JPH05135324A - 磁気ヘツド装置 - Google Patents
磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH05135324A JPH05135324A JP3325377A JP32537791A JPH05135324A JP H05135324 A JPH05135324 A JP H05135324A JP 3325377 A JP3325377 A JP 3325377A JP 32537791 A JP32537791 A JP 32537791A JP H05135324 A JPH05135324 A JP H05135324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording
- magnetic head
- reproducing
- core block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
- G11B5/4886—Disposition of heads relative to rotating disc
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/23—Gap features
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/265—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスクの両面に用いる2つの磁気ヘッ
ドからの信号の処理を同一の回路で対応でき、しかも、
2つの磁気ヘッドを安価に製造できる磁気ヘッド装置を
提供する。 【構成】 磁気ディスク100の両面に磁気ヘッド1
0,20を設け、一方の磁気ヘッド20の磁気コアブロ
ック21と他方の磁気ヘッド10の磁気コアブロック1
1とを磁気ディスク100の回転中心101より異なる
距離に設定する。磁気ディスク100の回転中心101
より近い方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディ
プス長を他方の磁気コアブロックの記録再生ギャップデ
ィプス長より大きく形成する。
ドからの信号の処理を同一の回路で対応でき、しかも、
2つの磁気ヘッドを安価に製造できる磁気ヘッド装置を
提供する。 【構成】 磁気ディスク100の両面に磁気ヘッド1
0,20を設け、一方の磁気ヘッド20の磁気コアブロ
ック21と他方の磁気ヘッド10の磁気コアブロック1
1とを磁気ディスク100の回転中心101より異なる
距離に設定する。磁気ディスク100の回転中心101
より近い方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディ
プス長を他方の磁気コアブロックの記録再生ギャップデ
ィプス長より大きく形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクの表面及
び裏面の両面に磁気的に情報を記録あるいは再生するよ
うにした磁気ヘッド装置に関する。
び裏面の両面に磁気的に情報を記録あるいは再生するよ
うにした磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスクの回転中心に近い
トラック程記録密度が高くなり、記録波長が短くなるこ
とは周知のことであるが、このために、磁気ディスクの
記録,再生のトラックの位置によって、記録,再生の磁
気特性が異なり、特に、この磁気特性の中でも分解能や
オ−バ−ライトの特性が大きく異なる。
トラック程記録密度が高くなり、記録波長が短くなるこ
とは周知のことであるが、このために、磁気ディスクの
記録,再生のトラックの位置によって、記録,再生の磁
気特性が異なり、特に、この磁気特性の中でも分解能や
オ−バ−ライトの特性が大きく異なる。
【0003】両面記録再生方式の磁気ディスクドライブ
装置においては、記録あるいは再生時に表面及び裏面の
両磁気ヘッドが互いに磁気的な干渉をしないように、各
々の記録再生用コアを磁気ディスクの回転中心からの距
離,すなわちトラック方向の距離をずらすようにしてい
る。このため、表面と裏面の両磁気ヘッドの記録,再生
の磁気特性が異なり、磁気ヘッドからの信号の処理を同
一の回路で行おうとした場合、回路のアンプ等の定数を
表面と裏面と両磁気ヘッドの相方に合わせることができ
ないので、両磁気ヘッドからの再生出力信号等に差が生
じるという問題がある。
装置においては、記録あるいは再生時に表面及び裏面の
両磁気ヘッドが互いに磁気的な干渉をしないように、各
々の記録再生用コアを磁気ディスクの回転中心からの距
離,すなわちトラック方向の距離をずらすようにしてい
る。このため、表面と裏面の両磁気ヘッドの記録,再生
の磁気特性が異なり、磁気ヘッドからの信号の処理を同
一の回路で行おうとした場合、回路のアンプ等の定数を
表面と裏面と両磁気ヘッドの相方に合わせることができ
ないので、両磁気ヘッドからの再生出力信号等に差が生
じるという問題がある。
【0004】以上で説明した磁気ヘッドは表面と裏面に
同一構造の磁気ヘッドを使用した場合であり、前記問題
を解消する方法として、従来、磁気ディスクの回転中心
に遠い方の記録再生用コアのギャップ長を他方の記録再
生用コアのギャップ長よりも大きく形成することによ
り、表面と裏面の両磁気ヘッドの記録,再生の磁気特性
を同等にし、前記問題を解消している。
同一構造の磁気ヘッドを使用した場合であり、前記問題
を解消する方法として、従来、磁気ディスクの回転中心
に遠い方の記録再生用コアのギャップ長を他方の記録再
生用コアのギャップ長よりも大きく形成することによ
り、表面と裏面の両磁気ヘッドの記録,再生の磁気特性
を同等にし、前記問題を解消している。
【0005】しかしながら、前記問題を解消するために
記録再生用コアのギャップ長の異なる2種類の磁気ヘッ
ドを作ることは、磁気ヘッドの製造工程において、記録
再生用コアのギャップ形成工程が2種類となり、全く異
なる2種類の磁気ヘッドをその工程以後製造しなければ
ならないという新たな問題が発生する。
記録再生用コアのギャップ長の異なる2種類の磁気ヘッ
ドを作ることは、磁気ヘッドの製造工程において、記録
再生用コアのギャップ形成工程が2種類となり、全く異
なる2種類の磁気ヘッドをその工程以後製造しなければ
ならないという新たな問題が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記、従来
の技術の有する問題を解消するためになされたものであ
る。
の技術の有する問題を解消するためになされたものであ
る。
【0007】本発明の目的は、磁気ディスクの表面と裏
面の両面の2つの磁気ヘッドからの信号の処理を同一の
回路で行っても両磁気ヘッドからの再生出力信号等に差
を生ずることなく、両磁気ヘッドを製造する工程もでき
る限り同等にでき製造コストも多くかけないで、2つの
磁気ヘッドを製造できる磁気ヘッド装置を提供すること
にある。
面の両面の2つの磁気ヘッドからの信号の処理を同一の
回路で行っても両磁気ヘッドからの再生出力信号等に差
を生ずることなく、両磁気ヘッドを製造する工程もでき
る限り同等にでき製造コストも多くかけないで、2つの
磁気ヘッドを製造できる磁気ヘッド装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は磁気ディスクの両面に各々配置される磁気
ヘッドを備え、一方の磁気ヘッドの磁気コアブロックと
他方の磁気ヘッドの磁気コアブロックとが磁気ディスク
の回転中心より異なる距離に設定される磁気ヘッド装置
において、磁気ディスクの回転中心より近い方の磁気コ
アブロックの記録再生ギャップディプス長を他方の磁気
コアブロックの記録再生ギャップディプス長より大きく
形成したものである。
に、本発明は磁気ディスクの両面に各々配置される磁気
ヘッドを備え、一方の磁気ヘッドの磁気コアブロックと
他方の磁気ヘッドの磁気コアブロックとが磁気ディスク
の回転中心より異なる距離に設定される磁気ヘッド装置
において、磁気ディスクの回転中心より近い方の磁気コ
アブロックの記録再生ギャップディプス長を他方の磁気
コアブロックの記録再生ギャップディプス長より大きく
形成したものである。
【0009】
【作用】上記のような磁気ヘッド装置においては、磁気
ディスクの回転中心より近い方の磁気コアブロックの記
録再生ギャップディプス長を他方の磁気コアブロックの
記録再生ギャップディプス長より大きく形成したことに
より、磁気ディスクの両面にある両磁気ヘッドの磁気特
性を同等にすることができ、両磁気ヘッドからの信号の
処理を同一の回路で行っても両磁気ヘッドからの再生出
力信号等に差を生ずることがない。また、両磁気ヘッド
は磁気ディスクの対向面を研磨する前は同じものを用い
ることができ、研磨する量を変えるだけで両磁気ヘッド
を製造することができる。
ディスクの回転中心より近い方の磁気コアブロックの記
録再生ギャップディプス長を他方の磁気コアブロックの
記録再生ギャップディプス長より大きく形成したことに
より、磁気ディスクの両面にある両磁気ヘッドの磁気特
性を同等にすることができ、両磁気ヘッドからの信号の
処理を同一の回路で行っても両磁気ヘッドからの再生出
力信号等に差を生ずることがない。また、両磁気ヘッド
は磁気ディスクの対向面を研磨する前は同じものを用い
ることができ、研磨する量を変えるだけで両磁気ヘッド
を製造することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る磁気ヘッ
ド装置と磁気ディスク100との基本構成を示す概念図
であり、磁気ヘッド装置は磁気ディスク100の表面に
ある磁気ヘッド20と裏面にある磁気ヘッド10を一体
に構成したものであるが、図面においては磁気ヘッド2
0と磁気ヘッド10を一体にする部材は省略してある。
ド装置と磁気ディスク100との基本構成を示す概念図
であり、磁気ヘッド装置は磁気ディスク100の表面に
ある磁気ヘッド20と裏面にある磁気ヘッド10を一体
に構成したものであるが、図面においては磁気ヘッド2
0と磁気ヘッド10を一体にする部材は省略してある。
【0012】図1において、101は磁気ディスク10
0の回転中心を示しており、磁気ディスク100の表面
にある磁気ヘッド20の磁気コアブロック21は磁気デ
ィスク100の裏側にある磁気ヘッド10の磁気コアブ
ロック11より磁気ディスク100の回転中心101か
ら内側にずれている。
0の回転中心を示しており、磁気ディスク100の表面
にある磁気ヘッド20の磁気コアブロック21は磁気デ
ィスク100の裏側にある磁気ヘッド10の磁気コアブ
ロック11より磁気ディスク100の回転中心101か
ら内側にずれている。
【0013】図2は、図1に示した磁気ヘッド10及び
磁気ヘッド20の基本構成を示した斜視図であり、磁気
ヘッド50の磁気コアブロック1は、記録・再生ギャッ
プ6を間に挟んだ記録・再生Iコア3と記録・再生Tコ
ア2とがガラス等で接合されたものと、消去ギャップ7
a,7bを間に挟んだ消去Iコア5と消去Tコア4とが
ガラス等で接合されたものが間に非磁性層60を挟んで
記録・再生Iコア3の記録・再生ギャップ6の形成面の
反対側と消去Iコア5の消去ギャップ7a,7bの形成
面の反対側とを接合して形成している。
磁気ヘッド20の基本構成を示した斜視図であり、磁気
ヘッド50の磁気コアブロック1は、記録・再生ギャッ
プ6を間に挟んだ記録・再生Iコア3と記録・再生Tコ
ア2とがガラス等で接合されたものと、消去ギャップ7
a,7bを間に挟んだ消去Iコア5と消去Tコア4とが
ガラス等で接合されたものが間に非磁性層60を挟んで
記録・再生Iコア3の記録・再生ギャップ6の形成面の
反対側と消去Iコア5の消去ギャップ7a,7bの形成
面の反対側とを接合して形成している。
【0014】磁気コアブロック1のトラック幅方向側面
の片側にはセラミック等で形成されたスライダ−8が、
反対側には、同じくセラミック等で形成されたスライダ
−9がガラス等で接合され、磁気ヘッド50を構成して
いる。
の片側にはセラミック等で形成されたスライダ−8が、
反対側には、同じくセラミック等で形成されたスライダ
−9がガラス等で接合され、磁気ヘッド50を構成して
いる。
【0015】図3,図4は、本発明の図1に示した磁気
コアブロック11及び磁気コアブロック21の詳細構成
を示す断面図である。
コアブロック11及び磁気コアブロック21の詳細構成
を示す断面図である。
【0016】図3は磁気ディスク100の表面にある磁
気ヘッド20の磁気コアブロック21の詳細構成を示す
断面図であり、記録再生Iコア23と記録再生Tコア2
2とは間に記録再生ギャップ26を挟んでガラス等で接
合され、消去Iコア25と消去Tコア24とは間に消去
ギャップ28を挟んでガラス等で接合されており、両者
は記録再生Iコア23の記録再生ギャップ26の形成面
の反対側と、消去Iコア25の消去ギャップ28の形成
面の反対側とが間に非磁性層40を挟んで接合されてい
る。
気ヘッド20の磁気コアブロック21の詳細構成を示す
断面図であり、記録再生Iコア23と記録再生Tコア2
2とは間に記録再生ギャップ26を挟んでガラス等で接
合され、消去Iコア25と消去Tコア24とは間に消去
ギャップ28を挟んでガラス等で接合されており、両者
は記録再生Iコア23の記録再生ギャップ26の形成面
の反対側と、消去Iコア25の消去ギャップ28の形成
面の反対側とが間に非磁性層40を挟んで接合されてい
る。
【0017】記録再生ギャップ26は記録再生ギャップ
長41と記録再生ギャップディプス長42を基本構成要
件とし、消去ギャップ43は消去ギャップ長43と消去
ギャップディプス長44を基本構成要件としている。
長41と記録再生ギャップディプス長42を基本構成要
件とし、消去ギャップ43は消去ギャップ長43と消去
ギャップディプス長44を基本構成要件としている。
【0018】図4は磁気ディスク100の裏面にある磁
気ヘッド10の磁気コアブロック11の詳細構成を示す
断面図であり、記録再生Iコア13と記録再生Tコア1
2とは間に記録再生ギャップ16を挟んでガラス等で接
合され、消去Iコア15と消去Tコア14とは間に消去
ギャップ18を挟んでガラス等で接合されており両者は
記録再生Iコア13の記録再生ギャップ16の形成面の
反対側と、消去Iコア15の消去ギャップ18の形成面
の反対側とが間に非磁性層30を挟んで接合されてい
る。
気ヘッド10の磁気コアブロック11の詳細構成を示す
断面図であり、記録再生Iコア13と記録再生Tコア1
2とは間に記録再生ギャップ16を挟んでガラス等で接
合され、消去Iコア15と消去Tコア14とは間に消去
ギャップ18を挟んでガラス等で接合されており両者は
記録再生Iコア13の記録再生ギャップ16の形成面の
反対側と、消去Iコア15の消去ギャップ18の形成面
の反対側とが間に非磁性層30を挟んで接合されてい
る。
【0019】記録再生ギャップ16は記録再生ギャップ
長31と記録再生ギャップディプス長32を基本構成要
件とし、消去ギャップ33は消去ギャップ長33と消去
ギャップディプス長34を基本構成要件としている。
長31と記録再生ギャップディプス長32を基本構成要
件とし、消去ギャップ33は消去ギャップ長33と消去
ギャップディプス長34を基本構成要件としている。
【0020】ここで、磁気コアブロック11と磁気コア
ブロック21を比較すると、磁気コアブロック11の記
録再生ギャップディプス長32と消去ギャップディプス
長34が磁気コアブロック21の記録再生ギャップディ
プス長42と消去ギャップディプス長44に比べ短い寸
法に設定してあるが、それ以外の構成は同等にしてあ
る。
ブロック21を比較すると、磁気コアブロック11の記
録再生ギャップディプス長32と消去ギャップディプス
長34が磁気コアブロック21の記録再生ギャップディ
プス長42と消去ギャップディプス長44に比べ短い寸
法に設定してあるが、それ以外の構成は同等にしてあ
る。
【0021】磁気ヘッド10と磁気ヘッド20は磁気デ
ィスク100の対向面を研磨する前は同じものであり、
研磨する量を磁気ヘッド20より磁気ヘッド10を多く
している。その結果、磁気コアブロック11の記録再生
ギャップディプス長32と消去ギャップディプス長34
が磁気コアブロック21の記録再生ギャップディプス長
42と消去ギャップディプス長44に比べ短い寸法とな
る。
ィスク100の対向面を研磨する前は同じものであり、
研磨する量を磁気ヘッド20より磁気ヘッド10を多く
している。その結果、磁気コアブロック11の記録再生
ギャップディプス長32と消去ギャップディプス長34
が磁気コアブロック21の記録再生ギャップディプス長
42と消去ギャップディプス長44に比べ短い寸法とな
る。
【0022】次に、記録再生ギャップディプス長32,
42を変化させた場合の分解能及びオ−バ−ライト特性
を図5及び図6により説明する。
42を変化させた場合の分解能及びオ−バ−ライト特性
を図5及び図6により説明する。
【0023】図5は記録再生ギャップディプス長32,
42を20μmから55μmまで変化させた時の磁気デ
ィスク100の裏面の磁気ヘッド10と磁気ディスク1
00の表面の磁気ヘッド20の分解能の特性変化を表し
た実験デ−タ−のグラフである。
42を20μmから55μmまで変化させた時の磁気デ
ィスク100の裏面の磁気ヘッド10と磁気ディスク1
00の表面の磁気ヘッド20の分解能の特性変化を表し
た実験デ−タ−のグラフである。
【0024】図6は記録再生ギャップディプス長32,
42を20μmから55μmまで変化させた時の磁気デ
ィスク100の裏面の磁気ヘッド10と磁気ディスク1
00の表面の磁気ヘッド20のオ−バ−ライトの特性変
化を表した実験デ−タ−のグラフである。
42を20μmから55μmまで変化させた時の磁気デ
ィスク100の裏面の磁気ヘッド10と磁気ディスク1
00の表面の磁気ヘッド20のオ−バ−ライトの特性変
化を表した実験デ−タ−のグラフである。
【0025】図5において、裏面の磁気ヘッド10の分
解能が74%になる記録再生ギャップディプス長32は
30μmであり、同じく分解能が74%になる表面の磁
気ヘッド20の記録再生ギャップディプス長42は35
μmである。
解能が74%になる記録再生ギャップディプス長32は
30μmであり、同じく分解能が74%になる表面の磁
気ヘッド20の記録再生ギャップディプス長42は35
μmである。
【0026】図6において、裏面の磁気ヘッド10の記
録再生ギャップディプス長32が30μmの時オ−バ−
ライトは−33.5dBであり、表面の磁気ヘッド20
のオ−バ−ライトが−33.5dBの時の記録再生ギャ
ップディプス長42は35μmである。
録再生ギャップディプス長32が30μmの時オ−バ−
ライトは−33.5dBであり、表面の磁気ヘッド20
のオ−バ−ライトが−33.5dBの時の記録再生ギャ
ップディプス長42は35μmである。
【0027】以上のように、図5,図6より、裏面の磁
気ヘッド10の記録再生ギャップディプス長を35μ
m,表面の磁気ヘッド20の記録再生ギャップディプス
長を35μmとすることにより、両磁気ヘッドの記録,
再生の磁気特性である分解能やオ−バ−ライトを同等に
でき、磁気ヘッドからの信号の処理を同一の回路で行う
ことができる。
気ヘッド10の記録再生ギャップディプス長を35μ
m,表面の磁気ヘッド20の記録再生ギャップディプス
長を35μmとすることにより、両磁気ヘッドの記録,
再生の磁気特性である分解能やオ−バ−ライトを同等に
でき、磁気ヘッドからの信号の処理を同一の回路で行う
ことができる。
【0028】以上の説明では、記録再生ギャップディプ
ス長32,42を各々30μm,35μmの場合で説明
したが、磁気ヘッドの必要な特性に合わせて、記録再生
ディプス長32,42は自由に設定できる。ただし、い
ずれの場合においても、表面の磁気ヘッド20の記録再
生ギャップディプス長42は裏面の磁気ヘッド10の記
録再生ギャップディプス長32に比べ大きく設定するこ
とにより、両磁気ヘッドの磁気特性を同等にできること
は図5及び図6より明らかである。
ス長32,42を各々30μm,35μmの場合で説明
したが、磁気ヘッドの必要な特性に合わせて、記録再生
ディプス長32,42は自由に設定できる。ただし、い
ずれの場合においても、表面の磁気ヘッド20の記録再
生ギャップディプス長42は裏面の磁気ヘッド10の記
録再生ギャップディプス長32に比べ大きく設定するこ
とにより、両磁気ヘッドの磁気特性を同等にできること
は図5及び図6より明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明による磁気ヘ
ッド装置においては、磁気ディスクの回転中心より近い
方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディプス長を
他方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディプス長
より大きく形成したことにより、磁気ディスクの両面に
ある両磁気ヘッドの磁気特性を同等にすることができ、
両磁気ヘッドからの信号の処理を同一の回路で行うこと
ができ、また、両磁気ヘッドは磁気ディスクの対向面を
研磨する前は同じものを用いることができ、研磨する量
を変えるだけで安価に両磁気ヘッドを製造することが可
能な磁気ヘッド装置を提供できることとなる。
ッド装置においては、磁気ディスクの回転中心より近い
方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディプス長を
他方の磁気コアブロックの記録再生ギャップディプス長
より大きく形成したことにより、磁気ディスクの両面に
ある両磁気ヘッドの磁気特性を同等にすることができ、
両磁気ヘッドからの信号の処理を同一の回路で行うこと
ができ、また、両磁気ヘッドは磁気ディスクの対向面を
研磨する前は同じものを用いることができ、研磨する量
を変えるだけで安価に両磁気ヘッドを製造することが可
能な磁気ヘッド装置を提供できることとなる。
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ヘッド装置と磁気
ディスクとの基本構成を示す概念図である。
ディスクとの基本構成を示す概念図である。
【図2】図1に示した磁気ヘッドの基本構成を示す斜視
図である。
図である。
【図3】図1に示した磁気コアブロック21の詳細構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】図1に示した磁気コアブロック11の詳細構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る磁気ヘッド装置の記録
再生ギャップディプス長を変化させた場合の分解能を示
すグラフである。
再生ギャップディプス長を変化させた場合の分解能を示
すグラフである。
【図6】本発明の一実施例に係る磁気ヘッド装置の記録
再生ギャップディプス長を変化させた場合のオ−バ−ラ
イトを示すグラフである。
再生ギャップディプス長を変化させた場合のオ−バ−ラ
イトを示すグラフである。
10 磁気ヘッド 11 磁気コアブロック 20 磁気ヘッド 21 磁気コアブロック 32 記録再生ギャップディプス長 42 記録再生ギャップディプス長 100 磁気ディスク 101 回転中心
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ディスクの両面に各々配置される磁
気ヘッドを備え、一方の磁気ヘッドの磁気コアブロック
と他方の磁気ヘッドの磁気コアブロックとが磁気ディス
クの回転中心より異なる距離に設定される磁気ヘッド装
置において、磁気ディスクの回転中心より近い方の磁気
コアブロックの記録再生ギャップディプス長を他方の磁
気コアブロックの記録再生ギャップディプス長より大き
く形成したことを特徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325377A JPH05135324A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気ヘツド装置 |
US07/971,790 US5296990A (en) | 1991-11-13 | 1992-11-05 | Magnetic head assembly for double-sided disk |
CN92112248A CN1051626C (zh) | 1991-11-13 | 1992-11-13 | 磁头装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325377A JPH05135324A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気ヘツド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135324A true JPH05135324A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18176157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3325377A Pending JPH05135324A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 磁気ヘツド装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5296990A (ja) |
JP (1) | JPH05135324A (ja) |
CN (1) | CN1051626C (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000293813A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-20 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダ |
GB0118359D0 (en) | 2001-07-27 | 2001-09-19 | Cosciani Roberto | Decoy and movement system for the same |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4191980A (en) * | 1978-12-29 | 1980-03-04 | International Business Machines Corporation | Transducers with tapered edge profiles and assembly thereof |
US4912582A (en) * | 1983-10-25 | 1990-03-27 | Seiko Epson Kabushiki Kaisha | Floppy disk drive system with improved record/playback heads |
JPS61227209A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-09 | Toshiba Corp | 磁気ヘツド |
US4933795A (en) * | 1987-12-07 | 1990-06-12 | Fujitsu America, Inc. | Floppy disc read and write head having two separate read and write cores for multiple track density and recording frequencies |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3325377A patent/JPH05135324A/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-05 US US07/971,790 patent/US5296990A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-13 CN CN92112248A patent/CN1051626C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1072527A (zh) | 1993-05-26 |
CN1051626C (zh) | 2000-04-19 |
US5296990A (en) | 1994-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4939608A (en) | Low-noise magnetic read/write head | |
JPH05135324A (ja) | 磁気ヘツド装置 | |
JP2526114Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2655871B2 (ja) | 複合型磁気ヘッド | |
JP2773798B2 (ja) | フロッピーディスク用磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
JPS63308715A (ja) | 磁気ヘッド | |
KR940004485B1 (ko) | 복합형 자기헤드와 그 제조방법 | |
JPH02172006A (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2805987B2 (ja) | 磁気ヘッドコアチップの製造方法 | |
JPH0887714A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS6045909A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH02302912A (ja) | 磁気ヘッド組立体 | |
JPS60247814A (ja) | 多トラツク薄膜磁気ヘツド | |
JPH0660320A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS62134812A (ja) | 複合型磁気ヘツド装置 | |
JPH034961B2 (ja) | ||
JPH07114707A (ja) | マルチ磁気ヘッド | |
JPS62109209A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0246511A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH02166608A (ja) | マルチトラツク用磁気ヘツド | |
JPS63228407A (ja) | 高密度記録再生用磁気ヘツド | |
JPS60197917A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS62165714A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS5952424A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS63273204A (ja) | 浮動式磁気ヘツド |