JP2669509B2 - ディスク・ドライブ装置用の磁気ヘッド - Google Patents

ディスク・ドライブ装置用の磁気ヘッド

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JP2669509B2
JP2669509B2 JP1500877A JP50087789A JP2669509B2 JP 2669509 B2 JP2669509 B2 JP 2669509B2 JP 1500877 A JP1500877 A JP 1500877A JP 50087789 A JP50087789 A JP 50087789A JP 2669509 B2 JP2669509 B2 JP 2669509B2
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    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、高記録密度および低記録密度での読取り動
作および/または書込み動作を行い得るディスク・ドラ
イブ装置(例えば、フロッピ・ディスク・ドライブ装
置)用の磁気ヘッドに関する。なお、本明細書では、デ
ィスク・ドライブ装置をディスク・ドライブと略記した
り、フロッピ・ディスク・ドライブ装置をフロッピ・デ
ィスク・ドライブと略記したりすることもある。
背景技術 当該技術の現用状態では、ドライブ装置間で互換性の
ある標準フォーマット・フロッピ・ディスケット媒体を
使用している開ループ・サーボ制御フロッピ・ディスク
・ドライブ装置が得られる。この種のフロッピ・ディス
ク・ドライブ装置の一般的特徴は、記録密度または容量
がこの種の開ループ・システムに特有の機械的位置決め
誤差を受容するために小さく、それでもデータの読取り
と書込みができることである。
高容量フロッピ・ディスク・ドライブ装置は、ハード
・ディスク・ドライブと共に、トラック記録密度(イン
チ当たりのトラック数、TPI)の向上とビット記録密度
(インチ当たりのビット数、BPI)の向上による高面積
記録密度の開発をたよりにしている。しかし、これらの
解決手法のどちらも、高容量のフロッピ・ディスク・ド
ライブ装置を実現するためには、位置決め精度の向上が
要求されるが、これを実現できるのは閉ループ・サーボ
・システムによってのみである。この種の閉ループ・サ
ーボ・システムで要求される誤差フィードバックは、製
造工場で磁気ディスク媒体上に情報をあらかじめ記録す
るか、サーボに書込むことによって、開発が可能であ
る。この手順によると、サーボ書出しプログラムの開発
が必要になり、また特に媒体をディスク・ドライブ装置
のサーボ・システムに合うように予めプリフォーマット
にしておく必要があるために、その取扱いに費用と時間
がかゝることになる。
さらに、閉ループサーボ機構を備えたこのような高記
録密度システムは、一般的に、標準フォーマット媒体を
使用する前述の開ループサーボ制御低記録密度フロッピ
・ディスク・ドライブと互換性がない。したがって、高
記録密度フロッピ・ディスク・ドライブ装置は標準フォ
ーマットディスク媒体に書き込むことができない。
発明の要約 本発明は従来技術の欠点を改良することを意図するも
のである。
本発明は、閉ループ・サーボ・システムを備え、標準
低記録密度開ループ・ディスク・ドライブを使用して記
録されたデータを読み書き更新できる能力をもつ高記録
密度フロッピ・ディスク・ドライブ装置等に用いられる
磁気ヘッドを提供するものである。
本発明の目的は、読取り・書込み(以下読み書きと略
記する)高記録密度ギャップと読み書き低記録密度ギャ
ップとをもつ読み書きスライダが読み書きヘッドに組み
込まれて、高記録密度フォーマットのデータだけでな
く、低記録密度フォーマットのデータに対しても読み書
き操作が行なえるようにしたフロッピ・ディスク・ドラ
イブ装置等に用いられる磁気ヘッドを提供することであ
る。
上記目的の利点は、本発明のフロッピ・ディスクが新
しいデータを高記録密度方式で読み書きできるだけでな
く、以前に低記録密度ディスク・ドライブ装置を使用し
て標準媒体に書き込まれていたデータを書込み更新でき
ることである。さらに、本発明のドライブは、導入済み
の低記録密度ドライブと互換性を保つように、低記録密
度媒体も生成できる。
上記の目的を達成するために、本発明は、ディスク上
のインチ当りのトラック数で測定される如き高記録密度
および低記録密度での読取り動作および/または書込み
動作を行い得るディスク・ドライブ装置用の磁気ヘッド
であって、磁気高記録密度用のコアギャップと磁気低記
録密度用のコアギャップとが形成された第1のスライダ
を備え、この第1のスライダは、当該磁気高記録密度用
のコアギャップと当該磁気低記録密度用のコアギャップ
とが、上記ディスクの半径方向および上記ディスクの接
線方向にオフセットして形成されてなり、さらに、磁気
高記録密度用のコアギャップと磁気低記録密度用のコア
ギャップとが形成された第2のスライダを備え、この第
2のスライダは、当該磁気高記録密度用のコアギャップ
と当該磁気低記録密度用のコアギャップとが、上記ディ
スクの半径方向および上記ディスクの接線方向にオフセ
ットして形成されてなり、上記第1のスライダの磁気高
記録密度用のコアギャップおよび磁気低記録密度用のコ
アギャップと、上記第2のスライダの磁気高記録密度用
のコアギャップおよび磁気低記録密度用のコアギャップ
とが相互に対向しないように、上記第1のスライダと上
記第2のスライダとが対向配置されてなる磁気ヘッドを
提供する。
好ましくは、本発明のディスク・ドライブ装置用の磁
気ヘッドにおいて、上記第1および第2のスライダは、
上記磁気高記録密度用のコアギャップと上記磁気低記録
密度用のコアギャップとの間に非磁性体のスペーサが設
けられてなる。
本発明の別の目的は、製造工場で特別に設計したサー
ボ書込みプログラムを使用してブランクのディスケット
媒体をサーボ・フォーマッティングしなくても、ディス
ク・ドライブ自体を使用してフロッピ媒体上にフィール
ドで書込みができるサーボ・フォーマットにしたことで
ある。
この別目的の利点は、まず工場でのサーボ書込みプロ
グラムを設計開発し、次に顧客に出荷する前に個別的に
各ディスケットにサーボ書き込みするときに必要になる
費用が除去されることである。サーボ書込みは、新しい
ディスケットごとに、ディスケットが顧客によって初め
て使用される前にディスク・ドライブ装置自身によって
行なわれる。
本発明のさらに別の目的は、複数の並列回路でなく、
単独の回路を使用するサーボ信号用に独特の検出回路を
設けることによって、DCサーボ誤差を除去したことであ
る。この検出回路は該当するサーボ書込みを行なうため
にも使用される。
本発明のもう1つの目的は、低記録密度開オープン・
サーボ制御フロッピ・ディスク・ドライブに見られる標
準消去ギャップを使用しなくても、低記録密度方式で記
録されたデータを読み書き更新できるようにしたことで
ある。
以上述べたように、本発明によれば、ディスク・ドラ
イブ装置用の磁気読み書きヘッドは、インチ当たりのト
ラック数で表わした高記録密度の読み書き操作を行なう
と共に、インチ当たりのトラック数で表わした低記録密
度の読み書き操作を行なう機能を備え、第1スライダと
該第1スライダ上に置かれた第1磁気高記録密度読み書
きギャップから構成されている。ヘッドには、さらに、
スライダ上に置かれた第1磁気低記録密度読み書きギャ
ップが設けられている。第1磁気高記録密度読み書きギ
ャップと第1磁気低記録密度読み書きギャップとの間に
は、非磁気スペーサが置かれて、これらの2ギャップが
干渉し合うのを防止している。本発明のスライダには、
消去ギャップは設けられていない。
さらに、本発明によるディスク媒体のサーボ・フォー
マッティング方法は、第1位置合わせ遷移パターンを設
定するステップと第2位置合わせ遷移パターンを設定す
るステップとからなる。本発明の方法は、さらに、中心
線が定義されたデータ・トラックを設定するステップを
含み、このステップでは、第1遷移パターンの振幅が第
2遷移パターンの振幅と一致しているかが比較によって
判定される。また、第1位置合わせ遷移パターンより先
に現われ、第1位置合わせ遷移パターンの中心線とほぼ
同一線にある中心線をもち、第1および第2位置合わせ
遷移パターンと異なる第1タイミング・デコード遷移パ
ターンを設定するステップも含まれている。さらに、デ
ータ・トラックより先に現われ、データ・トラックの中
心線と同一線にある中心線をもち、第1と第2位置合わ
せ遷移パターンおよび第1タイミング・デコード遷移パ
ターンと異なる第2タイミング・デコード遷移パターン
を設定するステップも含まれている。さらに、第2位置
合わせ遷移パターンより先に現われ、第2位置合わせ遷
移パターンの中心線とほぼ同一線にある中心線をもち、
第1と第2位置合わせ遷移パターンおよび第1と第2タ
イミング・デコード遷移パターンと異なる第3タイミン
グ・デコード遷移パターンを設定するステップも含まれ
ている。
さらに、本発明はディスク上のサーボ・フォーマット
を検出し、データ・トラックの位置を突き止める電子回
路を含んでおり、サーボ・フォーマットはデータ・トラ
ックを定義するための複数の位置合わせ遷移パターンと
複数の異なるタイミング・デコード遷移パターンとを含
んでいる。電子回路は複数のタイミング・デコード遷移
の遷移ピークを検出し、デコードする第1検出・デコー
ダを備えている。さらに、複数の位置合わせ遷移パター
ンの遷移ピークを検出し、サンプリングすることによっ
て、データ・トラックの位置を突き止めるための第2検
出・サンプリング回路を備えている。さらに、電子回路
は、さらに、第1検出・デコーダの出力を使用して、複
数の位置合わせ遷移パターンの遷移ピークを第2検出・
サンプリング回路にいつ検出させて、サンプリングさせ
るかを判断するための第3回路を含んでいる。
さらに、本発明はドライブの読み書きヘッドを使用し
て、ディスク・ドライブ内のディスクにフィールドでサ
ーボ書込みを行なう方法を提供する。この方法によれ
ば、第1タイミング・デコード遷移パターンを書き込む
ステップと、このあとに続いて第1位置合わせ遷移パタ
ーンを書き込むステップと、次に、第1位置合わせパタ
ーンをサンプリングして、サンプリングした第1位置合
わせパターンの振幅によって決まる所定量だけ半径方向
に読み書きヘッドをオフセットするステップと、次に、
第2タイミング・デコード遷移パターンを書き込むステ
ップと、このあとに続いて中間位置合わせ遷移パターン
を書き込んで、中間パターンをサンプリングし、サンプ
リングした中間位置合わせパターンの振幅によって決ま
る所定量だけ半径方向に読み書きヘッドをオフセットす
るステップと、最後に、第3タイミング・デコード遷移
パターンを書き込み、このあとに続いて第2位置合わせ
遷移パターンを書き込むステップとからなる。
さらに、本発明は、低記録密度読み書きギャップと消
去ギャップをもつヘッド付きの開ループ・サーボ制御デ
ィスク・ドライブによってディスクに記録されたデータ
を、低記録密度読み書きギャップと高記録密度読み書き
ギャップをもつ読み書きヘッド付きの開ループ・サーボ
制御ディスク・ドライブを使用して書き込み更新する方
法を提供するもので、この方法によれば、閉ループ・サ
ーボ制御低記録密度ギャップを更新すべきデータが置か
れているトラックの中心線まで移すステップからなる。
さらに、本発明の方法は、サーボ制御低記録密度ギャッ
プを1個の消去ギャップの幅だけトラックの片側に半径
方向に移動して、望みのデータを消去するステップを含
んでいる。また、本発明の方法は、この閉ループ・サー
ボ制御低記録密度ギャップを2個の消去ギャップの幅だ
け、トラックの反対側に半径方向に移動して、望みのデ
ータを消去するステップを含んでいる。本発明の方法
は、さらに、閉ループ・サーボ制御低記録密度ギャップ
を1個の消去ギャップの幅だけトラックの中心線に半径
方向に戻し、サーボ制御低記録密度ギャップを使用して
データを書込み更新するステップを含んでいる。
また、本発明はポータブル・コンピュータにおけるフ
ロッピ・ディスク・ドライブの電力消費量を低減する方
法を提供するもので、この方法によれば、ディスク上の
データを読み取る能力をもつ読み書きヘッドを用意する
ステップと、ディスク・ドライブに先読みメモリ・バッ
ファを用意するステップとからなる。この方法は、さら
に、ディスク・ドライブによって最後に読み取られた磁
気媒体上の要求データより先に位置付けられたデータを
先読みメモリ・バッファに保管しておき、バッファ・メ
モリに保管されたデータが使用されるまで、あるいは他
のデータ要求されるまでディスクの移動を停止するステ
ップを含んでいる。
図面の簡単な説明 第1図は、低記録密度読み書きヘッド用の公知スライ
ダの斜視図であり、読み書きギャップと消去ギャップの
両方を示している。
第2図は、本発明のディスク・ドライブの実施例を示
した図である。
第3図は、高記録密度ギャップと低記録密度ギャップ
をもつ本発明の下部読み書きスライダを示した図であ
る。
第4図は、高記録密度ギャップと低記録密度ギャップ
をもつ本発明の上部読み書きスライダを示した図であ
る。
第5図は、本発明のディスク・ドライブの上部と下部
スライダの斜視図であり、高記録密度ギャップと低記録
密度ギャップの相互の向きと位置関係を示したものであ
る。
第6図は、本発明のスライダの高記録密度ギャップと
低記録密度ギャップがディスク媒体の半径方向の線に対
してどのような向きになっているかを示したものであ
る。
第7図は、下部スライダのギャップに向き合う上部ス
ライダのギャップの側面図である。
第8図は、本発明のサーボ・フォーマットの概略図で
ある。
第9図は、本発明のサーボ検出回路の回路図である。
第10図は、サーボ検出方法を図式化した流れ図であ
る。
第11図は、位置合わせ遷移パターンを示したものであ
る。
第12図は、第11図の遷移をサンプリングしたあとの検
出回路の出力をグラフで表わして示した図である。
第13図は、低記録密度遷移を使用してディスク媒体を
サーボ・フォーマッティングする図である。
第14図は、ディスク媒体をドライブに入れて、フィー
ルドでサーボ・フォーマッティングする方法を図式化し
た流れ図である。
第15図は、本発明のドライブを使用して低記録密度デ
ータを書込み更新する様子を示したものである。
第16図は、本発明のディスク・ドライブを使用して標
準開ループ・フォーマット・データを書込み更新する方
法を図式化した流れ図である。
好適な実施例の詳細な説明 第1図は、低記録密度フロッピ・ディスク・ドライブ
で使用されるタイプの従来技術のフロッピ・ディスク読
み書きヘッド・コアを示したものである。これらのヘッ
ド・コアは番号20を付けて示してある。これらのヘッド
・コアはヘッド機構全体の一部であるヘッド・スライダ
に収められている。第1図に示すように、低記録密度読
み書き用の読み書きギャップ22が示されている。また第
1図に示すように、読み書きヘッドギャップ22の隣りに
あるのは、2つの消去ギャップ26,28をもつ消去ヘッド2
4である。読み書きギャップ22と消去ギャップ26,28の間
にあるのは、非磁性材30である。消去ギャップ26,28と
読み書きギャップ22との間を非磁性材30で分離しても、
表面積が大きく、一方のギャップ素子コアから他方のギ
ャップ素子コアが見えるので、これらのギャップ間の磁
気干渉は避けられない。
勿論のことであるが、磁気干渉は上部ヘッドと下部ヘ
ッドの間でも起こる。従って、上部と下部ヘッド機構を
備え、上部と下部スライダに消去ギャップと読み書きギ
ャップの両方がある公知フロッピ・ディスクでは、上部
ヘッドと下部ヘッドの読み書きギャップと消去ギャップ
は相互に対し横方向にずらして、一方のコアがデータの
読み書きを行なっている他方のコアに磁気干渉するのを
防止している。
高記録密度と低記録密度読み書きギャップをもつヘッド
設計 第2図は本発明のフロッピ・ディスク・ドライブの実
施例を示したもので、番号32を付けて示している。この
ディスク・ドライブ32はポータブル・コンピュータ230
に装備されている。フロッピ・ディスク・ドライブ32は
ハウジング42からなり、この中にフロッピ・ディスク38
が装着できるスピンドル36が収められている。スピンド
ル・モータ40はスピンドル36とディスク38を回転させ
る。ディスク38はそれ自体カートリッジまたはハウジン
グ42内に収容されており、カートリッジまたはハウジン
グはフロッピ・ディスク・ドライブのスロット44を通し
て取り外し可能に挿入され、ディスク38がスピンドル36
上に置かれるようになっている。
フロッピ・ディスク・ドライブ32は、さらに、下部ヘ
ッド機構48が装着されているキャリッジ46を備えてい
る。キャリッジはモータ50の制御を受けて、下部ヘッド
機構48と共にスピンドル36付近に位置する内径52に向っ
て内側に、外径54に向って外側に半径方向に移動する。
この際、下部ヘッド機構48はディスク上に磁気的に設け
られているトラック56を半径方向に横切って移動する。
これらのトラック56には、サーボ情報とデータ・フォー
マットの両方が記録されている。
フロッピ・ディスク・ドライブは、さらに、以下で詳
しく説明するサーボ・フォーマット検出回路58と半導体
素子からなる先読みバッファ・メモリ60を備えている。
下部ヘッド機構48には、下部スライダ62がある。下部ス
ライダ62は、第3図に詳細を示すように、低記録密度読
み書きギャップ64と高記録密度読み書きギャップ66の両
方を備えている(低記録密度読み書きギャップは、磁気
低記録密度用のコアギャップを意味するものであり、低
記録密度ギャップと略記することもある。また一方で、
高記録密度読み書きギャップは、磁気高記録密度用のコ
アギャップを意味するものであり、高記録密度ギャップ
と略記することもある)。
第3図に示すように、低記録密度ギャップ64は、スラ
イダ62の1番目のトラック68に置かれているのに対し、
高記録密度ギャップ66は、スライダ62の2番目のトラッ
ク70に置かれている。低記録密度ギャップ64は、1番目
のトラック68の約半分を占めており、他の半分は非磁性
材72からなっている。同様に、非磁性材74は2番目のト
ラック70の約半分を占めている。第2図と第3図に示す
ように、トラック68と70は半径方向に間隔が置かれてお
り、ギャップ64と66は左右方向または接線方向に間隔が
置かれて、2ギャップが磁気干渉し合わないようにして
いる。ギャップの長さは76で示し、ギャップの幅は78で
示している。説明するまでもなく、本実施例では、高記
録密度と低記録密度の両ギャップのギャップ長さは同じ
であるので、両ギャップ共、第2図に図示のディスクの
各トラック56上の円周方向に、インチ当たり同数のビッ
ト(BPI)を読み書きすることができる。他の実施例で
は、両ギャップの長さを異なったものにすることが可能
である。好適実施例では、高記録密度のギャップ幅は
約.036mmであるのに対し、低記録密度ギャップのギャッ
プ幅は約.126mmである。勿論、高記録密度ギャップと低
記録密度ギャップの組合わせ、向き、および個数を変え
て各スライダに設けることも可能であり、これらは本発
明の範囲に属するものである。
第4図は第5図の機構82のような上部ヘッド機構に設
けられる上部スライダ80を示している。上部スライダ80
は低記録密度読み書きギャップ84と高記録密度読み書き
ギャップ86とを備え、これらはそれぞれ3番目と4番目
のトラック88,90に置かれている。下部スライダ62の場
合と同様に、これらのトラック88と90の各々はほぼ半分
がそれぞれ非磁性材92からなっているが、その理由はす
べて上述した通りで、読取りギャップ間の干渉を防止す
るためである。
第5図と第6図は上部と下部スライダ62,80および関
連の高低記録密度ギャップの位置関係を示している。第
5図に示すように、上部スライダ80の低記録密度ギャッ
プ84は下部スライダ62の非弾性材74の上に位置し、下部
スライダ62の高記録密度ギャップ66は上部スライダ80の
非磁性材92の下に位置している。同様に、上部スライダ
80の高記録密度ギャップ86は下部スライダ62の非弾性材
72の上に位置し、下部スライダ62の低記録密度ギャップ
64は上部スライダ80の非磁性材94の下に位置している。
さらに、第5図と第6図に示すように、低記録密度ギ
ャップ64と84は、ディスク38の半径方向の線98上に設け
られている。高記録密度ギャップ66,86は半径方向の線9
8と平行の線96上に設けられているが、半径方向の線98
から角度αだけずれている。低記録密度ギャップはギャ
ップ幅が大きいので、高記録密度ギャップより厳格な方
位角の制御が要求されることから、好適実施例では、低
記録密度ギャップを半径方向の線96に沿って同一線上に
置かれ、高記録密度ギャップは角度αだけ半径方向の線
から変位されている。この変位は、上に示したように、
ほぼ距離“x"であり、これは読み書きギャップを定義す
るコアが重ならないように指定されたものである。高記
録密度ギャップはギャップ幅が小さいので、方位の位置
合わせはそれ程重要でないので、半径方向の線96から変
位された高記録密度ギャップの位置決めは、ある程度の
誤差があっても構わない。
厳格な方位角制御は、交換可能なカートリッジで使用
される低記録密度ギャップでは非常に重要である。この
種のカートリッジでは、ビットを垂直方向に書き込むこ
とが重要である。ビットが角度をなして、あるいは位置
がずれて書き込まれると、ビット同士が消し合うことに
なったり、好ましくない影響が生じたりする。
第7図に示すように、上部スライダのギャップ84など
のギャップは、下部スライダのギャップ66などのギャッ
プと隣り合う位置に置かれている。ギャップ・コアが重
なり合わないように定義されたこの距離“x"は、各コア
の区間の厚さである距離“a"の2倍に定義されている。
非磁性材92,74も第7図に示されている。好適実施例で
は、距離“a"はほぼ.4mmであり、距離“x"はほぼ.8mmで
ある。
以上から理解されるように、好適実施例では、低記録
密度ギャップの場合は、3 1/2インチ・フロッピ・ディ
スケット上にトラックを約80本設けることができる。高
記録密度ギャップの場合は、3 1/2インチ・フロッピ・
ディスケット上にトラックを約318本設けることができ
る。低記録密度ギャップは、80トラックによって定義さ
れた記録可能データ区域に1〜2メガバイトのデータを
記録する能力をもつのに対し、高記録密度ギャップは、
記録可能データ区域の定義している318トラック上に約1
0メガバイトのデータを記録する能力をもつ。
サーボ・フォーマット 本発明のサーボ・フォーマット100(第8図)は、一
連の固有遷移(記録ビット)から構成され、これらは、
サンプリング窓160(第10図)を開けて、遷移の位置合
わせパターンのサンプリングをとって、データが読み書
きされるトラックの中心線を判断できるように間隔が置
かれている。第8図に示すように、遷移の位置合わせパ
ターンはAとBの遷移バーストとして示されており、こ
れらは、好適実施例では、すべてが同じ振幅をもつ等間
隔の18個の単一周波数遷移からなる遷移バーストを含ん
でいる。好適実施例では、AとBバーストは時間的にオ
フセットされており、半径方向の線102,104,106といっ
て半径方向線を中心にして、最初はA、次はB、次は再
びAといったように交互に入れ替わるようになってい
る。トラック108,110,112,114などのトラックは、第8
図に示すように、AとBバースト間に定義されている。
公知装置では、読み書きヘッドがAとBバーストを横断
するとき、ピーク検出回路とサンプリング回路がAバー
ストとBバーストを検出し、サンプリングし、その和を
とるようになっている。和が等しいと、ディスク・ドラ
イブのヘッドはトラック108のようなトラックの中央に
置かれる。和が等しくないときは、ヘッドはトラックの
中央にないので、再位置付けする必要がある。
本発明の好適実施例では、タイミング・デコード遷移
パターンを含む追加の遷移がAとB位置合わせ遷移の手
前に記録される。第8図に示すように、第1タイミング
・デコード遷移パターンはAバーストの手前に記録さ
れ、Aバーストの基準面または中心線と同一平線上にあ
る基準面または中心線をもっている。この第1タイミン
グ・デコード遷移パターンは116の番号とTaの記号を付
けてある。好適実施例では、このパターンは第1周波数
をもつ6つのタイミング・デコード遷移からなってい
る。第2タイミング・デコード遷移パターン118(記号T
b)がTaパターンのあとに続き、トラック112の中心線と
同一線上にある中心線をもっている。TaとTb遷移パター
ンは時間間隔Tsだけ離れている。同じ時間間隔TsがTaタ
イミング・デコード・パターンの前に置かれている(図
8では、Ta、Tb、Tc、およびTsを、それぞれTA、TB
TC、およびTSと表している。
第3タイミング・デコード・パターンTcは、バースト
Bの中心線と同一線上にある中心線をもち、Tbパターン
から時間間隔Tsだけ離れており、さらに、Aバーストか
ら同じ時間間隔Tsだけ離れている。好適実施例では、こ
れらのタイミング・デコード・パターンTa,Tb,Tcの各々
は、6つの完全な遷移から構成され、各パターンは異な
る周波数をもっている。つまり、Taパターンの周波数は
Tbパターンの周波数より高く、Tbパターンの周波数はTc
パターンの周波数より高くなっている。また、好適実施
例では、ディスクの円周方向に等間隔になった半径方向
の線104と関連付けられたサーボ・セクター122のような
サーボ・セクターが18個ある。さらに、各Aバーストと
関連付けられたTaパターン、各Bバーストと関連付けら
れたTcパターン、およびAバーストとBバースト間に定
義されたトラックと関連付けられたTbパターンがある。
従って、タイミング・デコード遷移パターンTa,Tb,Tc
は、位置合わせ遷移パターンと共に、各サーボ・セクタ
ーにおいて、ディスクの外径に隣接する最も外側のトラ
ック(有効なデータを受け入れることができる)から半
径方向に、スピンドルに隣接する最も内側のトラック
(有効なデータを受け入れることができる)までにわた
っている。
Ta,Tb、またはTcパターンの周波数またはタイミング
を検出することによって、検出回路はどれだけの長さに
なったらサンプリング窓160(第10図)を開いて、Aま
たはBバーストの振幅のサンプリングをとるべきかを判
断する。これらのサンプルは所望トラックに対するヘッ
ドの相対位置を正確に突き止めるときに使用される。
サーボ・フォーマット検出回路58は第9図に詳細が示
されている。この回路58では、ヘッド・コアとその関連
読み書きコイル(例えば、ヘッド・コア130上の読み書
きコイル)は前段増幅器132とフィルタ134に接続されて
いる。フィルタ134の出力は増幅器136に入力され、その
出力は微分/ピーク検出回路(微分尖頭値検出回路)13
8および別の増幅器140に入力される。微分/ピーク検出
回路138の出力はデジタル・デコーダ142に入力され、そ
こから開状態のコレクタ・ドライバ144とダイオード146
を通って、ピーク検出回路150の増幅器に接続されたコ
ンデンサ148を放電する。増幅器140からの信号はピーク
検出回路150に入力される。ピーク検出回路150の出力
は、コンデンサ148でサンプリングがとられて、A/Dコン
バータ152に送られ、そこからマイクロプロセッサ154に
送られる。
第9図のサーボ・フォーマット検出回路58は、基本的
には、タイミング・デコード遷移Ta,Tb,Tc(第10図では
156)をデコードし、所定の時間間隔が経過したあと窓1
60(第10図)を開くデジタル・ロジックから構成されて
いる。この時間間隔は、検出された周波数がTaパターン
のものであるか、Tbパターンのものであるか、Tcパター
ンのものであるかによって異なる。この情報はデイタル
・デコーダ142(第10図では、158)によってデコードさ
れ、コンデンサ148をいつ放電させれば、サンプリング
をとる該当のタイミング窓が開始できるかが判断され
る。コンデンサ148が放電されると、コンデンサ148に関
連するピーク検出回路150は、どのタイミング・デコー
ド・パターンが検出されたかに応じて、AバーストかB
バーストのどちらかをサンプリングする。別の言い方を
すると、デジタル・デコーダ142はTa,Tb,Tcのどのパタ
ーンが存在するかを検知し、Ta,Tb,Tcのどのパターンが
検出されたかに応じて、所定の時間間隔が経過したあ
と、ピーク検出回路150のコンデンサ148を放電する。
コンデンサ148は、読み書きヘッドがAまたはBバー
スト領域の先頭に置かれると、再び充電するようにセッ
トアップされている。マイクロプロセッサ154(第10図
は162)は、所定時間が経過してピーク検出回路150の出
力が安定すると、A/Dコンバータ152の出力を読み取る。
コンデンサ148が再びある時間放電すると、コンデンサ1
48はAまたはBバーストの他方である第2位置合わせバ
ーストのサンプリングをとるようにセットアップされ
る。次に、マイクロプロセッサ158はAとBバーストか
らの振幅差を使用して、位置誤差を判断して、ヘッドを
トラックの中心線上に再位置付けする。
本実施例では、単一の回路を使用してAとBバースト
を検出するので、サーボ回路内の公知装置のDCオフセッ
ト特性は除去される。公知装置では、個別の並列回路
(増幅器とピーク検出器を含む)がAバーストとBバー
ストを検出するために使用されている。検出された情報
は比較されて、ヘッドとトラックとの相対位置が判断さ
れる。各装置はDCオフセットが異なる場合があるので、
オフセットが必ずしも相互に打ち消し合うことがなく、
従って、AとBバーストによって定義されたトラック位
置の判断に誤差が生じる可能性がある。このDCオフセッ
ト誤差は、本発明の単一回路を使用すると、除去され
る。
フィールドでのサーボ書込み 通常、ブランクのディスク媒体上のサーボ情報の書込
みは、非常に精度の高い、高価なサーボ書込みプログラ
ムを使用して、工場で行なわれる。公知のサーボ書込み
プログラムはレーザを使用して、サーボ書込みプログラ
ムのヘッドを正確に位置付けて、サーボ情報を正確にデ
ィスク上に記録できるようになっている。この種の作業
は費用がかかるだけでなく、時間を消費する。作業費用
が高くなると、ディスク・ドライブ用として販売される
媒体の費用が大幅に増加することになる。
工場内でのサーボ書込み費用を削減するために、ユー
ザがフィールドでドライブに入れたままサーボ情報を書
けるようにする試みがいくつかなされている。1つの試
みは、インデックス・パルスを使用して、サーボ・パタ
ーンを書き込んでいる。この種の装置でのインデックス
・パルスは、インデックス・パルスからの所定の間隔で
1つだけのサーボ・パターンの書込みをトリガするもの
である。
前述したように、本発明によれば、多数のサーボ・パ
ターンがディスクの円周方向と、データを受け入れるこ
とができる最も外側のトラックから、データを受け入れ
ることができる最も内側のトラックに向う半径方向に配
置されている。
上述したように、本発明のサーボ書込み方法は、ディ
スク全体に対してドライブ内で閉ループで行なわれる。
このサーボ書込み方法は連続する位置合わせ遷移パター
ン、つまり、バーストAとバーストB、およびほぼ同一
の中間位置合わせ遷移パターン、つまり、あとでデータ
・フォーマットがその上に書かれるバースト・パターン
Xを使用して、イン・ドライブ・サーボ書込みが行なえ
るようにしている。
第11図は、バーストAである位置合わせ遷移パターン
を拡大して示したもので、トラック幅(tw)とヘッド幅
(hw)の両方が示されている。ヘッド変位(d)と遷移
電圧値(v)も示されている。通常、ヘッド幅はトラッ
ク幅とほぼ同じであるが、縞効果がある場合は、トラッ
ク幅の方がヘッド幅より若干大きくなっている。
第12図は、第9図ではピーク検出回路として示されて
いるピーク検出回路の出力と、この出力が、バーストA
の中心線からヘッド変位dだけ変位が生じた場合にどの
ように変化するかを示している。この出力は縞終端効果
を含まない中間レンジではほぼ安定している。従って、
この出力の安定部分を使用すれば、イン・ドライブ・サ
ーボ書込み用の読み書きヘッドの位置付けが正しく行な
われる。
イン・ドライブ・サーボ書込みでは、読み書きヘッド
は、特に高記録密度ギャップに対しては、まずTaパター
ンを、続いてAバーストを書き込む。ヘッドは次に所定
量だけ変位する。好適実施例では、この変位量はトラッ
クの1/2の距離であり、Aバーストの振幅によって判断
される。次に、ヘッドはTbパターンを、続いて中間位置
合わせパターンであるXバーストを書き込む。この中間
パターンは最終的に重ね書きされて、データ・フォーマ
ットが得られる。この中間位置合わせパターンであるX
バーストが検出されると、そのサンプリングがとられ
て、ヘッドは残りの半分のトラック分だけ再位置付けら
れて、Tcタイミング・デコード遷移パターンとBバース
ト位置合わせ遷移パターンが書き込まれる。この手順
は、すべてのサーボ情報が外側のトラックから内側のト
ラックに向って、ディスクの各トラックの円周方向に書
き込まれるまで続けられる。
サーボ・フォーマットを各トラックの円周方向に正確
に位置付けるという問題を解決するには、低記録密度読
み書きギャップが使用される。この低記録密度読み書き
ギャップを使用してパルスを正確に位置付ける方法は、
2つある。どちらの方法の場合も、低記録密度ギャップ
によって書き込まれる情報はすべて、高記録密度ギャッ
プがサーボ・パターンを書き続けると同時に、あとで消
去される。さらに、低記録密度ギャップは幅が大きいの
で、信号が所要しきい値以下に低下する前に、確実にピ
ーク検出される。これが行なわれると、低記録密度ギャ
ップによって書き込まれた別の大きな位置決め遷移が最
初の大きな位置決め遷移から変位して書き込まれるの
で、追加のサーボ・フォーマットをディスク上に書くこ
とができる。
最初の方法は、好適実施例では、最初のトラックの円
周方向に低記録密度ギャップと共に8個の大きな位置遷
移を書くことからなる(第14図中の180)。これらの遷
移はほぼ等間隔である。しかし、間隔にばらつきがあっ
たときは、マイクロプロセッサが埋め合わせるので、大
きな位置決め遷移をガイドとして用いて書かれたサーボ
情報はすべて、トラックの円周方向にほぼ等間隔になっ
ている。次のステップ(第14図中の182,184,186,188,19
0,192,194)は、タイミング・デコード遷移をTa,Tb,Tc,
Tdの順に、対応する位置合わせ遷移A,X,B,Xと共に書く
ことである。2番目のX中間位置合わせ遷移が書かれる
と、そのX位置合わせ遷移が使用されて、低記録密度ギ
ャップが位置付けられて別の一連の大きな位置決め遷移
がトラックの円周方向に書き込まれる。この位置決め遷
移は、好適実施例では、最初の一連の大きな遷移の中心
線からトラック幅の約1.5だけ離れている。以上の手順
はサーボ情報がすべて書き終わるまで繰り返される。他
の実施例では、この間隔は、大きな位置決め遷移の幅に
応じて、トラック幅の1.5より大きくすることも、小さ
くすることも可能である。
もう1つの方法は、最初の一連の大きな遷移を2番目
の一連の大きな位置決め遷移を位置付ける基準として使
用して、2番目の一連の大きな遷移を書くことである。
低記録密度の標準媒体を書込み更新する方法 標準3 1/2インチ、80トラック・フロッピ・ディスケ
ットに約1〜2メガバイトの情報を読み書きできる低記
録密度フロッピ・ディスク・ドライブを導入しているユ
ーザ層は、現在非常に大きい。この種のフロッピ・ディ
スケットの読み書きと消去に使用されるヘッドは、第1
図に示す公知スライダと似たスライダを備えている。つ
まり、スライダは読み書きギャップと、2つの並置消去
ギャップを備えている。業界で周知のように、スライダ
をこのような構成にしたのは、公知ディスク・ドライブ
が開ループ・サーボ機構を採用しているからである。こ
のことは、いろいろな時期に、おそらく異なるフロッピ
・ディスク・ドライブを用いて1つのトラック上に書か
れる異なるデータ・レコードが、トラックの中心線に沿
って正確に位置合わせされないことを意味する。第15図
に示す例では、3つのデータ・レコードD1,D2,D3が3つ
の異なる公知低記録密度ディスク・ドライブによってト
ラック1、T1、上に書かれている。同図から明らかなよ
うに、各データ・レコードはトラックT1の中心線から若
干ずれている。このトラックT1とこれらの3つのデータ
・レコードを書込み更新するためには、2つの間隔が置
かれた消去ギャップ200,202がデータ・レコードの上部
と下部の周辺区域を消去するために使用されているが、
そこではデータ・レコードはトラックT1の中心線からト
ラック幅の半分以上にわたっている。そのあと、低記録
密度ヘッドが既存データに重ね書きすることによって、
トラックT1を書込み更新するために使用される。
本発明によれば、本発明の低記録密度ヘッドを使用し
て、書込み更新機能が次のような手順で実行される。ま
ず、更新すべきトラックとデータの位置が突き止められ
る(第16図の220)。次に、本発明のディスク・ドライ
ブの低記録密度ヘッド206が公知ディスク・ドライブの
1個の消去ギャップの幅だけ、トラックT1の中心線の片
側に変位され、低記録密度ヘッド206が次に使用され
て、選択したデータ・レコードのうち、その部分に位置
付けされた低記録密度ヘッド206で消去できる部分が消
去される(第16図の222)。これが行なわれると、低記
録密度ヘッドは、2個の消去ギャップ幅だけ反対方向に
再位置付けされるので、ヘッドは1個の消去ギャップ幅
だけトラックT1中心線の反対側に移り、消去操作が行な
われる(第16図の224)。次に、消去ギャップは1個の
消去ギャップ幅だけ戻されるので、トラックT1の中心線
上に位置することになり、データ・レコードが新しいデ
ータで更新されることになる(第16図の226)。従っ
て、本発明によれば、3回転で、低記録密度ヘッド206
を使って標準媒体を書込み更新することができる。更新
された情報は、1回転するだけで、低記録密度ヘッド20
6によって読み取ることができる。
第2図のメモリ60のような半導体バッファ・メモリを
以上述べた手順で使用すれば、低記録密度トラックを書
込み更新するために、マイクロプロセッサから高速で送
られてきた情報を、低記録密度ヘッドが情報の書込み更
新に必要な3回のパスを実行できるときまで、一時的に
バッファ・メモリに置いておくことができる。
高速記録密度ギャップでは、マイクロプロセッサから
送られてくる情報の速度に見合う速度で情報を高記録密
度フロッピ・ディスケットに書くことができるので、バ
ッファ・メモリが使用されることは、殆どの場合ない
が、情報転送を高速化するためにキャッシュ・メモリま
たは先読みバッファ・メモリとして使用すれば、アクセ
ス・タイムがさらに向上するので、ディスク・ドライブ
装置よりもはるかに高速のアクセス・タイムをもつ半導
体メモリの使用が可能になる。
バッファ・メモリ付きポータブル・フロッピ・ディスケ
ット・ドライブ装置 大量の情報を保管し、アクセス・タイムを高速化する
には固定ディスク・ドライブ装置が理想的であるが、電
力消費量が大きいので、第2図に230で示すようなポー
タブル・コンピュータで使用するには非常に不利であ
る。保管情報量が少なく、低速であるにもかかわらず、
フロッピ・ディスケット・ドライブ装置が使用されるの
は、そこに挿入されたディスクが情報がディスクに読み
書きされるときに間欠的に回転し、その結果消費電力量
が少なくてすむからである。
本発明による高記録密度フロッピ・ディスク・ドライ
ブ装置は、第2図に示すメモリ60のような先読みバッフ
ァ・メモリを備えている。この構成では、ディスク・ド
ライブ装置に要求されたデータはポータブル・マイクロ
プロセッサに送られる。要求データより先に突き止めら
れたデータは、そのデータがマイクロプロセッサから次
回に要求されることを予想して、バッファ・メモリに入
れておく。フロッピ・ディスク・ドライブ装置はそのあ
と停止するので、電力が節約される。追加データが必要
になったときは、そのデータをバッファ・メモリから読
み取ることができる。従って、高記録密度フロッピ・デ
ィスケットをバッファ・メモリと併用すると、マイクロ
プロセッサとのデータのやりとりが高速化し、高記録密
度フロッピ・ディスク・ドライブは、データが高速で取
り出される点で、標準フォーマットの低記録密度ディス
ク・ドライブ装置よりもハード・ディスク・ドライブ装
置に近い存在になっている。しかし、本発明のディスク
・ドライブ装置は、標準フロッピ・ディスケットの低速
でも電力が節約されるという利点がある。
本発明の他の利点の目的は、添付された請求の範囲の
記載と図面に示されている通りである。
本発明は、添付された請求の範囲を逸脱しない限り、
種々の改良および変形が可能である。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク上のインチ当りのトラック数で測
    定される如き高記録密度および低記録密度での読取り動
    作および/または書込み動作を行い得るディスク・ドラ
    イブ装置用の磁気ヘッドであって、 前記磁気ヘッドは、磁気高記録密度用のコアギャップと
    磁気低記録密度用のコアギャップとが形成された第1の
    スライダを備え、該第1のスライダは、当該磁気高記録
    密度用のコアギャップと当該磁気低記録密度用のコアギ
    ャップとが、前記ディスクの半径方向および該ディスク
    の接線方向にオフセットして形成されてなり、 前記磁気ヘッドは、さらに、磁気高記録密度用のコアギ
    ャップと磁気低記録密度用のコアギャップとが形成され
    た第2のスライダを備え、該第2のスライダは、当該磁
    気高記録密度用のコアギャップと当該磁気低記録密度用
    のコアギャップとが、前記ディスクの半径方向および該
    ディスクの接線方向にオフセットして形成されてなり、 前記第1のスライダの磁気高記録密度用のコアギャップ
    および磁気低記録密度用のコアギャップと、前記第2の
    スライダの磁気高記録密度用のコアギャップおよび磁気
    低記録密度用のコアギャップとが相互に対向しないよう
    に、前記第1のスライダと前記第2のスライダとが対向
    配置されてなることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】前記第1および第2のスライダは、前記磁
    気高記録密度用のコアギャップと前記磁気低記録密度用
    のコアギャップとの間に非磁性体のスペーサが設けられ
    てなる、請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】ディスク上のインチ当りのトラック数で測
    定される如き高記録密度および低記録密度での読取り動
    作および/または書込み動作を行い得るディスク・ドラ
    イブ装置用の磁気ヘッドであり、かつ、該ディスクの半
    径方向においてインチ当りの複数のトラックを規定せし
    めることが可能なディスクを用い、該ディスクおよび該
    磁気ヘッドは相互に関し、基準の半径方向および接線方
    向の基準線を有する磁気ヘッドであって、該磁気ヘッド
    は、 相互に関し第1のスライダ上を前記ディスクの半径方向
    および該ディスクの接線方向にオフセットされた、磁気
    高記録密度用のコアギャップと磁気低記録密度のコアギ
    ャップ、および 該第1のスライダ上の該磁気高記録密度用のコアギャッ
    プと該磁気低記録密度用のコアギャップとの間に位置す
    る非磁性体のスペーサ、 を有する第1のスライダを備え、 相互に関し第2のスライダ上を前記ディスクの半径方向
    および該ディスクの接線方向にオフセットされた、磁気
    高記録密度用のコアギャップと磁気低記録密度のコアギ
    ャップ、および 該第2のスライダ上の該磁気高記録密度用のコアギャッ
    プと該磁気低記録密度用のコアギャップとの間に位置す
    る非磁性体のスペーサ、 を有する第2のスライダをさらに備えており、 前記ディスクは、前記ディスク・ドライブ装置の読取り
    動作および/または書込み動作用の前記第1および第2
    のスライダの間に設置可能であり、かつ、前記第1のス
    ライダの前記磁気高記録密度用のコアギャップは、前記
    第2のスライダの前記非磁性体のスペーサに対向して位
    置され、また前記第1のスライダの前記磁気低記録密度
    用のコアギャップは、前記第2のスライダの前記非磁性
    体のスペーサに対向して位置されていることを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】前記第1および第2のスライダの前記磁気
    低記録密度用のコアギャップは共通の半径方向に沿って
    同一線上に並べられている、請求の範囲第3項記載の磁
    気ヘッド。
  5. 【請求項5】前記第1および第2のスライダの前記磁気
    低記録密度用のコアギャップが、前記ディスクの共通の
    半径方向の線上に設けられており、前記磁気高記録密度
    用のコアギャップが、該半径方向の線から予め定められ
    た距離だけ変位した線であって該半径方向の線と平行す
    る線に沿って同一線上に設けられている、請求の範囲第
    4項記載の磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】前記第1のスライダの前記磁気低記録密度
    用のコアギャップは前記第2のスライダの前記非磁性体
    のスペーサに対向し、かつ前記第2のスライダの前記磁
    気低記録密度用のコアギャップは前記第1のスライダの
    前記非磁性体のスペーサに対向している、請求の範囲第
    5項記載の磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】前記第1および第2のスライダの前記磁気
    高記録密度用のコアギャップが、それぞれ、前記第1お
    よび第2のスライダの前記磁気低記録密度用のコアギャ
    ップと同じ側に設けられ、該第2のスライダの前記非磁
    性体のスペーサに対向する該第1のスライダの前記磁気
    高記録密度用のコアギャップ、および該第1のスライダ
    の前記非磁性体のスペーサに対向する該第2のスライダ
    の前記磁気高記録密度用のコアギャップとを具備してい
    る、請求の範囲第4項記載の磁気ヘッド。
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