JP3609269B2 - 画像形成方法およびその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成方法およびその装置に関し、さらに詳細には、リニアエンコーダなどの検出手段を用いて、記録紙上に画像を形成する際の印字タイミングを制御するようにした画像形成方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置として、例えば、検出手段としてリニアスケールとリニアセンサとより構成されるリニアエンコーダを用いて、記録紙上に画像を形成する際の印字開始を指示する印字タイミングを制御するようにしたインクジェットプリンタが知られている。
【0003】
図1には、こうしたインクジェットプリンタの要部概略構成図が示されており、インクジェットプリンタは、記録紙100の搬送方向(記録紙100の長手方向であり、以下、「副走査方向」と称する。)に対して直交する方向(記録紙100の幅方向であり、以下、「主走査方向」と称する。)に延長するガイドレール102を備えており、このガイドレール102には、キャリッジ104が支持されている。このキャリッジ104は、キャリッジモータ(図示せず)により駆動されて、ガイドレール102上を主走査方向に移動可能となされている。
【0004】
そして、このキャリッジ104には、記録紙100上にインクジェット方式により画像を形成するための印字ヘッド106が、記録紙100と対向するようにして配設されている。従って、キャリッジ104が主走査方向に移動すると、キャリッジ104に配設された印字ヘッド106も、キャリッジ104とともに主走査方向に移動されることになる。
【0005】
さらに、インクジェットプリンタには、ガイドレール102と平行に、即ち、キャリッジ104の移動方向たる主走査方向と平行に、リニアエンコーダを構成するリニアスケール108が設けられている。
【0006】
ここで、リニアスケール108には、一定の所定間隔毎に一定の所定幅Wのスリット108aが形成されている(図2(a)参照)。こうしたリニアスケール108は、例えば、フィルム上へスリット108aを印刷するなどの手法により作成することができる。
【0007】
なお、スリット108aは、リニアスケール108の地の領域108bに、主走査方向と直交する方向に延長する2辺を有する矩形状に形成されている。
【0008】
また、キャリッジ104には、リニアエンコーダを構成する第1センサ110aと第2センサ110bとよりなるリニアセンサ110(図2(a)参照)が配設されていて、このリニアセンサ110により、リニアスケール108のスリット108aが検出されるものである。
【0009】
ここで、第1センサ110aと第2センサ110bとは、主走査方向に沿って整列して配設されている。
【0010】
そして、このインクジェットプリンタにおいては、記録紙100は副走査方向に搬送されるとともに、キャリッジ104は主走査方向に移動されることになるものであり、その際に、リニアセンサ110がリニアスケール108のスリット108aを検出して、このスリット108aの検出に従って、印字ヘッド106による記録紙100への印字開始を示す印字タイミングが制御されることになる。印字ヘッド106は、こうして制御される印字タイミングにおいてインクを記録紙100に吐出開始し、これにより記録紙100に画像が形成されることになる。
【0011】
なお、こうした制御は、インクジェットプリンタの装置全体を制御するCPUにより構成される制御部(図示せず)によって行われるものである。
【0012】
次に、図2ならびに図3を参照しながら、上記した従来の画像形成装置の動作について詳細に説明する。
【0013】
ここで、図2(a)はスリット108aが形成されたリニアスケール108および第1センサ110aと第2センサ110bとよりなるリニアセンサ110を概念的に示す説明図であり、図2(b)は第1センサ110aによるスリット108aの検出状態を示す出力信号(以下、「A相出力」と称する。)のタイミングチャートであり(図2(b)に示すタイミングチャートは、図2(a)のリニアスケール108と対応して示されている。)、図2(c)は第2センサ110bによるスリット108aの検出状態を示す出力信号(以下、「B相出力」と称する。)のタイミングチャートであり(図2(c)に示すタイミングチャートは、図2(b)に示すタイミングチャートを基準として示されている。)、図2(d)は印字ヘッド106がインクを記録紙100へ吐出開始する印字タイミングを示すトリガパルスのタイミングチャートであり、図2(e)は印字ヘッド106のインクの吐出動作のタイミングチャートである。
【0014】
また、図3は、印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に関する処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理ルーチンは、印字ヘッド106の主走査方向への移動開始とともにスタートする。
【0015】
即ち、このインクジェットプリンタにおいては、第1センサ110aと第2センサ110bとによりリニアスケール108のスリット108aが検出されて、A相出力(図2(b))とB相出力(図2(c))とがそれぞれ得られるものである。
【0016】
具体的には、第1センサ110aと第2センサ110bとは、リニアスケール108の地の領域108bとスリット108aとの境界108c(なお、境界108cは、リニアスケール108の地の領域108bとスリット108aとの境界のうちで、主走査方向と直交する方向の境界のみを意味する。)を検出する毎に、出力信号のオン(ON)とオフ(OFF)とを切り換えるようになされている。
【0017】
図2(b)ならびに図2(c)に示す例においては、第1センサ110aと第2センサ110bとは、境界108cを超えてスリット108aから地の領域108bに移動するときに出力信号がオフからオンに切り換わり、その逆に、境界108cを超えて地の領域108bからスリット108aに移動するときに出力信号がオンからオフに切り換わるようになされている。
【0018】
そして、このインクジェットプリンタにおいては、A相出力ならびにB相出力における、出力信号のオンからオフへの切り換わり(波形の立ち下がり)および出力信号のオフからオンへの切り換わり(波形の立ち上がり)のタイミングでトリガパルスが発生されるようになされている(図2(d)参照)。
【0019】
印字ヘッド106におけるインクの吐出動作は、図2(d)のトリガパルスのタイミングたる印字タイミングで開始され、当該インクの吐出動作に必要とされる所定時間かけて終了する(図2(e)参照)。
【0020】
なお、印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に必要とされる所定時間は、印字ヘッド106ならびにインクジェットプリンタの機械的構成や制御系の処理速度によって予め決定されるものであり、現在は吐出周期の95%程度の時間がかかることが知られている。
【0021】
図3に示す印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に関する処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、上記動作を説明すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動開始とともにこの処理ルーチンがスタートし、まず、制御部はトリガパルスがきたか否かを判断し(ステップS302)、トリガパルスがきたと判断されるまでのこの動作を繰り返す。
【0022】
そして、ステップS302の処理において、トリガパルスがきたと判断された場合には、印字ヘッド106にインクの吐出動作を開始させ、インクの吐出動作を行わせる(ステップS304)。このインクの吐出動作を完了するには、上記したように所定時間(例えば、吐出周期の95%程度の時間)かかることになる(図2(e)参照)。
【0023】
次に、インクの吐出動作を完了すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したか否かを判断する(ステップS306)。
【0024】
そして、ステップS306の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了していないと判断された場合には、ステップS302へ戻って処理を繰り返す。
【0025】
一方、ステップS306の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したと判断された場合には、この印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に関する処理ルーチンを終了する。
【0026】
なお、上記したように、A相出力とB相出力とを用いて、それぞれの波形の立ち上がりと立ち下がりとでトリガパルスを発生させるようにすることを4逓倍するという。
【0027】
しかしながら、こうした従来のインクジェットプリンタにおけるリニアエンコーダにおいては、リニアスケール108のスリット108aを形成する際の精度や、第1センサ110aならびに第2センサ110bよりなるリニアセンサ110の検出の精度に限界があるため、実際のリニアエンコーダの検出に基づくトリガパルスの周期にばらつきが生じることがあった。
【0028】
ここで、図4(a)(b)(c)(d)(e)に示す、理想的なリニアエンコーダの検出状態を参照しながら説明する。なお、図4(a)(b)(c)(d)(e)は、図2(a)(b)(c)(d)(e)にそれぞれ対応する。
【0029】
即ち、理想的なリニアエンコーダにおいては、トリガパルスの周期にばらつきがなく一定の周期となるが、実際のリニアエンコーダの検出においては、上記した各種の精度の限界により、トリガパルスの周期にばらつきが生じざるを得なかった。
【0030】
こうしたトリガパルスの周期のばらつきによって、実際のリニアエンコーダの検出に基づく実際の印字タイミングと理論的に正確な印字タイミングとの間にずれが生じるようになり、トリガパルスの時間間隔がインクの吐出動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまうことがあった。
【0031】
このように、トリガパルスの時間間隔がインクの吐出動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまうと、インクの吐出動作中にトリガパルスが発生されることになってしまうが、当該インクの吐出動作中に発生されたトリガパルスは、上記した処理ルーチン(図3)に示すように無視されてしまいインクの吐出動作が行われないので、画質の低下をきたすという問題点があった。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記したような従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検出手段による印字タイミングの検出の時間間隔が印字動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまった場合でも、常に印字タイミングの検出に対応した印字が行われるようにして、画質の低下を防止するようにした画像形成方法およびその装置を提供しようとするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、インク吐出動作を行う印字ヘッドを記録紙の搬送方向たる副走査方向と直交する主走査方向に移動し、上記印字ヘッドの主走査方向への移動にともない第1センサならびに第2センサが、上記主走査方向に延長されリニアエンコーダを構成するリニアスケールの一定の所定間隔毎に一定の所定幅で形成されたスリットを検出して、上記リニアエンコーダを構成し上記第1センサならびに上記第2センサよりなるリニアセンサが上記印字ヘッドに印字を開始させる印字タイミングを示すトリガパルスを発生し、上記印字ヘッドの主走査方向への移動開始の後、上記リニアセンサによりトリガパルスが発生されたときに、インク吐出フラグをオンにし、上記印字ヘッドにおけるインク吐出動作が所定時間をかけて完了した後に、上記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理を行い、上記判断処理の結果、上記インク吐出フラグがオンであると判断されたときに、上記インク吐出フラグをオフにして、上記印字ヘッドにインク吐出動作を開始させ、前回のトリガパルスに起因する上記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作が完了するまでは、上記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理は行わずに、今回のトリガパルスに起因する上記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作の開始が遅延されるようにしたものである。
【0034】
従って、本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、印字ヘッドが印字を行っている最中に、検出手段たるリニアエンコーダのリニアセンサにより印字タイミングを示すトリガパルスが発生され印字タイミングが検出された場合には、印字ヘッドによる印字が終了した後に、検出手段によって検出された印字タイミングを遅延させたタイミングで印字が開始されることになり、トリガパルスの周期にばらつきが生じ、検出手段による印字タイミングの検出の時間間隔が、印字ヘッドの印字動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまった場合でも、常に印字タイミングの検出に対応した印字がもれなく行われるようになるので、画質の低下を防止することができるようになる。
【0035】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、記録紙の搬送方向たる副走査方向と直交する主走査方向に移動可能かつインク吐出動作を行う印字ヘッドと、一定の所定間隔毎に一定の所定幅のスリットが形成され上記主走査方向に延長されたリニアスケールと、上記印字ヘッドの主走査方向への移動にともない第1センサならびに第2センサが上記リニアスケールの上記スリットを検出して、上記印字ヘッドに印字を開始させる印字タイミングを示すトリガパルスを発生するリニアセンサとにより構成されたリニアエンコーダと、上記印字ヘッドの主走査方向への移動開始の後、上記リニアセンサによりトリガパルスが発生されたときに、インク吐出フラグをオンにする処理手段と、上記印字ヘッドにおけるインク吐出動作が所定時間をかけて完了した後に、上記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理を行う判断手段と、上記判断手段による判断処理の結果、上記インク吐出フラグがオンであると判断されたときに、上記インク吐出フラグをオフにして、上記印字ヘッドにインク吐出動作を開始させる開始手段とを有し、前回のトリガパルスに起因する上記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作が完了するまでは、上記判断手段によって上記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理は行わずに、上記開始手段による今回のトリガパルスに起因する上記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作の開始が遅延されるようにしたものである。
【0036】
従って、本発明のうち請求項2に記載の発明によれば、印字ヘッドが印字を行っている最中に、検出手段たるリニアエンコーダのリニアセンサにより印字タイミングを示すトリガパルスが発生され印字タイミングが検出された場合には、印字ヘッドによる印字が終了した後に、検出手段によって検出された印字タイミングを遅延させたタイミングで印字が開始されることになる。
【0037】
このため、トリガパルスの周期にばらつきが生じ、検出手段による印字タイミングの検出の時間間隔が、印字ヘッドの印字動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまった場合でも、常に印字タイミングの検出に対応した印字がもれなく行われるようになるので、画質の低下を防止することができるようになる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明による画像形成方法およびその装置の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
【0040】
図5には、本発明による画像形成装置の実施の形態の一例として、インクジェットプリンタの斜視図が示されている。
【0041】
なお、図1乃至図2に示した従来の技術と同様あるいは相当する構成については、理解を容易にするために、図1乃至図2において用いた符号と同一の符号を用いて示すこととする。
【0042】
このインクジェットプリンタ10は、外部のパーソナルコンピュータから入力されたイメージデータに基づいて印字を行うものであり、全体の動作の制御や各種の処理の指示を行うための操作子や動作状態を表示する表示器などを備えた操作パネル12と、キャリッジ104に設けられた出力部としての印字ヘッド106と、単シートまたは長尺の巻きシートなどの記録紙100を副走査方向(X方向)に送るグリッドローラ17と、グリッドローラ17を回転する紙送りモータ(図示せず)となどにより構成されている。
【0043】
そして、キャリッジ104は、インクジェットプリンタ10の固定系部材たる両サイドフレーム18、18に支持され、記録紙100の進行方向に直角に配置されたガイドレール102に沿って主走査方向(Y方向)に往復移動可能に装着されている。
【0044】
また、記録紙100は、基台22の上面に設置されたピンチローラ24で押さえられ、ピンチローラ24とグリッドローラ17との間に挟持されて、紙送りモータの回転により副走査方向(X方向)に送られるようになされている。
【0045】
さらに、インクジェットプリンタ10には、ガイドレール102と平行に、即ち、キャリッジ104の移動方向たる主走査方向と平行に、検出手段としてリニアエンコーダを構成するリニアスケール108が設けられている。
【0046】
ここで、リニアスケール108は、一定の所定間隔毎に一定の所定幅Wのスリット108aが形成されている(図6(a)参照)。こうしたリニアスケール108は、例えば、フィルム上へスリット108aを印刷するなどの手法により作成することができる。
【0047】
なお、スリット108aは、リニアスケール108の地の領域108bに、主走査方向と直交する方向に延長する2辺を有する矩形状に形成されている。
【0048】
また、キャリッジ104には、検出手段としてリニアエンコーダを構成する第1センサ110aと第2センサ110bとよりなるリニアセンサ110(図6(a)参照)が配設されていて、このリニアセンサ110により、リニアスケール108のスリット108aが検出されるものである。
【0049】
ここで、第1センサ110aと第2センサ110bとは、主走査方向に沿って整列して配設されている。
【0050】
そして、このインクジェットプリンタにおいては、記録紙100は副走査方向に搬送されるとともに、キャリッジ104は主走査方向に移動されることになるものであり、その際に、リニアセンサ110がリニアスケール108のスリット108aを検出して、このスリット108aの検出に従って、印字ヘッド106による記録紙100への印字タイミングが制御されることになる。印字ヘッド106は、こうして制御される印字タイミングにおいてインクを記録紙100に吐出し、これにより記録紙100に画像が形成されることになる。
【0051】
即ち、このインクジェットプリンタ10は、キャリッジ104とともに印字ヘッド106を主走査方向(Y方向)に移動して1ライン印刷すると副走査方向(X方向)に所定幅分だけシート106を送るという動作を繰り返すことにより、画像を記録紙100上に印刷するものである。
【0052】
図7には、上記したインクジェットプリンタ10のブロック構成図が示されており、このインクジェットプリンタ10は、制御部たる中央処理装置(CPU)200により全体の動作の制御を行うようになされており、このCPU200には、バス202を介して、CPU200が全体の動作の制御のために実行するプログラムなどが記憶されたリードオンリメモリ(ROM)204と、外部のパーソナル・コンピュータ300などから入出力装置(I/O)208を介して入力された画像データを一時記憶するバッファメモリやCPU200によるプログラムの実行時に必要な各種レジスタなどが設定されたワーキングエリアとしてのランダムアクセスメモリ(RAM)206と、外部のパーソナルコンピュータ300などとの間でデータの入出力を行う上記した入出力装置(I/O)208と、画像データを変換して印字ヘッド106における印字内容を示すヘッドデータを作成して出力するヘッドデータ作成部210と、A相出力ならびにB相出力における出力信号のオンからオフへの切り換わり(波形の立ち下がり)および出力信号のオフからオンへの切り換わり(波形の立ち上がり)のタイミングで印字タイミングを示すトリガパルスを発生するリニアセンサ110と、リニアセンサ110により発生されたトリガパルスならびに印字ヘッド106のインク吐出動作に応じて印字ヘッド106にインク吐出動作の開始を指示する吐出指示データを作成して出力する吐出指示データ作成部212と、吐出指示データのタイミングに応じてヘッドデータの示す画像の印字をするためのインク吐出動作を開始する印字ヘッド106と、キャリッジ104を主走査方向に移動するキャリッジモータ214と、シート16を副走査方向へ送るためにグリッド・ローラ17を回転する紙送りモータ216とが接続されている。
【0053】
なお、図6(a)(b)(c)(d)(e)は、図2(a)(b)(c)(d)(e)にそれぞれ対応する。また、図6(f)は、インク吐出フラグ(インク吐出動作の開始を示すフラグである。)を示すタイミングチャートである。
【0054】
次ぎに、図8に示すトリガパルス検出処理ルーチンのフローチャートおよび図9に示すインク吐出動作処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、本発明の要点である印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に関する処理について説明する。これらトリガパルス検出処理ルーチンおよびインク吐出動作処理ルーチンは、印字ヘッド106の主走査方向への移動開始とともにスタートする。
【0055】
まず、図8に示すトリガパルス検出処理ルーチンについて説明すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動開始とともにこのトリガパルス検出処理ルーチンがスタートし、CPU200によりトリガパルスが発生されたか否かを判断し(ステップS802)、トリガパルスが発生されたと判断されるまでこの動作を繰り返す。なお、ステップS802におけるトリガパルスが発生されたか否かの判断は、CPU200による処理ではなく、ハードウェア回路の処理により判断するようにしてもよい。
【0056】
そして、ステップS802の処理において、トリガパルスが発生されたと判断された場合には、インク吐出フラグをオン(ON)にする(ステップS804)。
【0057】
ステップS804の処理を終了すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したか否かを判断する(ステップS806)。
【0058】
そして、ステップS806の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了していないと判断された場合には、ステップS802へ戻って処理を繰り返す。
【0059】
一方、ステップS806の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したと判断された場合には、このトリガパルス検出処理ルーチンを終了する。
【0060】
次に、図9に示すインク吐出動作処理ルーチンについて説明すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動開始とともにこのインク吐出動作処理ルーチンがスタートし、CPU200によりインク吐出フラグがオンであるか否かを判断し(ステップS902)、インク吐出フラグがオンであると判断されるまでこの動作を繰り返す。なお、ステップS902におけるインク吐出フラグがオンであるか否かの判断は、CPU200による処理ではなく、ハードウェア回路の処理により判断するようにしてもよい。
【0061】
また、インク吐出フラグは、上記したトリガパルス検出処理ルーチンのステップS804において、トリガパルスがきたときにオンされることになる。
【0062】
そして、ステップS902の処理において、インク吐出フラグがオンであると判断された場合には、インク吐出フラグをオフ(OFF)にする(ステップS904)。
【0063】
ステップS904の処理を終了すると、吐出指示データ作成部212は吐出指示データを印字ヘッド106へ出力し、印字ヘッド106にインクの吐出動作を開始させ、インクの吐出動作を行わせる(ステップS906)。このインクの吐出動作を完了するには、上記したように所定時間(例えば、吐出周期の95%程度の時間)かかることになる(図6(e)参照)。
【0064】
次に、インクの吐出動作を完了すると、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したか否かを判断する(ステップS908)。
【0065】
そして、ステップS908の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了していないと判断された場合には、ステップS902へ戻って処理を繰り返す。
【0066】
一方、ステップS908の処理において、印字ヘッド106の主走査方向への移動が終了したと判断された場合には、この印字ヘッド106におけるインクの吐出動作に関する処理ルーチンを終了する。
【0067】
従って、このインクジェットプリンタ10においては、前回のトリガパルスと今回のトリガパルスとの時間間隔がインクの吐出動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまい、仮に前回のトリガパルスによるインクの吐出動作中に今回のトリガパルスが発生されることになってしまったとしても、今回のトリガパルスによるインクの吐出動作はトリガパルスの示す印字タイミングより遅延されて開始されることにはなるが、今回のトリガパルスによるインクの吐出動作自体が省略されることはなくなる。
【0068】
即ち、前回のトリガパルスに起因するインク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作が完了するまで、今回のトリガパルスに起因するインク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作の開始は遅延されることになるが、今回のトリガパルスに起因するインク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作自体が省略されることはないものである。
【0069】
このため、このインクジェットプリンタ10においては、全てのトリガパルスにそれぞれ対応したインクの吐出動作が省略されることなく実行されるものであるので、画質の低下を確実に防止することができる。
【0070】
なお、インク吐出フラグのオンの時間長が、トリガパルスの示す印字タイミングから実際のインク吐出動作の開始までの遅延時間を表すことになる(図6参照)。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、検出手段による印字タイミングの検出の間隔が印字動作に必要とされる時間間隔より短くなってしまった場合でも、常に印字タイミングの検出に対応した印字が行われることになり、画質の低下を防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像形成装置としてのインクジェットプリンタの要部概略構成図である。
【図2】従来の画像形成装置としてのインクジェットプリンタに関し、(a)はスリットが形成されたリニアスケールおよび第1センサと第2センサとよりなるリニアセンサを概念的に示す説明図であり、(b)は第1センサによるスリットの検出状態を示すA相出力のタイミングチャートであり((b)に示すタイミングチャートは、(a)のリニアスケールと対応して示されている。)、(c)は第2センサによるスリットの検出状態を示すB相出力のタイミングチャートであり((c)に示すタイミングチャートは、(a)のリニアスケールと対応して示されている。)、(d)は印字ヘッドがインクを記録紙へ吐出するタイミングを指示するトリガパルスのタイミングチャートであり、(e)は印字ヘッドのインクの吐出動作のタイミングチャートである。
【図3】従来の画像形成装置としてのインクジェットプリンタの印字ヘッドにおけるインクの吐出動作に関する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】(a)(b)(c)(d)(e)は、理想的なリニアエンコーダの検出状態についての説明図であり、(a)(b)(c)(d)(e)は、図2(a)(b)(c)(d)(e)にそれぞれ対応する。
【図5】本発明による画像形成装置の実施の形態の一例としてのインクジェットプリンタの斜視図である。
【図6】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、本発明による画像形成装置の実施の形態の一例としてのインクジェットプリンタのリニアエンコーダの検出状態についての説明図であり、(a)(b)(c)(d)(e)は、図2(a)(b)(c)(d)(e)にそれぞれ対応し、(f)は、印字ヘッドにより今回のトリガパルスに応じたインク吐出動作を行うまでの「待ち時間」を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明による画像形成装置の実施の形態の一例としてのインクジェットプリンタのブロック構成図である。
【図8】本発明による画像形成装置の実施の形態の一例としてのインクジェットプリンタの印字ヘッドにおけるインクの吐出動作に関する処理たるトリガパルス検出処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】本発明による画像形成装置の実施の形態の一例としてのインクジェットプリンタの印字ヘッドにおけるインクの吐出動作に関する処理たるインク吐出動作処理ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 インクジェット・プリンタ
12 操作パネル
17 グリッドローラ
18 サイドフレーム
22 基台
24 ピンチローラ
100 記録紙
102 ガイドレール
104 キャリッジ
106 印字ヘッド
108 リニアスケール
108a スリット
108b 地の領域
108c 境界
110 リニアセンサ
110a 第1センサ
110b 第2センサ
200 中央処理装置(CPU)
202 バス
204 リードオンリメモリ(ROM)
206 ランダムアクセスメモリ(RAM)
208 入出力装置(I/O)
210 ヘッドデータ作成部
212 吐出指示データ作成部
214 キャリッジモータ
216 紙送りモータ
300 パーソナル・コンピュータ

Claims (2)

  1. インク吐出動作を行う印字ヘッドを記録紙の搬送方向たる副走査方向と直交する主走査方向に移動し、
    前記印字ヘッドの主走査方向への移動にともない第1センサならびに第2センサが、前記主走査方向に延長されリニアエンコーダを構成するリニアスケールの一定の所定間隔毎に一定の所定幅で形成されたスリットを検出して、前記リニアエンコーダを構成し前記第1センサならびに前記第2センサよりなるリニアセンサが前記印字ヘッドに印字を開始させる印字タイミングを示すトリガパルスを発生し、
    前記印字ヘッドの主走査方向への移動開始の後、前記リニアセンサによりトリガパルスが発生されたときに、インク吐出フラグをオンにし、
    前記印字ヘッドにおけるインク吐出動作が所定時間をかけて完了した後に、前記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理を行い、
    前記判断処理の結果、前記インク吐出フラグがオンであると判断されたときに、前記インク吐出フラグをオフにして、前記印字ヘッドにインク吐出動作を開始させ、
    前回のトリガパルスに起因する前記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作が完了するまでは、前記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理は行わずに、今回のトリガパルスに起因する前記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作の開始が遅延される
    ことを特徴とする画像形成方法。
  2. 記録紙の搬送方向たる副走査方向と直交する主走査方向に移動可能かつインク吐出動作を行う印字ヘッドと、
    一定の所定間隔毎に一定の所定幅のスリットが形成され前記主走査方向に延長されたリニアスケールと、前記印字ヘッドの主走査方向への移動にともない第1センサならびに第2センサが前記リニアスケールの前記スリットを検出して、前記印字ヘッドに印字を開始させる印字タイミングを示すトリガパルスを発生するリニアセンサとにより構成されたリニアエンコーダと、
    前記印字ヘッドの主走査方向への移動開始の後、前記リニアセンサによりトリガパルスが発生されたときに、インク吐出フラグをオンにする処理手段と、
    前記印字ヘッドにおけるインク吐出動作が所定時間をかけて完了した後に、前記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理を行う判断手段と、
    前記判断手段による判断処理の結果、前記インク吐出フラグがオンであると判断されたときに、前記インク吐出フラグをオフにして、前記印字ヘッドにインク吐出動作を開始させる開始手段と
    を有し、
    前回のトリガパルスに起因する前記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作が完了するまでは、前記判断手段によって前記インク吐出フラグがオンであるか否かの判断処理は行わずに、前記開始手段による今回のトリガパルスに起因する前記インク吐出フラグのオンに伴うインク吐出動作の開始が遅延される
    ことを特徴とする画像形成装置。
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