JP2659909B2 - 光多芯プラスチックコネクタ - Google Patents

光多芯プラスチックコネクタ

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JP2659909B2
JP2659909B2 JP6114672A JP11467294A JP2659909B2 JP 2659909 B2 JP2659909 B2 JP 2659909B2 JP 6114672 A JP6114672 A JP 6114672A JP 11467294 A JP11467294 A JP 11467294A JP 2659909 B2 JP2659909 B2 JP 2659909B2
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plastic connector
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core
optical
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孝昭 磯
滋 舘上
明博 大竹
武弘 林
俊明 佐武
宜雄 加島
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光フアイバを接
続する際に用いる光多芯プラスチックコネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来の光多芯プラスチックコネクタは、図
1に示すインサートモールド型のもの、又は図2乃至図
4に示すアウトサート型のものがある。図1に示すイン
サートモールド型の光多芯プラスチックコネクタ1は、
テープ状光フアイバ芯線2の先端でその芯線被覆3を除
去して内部の複数の光フアイバ4を露出させ、芯線被覆
3の先端寄りの外周には芯線保護ブッシュ5を装着し、
これら光フアイバ4の先端部と芯線被覆3の先端部と芯
線保護ブッシュ5の先端部とをプラスチックで一体にモ
ールドして光多芯プラスチックコネクタ本体6を形成
し、この光多芯プラスチックコネクタ本体6内で横一列
に整列している光フアイバ4の整列方向の両端の光多芯
プラスチックコネクタ本体6内にピン嵌合孔7をそれぞ
れ設けた構造となっている。
【0003】図2乃至図4に示すアウトサート型の光多
芯プラスチックコネクタ8は、プラスチック成型体より
なる光多芯プラスチックコネクタ本体9の中央部に複数
の光フアイバ挿入孔10を横一列に設け、またこの光フ
アイバ本体9には光フアイバ挿入孔10の整列方向の両
側に一対のピン嵌合孔11をそれぞれ設けた構造になっ
ている。
【0004】このような光多芯プラスチックコネクタ
1、8は、雌雄同形であって、図5にインサートモール
ド型の例で示すように、一方の光多芯プラスチックコネ
クタ1の光多芯プラスチックコネクタ本体6に設けられ
ている両ピン嵌合孔7に金属製の嵌合用ピン12を図示
のように先端を突出させてそれぞれ嵌着して雄型とし、
この雄型の光多芯プラスチックコネクタ1の嵌合用ピン
12の先端を、他方の雌型の光多芯プラスチックコネク
タ1の各ピン嵌合孔7にそれぞれ挿入することにより両
光多芯プラスチックコネクタ1、8を相互に軸合せしつ
つ連結し、相互の光フアイバ4、4の先端面をその光軸
を合せて突合せ接続するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプラスチック製の光多芯プラスチックコネクタ本体
6、9よりなる光多芯プラスチックコネクタ1、8で
は、プラスチック材の種類によりその収縮率が異なるの
で、成型により形成されるピン嵌合孔7、11の径にバ
ラツキが生じる欠点がある。このため、同一径の嵌合用
ピン12を使用できない欠点があり、また両コネクタ
1、8の光フアイバ4、4の軸合せ精度が悪くなり、結
合損失が増大する欠点がある。また、このようなコネク
タ1、8では、光多芯プラスチックコネクタ本体6、9
がプラスチック製であるため、両コネクタの着脱を繰返
しているうちにピン嵌合孔7、11が摩耗し、嵌合用ピ
ン12とのクリアランスが大となり、結合損失が増加す
る欠点がある。
【0006】更に、着脱を繰返すと、ピン嵌合孔7、1
1の入口が破損する欠点があり、またプラスチック製の
ため吸湿によりピン嵌合孔7、11の孔径が変化する欠
点がある。そこで本発明の目的は、ピン嵌合孔の製造時
のバラツキを防止でき、且つピン嵌合孔の使用によるク
リアランスの増大や入口の損傷を防止できる光多芯プラ
スチックコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の光多芯プラスチックコネクタは、光多芯プ
ラスチックコネクタ本体内で整列している光ファイバの
整列方向の両端にピン嵌合孔をそれぞれ設けた光多芯プ
ラスチックコネクタにおいて、前記ピン嵌合孔は前記光
多芯プラスチックコネクタ本体内に鋳込んだ金属又はセ
ラミックスよりなる嵌合スリーブにより形成され、かつ
該嵌合スリーブの一端面は光多芯プラスチックコネクタ
の接続端面に露出していることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】このようにしてなる本発明によれば、ピン嵌合
孔を金属製またはセラミックス製の嵌合スリーブにて形
成しているので、ピン嵌合孔の内径は光多芯プラスチッ
クコネクタ本体のプラスチック材の種類に影響されるこ
とがなく、またこの嵌合スリーブは十分な硬度も有して
いるので、嵌合用ピンの着脱を繰返しても、ピン嵌合孔
の径が摩耗により変化することもないし、ピン嵌合孔の
入口が損傷することもない。また吸湿による孔径の変化
もない。それ故、長期にわたって信頼性の高い光多芯プ
ラスチックコネクタを得ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図6は本発明の光多芯プラスチックコネクタ
の製造方法の一例を示す。製造に際しては図示のよう
に、二つの割り金型13を用いる。この金型13は、そ
の内部の中央に型孔14を備え、この型孔14に達する
ように一方の側にはブッシング位置決め孔15を備えて
いる。更に、その反対側には複数のフアイバ個別位置決
め孔16を相互に平行に整列させて備え、またこれら一
方向に並んだブッシング位置決め孔15とフアイバ個別
位置決め孔16の両側には一対のマスターピン位置決め
孔17をフアイバ個別位置決め孔16に平行させて備
え、且つ一部には外部から型孔14に達する注入孔18
を備えた構造になっている。このような金型13のブッ
シング位置決め孔15とフアイバ個別位置決め孔16と
に対してテープ状光フアイバ芯線2の芯線保護ブッシュ
5と光フアイバ4とを図示のように位置決めし、更に図
7に示すような突起よりなる抜止め手段19を外周に備
え、且つ内部に所定の内径をもつピン嵌合孔7を備えた
金属またはセラミックスよりなる嵌合スリーブ20を用
いて、これを金属製のマスターピン21の外周に嵌合
し、このマスターピン21を金型13のマスターピン位
置決め孔17に位置決めすることによりマスターピン2
1を介して嵌合スリーブ20を金型13の型孔14内に
位置決めする。
【0010】かかる状態で、注入孔18より型孔14内
にプラスチックを注入して光多芯プラスチックコネクタ
本体6を成型すると共にこの光多芯プラスチックコネク
タ本体6内に、芯線保護ブッシュ5と芯線被覆3と光フ
ァイバ4と共に嵌合スリーブ20を鋳込む。プラスチッ
クの硬化後に図8に示すように離型し、その後マスター
ピン21を嵌合スリーブ20から抜取ると、該嵌合スリ
ーブ20の一端面が光多芯プラスチックコネクタ本体6
の接続端面(接続相手の光多芯プラスチックコネクタ本
体6と接続される際対向する面)に露出した図9及び図
10に示すようなインサートモールド型の光多芯プラス
チックコネクタ22が得られる。
【0011】本発明の他の実施例を図11乃至図13に
示す。これらアウトサート型の光多芯プラスチックコネ
クタ23も同様にして製造することができる。なお、嵌
合スリーブ20の抜止め手段19としては、突起に限ら
ず、凹部やローレット加工等でもよいことは勿論であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではピン嵌
合孔を金属又はセラミックスよりなる嵌合スリーブを用
いて形成しているので、光多芯プラスチックコネクタ本
体のプラスチック材の種類に関係なく常に一定内径のピ
ン嵌合孔をもつ光多芯プラスチックコネクタを得ること
ができる。更に、このような嵌合スリーブを用いると、
光フアイバの軸合せ精度がよくなって結合損失の増大を
防止でき、またはピン嵌合孔の磨耗やその入口の損傷、
あるいはピン嵌合孔の吸湿による孔径の変化等も防止す
ることができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインサートモールド型の光多芯プラスチ
ックコネクタの斜視図である。
【図2】従来のアウトサート型の光多芯プラスチックコ
ネクタの斜視図である。
【図3】図2に示す光多芯プラスチックコネクタのA−
A’線断面図である。
【図4】図2に示す光多芯プラスチックコネクタのB−
B’線断面図である。
【図5】インサートモールド型の光多芯プラスチックコ
ネクタの接続過程を示す説明図である。
【図6】本発明に係る光多芯プラスチックコネクタの製
造方法の実施過程を示す断面図である。
【図7】本発明で用いる嵌合スリーブの一例を示す斜視
図である。
【図8】本発明に係る光多芯プラスチックコネクタの一
例の離型状態の平面図である。
【図9】本発明に係る光多芯プラスチックコネクタの一
例の平面図である。図である。
【図10】本発明に係る光多芯プラスチックコネクタの
一例の斜視図である。
【図11】本発明に係るアウトサート型の光多芯プラス
チックコネクタの一例を示す斜視図である。
【図12】図11に示す光多芯プラスチックコネクタの
C−C’線断面図である。
【図13】図11に示す光多芯プラスチックコネクタの
D−D’線断面図である。
【符号の説明】
1 光多芯プラスチックコネクタ 2 テープ状光フアイバ芯線 3 芯線被覆 4 光フアイバ 5 芯線保護ブッシュ 6 光多芯プラスチックコネクタ本体 7 ピン嵌合孔 8 光多芯プラスチックコネクタ 9 光多芯プラスチックコネクタ本体 10 光フアイバ挿入孔 11 ピン嵌合孔 12 嵌合用ピン 13 金型 14 型孔 15 ブッシング位置決め孔 16 フアイバ個別位置決め孔 19 抜止め手段 20 嵌合スリーブ 22 光多芯プラスチックコネクタ 23 光多芯プラスチックコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 明博 千葉県市原市八幡海岸通6 古河電気工 業株式会社千葉電線製造所内 (72)発明者 林 武弘 千葉県市原市八幡海岸通6 古河電気工 業株式会社千葉電線製造所内 (72)発明者 佐武 俊明 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162 番地 日本電信電話株式会社 茨城電気 通信研究所内 (72)発明者 加島 宜雄 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162 番地 日本電信電話株式会社 茨城電気 通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−9116(JP,A) 特開 昭58−102912(JP,A) 実開 昭57−103409(JP,U) 実開 昭57−103407(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光多芯プラスチックコネクタ本体内で整
    列している光ファイバの整列方向の両端にピン嵌合孔を
    それぞれ設けた光多芯プラスチックコネクタにおいて、
    前記ピン嵌合孔は前記光多芯プラスチックコネクタ本体
    内に鋳込んだ金属又はセラミックスよりなる嵌合スリー
    ブにより形成され、かつ該嵌合スリーブの一端面は光多
    芯プラスチックコネクタの接続端面に露出していること
    を特徴とする光多芯プラスチックコネクタ。
JP6114672A 1994-04-28 1994-04-28 光多芯プラスチックコネクタ Expired - Lifetime JP2659909B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103407U (ja) * 1980-12-17 1982-06-25
JPS57103409U (ja) * 1980-12-18 1982-06-25
JPS589116A (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 Hitachi Chem Co Ltd 光フアイバ−コネクタ−プラグの製造方法

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