JPH04214376A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JPH04214376A JPH04214376A JP40194090A JP40194090A JPH04214376A JP H04214376 A JPH04214376 A JP H04214376A JP 40194090 A JP40194090 A JP 40194090A JP 40194090 A JP40194090 A JP 40194090A JP H04214376 A JPH04214376 A JP H04214376A
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- JP
- Japan
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- motor
- carriage
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- feed motor
- carriage motor
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 10
- 230000004913 activation Effects 0.000 abstract 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005279 excitation period Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリッジモ−タ及び
紙送りモ−タを有するプリンタに関する。
紙送りモ−タを有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッドを搭載したキャリッジを記録
紙の送り方向と直交する方向に移動させる構造のプリン
タでは、キャリッジモ−タがリタ−ン動作を行う際に紙
送りモ−タを同時に動作させることが行われる。
紙の送り方向と直交する方向に移動させる構造のプリン
タでは、キャリッジモ−タがリタ−ン動作を行う際に紙
送りモ−タを同時に動作させることが行われる。
【0003】従来のこの種のプリンタでは、キャリッジ
モ−タをソフトウエアで、紙送りモ−タをハ−ドウエア
でそれぞれ別個に駆動し制御していた。
モ−タをソフトウエアで、紙送りモ−タをハ−ドウエア
でそれぞれ別個に駆動し制御していた。
【0004】図5は従来のプリンタにおけるキャリッジ
モ−タ及び紙送りモ−タの制御装置部分を示している。
モ−タ及び紙送りモ−タの制御装置部分を示している。
【0005】同図において、10はプリンタの機械ユニ
ットを表しており、この機械ユニット10内にキャリッ
ジモ−タ11及び紙送りモ−タ12が配置されている。 キャリッジモ−タ11はキャリッジモ−タドライバ13
を介してマイクロコンピュ−タ14のCPU(中央処理
装置)14a に接続されており、このマイクロコンピ
ュ−タ14によってソフトウエア制御されている。マイ
クロコンピュ−タ14にはCPU14a の他にROM
(リ−ドオンリメモリ)14b 、RAM(ランダムア
クセスメモリ)14c 等が設けられている。紙送りモ
−タ12は紙送りモ−タドライバ15を介して紙送り制
御回路16に接続されており、この紙送り制御回路16
によってハ−ドウエア制御されている。紙送り制御回路
16はCPU14a に接続されており、キャリッジモ
−タ11のリタ−ン動作開始時点等のタイミング信号の
供給を受ける。
ットを表しており、この機械ユニット10内にキャリッ
ジモ−タ11及び紙送りモ−タ12が配置されている。 キャリッジモ−タ11はキャリッジモ−タドライバ13
を介してマイクロコンピュ−タ14のCPU(中央処理
装置)14a に接続されており、このマイクロコンピ
ュ−タ14によってソフトウエア制御されている。マイ
クロコンピュ−タ14にはCPU14a の他にROM
(リ−ドオンリメモリ)14b 、RAM(ランダムア
クセスメモリ)14c 等が設けられている。紙送りモ
−タ12は紙送りモ−タドライバ15を介して紙送り制
御回路16に接続されており、この紙送り制御回路16
によってハ−ドウエア制御されている。紙送り制御回路
16はCPU14a に接続されており、キャリッジモ
−タ11のリタ−ン動作開始時点等のタイミング信号の
供給を受ける。
【0006】図6は図5に示したキャリッジモ−タ11
及び紙送りモ−タ12の制御動作シ−ケンスを表してお
り、この図からも明らかのように、キャリッジモ−タ1
1のリタ−ン方向への回転駆動開始と同時に紙送りモ−
タ12の回転駆動が開始せしめられる。
及び紙送りモ−タ12の制御動作シ−ケンスを表してお
り、この図からも明らかのように、キャリッジモ−タ1
1のリタ−ン方向への回転駆動開始と同時に紙送りモ−
タ12の回転駆動が開始せしめられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとき従来技
術によると、キャリッジモ−タ11をソフトウエア制御
するマイクロコンピュ−タ14の他に紙送りモ−タ12
をハ−ドウエア制御する紙送り制御回路16が必要とな
るため、その分、製造コストが高くなってしまう。
術によると、キャリッジモ−タ11をソフトウエア制御
するマイクロコンピュ−タ14の他に紙送りモ−タ12
をハ−ドウエア制御する紙送り制御回路16が必要とな
るため、その分、製造コストが高くなってしまう。
【0008】また、ソフトウエア制御と別個に独立して
ハ−ドウエア制御が行われるため、両制御間で連携して
駆動を行うことが難しく、紙送りモ−タ12がキャリッ
ジモ−タ11のリタ−ン方向への回転駆動開始と同時に
回転駆動されるような制御が行われている。リタ−ン動
作中のキャリッジモ−タ11の速度は紙送りモ−タ12
の速度に比してかなり速いため、このようにキャリッジ
モ−タ11の回転駆動開始に単に同期して駆動を行うと
紙送りモ−タ12がミスステップを起してタイミングが
ずれてしまう恐れがある。
ハ−ドウエア制御が行われるため、両制御間で連携して
駆動を行うことが難しく、紙送りモ−タ12がキャリッ
ジモ−タ11のリタ−ン方向への回転駆動開始と同時に
回転駆動されるような制御が行われている。リタ−ン動
作中のキャリッジモ−タ11の速度は紙送りモ−タ12
の速度に比してかなり速いため、このようにキャリッジ
モ−タ11の回転駆動開始に単に同期して駆動を行うと
紙送りモ−タ12がミスステップを起してタイミングが
ずれてしまう恐れがある。
【0009】キャリッジモ−タ11及び紙送りモ−タ1
2の制御をそれぞれ割り込みで処理することによってソ
フトウエア制御することも可能であるが、割り込み処理
には必ず優先順位があるため、どちらかのモ−タの駆動
周期が不安定となる不都合が生じる。
2の制御をそれぞれ割り込みで処理することによってソ
フトウエア制御することも可能であるが、割り込み処理
には必ず優先順位があるため、どちらかのモ−タの駆動
周期が不安定となる不都合が生じる。
【0010】従って本発明は、キャリッジモ−タ及び紙
送りモ−タの同時駆動をソフトウエア制御のみで行え、
しかも安定したタイミングで正確に制御することのでき
るプリンタを提供するものである。
送りモ−タの同時駆動をソフトウエア制御のみで行え、
しかも安定したタイミングで正確に制御することのでき
るプリンタを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、記録紙
を送るための紙送りモ−タと、印字ヘッドを有するキャ
リッジを記録紙の送り方向と直交する方向に移動させる
ためのキャリッジモ−タと、紙送りモ−タをキャリッジ
モ−タと同時に動作させる場合に、キャリッジモ−タの
助走期間中は紙送りモ−タを同相励磁し、キャリッジモ
−タが定速状態となった時点で紙送りモ−タの回転駆動
を行う制御手段とを備えたプリンタが提供される。
を送るための紙送りモ−タと、印字ヘッドを有するキャ
リッジを記録紙の送り方向と直交する方向に移動させる
ためのキャリッジモ−タと、紙送りモ−タをキャリッジ
モ−タと同時に動作させる場合に、キャリッジモ−タの
助走期間中は紙送りモ−タを同相励磁し、キャリッジモ
−タが定速状態となった時点で紙送りモ−タの回転駆動
を行う制御手段とを備えたプリンタが提供される。
【0012】制御手段が、定速状態となったキャリッジ
モ−タの周期の複数倍の周期でキャリッジモ−タに同期
して紙送りモ−タの回転駆動を行うように構成されてい
ることが望ましい。
モ−タの周期の複数倍の周期でキャリッジモ−タに同期
して紙送りモ−タの回転駆動を行うように構成されてい
ることが望ましい。
【0013】
【作用】マイクロコンピュ−タのソフトウエアによって
キャリッジモ−タ及び紙送りモ−タの両方の回転駆動が
制御される。キャリッジモ−タの助走期間中、紙送りモ
−タは本来の回転のための駆動はされず同相励磁のみ行
われる。キャリッジモ−タが定速状態となった時点でそ
のキャリッジモ−タに同期して紙送りモ−タの回転駆動
が行われる。その場合、紙送りモ−タの周期は、キャリ
ッジモ−タの周期の複数倍に制御される。
キャリッジモ−タ及び紙送りモ−タの両方の回転駆動が
制御される。キャリッジモ−タの助走期間中、紙送りモ
−タは本来の回転のための駆動はされず同相励磁のみ行
われる。キャリッジモ−タが定速状態となった時点でそ
のキャリッジモ−タに同期して紙送りモ−タの回転駆動
が行われる。その場合、紙送りモ−タの周期は、キャリ
ッジモ−タの周期の複数倍に制御される。
【0014】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0015】図2は本発明の一実施例であるプリンタの
機械ユニット部分の構成を概略的に示す斜視図である。
機械ユニット部分の構成を概略的に示す斜視図である。
【0016】同図において、20はサ−マルヘッド21
を搭載したキャリッジを示している。このキャリッジ2
0は、同図には示されていないキャリッジモ−タが正回
転又は逆回転することによりギヤベルト22を介して駆
動され、ガイドシャフト23に沿って往復移動せしめら
れる。本実施例のプリンタにおいては、キャリッジ20
が矢印Aの方向に移動する際に印字が行われ、矢印Bの
方向に移動する際は印字を行わないリタ−ン動作となる
。
を搭載したキャリッジを示している。このキャリッジ2
0は、同図には示されていないキャリッジモ−タが正回
転又は逆回転することによりギヤベルト22を介して駆
動され、ガイドシャフト23に沿って往復移動せしめら
れる。本実施例のプリンタにおいては、キャリッジ20
が矢印Aの方向に移動する際に印字が行われ、矢印Bの
方向に移動する際は印字を行わないリタ−ン動作となる
。
【0017】紙送りは、ゴムロ−ラ24が矢印Cの方向
に回転することによって行われる。このゴムロ−ラ24
の回転駆動は紙送りモ−タ25によって行われる。キャ
リッジモ−タ及び紙送りモ−タ25としては、パルスに
よって駆動されるステッピングモ−タが用いられる。
に回転することによって行われる。このゴムロ−ラ24
の回転駆動は紙送りモ−タ25によって行われる。キャ
リッジモ−タ及び紙送りモ−タ25としては、パルスに
よって駆動されるステッピングモ−タが用いられる。
【0018】図3は本実施例のプリンタにおけるキャリ
ッジモ−タ及び紙送りモ−タの制御装置部分を示してい
る。
ッジモ−タ及び紙送りモ−タの制御装置部分を示してい
る。
【0019】同図において、30はプリンタの機械ユニ
ットを表しており、この機械ユニット30内にキャリッ
ジモ−タ31及び紙送りモ−タ25が配置されている。 キャリッジモ−タ31はキャリッジモ−タドライバ33
を介してマイクロコンピュ−タ34のCPU34a に
接続されており、このマイクロコンピュ−タ34によっ
てソフトウエア制御されている。マイクロコンピュ−タ
34にはCPU34a の他にプログラム及びモ−タテ
−ブル等が格納されているROM34b 、デ−タの更
新等に利用されるRAM34c が設けられている。紙
送りモ−タ25も紙送りモ−タドライバ35を介してマ
イクロコンピュ−タ34に接続されており、このマイク
ロコンピュ−タ34によってソフトウエア制御されてい
る。このマイクロコンピュ−タ34は、本発明の制御手
段に対応している。
ットを表しており、この機械ユニット30内にキャリッ
ジモ−タ31及び紙送りモ−タ25が配置されている。 キャリッジモ−タ31はキャリッジモ−タドライバ33
を介してマイクロコンピュ−タ34のCPU34a に
接続されており、このマイクロコンピュ−タ34によっ
てソフトウエア制御されている。マイクロコンピュ−タ
34にはCPU34a の他にプログラム及びモ−タテ
−ブル等が格納されているROM34b 、デ−タの更
新等に利用されるRAM34c が設けられている。紙
送りモ−タ25も紙送りモ−タドライバ35を介してマ
イクロコンピュ−タ34に接続されており、このマイク
ロコンピュ−タ34によってソフトウエア制御されてい
る。このマイクロコンピュ−タ34は、本発明の制御手
段に対応している。
【0020】図4は図3に示したキャリッジモ−タ31
及び紙送りモ−タ25の制御動作シ−ケンスを表してい
る。
及び紙送りモ−タ25の制御動作シ−ケンスを表してい
る。
【0021】まず、マイクロコンピュ−タ34のソフト
ウエアによってキャリッジモ−タ31がどのように制御
されるかについて説明する。
ウエアによってキャリッジモ−タ31がどのように制御
されるかについて説明する。
【0022】キャリッジモ−タ31は、キャリッジ20
を矢印A(図2)の方向に移動すべくまず正方向に回転
駆動せしめられる。この場合、まず同相励磁が行われる
(図4のa)。
を矢印A(図2)の方向に移動すべくまず正方向に回転
駆動せしめられる。この場合、まず同相励磁が行われる
(図4のa)。
【0023】この同相励磁とは、ステッピングモ−タを
駆動開始又は駆動停止する際に、駆動開始する最初の相
又は駆動停止する最後の相をある一定期間通電しておく
ことによって相の安定化を図るものである。
駆動開始又は駆動停止する際に、駆動開始する最初の相
又は駆動停止する最後の相をある一定期間通電しておく
ことによって相の安定化を図るものである。
【0024】次いでキャリッジモ−タ31は、助走期間
(図4のb)を経て定速状態に回転駆動される。この定
速状態の期間(図4のc)が印字期間であり、サ−マル
ヘッド21を介して印字が行われる。
(図4のb)を経て定速状態に回転駆動される。この定
速状態の期間(図4のc)が印字期間であり、サ−マル
ヘッド21を介して印字が行われる。
【0025】この助走期間とは、ステッピングモ−タを
駆動開始又は駆動停止する際に、モ−タの回転速度を徐
々に立ち上げる又は立ち下げるための一定の期間である
。第1ステップから所望の回転速度に立ち上げてしまっ
たり所望の回転速度からいきなり停止させたりすると、
モ−タがこれに応答できずミスステップが発生してキャ
リッジ20の位置が狂ってしまうので、これを防止する
ためにモ−タの回転速度をゆっくり立ち上げ又は立ち下
げている。
駆動開始又は駆動停止する際に、モ−タの回転速度を徐
々に立ち上げる又は立ち下げるための一定の期間である
。第1ステップから所望の回転速度に立ち上げてしまっ
たり所望の回転速度からいきなり停止させたりすると、
モ−タがこれに応答できずミスステップが発生してキャ
リッジ20の位置が狂ってしまうので、これを防止する
ためにモ−タの回転速度をゆっくり立ち上げ又は立ち下
げている。
【0026】印字期間が終了するとキャリッジモ−タ3
1は、助走期間(図4のd)及び同相励磁の期間(図4
のe)を経て逆方向に回転駆動せしめられる。これによ
ってキャリッジ20は矢印B(図2)の方向に移動する
。この場合も、まず同相励磁が行われる(図4のf)。
1は、助走期間(図4のd)及び同相励磁の期間(図4
のe)を経て逆方向に回転駆動せしめられる。これによ
ってキャリッジ20は矢印B(図2)の方向に移動する
。この場合も、まず同相励磁が行われる(図4のf)。
【0027】次いでキャリッジモ−タ31は、リタ−ン
動作のために回転駆動せしめられる。このリタ−ン動作
も、助走期間(図4のg)を経て定速状態となり、この
定速状態の期間(図4のh)が終了すると再び助走期間
(図4のi)となるように制御される。リタ−ン動作が
終了すると、同相励磁(図4のj)されてキャリッジモ
−タ31が停止し、キャリッジ20の1往復動作が終了
する。
動作のために回転駆動せしめられる。このリタ−ン動作
も、助走期間(図4のg)を経て定速状態となり、この
定速状態の期間(図4のh)が終了すると再び助走期間
(図4のi)となるように制御される。リタ−ン動作が
終了すると、同相励磁(図4のj)されてキャリッジモ
−タ31が停止し、キャリッジ20の1往復動作が終了
する。
【0028】次にマイクロコンピュ−タ34のソフトウ
エアによって同じく制御される紙送りモ−タ25につい
て説明する。
エアによって同じく制御される紙送りモ−タ25につい
て説明する。
【0029】図1は紙送りモ−タ25の制御動作部分の
制御プログラムを表している。同図のステップS1にお
いて、キャリッジモ−タ31の逆方向への、即ちリタ−
ン方向への、回転駆動が指示されているかどうか判別す
る。 NOの場合は以下のステップを全て飛び越して他の処理
を行う。YESの場合、即ちリタ−ン方向への回転駆動
が指示されている場合は、次のステップS2へ進む。
制御プログラムを表している。同図のステップS1にお
いて、キャリッジモ−タ31の逆方向への、即ちリタ−
ン方向への、回転駆動が指示されているかどうか判別す
る。 NOの場合は以下のステップを全て飛び越して他の処理
を行う。YESの場合、即ちリタ−ン方向への回転駆動
が指示されている場合は、次のステップS2へ進む。
【0030】ステップS2では、キャリッジモ−タ31
の駆動開始の同相励磁期間(図4のa)であるかどうか
又は駆動開始の助走期間(図4のb)であるかどうかを
判別する。YESの場合、即ち同相励磁期間(図4のa
)又は駆動開始の助走期間(図4のb)である場合は、
ステップS3へ進み、紙送りモ−タ25について実際の
回転駆動は行わず、駆動を開始するための最初の相の同
相励磁のみを行う(図4のk)。
の駆動開始の同相励磁期間(図4のa)であるかどうか
又は駆動開始の助走期間(図4のb)であるかどうかを
判別する。YESの場合、即ち同相励磁期間(図4のa
)又は駆動開始の助走期間(図4のb)である場合は、
ステップS3へ進み、紙送りモ−タ25について実際の
回転駆動は行わず、駆動を開始するための最初の相の同
相励磁のみを行う(図4のk)。
【0031】ステップS2において、キャリッジモ−タ
31が同相励磁期間(図4のa)又は駆動開始の助走期
間(図4のb)でない場合(NOの場合)、即ち定速状
態(図4のh)である場合は、ステップS4へ進み、紙
送りモ−タ25の矢印C(図2)の方向の回転駆動を開
始する(図4のl)。即ち、紙送りモ−タ25を助走期
間を経て定速で回転駆動し、図示しない記録紙を所定量
だけ移動させた後、再び助走期間を経て停止させる。そ
の後、同相励磁(図4のm)を行って1回の記録紙の移
動制御を終了する。
31が同相励磁期間(図4のa)又は駆動開始の助走期
間(図4のb)でない場合(NOの場合)、即ち定速状
態(図4のh)である場合は、ステップS4へ進み、紙
送りモ−タ25の矢印C(図2)の方向の回転駆動を開
始する(図4のl)。即ち、紙送りモ−タ25を助走期
間を経て定速で回転駆動し、図示しない記録紙を所定量
だけ移動させた後、再び助走期間を経て停止させる。そ
の後、同相励磁(図4のm)を行って1回の記録紙の移
動制御を終了する。
【0032】紙送りモ−タ25の定速の回転速度はその
周期がキャリッジモ−タ31の駆動周期の複数倍となる
ように設定されている。さらにこの紙送りモ−タ25へ
の駆動パルスは、キャリッジモ−タ31への駆動パルス
に同期してn個に1つの割合で発生するように構成され
ている。
周期がキャリッジモ−タ31の駆動周期の複数倍となる
ように設定されている。さらにこの紙送りモ−タ25へ
の駆動パルスは、キャリッジモ−タ31への駆動パルス
に同期してn個に1つの割合で発生するように構成され
ている。
【0033】このように本実施例によれば、キャリッジ
モ−タ31が同相励磁の期間及び駆動開始の助走期間に
あるときは紙送りモ−タ25を同相励磁して保持してお
き、キャリッジモ−タ31が定速状態となった時点で紙
送りモ−タ25の実際の回転駆動を開始するようにソフ
トウエアで制御しているため、キャリッジモ−タ31及
び紙送りモ−タ25の同時動作をミスステップ等を招く
ことなく安定したタイミングで制御することができ、し
かもそのために特別なハ−ドウエアを付加する必要がな
い。従って製造コストの低減化、プリンタ処理速度の向
上、及び制御の簡略化を図ることができる。
モ−タ31が同相励磁の期間及び駆動開始の助走期間に
あるときは紙送りモ−タ25を同相励磁して保持してお
き、キャリッジモ−タ31が定速状態となった時点で紙
送りモ−タ25の実際の回転駆動を開始するようにソフ
トウエアで制御しているため、キャリッジモ−タ31及
び紙送りモ−タ25の同時動作をミスステップ等を招く
ことなく安定したタイミングで制御することができ、し
かもそのために特別なハ−ドウエアを付加する必要がな
い。従って製造コストの低減化、プリンタ処理速度の向
上、及び制御の簡略化を図ることができる。
【0034】また、紙送りモ−タ25がキャリッジモ−
タ31の駆動周期の複数倍の周期でこれに同期して制御
されるため、この点でも安定したタイミングで制御する
ことができる。
タ31の駆動周期の複数倍の周期でこれに同期して制御
されるため、この点でも安定したタイミングで制御する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、記録紙を送るための紙送りモ−タと、印字ヘッドを
有するキャリッジを記録紙の送り方向と直交する方向に
移動させるためのキャリッジモ−タと、紙送りモ−タを
キャリッジモ−タと同時に動作させる場合に、キャリッ
ジモ−タの助走期間中は紙送りモ−タを同相励磁し、キ
ャリッジモ−タが定速状態となった時点で紙送りモ−タ
の回転駆動を行う制御手段とを備えているため、キャリ
ッジモ−タ及び紙送りモ−タの同時駆動をソフトウエア
制御のみで行えしかも安定したタイミングで正確に制御
することができる。 また、制御手段が定速状態とな
ったキャリッジモ−タの周期の複数倍の周期でキャリッ
ジモ−タに同期して紙送りモ−タの回転駆動を行うよう
に構成されているため、この点でも紙送りモ−タを安定
したタイミングで正確に制御することができる。
ば、記録紙を送るための紙送りモ−タと、印字ヘッドを
有するキャリッジを記録紙の送り方向と直交する方向に
移動させるためのキャリッジモ−タと、紙送りモ−タを
キャリッジモ−タと同時に動作させる場合に、キャリッ
ジモ−タの助走期間中は紙送りモ−タを同相励磁し、キ
ャリッジモ−タが定速状態となった時点で紙送りモ−タ
の回転駆動を行う制御手段とを備えているため、キャリ
ッジモ−タ及び紙送りモ−タの同時駆動をソフトウエア
制御のみで行えしかも安定したタイミングで正確に制御
することができる。 また、制御手段が定速状態とな
ったキャリッジモ−タの周期の複数倍の周期でキャリッ
ジモ−タに同期して紙送りモ−タの回転駆動を行うよう
に構成されているため、この点でも紙送りモ−タを安定
したタイミングで正確に制御することができる。
【図1】本発明の一実施例であるプリンタにおける紙送
りモ−タの制御動作部分の制御プログラムを表すフロ−
チャ−トである。
りモ−タの制御動作部分の制御プログラムを表すフロ−
チャ−トである。
【図2】本実施例の機械ユニット部分の構成を概略的に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本実施例のプリンタにおけるキャリッジモ−タ
及び紙送りモ−タの制御装置部分を示すブロック図であ
る。
及び紙送りモ−タの制御装置部分を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示したキャリッジモ−タ及び紙送りモ−
タの制御動作シ−ケンスを表す図である。
タの制御動作シ−ケンスを表す図である。
【図5】従来のプリンタにおけるキャリッジモ−タ及び
紙送りモ−タの制御装置部分を示すブロック図である。
紙送りモ−タの制御装置部分を示すブロック図である。
【図6】図5に示した従来のキャリッジモ−タ及び紙送
りモ−タの制御動作シ−ケンスを表す図である。
りモ−タの制御動作シ−ケンスを表す図である。
20 キャリッジ
21 サ−マルヘッド
24 ゴムロ−ラ
25 紙送りモ−タ
30 機械ユニット
31 キャリッジモ−タ
33 キャリッジモ−タドライバ
34 マイクロコンピュ−タ
34a CPU
34b ROM
34c RAM
35 紙送りモ−タドライバ
Claims (2)
- 【請求項1】 記録紙を送るための紙送りモ−タと、
印字ヘッドを有するキャリッジを前記記録紙の送り方向
と直交する方向に移動させるためのキャリッジモ−タと
、前記紙送りモ−タを該キャリッジモ−タと同時に動作
させる場合に、該キャリッジモ−タの助走期間中は該紙
送りモ−タを同相励磁し、該キャリッジモ−タが定速状
態となった時点で該紙送りモ−タの回転駆動を行う制御
手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記制御手段は、定速状態となった前
記キャリッジモ−タの周期の複数倍の周期で該キャリッ
ジモ−タに同期して前記紙送りモ−タの回転駆動を行う
ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40194090A JPH04214376A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40194090A JPH04214376A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214376A true JPH04214376A (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=18511757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40194090A Pending JPH04214376A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04214376A (ja) |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP40194090A patent/JPH04214376A/ja active Pending
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