JPS6041529Y2 - 光フアイバ−コネクタプラグ - Google Patents
光フアイバ−コネクタプラグInfo
- Publication number
- JPS6041529Y2 JPS6041529Y2 JP2112280U JP2112280U JPS6041529Y2 JP S6041529 Y2 JPS6041529 Y2 JP S6041529Y2 JP 2112280 U JP2112280 U JP 2112280U JP 2112280 U JP2112280 U JP 2112280U JP S6041529 Y2 JPS6041529 Y2 JP S6041529Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- optical fiber
- plug
- insertion hole
- cylindrical tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光通信用ファイバーコネクタにおけるプラスチ
ックモールドプラグの改良に関するものである。
ックモールドプラグの改良に関するものである。
光通信に用いる光学繊維接続用コネクタは近年プラスチ
ックモールド化が進められているが、この種のプラスチ
ックコネクタにおけるプラグ、特に全プラスチックモー
ルドプラグに関しては、従来の一般的な他の分野のプラ
スチックモールド製品に比較して、プラグ接続嵌合部の
外径の寸法及びファイバ一部との同心性に対し高い精度
が要求されており、而も耐摩耗性および温度や湿度の変
動による寸法変化という点でも厳しい要求がなされてい
た。
ックモールド化が進められているが、この種のプラスチ
ックコネクタにおけるプラグ、特に全プラスチックモー
ルドプラグに関しては、従来の一般的な他の分野のプラ
スチックモールド製品に比較して、プラグ接続嵌合部の
外径の寸法及びファイバ一部との同心性に対し高い精度
が要求されており、而も耐摩耗性および温度や湿度の変
動による寸法変化という点でも厳しい要求がなされてい
た。
このためのプラグのモールド成形に使用するプラスチッ
ク材料の材質、充填材配分比等の選択に対する要求が大
であり、又成形製にも高精度のものが要求され、したが
って製品のコストが他の分野のものに比べて極く高くな
っている。
ク材料の材質、充填材配分比等の選択に対する要求が大
であり、又成形製にも高精度のものが要求され、したが
って製品のコストが他の分野のものに比べて極く高くな
っている。
一方プラグモールド成形時における取扱上のミスによる
光ファイバーの裸の先端部の折損、あるいはモールド時
のファイバーの微小キズに基因する折損事故等が起り易
く、モールド工程にも高度な技能、技術を必要とした。
光ファイバーの裸の先端部の折損、あるいはモールド時
のファイバーの微小キズに基因する折損事故等が起り易
く、モールド工程にも高度な技能、技術を必要とした。
而もそれでいて用途が制限を受ける等、種々の問題点を
抱えていた。
抱えていた。
したがって本考案の目的は、プラグ接続嵌合部における
寸法および同芯度の精度が高く、耐摩耗性が高く、又温
度および湿度による変化が少なく、而も比較的安価であ
ると共に、モールドに高度な技術を必要としない光ファ
イバーコネクタプラグを得ようとするものである。
寸法および同芯度の精度が高く、耐摩耗性が高く、又温
度および湿度による変化が少なく、而も比較的安価であ
ると共に、モールドに高度な技術を必要としない光ファ
イバーコネクタプラグを得ようとするものである。
本考案は以上の目的を遠戚するために、プラグの接続嵌
合部を金属材又は鉱石材などに置き換えたインサートモ
ールド構造にしたものである。
合部を金属材又は鉱石材などに置き換えたインサートモ
ールド構造にしたものである。
本考案によれば、一方の側がリセプタクルに接続するプ
ラグ接続嵌合部を形成し他方の側が光ファイバーを保持
する光フアイバー保持部を形成する光フアイバーコネク
タ用プラスチックモールド製プラグにおいて、前記プラ
グ接続嵌合部として、金属材もしくは鉱石材から戒って
いて、軸芯に沿って前記一方の側に前記光ファイバーの
ファイバ一部を挿入可能なファイバー挿入穴を前記他方
の側に前記光ファイバーの内部被覆を挿入可能な内部被
覆挿入穴を互に貫通するようにそれぞれ設け、又外径周
面部の前記他方の側に結合溝を持つインサートモールド
部を設けて戒る円筒具を有しており、而してこの円筒具
があらかじめ前記ファイバ一部を前記内部被覆挿入穴を
通して前記ファイバー挿入穴に挿入し固定した状態で、
前記円筒具のプラグ接続嵌合部を基準として前記結合溝
を持つインサートモールド部と智記光ファイバーの該イ
ンサートモールド部に挿入されてない部分とをプラスチ
ック材料で部分モールドしたことを特徴とする光フアイ
バーコネクタプラグが得られる。
ラグ接続嵌合部を形成し他方の側が光ファイバーを保持
する光フアイバー保持部を形成する光フアイバーコネク
タ用プラスチックモールド製プラグにおいて、前記プラ
グ接続嵌合部として、金属材もしくは鉱石材から戒って
いて、軸芯に沿って前記一方の側に前記光ファイバーの
ファイバ一部を挿入可能なファイバー挿入穴を前記他方
の側に前記光ファイバーの内部被覆を挿入可能な内部被
覆挿入穴を互に貫通するようにそれぞれ設け、又外径周
面部の前記他方の側に結合溝を持つインサートモールド
部を設けて戒る円筒具を有しており、而してこの円筒具
があらかじめ前記ファイバ一部を前記内部被覆挿入穴を
通して前記ファイバー挿入穴に挿入し固定した状態で、
前記円筒具のプラグ接続嵌合部を基準として前記結合溝
を持つインサートモールド部と智記光ファイバーの該イ
ンサートモールド部に挿入されてない部分とをプラスチ
ック材料で部分モールドしたことを特徴とする光フアイ
バーコネクタプラグが得られる。
次に図面を参照して詳細に説明する。
第1図は従来の光フアイバーコネクタプラグの軸方向断
面図である。
面図である。
図において、プラスチックモールド部1の一端は細くな
っていて接続嵌合部2を形成しており、その近くに図示
してないリテーナを保持するための遠吠溝3が形成され
ている。
っていて接続嵌合部2を形成しており、その近くに図示
してないリテーナを保持するための遠吠溝3が形成され
ている。
光ファイバー4は、プラグ接続嵌合部2の位置ではファ
イバ一部5のみの状態で、中央部ではケーブル外被が除
去されて(除去されてない外被は図の右方に6で示す)
内部被覆であるナイロン被覆部7のみが残された状態で
、プラスチックモールド部1の軸線に沿ってモールド形
成されている。
イバ一部5のみの状態で、中央部ではケーブル外被が除
去されて(除去されてない外被は図の右方に6で示す)
内部被覆であるナイロン被覆部7のみが残された状態で
、プラスチックモールド部1の軸線に沿ってモールド形
成されている。
このような構成においてプラグ接続嵌合部2は、その名
から分るように、外径寸法は高精度を必要とし、更に光
損失を少なくするためにファイバ一部5の中心部にある
コア部4(図示してない)の軸芯との間に高精度の同心
性を必要とする。
から分るように、外径寸法は高精度を必要とし、更に光
損失を少なくするためにファイバ一部5の中心部にある
コア部4(図示してない)の軸芯との間に高精度の同心
性を必要とする。
したがって先にも説明したように、プラスチック材料の
選択、成形製の精度、およびモールド工程技術に対する
要求がきびしく、このため用途が制限を受けていた。
選択、成形製の精度、およびモールド工程技術に対する
要求がきびしく、このため用途が制限を受けていた。
次に図面を参照して詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例の構成を示す軸方向断面図で
ある。
ある。
第2図において、プラグはプラスチックモールド部11
とその先端部にインサートされた円筒具(フエラル)1
2とから戒っている。
とその先端部にインサートされた円筒具(フエラル)1
2とから戒っている。
円筒具12には、円筒状で外径に対して同芯に且つ先端
面13に垂直でファイバ一部14を挿入可能なファイバ
ー挿入穴15と、ケーブル外被の除去されたナイロン被
覆部16を後端面17の側から挿入可能なナイロン被覆
部挿入穴18を、テーパ一部19で連続して貫通するよ
うに設けである。
面13に垂直でファイバ一部14を挿入可能なファイバ
ー挿入穴15と、ケーブル外被の除去されたナイロン被
覆部16を後端面17の側から挿入可能なナイロン被覆
部挿入穴18を、テーパ一部19で連続して貫通するよ
うに設けである。
円筒具12の外径周面部には、先端面13の側にプラグ
接続嵌合部となる嵌合部が、同じく後端面17の側にプ
ラスチックモールド結合溝20を持つ段違い円筒状イン
サートモールド部21がそれぞれ形成されている。
接続嵌合部となる嵌合部が、同じく後端面17の側にプ
ラスチックモールド結合溝20を持つ段違い円筒状イン
サートモールド部21がそれぞれ形成されている。
なお円筒具12の材料は摩耗の少なく且つ温湿度の変動
による変化を受けにくい金属材或いは鉱石材であれば何
でもよい。
による変化を受けにくい金属材或いは鉱石材であれば何
でもよい。
たとえばタングステンカーバイド或いは御影石のような
ものでもよい。
ものでもよい。
なお言うまでもないことであるが、ケーブル外被の内部
にある被覆は、ナイロンに限るものではない。
にある被覆は、ナイロンに限るものではない。
次に上記のような構成のプラグを形成する方法について
述べる。
述べる。
円筒具12のナイロン被覆部挿入穴18からテーパ一部
19及びファイバー挿入穴15へ、あらかじめケーブル
外被を除去しく22は除去されなかった部分)更にナイ
ロン被覆部を一部残して(16相当)除去したファイバ
一部14に接着剤を塗布して挿入し、挿入すきまを介し
て接着固定する。
19及びファイバー挿入穴15へ、あらかじめケーブル
外被を除去しく22は除去されなかった部分)更にナイ
ロン被覆部を一部残して(16相当)除去したファイバ
一部14に接着剤を塗布して挿入し、挿入すきまを介し
て接着固定する。
次にこの状態でプラスチックモールド工程を実施し、部
分モールドしたプラスチックモールド部11を形成する
。
分モールドしたプラスチックモールド部11を形成する
。
なおプラスチックモールド部11の先端面24に近い部
分には、第1図の全プラスチックモールドプラグと同様
に、一点鎖線にて図示したリテーナ25を取付けること
が可能な遠吠溝(第1図の3相当)が設けられており、
このリテーナ25と同じく一点鎖線で示した締結用ナツ
ト26とにより図示してないリセプタクルに締付は固定
することができる。
分には、第1図の全プラスチックモールドプラグと同様
に、一点鎖線にて図示したリテーナ25を取付けること
が可能な遠吠溝(第1図の3相当)が設けられており、
このリテーナ25と同じく一点鎖線で示した締結用ナツ
ト26とにより図示してないリセプタクルに締付は固定
することができる。
本考案によると、プラグプラスチックモールド部11の
先端にインサートモールドするケーブル付の円筒具12
を成形製へ精度良く嵌合後モールドすることでプラグの
底形が完成するので、モールドは単なるケーブル保護、
ナツト取付、およびハンドリングの機能を持つだけの比
較的低い精度の成形で良いこととなる。
先端にインサートモールドするケーブル付の円筒具12
を成形製へ精度良く嵌合後モールドすることでプラグの
底形が完成するので、モールドは単なるケーブル保護、
ナツト取付、およびハンドリングの機能を持つだけの比
較的低い精度の成形で良いこととなる。
そのため本考案に用いる成形製の製作費は、第1図に図
示した全プラスチックモールドプラグのような一体成形
の場合において要求されるような精度を必要としないた
め、比較的には相当安価なものとなる。
示した全プラスチックモールドプラグのような一体成形
の場合において要求されるような精度を必要としないた
め、比較的には相当安価なものとなる。
また円筒具12へ加工性、耐摩耗性良好で温湿度変化の
少ない金属材、鉱石材を使用することにより、全プラス
チック製プラグに比べ精度、同心度共に良好な接続嵌合
と品質を維持することが可能となり、全金属製のプラグ
と比較しても構造が簡単で安価な高精度光コネクタプラ
グを提供できる。
少ない金属材、鉱石材を使用することにより、全プラス
チック製プラグに比べ精度、同心度共に良好な接続嵌合
と品質を維持することが可能となり、全金属製のプラグ
と比較しても構造が簡単で安価な高精度光コネクタプラ
グを提供できる。
第1図は従来の全プラスチックモールド光コネクタプラ
グの軸方向断面図、第2図は本考案の一実施例の構成の
軸方向断面図である。 記号の説明:11はプラスチックモールド部、12は円
筒具、13は先端面、14はファイバ一部、15はファ
イバー挿入穴、16はナイロン被覆部、17は後端面、
18はナイロン(内部)被覆部挿入穴、19はテーパ一
部、20はプラスチックモールド結合溝、21は円筒状
インサートモールド部、22はケーブル外被、23は光
ファイバー、24はプラスチックモールド部の先端面、
25はリテーナ、26は締結用ナツトをそれぞれあられ
している。
グの軸方向断面図、第2図は本考案の一実施例の構成の
軸方向断面図である。 記号の説明:11はプラスチックモールド部、12は円
筒具、13は先端面、14はファイバ一部、15はファ
イバー挿入穴、16はナイロン被覆部、17は後端面、
18はナイロン(内部)被覆部挿入穴、19はテーパ一
部、20はプラスチックモールド結合溝、21は円筒状
インサートモールド部、22はケーブル外被、23は光
ファイバー、24はプラスチックモールド部の先端面、
25はリテーナ、26は締結用ナツトをそれぞれあられ
している。
Claims (1)
- 一方の側がリセプタクルに接続するプラグ接続嵌合部を
形威し他方の側が光ファイバーを保持する光フアイバー
保持部を形成する光フアイバーコネクタ用プラスチック
モールド製プラグにおいて、前記プラグ接続嵌合部とし
て、金属材もしくは鉱石材から戒っていて、軸芯に沿っ
て前記一方の側に前記光ファイバーのファイバ一部を挿
入可能なファイバー挿入穴を、前記他方の側に前記光フ
ァイバーの内部被覆を挿入可能な内部被覆挿入穴を互い
に貫通するようにそれぞれ設け、文外径周面部の前記他
方の側に結合溝を持つインサイドモールド部を設けて成
る円筒具を有しており、而してこの円筒具があらかじめ
前記ファイバ一部を前記内部被覆挿入穴を通して前記フ
ァイバー挿入穴に挿入して固定した状態で、前記円筒具
のプラグ接続嵌合部を基準として前記結合溝を持つイン
サートモールド部と前記ファイバーの該インサートモー
ルド部に挿入されていない部分とをプラスチック材料で
部分モールドしたことを特徴とする光コネクタプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112280U JPS6041529Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 光フアイバ−コネクタプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112280U JPS6041529Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 光フアイバ−コネクタプラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56123311U JPS56123311U (ja) | 1981-09-19 |
JPS6041529Y2 true JPS6041529Y2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=29617294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112280U Expired JPS6041529Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 光フアイバ−コネクタプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041529Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440173Y2 (ja) * | 1986-11-28 | 1992-09-21 |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2112280U patent/JPS6041529Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56123311U (ja) | 1981-09-19 |
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