JP3097909B2 - 階段昇降機 - Google Patents

階段昇降機

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JP3097909B2
JP3097909B2 JP09276223A JP27622397A JP3097909B2 JP 3097909 B2 JP3097909 B2 JP 3097909B2 JP 09276223 A JP09276223 A JP 09276223A JP 27622397 A JP27622397 A JP 27622397A JP 3097909 B2 JP3097909 B2 JP 3097909B2
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親幸 東出
正幸 中西
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Daido Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段に沿って設置
され、人や荷物を乗せて階段を昇降する階段昇降機に係
り、特に公共設備に用いて好適な階段昇降機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、身体の不自由な人に対しても公共
施設の利用が図られており、特に車椅子に乗ったままで
の駅等の階段の利用が望まれている。
【0003】利用者の多い大きな施設では、身障者専用
のエレベータ等を設置することは可能であるが、該エレ
ベータ等は高価であると共に、その設置スペースも大き
くかつ設置工事に長期間を要する。そこで、利用頻度の
あまり多くない施設にあっては、安価でかつ設置スペー
スも小さく、そして工事も簡単な階段昇降機が注目され
ている。
【0004】ところで、このような階段昇降機として
は、例えば特公平7−106852号公報に開示された
ものがある。
【0005】この階段昇降機500は、図15に示すよ
うに、下階2と上階3とを連絡する階段5に階段側壁5
aに沿うように配置されたガイド装置506を備えてお
り、そのガイド装置506には、ガイド装置506に沿
って電動運転される牽引車520が配置されていた。ま
た、このガイド装置506のガイドレール9,10には
かご530が移動自在に支持されており、牽引車520
とかご530とは互いに連結されていた。そして、牽引
車520が電動運転されてガイド装置506に沿って移
動することに基づき、かご530が階段5を昇降するよ
うに構成されていた。
【0006】なお、この階段昇降機500においては、
ガイド装置506は下階2から上階3にかけて一体的・
連続的に形成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の階
段昇降機においては、それを取り付ける場所によって
は、ガイド装置506を一体的・連続的に形成するので
はなく、その途中を分断してスリットを形成すべき場合
もある。例えば、階段によっては種々の目的のためにシ
ャッタが付設されているものもあり、そのような階段に
設置する階段昇降機においては、シャッタの開閉を阻害
しないようにガイド装置506にスリットを形成する必
要がある。
【0008】なお、このような階段においてシャッタの
開閉を阻害しないようにするには、ガイド装置506と
干渉するシャッタの部分を切り欠く方法がある。しか
し、そのような方法では、設置場所での作業が大掛かり
となって工事期間が長くなり、その間階段を利用できな
い等の問題がある。
【0009】そこで、本発明は、階段の途中にシャッタ
がある場合においても該シャッタの開閉を阻害しない階
段昇降機を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、設置場所での作業が簡単
で、かつ工事期間が短くて済む階段昇降機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
なされたものであって、下階(2)から上階(3)にか
けて階段(5)に設置されたガイド装置(6)と、該ガ
イド装置(6)に案内されて階段(5)を昇降する搬送
体(100)と、を備えた階段昇降機(1)において、
前記ガイド装置(6)が、下階(2)から上階(3)に
かけてそれぞれ延設された第1ガイドレール(9)及び
第2ガイドレール(10)を有し、これら2つのガイド
レール(9,10)が、階段(5)の途中で分断されて
スリット部(6b)を有し、前記搬送体(100)は、
それぞれ一定の位置に回転自在に支持された第1乃至第
4の案内ローラ(117a,119a,117b,11
9b)を有し、下階(2)から上階(3)に昇降する間
において前記第1の案内ローラ(117a)が前記第1
ガイドレール(9)に一の方向から付勢されると共に前
記第2の案内ローラ(119a)が前記第2ガイドレー
ル(10)に他の方向から付勢されることに基づき、前
記搬送体(100)が前記第1及び第2ガイドレール
(9,10)に案内され、かつ、少なくとも前記スリッ
ト部(6b)の近傍において前記第3の案内ローラ(1
17b)が前記第1の案内ローラ(117a)と共に前
記第1ガイドレール(9)に一の方向から付勢され、少
なくとも前記スリット部(6b)の近傍において前記第
4の案内ローラ(119b)が前記第2の案内ローラ
(119a)と共に前記第2ガイドレール(10)に他
の方向から付勢されることに基づき、前記第1乃至第4
の案内ローラのうちのいずれか1つの案内ローラ(例え
ば、117a)が前記スリット部(6b)を通過するこ
とに伴いガイドレール(9)との係合が外れても、他の
3つの案内ローラ(例えば、119a,117b,11
9b)と前記ガイドレール(9,10)との係合状態が
維持される、ことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【作用】以上構成に基づき、1つの案内ローラ(例え
ば、117a)が前記スリット部(6b)を通過するこ
とに伴いガイドレール(9)との係合が外れても、他の
3つの案内ローラ(例えば、119a,117b,11
9b)と前記ガイドレール(9,10)との係合状態が
維持される。したがって、搬送体(100)は同じ姿勢
を保ったまま前記スリット部(6b)を通過して階段
(5)を昇降する。
【0014】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ものであるが、何ら構成を限定するものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】まず、本発明に係る第1の実施の形態につ
いて、図1乃至図8に沿って説明する。
【0017】本実施の形態に係る階段昇降機1は、ガイ
ドレールとしてのローラガイド9,10が傾斜している
部分(例えば、階段踏面5bであって階段の踊り場以外
の部分)にシャッタがある場合に使用されるものであ
る。
【0018】本実施の形態に係る階段昇降機1は、図1
に示すように、下階2から上階3にかけて階段5に設置
されたガイド装置6を備えており、ガイド装置6には、
牽引車20及びかご(搬送体)100が移動自在に支持
されている。そして、この牽引車20及びかご100は
互いに連結されており、牽引車20が電動運転されてガ
イド装置6に沿って移動することに基づき、かご100
が階段5を昇降するように構成されている。
【0019】このガイド装置6は、図2(a)に示すよ
うに、階段側壁5aから所定の距離だけ離れた位置に該
側壁5aに沿うように配置されており、ガイド装置6と
該側壁5aとの間には空間Sが形成されている。なお、
ガイド装置6の固定は、その脚部7をドリルアンカ(不
図示)によって固定することにより行っている。
【0020】まず、ガイド装置6の構造について、図1
乃至図3に沿って説明する。
【0021】ガイド装置6の階段5側(図2(a)の右
側をいう。以下「表側」とし、反対に側壁5a側を「裏
側」とする。)には所定の高さに凹所8が形成されてお
り、かかる凹所8の上面及び下面には、それぞれ上ロー
ラガイド(第1ガイドレール)9及び下ローラガイド
第2ガイドレール)10が取り付けられている。これ
らのローラガイド9,10はいずれも断面が略円形状を
しており、これらのローラガイド9,10及び凹所8は
階段側壁5aに沿って下階2から上階3にかけて延設さ
れてかご用案内レール部11を構成している。なお、ロ
ーラガイド9,10は、図1に示すように、その間隔
(上ローラガイド9から下ローラガイド10までの上下
方向の距離)が階段5の下階2から上階3に亘って一定
ではなく変化しているが、これは、案内ローラ117
a,…を介して支持されるかご100が水平姿勢を保っ
たまま移動するようにするためである(詳細は後述)。
【0022】このガイド装置6の高さは800mm〜9
00mmであり、その上端部には、階段昇降機1を使用
しないで階段5を昇降する人のための手摺部12が形成
されている。
【0023】さらに、ガイド装置6の裏側には、図2
(a)に詳示するように、空間S内に水平に突設された
牽引車用案内レール17が階段側壁5aに沿うように配
置されている。この牽引車案内レール17の上下両面に
は、牽引車20側のローラ22a,…が転動するように
配置され(詳細は後述)、牽引車20は、前後いずれの
方向にも倒れないように立設した状態に、かつ移動自在
に支持されることとなる。
【0024】またさらに、手摺部12の下方において
は、ローラチェーンからなるチェーンラック(ラック
部)15が下階2から上階3にかけて延設されており
(図2(b)参照)、このチェーンラック15に牽引車
側のスプロケット32,35が噛合されると共にこれら
のスプロケット32が駆動されることに基づき、牽引車
20がガイド装置6に沿って移動するようになっている
(詳細は後述)。
【0025】また、凹所8の裏側には、断面が略L字状
をした部材16が下階2から上階3にかけて階段側壁5
aの方に突出するように取り付けられている。この部材
16の先端部には、上側が開口する略コ字状の溝部16
aが形成されており、この溝部16aには、牽引車20
に電力を供給するための給電ケーブル52が配置されて
いる(以下、この部材16を“ケーブル保持ブラケット
16”とし、その詳細は後述する)。
【0026】ところで、ガイド装置6は、上述のように
上ローラガイド9、下ローラガイド10、牽引車用案内
レール17、チェーンラック15及びケーブル保持ブラ
ケット16等の部品にて構成されるが、これらは、シャ
ッタが付設された部分に対応する位置においてシャッタ
の厚みに相当する幅だけ分断されており、ガイド装置6
には、図3に詳示するように、スリット部6bが形成さ
れている。そして、ガイド装置6がシャッタの開閉を阻
害しないようになっている。
【0027】次に、上述したガイド装置6に沿って移動
する牽引車20について、図2及び図4に沿って説明す
る。
【0028】牽引車20は、図2(a)及び図4(a)
に示すように、箱状の本体20aを備えており、かかる
本体20aの下面(階段側壁5aに近い部分)からは2
枚の板状部材21a,21bが垂下されている。これら
の板状部材21a,21bは、図4(a)に示すよう
に、牽引車20の中央を境にして左側と右側とにそれぞ
れ離間した状態に配置されており、図示左側の板状部材
21aには水平回転軸を持つ4つの垂直ローラ22a,
22b,22c,22dが回転自在に支持され、図示右
側の板状部材21bには水平回転軸を持つ4つの垂直ロ
ーラ22e,22f,22g,22hが回転自在に支持
されている。なお、各2つのローラ22aと22b,2
2cと22d,22eと22f,22gと22hは、上
下に所定距離(牽引車案内レール17の板厚に応じた距
離)だけ離れた状態に配置されている。つまり、牽引車
20をガイド装置6に取り付けた状態では、これら8つ
のローラ22a,…が牽引車案内レール17を上下から
挟持することとなり、牽引車20は、ガイド装置6に移
動自在に支持されると共に移動時の上下位置が規定され
ることとなる。なお、これら8つのローラ22a,…
は、上述の位置関係で配置されているため、スリット部
6bの通過に際していずれか1組のローラが牽引車案内
レール17から一時的に外れても他の3組のローラは牽
引車案内レール17に係合され、牽引車20と牽引車案
内レール17との係合は維持されることとなる。
【0029】また、牽引車本体20aの下部からはロー
ラ支持水平ブラケット23a,23bが水平に延設され
ており、これらのローラ支持水平ブラケット23a,2
3bからはローラ支持垂直ブラケット24a,24bが
それぞれ垂下されている。そして、これらのローラ支持
垂直ブラケット24a,24bには、上述した垂直ロー
ラ22a,22c,22e,22gと同じ高さに水平回
転軸を持つ4つの垂直ローラ25a,25b,25c,
25dが回転自在に支持されている。つまり、牽引車2
0をガイド装置6に取り付けた状態では、これら4つの
垂直ローラ25a,…は上記牽引車案内レール17の上
面を転動し牽引車20の上下位置を規定することとな
る。また、スリット部6bの通過に際していずれか1つ
の垂直ローラ(例えば、垂直ローラ25a)が牽引車案
内レール17から一時的に外れても、他の3つの垂直ロ
ーラ(例えば、垂直ローラ25b,25c,25d)は
上記牽引車案内レール17の上面を転動し牽引車20の
上下位置を規定することとなる。
【0030】さらに、牽引車本体20aの側壁には他の
ローラブラケット26a,26bがガイド装置6の方へ
突出するようにそれぞれ取り付けられており(図4
(b)参照)、これらのローラブラケット26a,26
bの先端(牽引車本体20aよりもガイド装置6の方へ
突出した部分)には、垂直回転軸を持つ水平ローラ27
a,27bが回転自在に支持されている。そして、これ
らの水平ローラ27a,27bは、牽引車20をガイド
装置6に取り付けた状態においてガイド装置6に当接さ
れ、ガイド装置6に対する牽引車20の水平位置を規定
するように構成されている。また、スリット部6bの通
過に際して一方の水平ローラ(例えば、27a)とガイ
ド装置6との当接状態が一時的に解除されても、他方の
水平ローラ(例えば、27b)はガイド装置6に当接さ
れたままであり、ガイド装置6に対する牽引車20の水
平位置を規定することとなる。
【0031】またさらに、上述したローラ支持水平ブラ
ケット23a,23bには、同じく垂直回転軸を持つ水
平ローラ28a,28bが回転自在に支持されており、
これらのローラ28a,28bは、牽引車20をガイド
装置6に取り付けた状態においてガイド装置6に当接さ
れ、ガイド装置6に対する牽引車20の水平位置を規定
するように構成されている。また、スリット部6bの通
過に際して一方の水平ローラ(例えば、28a)とガイ
ド装置6との当接状態が一時的に解除されても、他方の
水平ローラ(例えば、28b)はガイド装置6に当接さ
れたままであり、ガイド装置6に対する牽引車20の水
平位置を規定することとなる。
【0032】また、牽引車本体20aの下部からは、図
2(a)に示すように板状部材50が垂下されており、
この板状部材50の下端からは、上述したケーブル保持
ブラケット16に対向する位置まで別の板状部材51が
ほぼ水平に延設されている。そして、この板状部材51
の先端には給電ケーブル52が係止されており、牽引車
20がガイド装置6に沿って移動されると、ケーブル保
持ブラケット16に載置されている給電ケーブル52は
図4(a)に示すように湾曲しながら牽引車20の動き
に追随するように構成されている。
【0033】一方、この本体20aの内部には、図4
(a)に詳示するように、電動機30が立設した状態で
取り付けられており、この電動機30には、上述した給
電ケーブル52を介して電力が供給されている。この電
動機30は、インバータ制御によってその駆動速度が加
減できるようになっており、かご100の最大移動速度
は15m/minで、かつスロースタート並びにスロー
ダウンストップが可能になっている。
【0034】また、この電動機30の下方にはギアボッ
クス31が取り付けられており、図5に示すように、こ
のギアボックス31の出力軸31aは、牽引車本体20
aからガイド装置6の側へ水平に突出されている。そし
て、その端部(図示下端部)には、チェーンラック15
に噛合された駆動スプロケット32が固設されている。
さらに、この牽引車20の本体20aには、上記出力軸
31aと同じ高さで、かつその出力軸31aと平行とな
るように従動軸33が回転自在に支持されており、この
従動軸33も、上記出力軸31aと同様に、牽引車本体
20aからガイド装置6の側へ突出されている。そし
て、その端部(図示下端部)には、チェーンラック15
に噛合された従動スプロケット35が固設されている。
【0035】また、出力軸31a及び従動軸33の他端
部は、牽引車本体20aから階段側壁5aの側へ突出さ
れており、これらの端部(図示上端部)には同じ歯数の
歯車43,44がそれぞれ固設されている。さらに、こ
れらの歯車43,44には中間歯車45が噛合されてい
て、出力軸31aから従動軸33へ駆動力を伝達するよ
うになっている。つまり、本実施の形態においては、電
動機30と歯車43,44,45とによって回転駆動手
段が構成されており、これらによって、歯車43,44
(すなわち、上記2つのスプロケット32,35)を同
じ回転速度にて回転し、これら2つのスプロケット3
2,35がチェーンラック15に沿って同じ速度で移動
するように構成されている。これにより、スリット部6
bを通過する際にいずれか一方のスプロケット32又は
35とチェーンラック15との係合が一時的に解除され
ても、他方のスプロケット35又は32とチェーンラッ
ク15との係合は維持されているため、牽引車20及び
かご100は支障なく階段を昇降することとなる。
【0036】一方、上述した電動機30内にはブレーキ
(不図示)が装備されており、このブレーキは、電動機
30への電力供給が中止された場合に作動するようにな
っている。したがって、かご100を停止するために所
定の操作をして電動機30への電力供給を中止した場合
や、停電等の場合には、このブレーキが作動して駆動ス
プロケット32がロックされ、牽引車20は、その移動
が阻止されてガイド装置6上に停止するようになってい
る。その結果、牽引車20に連結されたかご100もガ
イド装置6上に停止され、牽引車20及びかご100
が、それらの自重によってガイド装置6に沿って落下し
ないようになっている。
【0037】また、この牽引車本体20aの前面には、
図4(a)に示すように、後述するアタッチメント17
0が連結される被連結部40が形成されている。この被
連結部40は、本体20aに形成された開口部41を有
しており、開口部41には軸部材42が横架されてい
る。そして、この軸部材42をアタッチメント170が
挟持することに基づいて、かご100が牽引車20に連
結されて推力が与えられると共に手前側に倒れないよう
に支持されるようになっている。なお、この被連結部4
0の内側にはフォトセンサ(不図示)が配設されてお
り、軸部材42とアタッチメント170との連結状態を
モニタするようになっている。
【0038】次に、上述したガイド装置6に移動自在に
支持されると共に牽引車20から推力を与えられて階段
5を昇降するかご(搬送体)100の構造について、図
6及び図7に沿って説明する。
【0039】本実施の形態に用いるかご100は、ガイ
ド装置6に脱着されると共に折り畳めるように構成され
ている。例えば階段昇降時などで組み立てられた状態で
は、略長方形状をした底板122の各端縁から枠体10
1、枠体125、及び渡し板160,161が立設さ
れ、さらに枠体101,125間には遮断部材132,
132が横架されて底板122の四方が閉塞されるよう
になっている。そして、底板122には、搬送する対象
物(例えば人や荷物)が載置されるようになっている。
【0040】このうち枠体101の側部には、図6
(a)(b)に示すように、ローラフレーム105が固
設されている。このローラフレーム105は、その略中
央部がかご100の進行方向に向かって突出した略くの
字状をしており、該略中央部よりも下方の部分には、図
6(c)に詳示するように、4つの案内ローラ117
a,117b,119b,119aが回転自在に支持さ
れている(以下、順次“1番目の案内ローラ117
a”、“2番目の案内ローラ117b”、“3番目の案
内ローラ119b”、“4番目の案内ローラ119a”
とする)。そして、かご100をガイド装置6に取り付
けた状態では、1番目の案内ローラ(第1の案内ロー
ラ)117aは上ローラガイド9に下方から付勢され、
4番目の案内ローラ(第2の案内ローラ)119aは下
ローラガイド10に上方から付勢されるようになってい
る。これら2つの案内ローラ117a,119aはいず
れも鼓形状をしており、円形断面のローラガイド9,1
0との係合が外れないようになっている。また、1番目
の案内ローラ117a及び2番目の案内ローラ(第3の
案内ローラ)117bの共通接線m1 はスリット部6b
の近傍におけるローラガイド9と同じ傾斜であり、3番
目の案内ローラ119b及び4番目の案内ローラ(第4
の案内ローラ)119aの共通接線n1 はスリット部6
bの近傍におけるローラガイド10と同じ傾斜であっ
て、スリット部6bの近傍においては、1番目及び2番
目の案内ローラ117a,117bはいずれも上ローラ
ガイド9に付勢され、3番目及び4番目の案内ローラ1
19b,119aはいずれも下ローラガイド10に付勢
されるように構成されている。これにより、いずれか1
つの案内ローラ117a,…がスリット部6bを通過す
る場合でも他の3つの案内ローラとローラガイド9,1
0との係合状態は維持され、かご100の姿勢は維持さ
れる。
【0041】ところで、上述したように、牽引車20の
被連結部40にはアタッチメント170が連結される
が、このアタッチメント170は上記ローラフレーム1
05の上面に取り付けられている。このアタッチメント
170はクランプレバー173を有しており、このレバ
ー173の操作により被連結部40との係脱を行うよう
になっている。
【0042】一方、枠体101の下端部には、図7
(a)に示すように、略長方形状の移動ベース120が
固設されている。この移動ベース120等の下面にはキ
ャスタ121,121,121,121が取り付けられ
ており、全方向に手押し搬送できるようになっている。
【0043】ついで、本実施の形態の作用について説明
する。
【0044】階段昇降機1を使用しない場合には、かご
100を折り畳んだ状態で保管場所に保管する。かご1
00を折り畳むに際しては、遮断部材132をまず枠体
101に沿った位置まで回転し、渡し板160,161
を底板122側に折り畳む。次に、枠体125を底板1
22の側に倒し込み、底板122と枠体125とを回転
させて立設させる。
【0045】かご100はこのように折り畳まれた状態
で保管されるが、階段昇降機1を使用する場合には、操
作者がかご100をその保管場所から出し、折り畳まれ
た状態のかご100を手押し運搬によって下階2のガイ
ド装置6下端まで搬送する。
【0046】次に、牽引車20をガイド装置6の下端ま
で移動すると共にかご100を牽引車20に対向する位
置まで移動した上で、アタッチメント170を操作して
かご100を牽引車20に連結する。その後、かご10
0を組み立てて階段昇降機1の利用者(例えば車椅子に
乗った人)を乗せ、かご100に接続した操作ボックス
を操作して牽引車20内の電動機30を起動する。これ
により、駆動スプロケット32が回転駆動され、牽引車
20がかご100と共に牽引車用案内レール17に沿っ
て移動する。
【0047】このとき、1番目の案内ローラ117aは
上ローラガイド9に下方から付勢され、4番目の案内ロ
ーラ119aは下ローラガイド10に上方から付勢され
るため、かご100及びかご100に乗った人の重量は
これらの係合部にて安定して支持される。ここで、2本
のローラガイド9,10の間隔は、階段5の下階2から
上階3に亘って一定ではなく所定の関係を保って変化し
ているため、案内ローラ117a,119aを介して支
持されるかご100は、底板122が水平を保った状態
で移動される。
【0048】このとき、操作ボックスの操作者は、上昇
移動するかご100と共に階段を上りながらかご100
の移動速度等を操作する。なお、アタッチメント170
は牽引車20の推力をかご100に伝えると共に、かご
100がガイド装置6から離れる方向に転倒しないよ
う、その転倒モーメントも受けている。
【0049】かご100は途中で、図8に示すようにス
リット部6bを通過するが、この部分では、1番目及び
2番目の案内ローラ117a,117bはいずれも上ロ
ーラガイド9に付勢され、3番目及び4番目の案内ロー
ラ119b,119aはいずれも下ローラガイド10に
付勢されている。したがって、スリット部6bの通過に
際していずれか1つの案内ローラ117a,…とローラ
ガイド9,10との係合が一時的に外れても他の3つの
案内ローラとローラガイド9,10との係合状態は維持
され、かご100はその姿勢を維持したままスリット部
6bを通過する。
【0050】また、このスリット部6bにおいてチェー
ンラック15は分断されているものの、チェーンのピッ
チは不連続とならないように設定されている。さらに、
このチェーンに噛合される2つのスプロケット32,3
5は電動機30や中間歯車45等によって回転駆動され
ている。これにより、上記2つのスプロケット32,3
5がスリット部6bを通過する場合でも、スプロケット
32,35とチェーンとの噛合は維持される。
【0051】かご100が上階3に到達した場合には操
作ボックスによって電動機30の駆動を止め、牽引車2
0及びかご100を停止させ、利用者を上階3に降りさ
せる。
【0052】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0053】本実施の形態に係る階段昇降機1において
は、階段5のシャッタが降りる位置にはガイド装置6に
スリット部6bが設けられているため、シャッタの開閉
は阻害されない。
【0054】また、本実施の形態によれば、シャッタを
切り欠く必要がなく、設置場所での作業が簡単となって
工事期間を短くできる。
【0055】さらに、スリット部6bの近傍においては
1番目及び2番目の案内ローラ117a,117bはい
ずれも上ローラガイド9に付勢され、3番目及び4番目
の案内ローラ119b,119aはいずれも下ローラガ
イド10に付勢されている。したがって、かご100
は、スリット部6bの存在にかかわらず同じ姿勢を保っ
たまま階段5を昇降できる。
【0056】またさらに、チェーンラック15に噛合さ
れる2つのスプロケット32,35はいずれも電動機3
0によって回転駆動されるため、いずれか一方のスプロ
ケット32又は35がスリット部6bの通過に伴ってチ
ェーンラック15との係合が一時的に解除されても、他
方のスプロケット35又は32とチェーンラック15と
によってかご100の昇降は維持される。
【0057】また、チェーンラック15のチェーンのピ
ッチはスリット部6bにて不連続とならないように設定
されていると共に、上記2つのスプロケット32,35
は中間歯車45等によって回転駆動されている。したが
って、スプロケット32,35とチェーンラック15と
の係合はスリット部6bにおいて一時的に解除されるだ
けで再び維持され、かご100の昇降には支障を来さな
い。
【0058】また、本実施の形態に係る階段昇降機1
は、既存の階段5の踏面5bにガイド装置6をアンカボ
ルト等によって固定するだけで取り付けることができ
る。したがって、どのような階段にも階段昇降機1を設
置することができる。また、エレベータ、エスカレータ
を設置する場合のような大掛かりな土木、建築工事が不
要で付帯工事が極めて少なく、設置のための工事費及び
工事期間が少なくて良い。
【0059】次に、本発明に係る第2の実施の形態につ
いて、図9乃至図10に沿って説明する。なお、図1乃
至図8に示すものと同一部分は同一符号を付して説明を
省略する。
【0060】本実施の形態に係る階段昇降機200は、
ローラガイド9,10が水平である部分(例えば、階段
の踊り場)にシャッタがある場合に使用されるものであ
る。
【0061】ガイド装置206には、図9に示すよう
に、シャッタが設置された箇所に該シャッタの開閉を阻
害しないように上記実施の形態と同様の方法によりスリ
ット部206bを形成している。
【0062】また、かご(搬送体)210は、第1の実
施の形態にて用いたかご100とほぼ同様の構造である
が、ローラガイド9,10に係合される4つの案内ロー
ラ217a,217b,219a,219b(以下、順
次“1番目の案内ローラ217a”、“2番目の案内ロ
ーラ217b”、“3番目の案内ローラ219a”、
“4番目の案内ローラ219b”とする)は図10及び
図11に示すように配置されている。すなわち、かご2
10をガイド装置206に取り付けた状態では、2番目
の案内ローラ217bは上ローラガイド9に下方から付
勢され、3番目の案内ローラ219aは下ローラガイド
10に上方から付勢されるようになっている。これら2
つの案内ローラ217b,219aはいずれも鼓形状を
しており、円形断面のローラガイド9,10との係合が
外れないようになっている。また、1番目の案内ローラ
217a及び2番目の案内ローラ217bの共通接線m
2 はスリット部206bの近傍におけるローラガイド9
と同じ傾斜であり、3番目の案内ローラ219a及び4
番目の案内ローラ219bの共通接線n2 はスリット部
206bの近傍におけるローラガイド10と同じ傾斜で
あって、スリット部206bの近傍においては、図12
に詳示するように、1番目及び2番目の案内ローラ21
7a,217bはいずれも上ローラガイド9に付勢さ
れ、3番目及び4番目の案内ローラ219a,219b
はいずれも下ローラガイド10に付勢されるように構成
されている。これにより、いずれか1つの案内ローラ2
17a,…がスリット部206bを通過する場合でも他
の3つの案内ローラとローラガイド9,10との係合状
態は維持され、かご210の姿勢は維持される。
【0063】本実施の形態によれば、上記実施の形態と
ほぼ同様の効果を奏する。
【0064】次に、本発明に係る第3の実施の形態につ
いて、図13及び図14に沿って説明する。
【0065】本実施の形態に係る階段昇降機300は、
ローラガイド9,10が傾斜している部分(例えば、階
段踏面5bであって階段の踊り場以外の部分)及びロー
ラガイド9,10が水平である部分(例えば、階段の踊
り場)のいずれか一方或は両方にシャッタがある場合に
使用されるものである。
【0066】ガイド装置(不図示)には、シャッタが設
置された箇所に該シャッタの開閉を阻害しないように上
記実施の形態と同様の方法によりスリット部を形成して
いる。
【0067】また、かご(搬送体)310は、第1の実
施の形態に用いたかご100とほぼ同様の構造である
が、図13及び図14に示すように、ローラガイド9,
10に係合される6つの案内ローラ317a,317
b,317c,319a,319b,319c(以下、
順次“1番目の案内ローラ317a”、“2番目の案内
ローラ317b”、“3番目の案内ローラ317c”、
“4番目の案内ローラ319a”、“5番目の案内ロー
ラ319b”、“6番目の案内ローラ319c”とす
る)を有している。なお、2番目の案内ローラ317b
及び5番目の案内ローラ319bは、第1の実施の形態
における1番目の案内ローラ117a及び4番目の案内
ローラ119aに相当するものであり、かご310をガ
イド装置に取り付けた状態では常にローラガイド9,1
0に付勢されるようになっている。なお、これら2つの
案内ローラ317b,319bはいずれも鼓形状をして
おり、円形断面のローラガイド9,10との係合が外れ
ないようになっている。
【0068】また、1番目の案内ローラ317a及び6
番目の案内ローラ319cは、第2の実施の形態におけ
る案内ローラ217a及び219bに相当するものであ
り、階段の踊り場にあるスリット部の近傍において、ロ
ーラガイド9,10に付勢されるものである。
【0069】さらに、3番目の案内ローラ317c及び
4番目の案内ローラ319aは、第1の実施の形態にお
ける案内ローラ117b,119bに相当するものであ
り、踊り場以外にあるスリット部の近傍において、ロー
ラガイド9,10に付勢されるものである。
【0070】これにより、いずれか1つの案内ローラ3
17a,…がスリット部を通過する場合でも少なくとも
他の3つの案内ローラとローラガイド9,10との係合
状態は維持され、かご310の姿勢は維持される。
【0071】本実施の形態によれば、上記第1の実施の
形態とほぼ同様の効果を奏する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ガイドレール並びにガイド装置が、階段の途中で分断さ
れてスリット部を有しているため、例えば階段の途中に
シャッタがある場合においても該シャッタの開閉は阻害
されない。
【0073】また、スリット部を通過する場合において
も案内ローラとガイドレールとの係合状態が維持される
ため、搬送体はスリット部の存在に拘らず階段を昇降で
きる。
【0074】さらに、シャッタを切り欠いたりする必要
がないため、設置場所での作業が簡単となって工事期間
を短くできる。
【0075】一方、前記ガイドレール及び該ガイドレー
ルに係合される案内ローラを2組備え、かつ、一方のガ
イドレールには案内ローラが上方から付勢され、他方の
ガイドレールには案内ローラが下方から付勢されるよう
にした場合には、前記搬送体は安定して支持される。
【0076】また、前記ガイド装置に、下階から上階に
かけて延設されるラック部を形成し、該ラック部に噛合
される少なくとも2つのスプロケットと、これら2つの
スプロケットが前記ラック部に沿って同じ速度で移動す
るようにこれら2つのスプロケットを回転駆動する回転
駆動手段と、を有すると共に、前記搬送体に連結される
移動体を設けた場合には、いずれか一方のスプロケット
とチェーンラックとの係合がスリット部の通過に伴って
一時的に解除されても、他方のスプロケットとチェーン
ラックとの係合は維持され、前記搬送体は階段を昇降す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る階段昇降機の一実施例を示す正面
図。
【図2】(a)は図1のA−A矢視端面図、(b)は手
摺部の詳細端面図。
【図3】スリット部の構造を示す図。
【図4】牽引車の詳細構造を示す図であり、(a)は正
面図、(b)は(a)のB−B矢視図。
【図5】図2(a)のC−C矢視断面図。
【図6】(a)はかごの平面図、(b)はその正面図、
(c)は案内ローラの配置等を示す図。
【図7】(a)はかごの左側面図(折り畳み時)、
(b)はかごの左側面図(組み立て時)。
【図8】本実施例の作用を説明するための図。
【図9】他の実施例に係る階段昇降機の全体構造を示す
正面図。
【図10】(a)はかごの平面図、(b)はその正面
図、(c)は案内ローラの配置等を示す図。
【図11】(a)はかごの左側面図(折り畳み時)、
(b)はかごの左側面図(組み立て時)。
【図12】本実施例の作用を説明するための図。
【図13】(a)はかごの平面図、(b)はその正面
図、(c)は案内ローラの配置等を示す図。
【図14】(a)はかごの左側面図(折り畳み時)、
(b)はかごの左側面図(組み立て時)。
【図15】従来の階段昇降機の全体構造を示す正面図。
【符号の説明】
1 階段昇降機 2 下階 3 上階 5 階段 5a 側壁 5b 階段踏面 6 ガイド装置 9 上ローラガイド(第1ガイドレール) 10 下ローラガイド(第2ガイドレール) 11 かご用案内レール部 12 手摺部 15 チェーンラック(ラック部) 17 牽引車用案内レール 20 牽引車(移動体) 30 電動機(回転駆動手段) 32 駆動スプロケット 35 従動スプロケット 40 被連結部 43 歯車(回転駆動手段) 44 歯車(回転駆動手段) 45 中間歯車(回転駆動手段) 100 かご(搬送体) 101 枠体 105 ローラフレーム 117a,117b 案内ローラ(第1の案内ロー
ラ、第3の案内ローラ) 119a,119b 案内ローラ(第2の案内ロー
ラ、第4の案内ローラ) 120 移動ベース 121 キャスタ 122 底板 125 枠体 132 遮断部材 170 アタッチメント 210 かご(搬送体) 310 かご(搬送体)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−33361(JP,A) 特表 平6−503792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下階から上階にかけて階段に設置された
    ガイド装置と、該ガイド装置に案内されて階段を昇降す
    る搬送体と、を備えた階段昇降機において、 前記ガイド装置が、下階から上階にかけてそれぞれ延設
    された第1ガイドレール及び第2ガイドレールを有し、 これら2つのガイドレールが、階段の途中で分断されて
    スリット部を有し、 前記搬送体は、それぞれ一定の位置に回転自在に支持さ
    れた第1乃至第4の案内ローラを有し、 下階から上階に昇降する間において前記第1の案内ロー
    ラが前記第1ガイドレールに一の方向から付勢されると
    共に前記第2の案内ローラが前記第2ガイドレールに他
    の方向から付勢されることに基づき、前記搬送体が前記
    第1及び第2ガイドレールに案内され、かつ、 少なくとも前記スリット部の近傍において前記第3の案
    内ローラが前記第1の案内ローラと共に前記第1ガイド
    レールに一の方向から付勢され、少なくとも前記スリッ
    ト部の近傍において前記第4の案内ローラが前記第2の
    案内ローラと共に前記第2ガイドレールに他の方向から
    付勢されることに基づき、前記第1乃至第4の案内ロー
    ラのうちのいずれか1つの案内ローラが前記スリット部
    を通過することに伴いガイドレールとの係合が外れて
    も、他の3つの案内ローラと前記ガイドレールとの係合
    状態が維持される、 ことを特徴とする階段昇降機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド装置が、下階から上階にかけ
    て延設されるラック部を有し、 該ラック部に噛合される少なくとも2つのスプロケット
    と、これら2つのスプロケットが前記ラック部に沿って
    同じ速度で移動するようにこれら2つのスプロケットを
    回転駆動する回転駆動手段と、を有すると共に、前記搬
    送体に連結される移動体を備えた、 ことを特徴とする請求項1に記載の階段昇降機。
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