JP2660790B2 - 監査廊の止水継手 - Google Patents
監査廊の止水継手Info
- Publication number
- JP2660790B2 JP2660790B2 JP5065975A JP6597593A JP2660790B2 JP 2660790 B2 JP2660790 B2 JP 2660790B2 JP 5065975 A JP5065975 A JP 5065975A JP 6597593 A JP6597593 A JP 6597593A JP 2660790 B2 JP2660790 B2 JP 2660790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- joint
- corridor
- fixed
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックヒルダムの底部
等に設置される監査廊の止水継手に関するものである。
等に設置される監査廊の止水継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、筒状コンクリート構造物の止水継
手としては、実公昭５６−５５５１１号公報により公表
されているものが知られている。
手としては、実公昭５６−５５５１１号公報により公表
されているものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の筒状コンク
リート構造物の止水継手の場合は、止水継手が、筒状コ
ンクリート構造物の内周側の１箇所に設けられているだ
けであるので、筒状コンクリート構造物の外部の泥水
が、隣り合う筒状コンクリート構造物の端面間に侵入
し、そのため筒状コンクリート構造物の接近移動を阻害
し、かつ筒状コンクリート構造物の内周側にある止水継
手が破損すると、筒状コンクリート構造物内に泥水が侵
入するという欠点が生じる。
リート構造物の止水継手の場合は、止水継手が、筒状コ
ンクリート構造物の内周側の１箇所に設けられているだ
けであるので、筒状コンクリート構造物の外部の泥水
が、隣り合う筒状コンクリート構造物の端面間に侵入
し、そのため筒状コンクリート構造物の接近移動を阻害
し、かつ筒状コンクリート構造物の内周側にある止水継
手が破損すると、筒状コンクリート構造物内に泥水が侵
入するという欠点が生じる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の監査廊の止水継手においては、監
査廊本体１の端部の外水圧側に、目地ゴム収納用凹部２
を有する保持金具３を固定し、対向する保持金具３にお
ける前記各凹部２の間に、目地ゴム材４を介在させ、中
間に弯曲部５を備えると共に、両側に固定用フランジ６
を備えているゴム製外側止水パッキング７を、前記目地
ゴム材４の外側に配置し、前記外側止水パッキング７の
各固定用フランジ６を隣り合う監査廊本体１に固定し、
中間に弯曲部８を備えると共に、両側に固定用フランジ
９を備えているゴム製内側止水パッキング１０を、隣り
合う監査廊本体１の内側に配置し、内側止水パッキング
１０の各固定用フランジ９を各監査廊本体１に固定す
る。
するために、本発明の監査廊の止水継手においては、監
査廊本体１の端部の外水圧側に、目地ゴム収納用凹部２
を有する保持金具３を固定し、対向する保持金具３にお
ける前記各凹部２の間に、目地ゴム材４を介在させ、中
間に弯曲部５を備えると共に、両側に固定用フランジ６
を備えているゴム製外側止水パッキング７を、前記目地
ゴム材４の外側に配置し、前記外側止水パッキング７の
各固定用フランジ６を隣り合う監査廊本体１に固定し、
中間に弯曲部８を備えると共に、両側に固定用フランジ
９を備えているゴム製内側止水パッキング１０を、隣り
合う監査廊本体１の内側に配置し、内側止水パッキング
１０の各固定用フランジ９を各監査廊本体１に固定す
る。
【０００５】
【実施例】図面は本発明の実施例を示すものであって、
点検作業員通路１１を有する筒状のコンクリート製監査
廊本体１における端部の外水圧側に、目地ゴム収納用凹
部２と、空気抜き孔１２を有する横板１３と、その横板
１３の外側に屈折連設された縦板１４と、その縦板１４
の外端に連設された外端板１５と、前記凹部２の端部に
連設された内端板１６とを備えている保持金具３が配置
され、前記横板１３に多数のアンカーボルト１７の中間
部が挿通されて溶接により固着され、前記横板１３およ
び縦板１４の裏面に、水膨潤ゴム１８が接着剤により固
着され、前記アンカーボルト１７および水膨潤ゴム１８
を固定した保持金具３は、監査廊本体１の端部の外水圧
側に埋込固定されている。
点検作業員通路１１を有する筒状のコンクリート製監査
廊本体１における端部の外水圧側に、目地ゴム収納用凹
部２と、空気抜き孔１２を有する横板１３と、その横板
１３の外側に屈折連設された縦板１４と、その縦板１４
の外端に連設された外端板１５と、前記凹部２の端部に
連設された内端板１６とを備えている保持金具３が配置
され、前記横板１３に多数のアンカーボルト１７の中間
部が挿通されて溶接により固着され、前記横板１３およ
び縦板１４の裏面に、水膨潤ゴム１８が接着剤により固
着され、前記アンカーボルト１７および水膨潤ゴム１８
を固定した保持金具３は、監査廊本体１の端部の外水圧
側に埋込固定されている。
【０００６】横板１９とその外端部に連設された縦板２
０とからなる支承金具２１における前記横板１９の裏面
に、水膨潤ゴム２２が接着剤により固着され、かつ前記
横板１９に、アンカーボルト２３の中間部が挿通されて
溶接により固着され、前記アンカーボルト２３および水
膨潤ゴム２２を固定した支承金具２１は、監査廊本体１
の端部の内側に埋込固定されている。
０とからなる支承金具２１における前記横板１９の裏面
に、水膨潤ゴム２２が接着剤により固着され、かつ前記
横板１９に、アンカーボルト２３の中間部が挿通されて
溶接により固着され、前記アンカーボルト２３および水
膨潤ゴム２２を固定した支承金具２１は、監査廊本体１
の端部の内側に埋込固定されている。
【０００７】円形断面の目地ゴム材４は、隣り合う監査
廊本体１の端部に固定された保持金具３における凹部２
に介在され、Ｕ字形の弯曲部５とその両側に屈折連設さ
れた固定用フランジ６とからなるゴム製外側止水パッキ
ング７は、目地ゴム材４よりも外側に配置され、その外
側止水パッキング７に補強用繊維２４が埋設され、かつ
外側止水パッキング７における固定用フランジ６は保持
金具３における横板１３に当接され、その固定用フラン
ジ６の表面に、帯状の金属製押え金具２５が当接され、
前記アンカーボルト１７は、前記固定用フランジ６およ
び押え金具２５の透孔に挿通され、前記アンカーボルト
１７に螺合された袋ナット２６により、押え金具２５を
介して固定用フランジ６が横板１３に締付固定されてい
る。
廊本体１の端部に固定された保持金具３における凹部２
に介在され、Ｕ字形の弯曲部５とその両側に屈折連設さ
れた固定用フランジ６とからなるゴム製外側止水パッキ
ング７は、目地ゴム材４よりも外側に配置され、その外
側止水パッキング７に補強用繊維２４が埋設され、かつ
外側止水パッキング７における固定用フランジ６は保持
金具３における横板１３に当接され、その固定用フラン
ジ６の表面に、帯状の金属製押え金具２５が当接され、
前記アンカーボルト１７は、前記固定用フランジ６およ
び押え金具２５の透孔に挿通され、前記アンカーボルト
１７に螺合された袋ナット２６により、押え金具２５を
介して固定用フランジ６が横板１３に締付固定されてい
る。
【０００８】前記凹部２と弯曲部５とにより形成された
空間に、常温で固化する性質を有する液状ゴム２７が充
填され、隣り合う監査廊本体１の間にも液状ゴム２７が
充填されている。
空間に、常温で固化する性質を有する液状ゴム２７が充
填され、隣り合う監査廊本体１の間にも液状ゴム２７が
充填されている。
【０００９】Ｕ字状の弯曲部８と固定用フランジ９とを
備えている内側止水パッキング１０は、隣り合う監査廊
本体１内の各横板１９に配置され、前記内側止水パッキ
ング１０における弯曲部８および固定用フランジ９に、
補強用繊維２８が埋設され、前記固定用フランジ９の表
面に帯状の金属製押え金具２９が当接され、前記アンカ
ーボルト２３は、前記固定用フランジ９および押え金具
２９の透孔に挿通され、前記アンカーボルト２３に螺合
された袋ナット３０により、押え金具２９を介して固定
用フランジ９が横板１９に締付固定され、前記弯曲部８
内にも、必要に応じ液状ゴム２７が充填される。
備えている内側止水パッキング１０は、隣り合う監査廊
本体１内の各横板１９に配置され、前記内側止水パッキ
ング１０における弯曲部８および固定用フランジ９に、
補強用繊維２８が埋設され、前記固定用フランジ９の表
面に帯状の金属製押え金具２９が当接され、前記アンカ
ーボルト２３は、前記固定用フランジ９および押え金具
２９の透孔に挿通され、前記アンカーボルト２３に螺合
された袋ナット３０により、押え金具２９を介して固定
用フランジ９が横板１９に締付固定され、前記弯曲部８
内にも、必要に応じ液状ゴム２７が充填される。
【００１０】隣り合う各監査廊本体１の外面にわたっ
て、外側止水パッキング７を被覆するゴム製バックアッ
プ材３１が接着剤により固着され、そのバックアップ材
３１と保持金具３と外側止水パッキング７とにより形成
された空間にも、必要に応じ液状ゴム３２が充填され
る。
て、外側止水パッキング７を被覆するゴム製バックアッ
プ材３１が接着剤により固着され、そのバックアップ材
３１と保持金具３と外側止水パッキング７とにより形成
された空間にも、必要に応じ液状ゴム３２が充填され
る。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、監査廊本体１の端部の
外水圧側に、目地ゴム収納用凹部２を有する保持金具３
を固定し、対向する保持金具３における前記各凹部２の
間に、目地ゴム材４を介在させ、中間に弯曲部５を備え
ると共に、両側に固定用フランジ６を備えているゴム製
外側止水パッキング７を、前記目地ゴム材４の外側に配
置し、前記外側止水パッキング７の各固定用フランジ６
を隣り合う監査廊本体１に固定し、中間に弯曲部８を備
えると共に、両側に固定用フランジ９を備えているゴム
製内側止水パッキング１０を、隣り合う監査廊本体１の
内側に配置し、内側止水パッキング１０の各固定用フラ
ンジ９を各監査廊本体１に固定したので、外側止水パッ
キング７から漏水した場合は、目地ゴム材４により止水
され、また目地ゴム材４から漏水した場合は、内側止水
パッキング１０により止水されるので、監査廊の止水性
を完全にすることができる。
外水圧側に、目地ゴム収納用凹部２を有する保持金具３
を固定し、対向する保持金具３における前記各凹部２の
間に、目地ゴム材４を介在させ、中間に弯曲部５を備え
ると共に、両側に固定用フランジ６を備えているゴム製
外側止水パッキング７を、前記目地ゴム材４の外側に配
置し、前記外側止水パッキング７の各固定用フランジ６
を隣り合う監査廊本体１に固定し、中間に弯曲部８を備
えると共に、両側に固定用フランジ９を備えているゴム
製内側止水パッキング１０を、隣り合う監査廊本体１の
内側に配置し、内側止水パッキング１０の各固定用フラ
ンジ９を各監査廊本体１に固定したので、外側止水パッ
キング７から漏水した場合は、目地ゴム材４により止水
され、また目地ゴム材４から漏水した場合は、内側止水
パッキング１０により止水されるので、監査廊の止水性
を完全にすることができる。
【図１】本発明の実施例に係る監査廊の止水継手を示す
一部切欠縦断側面図である。
一部切欠縦断側面図である。
【図２】図１の上側部分を拡大して示す縦断側面図であ
る。
る。
【図３】図１の下側部分を拡大して示す縦断側面図であ
る。
る。
【図４】図２の一部を拡大して示す縦断側面図である。
【図５】監査廊の設置状態を示す縦断側面図である。
【図６】監査廊設置部を示す縦断正面図である。
【符号の説明】 １ 監査廊本体 ２ 凹部 ３ 保持金具 ４ 目地ゴム材 ５ 弯曲部 ６ 固定用フランジ ７ 外側止水パッキング ８ 弯曲部 ９ 固定用フランジ １０ 内側止水パッキング １１ 点検作業員通路 １２ 空気抜き孔 １３ 横板 １４ 縦板 １５ 外端板 １６ 内端板 １７ アンカーボルト １８ 水膨潤ゴム １９ 横板 ２０ 縦板 ２１ 支承金具 ２２ 水膨潤ゴム ２３ アンカーボルト ２４ 補強用繊維 ２５ 押え金具 ２６ 袋ナット ２７ 液状ゴム ２８ 補強用繊維 ２９ 押え金具 ３０ 袋ナット ３１ ゴム製バックアップ材 ３２ 液状ゴム
Claims (1)
- 【請求項１】 監査廊本体１の端部の外水圧側に、目地
ゴム収納用凹部２を有する保持金具３を固定し、対向す
る保持金具３における前記各凹部２の間に、目地ゴム材
４を介在させ、中間に弯曲部５を備えると共に、両側に
固定用フランジ６を備えているゴム製外側止水パッキン
グ７を、前記目地ゴム材４の外側に配置し、前記外側止
水パッキング７の各固定用フランジ６を隣り合う監査廊
本体１に固定し、中間に弯曲部８を備えると共に、両側
に固定用フランジ９を備えているゴム製内側止水パッキ
ング１０を、隣り合う監査廊本体１の内側に配置し、内
側止水パッキング１０の各固定用フランジ９を各監査廊
本体１に固定した監査廊の止水継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065975A JP2660790B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 監査廊の止水継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5065975A JP2660790B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 監査廊の止水継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257691A JPH06257691A (ja) | 1994-09-16 |
| JP2660790B2 true JP2660790B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=13302517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5065975A Expired - Lifetime JP2660790B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 監査廊の止水継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2660790B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4953339B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2012-06-13 | 財団法人北九州産業学術推進機構 | 止水構造及びその製造方法 |
| CN106988269A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-07-28 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种高心墙堆石坝心墙内部廊道接缝止水方法及结构 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5065975A patent/JP2660790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06257691A (ja) | 1994-09-16 |
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