JP2665462B2 - プリンタのキャリッジ駆動制御方法 - Google Patents

プリンタのキャリッジ駆動制御方法

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JP2665462B2
JP2665462B2 JP6322794A JP32279494A JP2665462B2 JP 2665462 B2 JP2665462 B2 JP 2665462B2 JP 6322794 A JP6322794 A JP 6322794A JP 32279494 A JP32279494 A JP 32279494A JP 2665462 B2 JP2665462 B2 JP 2665462B2
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stepping motor
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excitation
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厚 野田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はプリンタに係り、さらに
詳しくは印字ヘッドを記録紙の幅方向に移動させて印字
を行なうプリンタのキャリッジ駆動制御方法に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のプリンタを図1に示す。 【0003】図1において、符号1で示すものは印字ヘ
ッドで、例えば縦一列に複数個の発熱素子を配列したサ
ーマルヘッドとして構成されている。 【0004】印字ヘッド1はキャリッジ2に固定されて
おり、キャリッジ2はガイドレール3に摺動自在に嵌合
されている。 【0005】ガイドレール3の一端にはレバー4の上端
が固定されており、レバー4の下端と装置の固定部との
間にはスプリング5が張架されており、ガイドレール3
を図中反時計方向へ廻す力を与えており印字ヘッド1を
記録紙6を介してプラテン7に押し付けている。 【0006】符号8で示すものは、ステッピングモータ
でその出力軸に固定されたプーリ9とアイドラプーリ1
0との間にはタイミングベルト11が張架されており、
このタイミングベルト11の途中に前記キャリッジ2が
固定され、ステッピングモータ8の回転に伴ってキャリ
ッジ2が往復移動され、図示していない発熱素子が印字
指令に従って発熱され、記録紙6上に印字が行なわれ
る。 【0007】以上のような構成のもとにステッピングモ
ータ8の正回転によってキャリッジ2の移動を行ない、
一行分の印字が行なわれると、ステッピングモータ8を
逆回転させてキャリッジ2を逆方向に移動させホームポ
ジション側へのキャリッジリターンを行なう。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】このような構造を持つ
従来のプリンタにおいては、ステッピングモータ8を正
確に正逆回転させ、しかもこれを高速で行なうためには
ステッピングモータとして充分な大きさと精度を持つ高
価なステッピングモータが必要であった。 【0009】ところがオフィスオートメーション機器と
しての、プリンタの普及はめざましく、あらゆる分野で
小型、低価格、そして高性能のプリンタの要望が高まっ
てきている。 【0010】本発明は以上のような要望に応えたもの
で、小型で安価なステッピングモータを用い、キャリッ
ジの正確な正逆移動を行ないうるように構成したプリン
タのキャリッジ駆動制御方法を提供することを目的とし
ている。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するために、正逆回転可能なステッピングモータを駆動
源とし、印字ヘッドを設けたキャリッジを記録シートの
幅方向に移動させて印字を行うプリンタのキャリッジ駆
動制御方法において、前記キャリッジを停止保持させる
ことなく該キャリッジを印字方向から印字方向と駆動速
度の異るリターン方向に移動方向を変える際には、前記
キャリッジの印字方向の移動でのステッピングモータの
最終に励磁した相をキャリッジが静止するまでの期間再
度励磁してから前記キャリッジのリターン方向への移動
のためのステッピングモータの励磁を開始し、前記キャ
リッジを停止保持させることなく該キャリッジをリター
ン方向からリターン方向と駆動速度の異る印字方向に移
動方向を変える際には、前記キャリッジのリターン方向
の移動でのステッピングモータの最終に励磁した相をキ
ャリッジが静止するまでの期間再度励磁してから前記キ
ャリッジの印字方向への移動のためのステッピングモー
タの励磁を開始する構成を採用した。 【0012】 【作用】このような構成では印字ヘッドを取りつけたキ
ャリッジの移動方向を変える際にそれぞれダミー励磁を
行ない必ず直前に励磁した相からステッピングモータの
励磁を開始するようにしているので、キャリッジの円滑
な方向転換が可能で、安価なステッピングモータを用い
て正確なキャリッジ駆動を行なうことができる。 【0013】 【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の
詳細を説明する。 【0014】図2は、ステッピングモータの回転動作を
説明するタイミングチャート図で、本実施例にあっては
四相のステッピングモータを用いている。そして、印字
時においてはφ1〜φ4の順序でステッピングモータに対
し、駆動パルスを与えることにより、プーリ9が時計方
向に回転し、キャリッジ2を印字方向に移動させて、印
字を行なう。 【0015】そして一行分の印字が終了すると、キャリ
ッジリターンに移る訳であるが、ここで、ステッピング
モータの励磁を急激に反転させず、直前の励磁相、図2
においてはφ1,φ2の2相を再度通常のパルス幅より充
分に長い時間励磁させる。 【0016】ここでは、この励磁方式をダミー励磁と呼
ぶことにする。 【0017】そして、ダミー励磁によって、キャリッジ
が充分に静止した状態から今度はφ4〜φ1の順に逆に駆
動パルスを与えることにより、キャリッジの円滑な方向
転換を実現することができる。 【0018】図2においては、このダミー励磁の期間を
符号Tdで示してある。 【0019】一方、キャリッジがホームポジションに戻
り、再び印字方向へ方向転換する際も同じく、ダミー励
磁方式を採用し、円滑な方向転換を行なっている。 【0020】このように、キャリッジの方向転換の際に
必ず直前に励磁した相、しかも充分に長い励磁時間をと
って励磁を再開する構成を採用しているためキャリッジ
の円滑な方向転換が可能となる。 【0021】この結果、それほど高精度ではない安価な
ステッピングモータを用いながら正確にキャリッジを駆
動させるプリンタを実現することができる。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば印字ヘッドを取り付けたキャリッジを停止保持
させることなく該キャリッジを駆動速度の異る印字方向
からリターン方向及びその逆方向に移動方向を変える際
にそれぞれダミー励磁を行ない必ず直前に励磁した相か
らステッピングモータの励磁を開始する構成を採用して
いるため、駆動速度の異る印字方向からリターン方向へ
あるいはその逆方向に方向変換するとき、高速な方向変
換が可能になるとともに、各方向変換時には、それぞれ
キャリッジを充分静止させることができ、それによりい
ずれの方向変換時にもキャリッジの円滑な方向変換がで
きることから、良質な印字が保証される、という優れた
作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来構造を説明する斜視図である。 【図2】本発明の一実施例を説明するタイミングチャー
ト図である。 【符号の説明】 1 印字ヘッド 2 キャリッジ 3 ガイドレール 8 ステッピングモータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.正逆回転可能なステッピングモータを駆動源とし、
    印字ヘッドを設けたキャリッジを記録シートの幅方向に
    移動させて印字を行うプリンタのキャリッジ駆動制御方
    法において、 前記キャリッジを停止保持させることなく該キャリッジ
    印字方向から印字方向と駆動速度の異るリターン方向
    に移動方向を変える際には、前記キャリッジの印字方向
    の移動でのステッピングモータの最終に励磁した相をキ
    ャリッジが静止するまでの期間再度励磁してから前記キ
    ャリッジのリターン方向への移動のためのステッピング
    モータの励磁を開始し、 前記キャリッジを停止保持させることなく該キャリッジ
    リターン方向からリターン方向と駆動速度の異る印字
    方向に移動方向を変える際には、前記キャリッジのリタ
    ーン方向の移動でのステッピングモータの最終に励磁し
    た相をキャリッジが静止するまでの期間再度励磁してか
    ら前記キャリッジの印字方向への移動のためのステッピ
    ングモータの励磁を開始することを特徴とするプリンタ
    のキャリッジ駆動制御方法。
JP6322794A 1994-12-26 1994-12-26 プリンタのキャリッジ駆動制御方法 Expired - Lifetime JP2665462B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE2445081C3 (de) * 1974-09-20 1985-12-05 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Anordnung zur Steuerung der Bewegung eines Druckerwagens für Druckwerke, insbesondere für Fernschreib- und Schreibmaschinen
JPS5836196A (ja) * 1981-08-27 1983-03-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ステツピングモ−タの制御方法

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