JP2668596B2 - 平版印刷版用支持体 - Google Patents

平版印刷版用支持体

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JP2668596B2 JP2208707A JP20870790A JP2668596B2 JP 2668596 B2 JP2668596 B2 JP 2668596B2 JP 2208707 A JP2208707 A JP 2208707A JP 20870790 A JP20870790 A JP 20870790A JP 2668596 B2 JP2668596 B2 JP 2668596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平版印刷版用支持体、特にインキプリセッ
トシステムにおけるプレートスキャナー適性が改良され
た平版印刷版用支持体に関するものである。
〔従来の技術〕
アルミニウム板を支持体とする平版印刷版原板は、通
常、像露光、現像、修正といった工程を施して平版印刷
版とされ、これを印刷機に取り付けて印刷する。
オフセット印刷の基本は絵柄の濃淡表現を網点の大小
によって表現しようとするものであるから、面積率10%
の網点部もベタ部も用紙上に印刷されたインキの膜厚は
同じであることが理想であり、また、オフセット印刷に
おけるインキの消費量は絵柄の面積によって決まるた
め、印刷版上の絵柄面積率をインキつぼのキーピッチご
とに読み取り、それに応じてインキキーの開閉を制御す
ることが必要とされる。このため、一般にインキプリセ
ットシステムがインキキーの開閉を制御するめに用いら
れている。ここで、インキプリセットシステムとは、平
版印刷版を印刷機に取り付ける前にプレートスキャナー
でキーピッチごとの絵柄面積率を読取り、それに応じた
インキキー開閉を自動制御するシステムを言い、このよ
うなシステムを適用することにより、印刷時のインキ調
整時間が大幅に削減され、生産性が向上する。
絵柄面積率の読取りは、一般にプレートスキャナーで
次のような方法により行われる。すなわち、走査方向に
対して垂直に配置された光源により版面に光照射し、非
画像部のアルミニウム板表面から反射される光量を、光
源と平行に、直線上に配置された光センサーにより測定
し、光吸収性の画像部の面積を算出することにより、絵
柄面積率を読取る。
しかし、アルミニウム板を支持体として用いる平版印
刷版の場合、絵柄面積率の読取りにおいて次のような欠
点があった。すなわち、アルミニウム板には圧延方向に
スジ(圧延目)があるために、反射光は圧延目と直交す
る面内に散乱される。したがって、圧延方向に対して垂
直に入射した光は、光の進行方向に対して前後(平行方
向)に散乱されるため、一定の反射角の光量のみを測定
する方法では、圧延目による散乱がないときよりも、少
ない反射光量となる。一方、圧延方向に対して平行に入
射した光は、圧延目によって光の進行方向に対して直交
する方向に広がって散乱されるが、この方向には直線上
に多数の光センサーが配置されているため、全光センサ
ーによる反射光量の積算値をとれば圧延目のないときの
値とほとんど差は生じない。
したがって、プレートスキャナーで絵柄面積率を読み
取る際、印刷版のアルミニウム支持体の圧延方向が、プ
レートスキャナーの光源の入射光の当該支持体面と平行
なベクトル分の方向と直交するように印刷版が印刷機に
セットされた場合、反射光量が少なく、絵柄面積率が実
際よりも大きく出力されてしまうという欠点があった。
この欠点を改良するために、アルミニウム板の圧延目
を消す方法の1つとして、ブラシグレイン法やボールグ
レイン法のごとき機械的な方法や電解グレイン法のごと
き電気化学的な方法あるいは両者を組み合わせた方法な
どの粗面化処理を施すという方法があるが、このような
処理は製造工程を複雑にするばかりでなく、コストが高
くなるという問題があった。
また、湿し水不要平版印刷版においては、感光層及び
/またはプライマー層に酸化チタン粉末を分散させ、圧
延目を隠蔽するという方法があるが、圧延目を隠蔽する
のに十分な量の酸化チタンを含有させるためには、高濃
度で分散させる必要があるので、分散設備が複雑かつ高
価になるという問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、インキプリセットシステムのプレー
トスキャナーで絵柄面積率を測定する際、印刷版のアル
ミニウム支持体の圧延方向が、プレートスキャナーの光
源の入射光の当該支持体面と平行なベクトル分の方向と
直交するように印刷版が印刷機にセットされた場合にお
いても、実際の絵柄面積率と同じ値を出力する平版印刷
版を与える平版印刷版用支持体であって、従来の支持体
よりも簡便、安価に製造可能な平版印刷版用支持体を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、上記目的を達成すべく、鋭意検討した
結果、本発明をなすに至ったものである。すなわち、本
発明は、アルミニウム板の圧延方向に対して垂直に光を
入射させて測定した鏡面光沢度が、圧延方向に対して平
行に光を入射させて測定した鏡面光沢度の70%以上であ
るアルミニウム板からなる平版印刷版用支持体を提供す
る。
以下、本発明について、詳しく説明する。
支持体 本発明の平版印刷版用支持体として用いられるアルミ
ニウム板は、圧延方向に対して垂直に光を入射させて測
定した鏡面光沢度が、圧延方向に対して平行に光を入射
させて測定した鏡面光沢度の70%以上であることが必要
とされる。
ここで、鏡面光沢度とは下記式(I)で表わされる値
GS(θ)であり、例えば日本電色工業(株)製光沢度計
VG−1Dを用いて測定することができる。
GS(θ)(%)=(φSOS)×(使用した基準面の光
沢度) (I) θ:光の入射角(本発明では60゜で測定した。) φS:試料面からの鏡面反射光束 φOS:基準面からの鏡面反射光束 GS:(θ):鏡面光沢度 本発明の平版印刷版用支持体として用いられるアルニ
ミウム板は、アルミニウムを主成分とする、純アルミニ
ウムや微量の異原子を含むアルミニウム合金等の板状体
である。この異原子には、珪素、鉄、マンガン、銅、マ
グネシウム、クロム、亜鉛、ビスマス、ニッケル、チタ
ンなどが含まれる。合金組成としては高々10重量%以下
の含有率のものである。本発明に好適なアルミニウムは
純アルミニウムであるが、完全に純粋なアルミニウム
は、精錬技術上製造が困難であるので、できるだけ異原
子を含まないものがよい。又、上述した程度の含有率の
アルミニウム合金であれば、本発明に使用しうる素材と
いうことができる。このように本発明に適用されるアル
ミニウム板は、その組成が特定されるものではなく従来
公知、公用の素材のものを適宜利用することができる。
本発明に用いられるアルミニウム板は、通常、圧延に
より作られ、通常0.1〜0.5mm厚で用いられる。この圧延
時に使用する圧延ロールは、アルミニウム板の鏡面光沢
度を決定する上で極めて重要となる。特に、圧延ロール
の表面粗さは重要であり、中心線平均表面粗さ(Ra)
が、0.1μm以下の圧延ロールを使用するのが好まし
い。また、Ra=0.05μm以下の圧延ロールを用いる方が
さらに好ましい。このような圧延ロールを用いて圧延さ
れたアルミニウム板の表面粗さは、Ra=0.1〜0.01μm
となる。
表面粗さが0.1μm以上の圧延ロールを用いた場合
は、圧延方向に対して垂直に光を入射させて測定した鏡
面光沢度が、圧延方向に対して平行に光を入射させて測
定した鏡面光沢度の70%以下となり、プレートスキャナ
ーで非画像部の絵柄面積率を測定すると、あたかも画像
があるように検出してしまい本発明の目的に使用するこ
とができない。
このアルミニウム板は、脱脂した後、直接、塗膜を設
けることができるが、さらにその表面を処理してもよ
い。
表面処理 圧延されたアルミニウム板の表面には圧延オイルが付
着しているので、これを除去するために脱脂処理がなさ
れる。苛性ゾーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、燐酸ソー
ダ、珪酸ソーダ等のアルカリを用いて脱脂処理される。
好ましい処理条件は、温度30〜100℃、濃度1〜50%、
時間1〜100秒の範囲である。
このような脱脂処理の後、直接感光層等の塗膜を設け
てもよいが、さらに砂目立て、陽極酸化、親水化処理等
の表面処理を行ってもよい。好ましい砂目立て法は、研
磨材を表面に吹き付けて粗面化するサンドブラスト法や
液体ホーニング法、湿った研磨材を用いてアルミニウム
表面をブラシでこするブラシグレイン法、硝酸や塩酸の
電解液中で砂目立てする電解グレイニング法等が用いら
れ、必要に応じて、これらを組み合わせて用いてもよ
い。砂目立てされた表面は、酸、アルカリを用いて表面
を清浄化した後、陽極酸化処理される。陽極酸化処理
は、通常、硫酸電解液中で行われるが、燐酸或は燐酸と
硫酸の混酸中で陽極酸化処理を行ってもよい。好ましい
処理条件は、一概に特定できないが、濃度1〜30重量
%、温度20〜50℃、時間5〜100秒、電流密度5〜100A/
dm2の範囲である。
所定の酸化皮膜を設けた後、珪酸ソーダ溶液中に浸漬
して親水化処理を行ってもよい。他の親水化処理法とし
ては、フッ化ジルコン酸溶液中に浸漬する方法、ポリア
クリル酸溶液中に浸漬する方法、ポリビニールホスホン
酸溶液中に浸漬する方法等が用いられる。好適な処理条
件は、濃度1〜20重量%、温度20〜80℃、時間5〜30秒
の範囲である。
本発明の平版印刷版用支持体として用いられる、前述
のように処理されたアルミニウム支持体の表面に種々の
層を設けることにより、種々の態様の平版印刷版とする
ことができる。
このような平版印刷版の具体例を以下に示すが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
[I]感光性平版印刷版 感光性平版印刷版は支持体上に感光層を設けたもので
ある。この感光層は通常のフォトメカニカル法により、
オリジナルから直接又はフィルムを通して露光される。
その後、有機溶媒又はアルカリ水溶液等の現像液で処理
し、インキ受容性の画像部と親水性の非画像部を形成し
て、平版印刷版とする。
このような感光層としては種々の感光層を用いること
ができる。以下にその具体例を示すが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
(1) ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光層 ネガ作用型感光性ジアゾ化合物としては米国特許第2,
063,631号及び同第2,667,415号の各明細書に開示されて
いるジアゾニウム塩とアンドールやアセタールのような
反応性カルボニル基を含有する有機縮合剤との反応生成
物であるジフェニルアミン−p−ジアゾニウム塩とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物(所謂感光性ジアゾ樹脂)
が好適に用いられる。この他の有用な縮合ジアゾ化合物
は特公昭49−48001号、同49−45322号、同49−45323号
の各公報等に開示されている。これらの型の感光性ジア
ゾ化合物は通常水溶性無機塩の形で得られ、従って水溶
液から塗布することができる。又、これらの水溶性ジア
ゾ化合物を特公昭47−1167号公報に開示された方法によ
り1個又はそれ以上のフェノール性水酸基、スルホン酸
基又はその両者を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応
させ、その反応生成物である実質的に水不溶性の感光性
ジアゾ樹脂を使用することもできる。
また、特開昭56−121031号公報に記載されているよう
にヘキサフルオロ燐酸塩または、テトラフルオロ硼酸塩
との反応生成物として使用することもできる。
フェノール性水酸基を有する反応物の例としては、ヒ
ドロキシベンゾフェノン、4,4−ビス(4′−ヒドロキ
シフェニル)ペンタン酸、レゾルシノール、又はジレゾ
ルシノールのようなジフェノール酸であって、これらは
更に置換基を有していてもよい。ヒドロキシベンゾフェ
ノンには2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒド
ロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン又は2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノンが含まれる。
好ましいスルホン酸としては、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ナフタレン、フェノール、ナフトールお
よびベンゾフェノン等のスルホン酸のような芳香族スル
ホン酸、又はそれ等の可溶性塩類、例えば、アンモニウ
ム及びアルカリ金属塩が例示できる。スルホン酸基含有
化合物は、一般に低級アルキル、ニトロ基、ハロ基、及
び/又はもう一つのスルホン酸基で置換されていてもよ
い。このような化合物の好しいものとしては、ベンゼン
スルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタリンスルホン
酸、2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ナフタリン−2−スルホン酸、1−
ナフトール−2(又は4)−スルホン酸、2,4−ジニト
ロ−1−ナフトール−7−スルホン酸、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、m−
(p′−アニリノフェニルアゾ)ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アリザリンスルホン酸、o−トルイジン−m
−スルホン酸及びエタンスルホン酸等が挙げられる。ア
ルコール又は芳香族ヒドロキシ化合物の硫酸エステルと
その塩類も又有用である。このような化合物は通常アニ
オン性界面活性剤として容易に入手できる。その例とし
てはラウリルサルフェート、アルキルアリールサルフェ
ート、p−ノニルフェニルサルフェート、2−フェニル
エチルサルフェート、イソオクチルフェノキシジエトキ
シエチルサルフェート等のアンモニウム塩又はアルカリ
金属塩が挙げられる。
これ等の実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂は水溶
性の感光性ジアゾ樹脂と前記の芳香族又は脂肪族化合物
の水溶液を好ましくはほぼ等量となる量で混合すること
によって沈殿として単離される。
また、英国特許第1,312,925号明細書に記載されてい
るジアゾ樹脂も好ましい。
もっとも好適なジアゾ樹脂はp−ジアゾジフェニルア
ミンとホルムアルデヒドとの縮合物の2−メトキシ−4
−ヒドロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩で
ある。
ジアゾ樹脂の含有量は、感光層中に5〜50重量%含ま
れているのが適当である。ジアゾ樹脂の量が少なくなれ
ば感光性は当然大になるが、経時安定性が低下する。最
適のジアゾ樹脂の量は約8〜20重量%である。
一方、バインダーとしては、種々の高分子化合物が使
用され得るが、本発明においては、ヒドロキシ、アミ
ノ、カルボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレ
ン、チオアルコール、エポキシ等の基を含むものが望ま
しい。このような好ましいバインダーには、英国特許第
1,350,521号明細書に記されているジェラック、英国特
許第1,460,978号および米国特許第4,123,276号の各明細
書に記されているようなヒドロキシエチルアクリレート
単位またはヒドロキシエチルメタクリレート単位を主な
る繰り返し単位として含むポリマー、米国特許第3,751,
257号明細書に記されているポリアミド樹脂、米国特許
第1,074,392号明細書に記されているフェノール樹脂お
よび例えばポリビニルフォルマール樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂のようなポリビニルアセタール樹脂、米国
特許第3,660,097号明細書に記されている線状ポリウレ
タン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレート化樹脂、
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合された
エポキシ樹脂、ポリアミノスチレンやポリアルミルアミ
ン(メタ)アクリレートのようなアミノ基を含むポリマ
ー、酢酸セルロース、セルロースアルキルエーテル、セ
ルロースアセテートフタレート等のセルロース誘導体等
が包含される。
ジアゾ樹脂とバインダーからな組成物には、更に、米
国特許第1,041,463号明細書に記されているようなpH指
示薬、米国特許第3,236,646号明細書に記載されている
燐酸、染料などの添加剤を加えることができる。
(2) o−キノンジアジド化合物からなる感光層 特に好ましいo−キノンジアジド化合物はo−ナフト
キノンジアジド化合物であり、例えば米国特許第2,766,
118号、同第2,767,092号、同第2,772,972号、同第2,85
9,112号、同第2,907,665号、同第3,046,110号、同第3,0
46,111号、同第3,046,115号、同第3,046,118号、同第3,
046,119号、同第3,046,120号、同第3,046,121号、同第
3,046,122号、同第3,046,123号、同第3,061,430号、同
第3,102,809号、同第3,106,465号、同第3,635,709号、
同第3,647,443号の各明細書をはじめ、多数の刊行物に
記されており、これらは好適に使用することができる。
これらの内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合物のo−ナ
フトキノンジアジドスルホン酸エステルまたはo−ナフ
トキノンジアジドカルボン酸エステル、および芳香族ア
ミノ化合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸アミ
ドまたはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸アミドが
好ましく、特に米国特許第3,635,709号明細書に記され
ているピロガロールとアセトンとの縮合物にo−ナフト
キノンジアジドスルホン酸をエステル反応させたもの、
米国特許第4,028,111号明細書に記されている末端にヒ
ドロキシ基を有するポリエステルにo−ナフトキノンジ
アジドスルホン酸、またはo−ナフトキノンジアジドカ
ルボン酸をエステル反応させたもの、英国特許第1,494,
043号明細書に記されているようなp−ヒドロキシスチ
レンのホモポリマーまたはこれと他の共重合し得るモノ
マーとの共重合体にo−ナフトキノンジアジドスルホン
酸またはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステ
ル反応させたもの、米国特許第3,759,711号明細書に記
されているようなp−アミノスチレンと他の共重合し得
るモノマーとの共重合体にo−ナフトキノンジアジドス
ルホン酸またはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸を
アミド反応させたものは非常にすぐれている。
これらのo−キノンジアジド化合物は、単独で使用す
ることができるが、アルカリ可溶性樹脂と混合して用い
た方が好ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、ノボ
ラック型フェノール樹脂が含まれ、具体的には、フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾールホルムアル
デヒド樹脂、m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂など
が含まれる。更に米国特許第4,123,279号明細書に記さ
れている様に上記のようなフェノール樹脂と共に、t−
ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のような炭素数
3〜8のアルキル基で置換されたフェノールまたはクレ
ゾールとホルムアルデヒドとの縮合物とを併用すると、
より一層好ましい。アルカリ可溶性樹脂は、感光層を構
成する組成物の全重量を基準として約50〜85重量、より
好ましくは60〜80重量%、含有させることができる。
o−キノシジアジド化合物からなる感光性組成物に
は、必要に応じて更に染料、可塑剤、例えば英国特許第
1,401,463号、同第1,039,475号、米国特許第3,969,118
号の各明細書に記されているようなプリントアウト性能
を与える成分などの添加を加えることができる。
(3) カルボン酸残基または無水カルボン酸残基を有
する重合体、付加重合性不飽和化合物および光重合開始
剤を含有する光重合型感光性組成物からなる感光層 カルボン酸残基または無水カルボン酸残基を有する重
合体、付加重合性不飽和化合物および重合開始剤を含有
する光重合型感光性組成物の層を設けた印刷版は、保存
性がよく、しかも、露出した非画像部のアルミニウム板
表面は、印刷インキで汚れ難く、しかも汚れたインキを
迅速に除去する良好な親水性を有しており、感光層との
高い接着力を有する。
この目的に適合するカルボン酸残基または無水カルボ
ン酸残基を有する重合体としては、下記の〔A〕〜
〔D〕の中から選ばれた構造単位を有する重合体が好ま
しい。
(式中R1およびR4は水素原子またはアルキル基を示し、
R3はフェニレン基、またはヒドロキシ基を有していても
よいアルキレン基、R5は水素原子、置換基を有していて
もよいアルキル基、R6は置換基を有していてもよいアル
キル基、アリル基もしくはアリール基またはシクロアル
キル基を表わし、nは0または1を表わす。) より具体的な構造単位としては、式(A)としてアク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香酸等
が挙げられ、式(B)としてマレイン酸、マレイン酸モ
ノヒドロキシアルキルエステル、マレイン酸モノシクロ
ヘキシルエステル等が挙げられ、式(C)としてマレイ
ン酸モノアルキルアミド、マレイン酸モノヒドロキシア
ルキルアミド等が挙げられ、式(D)として無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸等が挙げられる。重合体として
は、通常、平均分子量1000〜10万のものを使用する。
付加重合性不飽和化合物は、光重合型感光性樹脂組成
物が活性光線の照射を受けた場合、相互に三次元方向で
付加重合し、不溶化をもたらすようなエチレン性不飽和
二重結合を有する単量体である。例えば、不飽和カルボ
ン酸、不飽和カルボン酸と脂肪族ポリヒドロキシ化合物
とのエステル、不飽和カルボン酸と芳香族ポリヒドロキ
シ化合物とのエステル等が挙げられる。
光重合開始剤は、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエ
ーテル、ベンゾフェノン、アントラキノン、ミヒラーケ
トン等を単独もしくは組合わせて用いることができる。
この感光性組成物は乾燥後の塗布量が1〜3g/m2となる
ように塗布することが好ましい。
[II]湿し水不要感光性平版印刷版(以下、「水なしPS
版」と称す。) シリコーンゴム層を非画像部とする水なしPS版につい
ては、すでに種々のものが提案されている(例えば、特
公昭44−23042号、特公昭46−16044号、特公昭54−2692
3号、特公昭61−54222号、特開昭63−265247号)。
この種の水なしPS版を製版する方法には2つのタイプ
がある。その1つは、画線部の感光層を現像液で溶解す
ることによってその上部にあるシリコーンゴム層を除去
し、画線部を形成する方法(特公昭46−16044号)であ
り、もう1つは、光接着性感光層もしくは光剥離性感光
層とシリコーンゴム層を積層してなる水なしPS版を用
い、画線部のシリコーンゴム層のみを選択的に除去する
方法(特公昭54−26923号および特開昭56−80046号)で
ある。
前者、すなわち画線部の感光層を現像液で溶解するこ
とによって画線部を形成する方法の場合、前述(3)の
カルボン酸残基または無水カルボン酸残基を有する重合
体、付加重合性不飽和化合物および光重合開始剤を含有
する光重合型感光性組成物からなる感光層上に、シリコ
ーンゴム層を0.5〜5μmの膜厚で塗設することが好ま
しい。
また後者、すなわち特に、光接着性感光層とシリコー
ンゴム層とからなる水なしPS版の場合、露光により、光
接着性感光層とシリコーンゴム層とが強固に光接着する
ことを利用して、光接着性感光層を実質的に溶解させず
(一部溶解させるのみ)、感光層および/又はシリコー
ンゴム層を膨潤させる現像液を用いて、未露光部のシリ
コーンゴム層を選択的に剥離除去することにより、露出
した感光層をインキ受容部としている。この場合、現像
液に実質的に溶解しない成分と、付加重合性不飽和化合
物及び光重合開始剤を含有する感光層上に、シリコーン
ゴム層を0.5〜5μmの膜厚で塗設することが好まし
い。
この態様、すなわち水なしPS版においては、アルミニ
ウム支持体の表面を粗面化しないのが普通であるので
(粗面化すると圧延目は少なくなるか、又は消えてしま
う)本発明による効果が著しい。
[III]電子写真法を利用した平版印刷版 電子写真法を利用した印刷版の作製方法としては「電
子写真技術の基礎と応用」(電子写真学会編:コロナ社
刊 1988年)あるいは「記録材料マニュアル」(トリプ
ケス社 1981年)等に記載の従来公知の方法を使用する
ことができる。
例えば、少なくとも光導電性物質とアルカリ可溶性樹
脂を含有する光導電層をアルミニウム支持体上に設け、
これを従来公知の方法によりトナー現像、定着した後、
トナー非画像部の光導電層をアルカリ性溶液で除去する
ことにより印刷版とする方法が知られている。
具体的には特公昭37−17162号、同38−6961号、同38
−7758号、同41−2426号、同46−39405号、特開昭50−1
9509号、同50−19510号、同52−2437号、同54−145538
号、同54−134632号、同55−105254号、同55−153948
号、同55−161250号、同57−147656号、同57−161863号
の各公報等を例示することができる。
また、電子写真感光体上に形成したトナー画像を支持
体に転写することにより、印刷版とする方法も用いるこ
とができる。
例えば、有機または無機電子写真感光体上に常法によ
り、トナー画像を形成する。これをコロナ転写、バイア
スローラ転写、圧力転写等の公知の転写法によりアルミ
ニウム支持体に転写することにより印刷版とすることが
できる。また、必要に応じてゴムローラー等の被転写材
を介して複数回の転写の後、アルミニウム支持体にトナ
ー転写することも可能である。
更に、アルミニウム支持体上にあらかじめ絶縁層を設
け、これに上記方法によってトナー像を転写し、非トナ
ー画像部を除去することにより印刷版とすることも可能
である。
具体的には特開昭59−36272号、同60−107042号、同6
1−118778号、特開平1−225975号、同1−216367号、
特公昭55−42752号の各公報等を例示することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明の平版印刷版用支持体から得られる平版印刷版
は、インキプリセットシステムのプレートスキャナーで
絵柄面積率を測定する際、印刷版のアルミニウム支持体
の圧延方向が、プレートスキャナーの光源の入射光の当
該支持体面と平行なベクトル分の方向と直交するように
印刷版が印刷機にセットされた場合においても、実際の
絵柄面積率と同じ値を出力することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 中心線平均表面粗さ(Ra)が0.03μmとなるように仕
上げ処理された圧延ロールを用いて圧延されたアルミニ
ウム板(JISA1050、表面粗さ0.04μm)を10%のNaOH水
溶液中に50℃で20秒間浸漬して表面の油を除去した後、
2.5%3号ケイ酸ソーダ水溶液中に70℃で10秒間浸漬し
てアルミニウム支持体を作製した。
上記圧延されたアルミニウム板(JISA1050)の鏡面光
沢度比を日本電色工業(株)製光沢度計VG−1Dにて測定
した結果を表1に示す。
このようにして得られたこのアルミニウム支持体上
に、下記組成の感光液を乾燥重量で2.0g/m2となるよう
に塗布し、乾燥して感光層を設けた。
N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド/2−
ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリロニトリル/
メチルメタクリレート/メタクリル酸(=15:10:30:38:
7モル比)共重合体(平均分子量60000)……5.0 重量部 4−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合
物の6弗化燐酸塩 ……0.5 重量部 亜燐酸 ……0.05重量部 ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学(株)社製)
……0.1 重量部 2−メトキシエタノール ……100 重量部 このようにして作られた感光性平版印刷版を真空焼き
枠中で133線/インチの50%網点原稿を全面に密着し、1
mの距離から3kWのメタルハライドランプを用いて50秒間
画像露光を行った後、下記組成の現像液で現像し、アラ
ビアガム水溶液でガム引きして平版印刷版とした。
現像液 亜硫酸ソーダ ……5重量部 ベンジルアルコール ……30重量部 炭酸ソーダ ……5重量部 イソプロピルナフタレンスルホン酸ソーダ……12重量部 純水 ……1000重量部 この印刷版について、インクプリセットシステムのプ
レートスキャナー適性試験を起った結果を表1に示す。
ここで、プレートスキャナー適性とは、印刷版のアル
ミニウム支持体の圧延方向が、プレートスキャナーの光
源の入射光の当該支持体面と平行なベクトル分の方向と
直交するように印刷版が印刷機にセットされた場合にお
いても、実際の絵柄面積率と同じ値を出力する性質をい
う。したがって圧延方向が入射光の支持体面と平行なベ
クトル分の4方向と、直交する場合と平行な場合との絵
柄面積率の差が小さいほど、プレートスキャナー適性が
良いと評価される。
比較例1 中心線平均表面粗さが0.2μmの汎用の圧延ロールを
用いて圧延されたアルミニウム板(JISA1050、表面粗さ
0.2μm)を、10%のNaOH水溶液中に50℃で20秒間浸漬
して表面の油を除去した後、2.5%3号ケイ酸ソーダ水
溶液中に70℃で10秒間浸漬してアルミニウム支持体を作
製した。
上記圧延されたアルミニウム板(JISA1050)の鏡面光
沢度比を実施例1と同様に測定した結果を表1に示す。
この印刷版について、プレートスキャナー適性試験を
行った結果を表1に示す。
実施例2 実施例1と同様にして作製したアルミニウム支持体上
に下記の要領でプライマー層、感光層及びシリコーンゴ
ム層をこの順に塗設して、水なしPS版原板を得た。
プライマー層 得られたアルミニウム支持体上に、下記プライマー層
用組成物を乾燥重量で8.0g/m2となるように塗布し、120
℃で3分間加熱し、乾燥させプライマー層を得た。
プライマー層用組成物 純水 450 重量部 無水炭酸ナトリウム 2.6重量部 からなる溶液を70℃に加温、撹拌しながら下記のカゼイ
ン粉末を添加し、溶解した。
乳酸カゼイン(ニュージーランド産Murray Coulburn Co
operative Co.Ltd.製) 50重量部 次に、このカゼイン水溶液中に以下の成分を配合して
プライマー層用組成物とした。
日本ゼオン(株)製SBRラテックス〔Nipol LX110(固形
分40.5%)Tg=−60℃ 50 重量部 (固形分換算) キノリンイエロー−WS(中外化成(株)製黄色染料) 0.5重量部 ニッコールOTP−100S(ニッコーケミカルズ(株)製ア
ニオン界面活性剤) 1.2重量部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 3.0重量
純水 100 重量部 感光層 次に、得られたプライマー層上に、以下の成分からな
る感光性樹脂層用組成物を乾燥重量で3.0g/m2となるよ
うに塗布し100℃、1分間乾燥させた。
感光性樹脂用組成物 2−アリロキシエチルメタアクリレート/2−メタクリロ
キシ水素サクシネート=90/10モル%共重合体 2 重量部 フェノールクレゾールブルー(pH指示薬) 0.01重量部 ディフェンサーMCF323(大日本インキ化学工業(株)
製) 0.02重量部 p−ジアゾジフェニルアミン/ホルムアルデヒド縮合物
のPF6塩 0.02重量部 プロピルグリコールモノメチルエーテル 15 重量部 メチルエチルケトン 10 重量部 得られた感光性樹脂層上に下記組成のシリコーンゴム
層用の組成物を乾燥重量で2.0g/m2となるように塗布
し、140℃、2分間乾燥させ、シリコーンゴム硬化層を
得た。
α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン(重合度約70
0) 9 重量部 ポリジメチルシロキサン(重合度約8,000) 0.5 重量部 オレフィン−塩化白金酸 0.2 重量部 抑制剤 0.15重量部 アイソーパG(エッソ化学(株)製 140 重量部 上記のようにして得られたシリコーンゴム層の表面の
厚さ9μmの片面マット化ポリプロピレンフィルムをラ
ミネートし、水なしPS版原板を得た。
このようにして作られた水なしPS版原版に、真空焼き
枠中で133線/インチの50%網点原稿を全面に密着し、1
mの距離から3kWのメタルハライドランプを用いて50秒間
画像露光した後ラミネートフィルムを剥離し、ベンジル
アルコール12重量部、イソプロピルナフタレンスルホン
酸ナトリウム5重量部、トリエタノールアミン1重量部
及び水82重量部よりなる現像液に1分間浸漬し、現像パ
ッドでこすったところ、未露光部の感光性樹脂層及びシ
リコーンゴム層が除去され、水なしPS版を得た。
この印刷版について、プレートスキャナー適性試験を
行った結果を表1に示す。
比較例2 比較例1と同様にして作製したアルミニウム支持体上
に、実施例2と同様にしてプライマー層、感光層及びシ
リコーンゴム層を塗設し、露光、現像して水なしPS版を
得た。
この印刷版について、プレートスキャナー適性試験を
行った結果を表1に示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム板の圧延方向に対して垂直に
    光を入射させて測定した鏡面光沢度が、圧延方向に対し
    て平行に光を入射させて測定した鏡面光沢度の70%以上
    であるアルミニウム板からなる平版印刷版用支持体。
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