JPS6351904B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6351904B2
JPS6351904B2 JP12032882A JP12032882A JPS6351904B2 JP S6351904 B2 JPS6351904 B2 JP S6351904B2 JP 12032882 A JP12032882 A JP 12032882A JP 12032882 A JP12032882 A JP 12032882A JP S6351904 B2 JPS6351904 B2 JP S6351904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
work
lift device
rail member
maintenance vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12032882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5912082A (ja
Inventor
Fumio Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSAN JIDOSHA HANBAI KK
Original Assignee
NITSUSAN JIDOSHA HANBAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUSAN JIDOSHA HANBAI KK filed Critical NITSUSAN JIDOSHA HANBAI KK
Priority to JP12032882A priority Critical patent/JPS5912082A/ja
Publication of JPS5912082A publication Critical patent/JPS5912082A/ja
Publication of JPS6351904B2 publication Critical patent/JPS6351904B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、整備車輛を縦横並列状態に配置され
た少なくとも3つ以上の作業ベイ間に渡つて移動
させることができる整備車輛の搬送装置に関す
る。
従来、縦横並列状態に配置された少なくとも3
つ以上の作業ベイ間に渡つて整備車輛を移動さ
せ、いわゆる流れ作業方式で自動車を整備する整
備車輛の搬送装置として、循環搬送方式とUター
ン搬送方式のものが提案されている。前者は特公
昭51−23763号に開示されているように、整備車
輛のセツテイングゾーン、車底洗浄・乾燥ゾー
ン、点検・調整ゾーンなど複数の作業ゾーン(作
業ベイと同じ意味)を結んで天井に多数のハンガ
ーを所要間隔で懸吊するループ状の循環レールを
設け、該循環レールを低速で循環移動させること
によつて整備車輛を次の作業ゾーンへと搬送して
いた。
しかしながら、このような整備車輛の搬送装置
にあつては、循環レールがループ状に形成されて
いると同時に、その円弧部分の曲り方、すなわち
レールの曲率半径が非常に大きいために、レール
の円弧部分の下方は実質上作業ゾーンとなり得
ず、したがつて、いわゆるデツドスペースが生ず
ると言う欠点があつた。この欠点は後者のUター
ン搬送方式の一実施例である特公昭56−13242号
に開示された搬送装置に対しても指摘することが
できた。
そこで、このようなデツドスペースを解消する
ために、先に出願人は整備車輛を縦横並列状態に
配置された第3の作業ベイへ直角方向に搬送でき
る自動車の整備装置を提案している。すなわち、
第1の整備ベイと横方向に並列する第2の整備ベ
イにかけてこれらの整備ベイの天井に備えられた
1対のレールと、第2の整備ベイと該第2の整備
ベイの縦方向に配置された第3の整備ベイにかけ
てこれらの整備ベイの天井に備えられかつ前記レ
ールよりも一段高い位置に設けられた移動台車用
の案内レールと、この案内レール上を走行しかつ
前記レールと分離自在に連通する1対の接続レー
ルを有する箱型の移動台車とから成り、該移動台
車を介して整備車輛をリフトアツプした可動リフ
トを第2の整備ベイから第3の作業ベイへと直角
方向に搬送する装置である。
しかしながら、このような搬送装置は整備車輛
を第3の作業ベイに直角方向に移動させることが
できるとしても、次に列挙するような欠点があつ
た。
第1・第2の整備ベイ側に設けられたレール
と移動台車の接続レールとを正確に接続させる
ことが困難で作業が面倒であつた。
移動台車用の案内レールを第1・第2の整備
ベイ側のレールよりも一段高い位置に設けなけ
ればならないので、天井高さの比較的低い自動
車整備工場等において使用することができなか
つた。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、縦横
並列状態に配置された複数の作業ベイ、たとえば
矩形状、コ字状、L字状などに配置された少なく
とも3つ以上の作業ベイ間を移動(往復移動、循
環移動の両者を意味する)する整備車輛を、リフ
ト装置が方向転換して他の作業ベイに移動する際
に、配置された複数の作業ベイの形態(矩形状、
コ字状、L字状など)に対応してそのまま簡単に
移動できるようにすることによつて、搬送時間お
よび手数の無駄を省くと同時に前述した整備工場
のデツドスペースを解消し、また少ない作業ベイ
の面積を有効的に活用できると共に、天井高さの
比較的低い自動車整備工場等においても採用する
ことができるなどの整備車輛の搬送装置を得るに
ある。
以下、図面に示す一実施例により本発明を詳細
に説明する。
第1図乃至第7図に示す実施例において、1は
整備車輛の洗浄、乾燥、点検、修理、調整、塗装
などの各種の整備作業ができる複数の作業ベイ
で、第1図の実施例では4つの作業ベイがそれぞ
れ他の2つの作業ベイと隣り合つて縦横並列状態
に配置されている。これらの作業ベイ1の周囲に
は、整備車輛の出入口部(通路)を除いて適当な
場所に作業台、部品洗浄機、ダストボツクス、エ
ンジンテスター、塗装器具収納台などが各作業ベ
イの機能に応じて設けられている。2は作業ベイ
1の第1図における縦方向で天井に平行に設けら
れた1対の縦方向支持部材(一部図示せず)で、
一方、3は該縦方向支持部材2に対して直角方向
に設けられた1対の横方向支持部材である(一部
図示せず)。これら縦・横方向支持部材2,3に
は梁や建物の横柱を利用することができ、縦・横
方向支持部材2,3の複数の作業ベイ1の上方に
全体的には格子状に設けられている。4は1対の
縦方向支持部2および横方向支持部材3に所要間
隔を設けてそれぞれ固設された複数個のハンガー
部材である。これらのハンガー部材4は第2図お
よび第3図で示すように、たとえば人が両腕で物
を抱えた状態の形態に形成されており、それらの
両腕5,6の左右支持部7,8にはガイド空間9
を形成した1対の軌条部材10が取付けられてい
る。すなわち、1対の軌条部材10が複数個のハ
ンガー部材4に載架され、第1図および第4図で
示すように全体的には複数の作業ベイ1の上方に
基盤の目状或いは格子状に形成されている。より
具体的には複数の作業ベイ1の中央部に長方形が
それぞれ間隙を設けて3個、それら長方形の左右
に該長方形を略半分にした正方形がそれぞれ間隙
を設けて3個ずつ配置され、さらにこれら長方形
と正方形を間隙を設けて全て包囲する長方形があ
るように全体の軌条部材10が複数のハンガー部
材4によつて吊下げられている。したがつて、1
対の軌条部材10には、後述するリフト装置が方
向転換して他の作業ベイに移動する際に直角方向
に移動できるように直角のガイド空間9aを有す
る複数の直角部10aが形成されている(第4図
参照)。11は整備車輛受台13およびリフト支
柱14をそれぞれ介してリフトアツプしたリフト
装置15の全荷重を支持しながら方向転換自在に
前記軌条部材10上を走行する複数個の走行車輪
で、これらの走行車輪11は第6図に示すように
4個で1組となり、リフト装置15が他の作業ベ
イに方向90度転換する場合に、4個の走行車輪1
1がそれぞれ軌条部材の直角部10aに位置する
よう支持板16の下方隅角部に取付けられてい
る。そして、4個で1組の走行車輪11は、第2
図および第3図で示すようにリフト装置15の前
後左右の取付部16によつて立設された4個の左
右の支柱17(他の2個は図示せず)を介して複
数組、本実施例では4箇所に設けられている。但
し、最も少ない場合、中央部1箇所でも可能であ
る。18はこれらの支柱17の中央部にそれぞれ
回動自在に取付けられかつ前記ガイド空間9に案
内されて走行車輪11の方向づけを設定する複数
のガイドローラーである。なお、走行車輪11は
対角線上に2個設けた場合は、少なくも1個は軌
条部材上に残るので、必ずしも4個設ける必要が
ない。次にリフト装置15を移動させる駆動装置
はリフト装置15自体に取付け、リフト装置を自
走行させても良いが、本実施例では第4図に示す
ようにリフト装置15が方向転換する位置の軌条
部材10の適宜の箇所に減速機などを介したモー
タMを複数個取付け、第5図で示すように歯車2
0,20Aに巻装されたチエーン21に取付けた
突起片22とリフト装置15の上方に取付けた突
起片23とを係合させるようにしても良い。この
ように駆動装置を構成すれば、チエーンが回動す
ると両者の突起片22,23が互いに係合し、チ
エーン21の動きと共にリフト装置15が移動す
ることになる。また、第4図の中央部に位置する
長方形状の軌条部材10にはそれぞれ直角部10
a寄りの位置にリフト装置15の後退防止部材2
4が4個設けられている。すなわち、これらの後
退防止部材24は、第7図に示すようにバネ24
aによつて後退防止レバー24bが常時ガイド空
間9を閉塞するように該ガイド空間9側に付勢さ
れている。
なお、前述の走行車輪11には転動自在なキヤ
スターを用いているが、これ以外にエアフローパ
ツド、ボール車輪なども利用できる。また、後退
防止部材24はバネ24aでなくエアシリンダ
ー・油圧シリンダー、ねじ装置などにより制御可
能とすれば任意の方向にリフト装置15を移動さ
せることができる。
以上の説明から明らかなように本発明にあつて
は、天井に設けられた複数個のハンガー部材4
と、これらのハンガー部材の左右支持部7,8に
ガイド空間9,9aを形成して載架された複数の
軌条部材10と、これらの軌条部材10上をリフ
ト装置の全荷重を支持しながら方向転換自在に走
行する4個で1組となる複数組の走行車輪11
と、前記リフト装置15の左右の支柱に取付けら
れかつガイド空間9,9aに案内される複数個の
ガイドローラーとから成り、リフト装置15が方
向転換して他の作業ベイに移動する際に直角方向
に移動できるように前記軌条部材に直角のガイド
空間を有する直角部を形成したので、次に列挙す
るような効果を得ることができる。
(1) 異なる機能を有する作業ベイA,B,C,D
が、第8図で示すように縦横並列して4個配置
されている場合、または第9図で示すよう作業
ベイA,B,C,Dのほかに異なる機能を有す
る作業ベイがさらに並列して配置されている場
合は、整備車輛12をAの作業ベイから乗り入
れて、矢印で示す通りにリフト装置で搬送する
ことができる。この場合リフト装置15が他の
作業ベイに90度方向を転換する場合、たとえば
B→C、C→D、D→A、E→Fなどへ移動す
る場合は、複数個のガイドローラーが軌条部材
のガイド空間に案内されているので複数個の走
行車輪が略その場で方向を転換し、直ちにリフ
ト装置を移動させることができる。したがつ
て、整備車輛の搬送時間が短かく、搬送作業も
簡単にできる。
(2) 本発明は少なくとも3つの以上の作業ベイを
縦横並列状態に配置した場合、たとえば第10
図に示すように中央に整備車輛12のセツテイ
ング、洗車など作業ベイaを設け、この作業ベ
イaの左右にそれぞれ乾燥などの作業ベイb,
bを設け、さらにこれら作業ベイb,bの縦方
向に並列して点検・調整などの作業ベイc,c
を設けた場合にも利用することができる。
(3) 作業ベイの面積が少ない整備工場において、
第8図乃至第10図で示すような流れ作業方式
で車輛の整備点検を望む場合には、ループ状に
整備車輛を運ぶ循環タイプの装置とは異なり、
いわゆるデツドスペースが生じないので有効的
に作業ベイの面積を活用できる。
(4) 従来のように移動台車用の案内レールを天井
に設ける必要がないので、天井高さの比較的低
い自動車整備工場においても実施をすることが
できる。
(5) 本発明の搬送装置を採用すると、各種の整備
工場の作業ベイの面積に対応して、複数の作業
ベイの各面積(縦と横の幅)および各作業ベイ
の配置方法を容易に設定することができる。
(6) 装置の構造が簡単なので取付工事も容易であ
る。
(7) 床面に軌条部材などを設けていないので、作
業ベイを有効的に活用することができる。
(8) 後退防止部材が設けられている実施例の場
合、リフト装置の後退移動を確実に防止できる
ので整備作業が容易である。
(9) リフト装置を複数個用いることが可能で、そ
の場合複数個の駆動装置の各々により整備車輛
を必要とする作業ベイに個別的にリフト装置を
迅速に送ることができる。
(10) 流れ作業方式の搬送装置の中では比較的安価
に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦・横方向支持部材、ハンガ
ー部材および軌条部材の配置状態を示す平面から
の説明図、第2図は本発明の一部断面で示した正
面から概略説明図、第3図は本発明の一部切欠し
た側面図、第4図および第5図は本発明の駆動装
置の一実施例を示す概略説明図、第6図は本発明
の走行車輪およびガイドローラーの走行状態を示
す説明図、第7図は本発明の後退防止部材の説明
図、第8図乃至第10図は本発明を採用した場合
に考えられる作業ベイの配置状態の説明図であ
る。 1,A,B,C,D,E,F……作業ベイ、2
……縦方向支持部材、3……横方向支持部材、4
……ハンガー部材、5,6……両腕、7,8……
支持部、9,9a……ガイド空間、10……軌条
部材、10a……直角部、11……走行車輪、1
2……整備車輛、15……リフト装置、16……
支持板、17……支柱、18……ガイドローラ
ー、20,20A……歯車、21……チエーン、
22,23……突起片、24……後退防止部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも3つ以上の作業ベイが縦横並列状
    態に配置された整備場の天井に設けられたハンガ
    ー部材と、このハンガー部材に直角のガイド空間
    を有する直角部が形成されて載架された軌条部材
    と、この軌条部材上を整備車輛をリフトアツプし
    たリフト装置の全荷重を支持しながら方向転換自
    在に走行する走行車輪と、前記リフト装置の支柱
    に取付けられかつ前記ガイド空間に案内されるガ
    イドローラーとからなる整備車輛の搬送装置。 2 軌条部材はハンガー部材の左右支持部にガイ
    ド空間を形成して取付けられており、平面から見
    て全体的に格子状に形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の整備車輛の搬送
    装置。 3 走行車輛は1つの支持板の下方隅角部に2個
    以上設けられ、これら2個以上を1組としてリフ
    ト装置に複数組取付けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の整備車輛の搬送装
    置。 4 軌条部材にはリフト装置が後退するのを防止
    する後退防止部材が取付けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の整備車輛の搬
    送装置。 5 リフト装置を作業ベイ間を移動せしめるため
    の駆動装置を有する特許請求の範囲第1項記載の
    整備車輛の搬送装置。
JP12032882A 1982-07-09 1982-07-09 整備車輛の搬送装置 Granted JPS5912082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12032882A JPS5912082A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 整備車輛の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12032882A JPS5912082A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 整備車輛の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5912082A JPS5912082A (ja) 1984-01-21
JPS6351904B2 true JPS6351904B2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=14783533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12032882A Granted JPS5912082A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 整備車輛の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912082A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138003A (ja) * 1985-12-10 1987-06-20 Itoki Kosakusho Co Ltd リニア誘導モ−タを用いた搬送装置
JPS62152303A (ja) * 1985-12-23 1987-07-07 Itoki Kosakusho Co Ltd リニア誘導モ−タを用いた搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5912082A (ja) 1984-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5618149A (en) Vehicle elevator
JPS6351904B2 (ja)
JPS58185862A (ja) 自動車用のパ−キング装置
US4721043A (en) Track guided transportation system
KR100774392B1 (ko) 자동차 구조 작업장의 시설 구성 시스템
JPH04353175A (ja) 立体駐車装置
JPS6115001B2 (ja)
JPH11208819A (ja) スタッカクレーン
JPH033108Y2 (ja)
JP2577635B2 (ja) エレベータ式駐車装置
JPS6320718Y2 (ja)
JPH02243498A (ja) スタッカクレーンの昇降案内装置
JP2528654Y2 (ja) 垂直循環式駐車装置
JPH0842183A (ja) フォーク式立体駐車装置
JPH0442283B2 (ja)
JP2742737B2 (ja) エレベータ式立体駐車装置
JP3064149B2 (ja) 入出庫用リフト付き立体駐車装置
JPH0726775A (ja) 軌条横移動式格納装置
JPH082324Y2 (ja) 水平循環式駐車装置
JPH0434182A (ja) 懸垂式昇降並びに往復縦動機構及び立体駐車場
JPH05330610A (ja) 移動棚装置
JP2002180688A (ja) 地下駐車装置
JPH0716853Y2 (ja) 水平循環式駐車装置
JP3579824B2 (ja) 走行台車の駆動装置
JPH049907B2 (ja)