JP2599224Y2 - 懸架式リフトコンベヤ装置 - Google Patents

懸架式リフトコンベヤ装置

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JP2599224Y2
JP2599224Y2 JP1991064625U JP6462591U JP2599224Y2 JP 2599224 Y2 JP2599224 Y2 JP 2599224Y2 JP 1991064625 U JP1991064625 U JP 1991064625U JP 6462591 U JP6462591 U JP 6462591U JP 2599224 Y2 JP2599224 Y2 JP 2599224Y2
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JP
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seat
parallel rails
carrier
conveyor device
lift conveyor
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JP1991064625U
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JPH0594046U (ja
Inventor
上 義 次 井
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家屋の階段部等に傾斜
架設したガイレールに沿って走行できるように垂設する
荷台又は座席を、チェンなどの適宜駆動手段によって走
行移動させる形式の懸架式リフトコンベヤ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】懸架式リフトコンベヤ装置の代表的なも
のとしては、スキー場における人又は荷物運搬用のリフ
トウエイなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の従来のもの
は、荷台又は座席を単にケーブルから懸垂させるだけの
ものであった為、風その他の外的要因、あるいは発進・
停止の際の慣性力等によって荷台又は座席が大きく揺れ
動き、荷物が不安定になったり、座乗者に対して不安感
を与えるなどの問題点があった。本考案は、このような
問題点に鑑みて実施したものであり、その目的とすると
ころは、荷台又は座席が揺れ動くことなく常に所定の姿
勢を保って安全に走行移動するように改良工夫した懸架
式リフトコンベヤ装置を、構造簡潔にして提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本考案における懸架式リフトコンベヤ装置は、空中
に傾斜架設するガイドレールに沿って走行できるように
懸垂される荷台又は座席を、チェンなどの駆動手段によ
って走行移動させる懸架式リフトコンベヤ装置におい
て、前記ガイドレールを、上下及び横の二次元方向に位
置を異にし、それぞれ片側開口で一対の平行レール
(1)(2)にして架設するとともに、該平行レール
(1)(2)に対応させて荷台又は座席(A)側に装設
する一対のローラー(3)(4)を、前記平行レール
(1)(2)が形成する斜方上下位置関係上で更に前後
にずらし、上下と横及び前後の三次元方向に位置を異な
らせて、しかも前記位置を固定的に保持させつつ、前記
平行レール(1)(2)の開口に当接係合させて荷台又
は座席(A)の揺れを抑止するようにしたことである。
【0005】
【考案の作用及び効果】したがって、本考案の懸架式リ
フトコンベヤ装置においては、荷台又は座席がわに装設
する一対のローラーが、上下及び横の二次元方向に位置
を異にし互いの相対位置が斜方上下関係を形成して架設
する一対の平行レールに、該平行レールが形成する斜方
上下位置関係で更に前後にずらし、上下と横及び前後の
三次元方向に位置を異ならせて係り合い、その係合を保
った状態のもとで平行レールに沿って走行移動すから、
三次元方向に位置の異なった状態でのローラーと平行レ
ールとの係わり合いに於いて、平行レールの開口に当接
係合させたことにより上下一対のローラーのみで荷台又
は座席が前後、左右、上下方向に揺れ動くことが確実に
抑止されることとなって常に所定の懸垂姿勢を保った値
で安全走行できる。
【0006】そして、平行レールと荷台又は座席がわの
ローラーの相対位置に特殊な工夫をこらすだけのもであ
るから、さして装置が複雑化されることなく構造簡潔
で、且つ比較的低廉に実施できる利点がある。しかも、
上下一対のローラーのみで構成されてるので、二対以上
のローラーで構成された従来のものより荷台又は座席は
計量小型になり、平行レールからの着脱が容易となる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本考案による装置を、家屋等の階段
部に装設する懸架式リフトコンベヤとして実施した場合
を示す概略図、図2はその一部を拡大して示した部分
図、図3は図2の縦断図である。
【0008】図1において、(1)(2)は一対の平行
レールであり、これらは階段部の側壁面(5)に固定す
る壁面座(6)から延設するホルダ(7)によって支持
され、階段部上方の空中部分に張り出して位置されてい
る。そして、この一対の平行レール(1)(2)は、図
2と図3によって確認できるように、上下方向と横方向
の二次元方向に位置を異ならせて設けられ、且つ、チャ
ンネル状の開口部が互いに向き合うように設けられてい
る。また、側面視(図1)において、階段部から適宜上
方に離間した部位において階段の傾斜に沿って傾設さ
れ、その傾斜部分の上端と下端には、それぞれ上階の平
坦床、下階の平坦床に平行する水平部が連設されてい
る。
【0009】なお、一対の平行レール(1)(2)のう
ち、側壁面(5)に近く且つ上方に位置するレール
(2)の上階及び下階の水平部は、他方のレール(1)
の水平部よりも適宜短く形成され、又他方のレール
(1)の上下の水平部の端部には、クランク状に曲折し
たストックヤードが水平部に連続する状態で設けられて
いる。
【0010】一方、平行レール(1)(2)に沿って走
行できるように、平行レール(1)(2)に係り合わせ
て設けられる荷台又は座席(A)は、以下のような構造
になっている。下端部に荷箱等又は座台(8)を取り付
ける、或いは荷箱等とシートを交換装備できるようにな
った懸垂腕(9)の上端部にローラー支持部(10)を
設け、そのローラー支持部(10)に、前記平行レール
(1)(2)に対応するローラー(3)(4)が遊転状
態に軸架して設けられる。
【0011】これらのローラー(3)(4)は平行レー
ル(1)(2)の二次元方向の位置の異なりに合致する
ように上下と横方向に位置をずらし、更に前後方向(レ
ールの長手方向)にも位置をずらして、全体として三次
元方向に位置が異なるように設けられ、これらを図3に
みられるように平行レール(1)(2)の開口に当接し
係り合わせることによって、荷台又は座席(A)を走行
可能に懸垂支持するものとなっている。
【0012】しかして、平行レール(1)(2)とロー
ラー(3)(4)との係わり合いによって懸垂される荷
台又は座席(A)は、適宜の駆動手段(11)によって
強制移行されるのであるが、図示の例にあっては駆動手
段(11)が、平行レール(1)(2)にそって巻回張
設されるチェンによって構成されている。
【0013】駆動手段(11)であるチェンは、前記上
階部と下階部の所定位置において壁面座(6)に設けら
れている駆動源(12)(13)の出力軸に嵌着された
スプロケット(14)(15)と、所要個所に設けられ
るチェンガイド(16)・・群とによって張設され、上
行き(図1のU方向)の移行は、上階がわのスプロケッ
ト(14)の反時計方向の回動によって行われ、また、
下行き(図1のD方向)の移行は、下階がわのスプロケ
ット(15)の反時計方向の回動によって行われるよう
になっている。
【0014】なお、図示は省略しているけれども、駆動
源(12)(13)は、一方が稼働されると必ず他方が
停止され、また、両駆動源(12)(13)の作動・停
止を、上階部下階部のいづれからも行うことができるよ
うになった制御操作手段でコントロールできるように構
成されている。そして、前記チェン(11)には、一個
又は複数個の駆動連結部(17)が設けられ、該連結部
(17)に着脱自在な連結具(18)で前記荷台又は座
席を結合できるようになっている。
【0015】したがって、連結具(18)でもって駆動
連結部(17)に結合された荷台又は座席(A)は、チ
ェンが上行き移行されると階段部を上昇走行し、また、
チェンが下行き移行されると階段部を下降走行するので
あり、多くの場合には、単一の荷台又は座席(A)をチ
ェンに常設しておいて、チェンの上行き移行、下行き移
行の切り換えでもって、単一の荷台又は座席(A)を行
ったり来たりさせて運搬作業するのであるけれども、荷
台又は座席(A)とチェン(11)との結合は、上述の
ように着脱自在であるから、平行レール(1)(2)の
上階部及び下階部の水平部分において、チェン(11)
との結合を解き、ローラー(4)を短いレール(2)か
ら抜き外して荷台又は座席(A)をストックヤードに移
行させて格納することもできるのであり、それ故に、図
1に示しているように、複数個の荷台又は座席(A1)
・・・・(A4)を準備しておいてそれらを順次、スト
ックヤードから引き出してレール(1)(2)に係り合
わせて、且つチェン(11)に結合する、また、チェン
(11)から切り離してストックヤードに格納するとい
う複数形態の運搬も行なえるものとなっているのであ
る。
【0016】なお、図示の実施例では、チェン(11)
を巻回する双方のスプロケット(14)(15)を駆動
する二つの駆動源(12)(13)を備えたものとして
いるが、これは何れか一方のスプロケットを単一の駆動
源の正逆転切り換えで駆動するように構成してもよい。
また、駆動手段は、図示或いはそれに類似するものに限
定されるものではなく、他の如何なる手段に置き換え実
施されても差し支えないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による装置を、家屋等の階段部に装設す
る懸架式リフトコンベヤとして実施した場合を示す概略
図である。
【図2】図1の装置の一部を拡大して示した部分図であ
る。
【図3】図2を縦断した断面図である。
【符号の説明】
1 平行レール 2 平行レール 3 ローラー 4 ローラー A(A1・・A4)荷台又は座席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61B 10/02 B66B 9/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中に傾斜架設するガイドレールに沿っ
    て走行できるように懸垂される荷台又は座席を、チェン
    などの駆動手段によって走行移動させる懸架式リフトコ
    ンベヤ装置において、前記ガイドレールを、上下及び横
    の二次元方向に位置を異にし、それぞれ片側開口で一対
    の平行レール(1)(2)にして架設するとともに、該
    平行レール(1)(2)に対応させて荷台又は座席
    (A)側に装設する一対のローラー(3)(4)を、前
    記平行レール(1)(2)が形成する斜方上下位置関係
    上で更に前後にずらし、上下と横及び前後の三次元方向
    に位置を異ならせて、しかも前記位置を固定的に保持さ
    せつつ、前記平行レール(1)(2)の開口に当接係合
    させて荷台又は座席(A)の揺れを抑止するようにして
    あることを特徴とする懸架式リフトコンベヤ装置。
JP1991064625U 1991-07-19 1991-07-19 懸架式リフトコンベヤ装置 Expired - Lifetime JP2599224Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54105403U (ja) * 1978-01-10 1979-07-25
JPS54153416A (en) * 1978-05-22 1979-12-03 Hitachi Ltd Electric motor car for trnasportation apparatus
JPS62108920A (ja) * 1985-11-07 1987-05-20 Nippon Kokan Kk <Nkk> 煙突への雨水侵入防止装置

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