JP2665669B2 - 車輛用空気調和装置 - Google Patents

車輛用空気調和装置

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JP2665669B2 JP6929988A JP6929988A JP2665669B2 JP 2665669 B2 JP2665669 B2 JP 2665669B2 JP 6929988 A JP6929988 A JP 6929988A JP 6929988 A JP6929988 A JP 6929988A JP 2665669 B2 JP2665669 B2 JP 2665669B2
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順之 武川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00978Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車輛用空気調和装置に関し、さらに詳言しれ
ば空気調和装置の表示部にRAMのアドレスデータおよび
格納データを表示して自己診断等に利用し得るようにし
た車輛用空気調和装置に関する。
(従来技術) 従来の車輛用空気調和装置においては、自己診断モー
ド指示スイツチを設け、自己診断モード指示スイツチの
操作によつて自己診断モードに入つて、車輛用空気調和
装置の制御とは別のプログラムを実行させて各センサお
よびアクチュエータ等の情報を螢光表示装置または液晶
表示装置に表示させていた。
また、特開昭61−255245号に示されている如く診断項
目に優先順位を持たせてコード番号を付し、異常項目が
あつた場合に基準デューテイ信号を出力した後、異常が
あつたコード信号に対応する比率のデューテイ信号を前
記優先順位にしたがつて出力し、異常がない場合は前記
基準デューテイ信号と同一の正常デューテイ信号を出力
する自己診断回路を設けて、診断信号をアナログ表示可
能にしたものがある。
またさらに、特開昭61−261145に開示されている如く
故障検出手段の検出結果を記憶手段に記憶し、この記憶
手段の記憶内容を表示する故障表示手段と、記憶手段に
記憶される故障検出手段の検出結果に検出が行なわれた
時刻を付加する時刻付加手段と、検索期間が入力される
検索期間入力手段と、記憶手段の記憶内容のうち付加さ
れた時刻が検索期間内であるものを故障表示手段に選択
的に表示させる選択表示手段を備えたものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記した如き従来の故障診断手段によるときは故障診
断のプログラムが実行されているときは、車輛用空気調
和装置を制御する空気調和のためのプログラムは実行さ
れず、通常の空気調和時における各センサおよびアクチ
ュエータ等の情報は表示できない問題点があつた。
本発明は上記にかんがみなされたもので車輛用空気調
和装置の空気調和制御プログラムと並行して自己診断等
に利用でき、空気調和時における各センサの出力、ダン
パの開度等の表示ができる車輛用空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の課題を解決するために、第1図に示す
如く構成した。
コンピュータ1で制御される車輛用空気調和装置にお
いて、コンピュータ1の一部を構成するRAM2のアドレス
データおよび格納データの表示モードに入ることを指示
するRAM表示モード指示手段3と、前記コンピュータ1
の一部を構成する中央処理装置4の遊休期間(アイドル
・タイム)中に、RAM表示モード指示手段3による指示
を判別手段5により判別し、表示モードが指示されてい
るとき表示希望アドレスにアドレスデータをアドレスデ
ータ変更手段6で設定し、かつ選択手段7によりアドレ
スデータまたは該アドレスデータに対するRAM2のアドレ
スに格納されているデータの一方を選択する表示データ
指示制御手段8とを備えて、表示データ指示制御手段8
により選択された表示データを表示手段9に表示させる
ようにした。
(作用) RAM表示モード指示手段3による表示モードの指示
は、中央処理装置4の遊休期間中に表示データ指示制御
手段8により、判別、アドレスの設定、アドレスデータ
の表示または該アドレスデータに対するRAM2のアドレス
に格納されているデータの表示の何れか一方が選択され
て、表示手段9に表示される。しかして上記の判別の判
別定段5により、アドレスの設定はアドレスデータ変更
手段6により、表示データの選択は選択手段7によりな
される。これらは、中央処理装置4の遊休期間中になさ
れるため、コンピュータによる車輛用空気調和装置の制
御に影響を与えることはない。さらに、RAM2のアドレス
データ、RAM2の格納データの表示がなされるため、コン
ピュータによる制御中の車輛用空気調和装置内の情報、
たとえば各センサの出力、ダンパの開度等の情報が表示
手段に表示されることになる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図で
ある。
21は空気調和装置本体、22はマイクロコンピュータを
備えて空気調和装置21を制御する制御装置である。
空気調和装置本体21はダクト23の上流側から下流側に
向つて、取入れ空気を車室内気にするか外気にするか、
またはその混合気にするかを選択するインテークダンパ
24、インテークダンパ24を介して吸い込んだ空気を車室
へ送風する送風機25、後記の冷却機34が動作中送風空気
と熱交換するエバポレータ26、エバポレータ26を通過し
た空気中後記の加熱器28に分流させる空気量を制御する
ミツクスダンパ27、車載内燃機関の冷却水が循環されて
通気空気を加熱する加熱器28、車室30への空気吹出口を
選択するモード切替用ダンパ29を備えている。
コンプレツサ35、コンデンサ36、レシーバタンク37、
膨脹弁38はエバポレータ26と共に冷却機34を構成し、車
載内燃機関出力軸の回転はプーリー39に伝達されて、プ
ーリ39の回転はマグネツトクラツチ40を介してコンプレ
ツサ35に伝達され、この伝達によりコンプレツサ35が駆
動される。
車室30への空気吹出口は乗員の顔部方向へ空気を吹き
出すベント吹出口31と、足元から空気を吹き出すヒート
吹出口32と、フロントガラスに沿つて吹き出すデフロス
ト吹出口(図示せず)とで形成してあり、モード切替ダ
ンパ29によつて上記吹出口の1つまたは2つが選択され
る。
インテークダンパ24はモータアクチュエータ33によ
り、ミツクスダンパ27はモータアクチュエータ41によ
り、モード切替ダンパ29はモータアクチュエータ42によ
りそれぞれ駆動される。なお、第2図において44〜48は
モータアクチュエータ33、送風機25、マグネツトクラツ
チ40、モータアクチュエータ4,42をそれぞれ駆動する駆
動回路である。
一方、車室内器温度を検出する内気温度センサ50、日
射量を検出する日射量センサ51、エバポレータ出口温度
すなわちA点の温度を検出するエバポレータ出口温度セ
ンサ52、外気温度を検出する外気温度センサ53、車室内
気温度を設定する設定器54、ミツクスダンパ開度を検出
するポテンショメータ55が設けてある。
また一方、コンソールパネルの下部には車輛用空気調
和装置の操作・表示パネル60が設けてある。操作・表示
パネル60は螢光表示部分61とスイツチ部分62とからなつ
ている。螢光表示部分61には送風機25の動作状態を表示
する7セグメント表示部分63、車室30への吹き出しモー
ドを表示するモード表示部分64、車輛用空気調和装置の
運転状態〔エコノミー運転(ECON)/自動運転(AUT
O)〕を表示する運転状態表示部分65、外気温度または
設定温度の表示をする2桁の7セグメント表示部分66-1
および66-2を備えている。またさらに、スイツチ部分62
は送風機25の自動/手動を設定する送風機スイツチ67、
車室30への吹出しモードをヒート吹出しモードとベント
吹出しモードとに切替えるモードスイツチ68、7セグメ
ント表示部分66-1および66-2に外気温度表示を指示する
外気温度指示スイツチ69、7セグメント表示部分66-1
よび66-2に設定温度表示と設定温度の増・減を指示する
設定スイツチ70-1および70-2、車輛用空気調和装置を停
止状態に制御するオフスイツチ71、車輛用空気調和装置
を自動制御状態に指示する自動動作指示スイツチ72、車
輛用空気調和装置を経済運転、すなわちコンプレツサ35
の駆動開始温度を高い温度に設定する運転状態を指示す
る経済運転指示スイツチ73、デフロストモードに設定指
示するデフロスト指示スイツチ74およびインテークダン
パ24を車室内気循環状態に指示するレサーキュレート指
示スイツチ75が設けてある。また、自動動作指示スイツ
チ72の指示に対して運転状態表示部分65にAUTO表示が、
経済運転指示スイツチ73の指示に対して同じくECON表示
がなされる。
各温度センサ50〜53の出力、設定器54の出力およびポ
テンショメータ55の出力はマルチプレクサ56を介してA/
D変換器(以下、ADCと記す)57に供給し、デジタルデー
タに変換し、ADC57にて変換さえたデジタルデータはマ
イクロコンピュータ58に供給してある。さらに、操作・
表示パネル60のスイツチ部分62の各スイツチ67〜75の出
力もマイクロコンピュータ58に供給してある。
マイクロコンピュータ58は基本的にCPU、プログラム
を記憶させたROM、データを記憶するRAM、入力ポート、
出力ポートおよびマイクロコンピュータ58の動作タイミ
ングを決定する発振器の発振周波数を分周し、分周クロ
ツク信号をカウントするカウンタとを備えている。ROM
に記憶されているプログラムにしたがつてADC57からの
出力デジタルデータおよびスイツチ部分62からのスイツ
チの設定状態が読み込まれ、CPUで処理、演算されたデ
ータは出力ポートを介して駆動回路44〜48、螢光表示部
分61に出力され、自動制御が指示されているとき、送風
量の制御が、マグネツトクラツチ40を介して制御される
コンプレツサ35の稼動時期および稼動期間の制御が、ミ
ツクスダンパ27の開度制御がなされて車室内温度が設定
器54による設定温度になすべく制御され、モード切替ダ
ンパ29の開度制御がされて、螢光表示部分61に対応する
表示がされる。
ROMに記憶されているプログラムにしたがつて本発明
の作用を第3図のフロチヤートにより説明する。
プログラムの実行が開始されると初期設定がなされ
(ステツプa)、各センサ50〜53の出力、設定器54の出
力およびポテンショメータ55の出力が読み込まれ、RAM
に一旦記憶される(ステツプb)。ステツプbに続いて
操作・表示パネル60のステツプ部分62からのスイツチの
設定状態が読み込まれる(ステツプc)。ステツプcに
おけるスイツチの設定状態の読み込みは、車輛用空気調
和装置の操作としては通常行なわれない操作がなされて
いるか、たとえば外気温度指示スイツチ69が所定期間
(たとえば5秒間)以上継続して押圧されているか否か
を判別し、ついでスイツチ設定状態の通常の読み込みが
行なわれる。前者の読み込みを異常時のスイツチ処理と
記し後者の読み込みを通常のスイツチ処理と記す。
ステツプcに続いて総合信号T、T=TR+K1TS+K2TE
+K3TA−K4TD+K5が演算のうえ一旦RAMに記憶される
(ステツプd)。ここでTRは内気温度、TSは日射量、TE
はエバポレータ出口温度、TAは外気温度をそれぞれ示
し、センサ50〜53により検出される。TDは設定器54によ
る設定温度を示し、K1〜K5は定数である。したがつて総
合信号Tは設定車室温度と検出内気温度との偏差に関連
し、さらに日射量TS、エバポレータ温度TEおよび外気温
度TAにより補正した値に対応しており、車室内温度を設
定温度に保つための熱負荷に関連した値とも言うことが
できる。
ステツプdに続いてミツクスダンパ27の開度制御(ス
テツプe)、コンプレツサ35の稼動制御(ステツプ
f)、送風機25の送風量の制御(ステツプg)が行なわ
れる。
ミツクスダンパ27の開度制御は、第4図(a)に示し
た予め設定してある制御パターンに従う開度に制御する
ことで行なう。コンプレツサ35の稼動制御は第4図
(b)に示した予め設定してある駆動温度パターンとエ
バポレータ出口温度TEとを比較し、駆動温度以上のエバ
ポレータ出口温度TEのときにコンプレツサ35を駆動させ
ることで行なう。第4図(b)において実線は経済運転
の場合の駆動温度パターンを示している。送風機25の送
風量制御は、第4図(c)に示した予め設定してある制
御パターンに従う電圧VBを送風機25に印加することによ
つて行なう。なお、第4図(a)において、θ=100%
はエバポレータ26を通過した空気量の総てを加熱器28に
導くときの開度を示している。
ステツプgに続いてデータTF、TF=TE+K6θ+βが演
算のうえ、一旦RAMに記憶される(ステツプh)。ここ
でθはミツクスダンパ27の開度を、K6およびβは定数を
示しており、TFは上記の式からも明らかな如く車室30へ
吹き込む空気温度に対応している。ステツプhに続いて
データTFにともなつてモード切替ダンパ29の開度が制御
される(ステツプi)。ステツプiに続いて、インテー
クダンパ24が、コンプレツサ35の駆動、外気温度TA、送
風機25への印加電圧に関連して、その開度制御がなされ
る(ステツプj)。ステツプjに続いて、螢光表示部分
61の表示処理がなされ(ステツプk)、続いてステツプ
bが実行される。
なお、表示処理(ステツプk)において、表示・操作
パネル60のモードスイツチ68によりモードのみが手動と
されているときは、モードスイツチ68の指示による表示
がモード表示部分64になされるが、自動動作指示スイツ
チにより自動動作が指示されているときは、たとえばモ
ード表示部分64はデータTFにより処理されたモードに表
示されることになる。
さらに、ステツプb、ステツプcの通常のスイツチ処
理、ステツプd、ステツプe、ステツプf、ステツプ
g、ステツプh、ステツプi、ステツプjおよびステツ
プkの各ステツプの開始時期はROMに記憶させてある管
理プログラムにより時間管理されている。したがつて、
たとえばステツプbの各センサからのデータの読み込み
開始時期は所定時間間隔毎に定められており、ステツプ
cの通常のスイツチ処理開始時期も時期が定められてい
る。ステツプbの各センサからのデータを読み込む間に
CPUが遊休する遊休期間が、またステツプbとステツプ
cの通常のスイツチ処理との間にCPUの遊休期間が存在
する。
ステツプbに続いてステツプcの通常のスイツチ処理
開始までのCPUの遊休期間において、第3図(b)に示
す如く外気温度指示スイツチ69が5秒以上押圧されてい
るか否かがチエツクされる(ステツプc1)。ここで外気
温度を7セグメント表示部分66-1および66-2に表示させ
るために5秒間も外気温度指示スイツチ69が押圧される
ことは通常ではない。ステツプc1において外気温度指示
スイツチ69が5秒以上押圧されていないときは、ステツ
プc1に続いてRAM表示モードが指示されているか否かが
チエツクされ(ステツプc2)、RAM表示モードが指示さ
れていないときはステツプc2を続いて通常のスイツチ処
理がなされ(ステツプc20)、ステツプdへ進む。ここ
でRAM表示モードか否かの判別はRAMに設けた後記するフ
ラグエリアmの内容をチエツクすることにより判別す
る。本例ではフラグエリアmにフラグが立つているとき
はRAM表示モードであると判別するものとする。
また、ステツプc1において外気温度表示スイツチ69が
5秒押されたかの判別は、第3図(a)に示す空気調和
制御ルーチンが1回実行される期間は管理プログラムに
て定められており、空気調和制御ルーチンが実行される
毎にRAMに設けたカウンタエリアpの内容を+1してい
くことにより、該カウントエリアpの内容が所定値を以
上となつたことにより判別することができる。
ステツプc1において外気温度指示スイツチ69が5秒以
上押圧されていると判別されたときは、フラグエリアm
にフラグが立つているか否かがチエツクされ(ステツプ
c3)、フラグが立つていないときはフラグを立てる(ス
テツプc4)。ステツプc3において既にフラグが立つてい
るときはフラグエリアmのフラグをリセツトする(ステ
ツプc5)。したがつてステツプc1〜c5によつて外気温度
指示スイツチ69を5秒以上押圧することによりRAM表示
モードに指定したり、RAM表示モードの解除を行なうこ
とになる。
ステツプc2においてRAM表示モード、すなわちフラグ
エリアmにフラグが立つていると判別されたときは、設
定温度の増加を指示する設定スイツチ70-1が押圧された
か否かが判別される(ステツプc6)。設定スイツチ70-1
が押圧されたと判別されたときはRAMに設けたカウンタ
エリアpの内容Bを(B+1)にし(ステツプc9)、次
に外気温度指示スイツチ69が押圧されたか否かがチエツ
クされる(ステツプc10)。ここでカウンタエリアqの
内容BでRAMのアドレスデータを示させる。ステツプc6
において設定スイツチ70-1が押圧されていないと判別さ
れたときは設定温度の減少を指示する設定スイツチ70-2
が押圧されたか否かが判別される(ステツプc7)。ステ
ツプc7において設定スイツチ70-2が押圧されたと判別さ
れたときはカウンタエリアqの内容を(B−1)にし
(ステツプc8)、次にステツプc10が実行される。した
がつて、RAM表示モードのとき(フラグエリアmにフラ
グが立つているとき)、設定スイツチ70-1および70-2
押圧する事によつてカウンタエリアqの内容すなわちRA
Mのアドレスデータをインクリメントしたり、デクリメ
ントしたりすることになる。
ステツプc10において外気温度指示スイツチ69がオン
状態であると判別されるとRAM表示モードにおいて表示
をアドレスとするがRAMの格納データとするかが判別さ
れる(ステツプc11)。ステツプc11の判別はRAMに設け
たフラグエリアnの内容をチエツクすることによつて判
別する。本例ではフラグエリアnにフラグが立つている
ときはアドレスデータの表示を、フラグエリアnにフラ
グが立つていないときはRAMの格納データの表示を指示
するものとする。ステツプc11においてフラグエリアn
にフラグが立つていないときはフラグエリアnにフラグ
を立て(ステツプc12)、フラグエリアnにフラグが立
つているときはフラグエリアnのフラグをリセツトして
(ステツプc13)、続いて通常のスイツチ処理(ステツ
プc20)が実行される。したがつてRAM表示モードであ
り、外気温度指示スイツチ69が押圧されることによりRA
Mのアドレスデータの表示を指示したり、該アドレスデ
ータに対するRAMに格納のデータの表示を指示したりす
ることになる。ステツプc10において、外気温度指示ス
イツチ69が押圧されていないと判別されたときはステツ
プc10に続いてステツプc20が実行される。
上記から明らかな如く、ステツプc6〜c13においてRAM
のアドレスの指定、アドレスデータの表示指示またはRA
Mの格納データの表示指示がなされる。しかるにこれはC
PUの遊休期間になされるため、車輛用空気調和装置本体
21の制御に影響を与ることはなく、車輛用空気調和装置
本体21の制御と実質的に並行して行なわれる。
さらに、螢光表示部分61の表示処理(ステツプk)は
第3図(c)に示す如く、ステツプjに続いて表示デー
タ処理がなされ(ステツプk1)、ステツプk1に続いてRA
M表示モードか否かが判別される(ステツプk2)。RAM表
示モードか否かは前記の如くフラグエリアmのフラグの
状態をチエツクすることにより判別され、RAM表示モー
ドでないときは、ステツプk2に続いて螢光表示部分61に
表示データがマイクロコンピュータ58から出力されて
(ステツプk6)、ステツプbが続いて実行される。ステ
ツプk6における出力があつたことにより螢光表示部分61
は上記表示データに伴なう表示がなされることになる。
また、7セグメント表示部分66-1および66-2には外気温
度指示スイツチ69による指示があるときは外気温度が、
また設定スイツチ70-1または70-2による増加または減少
の指示があるときは設定器54による設定値を表示すると
共に、その表示値を増加または減少していく。
ステツプk2においてRAM表示モードであると判別され
たときはアドレス表示か否かが判別される(ステツプ
k3)。アドレス表示か否かはフラグエリアnの内容によ
り判別される。ステツプk3においてフラグエリアnにフ
ラグが立つていないときはアドレスBに対するRAMの格
納データが出力ポートにセツトされて(ステツプk4)、
7セグメント表示部分66-1および66-2にステツプk6にお
いて表示される。したがつてこの場合はアドレスBに対
するRAMの格納データが7セグメント表示部分66-1およ
び66-2に表示されることになる。
また、ステツプk3において、フラグエリアnにフラグ
が立つているときにはRAMのカウンタエリアqの内容B
が出力ポートにセツトされて(ステツプk5)、7セグメ
ント表示部分66-1および66-2にステツプk6において表示
される。したがつてこの場合はRAMのアドレスデータが
7セグメント表示部分66-1および66-2に表示されること
になる。
また、上記した本発明の一実施例においてRAM表示モ
ードにするために、外気温度指示スイツチ69を用いた場
合を例示したが、外気温度指示スイツチ69の押圧に代つ
て、設定スイツチ70-1および70-2を同時に5秒以上押圧
したことを検出してもよい。設定スイツチ70-1および70
-2が同時に5秒以上にもわたつて押圧されることは通常
ないためである。
さらにまた、RAM表示モードに入るためのスイツチを
独立して設けてもよい。
また、第5図に示す如く表示部分が7セグメント表示
部分66-3のみの表示・操作パネル60-1の場合であつても
同様に構成することができる。なお、第5図において67
-1は送風機25への印加電圧を高、中、低電圧と手動にて
切替えるスイツチであり、64はモード切替の状態を表示
する表示器である。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、車輛用空気調和装
置を制御するコンピュータの一部を構成するRAMのアド
レス、該アドレスに格納されているデータを表示手段に
表示するように構成し、かつアドレスデータを変更可能
にしたため、コンピュータによる制御中の車輛用空気調
和装置内の情報が表示されて、自己診断、車輛用空気調
和装置の実験、コンピュータプログラムのデバツグ等が
行なえるようになる。
さらにまた、上記したRAMのアドレス、格納内容の表
示指示をするRAM表示モード指示の判別、アドレスデー
タの変更、アドレスデータ表示とするか格納内容の表示
とするかの選択はコンピュータの中央処理装置の遊休期
間中に行なうようにしたため、コンピュータによる車輛
用空気調和装置の制御に影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図。 第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図。 第3図は本発明の一実施例の作用の説明に供するフロー
チヤート。 第4図はミツクスダンパの開度制御、コンプレツサの稼
動制御、送風機の送風量制御の説明に供する線図。 第5図は表示・操作パネルの他の例を示す表面図。 1……コンピュータ、2……RAM、3……RAM表示モード
指示手段、4……中央処理装置、5……判別手段、6…
…アドレスデータ変更手段、7……選択手段、8……表
示データ指示制御手段、9……表示手段、21……車輛用
空気調和装置本体、22……制御装置、24……インテーク
ダンパ、25……送風機、26……エバポレータ、27……ミ
ツクスダンパ、28……加熱器、29……モード切替用ダン
パ、30……車室、33,41および42……モータアクチュエ
ータ、34……冷却機、35……コンプレツサ、44〜48……
駆動回路、50……内気温度センサ、51……日射量セン
サ、52……エバポレータ出口温度センサ、53……外気温
度センサ、54……設定器、55……ポテンショメータ、61
……螢光表示部分、62……スイツチ部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータで制御される車輛用空気調和
    装置において、前記コンピュータの一部を構成するRAM
    のアドレスデータおよび格納データの表示モードに入る
    ことを指示するRAM表示モード指示手段と、前記コンピ
    ュータの一部を構成する中央処理装置の遊休期間中に、
    前記RAM表示モード指示手段による指示を判別手段によ
    り判別し、表示モードが指示されているとき表示希望ア
    ドレスにアドレスデータ変更手段でアドレスデータを設
    定し、かつ選択手段によりアドレスデータまたは該アド
    レスデータに対するRAMのアドレスに格納されているデ
    ータの一方を選択する表示データ指示制御手段とを備え
    て、表示データ指示制御手段により選択された表示デー
    タを表示手段に表示させることを特徴とする車輛用空気
    調和装置。
JP6929988A 1988-03-25 1988-03-25 車輛用空気調和装置 Expired - Lifetime JP2665669B2 (ja)

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