っている。尚図中のＭＳは飽和磁化レベルをあられすも
のである、プリンターＫかけるときは、プリンターの対
応位置に読み取り用の磁気ヘラｒを設けたプリンターを
用い、一旦巻き取ったフィルムをプリンターに送り（こ
の場合のフィルムの足行方１７唱ま第４図の場合とは逆
になっている）、連続的に走行させると、フィルムの（
Ｂ）信号をプリンターの磁気ヘッドが読み取りフィルム
を低速となし、（Ａ）信号を読み取って停止させてプリ
ントを行う。プリンターにおいては、このような操作を
自動的に行わせることができる。

上記の例では、記録装ず〃に記録用の磁気ヘッドのみを
設けたが、消去用のヘッドを設け、誤って記録した場合
にこれを消去できるようにすることもできる。

また、前記の実施例では１トラツクに記録する場合を示
したが、トラック数を２以上とし、その場合１トラツク
を誤記録検出用トラックとしてもよい。このような検出
方式については例えば木澤誠　著「ディジタル磁気記録
Ｊ　、２２２頁（昭晃堂、昭和５４年刊）Ｋ記載されて
いる方式によればよい。また精度を上げるために同じ情
報を複数のトラックに書ぎこんでもよい。

さらに、画像停止位置情報、低速位置情報の他に焼付要
否の情報を書き込むようにしてもよい。

この場合、停止位置情報と同時に自動的に焼付必要の情
報を書き込むようにしておぎ、２度目の焼付（焼直し、
再注文等）において、再焼付不要の情報を消去し、必要
駒のみ再焼付することができる。逆に停止位置情報があ
ればすべて焼付を行うが、２度目の焼付時に焼付不要情
報を記録し、最初の停止位置情報を無視し、必要駒のみ
を選択的に焼付けるよう１（シてもよい。

さらに、停止位置情報の他に、焼付駒の数を加算して磁
気的に同一フィルムに記録１７ておくこともできる。こ
の場合にはプリンターでの読み取りによって、プリント
数を確認することができる。

本発明は上記のように構成されているので、次のよ）な
効果がある。

（１）ノツチを用いＣいないのでフィルムの損傷を防１
ヒできる。

（２）検出９度を向上できる。

すなわち、ノツチ深さのばらつきを除き、停止位置の修
正が可能、停止前に低速送りが可能、精度向上のための
各種情報の記録が可能等。

（３）プリント時にネガフィルムの高速搬送が可能であ
る。

低速情報があるので高速搬送してもプリント時に確実に
フィルムを停止させることができる・ （４）２度目の焼付においても必要な焼付駒で停止焼付
を行うことができ、この場合にネガを探すことなく効果
的に焼付を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の焼付画像位置記録方法を説明する図、 第２図は本発明の焼付画像位置記録方法による工程図、 第６図は本発明に用いる記録装置の一実施例を示す斜視
図、 第４図は本発明によるフィルムへの情報記録の一実施態
様を示す説明図である。 代理人　弁理士（８１０７）　佐々木　清　隆（ほか３
名） １ｍ ＠２図 ＠　３　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）写真的に透明な磁気記録層を写真フィルムの側縁
   部又は全面に有する写真フィルムを像露光及び現像処理
   した後に、焼付画像位置情報を磁気ヘラｒを用いて磁気
   的に記録するご乞を特徴とする写真フィルムの焼付画像
   位置記録方法。
2. （２）焼付画像位置情報が停止情報と、低速情報とより
   なる特許請求の範囲第（１）項に記載の焼付画像位置記
   録方法。