JPH09236864A - 磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ - Google Patents
磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラInfo
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- JPH09236864A JPH09236864A JP8043037A JP4303796A JPH09236864A JP H09236864 A JPH09236864 A JP H09236864A JP 8043037 A JP8043037 A JP 8043037A JP 4303796 A JP4303796 A JP 4303796A JP H09236864 A JPH09236864 A JP H09236864A
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- JP
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- film
- pad
- leaf spring
- magnetic head
- magnetic recording
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/62—Maintaining desired spacing between record carrier and head
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】写真フイルムを磁気ヘッドに確実に密着させる
パッドの支持構造を備え、磁気情報の記録を確実に行う
ことができる磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ
を提供する。 【解決手段】写真フイルム２０の下縁部の磁気記録部に
磁気情報を記録する磁気ヘッド３２をカメラの圧板に設
け、該磁気ヘッド３２に対向して鞍形状のパッド３４を
レールプレート１０の前面に配設する。パッド３４をレ
ールプレート１０に形成された開口部１０Ａからフイル
ム給送路２４に進出する方向に付勢する板バネ４０を、
該板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致する
ように配設し、且つこの板バネ４０の固定端４０Ａを磁
気データ記録時のフイルム送り方向の上流側に固定する
ことで、フイルム給送中にパッド３４がフイルム面に安
定して当接し、フイルムの磁気記録部は磁気ヘッド３２
に安定的に密着する。
パッドの支持構造を備え、磁気情報の記録を確実に行う
ことができる磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ
を提供する。 【解決手段】写真フイルム２０の下縁部の磁気記録部に
磁気情報を記録する磁気ヘッド３２をカメラの圧板に設
け、該磁気ヘッド３２に対向して鞍形状のパッド３４を
レールプレート１０の前面に配設する。パッド３４をレ
ールプレート１０に形成された開口部１０Ａからフイル
ム給送路２４に進出する方向に付勢する板バネ４０を、
該板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致する
ように配設し、且つこの板バネ４０の固定端４０Ａを磁
気データ記録時のフイルム送り方向の上流側に固定する
ことで、フイルム給送中にパッド３４がフイルム面に安
定して当接し、フイルムの磁気記録部は磁気ヘッド３２
に安定的に密着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録装置及び磁
気記録装置付きカメラに係り、特に写真フイルムの全面
又は一部に塗布された磁性体に撮影情報等のデータを磁
気記録する磁気記録装置と、その磁気記録装置を備えた
カメラに関する。
気記録装置付きカメラに係り、特に写真フイルムの全面
又は一部に塗布された磁性体に撮影情報等のデータを磁
気記録する磁気記録装置と、その磁気記録装置を備えた
カメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録層が形成された写真フイルムを
使用し、撮影時にこの写真フイルムを給送しながら撮影
日時や撮影情報等のデータを磁気ヘッドにより書き込
み、或いはここから情報を読み出すカメラが提案されて
いる（特開平３−２００１３１号公報、特開平４−１６
２２号公報、特開平４−１７８６３８号公報等）。
使用し、撮影時にこの写真フイルムを給送しながら撮影
日時や撮影情報等のデータを磁気ヘッドにより書き込
み、或いはここから情報を読み出すカメラが提案されて
いる（特開平３−２００１３１号公報、特開平４−１６
２２号公報、特開平４−１７８６３８号公報等）。
【０００３】この種のカメラは、通常、磁気ヘッドがカ
メラの圧板や裏蓋に固定されており、該磁気ヘッドにフ
イルムを密着させる為に、フイルムを挟んで磁気ヘッド
と対峙した位置にパッドが配設されている。このパッド
はフイルム面に向かって付勢されフイルムの磁気記録領
域（磁気記録部）を磁気ヘッドに押しつけるようになっ
ている。
メラの圧板や裏蓋に固定されており、該磁気ヘッドにフ
イルムを密着させる為に、フイルムを挟んで磁気ヘッド
と対峙した位置にパッドが配設されている。このパッド
はフイルム面に向かって付勢されフイルムの磁気記録領
域（磁気記録部）を磁気ヘッドに押しつけるようになっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フイルムの
磁気記録部がフイルムの縁部に形成されている等の理由
から、前記パッドは通常、フイルム給送路の側部に設け
られている。そして、このパッドは磁気ヘッド方向にガ
イドされ、コイルバネ等によって磁気ヘッド方向に付勢
されている。
磁気記録部がフイルムの縁部に形成されている等の理由
から、前記パッドは通常、フイルム給送路の側部に設け
られている。そして、このパッドは磁気ヘッド方向にガ
イドされ、コイルバネ等によって磁気ヘッド方向に付勢
されている。
【０００５】しかしながら、カメラ内部のスペース的制
約からバネの付勢方向に奥行きを確保することが困難で
あり、また、フイルム面に当接するパッドがフイルムの
搬送に伴ってフイルム搬送方向に振られて、フイルムの
押しつけ力が安定しないという欠点があった。このよう
にパッドの位置がずれたり、力の掛かり方に偏りが生じ
ると磁気ヘッドによる磁気情報の書き込み又は読み出し
にエラーが発生するという不具合が生じる。
約からバネの付勢方向に奥行きを確保することが困難で
あり、また、フイルム面に当接するパッドがフイルムの
搬送に伴ってフイルム搬送方向に振られて、フイルムの
押しつけ力が安定しないという欠点があった。このよう
にパッドの位置がずれたり、力の掛かり方に偏りが生じ
ると磁気ヘッドによる磁気情報の書き込み又は読み出し
にエラーが発生するという不具合が生じる。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、フイルム面に対して力の掛かり方を均一にする
ことができるパッドの支持構造を備え、磁気情報の記録
を確実に行うことができる磁気記録装置及び磁気記録装
置付きカメラを提供することを目的とする。
もので、フイルム面に対して力の掛かり方を均一にする
ことができるパッドの支持構造を備え、磁気情報の記録
を確実に行うことができる磁気記録装置及び磁気記録装
置付きカメラを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は前
記目的を達成する為に、磁気記録層が形成された写真フ
イルムが用いられ、フイルムの給送中に前記磁気記録層
に当接しデータの記録を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
ッドに対向して配設され、写真フイルムの磁気記録層を
磁気ヘッドに密着させるパッドと、前記パッドを支持す
るとともに該パッドを磁気ヘッドに向けて付勢する板バ
ネであって、該板バネの長手方向とフイルムの給送方向
とが一致し、且つ固定端がデータ記録時のフイルム給送
方向の上流側に固定されている板バネと、を備えたこと
を特徴としている。
記目的を達成する為に、磁気記録層が形成された写真フ
イルムが用いられ、フイルムの給送中に前記磁気記録層
に当接しデータの記録を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
ッドに対向して配設され、写真フイルムの磁気記録層を
磁気ヘッドに密着させるパッドと、前記パッドを支持す
るとともに該パッドを磁気ヘッドに向けて付勢する板バ
ネであって、該板バネの長手方向とフイルムの給送方向
とが一致し、且つ固定端がデータ記録時のフイルム給送
方向の上流側に固定されている板バネと、を備えたこと
を特徴としている。
【０００８】本発明によれば、パッドを付勢する板バネ
を、該板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致
するように配設し、且つこの板バネの固定端を磁気デー
タ記録時のフイルム送り方向の上流側に固定するように
したので、フイルムの給送中、パッドがフイルムの給送
方向に振られることはない。これにより、フイルム給送
中にパッドがフイルム面に安定して当接し、フイルムは
磁気ヘッドに安定的に密着する。
を、該板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致
するように配設し、且つこの板バネの固定端を磁気デー
タ記録時のフイルム送り方向の上流側に固定するように
したので、フイルムの給送中、パッドがフイルムの給送
方向に振られることはない。これにより、フイルム給送
中にパッドがフイルム面に安定して当接し、フイルムは
磁気ヘッドに安定的に密着する。
【０００９】また、フイルムの給送方向に長いスペース
は確保しやすく、フイルムの給送方向と板バネの長手方
向とを一致させることで板バネのリーチを長くとること
ができる。板バネのリーチを長くすることにより、パッ
ドの垂直性を得やすく、パッドによる力の掛かり方を均
一化することができる。従って、磁気記録をエラー無く
確実に行うことができる。
は確保しやすく、フイルムの給送方向と板バネの長手方
向とを一致させることで板バネのリーチを長くとること
ができる。板バネのリーチを長くすることにより、パッ
ドの垂直性を得やすく、パッドによる力の掛かり方を均
一化することができる。従って、磁気記録をエラー無く
確実に行うことができる。
【００１０】更に、板バネの面とフイルム面とが略平行
になるように板バネを配設することにより、パッドの取
り付け精度を高めることができるとともに、フイルムの
給送方向についてのパッドによる力の掛かり方を均一化
することができる。また、請求項３記載の発明は前記目
的を達成するために、磁気記録層が形成された写真フイ
ルムがスプールに巻回されたフイルムカートリッジが装
填されるカートリッジ室と、前記カートリッジ室に装填
されたフイルムカートリッジから送りだされる写真フイ
ルムを巻き取る巻取軸が設けられた巻取室と、前記カー
トリッジ室と巻取室との間にフイルム露光開口を有し、
前記フイルムカートリッジがら送り出される写真フイル
ムを平面状に支持するフイルム通路と、前記写真フイル
ム通路に沿って設けられ、該写真フイルム通路に沿って
搬送される写真フイルムの位置を規制するガイドレール
と、撮影後に写真フイルムを前記巻取室に１コマ巻き上
げるフイルム巻き上げ装置と、前記フイルム巻き上げ装
置による写真フイルムの給送中に前記磁気記録層に当接
しデータの記録を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに
対向して配設され、写真フイルムの磁気記録層を磁気ヘ
ッドに密着させるパッドと、前記パッドを支持するとと
もに該パッドを前記磁気ヘッドに向けて付勢する板バネ
であって、前記写真フイルムの前面の露光開口を規定す
る部材の長手方向に沿って該板バネの長手方向とフイル
ムの給送方向とが一致し、且つ固定端がデータ記録時の
フイルム給送方向の上流側に固定された板バネと、を備
えたことを特徴としている。
になるように板バネを配設することにより、パッドの取
り付け精度を高めることができるとともに、フイルムの
給送方向についてのパッドによる力の掛かり方を均一化
することができる。また、請求項３記載の発明は前記目
的を達成するために、磁気記録層が形成された写真フイ
ルムがスプールに巻回されたフイルムカートリッジが装
填されるカートリッジ室と、前記カートリッジ室に装填
されたフイルムカートリッジから送りだされる写真フイ
ルムを巻き取る巻取軸が設けられた巻取室と、前記カー
トリッジ室と巻取室との間にフイルム露光開口を有し、
前記フイルムカートリッジがら送り出される写真フイル
ムを平面状に支持するフイルム通路と、前記写真フイル
ム通路に沿って設けられ、該写真フイルム通路に沿って
搬送される写真フイルムの位置を規制するガイドレール
と、撮影後に写真フイルムを前記巻取室に１コマ巻き上
げるフイルム巻き上げ装置と、前記フイルム巻き上げ装
置による写真フイルムの給送中に前記磁気記録層に当接
しデータの記録を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに
対向して配設され、写真フイルムの磁気記録層を磁気ヘ
ッドに密着させるパッドと、前記パッドを支持するとと
もに該パッドを前記磁気ヘッドに向けて付勢する板バネ
であって、前記写真フイルムの前面の露光開口を規定す
る部材の長手方向に沿って該板バネの長手方向とフイル
ムの給送方向とが一致し、且つ固定端がデータ記録時の
フイルム給送方向の上流側に固定された板バネと、を備
えたことを特徴としている。
【００１１】本発明によれば、カートリッジ室に装填さ
れたフイルムカートリッジからフイルムが送り出され、
フイルムはフイルム通路に平面状に支持されつつ、ガイ
ドレールに沿って給送され、巻取室の巻取軸に巻き取ら
れる。この給送中に磁気ヘッドがフイルムの磁気記録層
に当接しデータの記録が行われる。写真フイルムの磁気
記録層を磁気ヘッドに密着させるパッドを磁気ヘッドに
向けて付勢する板バネを、板バネの長手方向とフイルム
の給送方向とが一致するように配設し、且つ該板バネを
固定する際に、磁気データ記録時のフイルム給送方向の
上流側を固定するようにしたので、フイルムの給送時に
パッドがフイルムの給送方向に振られることはない。ま
た、カメラの厚さ方向及びカメラの高さ方向の寸法を大
きくすることなく、限られた実装スペースの中で板バネ
の長手方向のリーチを長くとることができ、パッドによ
る力の掛かり方を均一化することができる。これによ
り、フイルム給送時にパッドがフイルム面に安定して当
接し、フイルムは磁気ヘッドに安定的に密着する。従っ
て、磁気記録をエラー無く確実に行うことができる。ま
た、前記フイルム給送装置の代わりに、予備巻カメラの
ように、カートリッジ室に装填されたフイルムカートリ
ッジから未露光フイルムを撮影前に巻取室の巻取軸に巻
き上げ、撮影後に写真フイルムを前記カートリッジ室の
フイルムカートリッジに１コマ巻き戻すフイルム装置を
備えてもよい。
れたフイルムカートリッジからフイルムが送り出され、
フイルムはフイルム通路に平面状に支持されつつ、ガイ
ドレールに沿って給送され、巻取室の巻取軸に巻き取ら
れる。この給送中に磁気ヘッドがフイルムの磁気記録層
に当接しデータの記録が行われる。写真フイルムの磁気
記録層を磁気ヘッドに密着させるパッドを磁気ヘッドに
向けて付勢する板バネを、板バネの長手方向とフイルム
の給送方向とが一致するように配設し、且つ該板バネを
固定する際に、磁気データ記録時のフイルム給送方向の
上流側を固定するようにしたので、フイルムの給送時に
パッドがフイルムの給送方向に振られることはない。ま
た、カメラの厚さ方向及びカメラの高さ方向の寸法を大
きくすることなく、限られた実装スペースの中で板バネ
の長手方向のリーチを長くとることができ、パッドによ
る力の掛かり方を均一化することができる。これによ
り、フイルム給送時にパッドがフイルム面に安定して当
接し、フイルムは磁気ヘッドに安定的に密着する。従っ
て、磁気記録をエラー無く確実に行うことができる。ま
た、前記フイルム給送装置の代わりに、予備巻カメラの
ように、カートリッジ室に装填されたフイルムカートリ
ッジから未露光フイルムを撮影前に巻取室の巻取軸に巻
き上げ、撮影後に写真フイルムを前記カートリッジ室の
フイルムカートリッジに１コマ巻き戻すフイルム装置を
備えてもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラの好ましい
実施の形態について詳説する。図１は、本発明が適用さ
れた磁気記録付きカメラの裏蓋を開放した状態の背面部
を示す要部斜視図である。同図に示すように、カメラの
背面部には略矩形状のレールプレート１０が設けられ、
このレールプレート１０の図中右側にはフイルムカート
リッジ１２が装着されると共に、レールプレート１０の
図中左側にはフイルム巻取りスプール１４が配置されて
いる。
る磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラの好ましい
実施の形態について詳説する。図１は、本発明が適用さ
れた磁気記録付きカメラの裏蓋を開放した状態の背面部
を示す要部斜視図である。同図に示すように、カメラの
背面部には略矩形状のレールプレート１０が設けられ、
このレールプレート１０の図中右側にはフイルムカート
リッジ１２が装着されると共に、レールプレート１０の
図中左側にはフイルム巻取りスプール１４が配置されて
いる。
【００１３】レールプレート１０の中央には、長方形状
の開口（露光枠）１６が形成され、露光枠１６の上辺及
び下辺に沿って内レール１８Ａ、１８Ｂが形成されてい
る。また、内レール１８Ａ、１８Ｂの外側には、更に外
レール１９Ａ、１９Ｂが形成されている。これらの内レ
ール１８Ａ、１８Ｂ及び外レール１９Ａ、１９Ｂと、後
述する圧板５８とによって写真フイルム２０が搬送され
るフイルム給送路２４が形成される。
の開口（露光枠）１６が形成され、露光枠１６の上辺及
び下辺に沿って内レール１８Ａ、１８Ｂが形成されてい
る。また、内レール１８Ａ、１８Ｂの外側には、更に外
レール１９Ａ、１９Ｂが形成されている。これらの内レ
ール１８Ａ、１８Ｂ及び外レール１９Ａ、１９Ｂと、後
述する圧板５８とによって写真フイルム２０が搬送され
るフイルム給送路２４が形成される。
【００１４】写真フイルム２０は、フイルムカートリッ
ジ１２のスプール２２に予め巻回されており、カメラに
設けられたフイルム駆動メカ（図１中不図示）によって
フイルムカートリッジ１２から送り出され、レールプレ
ート１０に形成された内レール１８Ａ、１８Ｂと外レー
ル１９Ａ、１９Ｂとから成るフイルム給送路２４に沿っ
て図１中矢印方向に給送され、レールプレート１０に形
成された前記露光枠１６上で露光されるようになってい
る。
ジ１２のスプール２２に予め巻回されており、カメラに
設けられたフイルム駆動メカ（図１中不図示）によって
フイルムカートリッジ１２から送り出され、レールプレ
ート１０に形成された内レール１８Ａ、１８Ｂと外レー
ル１９Ａ、１９Ｂとから成るフイルム給送路２４に沿っ
て図１中矢印方向に給送され、レールプレート１０に形
成された前記露光枠１６上で露光されるようになってい
る。
【００１５】前記フイルム駆動メカは、主としてフイル
ムカートリッジ１２のスプール２２を正転／逆転するフ
イルム供給部と、フイルム巻取りスプール（巻取軸）１
４を駆動し前記フイルム供給部から送り出される写真フ
イルム２０を巻き取るフイルム巻取部とから構成され
る。フイルム供給部は、フイルムカートリッジ１２のス
プール２２と係合し、そのスプール２２を図中矢印方向
に駆動し、写真フイルム２０のリーダ部２０Ａがフイル
ム巻取りスプール１４によって巻き取られるまで、フイ
ルムカートリッジ１２から写真フイルム２０を送り出す
ようにしている。
ムカートリッジ１２のスプール２２を正転／逆転するフ
イルム供給部と、フイルム巻取りスプール（巻取軸）１
４を駆動し前記フイルム供給部から送り出される写真フ
イルム２０を巻き取るフイルム巻取部とから構成され
る。フイルム供給部は、フイルムカートリッジ１２のス
プール２２と係合し、そのスプール２２を図中矢印方向
に駆動し、写真フイルム２０のリーダ部２０Ａがフイル
ム巻取りスプール１４によって巻き取られるまで、フイ
ルムカートリッジ１２から写真フイルム２０を送り出す
ようにしている。
【００１６】他方、フイルム巻取部は、前記フイルム巻
取りスプール１４と係合し、該フイルム巻取りスプール
１４を図中矢印方向に駆動し、フイルムカートリッジ１
２から送り出されてきた写真フイルム２０を１コマ毎に
巻き取るようにしている。このカメラに用いられる写真
フイルム２０は、図２に示すように撮影範囲２６を規定
する１組のパーフォレーション２７Ａ、２７Ｂがその上
縁に所定の間隔で穿設されており、全面に透明の磁気記
録層が形成されている。そして、写真フイルム２０の下
縁が磁気情報の記録に利用される。写真フイルム２０の
下縁の磁気記録領域（磁気記録部）２８に、各撮影範囲
２６毎の撮影条件やプリントアスペクト比の情報等を磁
気情報（データ）として記録できるようになっている。
取りスプール１４と係合し、該フイルム巻取りスプール
１４を図中矢印方向に駆動し、フイルムカートリッジ１
２から送り出されてきた写真フイルム２０を１コマ毎に
巻き取るようにしている。このカメラに用いられる写真
フイルム２０は、図２に示すように撮影範囲２６を規定
する１組のパーフォレーション２７Ａ、２７Ｂがその上
縁に所定の間隔で穿設されており、全面に透明の磁気記
録層が形成されている。そして、写真フイルム２０の下
縁が磁気情報の記録に利用される。写真フイルム２０の
下縁の磁気記録領域（磁気記録部）２８に、各撮影範囲
２６毎の撮影条件やプリントアスペクト比の情報等を磁
気情報（データ）として記録できるようになっている。
【００１７】カメラには写真フイルム２０の磁気記録部
２８に磁気情報を記録する手段として、図１に示すよう
に磁気ヘッド３２（図中二点鎖線で示す）が設けられ、
該磁気ヘッド３２に対向して鞍形状のパッド３４が配設
されている。磁気ヘッド３２は、圧板５８（図１中不図
示）に固着されており、前記露光枠１６の左下隅部外
側、内レール１８Ｂの下側に位置するように配置され、
フイルム給送路２４によって平面状に支持される写真フ
イルム２０の下縁部の磁気記録部２８に当接するように
なっている。
２８に磁気情報を記録する手段として、図１に示すよう
に磁気ヘッド３２（図中二点鎖線で示す）が設けられ、
該磁気ヘッド３２に対向して鞍形状のパッド３４が配設
されている。磁気ヘッド３２は、圧板５８（図１中不図
示）に固着されており、前記露光枠１６の左下隅部外
側、内レール１８Ｂの下側に位置するように配置され、
フイルム給送路２４によって平面状に支持される写真フ
イルム２０の下縁部の磁気記録部２８に当接するように
なっている。
【００１８】一方、パッド３４は、板バネ４０の先端部
に固着され、フイルム給送路２４に支持された写真フイ
ルム２０の下縁の磁気記録部２８に当接する位置に配置
されている。このパッド３４は、前記板バネ４０によっ
てレールプレート１０に形成された開口部１０Ａからフ
イルム給送路２４に進出する方向、即ち、磁気記録部２
８への当接方向に付勢されている。
に固着され、フイルム給送路２４に支持された写真フイ
ルム２０の下縁の磁気記録部２８に当接する位置に配置
されている。このパッド３４は、前記板バネ４０によっ
てレールプレート１０に形成された開口部１０Ａからフ
イルム給送路２４に進出する方向、即ち、磁気記録部２
８への当接方向に付勢されている。
【００１９】パッド３４を支持する板バネ４０は、その
右端部（固定端）４０Ａがレールプレート１０の前面に
固着されると共に、レールプレート１０に片持ち支持さ
れている。従って、写真フイルム２０の磁気記録部２８
は、フイルム給送路２４に進出したパッド３４によって
磁気ヘッド３２に押し付けられるようになっている。磁
気ヘッド３２、パッド３４、及び板バネ４０の配設につ
いて詳しくは後述する。
右端部（固定端）４０Ａがレールプレート１０の前面に
固着されると共に、レールプレート１０に片持ち支持さ
れている。従って、写真フイルム２０の磁気記録部２８
は、フイルム給送路２４に進出したパッド３４によって
磁気ヘッド３２に押し付けられるようになっている。磁
気ヘッド３２、パッド３４、及び板バネ４０の配設につ
いて詳しくは後述する。
【００２０】図３は、カメラの制御系を示すブロック図
である。同図に示すようにフイルム駆動メカ４２は、カ
メラのＣＰＵ４４によって制御されており、シャッタ回
路４６からシャッタレリーズ信号が出力される毎に、写
真フイルム２０を１コマ巻き取るように制御されてい
る。また、磁気ヘッド３２は磁気記録再生回路４８を介
してＣＰＵ４４に駆動制御される。
である。同図に示すようにフイルム駆動メカ４２は、カ
メラのＣＰＵ４４によって制御されており、シャッタ回
路４６からシャッタレリーズ信号が出力される毎に、写
真フイルム２０を１コマ巻き取るように制御されてい
る。また、磁気ヘッド３２は磁気記録再生回路４８を介
してＣＰＵ４４に駆動制御される。
【００２１】図４は、レールプレート１０を含むカメラ
本体（カメラボディー）の背面図である。図１との関係
で説明すると、カメラボディーの中央には長方形状の開
口（露光枠１６）が形成されたレールプレート１０が設
けられており、露光枠１６を挟んで図の右側にフイルム
カートリッジ室（図中破線で示す）５２が設けられてい
る。このカートリッジ室５２にフイルムカートリッジ１
２をスプール２２の軸方向に沿って装填するようになっ
ている。
本体（カメラボディー）の背面図である。図１との関係
で説明すると、カメラボディーの中央には長方形状の開
口（露光枠１６）が形成されたレールプレート１０が設
けられており、露光枠１６を挟んで図の右側にフイルム
カートリッジ室（図中破線で示す）５２が設けられてい
る。このカートリッジ室５２にフイルムカートリッジ１
２をスプール２２の軸方向に沿って装填するようになっ
ている。
【００２２】磁気ヘッド３２は、レールプレート１０の
後方、フイルムの背面を規定する圧板５８（図７、図８
参照）に固着されており、フイルム給送路２４に沿って
給送される写真フイルムの磁気記録部２８にヘッド面が
当接するように、露光枠１６の開口の左下外側に、ヘッ
ド面を紙面下向き配置されている。図５にはフイルムの
一コマ巻き上げが完了した状態での磁気ヘッドとフイル
ムの位置関係が示されている。磁気ヘッド３２は、フイ
ルムの一コマ巻き上げが完了した状態で、その撮影コマ
に対応する磁気記録部２８の磁気記録開始位置、即ち、
図５の一点鎖線で示した位置３２′に位置するように配
設されている。
後方、フイルムの背面を規定する圧板５８（図７、図８
参照）に固着されており、フイルム給送路２４に沿って
給送される写真フイルムの磁気記録部２８にヘッド面が
当接するように、露光枠１６の開口の左下外側に、ヘッ
ド面を紙面下向き配置されている。図５にはフイルムの
一コマ巻き上げが完了した状態での磁気ヘッドとフイル
ムの位置関係が示されている。磁気ヘッド３２は、フイ
ルムの一コマ巻き上げが完了した状態で、その撮影コマ
に対応する磁気記録部２８の磁気記録開始位置、即ち、
図５の一点鎖線で示した位置３２′に位置するように配
設されている。
【００２３】図６は、図４に示したカメラボディーの正
面図である。カメラボディーの正面中央には、フイルム
前面の開口を規定する露光枠１６が設けられ、この開口
を包囲するように円筒状の固定筒５３が設けられてい
る。固定筒５３の内側には、図示しないが、撮影レンズ
を保持したレンズ鏡胴が支持される。カメラボディー正
面の前記固定筒５３で包囲される面、即ち、フイルムの
前面の露光開口を規定する露光枠１６が形成されたレー
ルプレート１０の前面は、略平坦状に形成されている。
但し、露光枠１６の下辺よりも下側の部分は、露光枠１
６の中心線付近に段差が形成されている。即ち、露光枠
１６の中心線付近から左側の板バネ４０の固定端４０Ａ
が固定される部分が高く、露光枠１６の中心線付近から
右側が低く形成されている。
面図である。カメラボディーの正面中央には、フイルム
前面の開口を規定する露光枠１６が設けられ、この開口
を包囲するように円筒状の固定筒５３が設けられてい
る。固定筒５３の内側には、図示しないが、撮影レンズ
を保持したレンズ鏡胴が支持される。カメラボディー正
面の前記固定筒５３で包囲される面、即ち、フイルムの
前面の露光開口を規定する露光枠１６が形成されたレー
ルプレート１０の前面は、略平坦状に形成されている。
但し、露光枠１６の下辺よりも下側の部分は、露光枠１
６の中心線付近に段差が形成されている。即ち、露光枠
１６の中心線付近から左側の板バネ４０の固定端４０Ａ
が固定される部分が高く、露光枠１６の中心線付近から
右側が低く形成されている。
【００２４】このレールプレート１０の前面に、露光枠
１６の下辺に沿ってパッド３４を支持する板バネ４０が
固定されている。板バネ４０は、露光枠１６の開口領域
と干渉しないように、該板バネ４０の長手方向とフイル
ムの給送方向とが一致し、且つ固定端４０Ａがフイルム
給送の上流側（図６中左側）に配置され、その固定端４
０Ａは前記レールプレート１０の前面、露光枠１６の中
心線から図中やや左寄りの位置にビス５５で固定されて
いる。板バネ４０の先端側と前記レールプレートとの間
には前記段差によって隙間５４が形成され（図７参
照）、この隙間５４によって板バネ４０は図６中紙面下
向きの付勢力を発揮する。
１６の下辺に沿ってパッド３４を支持する板バネ４０が
固定されている。板バネ４０は、露光枠１６の開口領域
と干渉しないように、該板バネ４０の長手方向とフイル
ムの給送方向とが一致し、且つ固定端４０Ａがフイルム
給送の上流側（図６中左側）に配置され、その固定端４
０Ａは前記レールプレート１０の前面、露光枠１６の中
心線から図中やや左寄りの位置にビス５５で固定されて
いる。板バネ４０の先端側と前記レールプレートとの間
には前記段差によって隙間５４が形成され（図７参
照）、この隙間５４によって板バネ４０は図６中紙面下
向きの付勢力を発揮する。
【００２５】板バネ４０の固定端４０Ａをビス５５で固
定する位置は、前記固定筒５３と干渉しない範囲で変更
してもよい。板バネ４０の先端部４０Ｂ、即ち、フイル
ム給送の下流側にはパッド３４が紙面下向きに固着され
ている。板バネ４０をレールプレート１０の前面にビス
５５で固定することにより、パッド３４の先端が露光枠
１６の右端を規定する線に略一致する。前記レールプレ
ート１０の露光枠１６の右下隅、パッド３４が位置する
部分には、開口部１０Ａ（図１参照）が形成されてい
る。この開口部１０Ａのを挟んで、パッド３４と図４に
示した磁気ヘッド３２とが対峙する。
定する位置は、前記固定筒５３と干渉しない範囲で変更
してもよい。板バネ４０の先端部４０Ｂ、即ち、フイル
ム給送の下流側にはパッド３４が紙面下向きに固着され
ている。板バネ４０をレールプレート１０の前面にビス
５５で固定することにより、パッド３４の先端が露光枠
１６の右端を規定する線に略一致する。前記レールプレ
ート１０の露光枠１６の右下隅、パッド３４が位置する
部分には、開口部１０Ａ（図１参照）が形成されてい
る。この開口部１０Ａのを挟んで、パッド３４と図４に
示した磁気ヘッド３２とが対峙する。
【００２６】パッド３４は、前記開口１０部Ａを介して
フイルム通路２４内に進入し、フイルム通路２４に沿っ
て給送される写真フイルム２０を図４に示した磁気ヘッ
ド３２のヘッド面に密着させる。図７は図６に示したカ
メラボディーのＡ−Ａ′線に沿う要部横断面図、図８
は、図６に示したカメラボディーのＢ−Ｂ′線に沿う要
部縦断面図である。図７、図８に示したようにフイルム
カートリッジ１２から送り出された写真フイルム２０
（図７、図８中不図示）は、圧板５８とレールプレート
１０との間隙に形成されるフイルム給送路２４内を通
り、巻取りスプール１４に巻き取られるようになってい
る。
フイルム通路２４内に進入し、フイルム通路２４に沿っ
て給送される写真フイルム２０を図４に示した磁気ヘッ
ド３２のヘッド面に密着させる。図７は図６に示したカ
メラボディーのＡ−Ａ′線に沿う要部横断面図、図８
は、図６に示したカメラボディーのＢ−Ｂ′線に沿う要
部縦断面図である。図７、図８に示したようにフイルム
カートリッジ１２から送り出された写真フイルム２０
（図７、図８中不図示）は、圧板５８とレールプレート
１０との間隙に形成されるフイルム給送路２４内を通
り、巻取りスプール１４に巻き取られるようになってい
る。
【００２７】磁気ヘッド３２はカメラの圧板５８に直接
固着されており、該磁気ヘッド３２のヘッド面は圧板５
８に形成された開口５８Ａからフイルム給送路２４内に
進出して写真フイルム２０の裏面（乳剤面の裏側面）の
磁気記録部２８に当接する。一方、パッド３４は、板バ
ネ４０の先端部に固着され、該板バネ４０によって前記
磁気ヘッド３２のヘッド面に向けて付勢されている。板
バネ４０の先端側（図の右側）の下方は、レールプレー
ト１０の段差によって隙間５４が形成されている。ここ
に隙間があることで、板バネ４０は、パッド３４を磁気
ヘッド３２方向に付勢することができる。
固着されており、該磁気ヘッド３２のヘッド面は圧板５
８に形成された開口５８Ａからフイルム給送路２４内に
進出して写真フイルム２０の裏面（乳剤面の裏側面）の
磁気記録部２８に当接する。一方、パッド３４は、板バ
ネ４０の先端部に固着され、該板バネ４０によって前記
磁気ヘッド３２のヘッド面に向けて付勢されている。板
バネ４０の先端側（図の右側）の下方は、レールプレー
ト１０の段差によって隙間５４が形成されている。ここ
に隙間があることで、板バネ４０は、パッド３４を磁気
ヘッド３２方向に付勢することができる。
【００２８】この隙間５４を形成すべく、図７に示した
ようにレールプレート１０の前面に段差を設けている
が、段差を設ける代わりにスペーサを用い、スペーサを
介して板バネ４０の固定端４０Ａをレールプレート１０
の前面に固着して必要な隙間を形成してもよい。こうし
て、フイルム給送路２４に沿って給送される写真フイル
ム２０を前記パッド３４により表面側から押さえ付けて
写真フイルム２０の磁気記録層部２８と磁気ヘッド３２
を密着させる。
ようにレールプレート１０の前面に段差を設けている
が、段差を設ける代わりにスペーサを用い、スペーサを
介して板バネ４０の固定端４０Ａをレールプレート１０
の前面に固着して必要な隙間を形成してもよい。こうし
て、フイルム給送路２４に沿って給送される写真フイル
ム２０を前記パッド３４により表面側から押さえ付けて
写真フイルム２０の磁気記録層部２８と磁気ヘッド３２
を密着させる。
【００２９】前記板バネ４０は、カメラに組み付ける前
の状態では、図９に示すように、長手方向の中央付近の
一箇所で４０Ｃで折り曲げ形成されている。そして、こ
の板バネ４０は図７に示したように、カメラに組付けら
れるとその折り曲げ部が平面化して板バネ４０とフイル
ム面が略平行になるようになっている。このように、カ
メラ組付け時に板バネ４０の面がフイルム面に対して略
平行になるようにしたことにより、パッド３４の取り付
け誤差を小さくすることができ、パッド３４の当接面の
垂直性も保証される。
の状態では、図９に示すように、長手方向の中央付近の
一箇所で４０Ｃで折り曲げ形成されている。そして、こ
の板バネ４０は図７に示したように、カメラに組付けら
れるとその折り曲げ部が平面化して板バネ４０とフイル
ム面が略平行になるようになっている。このように、カ
メラ組付け時に板バネ４０の面がフイルム面に対して略
平行になるようにしたことにより、パッド３４の取り付
け誤差を小さくすることができ、パッド３４の当接面の
垂直性も保証される。
【００３０】上記の如く構成された磁気記録装置付きカ
メラの作用について説明する。図６、図７に示したよう
にフイルム前面の露光開口を規定する露光枠１６が形成
されたレールプレート１０の前面は略平坦状に形成さ
れ、その露光枠１６の周囲は固定筒５３に包囲されてい
ることから、露光枠１６の下側には露光枠１６の長手方
向（即ち、フイルムの給送方向）に長いスペースが存在
する。
メラの作用について説明する。図６、図７に示したよう
にフイルム前面の露光開口を規定する露光枠１６が形成
されたレールプレート１０の前面は略平坦状に形成さ
れ、その露光枠１６の周囲は固定筒５３に包囲されてい
ることから、露光枠１６の下側には露光枠１６の長手方
向（即ち、フイルムの給送方向）に長いスペースが存在
する。
【００３１】このスペースに、フイルムの磁気記録部２
８を磁気ヘッド３４に密着させるためのパッド３４及び
その支持部材である板バネ４０を配置している。その
際、フイルム面に向けて付勢する板バネ４０を、長手方
向がフイルムの給送方向と一致するように、且つその固
定端がフイルム給送方向の上流側に位置し、パット３４
がフイルム給送方向の下流側に位置するするように固定
している。これにより、フイルム給送中、パッド３４が
フイルム給送方向に振られることはなく、パッド３４と
フイルム２０面との当接が安定し、パッド３４による押
圧力を均一化できるという利点がある。
８を磁気ヘッド３４に密着させるためのパッド３４及び
その支持部材である板バネ４０を配置している。その
際、フイルム面に向けて付勢する板バネ４０を、長手方
向がフイルムの給送方向と一致するように、且つその固
定端がフイルム給送方向の上流側に位置し、パット３４
がフイルム給送方向の下流側に位置するするように固定
している。これにより、フイルム給送中、パッド３４が
フイルム給送方向に振られることはなく、パッド３４と
フイルム２０面との当接が安定し、パッド３４による押
圧力を均一化できるという利点がある。
【００３２】仮に、板バネ４０の固定端を磁気記録時の
フイルム給送方向の下流側に向け、フイルム給送方向の
上流側にパッド３４を設けると、板バネ４０の座屈方向
にフイルムが給送されることになり、パッド３４面とフ
イルム２０との当接面が安定せず、磁気記録エラーが発
生しやすいことが実験により確かめられている。また、
固定筒５３に包囲された露光枠１６の下側のスペースを
利用し、板バネ４０の長手方向をフイルムの給送方向に
一致させて配設したことにより、リーチの長い板バネ４
０を用いることができる。リーチの長い板バネ４０を用
いることで、パッド３４の取り付けに際してパッド３４
の当接面の垂直度を出しやすくなり、板バネ４０による
力の加わり方が写真フイルム２０の前後方向及び上下方
向に対して偏りが無くなる。
フイルム給送方向の下流側に向け、フイルム給送方向の
上流側にパッド３４を設けると、板バネ４０の座屈方向
にフイルムが給送されることになり、パッド３４面とフ
イルム２０との当接面が安定せず、磁気記録エラーが発
生しやすいことが実験により確かめられている。また、
固定筒５３に包囲された露光枠１６の下側のスペースを
利用し、板バネ４０の長手方向をフイルムの給送方向に
一致させて配設したことにより、リーチの長い板バネ４
０を用いることができる。リーチの長い板バネ４０を用
いることで、パッド３４の取り付けに際してパッド３４
の当接面の垂直度を出しやすくなり、板バネ４０による
力の加わり方が写真フイルム２０の前後方向及び上下方
向に対して偏りが無くなる。
【００３３】更に、図７に示したように、板バネ４０が
カメラに組付けられた状態で、該板バネ４０の面とフイ
ルム面とが略平行になるようにしたので、パッド３４の
取り付け誤差も小さくすることができるとともに、フイ
ルムの前後方向及び上下方向についてパッド３４による
力の掛かり方を均一にできる。こうして、図１０に示す
ように、フイルム給送中、写真フイルム２０の下縁に形
成された磁気記録部２８と磁気ヘッド３２とが完全に密
着される。従って、図１１に示すようにフイルムの給送
中、磁気ヘッド３２に対して、フイルムの磁気記録部２
８はフイルムの上下方向Ａ及び左右方向（前後方向）Ｂ
ともに均一に、且つ安定して押しつけられる。これによ
り、磁気記録エラーが少なくなり、正確な磁気記録が可
能となる。
カメラに組付けられた状態で、該板バネ４０の面とフイ
ルム面とが略平行になるようにしたので、パッド３４の
取り付け誤差も小さくすることができるとともに、フイ
ルムの前後方向及び上下方向についてパッド３４による
力の掛かり方を均一にできる。こうして、図１０に示す
ように、フイルム給送中、写真フイルム２０の下縁に形
成された磁気記録部２８と磁気ヘッド３２とが完全に密
着される。従って、図１１に示すようにフイルムの給送
中、磁気ヘッド３２に対して、フイルムの磁気記録部２
８はフイルムの上下方向Ａ及び左右方向（前後方向）Ｂ
ともに均一に、且つ安定して押しつけられる。これによ
り、磁気記録エラーが少なくなり、正確な磁気記録が可
能となる。
【００３４】更にまた、固定筒５３に包囲された露光枠
１６の下側のスペースを利用して板バネ４０の長手方向
をフイルムの給送方向に一致させて配設したことによ
り、カメラの高さ方向及びカメラの厚さ方向の寸法を特
別大きくすることなく、パッドの支持機構を組付けるこ
とができるという利点がある。上記実施の形態では、フ
イルムの巻き上げ給送時、即ち、フイルムカートリッジ
１２から送り出された写真フイルム２０を巻取スプール
１４に巻き取る際に磁気情報を記録する場合について説
明したが、予備巻きカメラのように、パトローネ（フイ
ルムカートリッジ）から一旦、巻取スプールに未露光フ
イルムを撮影前に巻き上げて、一コマづつパトローネに
巻き戻しながら撮影するタイプのカメラにも適用が可能
である。かかるタイプのカメラでは、巻戻し時に磁気デ
ータを記録することになるが、この場合、磁気データを
記録する際のフイルムの給送方向の上流側となる巻取ス
プール側に板バネの固定端を設けるようにすればよい。
１６の下側のスペースを利用して板バネ４０の長手方向
をフイルムの給送方向に一致させて配設したことによ
り、カメラの高さ方向及びカメラの厚さ方向の寸法を特
別大きくすることなく、パッドの支持機構を組付けるこ
とができるという利点がある。上記実施の形態では、フ
イルムの巻き上げ給送時、即ち、フイルムカートリッジ
１２から送り出された写真フイルム２０を巻取スプール
１４に巻き取る際に磁気情報を記録する場合について説
明したが、予備巻きカメラのように、パトローネ（フイ
ルムカートリッジ）から一旦、巻取スプールに未露光フ
イルムを撮影前に巻き上げて、一コマづつパトローネに
巻き戻しながら撮影するタイプのカメラにも適用が可能
である。かかるタイプのカメラでは、巻戻し時に磁気デ
ータを記録することになるが、この場合、磁気データを
記録する際のフイルムの給送方向の上流側となる巻取ス
プール側に板バネの固定端を設けるようにすればよい。
【００３５】上記実施の形態では、磁気情報を記録する
場合について説明したが、フイルムの磁気記録部２８に
既に記録されている磁気情報を磁気ヘッド３２によって
読み出す場合も同様である。また、上記実施の形態で
は、パッド３４が板バネ４０の先端部に固着されている
場合について説明したが、これに限らず、パッド３４の
上面を磁気ヘッド３２に向けて均一に付勢すればよく、
パッド３４と板バネ４０は必ずしも固着されていなくて
もよい。例えば、図１２に示すようにパッド３４の背面
を略半球状に形成し、この略半球状部３４Ａを板バネ４
０の先端で支持し、磁気ヘッド３２に向けて付勢しても
よい。但し、フイルムの搬送に伴ってパッド３４がフイ
ルム搬送方向に振られる可能性があるので、図７に示し
たようにパッド３４は板バネ４０に固着するのがより効
果的である。
場合について説明したが、フイルムの磁気記録部２８に
既に記録されている磁気情報を磁気ヘッド３２によって
読み出す場合も同様である。また、上記実施の形態で
は、パッド３４が板バネ４０の先端部に固着されている
場合について説明したが、これに限らず、パッド３４の
上面を磁気ヘッド３２に向けて均一に付勢すればよく、
パッド３４と板バネ４０は必ずしも固着されていなくて
もよい。例えば、図１２に示すようにパッド３４の背面
を略半球状に形成し、この略半球状部３４Ａを板バネ４
０の先端で支持し、磁気ヘッド３２に向けて付勢しても
よい。但し、フイルムの搬送に伴ってパッド３４がフイ
ルム搬送方向に振られる可能性があるので、図７に示し
たようにパッド３４は板バネ４０に固着するのがより効
果的である。
【００３６】更に、上記実施の形態では、磁気ヘッド３
２及びパッド３４はフイルム給送路に対して定位置に固
定されている場合について説明したが、磁気ヘッド３２
又はパッド３４の少なくとも一方を、フイルム給送路に
対して進退自在に設け、磁気記録時に限り、フイルム給
送路内に進出するようにしてもよい。上記実施の形態で
は、磁気記録装置付きカメラについて説明したが、本発
明の磁気記録装置は、カメラの他、フイルム画像読み取
り（再生）装置などにも広く適用が可能である。
２及びパッド３４はフイルム給送路に対して定位置に固
定されている場合について説明したが、磁気ヘッド３２
又はパッド３４の少なくとも一方を、フイルム給送路に
対して進退自在に設け、磁気記録時に限り、フイルム給
送路内に進出するようにしてもよい。上記実施の形態で
は、磁気記録装置付きカメラについて説明したが、本発
明の磁気記録装置は、カメラの他、フイルム画像読み取
り（再生）装置などにも広く適用が可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る磁気記
録装置及び磁気記録装置付きカメラによれば、パッドを
付勢する板バネを、該板バネの長手方向とフイルムの給
送方向とが一致するように配設し、且つ該板バネを固定
する際に、磁気記録時のフイルム送り方向の上流側を固
定するようにしたので、限られた実装スペースの中で板
バネの長手方向のリーチを長くとることができ、パッド
による力の掛かり方を均一化することができる。これに
より、フイルム給送中にパッドをフイルム面に安定して
当接させることができる。
録装置及び磁気記録装置付きカメラによれば、パッドを
付勢する板バネを、該板バネの長手方向とフイルムの給
送方向とが一致するように配設し、且つ該板バネを固定
する際に、磁気記録時のフイルム送り方向の上流側を固
定するようにしたので、限られた実装スペースの中で板
バネの長手方向のリーチを長くとることができ、パッド
による力の掛かり方を均一化することができる。これに
より、フイルム給送中にパッドをフイルム面に安定して
当接させることができる。
【００３８】また、板バネの面とフイルム面とが略平行
になるように板バネを配設することにより、パッドの取
り付け精度を高めることができる。これにより、フイル
ムは磁気ヘッドに安定的に密着され、磁気記録をエラー
無く確実に行うことができる。
になるように板バネを配設することにより、パッドの取
り付け精度を高めることができる。これにより、フイル
ムは磁気ヘッドに安定的に密着され、磁気記録をエラー
無く確実に行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る磁気記録装置付きカ
メラの裏蓋を開いた背面部の要部斜視図
メラの裏蓋を開いた背面部の要部斜視図
【図２】図１に示したカメラに用いられる写真フイルム
の平面図
の平面図
【図３】カメラの制御系を示すブロック図
【図４】カメラボディーの背面図
【図５】磁気ヘッドと写真フイルムの位置関係を説明す
るための説明図
るための説明図
【図６】カメラボディーの正面図
【図７】図６に示したカメラボディーのＡ−Ａ′線に沿
う要部横断面図
う要部横断面図
【図８】図６に示したカメラボディーのＢ−Ｂ′線に沿
う要部縦断面図
う要部縦断面図
【図９】板バネ及びパッドの形状を示す側面図
【図１０】本発明の実施の形態に係る磁気記録装置が適
用されたカメラのパッド支持構造を用いた場合の作用を
示す要部縦断面図
用されたカメラのパッド支持構造を用いた場合の作用を
示す要部縦断面図
【図１１】本発明の実施の形態に係る磁気記録装置カメ
ラのパッド支持構造を用いた場合の作用を示す説明図
ラのパッド支持構造を用いた場合の作用を示す説明図
【図１２】本発明の他の実施の形態を示す要部拡大図
【符号の説明】 １０…レールプレート １２…フイルムカートリッジ １４…巻取りスプール １６…露光枠 ２０…写真フイルム ２４…フイルム給送路 ２８…磁気記録部 ３２…磁気ヘッド ３４…パッド ４０…板バネ
Claims (4)
- 【請求項１】 磁気記録層が形成された写真フイルムが
用いられ、フイルムの給送中に前記磁気記録層に当接し
データの記録を行う磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドに対向して配設され、写真フイルムの磁
気記録層を磁気ヘッドに密着させるパッドと、 前記パッドを支持するとともに該パッドを磁気ヘッドに
向けて付勢する板バネであって、該板バネの長手方向と
フイルムの給送方向とが一致し、且つ固定端がデータ記
録時のフイルム給送方向の上流側に固定されている板バ
ネと、 を備えたことを特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項２】 前記板バネは、該板バネの面とフイルム
面とが略平行になるように配設されていることを特徴と
する請求項１記載の磁気記録装置。 - 【請求項３】 磁気記録層が形成された写真フイルムが
スプールに巻回されたフイルムカートリッジが装填され
るカートリッジ室と、 前記カートリッジ室に装填されたフイルムカートリッジ
から送りだされる写真フイルムを巻き取る巻取軸が設け
られた巻取室と、 前記カートリッジ室と巻取室との間にフイルム露光開口
を有し、前記フイルムカートリッジがら送り出される写
真フイルムを平面状に支持するフイルム通路と、 前記写真フイルム通路に沿って設けられ、該写真フイル
ム通路に沿って搬送される写真フイルムの位置を規制す
るガイドレールと、 撮影後に写真フイルムを前記巻取室に１コマ巻き上げる
フイルム巻き上げ装置と、 前記フイルム巻き上げ装置による写真フイルムの給送中
に前記磁気記録層に当接しデータの記録を行う磁気ヘッ
ドと、 前記磁気ヘッドに対向して配設され、写真フイルムの磁
気記録層を磁気ヘッドに密着させるパッドと、 前記パッドを支持するとともに該パッドを前記磁気ヘッ
ドに向けて付勢する板バネであって、前記写真フイルム
の前面の露光開口を規定する部材の長手方向に沿って該
板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致し、且
つ固定端がデータ記録時のフイルム給送方向の上流側に
固定された板バネと、 を備えたことを特徴とする磁気記録装置付きカメラ。 - 【請求項４】 磁気記録層が形成された写真フイルムが
スプールに巻回されたフイルムカートリッジが装填され
るカートリッジ室と、 前記カートリッジ室に装填されたフイルムカートリッジ
から送りだされる写真フイルムを巻き取る巻取軸が設け
られた巻取室と、 前記カートリッジ室と巻取室との間にフイルム露光開口
を有し、前記フイルムカートリッジがら送り出される写
真フイルムを平面状に支持するフイルム通路と、 前記写真フイルム通路に沿って設けられ、該写真フイル
ム通路に沿って搬送される写真フイルムの位置を規制す
るガイドレールと、 撮影前に前記カートリッジ室に装填されたフイルムカー
トリッジから未露光フイルムを前記巻取室の巻取軸に巻
き上げ、撮影後に写真フイルムを前記カートリッジ室の
フイルムカートリッジに１コマ巻き戻すフイルム給送装
置と、 前記フイルム給送装置による写真フイルムの給送中に前
記磁気記録層に当接しデータの記録を行う磁気ヘッド
と、 前記磁気ヘッドに対向して配設され、写真フイルムの磁
気記録層を磁気ヘッドに密着させるパッドと、 前記パッドを支持するとともに該パッドを前記磁気ヘッ
ドに向けて付勢する板バネであって、前記写真フイルム
の前面の露光開口を規定する部材の長手方向に沿って該
板バネの長手方向とフイルムの給送方向とが一致し、且
つ固定端がデータ記録時のフイルム給送方向の上流側に
固定された板バネと、 を備えたことを特徴とする磁気記録装置付きカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043037A JPH09236864A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ |
| US08/808,660 US5909328A (en) | 1996-02-29 | 1997-02-28 | Magnetic recording device and camera with magnetic recording device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043037A JPH09236864A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09236864A true JPH09236864A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12652724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8043037A Pending JPH09236864A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 磁気記録装置及び磁気記録装置付きカメラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5909328A (ja) |
| JP (1) | JPH09236864A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000112012A (ja) | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 磁気記録装置付きカメラ |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2607145A1 (de) * | 1976-02-21 | 1977-08-25 | Bosch Gmbh Robert | Tonfilmaufnahmekamera |
| DE69030948T2 (de) * | 1989-12-28 | 1998-01-29 | Canon Kk | Kamera mit einem Film versehen mit einem magnetischen Speicherteil |
| JP2646499B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1997-08-27 | キヤノン株式会社 | 磁気記憶部付フィルムを使用することのできるカメラ及び磁気記憶部付写真フィルムに適用される作動装置 |
| JP2646502B2 (ja) * | 1990-04-18 | 1997-08-27 | キヤノン株式会社 | カメラ及び作動装置 |
| US5742858A (en) * | 1990-10-25 | 1998-04-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera having magnetic head |
| JPH04178638A (ja) * | 1990-11-14 | 1992-06-25 | Canon Inc | 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ |
| JPH04359235A (ja) * | 1991-06-05 | 1992-12-11 | Nikon Corp | 磁気ヘッド付きカメラ |
| JP3002608B2 (ja) * | 1992-06-30 | 2000-01-24 | キヤノン株式会社 | カメラ及びカメラ用磁気ヘッド |
| US5568212A (en) * | 1993-03-29 | 1996-10-22 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera capable of magnetically recording photograph information on a film |
| JPH0764168A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-10 | Olympus Optical Co Ltd | 磁気記録可能なカメラ |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8043037A patent/JPH09236864A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-28 US US08/808,660 patent/US5909328A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5909328A (en) | 1999-06-01 |
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