JP2659415B2 - 反応射出成形方法 - Google Patents

反応射出成形方法

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JP2659415B2
JP2659415B2 JP63270453A JP27045388A JP2659415B2 JP 2659415 B2 JP2659415 B2 JP 2659415B2 JP 63270453 A JP63270453 A JP 63270453A JP 27045388 A JP27045388 A JP 27045388A JP 2659415 B2 JP2659415 B2 JP 2659415B2
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foam
gate
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molding
integral skin
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秀成 井口
哉緒 原田
隆次 寺本
耕造 井上
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/58Moulds
    • B29C44/581Closure devices for pour holes

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、反応射出成形方法に関し、特にインテグラ
ルスキンフォームを成形する場合の品質向上対策に関す
る。
(従来の技術) 従来より、フォーム層の外周に比較的密度の高いスキ
ン層が一体的に設けられたインテグラルスキンフォーム
を反応射出成形により成形する場合、上記フォーム層を
形成する段階で成形型内で発生したガスが発泡圧により
成形型のゲートから抜けるため、第4図に拡大詳示する
ように、成形されたインテグラルスキンフォームaの上
記ゲートに対応する部位にスキン層bが形成されず、フ
ォーム層cが露出するという問題があった。このため、
例えば特開昭61−213112号公報に開示されているよう
に、ゲートをインテグラルスキンフォームa(成形品)
の裏側に対応するように成形型に設け、上記インテグラ
ルスキンフォームaの表面に上記露出したフォーム層c
が表われないようにして見映えの向上を図ることが通常
よく行われている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、インテグラルスキンフォームで構成された
成形品が、例えば実開昭60−184774号公報に開示されて
いるように、自動車のウイング形のスポイラーである場
合、該スポイラーは外周全体が外部から見えるため、ど
うしてもスキン層から露出したフォーム層が人目に晒さ
れてしまい、見映え上好ましくないという問題があっ
た。そこで、現実には、上記露出したフォーム層部分を
塗装工程で修正してカムフラージュすることが一般に行
われているが、この修正作業が非常に煩わしいという問
題もあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、成形段階で成形型の一部を適切に
作動させることにより、インテグラルスキンフォームの
ゲートに対応する部位にも切れ目なくスキン層を形成さ
せ、これによりフォーム層の露出をなくして見映えの向
上を図るとともに、煩わしい修正作業をなくさんとする
ことにある。さらには、成形後のゲートカットを容易に
してゲート部の仕上げ処理のスムーズ化をも図らんとす
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、発
泡成形材料を成形型内に射出してインテグラルスキンフ
ォームを成形する反応射出成形方法として、まず、上記
成形型内に発泡成形材料を射出する。次いで、該成形型
のゲートの幅を狭めた状態で、上記発泡成形材料を成形
型内で発泡させることによりインテグラルスキンフォー
ムを成形するようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明方法では、発泡成形材料が
成形型内に射出された後、該成形型のゲートの幅が狭め
られ、この状態で、上記発泡成形材料が成形型内で発泡
させられてインテグラルスキンフォームが成形される。
このことから、フォーム層を形成する段階で発生した
ガスの発泡圧によるゲートからの抜けが可及的に抑制さ
れ、これにより上記インテグラルスキンフォームのゲー
トに対応する部位に切れ目なくスキン層が形成されてフ
ォーム層の露出がなくされ、よって例えば自動車のウイ
ング形のスポイラー等のように成形品の外周全体が外部
が見える場合であっても、その見映えの向上が図られる
こととなる。
また、上述の如く成形段階でフォーム層の露出がなく
されることから、成形後に手を加える必要がなくされ、
よって煩わしい修正作業がなくされることにもなる。
さらには、成形後とインテグラルスキンフォームに付
着しているゲート部は、上記成形型のゲートの幅が狭め
られていることによって薄くなされていることから、成
形後のゲートカットが容易になされて上記ゲート部の仕
上げ処理のスムーズ化が図られることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例の係る反応射出成形方法を自
動車のウイング形のスポイラーA(全体形状を第3図に
示す)の成形に適用した場合を示し、該スポイラーA
は、第2図に拡大詳示するように、ウォーム層Cの外周
に比較的密度の高いスキン層Bが一体的に設けられたイ
ンテグラルスキンフォームでもって構成されている。
上記スポイラーA(インテグラルスキンフォーム)の
成形要領を説明するに、まず、第1図(a)に示すよう
に、下型1、上型2および該上型2に僅かな距離だけ上
下動可能に設けられたスライド型3からなる成形型4を
型締めした状態で、上記下型1とスライド型3との間に
形成されたキャビティ5内に、ミキシングヘッド6で混
合したポリオールとイソシアネートとからなるウレタン
系の発泡成形材料A′をアフターミキサー7、ダムゲー
ト8およびゲート9を経て射出する。このとき、上記ス
ライド型3は、流体圧シリンダ10の収縮作動により上方
移動せしめられており、例えば該スライド型3と上記下
型1との間に形成されたゲート9の幅(上下間隔)は、
約0.6〜0.8mmに設定されている。
次いで、第1図(b)に示すように、上記スライド型
3を流体圧シリンダ10の伸張作動により下方移動させ、
上記ゲート9の幅を約0.1〜0.3mmに狭める。そして、こ
の状態で、上記成形型4のキャビティ5内の発泡成形材
料A′を成形型4の型温でもって発泡させることによ
り、フォーム層Cの外周に比較的密度の高いスキン層B
が一体的に設けられたインテグラルスキンフォーム、す
なわちスポイラーAを成形する。なお、第1図(a)お
よび第1図(b)中、11は、発泡成形材料A′を上記成
形型4のキャビティ5内に射出充填した後の余剰材料
が、射出時に巻き込んだエアと共に排出される樹脂溜り
である。
このようにして本実施例により得られたスポイラーA
は、第2図に拡大詳示するように、スキン層Bが切れ目
なく全体に亘って形成されていて、ゲート9に対応する
部位にフォーム層Cが露出することがなく、見映えの向
上を図ることができていた。このことは、上記成形型4
のゲート9の幅が狭くなされて、フォーム層Cを形成す
る段階で付製したガスの発泡圧によるゲート9からの抜
けが可及的に抑制されていることによるものである。
また、上記実施例では、上述の如く成形段階でフォー
ム層Cの露出をなくし得ることから、成形後に何ら手を
加える必要がなく、よって煩わしい修正作業をなくする
ことができる。
その後、上記成形型4を型開きした後、上記成形され
たスポイラーAを成形型4から取り出し、第3図に示す
ように、成形型4のダムゲート8およびゲート9に対応
してスポイラーAに一体的に付着形成されたダムゲート
部a1およびゲート部a2をカットして製品となす。
この際、上記スポイラーAに付着しているゲート部a2
は、上記成形型4のゲート9の幅が狭められていること
によって薄くなっていることから、ゲートカットを容易
に行い得て上記ゲート部a2の仕上げ処理のスムーズ化を
図ることができる。
なお、上記実施例では、インテグラルスキンフォーム
が自動車のスポイラーAである場合を示したが、これに
限らず、例えば他の車体構成部材や内装品は勿論のこ
と、自動車以外の他の産業分野の製品にも適用可能なこ
とはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法によれば、発泡成形
材料を成形型内に射出した後、該成形型のゲートの幅を
狭めた状態で、上記発泡成形材料を成形型内で発泡させ
ることによりインテグラルスキンフォームを成形するよ
うにするので、インテグラルスキンフォームのゲートに
対応する部位にもスキン層を切れ目なく形成させてフォ
ーム層の露出をなくし、見映えの向上を図るとともに煩
わしい修正作業をなくすことができる。さらには、成形
後のゲートカットを容易にしてゲート部の仕上げ処理の
スムーズ化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図(a)および第1
図(b)はキャビティ内の発泡成形材料を射出する前後
の段階における成形型の縦断面図、第2図はスポイラー
の要分を拡大して示す断面図、第3図はスポイラーの全
体を示す斜視図である。第4図は従来例の第2図相当図
である。 4……成形型、9……ゲート、A……スポイラー(イン
テグラルスキンフォーム)、A′……発泡成形材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 隆次 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 井上 耕造 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡成形材料を成形型内に射出してインテ
    グラルスキンフォームを成形する反応射出成形方法であ
    って、上記成形型内に発泡成形材料を射出し、次いで、
    該成形型のゲートの幅を狭めた状態で、上記発泡成形材
    料を成形型内で発泡させることによりインテグラルスキ
    ンフォームを成形することを特徴とする反応射出成形方
    法。
JP63270453A 1988-10-25 1988-10-25 反応射出成形方法 Expired - Lifetime JP2659415B2 (ja)

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