JP2740693B2 - カラーシリアルプリンタにおけるスペーシング制御方法 - Google Patents

カラーシリアルプリンタにおけるスペーシング制御方法

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JP2740693B2
JP2740693B2 JP28816490A JP28816490A JP2740693B2 JP 2740693 B2 JP2740693 B2 JP 2740693B2 JP 28816490 A JP28816490 A JP 28816490A JP 28816490 A JP28816490 A JP 28816490A JP 2740693 B2 JP2740693 B2 JP 2740693B2
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恭一 藤岡
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、カラーシリアルプリンタにおけるリボン
・シフト動作中のスペーシング制御方法に関するもので
ある。
<従来の技術> 複数色のインクが幅方向に沿って分けて付着されてい
るカラーインクリボンを使用してカラー印字を行うよう
にしたカラーシリアルプリンタが知られている。従来、
このようなカラーシリアルプリンタにおいては、印字色
を印字途中で変更する場合、先ず、印字色変更位置まで
の印字を行う。そして、その位置で印字を一旦停止した
後、上記カラーインクリボンにおける使用色を所望の印
字色に変更するためのリボン・シフト動作を行うととも
に、上記リボン・シフト動作完了後に印字動作を再開
し、続きの印字を行うようにしていた。すなわち、印字
を行うためのスペーシング動作と、印字色を変更するた
めのリボン・シフト動作とをそれぞれ別個に行ってい
た。
<発明が解決しようとする課題> 印字ヘッダを一度停止させた場合には、所定の走行速
度となるまで上記印字ヘッドを走行させた後でなけれ
ば、実際の印字を開始することが出来ない。したがっ
て、印字色を変更するとリボン・シフト動作の時間が余
分にかかるばかりでなく、上記印字ヘッドが所定の速度
に立ち上がるまでの時間が余計に必要である。このた
め、従来のカラーシリアルプリンタにおけるスペーシン
グ制御方法のように、スペーシング動作と印字色変更の
ためのリボン・シフト動作とを完全に別々に行うように
していると、カラーグラフィックス印字のように、リボ
ン・シフト動作を頻繁に行わなければならない場合に
は、カラー印字におけるスループットを著しく低下させ
てしまう不都合があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、印字動作を伴わないス
ペーシング動作については、インクリボンのシフト動作
中であっても上記リボン・シフト動作と並行してスペー
シング動作を行うようにして、カラー印字を行う際のス
ループットを向上させることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明のカラーシリアルプリンタにおけるスペーシン
グ制御方法は、複数色のインクが幅方向に沿って分けて
付着されているカラーインクリボンを用いてカラー印字
を行うようにしたカラーシリアルプリンタにおいて、上
記複数色のインクの内の所望の色のインクを使用して印
字するために行われているリボン・シフト動作が終了す
るまでの時間を検出するとともに、現在位置から印字開
始位置までの距離に基づいて、印字ヘッドを所定の印字
速度に立ち上げるのに必要な印字起動時間を検出し、上
記印字起動動作にかかる時間が上記リボン・シフト動作
が終了するまでの時間より長くなったときに、上記リボ
ン・シフト動作と上記印字起動動作との両方を同時に行
うようにしたことを特徴とするカラーシリアルプリンタ
におけるスペーシング制御方法である。
<作用> リボン・シフト動作が終了するまでの時間を検出する
とともに、印字ヘッドを所定の印字速度に立ち上げるの
に必要な印字起動時間を検出する。これにより、印字起
動動作の終了時とリボン・シフト動作終了時とを合致さ
せることを出来るようにして、リボン・シフト動作が行
われているときに印字起動動作を同時に行うことを可能
にし、上記印字起動を行うために要する時間を節約出来
るようにする。
<実施例> 第1図は、本発明のスペーシング制御方法実施する対
象である、カラーシリアルプリンタの構成を示すおおま
かな機構図である。
第1図において、1は印字ヘッド、2はスペーシング
用モータ、3はベルト、4はセンサスリット、5はカラ
ーリボン、6はリボン・シフト用パルスモータ、7は上
記リボン・シフト用パルスモータ6の出力軸上に固着さ
れたカムである。
このように構成されているカラーシリアルプリンタに
おいては、スペーシングモータ2が回転してベルト3が
走行させられることにより、印字ヘッド1は左右方向に
スペーシング動作する。また、このようなスペーシング
動作が行われているときには、スペーシング用モータ2
上に固着されたセンサ・スリット4に設けられているス
リットの数を、検出装置(図示せず)でカウントするこ
とにより、ヘッドの位置を常に監視している。
カラーリボン5は、その幅方向(垂直方向)に沿って
数色のインクを分けて付着したものであり、印字ヘッド
1が必要な色のところでカラーインクリボン5をプラテ
ン9上の印字用紙10にインパクトすることにより、カラ
ー印字を行うようにしている。
必要な色が付着されている部分を、印字ヘッド1と印
字用紙10との間に介在させるために行うリボン・シフト
動作は、リボン・シフト用パルスモータ6に所定数の駆
動パルスを与え、上記リボン・シフト用パルスモータ6
の出力軸に固着されているカム7を所定角度だけ回転さ
せことにより行っている。すなわち、カラーリボン5を
印字用紙10に沿わせて支持している支持ガイド11を、上
記カム7により第1図中上下方向に移動させることによ
り、印字ヘッド1と印字用紙10との間に介在するインク
リボンの部分を変化させて印字色の変更を行うようにし
ている。
第2図〜第4図は、本発明のカラーシリアルプリンタ
におけるスペーシング制御方法を説明するための、おお
まかなフローチャートである。次に、これらのフローチ
ャートを用いて、本発明のスペーシング制御方法を説明
する。
先ず、第2図のフローチャートに従い、リボン・シフ
ト用パルス・モータの制御方法について説明する。
リボン・シフト用パルス・モータの制御は、タイマ割
り込みにより行われるようになされている。すなわち、
リボン・シフトの必要が生じると、先ず、第2図に示す
リボン・シフト起動サブルーチンを呼び出し、ステップ
S1〜S4に示す動作制御を行い、ステップS5においてタイ
マ値(時間)をセットしてスペーシング制御をスタート
する。このとき、ステップS2で示したように、リボン・
シフト動作中であることを示すフラグをセットする。
第3図のフローチャトに示すタイマ割り込み処理内で
は、オーバードライブのオン・オフ相切り換えを行い
(ステップS1〜ステップS5)、また、次回タイマ割り込
みのためのタイマ値のセットを行う(ステップS6)。ま
た、オーバードライブオン・オフ1回で、第2図のリボ
ン・シフト起動サブルーチンでセットされたリボン・シ
フト・パルス数をデクリメントする。そして、リボン・
シフト・パルス数が0になったならば、必要パルス数だ
け動作したので、タイマを停止し、リボン・シフト動作
中を示すフラグをクリアして、処理を終了する(ステッ
プS7〜S13)。
以上、述べた部分が従来から行われている処理であ
り、従来はリボン・シフト中フラグがセットされている
ときは、スペーシングの必要が生じても、リボン・シフ
ト中フラグがクリアされるまで待っていた。
本発明では、スペーシングの必要が生じると、第4図
のフローチャートで示すスペーシング起動サブルーチン
が呼び出される。そして、先ずステップS1においてリボ
ン・シフト動作中で有るか否かを判別し、リボン・シフ
ト中でないときは、ステップS2に進んでそのままスペー
シング起動を行うが、リボン・シフト中のときは、ステ
ップS3に進み、現在のヘッド位置から印字開始位置まで
の距離を求める。この距離とスペーシング時間に等しい
リボン・シフト用パルス・モータのパルス数との関係を
求め、テーブル値として持っておき、この距離をスペー
シング時間等価パルス数に変換する。また、ステップS4
において、スペーシングの要求があったことを示すスペ
ーシング・リクエスト・フラグをセットする。
第3図の、タイマ割り込み処理内でスペーシング・リ
クエスト・フラグがセットされており(ステップS7)、
なおかつ、ステップS8における判別の結果、リボン・シ
フト・パルス数の残りが、スペーシング時間等価パルス
数より小さかったときは、ステップS9に進んで印字起動
を行い、更に、ステップS10に進んでスペーシング・リ
クエスト・フラグをクリアする。
第5図は、本発明が実施されたときのタイムチャート
である。時点P1でリボン・シフト起動がかかり、時点P2
でスペーシングの要求が生じたとすると、現在のヘッド
位置と印字開始位置とから、スペーシング時間等価パル
スを求める。このようにして求めたスペーシング時間等
価パルスの数がN個であったとすると、リボン・シフト
・パルス数の残りがN個になった時点P3でスペーシング
起動を開始し、リボン・シフト動作が終了すると、印字
を開始する。なお、第5図において、リボン・シフト動
作終了時点P4から印字開始時点P5まではマージンであ
り、これはテーブル値に含んでいる。
上述したように、従来のスペーシング制御方法では、
リボン・シフト終了時点P4からスペーシングを開始して
いたが、本実施例のカラーシリアルプリンタにおけるス
ペーシング制御方法は、上述したように、印字動作を伴
わないスペーシング動作については、リボン・シフト動
作中であってもスペーシング動作を開始するので、リボ
ン・シフト動作時間を有効に使用することが出来る。し
たがって、印字起動を行うために要する時間を節約する
ことが出来、リボン・シフト動作によるスループットの
低下を最小限に抑えることが出来る。このため、リボン
・シフト動作を頻繁に行う必要があるカラー・グラフィ
ックス印字を行う場合に用いて特に好適である。
また、片側印字を行う場合のように、一行を印字した
ら印字開始位置に戻って次の行を印字するために、スペ
ーシング動作が多い場合には、リボン・シフト動作とス
ペーシング動作とを同時に実行すれば、戻り動作の間に
リボン・シフトを行うことが出来る。そこで、このよう
に方法を実施する際に上述した本実施例の制御方法を行
えば、リボン・シフトを行うことによるスループットの
低下を更に抑えることが出来る。
<発明の効果> 本発明は上述したように、印字色を変更する際に、リ
ボン・シフト動作が終了するまでの時間を検出するとと
もに、印字ヘッドを所定の印字速度に立ち上げるのに必
要な印字起動時間を検出し、印字起動動作の終了時が上
記リボン・シフト動作終了時に合致するようにして、印
字起動動作を開始するようにしたので、リボン・シフト
動作が行われているときに印字起動動作を同時に行うよ
うにすることが出来、上記印字起動を行うために要する
時間を節約することが出来る。したがって、リボン・シ
フト動作を行うことにより、スループットが低下するの
を最小限に抑えることが出来、カラーシリアルプリンタ
における印字速度を大幅に向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカラーシリアルプリンタにおけるス
ペーシング制御方法を実施するためのカラーシリアルプ
リンタの一例を示す機構説明図、 第2図は、リボン・シフト動作を示すフローチャート、 第3図は、タイマ割込み動作を示すフローチャート、 第4図は、スペーシング起動動作を示すフローチャー
ト、 第5図は、各部の動作を説明するためのフローチャート
である。 1……印字ヘッド,2……スペーシングモータ, 5……カラーインクリボン, 6……リボン・シフト用パルスモータ, 9……プラテン,10……印字用紙。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色のインクが幅方向に沿って分けて付
    着されているカラーインクリボンを用いてカリー印字を
    行うカラーシリアルプリンタにおいて、 前記カラー印字の印字色を変更するために前記カラーイ
    ンクリボンを前記幅方向に移動させる、リボン・シフト
    動作の開始から該リボン・シフト動作の終了までの時間
    を検出し、 印字ヘッドが現在位置から印字開始位置に移動するのに
    必要なスペーシング時間を検出し、 前記リボン・シフト動作開始後、該リボン・シフト動作
    が終了するまでの時間が、前記スペーシング時間以下に
    なると、該リボン・シフト動作と並行して前記印字ヘッ
    ドを前記印字開始位置に移動させることを特徴とするカ
    ラーシリアルプリンタにおけるスペーシング制御方法。
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