JP2660416B2 - 上昇引込み装置 - Google Patents

上昇引込み装置

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JP2660416B2
JP2660416B2 JP3556788A JP3556788A JP2660416B2 JP 2660416 B2 JP2660416 B2 JP 2660416B2 JP 3556788 A JP3556788 A JP 3556788A JP 3556788 A JP3556788 A JP 3556788A JP 2660416 B2 JP2660416 B2 JP 2660416B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軌条を2本あるいは1本使用することによ
って、上昇引込みを行なえる上昇引込み装置に関する。
(従来の技術) 先に本発明者は、軌条を4本使用した上昇引込み式ホ
ークリフト装置(特許出願公告第47−16931)等を発明
した。
(考案が解決しようとする課題) 上記で述べたものは、左右それぞれ2本づつ計4本の
軌条を使用するもので外観上問題があった。特に数台、
数十台の搭載台を設置する場合、搭載第1台にいちいち
4本の軌条を設けなければならず、工事面、費用面、ス
ペース面、外観など問題があった。
本発明は、従来の技術のこのような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは2本あるいは1
本の軌条によって、上昇引込みが行なえる上昇引込み装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の上昇引込み装置
は次のような構成とした。第1図は本発明の原理図であ
る。
外側軌条(A)は前部垂直走行部(6)と上部傾斜走
行部(11)と上部水平走行部(15)とからなり、前部垂
直走行部(6)と上部傾斜走行部(11)とは外側第1湾
曲走行部(9)と外側第2湾曲走行部(10)とによって
連結され、上部傾斜走行部(11)と上部水平走行部(1
5)とは外側第3湾曲走行部(14)によって連絡されて
いる。
内側軌条(B)は後部垂直走行部(7)と下部傾斜走
行部(12)と下部水平走行部(16)とからなり、後部垂
直走行部(7)と下部傾斜走行部(12)とは内側第1湾
曲走行部(8)によって連絡され、下部傾斜走行部(1
2)と下部水平走行部(16)とは内側第2湾曲走行部(1
3)によって連絡されている。
移動枠(5)には前部上部コロ(1)と前部下部コロ
(2)と後部上部コロ(3)と後部下部コロ(4)とが
設けられている。
上部水平走行部(15)と下部水平走行部(16)との上
下間隔を間隔H、前部垂直走行部(6)と後部垂直走行
部(7)との左右間隔を間隔Lとし、上部傾斜走行部
(11)と下部傾斜走行部(12)との傾斜角度を角度αと
し、各コロ(1)(2)(3)(4)の各半径をそれぞ
れ半径a、b、c、dとする。さらに移動枠(5)が前
部上部コロ(1)と前部下部コロ(2)とが略垂直方向
に重なり、後部上部コロ(3)と後部下部コロ(4)と
が略垂直方向に重なる一定姿勢とした場合において、以
下のように移動枠(5)の各コロ(1)(2)(3)
(4)は配置され、また外側軌条(A)と内側軌条
(B)とは構成される。
すなわち各コロ(1)(2)(3)(4)は、後部上
部コロ(3)の周面上端と前部下部コロ(2)の周面上
端との間の距離が間隔Hと一致し、前部上部コロ(1)
の周面前端と後部下部コロ(4)の周面後端との距離が
間隔Lと一致し、前部下部コロ(2)と後部下部コロ
(4)とのなす角度は角度αと一致し、後部上部コロ
(3)と後部下部コロ(4)との距離は前部上部コロ
(1)と前部下部コロ(2)との距離Tよりも2×a大
きく、かつ前部上部コロ(1)は後部下部コロ(4)よ
りも上方に位置するように、移動枠(5)に配置され
る。
次に、外側軌条(A)及び内側軌条(B)は、間隔H
は間隔Lよりも大きく、内側第1湾曲部(8)の半径を
e、内側第2湾曲部(13)の半径をmとすれば、外側第
1湾曲部(9)の円周半径f=e+d+a、外側第2湾
曲部(10)の円周半径g=e+d+c、外側第3湾曲部
(14)の円周半径n=m+b+cであり、後部下部コロ
(4)が内側第1湾曲部(8)に接している場合に、前
部上部コロ(1)が外側第1湾曲部(9)に接しかつ後
部上部コロ(3)が外側第2湾曲部(10)に接してお
り、かつ前部下部コロ(2)が内側第2湾曲部(13)に
接している場合に、後部上部コロ(3)が外側第3湾曲
部(14)に接しているように構成されている。
(作用) 移動枠(5)が第1図に実線で示すように垂直走行部
の下部にある状態から走行し、水平走行部に達するまで
の走行の様子について説明する。
垂直走行部において、移動枠(5)は前部上部コロ
(1)と前部垂直走行部(6)との接点と、後部下部コ
ロ(4)と後部垂直走行部(7)との接点に荷重をかけ
て一定姿勢に支持されて垂直走行を行う。すなわち前部
上部コロ(1)と前部下部コロ(2)とが略垂直方向に
重なり、後部上部コロ(3)と後部下部コロ(4)とが
略垂直方向に重なる姿勢である。この一定姿勢において
は、例えば移動枠(5)に固定された搭載台(26)の姿
勢が水平に保持され、搭載台(26)に物品を搭載してお
くことができる。なお、一体である移動枠(5)と搭載
台(26)との重心は、前部上部コロ(1)よりも前方に
ある。従って、前部上部コロ(1)と、その下方に位置
する後部下部コロ(4)とによて荷重を支えることがで
きる。
移動枠(5)が上昇し、垂直走行部と傾斜走行部とを
連絡する湾曲走行部において、前部上部コロ(1)は外
側第1湾曲走行部(9)に、後部下部コロ(4)は内側
第1湾曲走行部(8)に、後部上部コロ(3)は外側第
2湾曲走行部(10)に同時に入る。このとき、前部上部
コロ(1)にかかっていた荷重は後部上部コロ(3)に
移行し、移動枠(5)は後部上部コロ(3)と外側第2
湾曲走行部(10)の接点と、後部下部コロ(4)と内側
第1湾曲走行部(8)との接点に荷重をかけて一定姿勢
に支持されて湾曲走行を行う。
このとき、内側第1湾曲部(8)の半径をeとする
と、外側第1湾曲部(9)の円周半径f=e+d+a、
外側第2湾曲部(10)の円周半径g=e+d+cのよう
に構成されているので、各コロ(1)(3)(4)が軌
条から離れたり、よじれたりすることなくスムーズに走
行する。
移動枠(5)は後部上部コロ(3)と後部下部コロ
(4)に荷重をかけたまま傾斜走行部に入り、一定姿勢
に支持されて後部上部コロ(3)と上部傾斜走行部(1
1)の接点と、後部下部コロと下部傾斜走行部(12)と
の接点に荷重をかけて傾斜走行を行う。
移動枠(5)がさらに傾斜走行すると、後部下部コロ
(4)が内側第2湾曲走行部(13)に達するが、後部上
部コロ(3)はまだ外側第3湾曲走行部(14)に達して
いないので、後部下部コロ(4)は軌条から離れる。前
部下部コロ(2)と後部下部コロ(4)とのなす角度
は、傾斜走行部の角度αと一致しているので、後部下部
コロ(4)にかかっていた荷重は前部下部コロ(2)に
移行し、後部上部コロ(3)と前部下部コロ(2)に荷
重をかけてそのまま傾斜走行を行う。
移動枠(5)がさらに傾斜走行すると、後部上部コロ
(3)は外側第3湾曲走行部(14)に、前部下部コロ
(2)は内側第2湾曲走行部(13)に同時に入る。後部
上部コロ(3)は前部下部コロ(2)よりも後方にある
ので、前部上部コロ(1)よりも前方にある移動枠
(5)と搭載台(26)との重心に拘らず、荷重を支える
ことができる。
内側第2湾曲部(13)の半径をmとすれば、外側第3
湾曲部(14)の円周半径n=m+b+cで表わされるよ
うに構成されているので、各コロ(2)(3)は軌条か
ら離れたり、よじれたりすることなくスムーズに走行す
る。
移動枠(5)は後部上部コロ(3)と外側第3湾曲走
行部(14)との接点と、前部下部コロ(2)と内側第2
湾曲走行部(13)との接点に荷重をかけ一定姿勢に支持
されて湾曲走行を行い、後部上部コロ(3)と前部下部
コロ(2)とに荷重をかけたまま水平走行部に入る。
水平走行部において移動枠(5)は、後部上部コロ
(3)と外側第3湾曲走行部(14)との接点と、前部下
部コロ(2)と内側第2湾曲走行部(13)との接点に荷
重をかけ一定姿勢に支持されて水平走行を行う。
水平走行部から垂直走行部に達するまでの走行の様子
は、以上の逆の過程をたどる。
これによって、2本あるいは1本の軌条の使用で上昇
引込み装置を可能とすることができる。
(実 施 例) 本発明の実施例を,図面を参照しながら説明する。
第1実施例 第2図は,本発明の第1実施例を示す正面図、第3図
は同じ実施例を示すR−R断面斜視図である。
外側部(32)を介して外側軌条(A)と内側軌条
(B)が連結されている左側軌条(X)と右側記条
(Y)は平行に直立してなり、該(X)には移動枠
(5)に設けたコロ(1)(2)(3)(4)がが入れ
られ、該(Y)には移動枠(5′)に設けられたコロ
(1′)(2′)(3′)(4′)が入れられ、該
(5)(5′)は搭載台(26)によって連結されてい
る。搭載台(26)の下部に駆動部(25)が設けられ、該
(25)に設けられた駆動軸(24)の端はコロ(2)
(2′)に取付けられている。
水平走行部後方には駆動軸(22)を有する駆動部(2
3)が設けられ、該(22)には巻込ドラム(19)(1
9′)を設ている。巻込ドラム(19)(19′)にはワイ
ヤ(20)(20′)が取付けられ、該(20)(20′)の端
は移動枠(5)(5′)の後部下部に設けられたワイヤ
取付部(21)(21′)に取付けられている。
湾曲走行部(8)(13)の下部には案内コロ(17)
(18)が、右側軌条(Y)には案内コロ(17′)(1
8′)が設けられている。
駆動部(23)を作動させ巻込ドラム(19)(19′)を
巻込み回転させワイヤ(20)(20′)を巻込むと、移動
枠(5)(5′)と搭載台(26)は上昇走行を行い、案
内コロ(17)(18)にワイヤ(20)が支持案内され、案
内コロ(17′)(18′)にワイヤ(20′)が支持案内さ
れることによって、移動枠(5)(5′)と搭載台(2
6)は垂直走行−湾曲走行−傾斜走行−湾曲走行とスム
ーズに走行し水平走行へと移行する。
降下の場合は、駆動部(23)(25)を作動させ、水平
走行部はコロ(2)(2′)の回転によって走行し、傾
斜走行部から垂直走行部は駆動部(23)に制動されなが
ら移動枠(5)(5′)と搭載台(26)の自重によって
降下走行を行う。
本実施例によれば、軌条を左右1本づつ計2本使用す
るだけでよく、コロとともに移動枠も軌条内に入れるこ
ともでき、外観上スッキリしたものとなる。
第2実施例 第4図は本発明の第2実施例の原理図、第5図は同じ
実施例を示す部分断面正面図、第6図は同じ実施例の移
動枠(5)を示す分解斜視図、第7図は同じ実施例の水
平走行部における軌条の断面図である。
本実施例の原理は、軌条をラックにし、移動枠に設け
たコロを歯車にし、その歯車を駆動して移動枠と搭載台
を走行させるものである。
一例をあげれば、軌条(B)の全走行部をラックに
し、コロ(2)を歯車(2g)に置換え、コロ(4)を歯
車(4g)に置換え、歯車(2g)(4g)を動力によって駆
動し、歯車(2g)は前部垂直走行部に接触しないように
しておく。これによって、後部垂直走行部(7)と湾曲
走行部(8)と下部傾斜走行部(12)前半は駆動する歯
車(4g)によって走行し、下部傾斜走行部(12)後半と
湾曲走行部(13)と下部水平走行部(16)は駆動する歯
車(2g)によって走行する。
本実施例について述べる。
外側部(32)によって連結された外側軌条(A)、内
側軌条(B)からなる左側軌条(X)と右側軌条(Y)
が直立して平行に設けられている。外側軌条(A)の湾
曲走行部(10)と上部傾斜走行部(11)と湾曲走行部
(14)と上部水平走行部(15)はラックになっている。
内側軌条(B)は全走行部がラックとなっている。
左側軌条(X)に移動枠(5)が入れられ、右側軌条
(Y)に移動枠(5′)が入れられ、該(5)(5′)
は搭載台(26)によって連結されている。搭載台(26)
の下部には駆動軸(24)を設けた駆動(25)が設けられ
ていて、該(24)の左の端は歯車(2g)に取付けられ右
端は歯車(2g′)に取付けらている。
移動枠(5)は外側部(5a)と内側部(5b)をボルト
(31)で接合してなり、該(5)の内部の前部上部には
コロ(1)が前部下部には歯車(2g)が後部上部には歯
車(3g)が後部下部には歯車(4g)が設けられており、
歯車(2g)の横にスプロケット(28)が設けられ、歯車
(4g)の横にはスプロケット(29)が設けられ、該(2
8)と(29)はチェーン(30)によって連絡されてい
る。移動枠(5′)も移動枠(5)とその構成は同じで
ある 駆動部(25)を作動させ歯車(2g)と該(2g)とチェ
ーン(30)で連絡されている歯車(4g)を回転させ、歯
車(2g′)と該(2g′)とチェーン(30′)で連絡され
ている歯車(4g′)を回転させることによって、歯車と
ラックが噛み合い歯車の回転運動を直線運動に変て、移
動枠(5)(5′)と搭載台(26)が走行する。
本実施例によれば、ワイヤも案内コロも水平走行部に
設けた駆動部も必要なくなり、実にスッキリとした外観
の上昇引込み装置を提供できる。
第3実施例 第8図は本発明の第3実施例を示す部分断面正面図、
第9図は同じ実施例の移動枠(5)の側面図、第10図は
同じ実施例の水平走行部における軌条の断面図である。
外側軌条(A)と内側軌条(B)を外側部(32)で連
結し、該(A)のもう一方の側に内側部(33)を下向き
に設け、該(B)のもう一方の側に内側部(34)を上向
きに設け、該(A)の湾曲走行部(10)と上部傾斜走行
部(11)を湾曲走行部(14)と上部水平走行部(15)に
ラック(27a)をもうけ、該(B)の全走行部にラック
(27b)を設けている。
移動枠(5)の外側部(5a)の外側に球体コロ(35
a)(35b)(35c)(35d)が回転自在に設けられ、該
(35a)は歯車(3g)の下部に該(35b)は歯車(4g)の
上部に該(35c)はコロ(1)の下部に該(35d)は歯車
(2g)の上部に設けられている。
移動枠(5)の内側部(5b)の外側に球体コロ(35
e)(35f)(35g)(35h)が回転自在に設けられ、該
(35e)は歯車(3g)の下部に該(35f)は歯車(4g)の
上部に該(35g)はコロ(1)の下部に該(35h)は歯車
(2g)の上部に設けられている。移動枠(5)は軌条内
部に組込まれ、球体コロ(35a)(35b)(35c)(35d)
は軌条の外側部(32)と接している。球体コロ(35e)
(35f)(35g)(35h)は、垂直走行部においては該(3
5e)(35f)が内側部(34)に接し該(35g)(35h)が
内側部(33)に接しており、傾斜走行部においては該
(35e)が該(33)に接し該(35f)(35h)の両方ある
いはどちらかが該(34)と接しており、水平走行部にお
いては該(35e)が該(33)に接し該(35h)が該(34)
に接している。垂直走行部においては球体コロ(35e)
(35g)と球体コロ(35b)(35d)に支持されて搭載台
(26)は水平状態を保持したまま垂直走行を行い、傾斜
走行部においては該(35e)と該(35b)(35d)に支持
されて該(26)は水平状態を保持したまま傾斜走行を行
い、水平走行部においては該(35e)と該(35d)に支持
されて該(26)は水平状態を保持したまま水平走行を行
う。
球体コロを除いた移動枠(5)の構成、歯車、軌条及
びラックの走行原理、走行関係は第2実施例と同じであ
る。
本実施例によって、軌条1本の上昇引込み装置が提供
でき、設置工事も効率的に行なえる。
本実施例に使用した軌条の対照なものを2本使用し外
側部(32)を接合した軌条にすれば、軌条の左右に1台
づつ計2台の搭載台を取付けることができる。すなわち
1本の軌条で2台の上昇引込み装置が提供できる。
第1〜3実施例によれば、次のような効果を得ること
ができる。
イ.第1実施例及び第2実施例のものは、軌条が2本な
ので従来のものより外観上優れている。特に何台もの装
置を設ける場合、両端の軌条以外は外側部(32)の左右
に外側軌条(A)内側軌条(B)を設けたものを使用す
ればよいので、従来のものに比べて外観はもちろんのこ
と、取付け工事、使用スペースの面でも優れている。
ロ、第3実施例のものは軌条が1本なので、取付工事が
おこないやすく、少ないスペースでも取付けることがで
きる。又、軌条の外側部(32)の左右に内側部(33)を
設けた外側軌条(A)と内側部(34)を設けた内側軌条
(B)を設けた軌条を使用すれば1本の軌条で2台の装
置を取付けることができるので大変便利である。
ハ.各走行部はその長さを自由に設定でき、傾斜走行部
の傾斜角度もある程度の範囲で自由に設定でき、又、垂
直走行部と傾斜走行部のみの使用、傾斜走行部と水平走
行部のみの使用ができるので、多用な使用条件に応える
ことができる。
(発明の効果) 本発明に係る上昇引き込み装置によれば、2本あるい
は1本の軌条によって上昇引き込みを行うことができ、
従って工事面、費用面、スペース面、外観などに優れて
いる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理図、第2図及び第3図は本発明の
第1実施例を示す正面図及びR−R断面斜視図、第4図
は本発明の第2実施例及び第3実施例の走行原理図、第
5図、第6図及び第7図は本発明の第2実施例を示す部
分断面正面図、移動枠(5)の分解斜視図及び水平走行
部の軌条の断面図、第8図、第9図及び第10図は本発明
の第3実施例を示す部分断面正面図、移動枠(5)の側
面図及び水平走行部の軌条の断面図である。 (A)……外側軌条部、(B)……内側軌条部 (X)……左側軌条、(Y)……右側軌条 (1)……前部上部コロ、(2)……前部下部コロ (3)……後部上部コロ(4)……後部下部コロ (5)……移動枠 (6)……前部垂直走行部、(7)……後部垂直走行部 (8)……内側第1湾曲走行部、(9)……外側第1湾
曲走行部 (10)……外側第2湾曲走行部、(11)……上部傾斜走
行部 (12)……下部傾斜走行部、(13)……内側第2湾曲走
行部 (14)……外側第3湾曲走行部、(15)……上部水平走
行部 (16)……下部水平走行部、(17)……案内コロ (18)……案内コロ、(19)……巻込みドラム (20)……ワイヤ、(21)……ワイヤ取付け部 (22)……駆動軸、(23)……駆動部 (24)……駆動軸、(25)……駆動部 (26)……搭載台、(2g)……歯車 (3g)……歯車、(4g)……歯車 (27a)……ラック、(27b)……ラック (28)……スプロケット、(29)……スプロケット (30)…チェーン、(5a)……外側部 (5b)……内側部、(31)……ボルト (32)……外側部、(33)……内側部 (34)……内側部 (35a)(35b)(35c)(35d)……球体コロ (35e)(35f)(35g)(35f)……球体コロ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部垂直走行部(6)と上部傾斜走行部
    (11)と上部水平走行部(15)とからなり、前部垂直走
    行部(6)と上部傾斜走行部(11)とは外側第1湾曲走
    行部(9)と外側第2湾曲走行部(10)とによって連絡
    され、上部傾斜走行部(11)と上部水平走行部(15)と
    は外側第3湾曲走行部(14)によって連絡されている外
    側軌条(A)と、 後部垂直走行部(7)と下部傾斜走行部(12)と下部水
    平走行部(16)とからなり、後部垂直走行部(7)と下
    部傾斜走行部(12)とは内側第1湾曲走行部(8)によ
    って連絡され、下部傾斜走行部(12)と下部水平走行部
    (16)とは内側第2湾曲走行部(13)によって連絡され
    ている内側軌条(B)と、 前部上部コロ(1)と前部下部コロ(2)と後部上部コ
    ロ(3)と後部下部コロ(4)とを有する移動枠(5)
    とからなり、 上部水平走行部(15)と下部水平走行部(16)との上下
    間隔を間隔H、前部垂直走行部(6)と後部垂直走行部
    (7)との左右間隔を間隔Lとし、上部傾斜走行部(1
    1)と下部傾斜走行部(12)との傾斜角度を角度αと
    し、各コロ(1)(2)(3)(4)の各半径をそれぞ
    れ半径a、b、c、dとし、移動枠(5)が前部上部コ
    ロ(1)と前部下部コロ(2)とが略垂直方向に重な
    り、後部上部コロ(3)と後部下部コロ(4)とが略垂
    直方向に重なる一定姿勢である場合において、 (i) 後部上部コロ(3)の周面上端と前部下部コロ
    (2)の周面上端との間の距離が間隔Hと一致し、 前部上部コロ(1)の周面前端と後部下部コロ(4)の
    周面後端との距離が間隔Lと一致し、 前記下部コロ(2)と後部下部コロ(4)とのなす角度
    は角度αと一致し、 後部上部コロ(3)と後部下部コロ(4)との距離は前
    部上部コロ(1)と前部下部コロとの距離Tよりも略2
    ×aは大きく、 かつ前部上部コロ(1)は後部下部コロ(4)よりも上
    方に位置するように各コロ(1)(2)(3)(4)は
    移動枠(5)に配置され、 (ii) 間隔Hは間隔Lよりも大きく、 内側第1湾曲部(8)の半径をe、内側第2湾曲部(1
    3)の半径をmとすれば、外側第1湾曲部(9)の円周
    半径f=e+d+a、外側第2湾曲部(10)の円周半径
    g=e+d+c、外側第3湾曲部(14)の円周半径n=
    m+b+cであり、 後部下部コロ(4)が内側第1湾曲部(8)に接してい
    る場合に、前部上部コロ(1)が外側第1湾曲部(9)
    に接しかつ後部上部コロ(3)が外側第2湾曲部(10)
    に接しており、 かつ前部下部コロ(2)が内側第2湾曲部(13)に接し
    ている場合に、後部上部コロ(3)が外側第3湾曲部
    (14)に接しているように、 外側軌条(A)及び内側軌条(B)は構成されたことを
    特徴とする上昇引込み装置。
  2. 【請求項2】外側軌条(A)と内側軌条(B)とを外側
    部(32)で連結したことを特徴とする請求項1記載の上
    昇引込み装置。
  3. 【請求項3】外側軌条(A)に内側部(33)を下向きに
    設け、内側軌条(B)に内側部(34)を上向きに設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の上昇引込み装置。
  4. 【請求項4】外側軌条(A)及び/または内側軌条
    (B)の前部または一部はラックであり、各コロ(1)
    (2)(3)(4)の少なくとも1つは歯車である請求
    項1、2または3記載の上昇引込み装置。
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