JPS619612A - フアイバ−光学コネクタフエル−ルの型形成法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ８発明の背景 光ファイバーは、中心に裸の光学ＳＵｔとケーブルのす
ぐ周りに肉薄のジャケット又は緩衝材ならびに外面に分
厚な外被ジャケットを有するケーブルとして使用される
。一対のかかるケーブルの接続には、初めのケーブルの
光学繊維の先端をプラグフェルールの前方端に配置した
状態でフェルール内に取付けるような装置により一体に
接続することができる。次のケーブルを同様に受け貝肉
に取付けこの受け具にプラグフェルールを差込み光ファ
イバーの両先端を互いに接触させる。ファイバーの活性
直径は普通０．０５ｍ　（０，００２インチ）などとき
わめて小さく、ファイバーの半径方向整列は０．５０ｍ
ｍから０．７５ｍｍ（０，０２から０．０３インチ）の
僅かな許容誤差の範囲内に維持せねばならない。又、典
型的な応用例においては容認し得る光線ロスのレベルを
達成するためファイバーの両端を約１／２°内で整列せ
ねばならぬ点が判明している。現在の所、かかる精度は
宝石ブツシュや精密ボール又はロッドなどのような精密
装置によりファイバーを維持することにより達成できる
。

プラスチック成形による低コストの一体型精密フエルー
ルの製作努力は従来実を結ばなかった。

型による成形作業は、光学繊維を受け入れるフェルール
の外面を画成する空所を形成した型とフェルールの内面
を画成するためのコアピンの使用により行われている。

コアピンの後方端のみが保持され、それにより溶湯プラ
スチックが空所の最前方端に達する通路が形成される。

このコアピン特に雄型フェルールにｉするプラスチック
成形圧により０．０１２ｍ（０，０００５インチ）から
０、　Ｏ２５ｓ＋ｍ　（０，’００１インチ）の範ｉ内
の軸方向ずれが生ずる点が判明している。かかる動きは
きわめて小さいものだが、それらにより繊維整列孔に１
．５°から３°の角度不一致又は外れがもたらされ、こ
れは約１／２°という容認できる外れ角度よりかなり大
きいものである。前方の繊維保持空所部分がフェルール
の円筒外周面に正確に同心状に構成されている精密フェ
ルール成形を可能ならしめた装置により、比較的低コス
トの精密成形によるコネクタ部材の製作が可能となる。

０．１豆皮１１ 本発明の一実施例によると、光学繊維コネクタの型成形
のための装置にして、光学繊維を相手のコネクタに係合
するコネクタの円筒面に一段と精密に同心状に保持する
コネクタ又はフェルールを作り出す装置が得られる。型
空所内におかれるコアピンの後端が型に取付けられ前端
は精密には型に対し直接保持されていないような型成形
工程において、インサート又はブツシュが設けられコア
ピンの前方端部分をコネクタの円筒形係合面に精密に同
心状に保持する。ブツシュには、型空所内にぴったり収
納された放射状外方端とコアピンの前方端部分に緊密に
係合しコネクタの保合面に精密に同心状に保持する放射
状内方端を有する複数本の放射状に延びるアームが含ま
れる。これらアームの間にはスペースが形成され、そこ
を通じて溶湯プラスチックがコネクタの成形時送られ、
プラスチックは前方に流れ光学ｍｓをぴったり受け入れ
もう一つのコネクタの光学繊維とぴったり整列する状態
に保持するような光学繊維ガイドを形成することができ
る。

本発明の新規性については特に本文の特許請求の範囲に
記載されている。本発明は更に添付図面参照の下におけ
る下記詳細説明によりもつとも明らかに理解される。

ハ、好適実施例の　明 第１図は光ファイバーケーブル１２を内部に設けたファ
イバー光学コネクタ又はフェルール１０を示し、ケーブ
ルの光ファイバー１４がもう一つの光ファイバー１６に
光学的に結合、されている構成を示している。もう一つ
のコネクタ１８には円筒形の係合面２０があり、フェル
ール１０のとぎれたもしくはｓｒｓをつけた円筒状外面
２２をぴったり受け入れ、２つのコネクタ１０．１８を
一線に整列保持している。従って、２つの光ファイバー
も又−線にそろっていて、半径方向ではそれぞれ端部は
ほとんどその全面域にわたり互いに係合しかつ軸方向で
は２つのファイバーの軸線がほぼ合致するように共に整
列している。容認し得る光線ロスのレベルを達成するた
め、半径方向整列は０、５ｊ１１１から０．７ａｌｌ１
１１　（０，０２〜０．０３インチ）の範囲内でなけれ
ばならず、軸方向整列は約１／２　”内でなければなら
ぬ。

光ファイバー１４の他のファイバー゛１６に対する位置
は２つのコネクタの係合ｍ２ｏ、２２の相対位置いかん
に依るので、光ファイバー１４の軸線がコネクタの外面
２２の軸線２５に精密に整列することが必要である。こ
れは先行技術の場合達成困難である。第２図はフェルー
ル１０の型成形の方法を示している。型３０には３つの
部分３２゜３４．３６がある。前部プレート３８により
型３０の前端がシールされ゛る。片コアピン４０はその
後方端４２を型の後部又はコアピンプレート３６に取付
けてあり、コアピンは型の空所４４の全長にわたって延
びている。挿入ゲート４６を介して溶湯プラスチックを
注入し、コアピンと型空所４４の壁との間における領域
の大半に充てんしフェルールを形成する。

従来の型成形作業においては、コアピンの前端部分の支
持にインサートやブツシュ５０を使用してなかった。フ
ェルール空所５６のとぎれのある円筒面５４に対するコ
アピンの前端のファイバーコアビン部分５２の正確な半
径方向位置ならびに軸方向の方位は２つの光フアイバー
間に良好な接続を実施する上できわめて肝要な事柄であ
る。コアピンに対して高いプラスチック成形圧力がｈ）
かった場合ブツシュ５０がないと、この高圧によりコア
ピンの前部が側方に曲がり、その結果径のせばめられた
コアピン部分５２は円筒面と４４において僅かに心が外
れる。型空所の前方部分５６ｆにおかれたブツシュ５０
は、高圧によりコアピンが片側に押しやられ易いのにも
拘らずコアピンの前端を定位置に保持し、他方溶湯プラ
スチックが軸方向にほぼ自由に流れフェルール空所の重
要な前部分６ｏを充てんすることができる。

ファイバーコアピン部分５２が成形プラスチックで完全
に囲まれ、仕上がったフェルールが完全に光ファイバー
１４を囲むことが望ましい（第１図）。はがね製ブツシ
ュ５０を使用しコアピンの前方部分をピンの細径のコア
ビン部分５２の後方の位置に保持することにより、フェ
ルールの係合面を形成すべき円筒面５４にそのコアビン
部分５２を正確に整列心合わせすることができる。ブツ
シュ５０の前方端とファイバーコア部分５２との間の距
離は、部分５２にかかる側方圧力により心が外れること
のないよう比較的僅小である。前方プレート３８にはコ
アビン部分５２を受け入れる孔６２が設けられているが
、前方プレート３８は主要型部分５２と高精密にそろっ
てはいない。

スペーサリング６４が設けられブツシュ５０をフェルー
ル空所５６の最前端の一定距離後方に位置きめし、それ
によりブツシュ５０がコアピンの前方部分５２でなく大
径の中間部分６６のみを囲むのが保証される。

第４図に示すように、ブツシュ５０は３つのアーム７０
．７２及び７４を形成しており、それらの半径方向内端
７６はコアピンの中間部分６６の前部にぴったりと係合
し、その半径方向外方端７８は型空所の壁８ｏにぴった
り係合しており、それにより中間コア部分６６の前部を
フェルール空所の円筒面５４と正確に同心状に保持して
いる。

ブツシュには隣合ったアームの間に３つのスペース８２
が形成されており、そこを通して溶湯プラスチックが流
入し光ファイバーを緊密に囲みかつこれを整列すべき領
域６０を充てんする。アームの放射状外方端は結合部分
１００によりつながれ、この結合部分はアームの放射状
外方端と一緒にリング形状の外面１０２を形成している
。結合部分の半径Ｓの放射状内面５４はフェルールの円
筒状の係合面を形成している。

ブツシュ５０は、コアビ′ン係合面７６が係合面形成面
５４と正確に同心状（０，０２５，ｓ；０．００１イン
チ未満）に作られている。勿論、コアピン４０には正確
に同心状の２つの円筒部分６６．５２が形成されている
。ブツシュ５０を省略し前部プレート３８（又は前部プ
レートの位置におけるブツシュ）を用いてコアピンを保
持することも可能である。しかしながら、細い径のコア
ビン部分５２はその場合、中間のコアビン部分６６に大
きな側方圧力がかかると曲がり易く、コアビン部分５２
は円筒面５４の軸線から約１／２°以上の角度をなすこ
とになる。

光ファイバーケーブル１２には分厚なジャケット９ｏと
、薄いジャケット又は緩衝材９２と、光ファイバー１４
が含まれている。ケーブル敷設には、ケーブル端から細
いジャケットを取り去り、次に太いジャケットが裸にな
ったファイバーの後方ケーブルの一定長より取り去られ
、はがされたケーブル端が形成される。次いで、このケ
ーブルをフェルールのケーブル受け孔９５の後部開口９
４を通じて第１図に示す位置に押し込む。この位置で裸
にされた光ファイバー１４は孔の最小径部分９７におか
れ、他方緩！［９２は孔のより大径の部分９９内におか
れる。光ファイバー１４は全部入り込む寸前のフェルー
ルの前端近くの３つの開口９６の１つのそばにおかれた
時粘着剤を塗布することにより定位置に接着固定される
。開口９６を通ずる接着剤の塗布によりフェルールの内
側にそった好ましからざる個所における接着剤のたまり
の防止が容易になる。ケーブルの敷設後、ケーブルを敷
設した状態でフェルールの最前端９８は平らにラップ仕
上げすることができる。

もう１つの受けコネクタ１８は大体同様な方法で製作が
でき、５０などの如きブツシュを用い孔１０４を位置ぎ
めし雄型又は受けのコネクタの係舎内円筒面２０と正確
に同心状に裸の光ファイバー１６を保持する。

このように、本発明により、プラスチックで型成形がで
き、しかも裸の光ファイバーの軸線が、雄型又はプラグ
型コネクタのためのフェルールの外面などの如きフェル
ールのほぼくとぎれた）円筒係合面ならびに雌型又は受
けコネクタの円筒形内面の軸線とぴったりそろうように
光ファイバーの軸線を保持できるような光ファイバーケ
ーブルコネクタの製作方法及び装置が得られる。これは
、コアピンの中間部分の前端と、アームの内端と正確に
同心状の内面を有する結合部分によりつながれる放射状
外端を支持するためのインサート又はフェルールの使用
によりこれを達成することができる。これらのアームと
アームとの間にスペースが残され、そこを通して溶湯プ
ラスチックが流れ込みコアピンの小径前端をすっかり囲
みケーブルの裸の光ファイバーをぴったり受ける孔を形
成することができる。

以上、本発明の具体的な実施例について図示解説せるも
、当業者には修正及び変更なるものが容易に想到される
ものであり、従って特許請求の範囲はかかる修正及び均
等物を包含するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は光ファイバーケーブルを内部に備えたファイバ
ー光学コネクタフェルールの断面図で、雌型又は受け入
れコネクタに対する接続を鎖線にて示しており、 第２図は第１図のコネクタの正面斜視図、第３図は第１
図と第２図のコネクタを型成形するための装置の断面図
、 第４図は第３図の成形装置のフェルールの端面図である
。 １０・・・コネクタ又はフェルール、 １２・・・光ファイバーケーブル、 １４．１６・・・光ファイバー、 ２０．２２・・・コネクタ係合面、３０・・・型、４ｏ
・・・型コアピン、４４・・・型空所、５０・・・イン
サート又はブツシュ、 ５２・・・ファイバーコアピン部分、 ５４・・・とぎれた円筒面、５６・・・フェルール空所
、６ｏ・・・前部分、６２・・・孔、 ６４・・・スペーサリング、６６・・・中間部分、７０
．７２．７４・・・アーム、 ７６・・・半径方向内端、７８・・・半径方向外端、８
２・・・スペース、６０・・・領域、１００・・・結合
部分、１０２・・・リング状外面、９０・・・ジャケッ
ト、９２・・・薄いジャケット、９６・・・開口、９８
・・・フェルール最前端。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファイバー光学コネクタフェルールを、該フェル
   ールの内側が裸にされた光ファイバーケーブルの前方端
   におかれる光学ファイバーをフェルールの端部近くのほ
   ぼ円筒形の係合面と正確に同心状に保持できるよう型成
   形するための装置にして、フェルールの外周の大部分を
   画成し、大きく前方の部分を有する細長い型空所を形成
   する型と、フェルールの内側の大部分を形成するための
   細長いコアピンにして、該コアピンは前記型に取付けた
   後方端を有し、ほぼ円筒形の中間部分と光ファイバーと
   ほぼ同じサイズの小さくおとした直径の前方部分を有す
   るコアピンと、 前記型空所の前方部分内におかれ前記コアピンの前記円
   筒形の中間部分を囲むブッシュにして、該ブッシュは、
   前記コアピンを緊密に囲む放射状内方の端部と前記型内
   に緊密に受け入れられる放射状外方の端部を有する複数
   の放射状に延びるアームを有し、該アームはその放射状
   内端において角度状にへだてられ、型成形材料が貫通し
   前方に流れ前記空所の最前方部分に流入できるような隙
   間を残すブッシュを包含するファイバー光学コネクタフ
   ェルールを型成形するための装置。
2. （２）前記ブッシュは、前記アームの放射状外方の端部
   の間に延び前記アームをつなげる結合部分を有し、該結
   合部分の放射状内面は前記アームの放射状内方端と正確
   に同心状である特許請求の範囲第１項による装置。
3. （３）前記型空所の最前方端におかれ、前記型空所内に
   緊密に受け入れた外周を有し、かつ前記コアピンの前記
   減少直径の前方部分より非常に大きな直径の内面を有し
   前記コアピンを囲むスペーサリングを含み、 前記ブッシュは前記スペーサリングの後方端に衝接して
   おかれ、それにより型成形されたフェルールが光ケーブ
   ルの裸の光ファイバーを完全に囲むことができる特許請
   求の範囲第１項による装置。
4. （４）光ファイバーケーブルを受け入れるためのファイ
   バー光学コネクタフェルールにして、 前方端と後方端を有し、裸の光ファイバーを受け入れる
   ため最小直径部分を前方端に有するケーブル受け入れ孔
   を有する型成形されたフェルールを包含し、 該フェルールはその壁に複数の細溝孔を有し、それぞれ
   の細溝孔はフェルールの外側からフェルール内のケーブ
   ル受け入れ孔に延びるファイバー光学コネクタフェルー
   ル。
5. （５）前記ケーブル受け入れ孔は前記最小直径部分より
   大きな直径の中間部分を有し、前記細溝孔は前記中間孔
   部分にのみ延びる特許請求の範囲第４項によるフェルー
   ル。
6. （６）前記フェルールの最前方端は前記細溝孔を含むフ
   ェルール部分の外径より小さい外径を有し、細溝孔を形
   成した外面はとぎれた円筒面を形成し該円筒面の軸線は
   前記最小直径の孔部分の軸線に対し（１／２）°の平行
   度と０．０２５ｍｍ（０．００１インチ）の半径方向変
   位の以内で同心状である特許請求の範囲第４項によるフ
   ェルール。
7. （７）前記フェルール内の光ファイバーに端部を接した
   第２の光ファイバーを保持するための孔部分を有する受
   け具を含み、該受け具は前記フェルールの細溝孔部分を
   緊密に包囲する円筒形内面を形成し、それにより２つの
   光ファイバーを整列保持する特許請求の範囲第４項によ
   るフェルール。
8. （８）ファイバー光学コネクタフェルールを形成するた
   めの方法にして、 細長い型空所を有する射出成形型の後端に該型空所の全
   長にわたり延びるように細長いコアピンの後部を取付け
   る段階にして、該コアピンは、フェルールにより保持さ
   れるべき光ファイバーケーブルの裸のファイバーとおお
   よそ同じ直径の径をおとされた前方部分と、該コアピン
   の前方部分より後方にへだてられかつ前記前方部分より
   大きな直径を有する中間部分を有する前記段階と、リン
   グ形状の外面と少なくとも３つの放射状内方に延びるア
   ームを有するブッシュを、該アームの放射状内方の端部
   がコアピンの中間部分の前部を緊密に囲み、かつアーム
   の放射状外方端を接続するブッシュの結合部分のグルー
   プの内面が前記アームの内端と正確に同心状である中断
   された円筒を形成する状態で、前記型空所内に設ける段
   階と、 前記ブッシュの後方の位置から溶湯プラスチックを型空
   所内へ注入し、前記ブッシュのアーム間のスペースを介
   して前記プラスチックを前方に流す段階を包含するファ
   イバー光学コネクタフェルールの形成方法。