JP2753529B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2753529B2
JP2753529B2 JP18065388A JP18065388A JP2753529B2 JP 2753529 B2 JP2753529 B2 JP 2753529B2 JP 18065388 A JP18065388 A JP 18065388A JP 18065388 A JP18065388 A JP 18065388A JP 2753529 B2 JP2753529 B2 JP 2753529B2
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洋一 小泉
俊雄 匝瑳
勝 村松
一人 大塚
重之 内山
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は撮影の情報を記録出来るカメラに関するもの
である。
〔従来の技術〕
撮影済みカラーネガフィルムから、カラープリントを
得るシステムでは、第3図に示すように被写体の色調や
コントラストを忠実に再現する為に、様々な工夫がなさ
れている。しかし被写体を撮影した時の印象とは異なっ
たカラープリントが作成される場合も多い。
特に、カラーネガフィルムやカラーペーパーでは、再
現可能な露出許容域は露光量の大又は小の領域で挟まる
特性がある。例えば快晴下で人物を撮影する様な場合に
(撮影時#31,#32)、現行の自動プリントシステムで
は焼付け露光量が不適性であると、コントラストが非常
に強い、肌の質感に乏しいカラー印画となることがある
(ラボ作業工程#33〜#35)。
具体的には(ラボ作業工程#33〜#35では)、カラー
印画の色調やコントラストを最適に調整する為に、『引
伸し』工程の前段階において、個々のカラーネガフィル
ムの色調や濃度を測定し、その測定結果をもとに焼き付
け露光量と色補正量を決定する方法が行なわれており、
最近では分割測定方式による自動プリントシステムが普
及しつつある。この方式は個々のカラーネガフィルムの
画面を複数の画素に分割測定し各測定部位の色調と濃度
を統計的に分析し、焼き付け露出量と色補正量を決定す
るものである。
しかしこの場合でも、カラー印画の色調やコントラス
トは必ずしも最適に補正されるとは限らず、逆光状態の
シーン、夕日のシーン、木かげのシーン、窓辺のシー
ン、海辺のシーン、雪山のシーン、タングステン電灯下
のシーンなどでは色補正やコントラストが完全に補正さ
れない事がしばしばある。
その為現像所で、熟練した作業者が引伸し直前のカラ
ーネガを一コマずつ目視して測定機から指示される色補
正値や焼き度を見て撮影シーンを作業者が予測しながら
プリントしている。そして修正したり、また目視検査し
て品質の悪いプリントについては、再度プリントする
(焼き直し)作業も行なわれる(再プリント作業工程#
34,35)。さらに撮影者の手元にプリントがとどいてか
ら撮影者の作画意図と違ったプリントに作成された場
合、コメントがDP袋に文字で書かれ、再び現像所にもど
り、再プリントの作業工程に入る。
さらに現在のカラープリントシステムにおいては、品
質の高いカラープリントを、短時間に効率良く安価に作
成する事も必要だが、手動で行なってもまだ撮影者の作
画意図通りのプリントが作成出来ない事も多い。そこで
これらの問題点を向上させる技術が、従来からいくつか
発表されている。
例えば「特開昭57−185777」では、撮影用カメラに色
温度計を内蔵し、被写体に関する色温度情報を記録し、
『引伸し』工程時にこの色温度情報を利用することによ
りカラー印画の品質を高める技術が開示されている。
また「特開昭59−162532」では、撮影時にストロボを
使用したか、否かの情報をカメラ側に記録し、この情報
を『引伸し』工程にフィードバックすることにより、カ
ラー印画の品質を向上させる技術が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし従来から提案されている色温度情報を引伸し時
に利用する方式は、単に被写体の色温度情報やストロボ
の有無だけの情報のため、撮影者(作者)が本当に表現
したいプリント上での色調再現を行なうのに必要な情報
とするには、不十分である。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記問題点の解決の為に、本発明では、撮影者が撮影
した時点で、プリント時の色補正や焼き度などについ
て、「撮影者の作画意図」がプリントに反映される様
に、焼き度情報及び色情報等の作画意図情報をマニュア
ル調整できるシステムとした。
〔作用〕
本発明においては、撮影者が撮影時点に、プリント時
に使われる焼き度情報及び色情報等の作画意図情報をマ
ニュアルで補正でき、その補正情報を記録媒体に記録で
きるので、撮影者の作画意図にかなったプリントを正確
に速く作成する事が出来る。
〔実 施 例〕
第1図及び第2図は、本発明の実施例であって、第1
図はカメラの情報処理を説明する為の説明図、第2図は
撮影からラボまでの工程を説明する説明図である。
カメラボディに内蔵された情報処理部1には、各種デ
ーターが入力可能であり、補正オート・マニュアル設定
装置3、シャッタースピード情報発生部4、スピードラ
イト発光量情報発生部5、測距情報発生部6、色温度情
報発生部7、測光値情報発生部8、絞り設定値情報発生
部9、補正要・不要情報発生部10、作画意図情報発生部
11からの諸情報が入力される。情報処理部1では、以下
述べるように前記諸情報を処理することにより、色情報
や焼き度情報を算出する。
情報記録部2には、情報処理部1からの色情報や焼き
度情報さらに補正要・不要情報発生部10からの補正要・
不要設定情報が記録される。情報記録部2はプリント時
の補正データーとして、上記情報をフィルムのコマ間
や、フィルムカートリッジ等に光学的及び磁気的及び電
気的にデーターを記録する。
情報処理部1から出力される色情報は、測色装置によ
る色温度情報に、補正要・不要設定情報部10以外の情報
(補正オート・マニュアル設定情報やシャッタースピー
ド情報、スピードライト発光量情報、測距情報、測光情
報、絞り情報、作画意図情報)を加味して設定される。
引伸し工程時には、この色情報に基づいて色温度補正が
行なわれ、カラープリントが作成される。また、焼き度
情報は、前述と同様に補正要・不要設定情報以外の前記
各情報に基づいて設定され、引伸し工程時には、この焼
き度情報により、カラープリントが作成される。
次に、情報処理部1から情報記録部2に記録される色
情報及び焼き度情報を、撮影者の作画意図により補正す
る動作について説明する。
補正オート・マニュアル設定装置3が、撮影者により
「補正オート」に切換えられた際には、情報処理部1か
ら出力される色情報及び焼き度情報は作画意図情報によ
る補正が加えられていないものとなる。そして、それら
情報は、補正要・不要設定情報発生部10から補正要の情
報,補正不要の情報と共に、情報記録部2に記録される
ことになる(即ち、ラボ作業の際に補正要の情報が共に
記録されていれば、記録された色情報及び焼き度情報に
基づきラボ処理される)。
また、補正オート・マニュアル設定装置3が、撮影者
により「補正マニュアル」に切換えられた際には、情報
処理部1から出力される色情報及び焼き度情報は作画意
図情報による補正が加えられたものとなる。そして、そ
れら情報は、補正要・不要設定情報発生部10から補正要
の情報,補正不要の情報と共に、情報記録部2に記録さ
れることになる(即ち、ラボ作業の際に補正要の情報が
共に記録されていれば、記録された色情報及び焼き度情
報に基づきラボ処理される)。
作画意図情報発生部11は例えば、カメラに取り付け可
能なマルチデーターバックに装備されており、その情報
発生部11には逆光・順光・夕景・海辺・雪山・木かげ等
の情報を設定できる設定操作ボタンが設けられている。
逆光・海辺・雪山等のシーンでは、それに対応する設
定操作ボタンを操作すれば、焼き度が高くハイキーなプ
リントが作成されるように、色情報及び焼き度情報に補
正が加えられ、また順光では、それに対応する設定操作
ボタンを操作すれば、平均的焼き度や色調にプリントが
作成されるように、色情報及び焼き度情報に補正が加え
られ、また、夕景や木かげでは、それに対応する設定操
作ボタンを操作すれば、やや低い焼き度で、色調もやや
赤くなるプリントが作成されるように、色情報及び焼き
度情報に補正が加えられる。
このように、補正オート・マニュアル設定情報発生部
11を「補正マニュアル」に設定すると、作画意図情報発
生部11の作画意図情報が色情報及び焼き度情報に加わ
り、撮影者の意図通りの色情報及び焼き度情報が情報記
録部2に記録されることになる。
情報記録部2と記録方式については、フィルムの撮影
画面の外側を情報記録部として光学的に写し込む方法
や、画面外に磁気テープ等を設けて、ここに磁気的に記
録する方法、さらにフィルムカセット内部にE2PROMを内
蔵して、電気的に情報を書き込む方法などがある。
第1図及び第2図を用いて簡単に説明すると、カメラ
のシャッターボタンを半押しすると、シャッタースピー
ド情報発生部4、スピードライト発光量情報発生部5、
測距情報発生部6、色温度情報発生部7、測光値情報発
生部8、絞り値情報発生部9等の各情報が情報処理部1
へ入力される。そしてシャッターレリーズボタンを全押
しする事で、フィルムは露光される(#20,21)。
そして、情報処理部1に入力されている各情報から色
情報及び焼き度情報を求める際に、補正オート・マニュ
アル設定情報発生部3の状態すなわち「補正オート」に
設定されているか、「補正マニュアル」に設定されてい
るかにより、作画意図情報発生部11の作画意図情報を用
いて撮影者の意図を反映させた補正済みの色情報及び焼
き度情報とするか否かを決定している。そして、「色情
報」、「焼き度情報」となって、情報記録部2へ記録さ
れる(#22)。
フィルムを一コマ撮影するごとに、情報記録部2に
は、そのコマに対応する色情報と焼き度情報と補正要・
不要情報と共に記録される事になる。撮影者が、このフ
ィルムをラボ(現像所)に出すと、この記録情報もラボ
に持ち込まれる。
ラボは、現像処理後のプリント工程において、この記
録情報を用いて、作業が行なわれ、撮影者の作画意図
が、この時点でプリントに反映される事になる(#23,2
4)。この時補正要・不要設定情報が、「不要」となっ
ている場合は、今まで通りのシステムで、通常のラボま
かせの補正も可能となる。
本発明では、撮影時に、撮影者によって、プリントの
ための補正データが入力される点であり、このシステム
により、作画意図がプリントに反映され、再プリント可
能性も無くなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カラーネガからプリントを作成する
際に、撮影者の入力した撮影時情報が、プリントに生か
されるため、今まで、プリント作業者が撮影者の撮影状
況を予測してプリントしていたプロセスが無くなり、同
時に撮影者の作画意図をダイレクトに、プリントに反映
する事が可能になる。特に各種の撮影データが、情報処
理部に入るため、夜景・夕景・逆光・スピードライト光
・タングステン光・ケイコウ光など、さまざまの撮影条
件において撮影されたフィルムでも撮影者の作画意図に
よるマニュアル入力により、その状況に応じた色補正や
焼き度が、補正データーとして記録される。その結果こ
の様なネガからでも、作者の意思がプリントに反映さ
れ、意図通りのプリントが作成出来る。さらに、通常の
ラボまかせの補正を希望する場合は、補正データーを用
いないで、プリントする事も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の実施例であり、第1図は
システムのブロック図、第2図は撮影からラボまでの工
程を説明する説明図である。 第3図は、従来システムの撮影からラボまでの工程を説
明する説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……情報処理部、2……情報記録部、 3……補正オート・マニュアル設定情報発生部、 4……シャッタースピード設定情報発生部、 5……スピードライト発光量情報発生部、 6……測距情報発生部、7……色温度情報発生部、 8……測光値情報発生部、9……絞り値情報発生部、 10……補正要・不要設定情報発生部、 11……作画意図情報発生部
フロントページの続き (72)発明者 大塚 一人 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (72)発明者 内山 重之 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (56)参考文献 特表 昭56−500588(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント画像の濃淡の度合いを示す焼き度
    情報と、該プリント画像の色調の度合いを示す色情報と
    の作画情報に所望な修正を手動的に加えることができる
    作画意図設定手段と、 前記作画情報を記録する手段とを備えたことを特徴とす
    るカメラ。
JP18065388A 1988-05-07 1988-07-20 カメラ Expired - Lifetime JP2753529B2 (ja)

Priority Applications (4)

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EP89304560A EP0341921B1 (en) 1988-05-07 1989-05-05 Camera system
US07/567,692 US5016039A (en) 1988-05-07 1990-08-13 Camera system

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JPH0688696B2 (ja) * 1990-08-28 1994-11-09 株式会社東京機械製作所 ウェブ料紙加工機械の紙通し装置
JPH0757659B2 (ja) * 1991-04-30 1995-06-21 株式会社東京機械製作所 ウェブ料紙貼着装置
JP4095265B2 (ja) * 2001-09-06 2008-06-04 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びコンピュータプログラム

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