JP2660706B2 - レール装置 - Google Patents

レール装置

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JP2660706B2
JP2660706B2 JP807188A JP807188A JP2660706B2 JP 2660706 B2 JP2660706 B2 JP 2660706B2 JP 807188 A JP807188 A JP 807188A JP 807188 A JP807188 A JP 807188A JP 2660706 B2 JP2660706 B2 JP 2660706B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば工場内で一定経路上を走行自在な
自走台車の支持案内を行うレール装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種のレール装置としては、たとえば特開昭
60−172451号公報に見られるように、自走台車の車輪を
支持案内する左右一対のレールを機枠上に配設した形式
が提案されている。
発明が解決しようとする問題点 上記の従来形式によると、たとえば自走台車が通つた
あとや停止している間に、作業者が一定経路を横切ろう
としたとき、この作業者は一方のレールをまたいで両レ
ール間に足を踏み入れ、そして他方のレールをまたがな
ければならず、そのときにつまずいたりして、横切りは
容易に安全に行えない。またレールの周辺には、自走台
車を走行制御するための配線や各種の機器が配設してあ
ることから、前述した横切りの障害になるばかりでな
く、美観を損うことになる。
本発明の目的とするところは、横切りなどを容易に安
全に行え、しかも周辺を美化し得るレール装置を提供す
る点にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のレール装置は、側
部に側方開放の蟻溝を形成した左右一対のレールを、所
定間隔を置いて配置し、両レールの相対向する側部間に
連結部材を取付け、この連結部材は、前記レールの側部
に当て付け自在な外側板と、これら外側板の下部間を連
結する底板とで形成し、この底板に上方から対向するカ
バー板を両レール間に配設している。
作用 かかる本発明の構成によると、たとえばカバー板のレ
ベルをレールの上面に合せることによつて、作業者はカ
バー板を利用して容易に横切りなどを行え、そして連結
部材の中に配線や各種の機器を配設することで美観を保
て得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に示すように、レール1は断面が矩形状であつ
て、その上部全面を偏平な車輪受け面2に形成するとと
もに、下部に下方開放の下部蟻溝3を全長に亘つて形成
している。そしてレール1の内部には上部貫通路4と下
部貫通部5とが断面矩形状で形成されている。さらにレ
ール1の両側部で上下方向の複数個所(4箇所)には、
側方開放の側部蟻溝6A,6B,7A,7B,8A,8B,9A,9Bが全長に
亘つて形成され、そして最上段の側部蟻溝6A,6Bと二段
目の側部蟻溝7A,7Bとの間に偏平なガイドローラ案内面1
0A,10Bを形成している。ここで側部蟻溝6A,6B,7A,7B,8
A,8B,9A,9Bとガイドローラ案内面10A,10Bとは、中心線1
1に対して左右対称に形成している。レール1はアルミ
ニウムの引抜き成形品であつて、その際に各側部蟻溝6
A,6B,7A,7B,8A,8B,9A,9Bにおいては、上部ほど凹入が大
になるように上下非対称に形成してある。
第1図〜第5図に示すように、上記レール1は左右一
対を1組として、機枠15上に所定間隔を置いて配置され
る。すなわち下部蟻溝3内にはタツププレート16が挿入
されており、機枠15に下方から通したボルト17をタツプ
レート16にら合し締付けることでレール1の固定を行
う。通常、機枠15に対するレール1の取付け位置は、こ
のレール1の長さ方向における継ぎ部分となる。すなわ
ち、継ぎ部分は平面視において傾斜カツト状であり、前
記タツププレート16は両端部間に亘つて配設される。そ
して上部貫通部4に亘つて挿入した上部ガイド部材18
を、長さ方向で一方のレール端にボルト固定具19にて固
定するとともに、他方のレール端にはフリーとし、さら
に下部貫通路5間に亘つて挿入した下部ガイド材20を、
他方のレール端にボルト固定具21に固定するとともに、
一方のレール端にはフリーとしている。その際にボルト
固定具19は側部蟻溝6A内に位置し、ボルト固定具21は側
部蟻溝7B内に位置している。
両レール1の相対向する側部間に連結部材25が取付け
られる。この連結部材25は、前記レール1の内側部に当
て付け自在な外側板26と、これら外側板26の下部間を連
結する底板27と、この底板27の中間から立設した複数
(2枚)の内側板28とで一体に形成され、これら内側板
28を外側板26よりも上位にするとともに、上端から内方
へ受け板部29を一体に連設している。前記底板27に上方
から対向するカバー板30が両レール1間に配設されてい
る。すなわち受け板部29間にカバー板30が載置され、両
者は固定具などで一体化されている。ここでカバー板30
の上面はレール1の車輪受け面2とほぼ同一にしてあ
り、また両側縁は自走台車(後述する)の走行に支障が
ないように、レール1に充分に近づけている。これによ
り、底板27と両内側28とカバー板30とによりダクト空間
31を形成し、このダクト空間31内にはダクトケース32が
配設される。33は信号線、34は動力線を示す。前記外側
板26のレール1に対する固定は、たとえば第4図に示す
ように、内側でかつガイドローラ案内面10A,10Bよりも
下位の側部蟻溝8A,8B,9A,9B内に板ナツト35を挿入し、
そして外側板26に内側から通したボルト36を板ナツト35
にら合し締付けることで行える。なお固定は上下方向に
おいて二段で示しているが、これは一段であつてもよ
い。なお第3図に示すように、最下段の側部蟻溝9A,9B
のうち外側9Aのものの内部に、たとえばフイーダ線37な
どの配設を行え、また内側9Bのものにボルト・ナツトな
どの固定具38を介して被検出体39が設けられる。前記連
結部材25における片側の外側板26aの内面には給電装置4
0が配設される。
41は自走台車で、その本体42の下面一側に前後一対の
駆動車輪43を配設するとともに、他側に前後一対の遊転
車輪44を配設しており、これら車輪43,44を前記レール
1の車輪受け面2上に載置することによつて一定経路45
上で走行自在となる。車駆動車輪43はそれぞれ下面開放
のケース46に車軸47を介して取付けられ、そしてケース
46は、本体42側で支持した縦方向の回転軸48の下端に固
着される。したがつて駆動車輪43は縦軸心43は縦軸心49
の周りに旋回自在となる。両ケース46には、それぞれ駆
動装置(モータなど)50が取付けられ、これら駆動装置
50は対向する車軸47に連動している。またケース46から
のブラケツト51には、前記レール1のガイドローラ案内
面10A,10Bに対向する複数個のガイドローラ52A,52Bが取
付けられる。両遊転車輪44はブラケツト53に車軸54を介
して取付けられ、そしてブラケツト53は、本体42側で支
持したスライドプレート55に縦軸56を介して取付けられ
る。すなわち本体42にはベースプレート57が固定され、
このベースプレート57には、台車幅方向に長いだ円形の
貫通孔58が形成されている。前記ベースプレート57の下
面で貫通孔58の前後には台車幅方向に長いガイドレール
59が取付けられ、前記スライドプレート55は両ガイドレ
ール59に摺動体60を介して支持案内され、台車幅方向に
スライド自在となる。前記ガイドレール59と摺動体60と
により幅広のLMガイドを構成する。なおガイドレール59
と摺動体60の間には、必要に応じて複数個の負荷ボール
が配置される。前記ブラケツト53の上面中央部から立設
した縦軸56は、スライドプレート55に配設したベアリン
グ61を挿通し、そして上端に取付けた抜止座金62との間
でベアリング61を挾持する。なおベアリング61はベアリ
ング押え63によつてスライドプレート55側に固定され
る。これにより遊転車輪44は、スライドプレート55に対
して縦軸心64の周りに旋回自在となる。前記ブラケツト
53の下端には、前記レール1のガイドローラ案内面10A,
10Bに対向する複数個のガイドローラ65A,65Bが取付けら
れる。そして本体42側には、前記給電装置40に対応する
集電装置66が設けられる。
次に上記実施例における走行作業を説明する。
各車輪43,44を介してレール1の車輪受け面2上に載
置した自走台車41は、駆動装置50の作動で駆動車輪43を
強制回転させることによつて、ガイドローラ案内面10A,
10Bに対向したガイドローラ52A,52B,65A,65Bで案内され
ながら一定経路45上を走行する。その際に2個の駆動車
輪43が車輪受け面2に接していることから2個分の輪圧
が作用し、この高い輪圧を利用して加速ならびに減速
は、加速速度や減速距離を短くして容易に安定し行われ
る。そして自走台車41が第6図に示すようにカーブ経路
部70に入ると、両駆動車輪43はケース46、回転軸48を介
して縦軸心49の周りに各別に旋回し、また両遊転車輪44
はブラケツト53、縦軸56を介して縦軸心64の周りに各別
に回転することになる。すなわち全ての車輪43,44は各
別に旋回してレール1のカーブ曲線に沿うことになる。
さらにカーブ経路部70では、レール1に案内されるガイ
ドローラ65A,65Bを介してブラケツト51に外側への横押
し力が作用することと、摺動体60がガイドレール59に支
持案内されることによつて、遊転車輪44のユニツトが外
側に自動的に移動することとになる。これによつて直線
経路部71での左右の車輪間距離lに対して、カーブ経路
部70では長い車輪間距離L、すなわちl<Lとなり、カ
ーブ経路部70のレール幅を直線経路部71のレール幅と同
じにしながらも無理のない円滑を走行を行える。さらに
カーブ経路部7での走行で、第6図のHで示すように両
駆動車輪43ともにカーブ経路部70内に入つているときに
は、これら駆動車輪43は内側の同じレール1上(同じ経
路上)を移動することから、両駆動車輪43間での速度差
は全く生じない。また第6図のIで示すようにカーブ経
路部70の入口部や出口部で、一方の駆動車輪43のみカー
ブ経路部70に入つているときには、両駆動車輪43間には
わずか(3%以下)の速度差が生じるが、この程度の速
度差は速度制御する必要のないものである。
上述のようなカーブ経路部70を形成するために、レー
ル1自体も曲げ成形しなければならないが、このレール
1は左右対称で曲げやすい形状であることから、ベンダ
にて容易に正確に曲げることができる。
レール1を機枠15に配設するに際して、前述したよう
に左右対称であることから、左側用と右側用とに選択す
る必要がない。レール1を直線状に配設したとき、相反
する方向に固定した上下一対のガイド材18,20によつて
伸縮可能な継ぎ部を形成でき、また両ガイド材18,20を
レール1内に納め得る構造で、美観上において好適とな
る。
レール1の両側部に形成した側部蟻溝6A,6B,7A,7B,8
A,8B,9A,9Bを利用して種々な部品の取付け、配置を行う
ことができる。その際に各蟻溝は上部ほど凹入が大にな
るように形成してあるから、たとえば第3図の仮想線A
で示すように、板ナツトなどはどこからでも入れること
ができる。
レール1間における連結部材25の配設は側部蟻溝を利
用して容易に行なうことができ、また連結部材25とカバ
ー板30とが形成する空間内には、信号線33や動力線34な
どの配線、ならびに各種機器の配設を行える。そして配
線や配設はダクトケース32を使用して行つてもよく、こ
の場合にダクトケース32の蓋はカバー板30が兼ねること
になる。
また連結部材25内に給電装置40を配設することで、こ
の給電装置40に外部からは簡単にふれることがなくて安
全であり、また給電装置40に対して集電装置66が横方向
から作用することによつて、自走台車41を上方に持上げ
るだけで、一定経路45から容易に取出すことができる。
上記実施例では遊転車輪44群を左右方向に移動自在と
しているが、これは定着形式、すなわち縦軸56を本体42
側に取付けた形式であつてもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、カバー板のレベルをレー
ルの上面に合せることによつて、作業者はカバー板を利
用して走行経路上を容易に安全に横切ることができると
ともに、このカバー板を作業台として、被搬送物に対す
る作業や、レール装置ならびに自走台車などの補修、点
検作業を容易に行うことができる。そして連結部材とカ
バー板とが形成する空間内に、配線や各種の機器を配設
することで、スペースの有効利用(コストダウン)とと
もに美観向上をはかることができる。さらにカバー板上
にフロアと同じ床材を貼つておれば、工場だけでなく事
務室内でも美観を保つて据付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は平面図、第3図は駆動車輪部の正面図、第4図は従
動車輪部の一部切欠き正面図、第5図は同側面図、第6
図は走行状態を示す概略平面図である。 1……レール、2……車輪受け面、6A,6B,7A,7B,8A,8B,
9A,9B……側部蟻溝、10A,10B……ガイドローラ案内面、
15……機枠、25……連結部材、26……外側板、27……底
板、28……内側板、29……受け板部、30……カバー板、
31……ダクト空間、32……ダクトケース、33……信号
線、34……動力線、40……給電装置、41……自走台車、
43……駆動車輪、44……遊転車輪、66……集電装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側部に側方開放の蟻溝を形成した左右一対
    のレールを、所定間隔を置いて配置し、両レールの相対
    向する側部間に連結部材を取付け、この連結部材は、前
    記レールの側部に当て付け自在な外側板と、これら外側
    板の下部間を連結する底板とで形成し、この底板に上方
    から対向するカバー板を両レール間に配設したことを特
    徴とするレール装置。
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