JPH0728359B2 - 切断搬送装置 - Google Patents

切断搬送装置

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JPH0728359B2
JPH0728359B2 JP62322441A JP32244187A JPH0728359B2 JP H0728359 B2 JPH0728359 B2 JP H0728359B2 JP 62322441 A JP62322441 A JP 62322441A JP 32244187 A JP32244187 A JP 32244187A JP H0728359 B2 JPH0728359 B2 JP H0728359B2
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JP
Japan
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stepping motor
motor
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cutter
excitation
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隆男 山崎
杉山  彰彦
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松下電送株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置において記録紙を切断し且
つ読取原稿を搬送する切断搬送装置に関する。
従来の技術 従来より、ファクシミリ装置において、原稿送り用の搬
送ローラと、記録紙カット用の回転式カッターの駆動を
一つのステッピングモータで行う方式は多く用いられて
いた。この場合、ステッピングモータの励磁方法は、一
つのパターンで、原稿送りとカッター駆動を行ってい
た。
なお、複写装置において、シート状物体をステッピング
モータで搬送するに当たり、搬送速度の速い時にはステ
ッピングモータを2相励磁とし、搬送速度の遅い時には
ステッピングモータの発熱を押えるために1-2相励磁と
することは知られている(特開昭62-2859号公報参照)
が、本発明の対象とする切断搬送装置では、上記したよ
うにステッピングモータは単一の励磁方式で駆動されて
いた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によると読取時の原稿送りで必要な
低振動で滑らかな駆動と、カッター駆動時の高周波数で
高トルクの出る駆動を両立させることが難しかった。
上述の問題は以下の理由で生ずる。すなわち、ファクシ
ミリ装置において、カッター駆動には高速で高トルクを
要求され、その為に、使用するステッピングモータには
高周波数での高トルクを要求され、巻線インクタンスを
電流が流れやすくなる様に小さくしてゆく必要がある。
しかし、この要望を満たすために巻線インダクタンスを
小さくしたステッピングモータでは、巻線電流の立上り
が良くなるため、振動、騒音を生じがちであり、特に低
周波数域においてその振動、騒音が顕著に生じ原稿読取
時において原稿を滑らかに送ることができないという問
題を生じる。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、カッ
ター駆動時には、カッター駆動に必要な高トルクを生じ
ることができ、また、原稿送り時には、滑らかな低振動
の原稿送りを可能とする切断搬送装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、上述の問題点を解決するため、原稿送り用の
搬送ローラと記録紙切断用の回転式カッターとを駆動す
る単一のステッピングモータに対して、駆動対象に応じ
て励磁パターンを切り換えるように構成したものであ
る。
作用 本発明は上述の構成により、読取動作中の原稿送りを行
う場合には、ステッピングモータを相変化周期の短い駆
動励磁パターン、例えば定電流マイクロステップ励磁で
行い、ステッピングモータのロータの動きを細かく分割
し、低振動で滑らかな回転により、送りむらの少ない原
稿送りを行うことができ、一方カッター駆動を行う場合
には、ステッピングモータを相変化周期の長い駆動励磁
パターン、例えばノーマル1-2相或いは2相励磁で行
い、モータ巻線に高周波数でも定格電流を流すことがで
き、高周波数域においても所望の高トルクを得ることが
できる。なお、カッター作動時のモータの動きは、一定
速度であるために、ステッピングモータ特有の振動は発
生せず問題にはならない。
実施例 第1図は本発明をファクシミリ装置に適用した実施例を
示すもので、1は読み取るべき原稿、2は原稿を読取位
置に送り込む給紙ローラ、3は原稿1を読取位置を通っ
て搬送する搬送ローラ、4は給紙ローラ2に取付けられ
たプーリ、5は搬送ローラ3に取付けられたプーリ、6
はステッピングモータ、7はステッピングモータ6の回
転を搬送ローラ3及び給紙ローラ2に伝達するベルト、
8は原稿を読み取るイメージセンサ、9は記録紙、10は
記録紙9を切断するための回転式カッター、11はカッタ
ー10に取付けられたプーリ、12はプーリ5の回転をプー
リ11に伝達するベルト、13はステッピングモータ6を駆
動するモータドライバー回路、14はこのモータドライバ
ー回路13に使用目的に応じて異なる励磁パターンを与え
る手段を構成するCPUである。ステッピングモータ6
は、矢印Aで示す正転時に原稿送りを行い、また、逆転
時にはカッター駆動を行うものであり、プーリ5、11に
はそれぞれワンウェイクラッチが入っている。
上記構成になる切断搬送装置について、以下その動作を
説明する。
カッター駆動時には、CPU14がモータドライバー回路13
を制御して、ステッピングモータ6をノーマル1-2相励
磁パターンで駆動する。第2図はこの時の励磁パターン
とモータの動きを示すものである。
一方、原稿読取のために、原稿送りを行う場合には、CP
U14がモータドライバー回路13を制御して、ステッピン
グモータ6を6分割のマイクロステップ1-2相励磁パタ
ーンで駆動する。第3図はこの時の励磁パターンとモー
タの動きを示すものである。
第2図、第3図から良く分かるように、ステッピングモ
ータの同じ回転速度に対して、マイクロステップ1-2相
励磁パターンの場合には、モータが細かく回転するた
め、低振動でスムーズな回転が得られ、原稿を低振動で
スムーズに送ることができ、良好な読取を可能とする。
これに対し、ノーマル1-2相励磁パターンの場合には相
変化の周期が長いため、モータ巻線に電流が流れやす
く、そのためトルクダウンが少なく、記録紙切断に必要
なトルクを得ることができる。
第4図、第5図は、ノーマル1-2相励磁を行った場合と
マイクロステップ1-2相励磁を行った場合のモータ巻線
への電流波形を示すものであり、第4図は低速回転時
を、第5図は高速回転時を示している。第4図に示す低
周波数では、両者共に定格電流まで流れるが、第5図に
示す高周波数では、マイクロステップ1-2相の場合は、
電流立上りが遅くなり、定格電流値まで到達できずに、
モータの定格トルクが発揮できないことになる。しか
し、前記したように、高トルクが必要なカッター作動時
にはノーマル1-2相励磁であるので、トルク不足は生じ
ない。
なお、上記実施例では、カッター作動時にノーマル1-2
相励磁を、原稿送り時にマイクロステップ1-2相励磁を
用いているが、本発明はこの励磁パターンに限定され
ず、相変化周期の異なる二つの任意の励磁パターンを使
用可能である。例えば、原稿送り時にマイクロステップ
1-2相励磁を用いる場合において、カッター作動時には
ノーマル2相励磁としてもよく、更にはマイクロステッ
プとノーマルステップを使う場合に限らず、原稿送り時
にはノーマル1-2相励磁を、カッター作動時にはノーマ
ル2相励磁を行うようにしてもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明はステッピング
モータの励磁パターンを、原稿読取のための原稿送りを
行う場合とカッター作動を行う場合とで切り換えること
により、カッター作動時には高周波数域においても高ト
ルクを得ることができ、原稿送りを行う場合には振動、
騒音を低減してスムースな原稿送りを可能とするという
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
ノーマル1-2相励磁を行った場合の励磁パターンとその
時のモータの動きを示したタイミングチャート、第3図
はマイクロステップ1-2相励磁を行った場合の励磁パタ
ーンとその時のモータの動きを示したタイミングチャー
ト、第4図は低速回転時のモータ巻線の電流波形を示す
波形図、第5図は高速回転時のモータ巻線の電流波形を
示す波形図である。 1……原稿、2……給紙ローラ、3……搬送ローラ、4,
5……プーリ、6……ステッピングモータ、7……ベル
ト、8……イメージセンサ、9……記録紙、10……回転
式カッター、11……プーリ、12……ベルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取原稿を搬送する搬送ローラと、記録紙
    を切断する回転式カッタと、前記搬送ローラ及び回転式
    カッタとを駆動する単一のステッピングモータと、この
    ステッピングモータを駆動するモータドライバ回路とを
    有し、前記搬送ローラの駆動時には前記回転式カッタの
    駆動時に比べ相変化周期の短い励磁パターンを前記モー
    タドライバ回路に与えることを特徴とする切断搬送装
    置。
JP62322441A 1987-12-18 1987-12-18 切断搬送装置 Expired - Fee Related JPH0728359B2 (ja)

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JPH01162469A JPH01162469A (ja) 1989-06-26
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JPH0483809U (ja) * 1990-11-29 1992-07-21

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JPH01162469A (ja) 1989-06-26

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