JP2659441B2 - オーバーロックミシンにおける下ルーパー糸掛け装置 - Google Patents

オーバーロックミシンにおける下ルーパー糸掛け装置

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JP2659441B2 JP1281944A JP28194489A JP2659441B2 JP 2659441 B2 JP2659441 B2 JP 2659441B2 JP 1281944 A JP1281944 A JP 1281944A JP 28194489 A JP28194489 A JP 28194489A JP 2659441 B2 JP2659441 B2 JP 2659441B2
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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    • D05B87/00Needle- or looper- threading devices
    • D05B87/02Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye

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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオーバーロックミシンにおける下ルーパー糸
掛け装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は従来のオーバーロックミシにおける下ルーパ
ー糸掛け装置を示し、1は略水平な下ルーパー、1aはこ
の氏ルーパーの一端に形成した下ルーパー糸目穴、1bは
上記下ルーパー1の他端に形成したルーパー糸通し切欠
け、1cは上記下ルーパー糸目穴1aからルーパー糸通し切
欠け1b迄延びるよう下ルーパー1に沿って形成した下ル
ーパー糸溝、2は上記下ルーパー1をその上部に有する
揺動腕、3はこの揺動腕2を揺動する下ルーパー揺動腕
軸、4aはこの下ルーパー揺動腕軸3に設けた下ルーパー
天秤、5は上記揺動腕2に固定した移動針受、7はルー
パー糸、8はフレームを示し、上記ルーパー糸7は、は
ずみ車(図示せず)を手で回して上記揺動腕2を第9図
において下ルーパー揺動腕軸3を中心に時計方向に回動
した位置で下ルーパー天秤4a,4bにかけ、その後引掛け
金具等(図示せず)によってルーパー糸7をルーパー糸
通し切欠け1bに引掛け、次いで揺動腕2を反時計方向に
回動した位置で再び引掛け金具等でルーパー糸7を引き
出し、ルーパー糸の先端を下ルーパー糸目穴1aに挿入し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように従来のオーバーロックミシンにおける下
ルーパー糸掛け装置においては下ルーパー糸掛け時、は
ずみ車で手を回して下ルーパー1を左右に移動させ、引
掛け金具等を用いてルーパー糸7を引掛け及び引き出さ
ねばならず糸掛け操作が非常に煩わしい欠点があった。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のオーバーロックミシンにおける下ルーパー糸
掛け装置は上部に下ルーパーを有する揺動腕に沿って延
びるルーパー糸掛けと、このルーパー糸掛けの上部に形
成したルーパー糸引掛け部と、ルーパー糸掛けの上部に
形成し、下ルーパーの上端基部と係合する折曲部と、上
記揺動腕の下部に固定したルーパー糸掛け台と、このル
ーパー糸掛け台にその一端を回動自在に枢支したリンク
と、このリンクの他端と上記ルーパー糸掛けの下部を回
動自在に連結する連結ピンと、上記ルーパー糸掛けの下
部に設けたスライドつまみと、このスライドつまみの軸
部が係合するよう上記ルーパー糸掛け台に形成した下方
に延びるスライド溝とよりなり、ルーパー糸掛けを下ル
ーパー先端と離隔した下方位置から下ルーパー基端に移
動する移動手段とを備えたことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明のオーバーロックミシンにおける下ルーパー糸
掛け装置においては下ルーパーにルーパー糸を掛ける時
揺動腕が下ルーパー揺動腕軸を中心に回動されて下ルー
パーがフレームから手前に引き出された後、揺動腕に相
対的にルーパー糸掛けが更に回動されてルーパー糸掛け
の先端部が更に手前下方に引き出され、ルーパー糸がル
ーパー糸引掛け部に引掛けられた後ルーパー糸掛けが元
に戻され、ルーパー糸が下ルーパー糸目穴に挿入され
る。
〔実 施 例〕
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては第1図〜第4図に示すようにルーパ
ー糸掛け9を上記揺動腕2に沿って設け、このルーパー
糸掛け9の上部にルーパー糸引掛け部9aを形成し、中間
部には下ルーパー天秤4bを設ける。
又上記揺動腕2には板状のルーパー糸掛け台10を固定
し、このルーパー糸掛け台10には第1図に示すように斜
め下方に延びる斜行部分10aとこれから延びる垂下部分1
0bから成るスライド溝10′を形成し、このスライド溝1
0′に上記ルーパー糸掛け9の下方部分に設けたスライ
ドつまみ11の軸部11aを嵌合せしめる。
更に上記ルーパー糸掛け9の下端を連結ピン12を介し
てリンク13の一端に回動自在に枢支すると共に、このリ
ンク13の他端を枢支ピン14を介して上記ルーパー糸掛け
台10に回動自在に枢支し、上記リンク13には長孔13aを
形成し、この長孔13aと下ルーパー腕3の下端間に作動
ばね15の端部を夫々連結せしめる。
尚上記作動ばね15は第1図に示す状態ではその両端部
を結ぶ直線がリンク13の枢支ピン14より上方に位置する
ためリンク13が時計方向に回動するときこれを阻止する
ように作用するが、リンク13の回動につれてその位置が
作動の死点を越えて、即ち上記作動ばね15の両端部を結
ぶ直線が上記枢支ピン14を越えて下方に変位し、第4図
の位置ではリンク13の回動を助けるように作動するもの
とする。
又ルーパー糸掛け9の上部のルーパー糸引掛け部9aは
第7図,第8図に示すようにルーパー糸7を通す切り溝
19と、この切り溝19によって区画されたルーパー糸掛け
9の上辺部20から上記切り溝19の内端19aを除いて上記
切り溝19の一側面に被さるように垂下された折れ曲がり
つの部20aとにより構成し、且つ上記上辺部20の遊端部2
0bは側方に若干折り曲げて上記切り溝19に対するルーパ
ー糸7の挿入に便ならしめる。
なお、第1図、第7図、第8図においては9bはルーパ
ー糸掛け9の上部右端に形成したコ字状の折曲部を示
し、第1図に示すように下ルーパー1の基部とルーパー
糸引掛け部9aが接した状態で第1図の点線で示すように
上記折曲部9bが下ルーパー1を挾持し、従ってルーパー
糸掛け9と下ルーパー1は一体となって揺動するように
なる。
本発明のオーバーロックミシンにおける下ルーパー糸
掛け装置は上記のような構成であるからミシンを回して
揺動腕2を下ルーパー揺動腕軸3を中心に第1図におい
て時計方向に回動した後、スライドつまみ11を押してこ
れらをスライド溝10′の斜行部分10aに沿って下方に移
動すれば、ルーパー糸掛け9の先端部は、枢支ピン14を
支点として作動ばね15に抗して第1図において下方向右
側に移動し、スライドつまみ11がスライド溝10′の垂下
部分10bに達すると作動ばね15がその作動の死点を越え
るようになり、従ってその垂下を助けるように作動して
ルーパー糸掛け9の先端部が更にフレーム8の右側に突
出し、同時に下ルーパー天秤4bも右側に移動され第4図
の状態になる。
上記のように本発明のオーバーロックミシンにおける
下ルーパー糸掛け装置においてはスライドつまみ11の僅
かな移動量でルーパー糸掛け9の先端部が大きく移動さ
れ糸掛け操作が容易となり且つ迅速に行うことが出来、
然も従来のように下ルーパーを左右に移動させ道具を用
いてルーパー糸を掛ける煩わしさがないため、作業能率
は大幅に向上する。
又ルーパー糸引掛け部9aに対してワンタッチで糸掛け
が行え、一度挿入されたルーパー糸7はつの部20aによ
って容易に脱出されないようになる。
又ルーパー糸7を掛け終わったらスライドつまみ11を
スライド溝10′に沿って作動ばね15に抗して上方に移動
せしめれば斜行部分10aに達した後は作動ばね15が再び
死点を越えスライドつまみ11の移動を助けるように作動
して基の状態に復帰し、この時ルーパー糸掛け9の先端
部は下ルーパー1の左端上面に位置され、糸掛けされた
ルーパー糸引掛け部9aの糸の出口と下ルーパー糸溝1cと
が一致する状態となるからルーパー糸7を下ルーパー糸
溝1cに沿って案内しその先端を下ルーパー糸目穴1aに貫
通せしめることによって下ルーパーの糸通しを極めて容
易に完了することが出来る。
第5図,第6図は上記スライドつまみ11とスライド溝
10′の他の例の詳細を示し、スライドつまみ11の軸部11
aの先端両側に耳部16を突出して形成し、この耳部16に
合致する側方溝部17を夫々上記スライド溝10′の両端に
形成すると共に、ルーパー糸掛け9とスライドつまみ11
の頭部11b間にばね18を介挿し、上記スライドつまみ11
がスライド溝10′の両端位置にある場合には上記耳部16
は常時スライド溝10′の側溝部17内に係合しているが、
上記ばね18に抗してスライドつまみ11をループ糸掛け台
10に相対的に押せば上記耳部16がスライド溝10′の側方
溝部17から離脱し、スライドつまみ11をスライド溝10′
に沿って移動可能となるようにする。
この実施例の作動は上記第1の実施例と同一である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明のオーバーロックミシンにおける
下ルーパー糸掛け装置によれば下記のような効果が得ら
れる。
ルーパー糸掛けの糸引掛け部がフレーム右側に突出さ
れ、糸掛け操作を容易に出来る位置に設定されるので下
ルーパーがどんな位置に於いても針,針受け等の部品に
支障なく糸掛け操作が可能である。
ルーパー糸掛けの先端にワンタッチでルーパー糸を掛
けることが出来、且つみだりに外れることがない。
ルーパー糸掛けの先端と下ルーパー天秤が一体になっ
て移動し、糸掛け操作が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオーバーロックミシンにおける下ルー
パー糸掛け装置の正面図、第2図はその側面図、第3図
は第1図のA−A線断面図、第4図はその作動状態を示
す正面図、第5図,第6図はスライドつまみの正面図及
び底面図、第7図,第8図はルーパー糸引掛け部の正面
図及び平面図、第9図は従来のオーバーロックミシンに
おける下ルーパー糸掛け装置の正面図を示す。 1……下ルーパー、1a……下ルーパー糸目穴、1b……ル
ーパー糸通し切欠け、1c……下ルーパー糸溝、2……揺
動腕、3……下ルーパー揺動腕軸、4a,4b……下ルーパ
ー天秤、5……移動針受、7……ルーパー糸、8……フ
レーム、9……ルーパー糸掛け、9a……ルーパー糸引掛
け部、10……ルーパー糸掛け台、10a……斜行部分、10b
……垂下部分、10′……スライド溝、11……スライドつ
まみ、11a……軸部、11b……頭部、12……連結ピン、13
……リンク、13a……長孔、14……枢支ピン、15……作
動ばね、16……耳部、17……側方溝部、18……ばね、19
……切り溝、19a……内端、20……上辺部、20a……つの
部、20b……遊端部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に下ルーパーを有する揺動腕に沿って
    延びるルーパー糸掛けと、 このルーパー糸掛けの上部に形成したルーパー糸引掛け
    部と、 ルーパー糸掛けの上部に形成し、下ルーパーの上端基部
    と係合する折曲部と、 上記揺動腕の下部に固定したルーパー糸掛け台と、 このルーパー糸掛け台にその一端を回動自在に枢支した
    リンクと、 このリンクの他端と上記ルーパー糸掛けの下部を回動自
    在に連結する連結ピンと、 上記ルーパー糸掛けの下部に設けたスライドつまみと、
    このスライドつまみの軸部が係合するよう上記ルーパー
    糸掛け台に形成した下方に延びるスライド溝とよりな
    り、ルーパー糸掛けを下ルーパー先端と離隔した下方位
    置から下ルーパー基端に移動する移動手段と を備えたことを特徴とするオーバーロックミシンにおけ
    る下ルーパー糸掛け装置。
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